新書大賞2022大賞受賞作品 2021年刊行。筆者の小島庸平(こじまようへい)は1982年生まれの経済史学者。東京大学経済学研究科の准教授。 本書は2021年の2021年度の第43回サントリー学芸賞を受賞。更に、2020年12月~2021年11月に刊行された新書を対象とした「新書大賞2022」にて、第一位の大賞に輝いた作品である。 この書籍から得られること サラ金業界がいかにして始まり、いかにして壊滅させられたがわかる 戦前からの消費者向け金融の歴史がわかる 内容はこんな感じ 1990年代に全盛を極めた消費者金融業界。日本経済史の中でも特異な地位を占めたこの業界はいかにして生まれ、そして衰退し…