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2020/05/25

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  • 『著作権ハンドブック』宮武久佳・大塚大 学校現場での著作権利用について知りたい方に

    知財の専門家が書いた学校著作権の本 2021年刊行。筆者の宮武久佳(みやたけひさよし)は1957年生まれ。共同通信の記者、デスクを経て、横浜国立大学の教授に。現在は東京理科大学教養教育研究院の教授。記者から大学教授に転身された方。もう一人の筆者、大塚大(おおつかだい)は1966年生まれの行政書士。駒沢公園行政書士事務所所属。いずれも知財の分野に強い専門性を持つ人物。 内容はこんな感じ ネットが当たり前の時代になって久しい。日々発展する技術の中で著作権の扱いも変わっていく。改正された2021年の著作権法第35条に対応。授業の中での著作物はどこまで利用が許されているのか?著作物のコピーや動画の作成…

  • 『ヨハネ受難曲』礒山雅の遺稿となった入魂の「ヨハネ」考察本

    礒山先生の遺作 2020年刊行。筆者の礒山雅(いそやまただし)は1946年生まれの音楽学者。残念ながら2018年に不慮の事故で亡くなられている。 遺稿となったのが本書で、国際基督教大学名誉教授である伊東辰彦(いとうたつひこ)が校訂し刊行にまでこぎつけている。礒山雅は『ヨハネ受難曲』に関する研究で博士論文を書いており、この論文の審査で主査を務めたのが伊東辰彦だった。 内容はこんな感じ J.S.Bachの代表作であり、西洋クラシック音楽の傑作のひとつでもある『ヨハネ受難曲』。この曲はいかなる経緯で作曲され、いかにして演奏されたのか。再演の度に改稿されたその意味はどこにあるのか。『ヨハネ受難曲』成立…

  • 『女たちの平安後期―紫式部から源平までの200年』榎村寛之 藤原詮子、彰子からはじまった女院権力の変遷

    平安時代の後期を概観 2024年刊行。筆者の榎村寛之(えむらひろゆき)は1959年生まれの研究者。三重県立斎宮歴史博物館で学芸員を務めている方。 中公新書としては2017年の『斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史』、2023年の『謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年』に続く、三冊目の作品となる。 『謎の平安前期』が平安時代の前半200年を概観した一冊だったが、今回の『女たちの平安後期』は、後半の200年を概観する一冊となっており、両者を通読することで、平安時代の全体像がつかめる構成となっている。『謎の平安前期』とセットで読むことをお薦めしたい。 内容はこんな感じ 藤原詮子(東三…

  • 『「働かないおじさん問題」のトリセツ』難波猛 「働かないおじさん」問題を解決する方法を考える

    「働かないおじさん」はいつごろから登場したのか 近年、目にすることが多くなったこの言葉だが、いつごろから言われ始めたのか、軽くググってみたところ、比較的古い記事では東洋経済のこちらが発見された。人事コンサルタント楠木新(くすのきあらた)による 2013年の記事。 楠木新は2014年に『働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実』を上梓している。「働かないおじさん」が書籍のタイトル名に用いられたのはこれが最初かな? 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―(新潮新書) 作者:楠木 新 新潮社 Amazon 2014年の週刊ダイヤモンドでは『オジサン世代に増殖中!職場の「…

  • 『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』関幸彦 女真族の襲来と軍事貴族たちの台頭

    三年前の記事ですが、大河ドラマ『光る君へ』で、刀伊の入寇が映像化されるようなので、上げておきます。刀伊の入寇のようなマニアックなイベントがドラマ化されるとは!その場に紫式部が居たとは思えないけど、今年の大河ドラマは面白いです。 平安時代の異民族襲来 日本の歴史上、本土にまで外国勢力が侵入を果たした例は少ない。直近での最大の事例は言うまでもなく太平洋戦争(第二次世界大戦)になるだろう。しかしそれより前となるとどうだろうか。なんと鎌倉時代の元寇(1274年、1281年)まで遡ることになる。 では、元寇より前はどうだろうか。本日ご紹介する「刀伊の入寇(といのにゅうこう)」は平安時代(1019年)に起…

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