いろいろ考えた末の遊びでした 私が最初に受け持ったクラスは 3歳児クラスであった 毎日試行錯誤の連続だったが そんな中で忘れられない出来事があった クラスで簡単なルールのある遊びを導入しようと 「フルーツバスケット」をやろうとした ただ、3歳児の前半だったので ルールが少し難しいかと思い 様々なフルーツの絵を首からメダル状にして 下げられるように準備した これなら子ども本人も周りも「何のフルーツなのか」が 一目瞭然である 「我ながらいいアイディア!!」と思いながら 子どもたちに「フルーツバスケットをやろう!!」ともちかけた 恐怖のフルーツバスケット するとその中のKちゃんが 「私はねえ、フルー…
突然泣きだす 保育者とは、一日の保育を振り返り 「今日あの子、こんな事言ってたな」とか 「表情が少し暗かったな」などと思い出し 次の日の保育に有形、無形で活かす人が多いと思う 私が3歳児の担任を持っていた時 突然泣きだすYちゃんという女の子がいた ホントに「突然」なのである 友達とトラブルがあったとか、転んだとか そんなのは一切ない… そして、数日それは続いていた 私はYちゃんを観察する事にした この「突然泣き」が謎だった すると、どうやらお昼ご飯の前に泣いているようなのだ。 場所は園庭で泣いている Yちゃんの様子を観ると 「片付けだよ〜」「ゴハンだよ〜」などの 友達の掛け声が園庭に響いてザワ…
そんなに「保育」が好きじゃなかった 私は大学を卒業した後 すぐに幼稚園に就職した 正直なことを言うと 音楽大学を卒業しているので 「保育」にそれほど魅力を感じていたわけではない ただ、在学中幼稚園教諭の資格をとってたし 音楽を中心に携われるというお話だったので ご縁があって幼稚園に勤めたのだ ところがそこで出会った子どもたちの 面白さときたらなかったのだ 私に本当に「人間とは?」「生きるとは?」 を教えてくれたのは子どもたちかもしれない あのちいさな「人」たちにもらった面白さや 感動を、少しずつ書いていこうと思う まさかの発想力!! 私が新卒の頃 ベテランの女性のM先生が担任をする 4歳児クラ…
事業継承 これは多くの人に当てはまる話題ではないけれど 私が嫁いだ家は事業をやっている家だった為 ダンナさんはいわゆる 「跡継ぎ」である 事業承継の問題は 多くの経営者が頭を悩ます事だが 私はカウンセリングを学ぶ中で、創業ではなく、2代目、3代目とそういうポストが与えられた人たちが自分の生き方とその事業が本当に合致するかどうか 悩む姿をたくさん観てきた 既に築かれたものが大きければ大きいほど 簡単に「やりたくない」と言えない場合も多い そして、ダンナさんだけではなく、多くの2代目、3代目の経営者が 「親の期待に応えたい」という想いで 自分がやりたい事や、望む生活と 継いだ事業の狭間でもがいてい…
家事分担 以前にも少し書いたが 共働き夫婦での家事分担は お互い感謝の気持ちで行えれば良いのだが どちらかに家事負担が偏ったり 「気になる」ポイントが違ったりすると ストレスになりやすい フルタイムで働いていると お互いそれなりに消耗して帰ってくる そうすると、正直家ではもう「寝るだけ」でいたい という日もある 仕事で大変な案件があったり、 帰宅が遅くなったりするとなおさらだ 家庭の中で役割分担として 「専業主婦」で家の中のことを ある程度仕事のように切り盛りしているご家庭もある 家事はボランティア? 一方、共働きの家庭は「家事」がボランティアのように 賃金が発生しない事柄であるために どうし…
言葉が通じるのに・・・ そもそも夫婦というのは育った環境も違うし 男と女という性も違う だからその違いを受け入れつつ 共通の目的や善にむけて 「どうしたらいいか」 ということを話しあえばよいのだが それが簡単にできてたら 全ての夫婦は上手くいくのかもしれない 我が家の課題は 「建設的な話し合いができない」という問題だった 今でこそ、そんなことはないが 話し合いがヒートアップし お互い自分の考えを相手に「わからせようとする」と ダンナさんは攻撃的になり わたしは、だんまりになってしまうのだ これは「話し合っている」とは言えない・・・ 一度話出したら決着をつけるまでとことん話し合いたいダンナさんと…
結婚相手の人間関係のお付き合い 結婚すると、今まで自分がお付き合いのある 人間関係以外に、パートナーの 家族・職場の方・友達 との接点が少なからず出てくる 「奥さんもご一緒に」と言われることもある ここで私の経験上、大事にしていること それは・・・・・ 「最終的に行くと決断したのは自分である!」 ということを肝に銘じることだ パートナーの人間関係の中に招かれるということは 時に「アウェー」な感じを味わうこともある 自分の知らない話や 知らない人とのコミュニケーション そういうことが起こりうることも承知で その場に行くと決断することである 正直自分にとっては興味を持てない話やイベントだったりする…
実家の価値観 うちのダンナさんは 私の実家が好きだ 東北にある私の実家は のんびりとした田舎にある 東京生まれ、東京育ちのダンナさんは 案外私の実家に一緒に帰ることを楽しみにしている 好きなロードバイクでサイクリングしたり 美味しいものを食べたりして 滞在を楽しんでいるが 私の実家の人間関係や 家族の雰囲気に様々な新しい感覚や 発見があったようである 結婚して自分が生まれ育った家庭以外の家族を知るというのは 今まで自分が「当たり前」と思っていたことが 実はそうでなかったと気が付いたり なんともビックリな習慣が「世界ルールです!」ぐらいの勢いで 存在していたりするので なかなかのカルチャーショッ…
夫婦関係は横の関係 前回夫婦関係は横の関係と書いたのですが、 アドラー心理学では 人間関係を「縦」の関係「横」の関係 と表現する事がある 関係性が縦関係になっていると 人間は不快になったり 違和感を感じたりします。 そんな事を言ったって 組織なんか上下関係じゃない? と思われるかもしれませんが、 尊敬、信頼を持って関わる、人間としての尊厳は 上司や部下、親と子であっても上下関係ではない 上手くいっていない関係は 大概「横」の関係が崩れている 全ては関係性の上に立脚している… そして夫婦関係がこの正常な横の関係性でないと 本来ならば問題や違和感が出た時の 解決法は「話し合い」をする事なのだけど、…
帰宅時間の問題 うちの夫婦間で一番関係性が崩れる争点となっていたのは 以前にも少し触れましたが「帰宅時間」についてである 結婚した6年前、私はまだ園長になりたてだったので 仕事も試行錯誤、その上、土曜も日曜も 自分の未熟さを埋めるようにとにかくいろんな場所に勉強に出かけて行った 組織マネジメントに関してや、保育に関すること 心理学など、分野自体も多岐に渡っていた 今、思うと不安や恐れから とにかくそれを払拭したくて、一生懸命学んでたんだなぁ~ もちろん、人生には無駄なことなんて一つもないから しっかり今に生きてますけどね・・・・ そんなこんなで私は圧倒的に家にいる時間が少なくて 一緒に過ごした…
共働きの夫婦 共働きの夫婦が抱える問題として 家事・育児の分担はなかなか大きな問題ではないだろうか? ここを本当にスムーズに行えている夫婦を私は尊敬する・・・・ 結婚当初は物理的に 「ゴミ出しはダンナさん」 「料理は私」 みたいに家事分担していたが これはあんまりうまくいかなかった・・・ お互いステートの高い(状態が良い時・パフォーマンスが高い時) はいいが、下がったときはうまく運ばなかった 私は片道1時間近くの通勤をし、 保育園の園長として、一日中様々な意思決定をし、人の話を聴き 週に2回は大学に講師として授業し、 毎日クタクタになって、家に着いたらもう「充電が切れそう」な状態 しかし結婚し…
家を飛び出す 例えば帰宅時間の連絡や時間に関して お互いの「こうあるべき」の違いから 話し合いを持つのだけれど 次第に双方怒りが噴出してしまい 結局最後は言わなくてもいいような事を お互い酷いボルテージで言い合い 傷つけるだけ傷つけた・・・・ 最初の頃はそんな事を繰り返していた 怒りがマックスになると同じ空間にいられない為、私は ・グランドピアノを置いている部屋(狭い)で寝る、引きこもる ・近所のファミレスで深夜までハイボールを飲む ・ビジネスホテルに滞在 などなど…いろんなパターンを用い、息も絶え絶えで夫婦関係を続けてきた 今思えば漫画喫茶でも良かったなぁ…って イヤイヤそういう事じゃなくて…
新生活スタート 結婚式を終えて私たちは新生活をスタートさせさせた 仕事が終わり毎日誰かとご飯を食べ、眠ることができるというのはとても幸せなことだ しかしながら些細な事でも、考えや習慣の違いと言うのは夫婦の中でたくさんあるものだ 例えば、私は夜寝る前に読書をする習慣があるが、主人は部屋を真っ暗にしていないと眠れない人なので、必然的に電気を消すことになり、本は読めなくなった また、寝るときの部屋の温度の違い! これは多くの夫婦が抱える問題だと思う 男性は暑がり、女性は寒がるので 冷房や暖房の温度が合わないと言う由々しき問題… 睡眠は日々のパフォーマンスにも関わるので 折り合いをつけていくのは非常に…
結婚式場は… 結婚式場を探す… 結局呼ぶ人が多いことと、 ダンナさんのお家が事業をやっている事もあり 様々な立場のお付き合いのある方をお呼びする事になり 簡単にいえば、ライトな会場では NGになってきた… もう、どちらかというと消去法になってきた… 何箇所か下見をし、 その中で東京の方ならだいたい知っているであろう、H園に決めた 結婚式では決め事が多い 衣装、料理、お花、席次… ドンドン決めていく ここは花嫁さんは夢があって 一つひとつ楽しんで吟味したいところなんだと思うけれど 私はなんだか機械的に、仕事でも進めるように 次々に意思決定した アットホームな、もしかしたらガーデンパーティーくらい…
これまでの人生の縮図 これまでの人生の縮図 それが「結婚式」ではないだろうか 自分が関わってきた人 大事にしてきた価値観 そういうものが出るのが 結婚式ではないかと思う そして、両家全く違った価値観がある中 そこを擦り合わせていく… これ自体がなかなか簡単な事ではない 私たち新米夫婦も例外ではなく 結婚式をとり行うプロセスで かなり悪戦苦闘した… 両家の意向を上手くくめなかったり 自分たちの軸がはっきりしなくて ブレブレになった…チーン… 誰の課題ですか? アドラー心理学では 「課題の分離」という理論を使うが 最終的にその事の責任を誰がとるのか? やらなかったり、失敗すると困るのは誰なのか? …
姓が変わるということ 結婚が決まり、入籍、半年後に結婚式という流れが決まった 女性は結婚すると姓が変わる そのことをどう受け止めるかは様々だと思うけれど 今思うのは 自分が生まれ育った源流の家族との関係でとらえ方が変わるのではないでしょうか? 自分の生家の親やきょうだいとの関係があまり良くないのであれば 「これで家を出ていける、せいせいする、第二の人生を歩める!」 そんな風に思えるのではないでしょうか? その逆のパターンとして 生まれ育った家での家族との関係性が良ければ そこから姓が変わり、別の家族の一員になることは ある意味寂しい事でもあるかもしれません 私は後者のパターンでした 好きな人と…
私の場合 保育園の創業と、ダンナさんとの お付き合いのスタートがほぼ同時だったため まさに人生「てんやわんや」期だったわけである 彼とも何度も喧嘩を繰り返しながら お互いの価値観を擦り合わせていった そして、2年半ほど付き合った後、 大学4年生だった彼の就職が決まり スルスルと結婚が決まった いくら就職が決まったとはいえ、 これから仕事を始めていこうとする彼が 私との人生を歩むことを決断するというのは とっても勇気がいる事だと思った 私の方もこれから社会人になる人と結婚するわけなので、 養ってもらおう、とか考えたりはしなかった 年の差婚ではあったが、 両家の両親は特に反対はしなかった いつも思…
結婚は一旦おいといて… ダンナさんとお付き合いをスタートさせました 相手は大学生だし、結婚どころか、 彼にはもっとたくさんの他の人との恋愛チャンスがやってくるかもしれない そうなったら私は…?? う〜ん( ̄^ ̄) ますます結婚が遠のくかもしれない… でも、その時はその時 私はお互いに結婚したいという気持ちが芽生えず、何年か付き合って別れることもあるかもしれない そういうリスクもろとも引き受ける 覚悟を決めました 自分の人生の責任者は自分ですから 彼との付き合いの中で 私の仕事がとにかく激務だったので 園長職と大学講師、ダブルの仕事を必死で行い 朝から晩まで働きづめ そして彼は大学生… このギャ…
プレッシャー 近年随分と恋愛や結婚に関しても寛大で 生き方についても多様性が認められる時代に突入したと感じるが 私が30歳になりたての頃は 仕事がらみで知り合った人が「お見合い」の話をもってきたり 「合コン」に呼ばれたり・・・ なんとかして私の「ひとりもの」を解消しようとする 有難いけれど、周囲からの暗黙のプレッシャーがあった やはり「若い」ということが女の市場価値を高めるのか? 女の価値はそんなもんじゃない!! まあ、事実肉体は劣化していき 「子どもを産み、育てる」という大仕事を前にしては 若く元気なほうが良いのかもしれないけれど・・・ 30歳を過ぎた私は なんだかわけのわからない違和感を感…
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