『狐花 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)』京極夏彦 KADOKAWA[角川ホラー文庫] 2025.05.31読了 昨年末に、歌舞伎好きの友人から「京極夏彦さんの本は好き?」と聞かれた。私が読書好きなのを知っているから何か本の話をするのかなと思ったら、どうやら京極さんとコラボした歌舞伎をやるらしく一緒に鑑賞しないか誘ってくれたのだ。スケジュールが合わずに結局行けなかったのだが、小説は読んでみようかなと思い手にする。単行本が2024年7月に刊行されているのに、12月にもう文庫化って早すぎないか!?って思ったけど。 彼岸花の模様がある着物を着た世にも美しい顔をした男性が屋敷中に度々現れる…