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  • 桜旅北海道編16日目:別海から標津・羅臼を経由してウトロへ

    前夜は別海町にある「道の駅おだいとう」での車中泊でした。正直言って寂しい道の駅で、下手したら車中泊は私だけになるかも?といった気もしましたので、最初はその前日に泊まった根室の道の駅まで戻ろうかとも考えていました。根室を出発して時計回りにほぼ一周していましたから、根室まで50km余りのところまで戻って来ていたのです。ただその「道の駅スワン44ねむろ」も数台しか車中泊はいませんでしたので、わざわざ戻ることも無いなと思い直してここで泊まったのですが、結果朝まで数台の車中泊組がいましたので心配は無用でした。「おだいとう」は「尾岱沼」で、アイヌ語で「砂の岬」を表す言葉だそうです。向かい側にある野付半島の…

  • 桜旅北海道編15日目:根室から釧路・摩周湖周辺を経由して別海まで

    この日は根室市郊外の道の駅からスタートです。順番からすればこのあと北上して知床方面の観光となるのが妥当なところなのですが、先日濃霧のために通過するだけとなってしまった摩周湖周辺にも行きたいですし、まだ釧路市内には桜が咲き残っているようですから、釧路・摩周という前日・前々日来たルートを後戻りすることにしました。ただ北太平洋シーサイドラインをそのまま戻るのは面白くないですし、海岸線をクネクネ走ると時間もかかりますから、この日は根室から釧路につながる大動脈、国道44号線をひたすら走りました。 まずは釧路市街に入る少し手前にある「別保公園」。まだ8時過ぎでしたから園内の樹木管理をしているらしい業者の職…

  • 桜旅北海道編14日目:白糠から霧多布・根室・納沙布を経て、また根室に戻って宿泊

    この日は白糠町の道の駅を出発して、厚岸・霧多布を経由し、根室・納沙布岬まで行きます。白糠町は釧路市の西側にある街ですが、さらに西側にも釧路市の飛び地があって釧路市に挟まれた形となっています。釧路市の東側には同じ釧路という名前の釧路町があり、北側は阿寒湖の方まで拡大しているのに東西はこの両町に抑えられて、南北に細長く、西には飛び地といういびつな形です。同じ地名の市と町が並んでいるのもとても珍しいケースだと思いますし、これは過去の合併交渉がこじれた結果なんでしょうかね。 釧路市を抜けてからは延々と釧路町が続くのですが、海岸線の道道142号線を走って、セキネップ展望広場という太平洋を見下ろす駐車場で…

  • 桜旅北海道編13日目:上士幌から阿寒・摩周を経て白糠まで

    この日は、宿泊した上士幌の道の駅から約20km離れた糠平湖源泉郷5時20分集合でタウシュベツ川橋梁見学ツアーでしたから、4時半には起きて身支度をしました。前日からの雨はこの日も降り続いていて、見学には生憎の天気ですがそれは止むを得ません。 大きな車両は使えないような悪路を8人乗りのワゴン車で移動することから、ツアー定員は7名と少人数ですが、今回は私含めて6名参加でした。連休明けの初日ですし、天気も悪かったですからこんなものでしょう。朝は冷えると言われましたので上下ヒートテックを着込み、インナーダウンを重ね着して行ったのですが、雨のためにむしろ冷え込みは緩んでいたようです。 下の2枚の写真は10…

  • 桜旅北海道編12日目:層雲峡を観光して上士幌で連泊

    この日泊まった上士幌の道の駅はまだ新しくて施設も立派、とても居心地の良い道の駅でした。急遽申し込んだ「タウシュベツ川橋梁」のツアーはここから20km程の糠平温泉郷が集合場所で、出発は翌日の早朝でしたから、この日は層雲峡の観光程度で済ませ、またここに戻って来る予定でした。 朝から雨が降り続いていましたが、ゆっくり道の駅を出て走り始めたところ、20~30kmも行かない内に強い睡魔に襲われ、途中にあった白樺林の中のパーキングエリアでクルマを停めてひと眠りすることにしました。こういう時車中泊仕様は便利です。一時間余り寝てすっきり目覚めたところで、この旅初めて車中でコーヒーを淹れることにしました。白樺林…

  • 桜旅北海道編11日目:剣淵から美瑛・富良野・トマムを経て上士幌まで

    剣淵の道の駅から和寒(わっさむ)・比布(ぴっぷ)を経由して、美瑛・富良野辺りの見物がこの日の予定でした。和寒も比布も難読地名ですが、比布と言えば、私たちの世代にはピップエレキバンという磁石を貼り付けた絆創膏のCMが思い浮かびます。樹木希林とピップ社長のコミカルなやり取りが評判となり、その後比布でのロケ等も行われて、比布町は一躍全国区の知名度を獲得しました。 和寒から比布へ抜ける塩狩峠の手前には、わっさむ塩狩峠公園というのがあるのですが、塩狩駅周辺は一目千本桜を謳っていて、中々見応えがありました。そして塩狩峠を越えて比布町に入ると、国道40号線沿いにも中々見事な桜並木がありました。 そこから旭川…

  • 桜旅北海道編10日目:猿払から名寄を経て剣淵まで

    前日は思わぬ災難で約半日がつぶれましたが、この日は道北からまた道央・道東に戻る予定で猿払の道の駅を出発しました。最北の地稚内での桜鑑賞は実現したのですが、北海道ではまだ桜が満開を迎えていない道東が残っています。来た道を網走まで戻って、知床・根室方面に向かうのが最短コースですが、それでは桜の満開には早すぎる感じでしたので、道央へ向けて北海道の背骨的なルートを南下して、観光しながら道東に向かうことにしたのです。 猿払の道の駅での車中泊は強い風雨に加えて冷え込みも厳しく、朝起きた時の車外の温度は零度、車内も1.9℃と今回の旅での最低気温でした。頭にはニットキャップ、靴下を履いて、下には電気毛布を敷き…

  • 桜旅北海道編9日目(本編):浜頓別から稚内を経て猿払へ

    9日目の記事は当て逃げ事故の顛末を書くだけで長文となってしまいましたので、稚内のオートバックスで無事(?)ウインカー修理が終わってからの事を本編として書きます。 まだ事故のことを何も知らない時点でのんきに撮ったエサヌカ線での写真が、この日の最初の写真でした。後ろから撮っていますから前の傷には全く気付いておらず、このあと前に回って愕然とする訳です。 稚内市のオートバックスで修理が終わったのが11時過ぎでしたから、まずは稚内市内で定番の「稚内港北防波堤ドーム」に行くことにしました。バイクツーリングで一度来た時にも感じたのですが、単なる防波堤にしては装飾性が高い作りだと思います。おかげで今観光資産に…

  • 桜旅北海道編9日目(番外編):当て逃げされた顛末と事後処理

    桜旅9日目は浜頓別の道の駅から出発ですが、前回の記事に書いた事件というのは、車中泊していた道の駅で当て逃げされてしまった、という事なのです。 いつものように身支度をし、車内を整えて、最初はここからも近い「エサヌカ線」という有名な直線道路に寄ってみるつもりでした。そして道の駅から出て走り始め、最初に右折しようとした時に右のウインカーに異常があることに気付きました。通常の2~3倍も速くチカチカチカと気ぜわしく点滅していて、通常これは球切れの合図です。もう殆どエサヌカ線まで来ていましたので、エサヌカの途中でクルマを停めて見てみると、右の前のウインカーが切れているみたいです。どこかで交換しなくちゃなと…

  • 桜旅北海道編8日目:網走からオホーツク海沿岸を走って浜頓別まで

    網走の道の駅で目を覚ましたのは早朝4時前でした。前夜早く就寝したのは、寒かったこともありますが、網走の北側にある能取岬で日の出を見たいと思ったからでもあったのです。海岸沿いとはいっても原生林に阻まれて全く海の見えない道を走っていると、沢山のエゾシカに出会いました。まだ真っ暗な中で急に飛び出して来られると本当に肝を冷やしますので特に林間を抜ける道では飛ばす気にならないですね。 能取岬に着いたのは、ちょうど水平線から日が昇るところでした。オレンジではなくエンジ色の朝日で、中々見ごたえがありました。ただここも岬の突端で人っ子一人おらず、羆も怖かったですからクルマのすぐそばで写真を手早く撮り、早々に退…

  • 桜旅北海道編7日目:大樹から帯広を経由して網走まで

    ロケットの街大樹町を出て網走に向かおうとした時、町はずれの川に多くの鯉のぼりが翻っているのが見えましたので、思わずクルマを停めて写真を撮りました。そういえばこの日から5月なのでした。 この日も高速道路は使わず、並行して走る国道を走っていて、帯広の市街地の手前で「幸福駅」跡の案内標識を見つけました。若い皆さんはご存じないでしょうが、この「幸福駅」と、同じ旧国鉄広尾線の「愛国駅」は昔大変有名な駅でした。1973年にNHKのテレビ番組で紹介されたのをきっかけとして、愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで若者たち中心に一大ブームになったのです。当時私も大学生で若者の端くれ…

  • 桜旅北海道編6日目:新ひだかから襟裳岬を経由して大樹まで

    新ひだか町にある道の駅で朝を迎えましたが、天気予報通り前夜から天気は崩れ、終夜強い雨が降り続いていました。この日は朝からリモートで打ち合わせの予定でしたが、開始は10時ですから起床後数時間の余裕がありました。そのまま駐車場で待機するのも時間がもったいないですから、その間に近くのコインランドリーを探して洗濯して来ることにしました。9時過ぎにまた道の駅に戻り、10時から業務を始めました。別に後戻りする形になるここの道の駅に戻ってこなくても、コインランドリーの駐車場で問題は無かったのですが、この道の駅の隣にある温泉は10時から日帰り入浴に対応していましたから、業務終了後ここで入浴してから移動しようと…

  • 桜旅北海道編5日目:黒松内から白老を経由して新ひだかまで

    この日黒松内の道の駅を出発する時には、道北の前に道東を目指すことに決めていて、まずは羊蹄山を遠く左前方に望みながら、洞爺湖・昭和新山へ向けて走り始めました。そして湖畔の公園の桜並木を楽しみながら洞爺湖をほぼ一回りした後、有珠山・昭和新山の観光は今回パスして、次の目的地は支笏湖としました。民家など一軒もない白樺林の中を抜けて行く国道453号線を、渓流や滝の写真を撮ったりしながらいい気持で走っていると、支笏湖のかなり手前で、白老・ウポポイへの案内表示が目に入りました。今回桜と共にウポポイ(民族共生象徴空間)も必ず行こうと決めていた場所なのですが、この時までは帰路に立ち寄る積りだったのです。が、この…

  • 桜旅北海道編4日目:厚沢部から江差、長万部、そして黒松内へ

    厚沢部の道の駅を出発してまず向かったのは前日通り過ぎて来た江差です。江差といえばかつて鰊漁で栄えた町ですから繁栄をしのばせるものが残っているでしょうし、それにせっかく江差へ来たのなら好物のにしんそばを食べずには通り過ぎられない気もしていたのですが、前日は蕎麦屋が軒並み閉まっていたのです。にしんそばは、にしんの干物である身欠きにしんを甘露煮にしてそばに乗せたもので、京都が有名ですが、水揚げ地の北海道でも昔から食べられていたのだそうです。 まだ朝早くて、街のメイン通りも静まり返っていましたので、まずは港に復元されている江戸幕府の軍艦「開陽丸」を見に行きました。ここも内部は時間外で入れませんでしたが…

  • 桜旅北海道編3日目:函館から松前を経て厚沢部(あっさぶ)まで

    夜中には満車状態だった道の駅なないろななおの駐車場は、私が7時前に目覚めた時には既にかなりのクルマが出発していて、代わりに行楽途中でトイレを利用するクルマが入れ替わり立ち寄っていました。長居は迷惑でしょうから私も早々に出発することにしました。 まずこの日最初の目的地は函館公園の桜です。一大観光地函館の名を冠する函館公園ですが意外とマイナーな感じで、訪れるのも地元の家族連れが多い印象でした。まだ朝8時前で露店とかも閉まっていましたから人も少なく、函館山の麓にある公園内をゆっくり散策できました。公園前が終点となる市電は、以前ブラタモリで紹介されていて、カルデラが陥没してできた噴火湾の最深部にその停…

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