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ついに100記事達成‼ 1ヶ月に15記事を目標に書いてきました。 通常の仕事をして記事も書くことは決して楽なことではありませんでした。 だけども、書くということは、最大の自己研鑽になることを発見しました。 すごく楽しくブログを続けられることができました。 つぎは200記事を目標とし、書いていこうと思います。 こんな私のブログを読んで下さった皆様、 はてなブログの運営者に感謝を申し上げます。 阿武良
前回まで持久力について3記事を書いてきました。 まだ読んでいない方は一読下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp 今回はなぜ持久力が改善したのか? を書いていきます。 心機能の適応 まず1つ目が心機能の適応です。 持久力トレーニングを継続したことにより、 最大酸素摂取量が増大するからです。 3か月継続で15%、1年間継続で30%増大すると言われています。 なかなか厳しいですよね。 生活力である持久力をつけるには継続しないとつかないのが明確です‼ 継続できてようやく心臓が適応してくるの…
至適運動強度 皆様、たくさんアクセスいただきまして、ありがとうございます。 このブログでは、私の臨床経験を踏まえて、 知ってそうで知っていない知識、 実際に使っている知識を伝えています。 運動に関わる方、運動に興味ある方は是非参考にていただけると幸いです。 上のスライドをご覧下さい。 今回は持久力についてです。 持久力には全身持久力と筋持久力があります。 ① 全身持久力をつける至適運動強度は、 最大心拍数の70~90%もしくは最大酸素摂取量50~85%で トレーニングをすると改善すると言われています。 最大心拍数が180回の方だと、 126回の心拍数の強度で、20~30分 162回の心拍数の強…
全身持久力に影響する因子 さて、今回は全身持久力に影響する因子についてです。 市橋先生の運動療法学を参考にしています。 運動療法を学ぶ理学療法士・学生・実習生、 また運動に携わる方には必読書になっています。 まだ、お手にとっていない方は、必ず読んでみて下さいね。 むちゃくちゃ勉強になります。 運動療法学第2版 障害別アプローチの理論と実際 [ 市橋則明 ]価格:7700円(税込、送料無料) (2021/1/14時点) 楽天で購入 全身持久力に影響する因子には、 ①運動習慣のあり、なしが影響します 運動習慣がない方は開始すれば、最大酸素摂取量が50%は改善されるとしています →まぁ、そうですよね…
今回は、”臨床で持久性へのアプローチは少なすぎない”という話をします。 日常生活の中で、必要なのは、次の2択だったら、どちらでしょうか? 筋力ですか?持久力ですか? 私は、断然に持久力だと思っています。 移動のこと、歩行のことを考えると、 筋力はさほど必要としません。 むしろ、筋力は要所、要所で発揮して、弛緩してができることが望ましいので、 がんがんに筋力をつけることがマイナスの効果になることは多々あるのです。 過去記事(⇩3つの記事)をご覧ください。 kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp…
まずは、筋力増強運動の原則についてです。 筋力増強① 普段、臨床において、 目的ごとに、運動の強度を考える必要があります。 神経因子へなのか、 筋肥大させたいのか、 持久性をつけたいのか… また、運動の頻度も考える必要があります。 365日(1日9単位)のリハビリが主流になってきている世の中ですが、 本当に365日(1日9単位)をやることは 患者さんにとって大切なことなのでしょうか?これは疑問です。 とうのは、結局コストのことが一番上に来ているとつくづく感じます。 2つの病院で管理部の立場になりましたが、 どちらも言葉では、患者が主のように言うけど、コストが一番上でした。 患者さんのことや エ…
前回までは、 筋力について2つの記事にまとめてきました。 まずは、こちらをご覧下さい。⇩ kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp その上で、 今回は、術後の筋力低下はなぜ起こるかを考えていきたいと思います。 余談ですが、私、阿武は病院14年、クリニック2年目の臨床経験をしています。 臨床において、術後の患者さんを相手にする機会が多く、 やはり、筋力低下しています。 では、術後の筋力低下はなぜ起こるのでしょうか? 疼痛によるもの?→ もちろん、疼痛により筋力が発揮されないことは大きく影響すると思います。 では痛み止めを飲んで、痛みがなくなれ…
前回の記事では、 筋力は気持ち一つで一瞬で変わるよって話をしました。⇩ kenkoupt.hatenadiary.jp 今回は、筋力の機能的(質的)・形態的(量的)変化について書いていきます。 まずは、下のスライドをご覧下さい。 筋力の機能的・形態的変化 この図は、 縦軸が最大筋力に対する貢献度、 横軸がトレーニング期間です。 グラフの太い線が筋肥大、細い線が神経性要因です。 この図からわかることは、 トレーニング初期には機能的側面(質的)である神経性要因が発揮し、筋肥大はまだ起こりません。 トレーニング8週目くらいから形態的側面(量的)である筋肥大が起こっていきます。 だから、 普段の臨床・…
我々は臨床の評価で頻繁に筋力測定をします。 測定方法は、徒手で行える簡便なMMTや、 全身の筋力を反映するとされている握力計があります。 そして最近では、 HHD(ハンドヘルドダイナモメータ)で客観的に行う方法が主流になってきています。 でも、この筋力の測定結果って どんな数値なのでしょうか? 筋力測定結果は? 臨床上、測定結果がすぐに変わってしまった経験がある方はいませんか? そうです。 これらの測定方法で出た結果は、 測定時に”筋”を収縮させて発揮された結果であり、 ”筋そのもの”を評価しているものではないからです。 瞬間で変わります。 瞬間で変わる 例えば、 筋力測定をした時から1時間の…
皆様、自分の動作を思い出してみて下さい。 普段、動きに関して何を教わったわけでもないけど、動いていることがほとんどです。 自分の動きやすいように、動いています。 慣れの動きしかしません。 その動きは、無意識で行っていることばかりです。 例えば、 寝る姿勢…仰向け、うつ伏せ、横向き・下肢屈曲位… 起き上がる向き…右、左、真っすぐ、下向き… 座る姿勢… 立ち上がり方… 歩き始め…右足から、左足から… 階段手前の踏切…ギリギリ、少し手前、少し超す… 階段の昇り…右足から、左足から、手すりに摑まる… 階段の下り…右足から、左足から、手すりに摑まる… 靴を履くのは…右から、左から … 言い出したら切りが…
前回、順応するパフォーマンスは内旋・脱力型であるという記事を書きました。 これはイチロー選手のバッティングの動作分析から分かります。 詳細は前回記事をご覧ください。⇩ kenkoupt.hatenadiary.jp で、今回は”力のパフォーマンスは外旋・筋力型”をお伝えしていきます。 こちらのバッティング動作をご覧ください。 ボンズ スライドの写真は、 ボンズ選手です。 ⇩Wikipediaの情報です。 バリー・ラマー・ボンズ(Barry Lamar Bonds, 1964年7月24日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身の元プロ野球選手(外野手)・コーチ。左投左打。 ML…
前回まで、歩行は脱力から始まり、力強さは必要ないとお伝えしてきました。 で、本日からはパフォーマンスについて書いていきます。 上のスライドをご覧ください。 スライドの写真は、 今や知らない人はいない、 世界的に偉大な野球選手である イチロー選手のバッティング動作です。(オリックス時代) 振り子打法です。 ここで、 イチロー選手の振り子打法を思い出して下さい。 上肢も下肢も内旋でしっかりとためて重心を後方下肢へもっていき、(内側に絞って) あとはタイミングに合わせて、脱力してボールをとらえます。 ポイントは力強さがなくてもいいわけです。 これが内旋・脱力型なのです。 イチロー選手は様々な球にも対…
前回の記事では、 歩行困難は筋力低下が最もな原因なのかを書きました。 ⇩ご参照下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp 確かに筋力は必要だが、意識的な力強さの筋力ではなく、 無意識的に使える柔らかく、柔軟な対応ができる筋力は必要です。 では、本日は歩行の動きについて書いていこうと思います。 こちらのスライドをご覧ください。 歩行は脱力から始まる まずは、 骨盤前傾・腰椎前彎をキープし、 下肢の支持力(床反力)が無意識的に働くことが大切です。 その上で、立位保持で静止している身体を、 前方へ動かすには力が、ガチガチに入っていては動けません。 静止している身体を動かすには、 床に接…
唐突ですが、 一般的に歩行困難の問題は何か…との問いに対し、 最も多く原因として挙げられるものに、筋力低下があります。 日常でも、 ふらふらしてるとか、転んだとか、骨折したと聞くと、 自分の力がなくなったからかな… こうやって思い込むことがほとんどです! また、医師の診察でも、 だいたい、力がないんだね。 力をつけましょうと言われることがほとんどです。 けど、考えてみて下さい。 本当に筋力低下が最もな原因なのでしょうか? まず歩行って、それほど筋力はいるのでしょうか? 考えてみてください。 我々は、生命が誕生してから、 1年足らずで自然に歩き出します。 乳幼児のころは骨も不完全で、 筋力なんて…
過去2記事では、 二足直立歩行をするには、 腰椎前彎・骨盤前傾が最重要であり、 そのためには腸腰筋(大腰筋)と多裂筋が大切ですよというお話をしてきました。 詳細は過去記事をご覧ください。⇩ kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp さて、本日は腸腰筋(大腰筋)を鍛えるためには、 腸腰筋(大腰筋)を活性化するためには、 どうすれば良いかを書いていきたいと思います。 四股のすすめ 上の写真はご存じの通り大横綱の白鵬関です。 すごくきれいで、迫力がありますね。 やはり強い力士は、格好から違います。 この四股が腸腰筋の強化に有効なのです。 写真の中…
今回は、前回の記事を続きです。(前回記事⇩) kenkoupt.hatenadiary.jp 二足直立歩行は直立(支持)していないといけません。 だけど、直立(支持)できて歩行できている方はあまりいないように思います。 なにかしら、前傾している方や円背の方が多い気がします。 では、直立(支持)するには、どうしたら良かったでしょうか? 上のスライドのように、 骨盤前傾・腰椎前彎を保てることが最重要 となります そのために大腰筋と多裂筋を強化する 強化するだけではなく、 日常生活で使える筋肉にすることが大切であります だから、生活の中で姿勢・動作に注意する必要があります ところで、骨盤前傾・腰椎前…
我々、人間は、移動手段として歩行を獲得しました。 歩行と言っても、二足直立歩行です。 二本の足で直立(支持)して歩くのです。 これができるのは人間だけです。 器用なサルだったり、練習したクマなどは、できることがあります。 しかし、直立(支持)はしていません。 また、人間でも前傾姿勢になっていて、 直立(支持)していないことが多くみられます。 これは、重力に耐えきれなくなっている現象だと思っています。(物は下に落ちる) その原因は、 ①歩行は前方に進むことや、座位での前方作業の機会が多いこと ②単に、脊椎や骨盤・股関節の運動自体が、屈曲(前方)可動域の方が大きく、伸展(後方)可動域は小さいこと …
ゆらゆら 人間の身体のほとんどが水です。 目安ですが、成人では体重の60~70%が水分となっています。 (胎児は90%、新生児は85%、高齢者は50%) 思ったよりも水分は多くないですか? 身体の中は水分が多いということは、 身体はゆらゆらと柔らかくないといけません。 そう思いませんか? 逆に言ってみれば、身体が固い人は、 身体の水分の量が減っているのかもしれません。 身体の水分の量が減ると、 肌、目、口の感想、骨や関節の弱化 内臓機能の低下、脳の機能退化が見られたりすると言われています。 また、血液中の水分が減ると、 心筋梗塞と脳梗塞へもひろがると言われています。 ところで、身体の水分はどこ…
見ようとしてはダメ!視覚野で感覚的に入れると身体が勝手に動く!
技術も、知識も、運動も 見ようとしてはスキルは上がらない というお話しをします。 自分の経験を思い出してみてください。 一つ目の例です。 学校の授業のことですが、 先生が書いた字を、見て、ノートに写す作業をしたとします。 これって、頭に入っていますか? 見よう見ようとしても、頭には入りませんよね。 一方、先生の話を聞き、思ったことをノートに書き移してみて下さい。 結構、頭に入ってくるものです。 二つ目の例です。 カフェで本を読み、勉強をしているとします。 隣の人が話している場合、そちらに気を取られて集中できないことがあります。 また、音楽を聴きながら勉強していると、 音楽ばかりを覚えてしまい、…
実際に体験しないとわからない 理学療法士は解剖学を学習し、 臨床上は解剖学を武器とし理学療法を行っています。 理学療法士にとって、解剖学を知ることは必須となります。 解剖学はご遺体の解剖であり、場所や形は走行は分かります。 また、運動解剖学では筋や骨、神経、靭帯を触診でき、 運動時の変化をとらえることができます。 しかし、解剖学、解剖運動学では分かり得ないことがあります。 それは、 動かす感じ方。動かされた感じ方、触られた感じ方、…感じ方は、 一人一人違うということ。 まともな体の使い方、正常な体の使い方は誰一人と知らないこと。 誰一人と統一性はないこと。 ということです。 感じ方は人それぞれ…
動作改善には、統計でなく、一人のための気づきを大切にしよう!
統計 統計は凄く便利であり、 正当性、信頼性には欠かすことのできないツールです。 しかし、我々、理学療法士が動作の改善や、痛みの改善をさせたい場面では、 例え、研究報告、論文により正当化されていたとしても、 当てはまらないことが多々みられます。 それは、そこに行き着くまでの、 その人の生き方、動き方、個性はみんな全く違うからです。 同じ場所の痛みでも、動き方が違うので、アプローチは変わってきます。 だから、統計も大事だけども、 一人の気づきを最も大事にして、 臨床に入りましょう! 気づかせるツール、実践するツールを良いところで、使えるかが最も大切‼
私自身は昨年は4つの学会発表をさせていただきました。 科学ってなんだ?って話を本当に簡単にしていきます 科学scienceはギリシャ文明の哲学から生まれました 日々の生活での疑問、質問、思うこと…謎、 日々の臨床での疑問、質問、思うこと…謎 が、本当にこうであるかを考え、統計を用い、結論付けることで 本当にこうだと言えるようにします つまり、日々のことや臨床が先を走っていることが大部分なわけです だから、 誰しもが、暮らしている中で、 何で?こうなるんだろう。 何で?こうなることが多いんだろう。 研究でこう言われているけど、臨床では当てはまらないな。 こういうことがわかったら、根拠あるアプロー…
理学療法士、介護福祉士、看護師… 介助・介護の現場で、よく使用するのが”てこの原理”であるが、 我々が学習した”てこの原理”は実際に使えるのか?を考えてみよう。 我々の教育課程で習った”てこの原理”は、 下のスライドだ。 無知 てこ 図のように、 腕木に厚みなし たわない 支点は点 G1、G"の物体の高さは同じ 体積0 と定義した”てこの原理”である こんな状況は現実にはありえないのである‼ 実際には、下のスライドである。 無知 てこ② 腕木に厚みがあり、同じ厚みではない しかも、腕木はたわむ可能性もある 支点は点ではない 腕木が動くと、支点もどんどん動く 体積は0ではない このように現実の”…
まず前回の記事をご覧下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp その上で、 今回は、理学療法士は患者に気づかせるアプローチをしてほしいというお話をしていきます。 まずこちらのスライドをご覧ください。 患者自身が感じることが大事 我々、人間は無知であります。 というのも、動きのことで言うと、 産まれてから、寝返り、四つ這い、立位、立ち上がり、歩行… 何一つ、やり方を教わることなく、知ることなく、成長していきます 結論、動きの事なんて、誰も知らないのです 自分自身のこともわからないのです 確かになぁーと思いました なのに理学療法士は、その人のことを分かっているかのように、 正常歩行と…
実習生や新人の担当をさせていただく機会が増えました。 近年、実習のあり方も改訂されるようになり、 レポートやデイリーの廃止、 自宅での学習は1週間で5時間まで(つまり1日1時間まで) と大幅に変わりました。 これはこれで良いとは思います。 ただ、これ以前に私が思うことは、 自分なりの考察力が低下するのと同時に 臨床力は極端に落ちてきているなと思います。 最近は私の学生時代、新人時代と比べ、 書籍・文献の数が膨大に増加しており、 それらの質も上がっています。 ただ、その反面、書籍・文献に頼りすぎていて、 まず、自分で覚えようとしなかったり、 どうしてもその枠組みから変化させることが できなくなっ…
まずは、下の2つの記事をご覧下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp 術後には疼痛が出現します 安静時疼痛、体動時疼痛、支持時疼痛… 疼痛の原因は、 炎症によるもの 術創部によるもの 組織の修復によるもの… で、その疼痛は強いと、離床が遅れます 離床が遅れると、いいことはありません(上記事参照下さい) だから、疼痛を抑えるために オピオイドを用い、疼痛管理を行います 疼痛は個人差が大きいので、 PCAにて自己調整を行います 徐々にオピオイドにより、疼痛は弱まって、 リハビリが開始できるようになります よし、 ようやく積極的にリハビ…
画像はPTAです。 今回の記事では全く関係ありません(笑) 今回はPCAについて書いていきます。 PCAと聞いて、答えられる方いますか? 意外の意外に、答えられない方が多いのではないでしょうか? まずは前回書いた記事を見てから、今回の記事を読んで下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp ここの最後で、 臨床上思うことは、 術後の疼痛は個人差が大きいため、 鎮痛薬の必要量には個人差がある!!ということです。 では、どっやってその個人差を埋めているでしょうか? そこで出てきたのが、 PCAです!! 自己調整鎮痛法です。 痛みは患者自身しかわからないため、 患者が必要時に操作し、投与…
手術後の疼痛について簡単に書いていこうと思います。 大腿骨頸部骨折術後、腰部脊柱管狭窄症術後、変形性膝関節症術後… 今回は整形疾患の術後について書いていきます。 手術後には疼痛があります。 どんな疼痛なのでしょうか? こちらをご覧下さい。 術後の疼痛① 手術日を0病日とします 0病日~5病日までには、 安静時痛:組織損傷、炎症によるものの痛みが続きます また、 体動時痛:勝負が動くことによる痛みが続きます いずれも組織の修復のための痛みと考えていただければ良いでしょう そして、 5病日~数日は、 体動時痛が安静時痛消失後も数日間続きます この疼痛が強く、長く続くと離床遅延し、活動量も減少するた…
前々回までは 脊柱管狭窄症の治療と検査について書きました。 触り程度で、わかりやすいように書いたので、 物足りなさもあるかもしれませんが、 臨床ではこの程度知っていれば良いと思います。 では、本日は、 腰部脊柱管狭窄症の鑑別 および理学療法についてのエビデンスについて 書いていこうと思います。 脊柱管狭窄症はどんな症状があるのが特徴でしょうか? 鑑別するのはどうすれば良いでしょうか? そうです。 脊柱管狭窄症① 座っていれば痛みを感じません。 腰をかがめると痛みは改善します。 そして、歩行時に開始痛が増強します。 これが主です。 歩行時に下肢痛が増強しなければ、腰部脊柱管狭窄症の可能性は低いと…
ちょっと一休み。 ここで記憶力・学習効果を高めるには…という話しをします。 こちらのスライドをご覧ください。 エビングハウスの忘却曲線 これは、有名な研究結果です。 エビングハウスの忘却曲線といいます。 すごく興味深くて、おもしろいグラフだと思いますので、 皆様もご参考にしていただければと思います。 縦軸を覚えている%パーセンテージで、 横軸を学習後の日数としています。 学習してから20分後には、42%忘れており、 1時間後には56%忘れています。 これすごくないですか? 1時間で半分は忘れているのです。 自分のことを振り返ってみると、確かに、忘れているな… 半分も身になっていないな… 1日後…