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  • 意識のサバイバー

    生き残れるのは変化できる人 ダーウィンは言いました『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』 ↑コレ、本当にコロナウィルスによる緊急事態だからこそ響きます。 ダーウィンさん、ありがとう… 人間は基本的に変化を好みません。 変化に抵抗します。苦労して培ってきた「安心・安全」がチャラになる可能性があるからです。ここ、人間はめちゃくちゃ怖れるわけです。 でも、人間のみならず生物は、生きていると自然災害やウィルスなど、様々な変化に対応する事を強いられます。私たちは地球という環境に依存して生きてますから、ある意味では仕方のない…

  • リングフィットアドベンチャーを使ってみた

    こんにちは! 心理カウンセラー・セミナー講師のゆーこすです。 もともとの課題 実はこのコロナウィルスの影響を受ける前から 私の中で課題になっていたのが 「運動不足」なんです。 カウンセリングやセミナー、大学での講義などちょこちょこ外には出てたんですが、 今年に入ってから徐々にカウンセリングも「オンラインでお願いします」と言われる事が増え、圧倒的に家にいる事が増えました。 大学も2,3月は授業がないです。 そして今のこのコロナウィルスの状況下ですから… カウンセリングも講座も大学も ほぼ仕事がオンラインになったわけです。 全部家で完結しているので 家から出る用事が、食べ物を買いに行くくらいしかな…

  • 自分の居場所、自分の時間

    自粛ストレス抱えてませんか? いつまで続くかわからない、コロナウィルスによる自粛自分が感染してしまう事もそうだし自分が媒介してしまうかも・・・・というリスクもある そんな中 ・子どもが休園・休校・どうやって遊び、勉強したらいいのか?親はどう関わったらいいのか?・パートナーのテレワークで家族が密集、息苦しい・自分の為の時間がより作りにくくなった そんな方はいませんか? 私が行っている講座も、今はオンラインで対応しているので受講しやすい側面もあるのですが、特に女性に多いのが「家族が家にいるので落ち着いて受講できない」という方が思ったよりも多いのです。こんな時だからこそ話したい、こんな時だからこそつ…

  • 心の違和感、心の痛み

    こんにちは、心理カウンセラー・セミナー講師のゆーこすです。 ここ2日は心に痛みを感じていました。いや、現在進行形かな…こんな事は久しぶり。 なんとも言えない違和感 おととい、なんとなく朝から違和感のようなものを感じ始めていました。 世の中は、コロナウィルスの影響で、様々な事に支障や打撃のある中、更に閉塞感が増していろんな事がストップしている…行動だけじゃなく、思考も。SNSも、発信する事も、いいねする事も不謹慎なんじゃないか…そんな雰囲気が漂っているように感じてます。 昼ごろ、自分の胸のあたりに、チクチクと痛みを感じていることを更に自覚。これは放置しておけないな、と思い、自分の内側に意識を向け…

  • テレワークの家事分担

    こんにちは! 心理カウンセラー・セミナー講師のゆーこすです。 テレワークのご夫婦は? 我が家は夫婦共にテレワーク中です。 元々私は家で仕事をしている事が多いですが、 コロナウィルスの影響で、更にzoomを使ったカウンセリングやセミナーが加速し 、気がついたら家からでていなかった!なんてこともあり、 あまり健康によろしくないので、最近は朝エクササイズをするのを仕事と同じと心得て 1日の予定に強制的に組み込むようにしています。 さて、夫婦共にテレワークだと、お互い家にいながらにして仕事をしているという条件は同じなので、「どちらがどのくらい」家事をやるか…という問題に一時発展しました。 私の方が家事…

  • はじめの一歩

    人は「わからない」と前に進めなくなる こんにちは、心理カウンセラー・セミナー講師のゆーこすです! 今日は風が強かったのですが、近所の公園に桜を観に行ってきました。 今まさに全力で咲いている桜にパワーをもらいました! ところで最近私は「新しいもの」を使う機会が増えました。 例えばLINE公式アカウントとか、クライエントさんに利用していただきやすいように ペイパルで決済できるようにするとか・・・・ そういったものを導入するのにちょっとハードルがあって足踏みしてしまうんですよね。 それは何故かというと「わからない」からなんです。 おまけに何がわからないかも「わからない」んです。 だから自分が何がわか…

  • Zoomオンラインセミナーのお知らせ

    Zoomオンラインセミナー 「アドラー流 自信が生まれる5つのポイント」のお知らせ あなたは今現在、胸を張って「自信がある」と言えますか? アドラー心理学を使った「自信が生まれる5つのポイント」をお伝えしていきます。 こんにちは!女性の人生のステージアップをお手伝いする ライフステージ応援カウンセラーの山本優子です。 今回、Zoomで開催する勉強会のお知らせをさせていただきます。 私自身はこれまで、多くの女性のお悩みをカウンセリングで解決してきました。 カウンセリングの中で「どんな考え方で」「どんな取り組み方で」過ごしていけば、クライエントさんの日常がより良く変化するのかを探求してきました。 …

  • 自信ってどこから生まれるの?

    こんにちは! 心理カウンセラー・セミナー講師をしている ゆーこすです。 最近ライン公式アカウントを始めました みなさんがホッとできる、自分と向き合えるメッセージをお届けしていきます! ★お友達登録はコチラから! 自分に自信ってありますか? みなさん、自分に「自信」ってありますか? 私はホント無かったです・・・・ 小さいころからピアノをやり、生徒会なんかもやり 大人になってからは先生業・講師業 これだけ見ると、人前で表現したり、話したり めっちゃ得意で自信のある人って感じがするかもしれませんが そんなことは全くありませんでした・・・ ピアノだって発表会など、人前で弾く時は 舞台袖で血の気が引いて…

  • 嫌われる勇気

    こんにちは 心理カウンセラー・セミナー講師をしている ゆーこすです 最近LINE公式アカウントを始めました! 「生き辛さ」や「悩み」を抱えている方が 少しでも深呼吸できるようなメッセージをお届けしていきたいと思いますので ボタンをポチッとしてみてくださいね 嫌われる勇気 ベストセラーとなった岸見一郎先生の著作「嫌われる勇気」 ちょっと難解だと思われがちなアドラー心理学をストーリー形式で展開させた読みやすい本です 「嫌われる勇気」ってパンチのあるタイトルですよね 「嫌われてもいい」と思って生きるのは、文字通りなかな勇気のいることだと思いませんか? 嫌われる勇気がなかった私・・・ かくいう私も、今…

  • 怖れが現実を動かす

    こんにちは 心理カウンセラー・セミナー講師をしている ゆーこすです コロナウィルスでお仕事に影響が出ている方や 学校が休校になって戸惑っている親御さんも多い事でしょう 蔓延したらどうしよう・・・ そう、未知のウィルスに大困惑 人間は先が見えない事や 対応法がわからないことに関しては陰性の感情がわきます 「生存のエマージェンシー」ですね そう、だから不安になること自体は悪い事じゃないんです 私たち人間はそうやって不安を感じて 「何とかしないと!!!」と行動を起こし 現実をより良いものにしてきたのですから ただ、起きてもいないことで過剰に反応して 過剰にトイレットペーパーなどを爆買いするのは 「怖…

  • 猫のあいさつ

    猫のあいさつって知ってますか? 最近知ったんですが どうやら猫同士は鼻と鼻をツンとくっつけあう 「鼻キス」で挨拶しているらしいのです この時お互いの情報を交換してたりするんだとか・・・ 我が家の猫「めいたん」は1匹なので いつも私に「鼻キス」をしてきます 日に2度ほどはしてるかな 最初この行為は「一体何なんだろうなあ?」と思っていたのですが めいたん的に「調子はどう?」と 気遣ってくれているようで 優しいな・・・・ 猫にフォローされるのも なかなかいいな、とこのごろは 「鼻キス」があるとちょっと嬉しくなってしまう私です ニャンモナイト ↓↓↓

  • 産後のお母さんにエール!

    こんにちは カウンセラー・セミナー講師をしているゆーこすです!! 産後のお母さんのカウンセリング 先日クライエントさんに「zoomでカウンセリングしてほしい」 と依頼を受けました。 生まれたばかりの赤ちゃんのいるお母さん 第一子の子育てをしながら 生まれたばかりの赤ちゃんのお世話 でも思うようにいかないし、余裕がなくてつい上の子を怒ってしまう こんなの、世の中のお母さんは普通にやってることなのに 私は大変で、辛くて、できない・・・ 私はダメなお母さんではないか? そんな心の声があふれ出て 押し込めていた想いを聴かせていただきました 生まれたばかりの赤ちゃんがいたら お母さんは、食事・睡眠・お風…

  • 自分で決めてはいるけれど

    明けましておめでとうございます 今年はどんな一年になるでしょう… 毎年のように新年になると あれこれ目標を立てていた私ですが もう、それもいいかなぁ、なんて思ってます 組織で働くことを辞め (大学では組織で働いてますけど毎日じゃないので) 時間を自由にデザインできるようになり 私は今のスタイルの方が思考も早く回転し、パフォーマンスも上がると実感 大きな目標を立てなくてもそれなりに結果が出る気がしてきたのです でも過去の私はそうじゃなかった 今とは反対に過去の社会人生活では いつもなんとなく追い詰められているような 束縛されているような そんな窮屈さがありました 今思い返すと、原因は「私」にあり…

  • カフェインレスコーヒー

    カフェインを抜いています かれこれ10日近くなるでしょうか? カフェインを抜いています もともと胃腸が弱いんですが ここのところなんとなくお腹の調子が悪かったのです 食べる量を少なくしたり よく噛んでみたり いろいろ試してみたのですが 効果はイマイチ 私はコーヒーがすごく好きなので 1日3杯以上は飲みますが 胃腸の調子がどうも良くないので 試しにカフェイン飲料を控えてみることにしました 代わりになる飲み物は ハーブティーか白湯にしました ハーブティーは胃腸に良いとされる カモミール、ローズヒップ、ミントをチョイス 最初こそちょっとカフェインレスにもの足りなかったんですが だんだん慣れてきました…

  • 圧倒的なありのまま

    保育園や幼稚園に長年勤務して よく言われたのが 「子どもが好きなんですね」とか 「子どもってかわいいですよね」とか うーん、なんかそういう先生も多いけど 私はそんな子ども好きってわけでもないし、 ゼロではないけど、熱狂的にかわいいとも思わない そもそも音楽が専門なので、 流れで保育の世界に入り、園長までやったのだけど 「子どもが大好きだから先生になりました」 というわけではなかったのです ただ、仕事をしてみると、思いの外保育という仕事にのめり込んでいました それは子どもたちを観ていると 「いいなぁ」って感じがしたから 面白いことを言ったり、やったり 自由に表現して… そんな姿はなんか輝いていて…

  • 最強の回復スポット

    夫婦関係が良くなっていく歩み 私はこれまで心理学や様々なアプローチを勉強したりして 人間関係を良くしようと試みてきました とりわけ一番深く関わる人は私の場合「夫」 心理学は具体性があり、特により多く学んでいたアドラー心理学は、行動に具体的な変化をもたらすため、現実が変わりやすいと感じています 自分自身の「こうあるべき」という信念を知り、それを緩めていき 無意識の「ライフスタイル」という自分の生き方の「台本」を自覚する事で新しい選択ができる・・・・ そうやって私の夫婦関係も亀の歩みではあるものの、良くなっていきました その上で思うこと アドラー心理学では「横の関係」 つまり夫婦、男女間でも平等で…

  • ちゃんと分かれて一つになる

    自立って言うけど 最近思うのは 子育てとか、心理学ではよく「自立」ってワードが出るけど そんな簡単じゃないよなってコト・・・・ 人間は動物の中では決して強い生き物じゃない だからこそ協力して生きていかないとだし 小さいうちは特に養育者に依存しないことには 生命を維持できない なんだけど、この世の中っていうのは 「とんでもない自分責任の世界」なんです 全ての意思決定は結局は自分がしてるし 自分の外側にあるものは 自分が創造しているものなんです だから ・世の中がこんなだから ・あの人がこうだから ・家族、職場が最悪だから なんて言っても、大人になったら 結局は自分で選びとっていかなければならない…

  • すごい人

    人生40年以上生きていると ほんの少しだけ、 物事がわかる…時もあるような気がする 最近思うのは 「覚者」とか「賢人」とか そういう類の人?と思われる人は 一見すると、ただのおじさんとか、おばさんとか 「なんかフツーの人だな」って場合が多いように感じる アドラー心理学風に言うならば 「普通である勇気」とでも言うのか… 過度に優越性を追求しすぎず それでいて劣等感を持ちすぎ、卑屈にもならない ちょうど良い感じなのである。 変な力が入っていない それでいて、自分の事はよくわかっているので 自分の能力を使うことには出し惜しみしない こういう人は一見するとフツーなので すごい人だとわからないし、自己顕…

  • 偽の食欲

    メンテナンスに行ったはずが… 先日ボディメンテナンスに行った時 いつもの担当の女性じゃない方が施術してくれたんだけど 「お疲れですね〜、背中ガチガチですね、背中がかわいそう…これじゃあ疲れますよねぇ」 と言っていて 共感してくれてるのかなぁ、と思いながらも 何故かあまりいい気分じゃなかった 「はい…」と生返事をしていた私 施術が終わって帰りの道すがら 何故か急にお腹が空いていることに気づく 身体に意識を向けると なんとなくイライラした気持ちがあって ジャンクな物が食べたくなってしまった めちゃくちゃに暴飲暴食したい衝動に駆られた 頭の中ではポテトとかハンバーガーとかが 浮かんだけど、夕飯前とい…

  • リアルで伝える意味

    ある程度なら習得可能 最近はいろんな事をネットで調べたり youtube観たりして、ある程度習得できる時代だなって思う かくいう私も、デジタルで絵を描くアプリの使い方の大まかなところを youtubeで覚えてしまった。 そして、大学で教えていてこの頃思う リアルで教える意味がないと、 わざわざ授業に来てもらう価値がない… 私の教えているのは音楽なので、 基本的な事はともかく、やはり フォームとかエネルギー感とか ライブじゃないと伝わらない事も多いし、 オーダーメイド?な内容が多いので 対面じゃないと伝わりにくい事も多いのだけど、 本読んだり、youtube観たりすれば わかる程度の事を まとめ…

  • ゆるしとは?

    許せない!! ってことありますか? 突然ですが皆さんは許せない事があったり、許せない人っていますか? まぁ、大体は出来事に「人間関係」が紐付いていると思うので 「許せない人」ってコトにしても良いかもしれません。 私にもどうしても許せない人がいます… 自分の中で相手を責め裁いても仕方がないし、 嫌なことをされたとしても、それはその人なりの「愛」なのだ… とわかっていても その時感じた自分の苦しい、悲しい感情や 理不尽な思いを手放すことができない事がある 生きているんだもの、 そういう思いをした経験を 誰しも1つや2つあるでしょう 心の奥底の地下牢にその人を押し込めていたとしても、珍しいことではな…

  • 無かったコト

    夫婦の話し合い 昨日は久しぶりに夫婦で話し合いをしました。 私が夫婦間で感じた小さな違和感について… 以前だったら「話し合い」とは名ばかりで 「罵り合い」をしていました笑 いや、今だから笑えるんですけどね… 昔は家を飛び出したり、そりゃいろいろやってましたから(^_^;) 自分が違和感や不快感を 「相手に与えられている」 という立ち位置からでは 根本的に上下関係になってますから 話し合いがうまくいかなくて当然なんですが 当時はそれがわからなかった(T-T) 昨日はどうしたかというと、 まず話し合う前に私自身の内側を 観察してみました。 違和感はどこにあるか、どんな痛みがあるのか すると…見えて…

  • 身体と向き合う

    身体と向き合う2日間 この前の土日は 偶然にも似たようなイベントの予定を入れていて 身体と向き合った2日間でした 1日目、午前中は 「倍音声明」というもの ヨガで軽く身体をほぐして その後自分の発声の振動で自分の身体のチャクラを活性化していきます。 参加者の声が重なって、実際は発声していない 倍音が聴こえるという不思議な空間… 初めての参加でしたが、これならば自分一人でもできるなぁ、と思いました。 午後はお友達のセラピストに カードセッションとボディーセラピーを受けました。 カードセッションでは、私がすっかり忘れていた「大切な存在」を思い出し、罪悪感と悲しみをリリースする事ができました。 そし…

  • 絶対音感

    私の絶対音感 私の絶対音感は物心ついた時には既にあったという感じ だから、特別なトレーニングをしたとかはないけれど、音楽が好きでピアノを習っていたから 強化されたのはあると思う 小さい頃は音と共に色が見えていた 色を見て、音を当てるという感覚が強かったけど、 次第に色を感じなくても 音がわかるようになった。 これは鍵盤楽器をやっていたのと、 CMソングなどを、日々耳コピするのが遊びだったので (ラジカセで録音してた) 自然とトレーニングになっていたのかもしれない 今では意識しないと色は見えないのです (すれば見えますが) これを「共感覚」というらしい事を 近年知った 音に色がついてたり 数や文…

  • 小さなイライラ

    小さなコトでイライラする私 最近ホントしょーもないコトでイライラ… 人様に言うのも恥ずかしいくらい ちっちゃなコトで 仕事でも、プライベートでも 例えばダンナさんに私マターの案件じゃないのに 「〇〇してよ!」って言われたとか そんなちっちゃなコト 夫婦ならよくある風景だと思うけれど でもこれって… 前はどうだったんだろう? 忙しいから、時間がないから、面倒臭いから 感じないようにしてたんではないだろうか? だって、大人なのに 「混んだ電車で通勤したくない」とか 言えなかったw イラっとしても、モヤッとしても いちいち感じて向き合ったり 相手に伝えたりするのしんどいし… でも前回「我慢できる子」…

  • 我慢できる子

    本当にそうなのかなぁ? 昨日スーパーへ行った帰りに 踏み切り待ちしていたら お母さんと男の子(4歳くらいかな) が同じく踏み切りで待っていて、聞くとはなしに 会話が耳に入った 何故そういう会話になったかわからないけれど、 お母さんは、男の子に 「我慢できる子になって欲しい」と 3回くらい言っていた 「それが大人になるには大事なんだ」とも 男の子はなんだか腑に落ちない顔をしていた。 実際どういう事柄があってお母さんの言葉が発せられたのかはわからないけど 権利を主張する前に義務を行う必要がある事と 自分のニーズをしっかり伝える必要がある事 …っていう違いがよくわかっていない状態で 「我慢しなさい」…

  • ファンファーレ

    トランペット吹きだった私 私は子どもの頃から音楽が好きがったので 小学校4年生から入れる「ブラスバンド」でトランペットを吹いていた その後ブラスバンド人生は楽器は変われど、音楽大学に進んで卒業するまで続くことになるのだが… 小学校6年の時だったか、学年で行う合奏で 「ウィリアム・テル」序曲というのを演奏した。 今思うとこんな壮大な曲をリコーダーやピアニカを交えて演奏するのもなんかすごい事だと感じる そこで私はトランペットを吹いていた 見せ場は何と言っても トランペット「ファンファーレ」 今思うと、到底小学生の技術では吹ける気がしないのだが、 何故かその時は「できない」と思った事は一度たりともな…

  • 自分のみている世界

    まるでインクの染みのように この2、3日怒りの感情が 私の中にジワジワとインクの染みのように広がっているのがわかります アドラー心理学では 感情は「使うもの」とされています 「理想とする自分の姿、人間関係」と 「現実」 このギャップを埋めようと 様々な感情を使って、人は対処行動を行います (行動といっても、何もしない…も入ります) 私のこの「怒り」も、理想どうりでない現実に 最初は小さな違和感でしたが 徐々に強い感情となって現れているのがわかります 「怒り」は二次感情といって 例えるならプリンそのもの その底にはカラメルソースのような一次感情 「悲しい」「寂しい」などが底の方に眠っています そ…

  • ノープランのススメ

    箱根に行ってきました 連休中、友人2人と私で 箱根にある「箱根神社」と「九頭龍神社」を 参拝してきました 可笑しかったのが、案外しっかり者のハズ?である3人が、誰も計画を立てない、引っ張らない笑 前日の夜中にやっと集合時間が決まるまでは 日程と場所しか決まっていなかった 全員「なんとかなるだろう」と思ってた笑 その「決めない」感じが妙に心地よくて 心配していた雨も平気、 その場その場で3人がアイディアを出して 「こっからはタクシーで行ってみましょう」とか 「やっぱり新宿でゴハンじゃなくてロマンスカーでお弁当食べよう」とか、それがすごくフィットして とっても流れが良い旅でした 九頭龍神社は、自然…

  • 起床ラッパ

    生まれた時からそうだった? 私はわりと早起きなのは 先日もブログに書きましたが 実は生まれたばかりの私も早起きだったそうです 私が生まれた病院で、たまたま母のいとこが看護師として働いていたそう たくさんいる新生児の中で 早朝に起き、元気な泣き声で 他の新生児たちを全員起こしてしまう迷惑な赤ちゃん それが「私」だった😅 母のいとこはそんな私を観て 生後3日で私にニックネームをつけた その名も「起床ラッパ」 この話を母が可笑しそうにしていたのを何度か聴いた 赤ちゃんとはいえ 寝ている他の子を毎日強制的に起こすとは迷惑千万だが、 もしかしたら私には、真に自分の人生に「目覚め」ようとする人のお手伝い …

  • 断捨離に次ぐ断捨離

    大断捨離したものの 一年前にニャンコと暮らすために 急に引越しをしたのだが その時に大幅に断捨離を行った かなり荷物が減った状態で今の家に移ったのだが… 勉強する場所がない! 最近、ある資格取得を試みているので、 勉強しているのだけれど、 リビングにあるデスクをいつもダンナさんに占領されているので、勉強する場所がない… ゴハン食べるテーブルだと、椅子じゃないから長時間は身体痛くなって無理だしなぁ でもデスク置くとななると部屋が狭くなる 我が家にはピアノがあって (私が某学校でピアノを教えてるので) グランドピアノを置いている部屋が一室 そんなに広くないし もう、ピアノだけで一杯で、他にものなん…

  • 寂しさと虚しさと無力感と

    この感情は? 先日の満月の夜 寂しさ、虚しさ、無力感を抱えて トボトボと歩いていました というのもここのところ 深くお付き合いしていた学びの仲間が 一人、またひとりとグループから去っていき うまく名前のつけられない陰性感情に見舞われていたのでした まさに「同じ釜の飯を食う」仲間たち 去っていったのは、相手の個人的な理由で 私との関係性とは別のものなのに… では、何故? 寂しい?悲しい?虚しい? 思考では、「相手の領域の問題」と、理解している…のになんでざわつくの? ここを自分で掘り下げてみました 私の場合、朝ベランダに出て スムージーを飲んだり、余裕ある時は 瞑想したりするのですが、 ベランダ…

  • 婚前契約

    今朝歌手のSILVAさんが 婚前契約をしたとテレビでやっていました。 なんかアメリカ人みたいだなぁ〜と思いつつ観ていたら そう、結婚後発生する お金の事・家事の事・子どもの事・お互いの仕事について そういうことを明文化してるんですねぇ これに対して街の声は ・契約しても守れない ・縛られてる感じがする ・内容が変わりそう など、比較的否定的な意見が多かったように感じました それに対してSILVAさんは ・このくらいのことを婚前に話し合えないようなら夫婦として上手くいかない ・内容は毎年話し合って更新 ・ズレたな、と思ったら戻れる そんな利点を話されていました まさに私が結婚してから話し合い続け…

  • 慢性頭痛だった

    夕方のひどい頭痛 私は以前、すごい頭痛持ちだったのです 仕事をしていて ほぼ毎日集中の切れる夕方ごろになると頭が痛くなって もう、頭痛薬かカフェインを投入しないことには 次の仕事ができないという 身体に良くない… わかっちゃいるけどやめられないループにはまっていました アルフレッド・アドラーは 「頭痛、偏頭痛は劣等感を隠すことが非常に困難なために起こるひどい緊張から発するもの」と言っています できない、やれないは許されない 常にクオリティの高いものを… 「できる人・いい人仮面」を外せなかった そんなの誰も強制してないのに笑 等身大の私でない私は いつも「頭痛」という警報をならしてた ただそこに…

  • 100通りの世界

    先日ダンナさんとランチしていて ふとダンナさんが 「100人いれば、100通りの世界があるんだよなぁ…」 としみじみ言っていた 私は深く頷いた! だって、こうやって同じ物を食べていても 私とダンナさんは 全く同じように感じ、考えているわけではないし 見えている世界が実は違うのだ 「人は自分の知っているものだけを見る」 ゲーテ だから見てる世界が「違う」という大前提で 相手の世界を知ろうとする事で 一緒に歩んでいけるんだなぁって思う だからこそ 「相手がわかってくれて当然」じゃないなって思う 「わからなくて当たり前」 「わかろうとしてくれてありがとう」 それぞれの認知が違う事を日々自覚すると こ…

  • 電車の入り口の無意識

    混んでる電車で 東京に住んでいると、通勤で電車が混んでいるのは仕方ないのだけど そんな時に気になるのが 入り口付近の扉で乗降してる人がたくさんいるタイミングで 動線の邪魔になっているのに 「テコでも動かない」人がいる時(笑) (周りの人のこと考えてないのかなあ・・・・)と気になる 共同体感覚とは? アドラー心理学では 「共同体感覚」という概念があって 簡単に言うと、人々は仲間だ、仲間の為に貢献しよう!! という感覚 人間は生物的には野生の動物などに比べて弱い生き物なので 協力し合わないと生きていけないのだ この「共同体感覚」が高い人は 学校・仕事・家庭など 様々な人間関係で「相手の立場」を考え…

  • モテるのと結婚は違う

    モテなくったって 今朝はやまちゃんと蒼井優さんの結婚会見の話題でもちきりでしたね ワイドショーで 「やまちゃん、モテなかったもんね、映画とかもいつも一人で観てたし」 と司会の加藤さんが言ってました 「モテる」つまり多くの異性に好意を持たれることと たった一人の自分の片割れのような ピッタリ感がある人がみつかって結婚することとは イコールじゃないんだな、とふと思いました 確率の問題 なんとなく多くの異性に好かれると結婚に至りそうな気がするけど それはあくまで確率の問題なのかもなあ・・・と感じました 個人的には世の中の「愛され〇〇」とかのワードを見ると 「別にそんないろんな異性に愛されなくても・・…

  • こだわり

    私の中での変化 最近、ふと気づいたことがあって 前から「この人苦手だな~」って思っていた人が もしかしてそうでもなくなったかも?ってハナシ この前も、仕事で結構いろんな作業を依頼されて 一生懸命時間使ってやったんだけど 結局その後に話しあったら その作業もろともボツになっちゃって・・・ こんなこと仕事してたら世間ではよくあることなんだけど その方との関係は上下関係になっていて マウントをとられているような気になることもあって こういう事態は私がイライラしたり 「だったら先によく検討してよ!!」と憤りがちな案件だったけど 最近はそういう「こだわり」が なんか煩わしくて 「そうですか、では『指標』…

  • やり残した事はありませんか?

    昨日は新宿のアップルストアに行った 実はiPad Proの調子が悪く 再起動を勝手に繰り返してしまうという… そんでもっていざ使おうとすると バッテリーがない!!という状態 がボーン😱 すごい人がアップルストアに集っているので かなり待たされるかな、と思ったけど 受付して「順番になったらメッセージ携帯にいきます」 と言われてアサイードリンク飲んでたら すぐに呼ばれた! 診断してもらったら、 修理とかできない故障らしく 本体を新品のものと交換になった まだ保証期間だったので料金はかかりませんでした すごく丁寧なわかりやすい説明をしてくれたお兄さんが、 私が今まで使っていたiPadを初期化する時に…

  • 女性の生き方

    源氏物語にハマってました 高校生くらいの時に 日本最古にして最高の文学と言われる 「源氏物語」にはまっていた頃があり 何種類かの訳書を読んだ 主人公「光源氏」のイケメンプレイボーイぶりから 様々な恋物語が綴られているわけで、 若い頃はそれが面白かったわけだが 今はちょっと違う 様々な女性が登場し 「女の生き方」がいろんな角度から描かれている ・源氏の母を投影した藤壺 ・源氏が理想の女性に育て、子を為さなかった紫の上 ・プライド故に打ち解けられなかった葵の上 ・2人の男性に請われながら仏門に入り自分の人生を歩む浮舟 他にもたくさん登場するが 皆、一様に家という枠や、夫婦の関係の中で 「当たり前」…

  • 愛すべき小さいひとVol.4

    もう降園したはずなのに 私が私立保育園の園長になって まだ最初の年だったと記憶しているが、 ある土曜の午後、私はデスクワークをしていた すると、なんだかあわてた様子で Cちゃんのお母さんが園に駆け込んできた お母さん「Cこちらにいませんか?」 私「いないんですか?」 …というのもさっきお母さんと降園したばかりだったのだから。 Cちゃんは3月生まれの1歳児なのだが どうやら近くのスーパーで買い物をしているときに、いなくなったのだという… 園がスーパーから近いので まず最初に探しに来たということだった 私は不安感でいっぱいになった 最初に頭をよぎったのは「誘拐」だった Cちゃんは非常にかわいい女の…

  • 愛すべき小さいひとVol.3

    いろいろ考えた末の遊びでした 私が最初に受け持ったクラスは 3歳児クラスであった 毎日試行錯誤の連続だったが そんな中で忘れられない出来事があった クラスで簡単なルールのある遊びを導入しようと 「フルーツバスケット」をやろうとした ただ、3歳児の前半だったので ルールが少し難しいかと思い 様々なフルーツの絵を首からメダル状にして 下げられるように準備した これなら子ども本人も周りも「何のフルーツなのか」が 一目瞭然である 「我ながらいいアイディア!!」と思いながら 子どもたちに「フルーツバスケットをやろう!!」ともちかけた 恐怖のフルーツバスケット するとその中のKちゃんが 「私はねえ、フルー…

  • 愛すべき小さいひとVol.2

    突然泣きだす 保育者とは、一日の保育を振り返り 「今日あの子、こんな事言ってたな」とか 「表情が少し暗かったな」などと思い出し 次の日の保育に有形、無形で活かす人が多いと思う 私が3歳児の担任を持っていた時 突然泣きだすYちゃんという女の子がいた ホントに「突然」なのである 友達とトラブルがあったとか、転んだとか そんなのは一切ない… そして、数日それは続いていた 私はYちゃんを観察する事にした この「突然泣き」が謎だった すると、どうやらお昼ご飯の前に泣いているようなのだ。 場所は園庭で泣いている Yちゃんの様子を観ると 「片付けだよ〜」「ゴハンだよ〜」などの 友達の掛け声が園庭に響いてザワ…

  • 愛すべき小さいひとVol.1

    そんなに「保育」が好きじゃなかった 私は大学を卒業した後 すぐに幼稚園に就職した 正直なことを言うと 音楽大学を卒業しているので 「保育」にそれほど魅力を感じていたわけではない ただ、在学中幼稚園教諭の資格をとってたし 音楽を中心に携われるというお話だったので ご縁があって幼稚園に勤めたのだ ところがそこで出会った子どもたちの 面白さときたらなかったのだ 私に本当に「人間とは?」「生きるとは?」 を教えてくれたのは子どもたちかもしれない あのちいさな「人」たちにもらった面白さや 感動を、少しずつ書いていこうと思う まさかの発想力!! 私が新卒の頃 ベテランの女性のM先生が担任をする 4歳児クラ…

  • 結婚ってなんなんだVol.20

    事業継承 これは多くの人に当てはまる話題ではないけれど 私が嫁いだ家は事業をやっている家だった為 ダンナさんはいわゆる 「跡継ぎ」である 事業承継の問題は 多くの経営者が頭を悩ます事だが 私はカウンセリングを学ぶ中で、創業ではなく、2代目、3代目とそういうポストが与えられた人たちが自分の生き方とその事業が本当に合致するかどうか 悩む姿をたくさん観てきた 既に築かれたものが大きければ大きいほど 簡単に「やりたくない」と言えない場合も多い そして、ダンナさんだけではなく、多くの2代目、3代目の経営者が 「親の期待に応えたい」という想いで 自分がやりたい事や、望む生活と 継いだ事業の狭間でもがいてい…

  • 結婚ってなんなんだVol.19

    家事分担 以前にも少し書いたが 共働き夫婦での家事分担は お互い感謝の気持ちで行えれば良いのだが どちらかに家事負担が偏ったり 「気になる」ポイントが違ったりすると ストレスになりやすい フルタイムで働いていると お互いそれなりに消耗して帰ってくる そうすると、正直家ではもう「寝るだけ」でいたい という日もある 仕事で大変な案件があったり、 帰宅が遅くなったりするとなおさらだ 家庭の中で役割分担として 「専業主婦」で家の中のことを ある程度仕事のように切り盛りしているご家庭もある 家事はボランティア? 一方、共働きの家庭は「家事」がボランティアのように 賃金が発生しない事柄であるために どうし…

  • 結婚ってなんなんだVol.18

    言葉が通じるのに・・・ そもそも夫婦というのは育った環境も違うし 男と女という性も違う だからその違いを受け入れつつ 共通の目的や善にむけて 「どうしたらいいか」 ということを話しあえばよいのだが それが簡単にできてたら 全ての夫婦は上手くいくのかもしれない 我が家の課題は 「建設的な話し合いができない」という問題だった 今でこそ、そんなことはないが 話し合いがヒートアップし お互い自分の考えを相手に「わからせようとする」と ダンナさんは攻撃的になり わたしは、だんまりになってしまうのだ これは「話し合っている」とは言えない・・・ 一度話出したら決着をつけるまでとことん話し合いたいダンナさんと…

  • 結婚ってなんなんだVol.17

    結婚相手の人間関係のお付き合い 結婚すると、今まで自分がお付き合いのある 人間関係以外に、パートナーの 家族・職場の方・友達 との接点が少なからず出てくる 「奥さんもご一緒に」と言われることもある ここで私の経験上、大事にしていること それは・・・・・ 「最終的に行くと決断したのは自分である!」 ということを肝に銘じることだ パートナーの人間関係の中に招かれるということは 時に「アウェー」な感じを味わうこともある 自分の知らない話や 知らない人とのコミュニケーション そういうことが起こりうることも承知で その場に行くと決断することである 正直自分にとっては興味を持てない話やイベントだったりする…

  • 結婚ってなんなんだVol.16

    実家の価値観 うちのダンナさんは 私の実家が好きだ 東北にある私の実家は のんびりとした田舎にある 東京生まれ、東京育ちのダンナさんは 案外私の実家に一緒に帰ることを楽しみにしている 好きなロードバイクでサイクリングしたり 美味しいものを食べたりして 滞在を楽しんでいるが 私の実家の人間関係や 家族の雰囲気に様々な新しい感覚や 発見があったようである 結婚して自分が生まれ育った家庭以外の家族を知るというのは 今まで自分が「当たり前」と思っていたことが 実はそうでなかったと気が付いたり なんともビックリな習慣が「世界ルールです!」ぐらいの勢いで 存在していたりするので なかなかのカルチャーショッ…

  • 結婚ってなんなんだVol.15

    夫婦関係は横の関係 前回夫婦関係は横の関係と書いたのですが、 アドラー心理学では 人間関係を「縦」の関係「横」の関係 と表現する事がある 関係性が縦関係になっていると 人間は不快になったり 違和感を感じたりします。 そんな事を言ったって 組織なんか上下関係じゃない? と思われるかもしれませんが、 尊敬、信頼を持って関わる、人間としての尊厳は 上司や部下、親と子であっても上下関係ではない 上手くいっていない関係は 大概「横」の関係が崩れている 全ては関係性の上に立脚している… そして夫婦関係がこの正常な横の関係性でないと 本来ならば問題や違和感が出た時の 解決法は「話し合い」をする事なのだけど、…

  • 結婚ってなんなんだVol.14

    帰宅時間の問題 うちの夫婦間で一番関係性が崩れる争点となっていたのは 以前にも少し触れましたが「帰宅時間」についてである 結婚した6年前、私はまだ園長になりたてだったので 仕事も試行錯誤、その上、土曜も日曜も 自分の未熟さを埋めるようにとにかくいろんな場所に勉強に出かけて行った 組織マネジメントに関してや、保育に関すること 心理学など、分野自体も多岐に渡っていた 今、思うと不安や恐れから とにかくそれを払拭したくて、一生懸命学んでたんだなぁ~ もちろん、人生には無駄なことなんて一つもないから しっかり今に生きてますけどね・・・・ そんなこんなで私は圧倒的に家にいる時間が少なくて 一緒に過ごした…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.13

    共働きの夫婦 共働きの夫婦が抱える問題として 家事・育児の分担はなかなか大きな問題ではないだろうか? ここを本当にスムーズに行えている夫婦を私は尊敬する・・・・ 結婚当初は物理的に 「ゴミ出しはダンナさん」 「料理は私」 みたいに家事分担していたが これはあんまりうまくいかなかった・・・ お互いステートの高い(状態が良い時・パフォーマンスが高い時) はいいが、下がったときはうまく運ばなかった 私は片道1時間近くの通勤をし、 保育園の園長として、一日中様々な意思決定をし、人の話を聴き 週に2回は大学に講師として授業し、 毎日クタクタになって、家に着いたらもう「充電が切れそう」な状態 しかし結婚し…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.12

    家を飛び出す 例えば帰宅時間の連絡や時間に関して お互いの「こうあるべき」の違いから 話し合いを持つのだけれど 次第に双方怒りが噴出してしまい 結局最後は言わなくてもいいような事を お互い酷いボルテージで言い合い 傷つけるだけ傷つけた・・・・ 最初の頃はそんな事を繰り返していた 怒りがマックスになると同じ空間にいられない為、私は ・グランドピアノを置いている部屋(狭い)で寝る、引きこもる ・近所のファミレスで深夜までハイボールを飲む ・ビジネスホテルに滞在 などなど…いろんなパターンを用い、息も絶え絶えで夫婦関係を続けてきた 今思えば漫画喫茶でも良かったなぁ…って イヤイヤそういう事じゃなくて…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.11

    新生活スタート 結婚式を終えて私たちは新生活をスタートさせさせた 仕事が終わり毎日誰かとご飯を食べ、眠ることができるというのはとても幸せなことだ しかしながら些細な事でも、考えや習慣の違いと言うのは夫婦の中でたくさんあるものだ 例えば、私は夜寝る前に読書をする習慣があるが、主人は部屋を真っ暗にしていないと眠れない人なので、必然的に電気を消すことになり、本は読めなくなった また、寝るときの部屋の温度の違い! これは多くの夫婦が抱える問題だと思う 男性は暑がり、女性は寒がるので 冷房や暖房の温度が合わないと言う由々しき問題… 睡眠は日々のパフォーマンスにも関わるので 折り合いをつけていくのは非常に…

  • 結婚ってなんなんだVol.10

    結婚式場は… 結婚式場を探す… 結局呼ぶ人が多いことと、 ダンナさんのお家が事業をやっている事もあり 様々な立場のお付き合いのある方をお呼びする事になり 簡単にいえば、ライトな会場では NGになってきた… もう、どちらかというと消去法になってきた… 何箇所か下見をし、 その中で東京の方ならだいたい知っているであろう、H園に決めた 結婚式では決め事が多い 衣装、料理、お花、席次… ドンドン決めていく ここは花嫁さんは夢があって 一つひとつ楽しんで吟味したいところなんだと思うけれど 私はなんだか機械的に、仕事でも進めるように 次々に意思決定した アットホームな、もしかしたらガーデンパーティーくらい…

  • 結婚ってなんなんだVol.9

    これまでの人生の縮図 これまでの人生の縮図 それが「結婚式」ではないだろうか 自分が関わってきた人 大事にしてきた価値観 そういうものが出るのが 結婚式ではないかと思う そして、両家全く違った価値観がある中 そこを擦り合わせていく… これ自体がなかなか簡単な事ではない 私たち新米夫婦も例外ではなく 結婚式をとり行うプロセスで かなり悪戦苦闘した… 両家の意向を上手くくめなかったり 自分たちの軸がはっきりしなくて ブレブレになった…チーン… 誰の課題ですか? アドラー心理学では 「課題の分離」という理論を使うが 最終的にその事の責任を誰がとるのか? やらなかったり、失敗すると困るのは誰なのか? …

  • 結婚ってなんなんだVol.8

    姓が変わるということ 結婚が決まり、入籍、半年後に結婚式という流れが決まった 女性は結婚すると姓が変わる そのことをどう受け止めるかは様々だと思うけれど 今思うのは 自分が生まれ育った源流の家族との関係でとらえ方が変わるのではないでしょうか? 自分の生家の親やきょうだいとの関係があまり良くないのであれば 「これで家を出ていける、せいせいする、第二の人生を歩める!」 そんな風に思えるのではないでしょうか? その逆のパターンとして 生まれ育った家での家族との関係性が良ければ そこから姓が変わり、別の家族の一員になることは ある意味寂しい事でもあるかもしれません 私は後者のパターンでした 好きな人と…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.7

    私の場合 保育園の創業と、ダンナさんとの お付き合いのスタートがほぼ同時だったため まさに人生「てんやわんや」期だったわけである 彼とも何度も喧嘩を繰り返しながら お互いの価値観を擦り合わせていった そして、2年半ほど付き合った後、 大学4年生だった彼の就職が決まり スルスルと結婚が決まった いくら就職が決まったとはいえ、 これから仕事を始めていこうとする彼が 私との人生を歩むことを決断するというのは とっても勇気がいる事だと思った 私の方もこれから社会人になる人と結婚するわけなので、 養ってもらおう、とか考えたりはしなかった 年の差婚ではあったが、 両家の両親は特に反対はしなかった いつも思…

  • 結婚ってなんなんだVol.6

    結婚は一旦おいといて… ダンナさんとお付き合いをスタートさせました 相手は大学生だし、結婚どころか、 彼にはもっとたくさんの他の人との恋愛チャンスがやってくるかもしれない そうなったら私は…?? う〜ん( ̄^ ̄) ますます結婚が遠のくかもしれない… でも、その時はその時 私はお互いに結婚したいという気持ちが芽生えず、何年か付き合って別れることもあるかもしれない そういうリスクもろとも引き受ける 覚悟を決めました 自分の人生の責任者は自分ですから 彼との付き合いの中で 私の仕事がとにかく激務だったので 園長職と大学講師、ダブルの仕事を必死で行い 朝から晩まで働きづめ そして彼は大学生… このギャ…

  • 結婚ってなんだVol.5

    プレッシャー 近年随分と恋愛や結婚に関しても寛大で 生き方についても多様性が認められる時代に突入したと感じるが 私が30歳になりたての頃は 仕事がらみで知り合った人が「お見合い」の話をもってきたり 「合コン」に呼ばれたり・・・ なんとかして私の「ひとりもの」を解消しようとする 有難いけれど、周囲からの暗黙のプレッシャーがあった やはり「若い」ということが女の市場価値を高めるのか? 女の価値はそんなもんじゃない!! まあ、事実肉体は劣化していき 「子どもを産み、育てる」という大仕事を前にしては 若く元気なほうが良いのかもしれないけれど・・・ 30歳を過ぎた私は なんだかわけのわからない違和感を感…

  • 結婚ってなんだVol.4

    30代の恋愛の延長線上に 結婚がチラつく・・・・ 「結婚」を望んでいるならば 30代で何年も付き合って やっぱり「バイバイ」になるのはなぁ と考える人も多いだろう だから「付き合う」段階で慎重になる人も多いのではないだろうか? 私はというと もちろん「結婚」願望がまるでないわけではなかったが 彼との付き合いの中で迷いがあったとすれば それは「年齢」だった 当時ダンナさんは11歳年下の大学生だった 30歳過ぎた女性が大学生とお付き合いして 良い関係が築けるのか? ますます結婚が遠のくのではないか? 世間的にはどうなのか? など、いろんな想いが去来した 今思うと、これらのことも夫婦になって何年も暮…

  • 結婚ってなんなんだVol.3

    人生のフルスロットル 保育園の創業 なんか創業って言うと華麗なカンジもするかもしれないけど 実際は何もない中のスタートだったので 保護者に出す手紙ひとつだってベースが無かった なので、夜中まで仕事し 「ちょっと仮眠を…」 と保育園の床で死んだように寝てしまう そして早番の職員さんが出勤してきた音で 「わっ、朝だ!!!」と 目が覚めてあわてて起きる 最初のうちはそんな事もしばしばだった もう、労働基準法って何?みたいな…(^_^;) 保育園の創業期で四苦八苦しながら その中で交際をスタートさせた私 フルスロットル時代の幕開けである 30歳を過ぎたら… ここは人それぞれだし、男性と女性でも違うかも…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.2

    結婚の決め手は… 何故結婚したんだろう? 当時の事を思い返してみる… 当時の私は既に30歳を超え すぐに保育園の園長職に就いた とにかく仕事に燃えていたので 周囲がドンドン結婚する中 憧れはありながらも 「ご縁があれば…」 と悠長に構え、彼氏もいなかった。 たぶん世の中の女性が意識するほどは 結婚を意識していなかったと思う。 保育園の立ち上げで 朝から晩まで…朝7時から夜中12時くらいは当たり前!で仕事していた。 シャワーと睡眠の為に家に帰る生活… だから考える暇がなかったのだ 出会い そんな時に今のダンナさんと出会った 一緒に保育園を経営していた友人の弟で ITにうとい私たちのサポートをして…

  • 結婚ってなんなんだ?Vol.1

    なんで結婚するのか・・・ 私は「なんで結婚したんですか?」 と質問を受けることが結構あるのです 心理学とか、心の学びに行くことが多い為 みんな相手のことに興味がある方が多いのでしょうね 「なんで?」の質問の意図はだいたいこんな感じ(だと思う) 1、どのような馴れ初めで、何が決定打になって結婚を決めたのか 2、経済的に自立しているので、結婚する必要があったのか 3、そもそも何故「結婚」という形をとるのか 大概の場合は「1」の意図を含む質問なので 答えられる時と相手によっては話しますが 馴れ初めなんて長い話、いちいちするのが面倒な時は 「ま、ご縁ですよね~!」と流してしまう事もあります・・・(;^…

  • 病気からのメッセージVol.15

    入院生活 1週間ほど入院生活を送った 入院生活は最初こそ痛みがひどく じっと嵐が過ぎ去るのを待つような そんな感じだったが 徐々に食事も自分でとれるようになった 病院食は工夫されていて、 前日に希望を出しておくと、2種類の中から メニューが選べるようになっていた 病気をすると食事もままならない為 調子のよい時の入院生活の食事は やっぱり楽しみだった 退院 退院の日が決まった オペでお腹に3か所穴が開いた為、まだ傷は痛むが それ以外に日常生活にほとんど支障はなさそう 私は荷物をまとめ、ダンナさんに迎えにきてもらった ダンナさんは毎日仕事終わりに私の様子を見に来てくれていた こうやって、支えられて…

  • 病気からのメッセージVol.14

    手術から戻った私は 弾丸を受けたかのような痛みを感じた ブルブル震え・・・・・ 目覚め 次に目覚めた時、痛みが和らいでいた どんなに辛くても、痛くても 明けない夜はない 私は生きられている喜びをかみしめた 普通に歩けるって 笑えるって ご飯たべれるって すごく幸せなこと どれも「当たり前」になっていて 感謝がなかったなあ・・・・ 今は自力でトイレに行くことすらできないのだ いろんな管が体につながれているから・・ 自分を生かしておくため事を 全部誰かのお世話にならないとできない ダンナさんも 「いてくれるだけでいいんだ」と言ってくれた 努力して、がむしゃらに仕事や家庭のことやって とにかく走り続…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.10

    引っ越し 私のグランドピアノが宙に浮いている。 ピアノの搬送は特別な業者さんにお願いし、いつも神業に近いプロの仕事が凄すぎてうっとり…溜め息がでる…。東京の住宅事情でグランドピアノを出し入れする事自体が至難の業だ。 6月上旬、私たち夫婦は怒涛のスピードで引っ越しの日を迎えていた。新婚当初から5年間住んだ練馬ともお別れ。行きつけのお店なんかもあって楽しい街だった。 しかしながら新居は気持ちの良いところだ。都心から離れたので緑も増えた。特に私はベランダからの眺めがお気に入りだ。ねこす改め、めいたんはまるでジャングル大帝レオのように新しい家を縦横無尽に走り回っている。この家はまさかの猫の通用口がドア…

  • 病気からのメッセージVol.13

    手術終了 目覚めると ダンナさんのアップの顔が見えた おお!!な、なんだ? なんなんだ??? 状況がよく分からなかったが どうやら手術が終わったらしい 良かった、とりあえず生きてた… 家族が心配そうに私の顔を覗き込んでいる 一体どこから記憶がないんだろう? えっとー、手術台にのったところまでは 覚えてるな… 少しずつ今置かれてる状況を把握できたと 同時に、強い痛みを感じた 震えがくる痛み 今まで感じたことのない、 まるで弾丸をうけたかのような、痛みだった。 無理もない、腹腔鏡手術でお腹に三箇所穴が空いているのだから… あまりの痛さにガタガタ震えだした その様子を見て看護師さんが 「痛み止めの筋…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.9

    ねこすの成長 ねこすは離乳食に移行し、トイレも最初こそ「なんか、ねこす静か…」と思い、見るとチャーっとその辺でやっていたが(笑)どんどん自立してお皿から離乳食を食べ排泄もトイレでバッチリになった!ねこす、すごいなぁ。 引っ越しが決まり私は大断捨離を始めた。自分の現在・過去・未来に向き合った。過去大切だったもの、未来必要であろうもの本当にに大切な「今」必要なもの…私はこの大変さからこれからは余計なものを買わないと心に誓った(笑) 命名は…? そしてねこすがパーティーに加わった事により、ねこすに名前をつけることになった。私はねこすでもいいと思っていたが猫愛(ねこあい)がすさまじいダンナさんはちゃん…

  • 病気からのメッセージVol.12

    いよいよ手術 4年前の2月中旬 私は入卵巣嚢腫の手術のために入院した そんなに難しいオペではないとは聞いているが 家族が訪ねてきたり 遠方から実家の母もやってきた こうなると、日常過ごせてることや 健康ということ・・・ 全てが当たり前でないという感覚がわいてくる ここで感じたのは 「人の役に立っているから愛されている自分」 ではないということ ダンナさんをはじめ、 何もできない、病院のベットに寝ているだけの自分を尚、こうして愛してくれる人たちが集ってくれている 「みんなの役に立たなければ価値がない」という私の考えを 覆すような光景だ・・・・ それを実感するために私はだいぶ痛い授業料を払った オ…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.8

    ねこすとの生活を選び、 引っ越しが決定した私たち夫婦 ペット可とグランドピアノオッケーの 難条件の物件探しに挑む!! 仔猫を拾ったことにより、物件探しが始まった。「ペット可」「楽器OK」とうたっている物件でも、ことごとく電話口で断られた。実はグランドピアノはダメ、猫はダメというところが多いのだ…。困ったなぁと思っていた矢先、ダンナさんがみつけた物件に目が止まった。条件がぴったりで、写真で見るとマンションの看板にグランドピアノの絵と犬?猫?の足跡が描かれている。これでグランドピアノ、ペットNGだったら看板に偽りアリだな…と思いながら早速問い合わせてみると、ビンゴだった! 内見をお願いし、出かけて…

  • 病気からのメッセージVol.11

    半年間 食事療法、自分との向き合いを続けた 体調や心の状態は随分変わったと感じた ただ… 卵巣の嚢腫の大きさは変わらなかった 時々チクチクと痛み、私をヒヤヒヤさせた やはり身体にメスを入れる事は避けられないのだろうか? どこか「努力すれば」何とかなると 思っていた自分がいた。 この信念は簡単には変わらない… だから、自分なりに取り組んだ事にそれほど成果が出ない事に落胆した。 しかしながら、自分でコントロールができないのが病気なのである。 そもそもコントロールしようという 奢った気持ちがある事自体が間違っている 私たちは生かされている この生かされた命を 「使って」もらわなけらばならないのだ… …

  • 病気からのメッセージVol.10

    手術までの半年間 心と身体の探求が始まった… 心と身体のつながり この頃私はアドラー心理学を学び始めていた アドラー心理学では 心と身体は繋がっている 意識と無意識も一体となって動いている …そう定義されている なので今回の病気も 身体だけへのアプローチ 「手術しました、悪いところ切りました、終わり!」 …ではないんだろう、と思っていた。 自分が自分に制限をかけていることや 過度な価値観 身体の声なき声を聴いていく 自分との向き合いが始まった そもそも、大きな病気になって 「ああ、これで休める」と思っている事自体が 異常事態である 「良くあらなければ」 「他人の期待に応えなければ」 「他の人よ…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.7

    私は人生の流れには基本的に逆らわない。良くも悪くも起こった事を受け止める。迷った時はリスクがあっても自分が「いいな」と、ときめく方を選ぶ。今回もそうだった。 夫婦で何度も話し合った結果山本パーティーに「ねこす」が加わった。新キャラねこす。職業「ねこ」異色のメンバーである。 …という事は次に待ち構えているのは「引っ越し」である。 今まで面倒で手をつけていなかった引っ越し散々避けてきたが、ねこすの登場で一気に「やらねば!」の状態に。小さきねこす、恐るべし!! 物件探しが始まった。厳しい戦いが予想された。なぜなら、ペットだけでなく私はグランドピアノを持っているのだ。またしても私たち夫婦に大きな壁が立…

  • 病気からのメッセージVol.9

    セカンドオピニオンを受け 手術が半年後に決まった その間自分でできる事をやってみようと思った私は いろんな人に「コレがいい」という療法を教わった 中にはかなり怪しげなものもあったが… それまでは病気になったら病院で治すと 当たり前のように思っていたが とりわけ東洋医学的な考えの療法は 自然治癒力を高め(代謝や免疫) 自分で病気を治すという考えで、 薬や手術で除去して 「直してもらおう」というどこか依存的な病気との向き合い方とは また違ったアプローチだと感じた これを詳しく書くと非常に長くなるので割愛するが 女性特有の病気や不妊は 冷えによるものが多い 冷えにアプローチする食事や手当は 私の中で…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.6

    ゆ〜こすと暮らす猫 めいたん誕生秘話 思いがけず仔猫「ねこす」(仮)を拾った私たち夫婦。ねこすと暮らすにはハードルがある。私が動物が苦手だという事そして実は今住んでいるところが「ペット不可」なマンションだという事。 これが大きな障害になっていた。生まれたてのうちは猫命救助で本当に申し訳ないのだが、ダメな事承知で箱の中でお世話していた。しかしながらいつまでもこうしてはいられない。早くこれからのねこすの生活を保障してあげないと… 私は焦った。 選択肢は2つ 飼い主さんをみつけるか、はたまた引っ越してねこすと一緒に住むか。 何度も何度も夫婦で話し合った。実は我が家ではこの「ねこす問題」の何年も前から…

  • 病気からのメッセージVol.8

    突然の腹痛… 卵巣嚢腫と診断されたが そこからが自分探しの旅の始まりだった セカンドオピニオン 大きな病気をすれば 「セカンドオピニオンを受けた方がよい」 と良く聞くが、これには私も賛成だ。 なぜならば、最初に診断を受けたドクターは 「開腹による手術でないと難しい」 と言っていたが、 次に診断を受けたドクターは 「腹腔鏡手術でいけますね」 とサラリと言った 開腹と腹腔鏡では肉体に与えるダメージが 大きく違う。 何となく恐怖を煽る最初のドクターよりは (もちろん説明責任あるので、事実を伝えてたんだと思う) このドクターのシンプルでわかりやすい説明に信頼を寄せた。 術式の違いも大きい セカンドオピ…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.5

    ゆ〜こすと暮らす猫 めいたん誕生秘話 ねこすのゆくえ ねこすにはあと二匹きょうだいがいる。 一匹は老舗のお寿司屋さんの美人女将に もう一匹は司法試験を目指す将来有望な女性の家に引き取られ、大事にされていた。 この三匹は大変強運だとつくづく思う。 さて、ねこすは… 私は知人で大の猫好きの方に、ねこすを飼わないか打診していた。 かなり有力候補だ。 去年愛猫を亡くされ、とても悲しんでいたのだ。 しかしながら、猫好きだけにかなり迷われていたが、結果はNOであった。 いよいよこの「ねこす問題」に決着をつける時がやってきたのだ。 実は飼ってくれる人を探しつつも、 本気で探す気が起こらない自分がいた。 fa…

  • 病気からのメッセージVol.7

    退院できたものの 病気が治ったわけではなく、 炎症を抑えただけだったが 一旦病院を出るとすぐにまたもとの生活に戻り、朝から晩まで忙しかった。 手術をいつするか、決めていかなければならない。 様々なアプローチ 退院してからは たくさんの方にいろいろな助言をもらった 大きく言うと3つある ①セカンドオピニオン ②カウンセリング、セラピー ③自然療法(東洋医学的アプローチ) ①に関しては、よく巷でも言われているので もしかして、受けた方がいいのかなぁ〜 くらいは思っていたが ②③に関しては、自分ではあまり考えたこともなかった… というよりも、自分の人生に引き出しがなかった為、思いつきもしなかった。 …

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.4

    どうした?ねこすよ? 5月7日ねこすの片目が開かなくなった。ねこすはまだ小さいし、心配でドキドキした。この日は私の誕生日だったが、それどころではなくなっていた。検索して調べてみると「猫風邪」というものがあるらしいその症状とよく似てる。動物病院に連れて行ってみよう。 ここで一つ問題が…たくさんの動物がいる動物病院「私が」他の動物が怖い件。大型犬がいたらどうしよう、とか「動物好きな人」というカテゴライズで他の飼い主さんに動物好き?を強要されたら…とか(笑)私はダンナさんに一緒に行って欲しいと懇願した。かつてこんなに悲愴感たっぷりで誰かにお願いした事があっただろうか?ちょっとしぶしぶだったが、時間休…

  • 病気からのメッセージVol.6

    入院生活がスタートしたものの どこかホッとしている私… ドクターの話によると 手術は避けられないようだ。 手術の弊害 手術はいずれにしてもしなければならないが 問題になっているのはその時期だった …というのも、卵巣というのは 当然の事ながら卵子を作る場所 子どもがいない私だが、望んではいた。 卵巣を切除するということは、少なからず 妊娠の可能性が下がるのだ。 しかしながら卵巣は二つある為、 一つなかったとしても 機能が二分の一になる…というわけではない不思議な臓器なのだ。 一つの卵巣が一個以上の役割をこなすのだ。 もちろん、二つあるよりは卵子を排出する機能は下がる。 そしてもし、嚢腫がありなが…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.3

    5月5日 拾った仔猫「ねこす」(仮)が目を開けた。 つぶらな目でこちらを観ている。 新世界の始まりだ。 目前の景色に少し驚いたのか、ミャーミャーないていた。 この間ダンナさんは3日ほど留守にしていたので ねこすが初めて観た人間はこの私なのである。 ねこすはプルプルしながらもヨチヨチ歩いていた。 動物はさすがだ。 人間の未熟さをこんな形で思い知らされるとは… 私は人間の子どもの専門家なので、 人間が半年かかるところ、猫はおよそ一か月で成長するんだな、と思った。 調べてみると、発達、お世話も同じ哺乳類だけあって、ざっくり言えばほぼ一緒のようだ。(一緒にするなって怒られそうだけど) 5月6日 夫婦で…

  • 病気からのメッセージVol.5

    激痛から始まり いきなり入院生活が始まった 抗生剤を投与し どんどん痛みがひいていく。 ホッとする私… 実は入院して、なんだかホッとしている自分がいた 当時の私は多忙を極め 保育園の園長業務 大学の非常勤講師 二足のわらじを履き、 若くして園長になった事もあり、未熟な自分には学ぶ事が絶対に必要と感じ 土日はだいたい学びに出かけていた そしてこの2年前ほどに結婚し、 新たな人間関係の中で生活していた なんだか本当に追われるような生活だったと思う。 病院とはいえ、こんなにのんびり寝るのは 久しぶりだ… 病院のベットで横になっていると 私がこうしていても それでも変わらず世の中は回ってる もちろん私…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.2

    ゆ〜こすと暮らす猫 めいたん誕生秘話 5月 1日全く予期していなかったが、生まれたての仔猫が我が家にやってきた!スポイトで猫用ミルクをあげてみるが、あまり飲まない…ミャーミャーないているので、お腹は空いているようだ。ダンナさんが仔猫用哺乳瓶を買ってきて飲ませると、よく飲んだ。 実は大きな声では言えないが?私は動物が苦手だ。もちろん猫も。保育者として仕事で動物を触ったりお世話が必要な時には、気合いを入れてプロ根性だけでやっていた(笑)なのでいつもビクついていた… 今回この仔猫の事も人(猫)助け⁈のつもりでお世話をした。苦手なのだから、私としてはかなり頑張ったのだ。 しかし、段々とお母さん猫がいな…

  • 病気からのメッセージVol.4

    入院を余儀なくされたゆ〜こす Vol.3からの続きです 入院してください 先生の鶴の一声?で急に入院する事になった。 看護婦さんが車椅子を持ってきた 「自力で歩けますから大丈夫です」 と言ったら、看護婦さんが鬼の形相で 「こんな状態で、歩いてくる人なんていません!いいから乗って!」 と叱られてしまいました… 私は病室へ、ダンナさんは 家に戻って入院に必要なものを 持ってきてくれることになりました。 病室に着くと 点滴が開始された。 とにかくこの痛みをとるのに 抗生剤を入れて炎症を抑えるらしい 病室の天井を見ながら 「なんか大変な事になっちゃったなぁ…」 私が休む段取りや、連絡しなくちゃいけない…

  • 仔猫をめぐる冒険Vol.1

    ゆ〜こすと暮らす猫 めいたん誕生秘話 遡る事去年(2018年)4月の末… 4月26日ダンナさんの誕生日。朝起きるといきなり「仔猫が生まれる夢を見た」と言っていたのだ。彼は猫好きなので、「へぇ(幸せな夢で)良かったねぇ」と私は答えました。何気ない我が家のワンシーン。 4月30日埼玉の本庄にて家族でバーベキューをして「さて、帰ろう!」と言っていた矢先「おい、大変なものを見つけたぞ!」と倉庫の奥からおとうさんが持ってきたのは本当に生まれたての仔猫3匹!あまりに小さすぎて私は「ぎゃっ、ネズミ!」と声を上げてしまった。そのくらい小さいのだ。母猫はいないようだ…。「かわいー!」「小さ〜い!」とひとしきりみ…

  • 病気からのメッセージVol.3

    4年前の大きな病気 その時気付いた事感じた事 Vol.2からの続きです 婦人科の待合室の前で… CTを取った結果、婦人科へ行って下さいと言われ、痛みに耐えながら待合室の前で待っていました。 ここでも少し待たされ、痛みと不安でいっぱいだった。 後に救命救急の仕事をしている友達に聞いたところ、 そんな症状なら迷わず電話して!! …との事でした。 電光表示板に自分の番号が表示される あ、呼ばれた!! おずおずと診察室に入っていくと 先生がちょっと気の毒そうな顔をして 「あー、これね、卵巣の嚢腫だね…」 え? ランソウノノウシュ??? 頭の中にハテナいっぱいだった私だが 先生は構わず続けた 「卵巣って…

  • 病気からのメッセージ Vol.2

    ゆ〜こすです! 夜中に急にお腹が痛くなり… Vol.1からの続きです。 救急車を呼ぼうか あまりのお腹の痛さに救急車を呼ぼうか迷っているうちに、痛すぎて気を失ったのか寝てたのか? たぶんスイッチがオフになって寝てしまったのでしょう… 気がついたら5時くらいの時間になっていた。 少しだけ痛みもマシになっている。 病院へ その日は平日だったが、 ダンナさんにお願いして大学病院に連れていってもらった。 もう自力ではいけなかった。 病院では症状を伝えたが、しばらく待たされた。 この時間が永遠に感じた。 そして、一体こんなに痛いなんて、何か重い症状なのではないか… 痛みと不安でいてもたってもいられなかっ…

  • 病気からのメッセージ Vol.1

    こんにちは、ゆ〜こすです! 私は4年前に大きな病気をしたのですが 実に衝撃の体験でした… その事から気づいた事や感じた事を綴っておきたいと思います。 痛みは突然に ラブストーリーは突然に…だったらいいんですど笑 痛みが突然やってきた日の悪夢は今でも忘れません。 結婚式に行った日の夜 あの日は暑い7月の休日 園長をしていた当時、保育園の職員さんの結婚式に呼ばれ、スピーチをし、 なんだかちょっと疲れて家に帰りました。 「なんだか身体がダルいなぁ〜…」 すごく暑かったし慣れないスピーチをしたせいかなぁ…と思い 早めに寝ることに。 ところが…なんとなく眠りが浅くウトウトとしていました。 そして深夜2時…

  • めいたんの徒然日記

    ゆ〜こすと暮らす猫 めいたんの日記 どうも!めいたんニャ!実は昨日、ごうたんが猫リュックを買ってくれたニャ! そして、今日ゆうこたんと近所のパン屋さんに行ったらお友達のパン屋のおばさんが「かわいい〜写真撮らせて」って言ってめいたんを撮影してたニャゆうこたんはパン屋さんでコーヒー飲んでたニャ また来てねって言ってくれたからめいたんがゆうこたんを連れていこうと思うニャ!

  • 女性のチカラ

    こんにちは、ゆ〜こすです! 保育園の園長をしてた時に感じてた事 保育園のお母さんたち… 保育園には基本働いているお母さんしかいない。 だから一見イキイキしているように見えるんだけど、 なんかこう…「いいお母さんでいなきゃ」 っていうところからの 作られた「笑顔」の人も多い気がする 全員じゃないけど。 フルタイムでの仕事、家事、育児 そんな疲弊を「まだまだ頑張れる」と 自分に言い聞かせてる クレームの根本 園長になって、職員さんがいくら頑張っても なかなか解決できないクレームの多くは 私が対応していたが、そのほとんどが 子どもの事というよりは 「私の事を」 わかってくれない 見てくれてない 大事…

  • ブログ始めました

    ブログスタート 初めましてゆ〜こすです! ダンナさんが私のことを 「ゆ〜こす」と呼ぶので、 このブログでの名前はゆ〜こすにしてみました ダンナさんと猫1匹(めいたん♀)と暮らしています! この4月から8年間務めた保育園の園長職を 退職し、新たなスタートを切りました。 今まではFacebookを中心としたSNSで記事を書いていましたが 私は一記事が割と長くなってしまうので ブログという形で残していってみようと思います。 日々感じたことを徒然なるままに 綴っていきたいと思います! どうぞよろしくお願いします^_^

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