子供の頃、しゃっくりが止まらなくなった経験はありませんか? 子供に限らず、大人になり、泣くことがあり、しゃっくりが止まらなくなった経験はありませんか? そんなしゃっくりを止める方法について考えていこうと思います。 私は理学療法士であり、普段、臨床で呼吸器の障害の患者さんを担当しています。 この呼吸器への知識・技術を日常生活(普段)で使わなければ、損だと思います。 理学療法士によくあるのが、病院から出たら、普通の人。 私はこれが、すごく嫌でした。 病院で入院した患者さんしか相手できない弱さ。 医師がいないと患者さんを相手できない弱さ。 家族や身の回りで起こる、腰痛、膝痛、靭帯損傷、姿勢の悪さ、歩…
皆様、ボレーシュートをしたことありますか? あると答えた方は思い出してみてください。 ないと答えた方はイメージしてみてください。 ボレーシュートは、 ボールの重心を感知し、自分の重心を整える必要があります。 バッティングは、 ボールの重心を感知し、自分の重心を整える必要があります。 また、バットの重さ、重心を感知し、利用する必要もあります。 さて、 ”ボール重心を感知し、自分の重心を整える”と、 簡単に言いましたが、 これは簡単なものではありません。 頭で考えてできるものではありません。 頭で考えないで、感覚的に何回も練習すると、 身体が覚えてくれるものです。 ボディイメージ、ボディスキーマを…
さて、今回はなんだかんだ大事な機能である、バランスについてです。 現在、私はクリニックに勤めているのですが、 整形疾患でリハビリテーションの対象となった患者さんのほとんどが バランスが悪いのです。 逆に言うのならば、 バランスが悪いから整形疾患になりやすいと言っても過言ではないくらい多いのです。 これは大人、高齢者だけの話ではありません。 ロコモ・フレイルだけの話でもありません。 子供もです。 で、そのバランスを向上させるのは、 簡単ではありません。 なぜなら、前回お伝えしたように、 様々な情報を頭頂葉で統合して行う機能だからです。 kenkoupt.hatenadiary.jp そして、統合…
運動…動作…日常生活は、 ほとんど無意識的に行われていることが多いです。 いわゆるボディスキーマ。 ボディスキーマについては過去の記事をご覧ください。⇩ kenkoupt.hatenadiary.jp なるほど! 無意識で行っていることは分かりました。 けど、どのようにして無意識で動作をとっているのでしょうか? 頭の中をみてみましょう。(下のスライドをご参照下さい) 頭の家には脳(大脳)があります。 いわゆる脳みそです。 脳みそには”しわ”があります。 その”しわ”には境界があります。 頭の前の方には”前頭葉” 頭の外側には”側頭葉” 頭の後ろには”後頭葉” 頭のてっぺんには”頭頂葉” この4…
皆様、上のスライドのように 相手のあくびを見ていたら、自分もしてしまったことありませんか? ほとんどの方が”ある”と答えると思います。 これはミラーニューロンが働くからです 相手を自分に移してしまう、置き換えてしまうニューロンです つまり、相手のことを、よく見ることで 自分に置き換えることができるのです だから、 スポーツでいうのならば、 できる人のプレーをみることは脳を活性化することになりますし、 勉強でいうのならば、 できる人の勉強のやり方をみることでも脳の活性化ができます 一番、ミラーニューロンが働いているいるな…と感じる場面は、 子供です 子供は親の事をしっかりと映し出してくれます 親…
最近、つくづく思います。 数値目標をクリアするかの評価は楽だなって!! 理学療法士の臨床場面をのぞいてみましょう。 評価内容をみてみると、 MMT 膝伸展2 屈曲4 膝ROM 屈曲100度 伸展-15度 TUG(Timed up & Go test) 16秒24 10m歩行 21秒23 こんな風に記載されています。 これって客観的で一見、良いように思います。 だけど、大事なことは数値ではないと思いませんか? 大事なことは数値ではなくて、 なんでその数値になっているか!!です。 どうして筋力がMMT2なんだろう? どうしてROMが膝屈曲100度なんだろう? どうしてTUGが16秒なんだろう? →…
痛みは冷やすとなぜ消えるを簡単にスライドにまとめました。 1枚のスライドです。 痛みは情報伝達が遅い神経線維を介し、脳へ伝わります。 冷たさは情報伝達が速い神経線維を介し、脳へ伝わります。 だから、痛みよりも冷たさの方が感じる!! スポーツやっている人 とにかく急性の痛みにはアイシングですよ 炎症所見がある時はアイシング これ覚えておいてください!! 短いですが、 意外に知らない人が多いので、まとまておきました!!
皆様、自分の生活を考えてみて下さい。 意識して行っている動作ってどれくらいありますか? 朝目覚めて→どうやって起きようとか、左右どうちらに起きようとか… 歩く→どっちの脚から出そうとか、カーペットを跨ぐために脚を挙げようとか… 御飯食べる→どっちの手で食べようとか、口元にどうやって運ぼうとか… 靴を履く→左右どちらから履こうとか、指は曲げて足首は曲げてとか… 全部、無意識で行ってますよね。 これらを意識して行っているならば、生活が、動きが一杯一杯なんだと思います。 そこで重要なのが、 ボディイメージとボディースキマです。 ボディイメージ まず、ボディイメージは自分の身体について、 学習(経験)…
皆様、ペリパーソナルスペースという言葉を聞いたことがありますか? 我々、理学療法士にとって、ペリパーソナルスペースが大変重要になってきます。 ご存じない方は、お付き合い下さい。 下のスライドをご覧下さい。 ペリパーソナルスペース peripersonal space ペリパーソナルスペース (上図の青のスペース)は、 身体を取り巻く、腕が届く範囲のこの目に見えない空間体積であります。 また、バットや車、帽子などを身に着けた時は、 それが身体の一部となるため、その先までがペリパーソナルスペースとなります。 日常で歩いている時、無意識に足の下の石をまたいだり、よけたりしています。 脳は常に空間をモ…
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