昔の映画をフラッシュバック、振り返ります。脳裏に刻まれた映画のワンシーン、セリフ。映画史に残る金字塔。人生とともに歩んできた映画。洋画が中心のシネマ総覧。どうぞお越しください。
「こちらカプリコン・コントロール。室内13度、湿度43%、PCディスク温度、外部ファンなし40度。 視界よし快晴。風速2メートル、北北西の風。 朝食、8枚切りトースト2枚。 体温、血圧、血糖値等、問題なし。中性脂肪180。 朝立ち、アリ。」
この映画のスティーブ・マックイーンがバイクにまたがって走るシーンは映画史の金字塔だ。 爽快で痛快、自由というものがそのバイクの疾走する先に、まるで形を持ってあるように描かれた。 「脱走モノ」というくくりを映画ジャンルにするのはあまり好ましいとは
ロバート・デニーロとメリル・ストリープ主演。 ニューヨークからの郊外への電車、それが妙に印象に残るラブストーリーだ。 切ない恋をズルいほど巧妙に描いた映画だ。 デニーロの演技もそんなキョドった、人を切なくさせるようなものだ。 今、第一線の役者で、似たよ
この映画をまだここに入れてなかったとは。 まさしく失態だ(笑)。 悪党側の話だが、ベートーベンの第五とともに金庫が開くシーンは何度見ても涙が出る。 巻き込まれ型の格闘アクション。 あまりに評判が良かったからか、クリスマス舞台が定番になりそうになった。
タイを舞台にした日本軍とイギリス人捕虜との橋建設をめぐる攻防の物語。 今から見れば「戦場のメリークリスマス」 などには、パクリ的なところが見受けられる。 しかし戦時下では敵との間に友情が芽生えることは事実だ。 人質になったものが誘拐犯との間に絆を感じるな
これまたひとつの映画史に残る金字塔を造った映画だった。 自由の女神像の発見は最高のラストだ。 まさに最高潮のままの絶望とともに終幕することになる。 SFものとしては奥行きがあり、壮大なものがあった。 観客はジリジリと迫ってくる絶望感、人間として追い詰めら
実際に起きた事件が題材となった。 ニクソン陣営によるウォーターゲート事件。ジャーナリズムが正義を果たした。 昔も今も繰り返される陰謀。 オバマはなぜ訴追されないのか、クリントンはなぜ資金の流れを追及されないのか。 この頃の方が、むしろアメリカは分裂して
ラウラ・アントネッリとアレクサンドロ・モモの「青い体験」に対抗して作られたものだ。 邦題はそれを意識して「青い体験」と「青い経験」となっている。 当時はイタリアなどではこうした筆降ろしものが隆盛を極めていたらしい。 とてもエロチックで刺激的だ。 こうい
ナチものというのはある時期、映画の定番になりつつあった。 今思えば、あまりにそのパターンが横溢してしまい、いったいナチの何が悪だったかもわからなくなったぐらいだった。 現在の中国強盗国家の台頭を考えれば、戦後のナチ狩りなど単にヒステりーではなかったと
「ノルマンディ上陸作戦」は第二次世界大戦にとっての関が原であり、ヒトラーのドイツ第三帝国を潰すきっかけとなった作戦だ。 戦争は多くの人々が命を賭けて国家と職務のために戦うものだ。 互いの側それぞれが知恵をめぐらし、見通しを立て、そして戦う。 訓練を重ね
映画出演のヒット、その後スター街道を登り詰めていったアランドロンは石原裕次郎を思わせる。 熟年になってからのアランドロンの風貌と比べてあまりに繊細で青年然としている本作のアランドロンを見ても、同じように歳をとっていった裕次郎の姿を思い出させる。 作品は
これを銃乱射パニックものと言ったら言い過ぎか。あまりこういう分野としては作品は作られなかったからだ。 今は絶対に作られない映画だろう。 もはや銃社会の問題を抱えるアメリカでは銃乱射シーンはあまりに生々しい。 しかしこの映画が封切りになった頃は、違う意味
突進していってバラバラになる。 それが青春さと、全米から喝采を浴びた実在の強盗カップルがいた。 破滅型の連中というのはいる。 ただしそこに言い訳がない連中というのはごく少数だ。 自らの意思で破滅しておきながら、後でウジウジと言い訳する。後悔し、里心が涌
チャイナタウン、暗黒街。 今は暴虐の限りを尽くしている本国中国政府というものがあって、中国人は世界でひどく浮いた存在だ。そしてとどめを刺したのが今回の新型コロナウィルスだ。 海外の中国人などが悪事に手を染めるヒマもないことだろう。 かつては共産化した中
フランスと言うは血塗られた歴史の国だ。 全体主義の臭いがあちこちにする。 ドゴール暗殺をモデルにしたフォーサイスの原作がヒットし、映画化された。 原作は緻密な取材と事実に基づき作り上げられたフィクションだったが、その小説を実際に多くのテロリスト犯が愛読
黒い社会。 麻薬。 実際の事件をモチーフにした映画だ。 ルートを称して犯罪組織やひとつのまとまりを示すのは実務的な言い方だ。 ボリビア、メキシコ、コロンビア、香港。非合法なものは常に外からやってくる。マフィアのファミリーを追い続けることよりそのルートを
インドの父と呼ばれるマハトマ・ガンジー、その伝記的映画である。 彼はイギリスからの独立抵抗運動の象徴として、また平和主義のプロパガンダのアイコンとして今でも生き続けている人だ。 この人物の歴史は実は多彩なものだ。 それを克明に描写しようとすればとても一
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