折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を歌う風・・・913千葉甫
問題の解決法が少しづつ現れてくる時間の濾過で問題の解決法が少しづつ現れてくる時間の濾過で歌う風・・・462千葉甫
ピーという音に続いてお名前と用件言わずに電話は切れるピーという音に続いてお名前と用件言わずに電話は切れる歌う風・・・461千葉甫
見失った時間が戻って来るまでの間がやや続く微睡覚めて見失った時間が戻って来るまでの間がやや続く微睡覚めて歌う風・・・460千葉甫
折々に戻る思いは送受器を取ると同時に切られた電話折々に戻る思いは送受器を取ると同時に切られた電話歌う風・・・459千葉甫
転がって消失をした五百円硬貨を探してみる折々に転がって消失をした五百円硬貨を探してみる折々に歌う風・・・458千葉甫
逡巡の末の電話に来る声は不在を告げる四日先まで逡巡の末の電話に来る声は不在を告げる四日先まで歌う風・・・457千葉甫
踏み出した足が滑ってはっとして夢から覚めて夜半の灯の下踏み出した足が滑ってはっとして夢から覚めて夜半の灯の下歌う風・・・456千葉甫
歳よりは若く見えると言われても歳より若くはならぬ身ごなし歳よりは若く見えると言われても歳より若くはならぬ身ごなし歌う風・・・455千葉甫
窓に寄り見上げる空に浮く雲の徐々に薄れる今日の夕映窓に寄り見上げる空に浮く雲の徐々に薄れる今日の夕映歌う風・・・454千葉甫
手の届く範囲にものの散らばって私一人の過ごすこの部屋手の届く範囲にものの散らばって私一人の過ごすこの部屋歌う風・・・453千葉甫
おのずから決まったコースでコンビニの中を巡って出て来る今日もおのずから決まったコースでコンビニの中を巡って出て来る今日も歌う風・・・452千葉甫
待っている間はかかってこなかった電話鳴り出し不意を突かれる待っている間はかかってこなかった電話鳴り出し不意を突かれる歌う風・・・451千葉甫
駐車場に無人の幼稚園のバス鈍く明かりの点ったままで駐車場に無人の幼稚園のバス鈍く明かりの点ったままで歌う風・・・450千葉甫
逡巡の後にクリック取り止めてコンピューターを静かに閉じる逡巡の後にクリック取り止めてコンピューターを静かに閉じる歌う風・・・449千葉甫
ハーモニカで辿るメロデイ長いこと忘れていたのがふっと出てきてハーモニカで辿るメロデイ長いこと忘れていたのがふっと出てきて歌う風・・・448千葉甫
「ブログリーダー」を活用して、chibahajimeさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を歌う風・・・913千葉甫
カーテンを大きくめくって入ってくる朝(あした)の風の涼しさを吸うカーテンを大きくめくって入ってくる朝(あした)の風の涼しさを吸う歌う風・・・912千葉甫
早朝の雨後の舗道に音も無く三羽、四羽の雀の弾む早朝の雨後の舗道に音も無く三羽、四羽の雀の弾む歌う風・・・911千葉甫
雷鳴が虚ろに一度あったあと静かに過ぎて行く朝の刻(とき)雷鳴が虚ろに一度あったあと静かに過ぎて行く朝の刻(とき)歌う風・・・910千葉甫
午後からは晴れる予報の暮際に短い時間の陽ざしがあった午後からは晴れる予報の暮際に短い時間の陽ざしがあった歌う風・・・909千葉甫
眼の隅を走った影に目をやった床には何も無く夜が更ける眼の隅を走った影に目をやった床には何も無く夜が更ける歌う風・・・908千葉甫
頭からかぶりつくがに解体をされて見慣れた家は無くなる頭からかぶりつくがに解体をされて見慣れた家は無くなる歌う風・・・907千葉甫
人影の無い路上から朝かげを弾いて飛び立つ雀が一羽人影の無い路上から朝かげを弾いて飛び立つ雀が一羽歌う風・・・506千葉甫
色褪せた写真にあるのは記憶からすっかり消えていた一場面色褪せた写真にあるのは記憶からすっかり消えていた一場面歌う風・・・904千葉甫
窓の外よぎって行った紋白蝶雨はすっかり上がったようだ窓の外よぎって行った紋白蝶雨はすっかり上がったようだ歌う風・・・904千葉甫
お喋りな一羽と聞いている一羽二羽の雀が電線に居てお喋りな一羽と聞いている一羽二羽の雀が電線に居て歌う風・・・903千葉甫
真昼間の路上に影を落とす木の下行くときの初夏の風真昼間の路上に影を落とす木の下行くときの初夏の風歌う風・・・902千葉甫
没ちてゆく夕陽が間もなくマンションの端からここへ伸びてくるころ没ちてゆく夕陽が間もなくマンションの端からここへ伸びてくるころ歌う風・・・901千葉甫
雑木と呼ばれている木の伐採をされつつ強く匂いを放つ雑木と呼ばれている木の伐採をされつつ強く匂いを放つ歌う風・・・900千葉甫
人間の住む暖かさ無い家が増殖しつつ消えるわが町人間の住む暖かさ無い家が増殖しつつ消えるわが町歌う風・・・899千葉甫
記念日の意識乏しくゴールデン・ウィーク過ぎて行く淡々と記念日の意識乏しくゴールデン・ウィーク過ぎて行く淡々と歌う風・・・898千葉甫
花水木通りの今日は花びらの白散りまべるところどころに花水木通りの今日は花びらの白散りまべるところどころに歌う風・・・897千葉甫
スピードを上げて電動車椅子で味わう薫る風の感触スピードを上げて電動車椅子で味わう薫る風の感触歌う風・・・896千葉甫
祖母からの種子で咲かせた日の還る歩道の花壇のパンジーを見て祖母からの種子で咲かせた日の還る歩道の花壇のパンジーを見て歌う風・・・895千葉甫
灯を消せば家を包んでいる音のあっていつしか降り出した雨灯を消せば家を包んでいる音のあっていつしか降り出した雨歌う風・・・894千葉甫
昨日も一昨日もしたことを今日もしている恐らく明日も昨日も一昨日もしたことを今日もしている恐らく明日も歌う風・・・744千葉甫
下りて来た一羽の雀コンビニと私の間を弾んでよぎる下りて来た一羽の雀コンビニと私の間を弾んでよぎる歌う風・・・743千葉甫
来る風が雨の匂いを帯びてきてコンピューターから外へ眼をやる来る風が雨の匂いを帯びてきてコンピューターから外へ眼をやる歌う風・・・742千葉甫
一週に一回顔を合わせての挨拶のみで三年となる一週に一回顔を合わせての挨拶のみで三年となる歌う風・・・741千葉甫
度の合わぬ眼で仰ぐ空飛んで行く一つの影は恐らく鴉度の合わぬ眼で仰ぐ空飛んで行く一つの影は恐らく鴉歌う風・・・740千葉甫
炎を見ることはなくなったこの頃は電子レンジで日々足りていて炎を見ることはなくなったこの頃は電子レンジで日々足りていて歌う風・・・739千葉甫
足踏みをしてゴキブリを追い払い深夜間近の階段上る足踏みをしてゴキブリを追い払い深夜間近の階段上る歌う風・・・738千葉甫
足の裏刺した痛みは昨夜まで私の指の爪の切れ端足の裏刺した痛みは昨夜まで私の指の爪の切れ端歌う風・・・737千葉甫
蒸し暑い夜となりつつ窓外の音高まって降り続く雨蒸し暑い夜となりつつ窓外の音高まって降り続く雨歌う風・・・736千葉甫
それぞれの声色持って声交す二羽の鴉が居る窓の外それぞれの声色持って声交す二羽の鴉が居る窓の外歌う風・・・735千葉甫
若い人に私の若い日のことを話した後の残る寂しさ若い人に私の若い日のことを話した後の残る寂しさ歌う風・・・734千葉甫
食前に服む一錠を忘れたと食事半ばに気がつく今日も食前に服む一錠を忘れたと食事半ばに気がつく今日も歌う風・・・733千葉甫
灯点したその瞬間にゴキブリが足元間近から突っ走る灯点したその瞬間にゴキブリが足元間近から突っ走る歌う風・・・732千葉甫
閉じた眼に揺らぐ明暗窓際へ伸びた木の葉に風の出てきて閉じた眼に揺らぐ明暗窓際へ伸びた木の葉に風の出てきて歌う風・・・731千葉甫
古くから知っている名が唐突に記憶の中の空白となる古くから知っている名が唐突に記憶の中の空白となる歌う風・・・730千葉甫
一日が間もなく終る今日もまた結末の無い幾つかあって一日が間もなく終る今日もまた結末の無い幾つかあって歌う風・・・729千葉甫
声交わす鴉の群れの中空に屯していて今日の夕映え声交わす鴉の群れの中空に屯していて今日の夕映え歌う風・・・728千葉甫
うたた寝の覚めて暫く現在の時間へ定着までを漂ううたた寝の覚めて暫く現在の時間へ定着までを漂う歌う風・・・727千葉甫
目覚めても目覚めてもまだ闇の中朝は誠に遠くにあって目覚めても目覚めてもまだ闇の中朝は誠に遠くにあって歌う風・・・726千葉甫
アナログの二つの時計それぞれに少し異なる時間を見せるアナログの二つの時計それぞれに少し異なる時間を見せる歌う風・・・725千葉甫