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内山直
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2020/02/16

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  • チャールズ・リンドバーグ “何事が起ころうと、この瞬間を生きていることでたくさんだ。”~幸せの名言

    今日はチャールズ・リンドバーグ(1902~1974)。人類初の大西洋単独無着陸飛行に成功したことで有名だ。“なんと大洋の美しいことよ、なんと大空の澄んでいることか、点のような太陽、何事が起ころうと、この瞬間を生きていることでたくさんだ。”今この瞬間を生きることは、日々の幸福度を上げるためにとても有用だ。しかしご存知のとおり、それは容易ではない。心はすぐに「今」から抜け出し、未来や過去をあてどなくさまよってしま...

  • 坐禅が中々うまくいかない人にアドバイス!

    今日紹介するのは藤田一照、伊藤比呂美による対談「禅の教室(中公新書)」。曹洞宗僧侶である藤田氏が質問に答える形で進行していて、坐禅についていいアドバイスが多くみられたので、紹介したい。リンクp82~さらに問題なのは「これじゃいけない。これは座禅になっていない」と自分を責めだしたりすることです。そうなると、どんどん悪循環に入っていって、坐禅が自分で自分を攻撃する戦場になってしまうんですよ。(中略)なぜ...

  • 「アーナパーナサティ瞑想法」のご紹介

    僕は様々な瞑想法を試してきたが、アーナパーナサティ瞑想法というのも中々おもしろい。プラユキ・ナテラボー、篠浦伸禎著「脳と瞑想(サンガ新書)」からご紹介。リンク面倒な決まりが少なく、かつサマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想が両方盛り込まれているのでバランスがいい。興味がある人は少ないかもしれないが(身も蓋もないw)、せっかくなので始めてみる。p17からを要約1 背筋を伸ばし、他の筋肉はゆるめて座る。仙骨をし...

  • 子供をもつことの意義と経済的負担をアーリーリタイアの側面から考えてみる

    多くの知人が僕が書いた本 ”幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” を買って、読んでくれている。内心どう思っているのかはわからないが、さすがに著者本人の前で酷評する人はいない。リンクということで、僕への直接のリアクションは、「すごくいい」か「まあまあ、いい」に限られてくる。そんな中、僕の本が「子供がいない人」にウケていることに気づいた。子供にかかる費用は莫大だ。自著からその部分を引...

  • 高いものに慣れてはいけない ~グルメ達の気の毒な日常

    自著「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」から、「高いものに慣れてはいけない ~グルメ達の気の毒な日常」という部分を紹介する。グルメほど馬鹿馬鹿しいものも少ないように僕には思える。うまいものになれてしまえば、「快楽順応」により、幸せを得にくくなってしまう。かといって、そんじょそこらのものではもはや満足できない。体にも懐にもきつい、悪循環が続くだけだ。食事は健康的...

  • クリスティナ・ロセッティ “覚えていて悲しんでいるよりも、忘れて微笑んでいるほうがいい”~幸せの名言

    今日はイギリスの詩人であり、画家、クリスティナ・ロセッティ(1830~1894)。ダンテの妹だそうだ。名言はこれ。“覚えていて悲しんでいるよりも、忘れて微笑んでいるほうがいい”以前、遺伝子プログラムに逆らって、楽観的になる方法があると書いた。この名言がそっくりそのまま当てはまるのだ。脳科学分野において、「物事は記憶しなければならない」という思い込みを捨てることにより、楽観的になれるとされている。幼少時から記憶...

  • 「集中力とは鈍感であること」って、気づいてました?~ 「出口版 学問のすすめ」より

    出口治明著「出口版 学問のすすめ」の紹介。今日が最終回。池谷裕二氏との対談部分から「集中力について」の部分を引用する。出口集中力とはそもそも何でしょうか。池谷集中力の正体は、意外に思われるかもしれませんが、鈍感であることです。日常生活では、物音がしたり、話し声が聞こえたり、スマホの画面が目に入ったりしますね。こういう、集中力をそぐものをディストラクターといいますが、それを無視する力が集中力です。野...

  • 人は訓練すれば外国語で考えるようになるのか?~「出口版 学問のすすめ」より 2

    昨日に引き続き、出口治明著「出口版 学問のすすめ」の紹介。今日は脳科学者・池谷裕二氏との対談部分から興味深かった個所を引用する。母国語と外国語について出口人間が物事を考えるときには母語を使っているので、僕は国語を大事にしなければいけないと考えているのですが、とある先生から、「いや、たとえばハンナ・アーレントの思想を理解しようと思えば、ドイツ語を勉強したほうがいいのでは?」と指摘されました。母国語以...

  • 得た知識を記憶に定着させる方法とは?~「出口版 学問のすすめ」を読んで

    出口治明著「出口版 学問のすすめ」を興味深く読んだ。知識を「覚える」方法について、出口氏はこう語っている。たとえばおもしろい本を読んだら、僕は周囲の人に「こんな本読んだで」「これはおもろいで」というように、その本の内容やおもしろかったポイントを話します。誰かに会うたびそういう話をするので、内容を覚えてしまうのです。(中略)アウトプットすることが大事なら、読書日記をつければいいじゃないかという意見も...

  • FIREした時の総資産額。2,000万円以下が42%って本当?

    少し前のものだが、「FIRE」した1000人に聞いた、リタイア時の総資産は?との記事がある。社会人として働き始めてからリタイア(もしくは独立)するまでにかかった年数を教えてもらったところ、「15年~20年未満」(25.8%)が最も多く、次いで「20年~25年未満」(24.4%)、「5年~10年未満」(17.5%)と続く結果に。30代後半から50歳くらいまでが最多ということになる。リタイア時の総資産については、「2,000万円未満」が最も多く42.2%。...

  • 真の喜びをもたらす娯楽には、えてして金はかからないものだ。

    自著「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」から、余暇の過ごし方、お金、そして幸せについて書いている部分を抜粋する。遊びへの出費が減らせずに困っているひとには、ぜひ読んでほしい一文だ。“「お仕着せのレジャーはほどほどに ~自由な余暇を創造しよう」いつの間にか、ちょっとした休みを利用して、他県にまで足を伸ばすのが当たり前のような風潮ができてきましたが、そこまで余暇をア...

  • また旅に出たいと思うこともあるけれど……

    タイという国が好きだ。若いころ、2度ほど1カ月程度のバックパック旅行をしているのに加え、結婚してからも妻とやはり2度訪れている。なぜそんなにもタイに惹かれるかといえば・・・。まず、人がいい。微笑みの国と呼ばれるだけあって、人々が温厚で、途上国にありがちなしつこい物売りも少ない。季候がいい。元来が寒がり、冷え性なので、一年中暖かいというだけで僕的には高評価だ。物価が安い。ある程度長い旅をするのなら、こ...

  • ①内面への気づき、②集中、③無執着の「ま、いっか」。瞑想修業はこれだけで十分!(というかこれだけでも大変)

    小池龍之介著「解脱寸前」の紹介。今回が最終回。リンク今日は日々を「瞑想的」に生きるための、僕が知る中でもっとも実践的なアドバイスを紹介する。p217 解脱寸前――おわりに より(前略)その素朴さとは、こんな感じです。日々、人に優しくして己を損なわないように戒めを守りつつ、内面を観察し、集中や無執着の訓練をする。以上!という具合。結局のところ、どんなに心の本質について理論的にスッキリ理解したりしても、そ...

  • 思考の全体を司るCEOのような「私」はどうやら「いない」らしい。

    引き続き小池龍之介著「解脱寸前」の紹介。リンクp108 「私は、いません」より抜粋。(前略)いかにマインドフルネスを洗練させてみましても、心の中にポコポコ生じてくる思考を観察すれば観察するほど、①まず一瞬先に思考が生じ、②ほんの一瞬遅れないし、もっとも早くて同時にそれに気づく、という、決して先回りできない順番でしか、気づけないことが分かるはずです。マインドフルネスと集中力が高まれば高まるほど、思考が生...

  • 自由意志は存在せず、思考は脳の各所で自動生成されたものにすぎない!?

    昨日の「イワク」解説に引き続き、今日は小池龍之介著「解脱寸前」の本体を紹介する。リンクp104「考えをスルーする練習」より。この心の中に発生するいろいろな考えと見解は、自分で作っているものではなく、それゆえ自分のものでもない。(中略)私たちにとって、優しく気配りもできると、大変に良い印象を与えている、Aさんという知人がいたと仮定します。そして私たちの家族や友人といった身近な存在がもしも、「Aさんって...

  • 解脱寸前と公言し旅に出て、解脱できなかった小池氏の「イワクつき」本を紹介します。

    今日紹介するのは小池龍之介著「解脱寸前」。え、あのイワクつきの……と反応された読者もいると思う。実はこの本は僕のお気に入りのひとつで、今まで何回も読み返している。しかし「イワク」部分が気になって、今までは取り上げずにきた。現在、僕自身が再度瞑想にはまっているのもあり、思い切って紹介してみたい。リンクまずは小池氏の紹介。アマゾンから。1978年生まれ。出家名は空朴。東京大学教養学部卒業。月読寺(神奈川県鎌...

  • ウディ・アレン作品「ローマでアモーレ」って筒井康隆のパクリだよね!

    開業医時代、HPに掲載していた「院長ブログ」記事から転載。ウディ・アレンや筒井康隆のファンはぜひご一読を!***************************************映画「ローマでアモーレ」鑑賞記 (一部ネタバレあり)先日、WOWOWでウディ・アレンの監督作品、「ローマでアモーレ」 が放送されました。私は大のウディ・アレン・ファンなのですが、同時に大の出不精でもあるため、映画館には中...

  • FAT, LEAN, BARISTA, COAST。FIREにはいろいろな種類があるそうだ。

    開業医をしていた僕がクリニックを後輩に譲ったのが8年前、47歳の頃。そのような決断をした経緯や資産形成術を半年かけてまとめ、原稿を出版社へ持ち込んだところ、反応は実に冷たいものだった。「アーリーリタイアなんて、普通の人ができるわけないでしょう」「そんなの、誰も興味をもちませんよ」「どの程度のマーケットがあるか理解してますか?」僕自身は今後、人々が物質的豊かさより、違う種類の充足を求めるようになると考...

  • サピエンス全史のユヴァル・ハラリ氏は毎日2時間瞑想をしてるって知ってた? ~ 坐禅を愛する著名人たち

    個人的に座禅や瞑想にはまっていることは再三書いてきた。さて、瞑想を好む(好んだ)有名人というと、誰の顔が浮かぶだろう?まずはApple創業者、スティーブ・ジョブズ。ジョブズはインドで仏教に傾倒し、カリフォルニアに戻った後、曹洞宗の禅僧である鈴木俊隆を導師として禅を学んだ。実際、下のような言葉を残している。https://www.goodreads.com/quotes/668031-if-you-just-sit-and-observe-you-will-see-howただ座って観察...

  • 僕はかねがね、美しい女性は精神を病んでいる可能性が高いと感じているのだが、はたして本当なのだろうか?

    これから書くことはヒンシュクを買いそうな気がして、少し怖いのだが・・・。「若くてきれいな女性は精神を病んでいる可能性が高い」と僕は思っている。医師として診察にあたる際、必ず患者さんの内服薬をチェックする。患者さんの全身状態を把握するためもあるし、それをしておかないと飲み合わせの悪い薬を出してしまう危険性があるからだ。僕は医師になってすぐ、多くの若くてきれいな女性が心療内科に通院し、投薬治療をうけて...

  • 「宝くじが当たったら何に使うか?」 を聞けば、その人の幸福度が見えてくる。

    随分前の話になる。 飲み屋のカウンター席でひとり、ぽーっと飲んでいたら(これが至福の時なのですな)、後ろのテーブル席から女性数人の話し声が聞こえてきた。ふりかえって見たわけではないので確かなことはわからないが、声の感じからすると僕と同じ40~50歳代だろうか。ひとりの女性が年末ジャンボ宝くじについて熱弁している。どうやら以前、前後賞を合わせた賞金額が10億円に増額されたことに不満があるらしい。主な理由は...

  • 三谷幸喜氏が勧める「読書感想文の書き方」を実際に試してみると……

    夏休みも終盤。宿題の読書感想文で苦労している小中学生、そして親御さんも多いかと思う。そこに着目したのであろう。一昨年の今頃、テレビ番組「情報7daysニュースキャスター」で日本を代表する脚本家、三谷幸喜が「読書感想文の書き方」をアドバイスしていた。僕自身大いに楽しんだし、多くの視聴者から好評を得たようだ。三谷氏が説く読書感想文の書き方とは以下の5つ。① どう思ったかではなく、自分がどう変わったかを書く。② ...

  • アーリーリタイア後の肩書をどうするか!? ~ retired も unemployed も日本語では“無職“になってしまう件

    今日は、リタイア後に生じるちょっとした問題について記しておこう。アーリーリタイアが一般的だからなのかどうかはわからないが、英語だと同じ「仕事をしていない」状態でもリタイアした場合はretired、職にあぶれている場合にはunemployedという具合にはっきりと区別することができるのに対し、日本語では「無職」という肩書ひとつしかないため、自己紹介をする時の肩書に困ることもありそうだ。ちなみに新聞の投書欄などでは、...

  • ノルウェイの森ではなくノルウェイ製の家具? それとも下ネタ? ビートルズの名曲を巡る論争があるって、知ってましたか?

    村上春樹著「雑文集(新潮社)」の中にとびきりおもしろいエッセイがあった。タイトルは「ノルウェイの木をみて森を見ず」というもの(タイトルもまた、うまいなあ)。リンクビートルズの名曲「ノルウェイの森(原題;NORWEGIAN WOOD)」において、「NORWEGIAN WOOD」は何を意味するのかというのがテーマだ。多くの人は知っていると思うが、村上春樹の同名の長編小説はビートルズのこの曲を題材にしている。ノルウェーの森は実際に...

  • YOLO(You Only Live Once)~人生はたった一度きり!

    「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」の紹介も今日が最終回。本書の最後の部分を引用する。たとえアーリーリタイアに興味がなくても、経済的な理由によって窮屈な思いをしているすべての人に、ぜひ手にとってもらいたい自信作だ。“「YOLO~幸せの確率」私の人生は、後どのくらい続くのだろう、と時おり考えます。アーリーリタイアという生き方を選択し、設計するためには、自分の人生を...

  • 子供にはお金よりも「心のエネルギー」を使おう!

    引き続き、自著「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」から。今日紹介するのは子育てとお金、そして幸せに関する2つの文章。「子供にお金がかかって大変!」と嘆いている人には、ぜひ一読してもらいたい内容だ。“「子供にはお金よりも「心のエネルギー」を使おう」ここでは幸福の観点から、子供へのお金の使い方について考えます。世間を見渡してみると、私には多くの親が子供にお金をかけ過...

  • 地位財・非地位財から、欲望のはかなさを学ぼう!

    前回から紹介しているのは僕自身の著書、「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)。内容を一部抜粋してみる。タイトルは「幸せをもたらすのは、地位財ではなく内なる喜び」物質的なものを求めて疲弊するのはやめて、愛情や自由、自主性などを謳歌しながら生きる方が幸福につながるよ、との趣旨だ。“経済学者、ロバート・フランクによって提唱された、人間のもっているものを地位財・非地位財の二...

  • 幸せの確率を上げるための各論となる「4つの確率」とは?~僕がアーリーリタイアを選択した理由

    今日は自著、「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」を改めて紹介する。このところ家にこもって坐禅を組んでばかりいるのでネタが切れたわけでは断じてない(断じて断じてない)。この本は一言でいえば、「アーリーリタイアについて」の本だ。僕の知る限りアーリーリタイアという切り口でまとめられた本は、それまでなかったはずだ(この本が出版された2017年初頭にはFIREなる言葉はまだ日本...

  • オリンピックのテレビ観戦は、「時間は必要」だけど「お金はかからない」娯楽の代表かもしれない。

    自著、幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめの最終節に、このような箇所がある。“死は我々全員に、そう遠くない将来、必ず訪れます。そのことをしっかりと理解できている人、理解しようとしてはいるものの、現実問題として受け止めきれていない人、あるいは、理解することを拒み、無意識のうちに目をそらしている人と、向き合う姿勢は人によって大きく異なりますが、そこから逃れることは誰にもできません。私が...

  • 感謝の気持ちや親切心を大切にしよう

    自著「4週間で幸せになる方法―Twenty-eight tips to create joyful life」では、幸せに生きるための行動術や思考法を、幸福学、医学、心理学、哲学、伝統仏教といった幅広い分野から選び出し、その中から特に重要で、比較的簡単に実行できる28のアイディアを紹介している。今日はお気に入り記事のひとつを抜粋して紹介したい。1日目 感謝の気持ちや親切心を大切にしよう初日は誰にでも実行しやすく、即効性があるものから始める...

  • アメリカはなんとかなっても、日本のような国が一番ひどい目にあうのではなかろうか? 「知能低下の人類史」を読んで 4

    エドワード・ダットン、マイケル・A・ウドリー・オブ・メニー著「知能低下の人類史: 忍び寄る現代文明クライシス(春秋社)の紹介。リンクここまで3回にわたり、産業革命以降、人類の遺伝的な劣化によって知能が低下してきたらしという内容を紹介してきた。(1回目から読みたい方はこちらから https://fire-earlyretire.com/blog-entry-793.html )では今後人類はどのような運命をたどるのか?著者らの見解は極めて悲観的だ。p258...

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