今日は、「ピアノやヴァイオリン(きっと他の学科でも)複数の先生に習うということ」について、私の思うことを書いて
ウィーンでピアノ弾きと教師をしています。 オーストリア移住、人生半分をとうに超えました。 娘はヴァイオリニストでウィーン国立音楽大学院とザハール・ブロン・アカデミーの学生です。オーストリア・ウィーンの日常をお伝えしています。
何度もかいちゃうけど、夏休み後の子供たちの成長の早いことにどびっくりの件
*今日の写真は知人宅のピアノの上のお花。あまり綺麗だったので撮らせていただきました〜* まあね、生徒さんたちは、ほぼ全員、日本人ではなので、当たり前なのですが、夏休みが終わると私は声を大にして言いたい。 「そんなに急いで […] *今日の写真は知人宅のピアノの上のお花。あまり綺麗だったので撮らせていただきました〜* まあね、生徒さんたちは […]
姉妹でのピアノのレッスン、後からはじめた妹の方がガンガン上手くなっちゃってお姉ちゃんがやる気喪失というアルアルのお話
*知人宅で撮らせて頂いたシューベルトの飾り物。ブリキのような材料でできています。素敵* 夏休みが終わって、生徒たちが夏のバカンスから戻ってきています。 それぞれ身体的にも頭脳的にも目に見える進歩を見せてくれていますが、小 […]
今日は久しぶりに知人が主催するコンサートに出かけました。彼はとても大きな家(ヴィラ)を持っていて、いろいろな演奏家にコンサートの機会を与えています。うちの娘も、もう数年前になりますか演奏させていただいたことがあります。 […]
夏休みももう終わり、秋の再会で子供がタケノコのように背が伸びて毎回度びっくりの件
秋というにはまだまだなのですが、やってきました第一弾。 なんと朝の7時にピアノの生徒男子、マックスくん(仮名)のベビーシッター女史から電話がありました。彼女は私が超早起きなのを知っているので、こういう時間でも結構平気でか […]
ピアノでもヴァイオリンでも、親が間違った指導を自宅で子供にする場合は本当に困る件と週2のレッスンがコスパの良いワケ
プロフェッショナルな親御さんがお子さんにレッスンをしている場合は良いのです。もちろん親子なので、毎日の練習そのものがかなりバトルになって、大変〜、ということはアルアルですが、実際にきちんと音大を出て、演奏出来る親御さんが […]
レッスン時間、あなたは何時のレッスンが好きですか?子供に人気の曜日と時間は?
これは本当に、学生によってバラバラです。 ある学生のお好みのレッスン時間は、その教授のレッスンの早い時間。 例えば、レッスンが10時に始まるとすると10時が良いと言います。なぜなら、人気のある教授ほど学生がゴマンといて、 […]
ピアノとメガネのお話 譜面台の楽譜用のコンタクトレンズを作ったら最高の件
今日は嬉しい事がありました。 私は近視と乱視が結構あるので、コンタクトレンズを着用しています。コンタクトも今は技術が進んでいて、老眼鏡(?)の機能も入っているので、近くもバッチリ見えます。 しかし、年齢も進んできてピアノ […]
自分の子供に同じ楽器を教える、ということについて。大抵はうまくいかないという現実
私は、音楽の道に進む、という事はかなりの労力とお金を使う割には、将来、パッとしないのが当たり前、というのを知っていたので、自分の子供に楽器を習わさせる、という選択はありませんでした。長男にはもちろん教えなかったし、娘にも […]
秋らしくなったウィーンのカフェ・モーツァルトでRehruecken 鹿の背中ケーキ!と娘の演奏
さて、日記みたいになっちゃいますが、今日は久しぶりに娘とウィーン1区のカフェ・モーツァルトに行きました。 じゃ〜〜ん、こちらはレイ・リュッケン。ドイツ語で「鹿の背中」という意味です。チョコレートケーキなのですが、アーモン […]
私のよく使う経本のおはなし ロシアンシュレーのロシアピアノ教本 Die Russische Klavierschule
*曇り空のウィーン、市立公園の有名なシュトラウス像です。相変わらず後ろでは太極拳のようなものをしている人たちがいました* 私ははじめての生徒さんには、自作のものを多く使うのですが、この教本は買ってもらうこともあります。調 […]
ピアノでもヴァイオリンでもなんでもいいのだけれど、ライバル意識満々でマウントを取ってくる人への対処法
*今日の写真は、ウィーン3区の韓国料理、キムチというお店のシャケとアボカドの丼。こんなに暑い日が続くと、これが美味しくてたまりません〜* 本当に、あなたのことなんて、ぜんぜん意識していないし、あなたが上手かろうが下手だろ […]
本気組の親御さんが、時にして本当にエゴイストで驚異的、まるでお笑い劇場になる件について
ピアノだろうがヴァイオリンだろうが、多分他の楽器でも、例えばバレエやアイススケートなども同じかもしれません。世界中のステージ・ママ・パパは時にして、恐ろしいほどの行動や、それを通り越してもう、笑えない程のお笑いの世界へ突 […]
ピアノ・ヴァイオリン レッスンの親の付き添いは何歳までOK?親離れは?の件
*写真は夜のウィーン自然史美術館* これは本当によく頂く質問です。 はじめに答えを言ってしまうと、教師の方針と親によります。 正しくサポートできる親御さんなら、一流の演奏家になったとしても同伴は可能です。しかし、ダメな親 […]
*写真は去年のイタリアの音楽祭の野外コンサートの時のもの。楽しかったなあ* さて、コンクールについて書きますが、私が書くのは欧州の国際コンクールのお話です。 日本のコンクールについては、私は何も知らないので、以下、私の書 […]
ウィーンのオルフェウス・インターナショナル・ミュージック・アカデミー、カメラマン・ガジローさんのお話
*オープニングコンサートでピアニストの宮本千津先生と一緒に*ウィーンでは毎年、夏にオルフェウスのインターナショナル・ミュージック・アカデミーというものが開催されます。ヴァイオリン・チェロ・フルートなどなどのマスタークラスと毎日コンサート、と
いろいろな事情があって大変だけれど、頑張る愛情いっぱいのお母さんの子供さんはすごく幸せ!、な件
*ウィーン ベートーヴェンの住んだ家。ショッテントアの近くです* 私のある生徒さんのお母さんは看護婦さんです。このコロナ禍で、それはもう、大忙し。夜勤も普通にあります。 その生徒ちゃんは、いわゆる、「センスの良い子・教え […]
音楽大学 恋愛事情、ピアノやヴァイオリン、その他、同じ楽器同士で付き合ったり結婚は無理?性格が悪いって言われるのは本当?の件について
音大生がよく、「絶対、自分と同じピアノ科(ヴァイオリン科)の人と付き合いたくない!」とか「結婚したくない」とか口にするのを聞きます。理由は?と問うと、みんな自分のことを棚に上げて「自分勝手で、自己中心で、わがままで変人だ […]
人様に何か教えることが出来るという、この喜びはかなり大きい件について
*音楽祭のカメラマンの人が、マスクをしながらゼーゼー言いながら一生懸命に撮影していました。素敵なショットをありがとう!* こう書くとなんとなく上から目線でイヤな感じがないでもないですが、実際のところ、誰にでも何らかの特技 […]
人様と喜びを分け合うというのは幸せなはずなのに、それが出来ない残念な人達の話
*大好きなイタリアジェラートのおみせ、ウィーン1区のフェラーリで書きました* 久々に娘の小さい頃からのヴァイオリン友達と3人で飲みに行きました。あの頃は5歳くらいだったのに、20年経った今は一緒にワインが飲めるという、こ […] *大好きなイタリアジェラートのおみせ、ウィーン1区のフェラーリで書きました* 久々に娘の小さい頃からのヴァイオ […]
楽譜の書き込み編、大切なのは「そこに愛があるのか」それとも「ないのか」の件
昨日のブログにたくさんのフィードバックを頂きました。ありがとうございます。 多くの方のお話を伺ってわかったことがあります。 大切なことは、生徒の楽譜に消すことのできない赤鉛筆やマジック、ボールペンで書き込むことだけではな […]
ウィーンの音楽大学におけるピアノ伴奏(コレペティ)の先生とそこら辺のお話を少し。。
*今晩、うちの娘がオルフェウスのオープニングで一緒に演奏してくださった宮本千津先生は長年、ウィーン私立音楽大学で教えていらっしゃる大ベテランです。子供の頃から機会あることに一緒に弾いてくださいます。的確なアドヴァイスと、 […]
「ブログリーダー」を活用して、ピアノ佳奈ドットコム・ウィーンさんをフォローしませんか?
今日は、「ピアノやヴァイオリン(きっと他の学科でも)複数の先生に習うということ」について、私の思うことを書いて
ピアノ教師にとって「才能のある子」「素質のある子」「教えやすい子」
音楽(海外)留学をするのに、語学は必要でしょうか?はい、絶対に必要です。
久々のブログ スイスから「お月謝」「レッスン料」について
外国、オーストリアでもどこでも良いのですが「移住したいな」と思う人の心をよぎることのひとつに、この「差別に対す
私は留学斡旋業を営んでいるわけでは、全くないのですが、定期的に音楽留学のご相談のメッセージをいただきます。 で
日本でいう、音楽大学の附属中学校・高校というものはオーストリアに存在しません、という話
ウィーンにてアパートのトラブル 蟻の被害について
あまりにブログが放置プレイ(悲しいほど死語)になっているので、ちょっと書きます。 別にお気楽なご隠居生活を送っ
私は欧州に住んで35年くらいになるし、子供達もここで生まれて育っているので、日本の平和な裕福な家庭で育った音大
昨日は、「自分で自分にレッスンする」というトレーニングについて触れましたが、同様に大切なトレーニングはこの、お
留学などでどうしても耐えられえない人と一緒にいなければいけない状態になってしまった時の対処法
ピアノにハマる生徒さんたちと、教える事のありがたさについて
きらいな楽器はありますか?面白い生徒嬢からの質問で思い出したこと
マウント取りはくだらないよ、というお話
素人さんの発言は恐るべし、ホロヴィッツみたいに弾けない?
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法 「まずは、きちんとした指導者に習うこと」
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法 「他人を気にしないこと」
クラシック音楽を「素敵・好き」と思える気持ちを持っていることは、当たり前ではないということ
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法(多分どんな楽器でも同じ)続き「弾けるテンポ」
前に、語学がいかに必要か、ということを書きましたが、今日は久々に私のまったく語学のできなかった時を思い出したの
*写真はウィーン、ラッセルパークにあるブラームスの像*いつか書いたことがあると思いますが、こちらの学生は教授に対して質問をすることは普通だし、思ったことを伝えることも普通です。今日は、その、ちょっと行き過ぎた例をご紹介。某欧州の音楽大学で、
ムスメの幼少の頃のロシア人の先生が、「不思議なもので、1日に何時間練習しようとも、時間の経過というのが必要なん
本日は、「日頃きちんと練習をしているということは、無駄ではないんだ」ということを今更ながら感じたのでお話しします。今日、ある生徒さんがレッスンに来ました。彼女はイースター休みに家族でポルトガルで休暇を過ごしました。もちろんその2週間、ピアノ
写真はお題と全然関係のないもので、ザハール・ブロン・オーケストラのコンサートでスイスにいる娘から送られてきた写真。みんな可愛い〜、楽しそうです。ムスメは明日からはマスタークラスでソロのお勉強にドップリ浸かります。はい、本題。新しいもの好きの
これ、ヴァイオリンをやるお子さんをおもちの親御ならアルアルだと思うのですが、日本は違うでしょうか?うちのムスメもかなり最近までそうでした。そう、爪を噛むクセです。もしくは爪付近の皮をかじる、もしくは食べちゃう!!!タコか???!!!幼少期、
コロナ禍ではクラブハウスが最高に盛り上がり、クラブ「楽器を習う子の親の会」を開設し、多くの親御さんと楽しく盛り上がりました。日本以外にも欧州、アメリカ在住の親御さんが来てくださって、とても国際的。子供に楽器を習わせている数人の親御さんは、ご
私がピアノを本格的に大好きになったのは、やっぱりロマン派、ショパンなどの曲を習い始めてからです。「ああ、ずっと
ウィーンは欧州の大都市、パリやロンドンに比べれば安全な街と言って良いと思います。しかしながら、ここは日本ではありません。全然違います。昔と比べてネットなどで情報が簡単に手に入るようになりました。しかしながら、日本とこちらでは「危険」というこ
ウィーンは欧州の大都市、パリやロンドンに比べれば安全な街と言って良いと思います。しかしながら、ここは日本ではありません。全然違います。昔と比べてネットなどで情報が簡単に手に入るようになりました。しかしながら、日本とこちらでは「危険」というこ
なんか、スピリチュアルみたいな表題になってしまいましたが、私が50代を超えてできるようになってきたことのひとつが、これです。「物事に執着しない」例を挙げれば「このコンクールに通過しないのならもう、悲しくて数ヶ月も泣く」とか、「出来レースの試
素人の母親が、 「ピアノの理想の手の形は、いっつも手の中に卵が保たれている状態で、それが崩れたら絶対にダメ!」
さて、ウィーンもイースター休みに入りました。学校にもよりますが、みんな1週間から2週間くらいのバカンスです。殆どの私の生徒さんたちは外国に出かけるので、私もバカンス。と言っても、ムスメが先週から帰国しているので、楽しくワーワー・ギャーギャー
ピアノにしてもヴァイオリンにしても、スポーツ系の他の分野においても、その指導者の言葉はいつも魔法のように響きます。「素質があります」とか「才能があります」なんていわれた時には心の中にお花畑が咲き乱れ、乱舞したくなるものです。特に子供が反抗期
いつか、「複数の指導者に習うこと」について書いたと思いますが、今日は特化して「音楽大学の入学試験をひかえて」ということで書いてみたいと思います。もちろん私が住んでいるのは欧州なので、日本のことではありません。日本の現在の事情を知りませんが、
結論から言いますが、私に限っては「そんなにたくさん必要ない」です。 この歳まで、本当に大切な親友は2人くらい。
どこの国に行っても偏見というものはあるのだなあ、と思うのですが、今日はそのことについて書きます。まずは東洋人のママが「教育ママ」だという偏見。これはオーストリアに住む幾らかの日本人ママが経験しているかもしれません。例えば、自分のハーフの子供
よく人様の演奏を「ああ、ここがダメなんだよね」とか「ここがなってないんだよ」なんて批評するシロウトもしくはクロウトの人が居て、「じゃあ自分で弾いてみせてよ、ほれ!」と言いたくなることがありますが、そこからヒントを得た(?)上達方法です。シロ
私の時代(昭和)でも、そして多分今でも、日本で楽器を習ってクラシックの世界で専門を目指そう!(具体的には音楽大
しばしお受けする質問の中で、「新しい曲を始める前に、演奏家のCDやYouTubeを見る事はよくないことですか?」と聞かれます。お答えは、簡単で「それはあなたのレベルによって違います。」です。もうかなり弾ける、きちんと基礎のできたレベルであれ