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ビジネス書、新書、実用書等の感想をお届けします。
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ぬぬにさんの新着記事

1件〜30件

  • 東京郊外の実家を処分するまでに読んだお役立ち本16冊 片づけ方、空き家リスク、売却ノウハウ

    実家の家と土地を売却 私事で恐縮だが、一昨年実家の家と土地を売却した(今にして思えばコロナ禍の前に売れてよかった)。 わたしは進学時に実家を出て久しく、生活基盤は東京にある。実家近郊に住む妹も結婚後は、新居を購入してしまっている。父が死んで十余年、母が死んで三年。誰も住まない家を放っておいても仕方がないので、思い出多き実家を手放すことに決めたわけである。 実家の整理、売却にあたり、何事もカタチから入るわたしは、まずは最低限の知識を身につけねば!ということで、手あたり次第に本を読みまくった。 今回、三つのポイントに沿って、東京郊外の実家を処分するまでに読んだ「お役立ち本16冊」をご紹介していきた…

  • 『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』服部正也 46歳で超赤字国家の経済を再建した日本人がいた

    50年売れ続けているロングセラー オリジナル版の『ルワンダ中央銀行総裁日記』は1972年刊行。同年の毎日出版文化賞の文学・芸術部門を受賞している。およそ、半世紀前。かなり昔に刊行された中公新書である。 2009年に新章が追加された「増補版」が登場し、2021年時点で13版まで売れているという人気の一冊である。NHKの記事によると累計14万部のロングセラーになっている。 この本で得られること 組織を生かすも殺すも、結局は「人」次第 途上国支援の在り方について学ぶことが出来る 内容はこんな感じ 1965年。46歳の服部正也はアフリカ、ルワンダの中央銀行総裁に任命され現地へと赴く。世界最貧国。超赤字…

  • 『日本語アカデミックライティング』で客観的で学術的な文章の書き方を学ぶ

    放送大学の『日本語アカデミックライティング』が面白かったので紹介したい! 以前にも書いたが2021年の4月から通信制の教育機関である放送大学に、選科履修生として入学している。コロナ禍でどうしても自宅で過ごす時間が増えたので、少し真面目に勉強をしてみようかと思ったのだ。 先日、一学期が終了したところだが、履修していた科目の中でも『日本語アカデミックライティング』の内容が素晴らしかったので、同講座のテキストをご紹介しつつ、授業内容についても触れておきたい。 放送大学のテキスト(教科書、放送大学的には印刷教材と呼ぶ)は、全て市販されている。放送大学の学生でなくても購入できるところが魅力である。大きな…

  • 『幕末単身赴任 下級武士の食日記』青木直己 食レポ日記から幕末の江戸を知る

    幕末の世相を「食」から読み解く 2005年の刊行。最初はNHK出版の生活人新書からの登場であった。 筆者の青木直己(あおきなおみ)は1954年生まれ。有名和菓子店虎屋の研究部門、虎屋文庫で和菓子に関する調査、研究に従事されていた方。虎屋クラスの企業になると、そんな研究部署があるのか。凄いな。 虎屋は既に定年で退職されており、現在は「日本菓子専門学校、東京学芸大学、立正大学などで非常勤講師をする他、時代劇ドラマなどの考証を行なう」とある。 幕末単身赴任 下級武士の食日記 (生活人新書) 作者:青木 直己 NHK出版 Amazon ちくま文庫版は2016年に刊行されている。文庫版は「増補版」と銘打…

  • 『町田忍の昭和遺産100』町田忍 個人的な昭和遺産写真も公開!

    町田忍、昭和研究50年の集大成 2021年刊行。筆者の町田忍(まちだしのぶ)は1950年生まれ。警察官から転身して、庶民文化研究所を設立。近現代の庶民文化研究家として知られる人物。昭和レトロ系などの「なつかし」系のガジェットについて多くの著作を上梓している。 『町田忍の昭和遺産100』は、産業経済新聞社発行の「夕刊フジ」に2015年から2017年にかけて126回掲載された『町田忍認定 昭和遺産』から100本をセレクトし、加筆修正した上で単行本化したものである。 この本で得られること 懐かしい昭和の遺産を振り返ることが出来る 昭和の庶民文化に親しむことが出来る 内容はこんな感じ 昭和時代を彩った…

  • 『キリスト教と音楽』金澤正剛 ヨーロッパ音楽の源流をたずねて

    キリスト教と音楽の関係を知る 2007年刊行。筆者の金澤正剛(かなざわ まさかた)は1934年生まれの音楽学者、音楽史研究家。国際基督教大学名誉教授の名誉教授。ルネサンス期の音楽史を主要な研究分野とされている方で、その筋では大御所、権威といっても良い方。 本書は金澤正剛が各媒体に発表したエッセイや解説文を元に単行本化したものである。 この本で得られること 西洋音楽とキリスト教の関係について知ることが出来る 西洋の宗教音楽について詳しくなることが出来る 内容はこんな感じ 世界に広く浸透し、国際的なスタンダードとなった西洋音楽。その根底に流れるキリスト教の影響の強さは計り知れない。キリスト教はいか…

  • 『インターネットというリアル』岡嶋裕史 「みんな違ってみんないい」に人は耐えられない

    現実と融合したネット社会を読み解く 2021年刊行。筆者の岡嶋裕史(おかじま ゆうし)は1972年生まれの情報学研究者で、現在は中央大学国際情報学部の教授職にある人物である。 本書は講談社のオンライン誌「クーリエ・ジャポン」、光文社のウェブメディア「本がすき」、中央大学出版部の『アジア的融和共生思想の可能性』などに掲載されていた作品をまとめたもの。 情報学についての著作が数多くあるが、『ジオン軍の失敗』のようなサブカルチャー方面の著作も上梓しており、オタク方面の知識も相応に備えた人物であることが伺える。 機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の失敗 U.C.0079 (角川コミックス…

  • 『消えたマンガ家 アッパー系の巻』大泉実成 「他の世界」へ行ってしまったマンガ家たち

    消えたマンガ家のその後を追うシリーズ二作目 2000年刊行。元々は太田出版から96~97年に発売されていた『消えたマンガ家1・2・3』を文庫化にあたり加筆修正、更に『クイックジャパン』誌に掲載されていた「鳥山明」篇を追加収録したもの。 同じ作者による姉妹編として、『消えたマンガ家 ダウナー系の巻』がある。そちらの感想は以前に書いたので以下をご参照のほどを。 内容はこんな感じ かつて一世を風靡しながらもいつしか表舞台から消え去っていったマンガ家たち。日本マンガ界死屍累々の歴史の中から埋もれていった作家たちを掘り起していく迫真のドキュメント。本書では圧倒的な絶頂を極めた後に自己崩壊を遂げていった八…

  • 『小屋 働く建築』中里和一・安藤邦博・宇江敏勝 LIXILギャラリーが無くなって悲しい!

    生活に根差した小屋の記録 1999年刊行。本書は三名の共著となっている。中里和一(なかざとかつひと)は1956年生まれの写真家。安藤邦博(あんどうくにひろ)は1948年生まれの建設家。宇江敏勝は1937年生まれのエッセイスト、林業家。 内容はこんな感じ 都市化が進み、日本の原風景とも言うべき懐かしい景観は次々と失われていく。伝統的な建物が開発の波の中で消えていく中で、未だ人間の手の温もりを留める数少ない建造物が小屋だ。実用本位に制作者の心の赴くままに造られた小屋の数々。作業のための実用施設、古来からの日本の小屋の系譜を紐解きながらその魅力に迫る。 INAXギャラリーを知っているか? INAXギ…

  • 『土葬の村』高橋繁行 滅びゆく弔いの習慣

    筆者は死と弔いに豊富な知見を持つ 2021年刊行。筆者の高橋繁行(たかはししげゆき)は1954年生まれのルポライター。『ドキュメント現代お葬式事情』『葬祭の日本史』など、人間の死、葬式、葬祭儀礼に関連した著作を何冊か他にも上梓している。 この本で得られること 日本の土葬文化について知ることができる 失われてしまった不思議な葬祭習慣について知ることができる 内容はこんな感じ かつては日本全国、どこでもあたりまえに行われていた土葬。しかし戦後、急速な火葬化が進行する。どうして土葬は廃れ、火葬に置き換わっていったのか。平成、令和に入っても、未だ土葬の習慣が残る地域を取材。30年にわたって土葬の習俗を…

  • 『日本の偽書』藤原明 荒唐無稽なものに人は魅せられる

    六冊の偽書をとりあげる 2004年刊行。筆者の藤原明(ふじわらあきら)は1958年生まれのノンフィクションライター。古今有名な六つの偽書を題材に、怪しげな文献が制作者の意図すらも越えていつのまにか一人歩きしていく謎について、新書のボリュームでコンパクトにまとめた一冊。 2019年には河出文庫版が登場。現在読むならこちらの方かな。 日本の偽書 (河出文庫) [ 藤原 明 ] 楽天で購入 内容はこんな感じ 偽書は何故人々の心を惹き付けて止まないのか。記紀以前の書として古くから喧伝されてきた、「上記(うえつふみ)」「竹内文献(たけうちぶんけん)」「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」「秀真伝(ほ…

  • 『消えたマンガ家 ダウナー系の巻』大泉実成 マンガ界の深淵を覗き込む

    マンガ界の闇の部分を垣間見ることの出来る一冊 2000年刊行。元々は太田出版から1996~97年に発売されていた『消えたマンガ家1・3』を文庫化にあたり加筆修正、更に『クイックジャパン』誌に掲載されていた「ねこぢる」篇を追加収録したもの。 内容はこんな感じ かつて一世を風靡しながらもいつしか表舞台から消え去っていったマンガ家たち。日本マンガ界死屍累々の歴史の中から埋もれていった作家たちを掘り起していく迫真のドキュメント。本書では出版界の圧力の中で消されていった八名の作家(ちばあきお/山田花子/鴨川つばめ/阿部慎一/中本繁/冨樫義博/内田善美/ねこぢる)を取り上げる。 マンガ家たちが「消えていく…

  • 『人は話し方が9割』永松 茂久 話し方の基本は「共感と寄り添い」

    2020年年間ランキング1位のビジネス書 2019年刊行。筆者の永松 茂久(ながまつしげひさ)は1974年生まれ。サラリーマンからたこ焼き屋に転身。これが見事に成功し、数多くの飲食店を展開。その過程で、多数のビジネス書、自己啓発書を世に送り出している人物である。 本書は2020年年間ランキング1位(日販・ビジネス書/TSUTAYA・書籍総合)、さらに 2021年上半期ビジネス書ランキング1位(日販、トーハン)。「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」で特別賞を受賞している。 「〇〇が9割」というタイトルは、2013年の佐々木圭一『伝え方が9割』あたりから使われるようになったと思うのだけど、す…

  • 『文系AI人材になる』野口竜司 AIはやがて誰もが使えるツールになる

    「文系AI人材」になるためには? 2020年刊行。筆者の野口竜司(のぐちりゅうじ)はZOZOTOWNの開発を担当している子会社ZOZOテクノロジーズにてVP of AI driven businessを務める。 本書の他に、『管理職はいらない AI時代のシン・キャリア』『A/Bテストの教科書』『Live! ECサイトカイゼン講座』などの著作がある。 この本で得られること AIは人の仕事を奪うが、AIによって生まれる仕事もある AIに出来ることは何なのか学べる 文系AI人材になる方法 内容はこんな感じ AIとは何なのか?何が出来るのか?文系でもAI人材になれるの?英数国理社×AI時代に対応した、…

  • 『中世・ルネサンスの音楽』皆川達夫 国内最初期の古楽ガイドブック

    皆川達夫先生がなくなられて一年 別ブログの方で軽く触れたが、わたしは高校時代から合唱を続けている人間だったりする。合唱の世界では、皆川先生と言えば業界の大重鎮のひとりであった。最初にお姿を拝見したのは、立教グリー男声の定期演奏会だったように記憶している。 直接ご指導いただいた機会はないものの、コンクールやイベント等で審査して頂いたり、指導されている団体(中世音楽研究会)の演奏を聞かせて頂いたりと、勝手に身近に感じさせていただいた先生だ。「夏がきた」のカノンは皆川先生に教えていただいたようなものである。 本日ご紹介する『中世・ルネサンスの音楽』は、皆川先生による音楽ガイドブックである。 おススメ…

  • 『書評の仕事』印南敦史 読者のニーズに応え、的確な要約を書く技術とは?

    書評ブログで何を書いていいかわからないあなたへ ブログで主として書評を書かれている皆さま(わたしのことである)。思ったような文章が書けているだろうか。そして狙ったような反応は得られているだろうか。何を書いていいのか分からない。書いても全く読まれない。検索順位も上がらない。そんな方は多いのではないだろうか。 当ブログもかれこれ運営開始から一年となるが、別ブログ(小説感想ブログ)ほどの手ごたえは得られていない。このブログは非小説系の新書、ビジネス書等を専門に運営しているのだが、小説の感想とは明らかに違うベクトルの書き方が必要なのではないかと痛感している。 そろそろ方向修正が必要だなと感じていた時、…

  • 『30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方』 マンションを買うなら中古派のあなたに

    マンションを買うなら中古だと思っている方向け 新築マンション価格の高止まりが続いている。2020年の首都圏マンションの平均価格はなんと6,083万円!(首都圏マンション市場動向―2020年まとめー[PDF]より)。こうなるとなかなか一般人は手が出ない。 そこで、考えたいのが中古マンションの購入である。どれほど素敵で立派な新築マンションでも、ひとたび人手にわたるだけでその価値は下がる。 長年賃貸住宅暮らしを選択して来た我が家なのだが、アラフィフ年代に入り、そろそろ先のことを考えても良いのでは?という結論に達した。今さらではあるが、中古マンションについての情報をいろいろと集めている状態である。 と…

  • 『四谷怪談 祟りの正体』小池壮彦 事件の発生から変容の過程を読み解く

    「知の冒険」シリーズの一冊 2002年刊行。筆者の小池壮彦(こいけたけひこ)は1963年生まれの作家、ルポライター、怪談史研究家。近著では2019年の『東京の幽霊事件 封印された裏歴史』、2016年の『東京 記憶の散歩地図』などがある。 本書は学研の新レーベル(当時)、「知の冒険」シリーズの一冊として刊行された。「知の冒険」シリーズって最近聞かないので、もうレーベルとしては存在していないかな? 内容はこんな感じ 江戸の昔から語り継がれた四谷怪談。しかしその実際のところはあまりに不明な部分が多い。お岩はなぜ祟るのか。どのような者がどんな時に祟られるのか。明治、大正、昭和にいたっても脈々と続いてい…

  • 『京都人は変わらない』村田吉弘 京都人の流儀と作法、その根底にあるものとは?

    料亭菊乃井の三代目が語る京都人論 2002年刊行。筆者の村田吉弘(むらたよしひろ)は1951年生まれの料理人。京都の料亭菊乃井の三代目主人。メディアには良く出ている人らしい。有名人……、なのだと思う(地上波あまり見ないのでよくわからないわたし)。 かつては料理の「鉄人」に(挑戦する方でなく)と請われたこともある程らしいので、相当の大物料理人なのではないかと思われる。 本書は京都生まれ、京都育ちの筆者が説く京都人論である。光文社新書からの刊行。 村田吉弘の著作はレシピ系の書籍が多いが、光文社新書からは本書に続いて、2004年に『京都料亭の味わい方』も刊行されている。こちらでは<大人のアミューズメ…

  • 『十字軍騎士団』橋口倫介 明暗が分かれたテンプル騎士団と聖ヨハネ騎士団

    十字軍から生まれた修道騎士団 1994年刊行。筆者の橋口倫介(はしぐちともすけ)は1921年生まれの歴史学者で、上智大学出身で、教授、学長まで務められた方である。2002年に他界されている。 本書のオリジナルは近藤出版社より1971年に刊行された『騎士団』である。講談社学術文庫から23年ぶりの復刊ということになる。 騎士団 (1971年) (世界史研究双書〈4〉) 作者:橋口 倫介 メディア: - 十字軍を扱った翻訳作品が他にいくつかある。1954年のルネ・グラッセの『十字軍』。 十字軍 (文庫クセジュ 133) 作者:ルネ・グルッセ 発売日: 1954/06/01 メディア: 単行本 197…

  • 『猫語の教科書』ポール・ギャリコ ネコが書いた、ネコのための本

    猫のためのマニュアル本? オリジナルの米国版の原題は『The silent miaow』(原題からして既にかわいい)で、1964年の刊行。こちらの書影はペーパーバック版で1985年刊行。 Silent Miaow 作者:Gallico, Paul Three Rivers Press Amazon 日本語版は1995年に刊行されている。まずは筑摩書房から単行本で登場。 猫語の教科書 作者:ポール・ギャリコ,灰島 かり,Gallico,Paul 筑摩書房 Amazon ちくま文庫版は1998年に刊行。四半世紀以上も前の作品になるが未だに書店で見ることが出来る。非常に息の長い作品となっている。 筆…

  • 『太平天国 皇帝なき中国の挫折』菊池秀明 分権国家の可能性と他者への不寛容

    太平天国を概観する 2020年刊行。筆者の菊池秀明は1961年生まれの東洋史学者。専門は中国の近代史。現在は国際基督教大学の教授職にある方である。 太平天国 皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) [ 菊池 秀明 ] 楽天で購入 七冊の著作があるが、その全てが中国、清の時代を取り扱っており、特に「太平天国」をメインテーマとしている。「太平天国」史のエキスパートとも言える人物が、満を持して送り出したのが本書である。 内容はこんな感じ 中国、清朝の時代。1851年。広東省の貧しい客家出身の洪秀全は、キリスト教をベースとした上帝(ヤハウェ)を信仰する組織太平天国を興す。清朝末期の混乱に乗…

  • 『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ コロナ禍のローマで書かれたエッセイ集

    コロナ時代の文学の先鞭となるか 2020年刊行。筆者のパオロ・ジョルダーノ( Paolo Giordano)は1982年生まれのイタリア人。 もともとは物理学者であったが、2008年に上梓された『素数たちの孤独』がベストセラーとなり、以後、作家として活動している。 素数たちの孤独 (ハヤカワepi文庫) [ パオロ・ジョルダーノ ] 楽天で購入 本書は、2020年の2月末から3月末にかけて、新型コロナウイルスが猛威をふるったイタリア、ローマ在住であった筆者によって書かれたエッセイ集である。全126頁。27編が収録されているが、いずれも短いテキストなので、一時間程度でさっと読める。 おススメ度、…

  • 『コロナ後の世界』 パンデミックで人類の未来はどう変わるのか?

    世界の知性6人が語る「コロナ後」 2020年刊行。筆者の大野和基(おおのかずもと)は1955年生まれのジャーナリスト。本書『コロナ後の世界』は、大野和基がコロナ禍を受けて、ジャレド・ダイアモンド、ポール・グルーグマン、リンダ・グラットン、マックス・テグマーク、スティーブン・ピンカー、スコット・ギャロウェイの六名にネットインタビューを実施。その内容をまとめたものである。 内容はこんな感じ 未曽有のコロナ禍で人類の未来はどう変わるのか。日本で名を知られた六人がそれぞれの視点から読み解く「コロナ後」の世界とは? インタビューの時期は、2020年の5月~6月にかけて。その後、状況もかなり変わっているの…

  • 『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』 昭和30年代をカラー写真で楽しめる

    昭和30年代の光景をカラーで見ることが出来る 今回紹介するのは、昭和30年代の日本の光景を切り取った貴重なカラー写真集。この時代の写真といえば、ほぼモノクロ写真であっただけに、カラー写真の表現力、再現力の凄さを感じさせてくれる一冊だ。 このシリーズは人気があったのであろう、2019年に『続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』が刊行されている。こちらは未読なので、いずれ読むつもり。 続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 (光文社新書) [ J・ウォーリー・ヒギンズ ] 楽天で購入 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 昭和30年代の風景をもういち…

  • 『書くのがしんどい』竹村俊助 SNS時代の「伝わる文章」の書きかたを学ぶ

    ネットで情報発信を始めたい方へ 2020年刊行。筆者の竹村俊助(たけむらしゅんすけ)は1980年生まれの編集者。中経出版、星海社、ダイヤモンド社へ経て独立。SNS時代の「伝わる文章」の探求をモットーとしている方。 編集者として関わった書籍として、『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』『メモの魔力』がある。担当作品の累計部数が100万部を超えているヒットメーカーでもある。 内容はこんな感じ 自分も文章を書いてみたい。でも何を書けばいいのか分からない。文章を書いてみたけど、言いたいことがさっぱり伝わらない。まったく読んでもらえない。面白く…

  • 『老後レス社会』 「一億総活躍社会」をどう生き延びるか

    「一億総活躍社会」の過酷な現実と悲惨な未来 2021年刊行。朝日新聞社特別取材班編。2019年から、2020年にかけて日本の少子化高齢化と人口減少をめぐる諸問題を特集した朝日新聞上の企画「エイジングニッポン」の一環として刊行されたもの。 内容はこんな感じ 2040年。日本人口の35%は65歳以上の高齢者で占められる。かつてない超高齢化社会。社会保障費は増大し、就業者人口の減少は深刻な労働力不足を招く。「一億総活躍社会」を掲げる政府の狙いは高齢者の就労促進だが、それは死ぬまで働くことを強いられる社会でもある。確実に訪れる「老後レス」社会をどう生きるか。さまざまな事例と共に読み解いていく 「一億総…

  • 『「世間」とは何か』阿部謹也 日本人は「世間」の中で生きている

    晩年の阿部謹也が追い求めた「世間」論 1995年刊行。筆者の阿部謹也(あべきんや)は1935年生まれの歴史学者。2006年に物故されている。阿部謹也は一橋大学の出身で、学長まで務めた人物。 専攻はドイツ中世史で一般人向けの著作が多数ある。中でも『ハーメルンの笛吹き男』 はミステリとして読んでも一級品の面白さなので、未読の人は是非読んでみて欲しい。未だに書店では平積みされていることも多い名作である。 ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界 (ちくま文庫) [ 阿部謹也 ] 楽天で購入 内容はこんな感じ 昔から日本人の生き方を規定してきた「世間」。日本人は「社会」の中で生きているのではなく「世間」の…

  • 『商売心得帖』松下幸之助 小規模事業者向けの商売の心得

    今週のお題「おうち時間2021」に引き続き、便乗。 経営の神様が説く、商売の心得 筆者の松下幸之助(まつしたこうのすけ)は言わずと知れた、パナソニック(旧松下電器)の創業者である。1894年生まれで、1989年没。実業家としての実績ばかりでなく、晩年には松下政経塾を設立し、多くの政治家の育成にも携わっている。 『商売心得帖(しょうばいこころえちょう)』は1973年に刊行。社会人になりたての頃は、会社から配られて強制的に感想文を書かされた思い出がある。 商売心得帖第2版 [ 松下幸之助 ] 楽天で購入 PHP文庫版は2001年に刊行。現在読むならこちらの版であろう。 『商売心得帖』は松下幸之助の…

  • 『大江戸死体考―人斬り浅右衛門の時代』氏家幹人 大都市江戸のアンダーワールド

    江戸のアンダーワールドを知る 1999年刊行。筆者の氏家幹人は1954年生まれの歴史学者。朝日カルチャーセンター掲載のプロフィールによると国立公文書館で勤務されていた方らしい。講談社現代新書の『武士道とエロス』『江戸の性風俗』など、江戸時代についての著作を多く書かれている。 【中古】 大江戸死体考 人斬り浅右衛門の時代 平凡社新書/氏家幹人(著者) 【中古】afb 楽天で購入 本書については、2016年に『増補 大江戸死体考』として平凡社ライブラリー版が登場している(わたしは未読)。現在手に入るのはこちらの版であろう。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★★(最大★5つ) 江戸…

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