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Where Armerias Bloom -アルメリアの咲く丘で- https://rainy.prolificartsgarden.com/

風と植物と地図、海と音楽、窓と読書と日々の暮らしが好き。読んだ本のことや日々の暮らしのこと。

konoha
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2020/04/07

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  • 岡潔『春宵十話』

    多岐にわたって岡先生の思想や考えが綴られている。岡先生はこの本の後半でポアンカレーの言葉を引用して、数学の本質は調和の精神であり、さらにいうならばそれは真の中における調和であると書いている。真善美という概念(実体なのかもしれないけれど)もとても興味深いものだと思う。そして数学教育についても目の覚めるような助言が...

  • 萩尾望都 『ポーの一族』

    物語の舞台は主にイギリス。脈絡もなく時系列も前後する短編集かと思っていると、ふいに全ての時間や人物がつながってくる。とても完成度の高い作品。もはや文学。エドガーと妹のメリーベル、そしてアラン。年を取ることもなく、何百年経とうが世界がどれだけ変わろうが、永遠に生き続けるバンパネラのお話。子どもの姿のままのエドガーた...

  • アフリカ・韓国系の9人家族 – YouTubeで英語リスニング Part3.

    アメリカ、カリフォルニアの9人家族。ファミリーチャンネルでは珍しいハイクオリティ。Joeがみんなの血のつながったお父さんだと思っていたけれど、今改めて見ると血がつながっていなくても愛情があればどんな形でも家族になれるんだなと感じる。そしてこの家族のもう一つの魅力がダンス。子どもたちだけじゃなくAlenaもJoeも...

  • パリの思い出/続けること

    パリのホステルで出会った絵を描いているお姉さんが、今は何にもならないような趣味でも30歳になるまでずっとやり続けていれば、それなりに何かにはなるだろうし、今はまるで見えない景色が見えるようになると言ってくれた。あれからもう5年近く経って、そんなに真剣にやり続けていないものは進歩もなく、一時期はまりこんだものはその分だけ世界が変わっていて、改めてあの時の言葉と継続することの大切さを再認識。

  • 佐藤多佳子『黄色い目の魚』

    中学生の頃に読んだこの本がきっかけで、神奈川にとても憧れて、今でもまだ憧れてる。海がこんなに暮らしの近くにある場所があるんだと衝撃を受けた。その頃は神奈川=湘南だと思ってたから、神奈川にも海のない場所があるなんて知らなかった。いつも海をなんとなく感じていられる街、どこにいても海はどっちにあるか分かるような場所。吹いてくる風も海から来たんだろうと思えるような、そんな海の近くの暮らしにとても憧...

  • 真夏の引っ越し

    夏のど真ん中に新しい場所へ引っ越し。真夏は引っ越しに一番向かない季節だと身をもって知ったので、今度は夏には絶対引っ越ししない。また少しずつ本の感想や日常のとりとめもないことを自己満足で書けたらいいなと思います。いつも読みにくい文章に付き合ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。少しでもマシな文章を書けるように精進してまいります。あらためて今後もよろしくお願いします。

  • 刺繍・閃輝暗転の話

    SMAPが5人で歌ってる映像が久しぶりに30秒くらい流れて、嬉しすぎてドキドキしながら見ていたら、SMAPの映像が終わった瞬間に透明の歯車が出現。たった30秒だったのに。緊張状態から解放された時に起こるパターンみたいだから、いつでもリラックス状態で過ごさないといけないのかもしれない。難しいけど、たしかに必要かもとも思う。

  • 中村元『『華厳経』『楞伽経』現代語訳大乗仏典5』

    悟空が天界で修行して、天下一武道会に臨むみたいな。この感じがドラゴンボールの世界観と似ていて少し親近感がわいて面白い。華厳経の経典の構成も面白い。天界最後で六つ目集まりである他化自在天宮会の後は再び地上に戻り、最後は祇園精舎での集まりで終わりに。ドイツ哲学の全盛期のような時代に生きていたベートーヴェンも、東洋の哲...

  • トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の十一月』

    こんな人が現実にいたら、変な人、協調性のない人、失礼な人、なんかあの人嫌いって言われそうだけれど、人にも自分にも嘘がないその姿がとても素敵だと思う。男女の役割に関する難しいところまでもとりあげているのが印象的。...新装版と旧版の訳のちがいについて。私がムーミンに出会ったのはつい最近で、ちょうど童話シリーズの..

  • QUEEN “Bohemian Rhapsody” 歌詞の意味

    この曲は別格の存在。これほど感動して力をもらえた曲は今までなかったと思う。Bohemian Rhapsodyは、本物の歌劇をはるかに凌ぐ完成度で、モーツァルトもプッチーニも、もしかするとワーグナーさえも霞んでしまう。歌劇が延々と2時間も上演して観せる内容を、フレディはたったの6分でやってのけた。

  • スザンヌ・ヴェガの好きな曲・樹脂ピアス

    森山直太朗さんや玉置浩二さんも、そのスタイルがベースにあるところがかっこいい。スザンヌ・ヴェガのGypsy。スザンヌの声がとても好き。...金属アレルギーの8割はピアスが原因というのをどこかで読んで以来、ピアスはあまりつけないようにしていた。金属のピアスに比べて種類は少ないけれど、金属アレルギーになるとギターも普通には弾けなくなるかもしれないから、そうなるよりは全然いい。

  • 江村洋『ハプスブルク家』- 感想

    マリーアントワネットについて書かれた本は小学校の図書室にすら溢れているのに、その母マリア・テレジアのことについてはほとんど知らなかった。その魅力にはまってしまう。

  • どくだみの季節・カフェインを摂り過ぎた話

    トールサイズのドリップコーヒーを飲んで、2杯目が割引だったか何かでもう一杯を半分くらいまで飲んだら、足下がふらふらして空中を歩いている感じになって、電車に乗ったときには吐き気と頭痛でどうにもならなくなり、駅のホームの椅子から一歩も動けなくなった。頭が朦朧としてひどい吐き気に襲われながら、ネットで水を飲むといいという情報にたどり着いて、吐き気と戦いながら水を飲んでなんとか家まで帰れたけれど...

  • フィンランドの10人兄弟 – YouTubeで英語リスニング Part2.

    白を基調とした北欧のおしゃれな家や森と湖のTHE北欧な自然に魅せられてすぐ登録したけれど、それから数週間も経たないうちに登録者が何十万人にもなって、今では登録者90万人超えの人気チャンネルに。10人の子どもたちの上の5人はオーストラリア生まれ、下の5人はフィンランド生まれ。この家の子どもたちは名前がとってもユニークで、歴史に刻まれてきた誰もが知っている名前を子どもたちにつけている。

  • エルヴィン・パノフスキー『〈象徴形式〉としての遠近法』 感想

    ヨーロッパを旅行する前に読んでいたら楽しめる本の一つ。美術館を巡るときや、街を歩くとき、王宮を見るときにもその時代の建築、芸術、思想、そういうものに思いを馳せながら見るとさらに楽しくなる気がする。しばらくは旅行はできないだろうし、そもそもインドア派で日帰りできないところまで行きたいと思うこともほとんどないけれど、この本を読むとまたヨーロッパに行きたくなる。

  • 木香薔薇と花水木

    木香薔薇は病気にもならずに毎年すくすく育って行く生命力の強さにもびっくり。満員電車とかもう乗れる気がしない。環境にはよくないけれど、車通勤がいいなと思ってしまう。でも医療機関に努めている妹はずっと変わらない日常で、みんなのために頑張ってくれていて、本当に尊敬する。

  • ウォルドルフ人形のブラウスとフリルエプロン

    姪っ子ちゃんのためにウォルドルフ人形のブラウスとフリルエプロン作り。フリルエプロンは手元にある子ども用の布で作ったので、柄や色合いがウォルドルフ人形とは合わなかったなと作ってから気がついた。でも外出自粛で布も買いにもいけないし仕方ない。布はまだいいとしても、刺繍糸はすぐになくなるからある程度ストックしておかないといけなかったと思った。

  • トーベ・ヤンソン『ムーミンパパ海へいく』- 感想

    物語の始め、家族のみんなが忙しく動き回る中で何の役割もなく、庭で水晶玉を眺めているムーミンパパの悲哀がよく分かる。この本はトーベが大人向けに書いたというだけあって、楽しい世界じゃない。子どもの世界が楽しい世界という訳でもないけれど、子どもが見ている世界というより、大人の難しさ、夫婦の難しさ、暮らしの難しさ、そう...

  • J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』- 感想

    映画やドラマで見たことのあるアメリカがそのまま本の中に...少年の目を通して描かれるからか、アメリカの都会のイメージが凝縮されていて、汚い都会のナイトクラブやホテルや公園や、なんでもない道路とか、混沌としたアメリカの大都会を体験できる面白さ。そこで出会った人たちを嫌って馬鹿にすることで自分の存在を確立し...

  • 最後の桜餅・『日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らし-』

    『日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らし-』は、図書館で見つけて、すごく気に入って何回も借り直した。...読み切ったら終わり的な本ではないので、今は手元にあってとても嬉しい。二十四節気と七十二候についてそれぞれがどんな季節なのかとか、毎年だいたい何月何日頃かとか、伝統行事や旬のものが綺麗なイラスト付きで書かれ...

  • グミの花とクマバチ

    グミの木の花が満開になって、小さなハチや大きなハチがたくさんやってきている。小さなハチは、もしかするとハチじゃない何か他の虫かもしれない。大きくて黒いクマバチは羽音に迫力があってびっくりしちゃうけど、単独行動をするおとなしい性格のハチらしくて安心。小さなお花を全身でハグって抱えて顔をうずめている姿がとっても可愛い。

  • おすすめの海外 Family YouTubers Part1

    1.This Gathered Nest アメリカ、ノースカロライナの10人家族。お母さんはAngela(アンジェラ)、お父さんはChristopher(クリストファー)。子どもは8人で...中国では一人っ子政策の影響もあり、障害のある子どもたちが養護施設に預けられることも多いそう。中国のダウン症の子どもたちの養...

  • ショウペンハウエル『読書について 他二篇』- 感想

    書物を読破するだけではつまらない学者どまり、世界という書物を直接読破するのが思想家だとショウペンハウエルは書いているが、その他諸々の批判や思想から、ショウペンハウエルが自らの生きた時代をどのように捉えていたのかが分かるのは面白い。学問の世界においては1800年代も現代も大して変わらないのが...

  • マルタン・デュ・ガール『チボー家のジャック』- 感想

    『チボー家のジャック』も『影の獄にて』ほどではないけれど、怖さで言えばかなり怖い。これで対象年齢が小学校高学年からだなんてびっくりしてしまう。...怖い描写さえなければ、心理、経済、政治、コミュニティ、家族、恋愛、戦争とものすごく広い範囲についてこれだけ魅力的に書いてある本は少ないかもしれない。

  • 非日常の日々

    ...NHKのロシアゴスキーでヴィーカが友達のダーチャを訪ねていたけれど、柔らかい春の緑に囲まれた素敵なダーチャで、週末や長期休暇だけでも、あんな風に自分でなんでもやってしまうような暮らしができたらいいなと思う。お酒はいらないけれど、外で食卓を囲みながら、みんなでギターに合わせて歌う光景は...

  • レオ・レオニ『フレデリック』- 感想

    レオ・レオニの絵本はどれも色のグラデーションが綺麗で、フレデリックはその中でも手でちぎったような優しい貼り絵がメインなので、絵を眺めているだけでほんわかした気持ちに。フレデリックが最後にみんなに語って聞かせる詩も、暮らしと自然とファンタジーを一つに織り交ぜたような美しい詩で...

  • 悲しい朝に

    雲が厚く垂れ込めて 手を伸ばせばさわれそう いつもの山も いつもの並木も 雲に隠れてしまって 遠くをぼんやり眺められないせいで 自分の周りがいつもより鮮明になる みんなが大きな悲しみを共有した朝 一晩中降り続き 朝になってもやまない雨もまた 静かに悲しみを語っている 怖いという感情は心を小さくしてしまうから 今はただ信じるしかない 私の周りにある温かさを 平穏を 喜びを

  • 冷たい空気

    冷たい風が吹き抜けて、手はかじかんで氷のよう。でも冷たい空気の方が息ができる気がして、生き返ったような気持ちになる。冬のいいところは、体の生命力がより増すところ。冷たい風の中を歩いていると自然と笑顔になっていく。 止まってしまうと寒くて耐えられなくて、思わず走り出してしまうけれど、それでもやっぱり寒いところが好きだと思う。寒い冬の空気の中に厚着をして出れば、世界はとても静かで、いろんなことをはっき

  • 季節の変化

    見上げればいつでもざわざわ鳴っていた桜の木も、今はすっかり葉が落ちて、あとはほんの少し葉っぱが残っているだけになった。夜、帰り道を登りながら桜の木を見上げて、季節が変わったんだと実感した。 季節から季節への変化をいつも唐突に感じて、その間があまりにも一瞬だったことに戸惑う。デパートの入り口で、去年見たのと同じようなクリスマスディスプレイを前にして、あれからもう一年が経ったのかと思わず立ち止まってし

  • チューリップの植え付け

    寒空の下でチューリップの球根を植えつけ。チューリップを植えるのは初めて。ネットで調べて、芽が出やすいように茶色い皮を少しだけ剥がしてから植えた。地表からの距離は球根3個分だけど、プランターが30センチの深さしかないから、根を張るスペースも考えて、とりあえず地表から10センチ、底から20センチのあたりに植える。

  • バラの木

    朝から雨が降っている。こんなにしとしと降る雨は久しぶりかもしれない。雨の音は心が落ち着いて、全てのことが静かにゆっくりと運んでいく気がする。慌ただしさなんて皆無に等しい日常だけど、心の中はいつも焦っていて、変えられない現実を前に途方に暮れている。 きのうの夕方、コートを着込んでトワイライトの空の下に出てみた。家の中が好きだと思っていたけれど、静かな外の世界もとても好きなことに気がついた。もう花が終

  • ツィメルマンのマズルカ

    何かの光景を見て、これを知っていると思うことがある。デジャブの既視感という感じではなくて、体感として知っているという感じ。ツィメルマンがマズルカを弾いている古い映像。ピアノの向こうの窓の外にはヨーロッパの田舎の風景。誰かが川のそばで遊んでいる。その光景を見て、これを知っていると思った。 でも何をどういう部分を知っているのだろう。そこに登場する人なのか、その風景なのか、その行動なのか。もしかすると、

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