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  • 晦日蕎麦

      影に色奪はれてをり冬安居  十志夫    ZIPPOの揺れて鰭酒点しけり 今年最後のblog更新です。一年間、御覧いただき有難うございます。大晦日なので年越し蕎麦を作りましたが、写真を撮るのを忘れて半分食べてしまいました(^_-)-☆みなさま、良いお

  • 仕事納め

    年明けまで仕事(?)を持ち越したくないので、1月中旬が締め切りの俳句誌からの依頼原稿を全て書き終えた。結社の会報(11月、12月合併号)も仕上げた。同人・会員への連絡、発送物も全て済ませた。足立俳句連盟の幹事への連絡事も済ませた。今年最後の句会である超結社

  • 大人のクリスマス

    先日、義妹夫婦に長女をまじえ、大人だけのクリスマス食事会を開いた。子供がいないと、静かだが寂しい面も。 国民年金月額六万クリスマス 十志夫  各自で1品ずつの食事を担当する。バーニャカウダを作れと仰せつかる(写真左)。アンチョビー、オリーブ油で作

  • 避けたいもの

    あくまで個人的な見解だが、俳句において、なるべく乱用を避けたほうがいいと思っているものに「前書き」「ルビ」「鍵カッコ」がある。俳句は基本17音で完結させるべきものと考えているので、前書きがついている句は例外的なものだ。(もちろん、前書きが著しく効果を発揮し

  • 結社の変遷

    土生重次このblogにも度々書いてきたが、俳誌「あだち野」は平成9年に、野澤節子の「蘭」の編集長だった土生重次が創刊した「扉」の後継誌として一枝伸主宰によって創刊された。(令和2年、一枝主宰が勇退し、私が二代目主宰として継承)先日ご報告した通り、一枝主宰

  • 「M1」と「俳句賞」

    漫才のNO1を決める「M1」グランプリを見る。今年は20回目。1万組を超す予選出場者の中から、「令和ロマン」の2連覇で幕となった。昨年受賞しているコンビが再度出場できるコトが意外だったが、それが可能で、しかも2連覇させたことに驚く。その日の審査員10

  • NHK俳句(12月22日)

    たまたま早起きしたのでNHK俳句を見る。今週の選者は、「あだち野」アンソロジーの巻頭エッセイをお願いした高野ムツオ先生。句会形式で一番面白い週。 句会の兼題は「冬麗」。冬のうららかの気候をさす季語。以下は、出演者の投句を選の多い順に記す。冬うらら電信柱

  • 来年は・・・

    柚子風呂やフォークボールの握りして 十志夫今日は冬至。同人による定例句会をふくめ、今年最後の「あだち野」関連の句会だった。アンソロジーも全員に配布し終えて、主宰としての務めを全て果たした感じ。残りは、超結社の「細道(早稲田)句会」だけである。振り返

  • アナログ人生

    このところ、老いに関する書き込みが続くがご容赦願いたい。★ ★ ★つくづく時代に遅れているなぁ、と思うことが幾つかある。ポイ活、LINE、交通系ICカード、NISA・・・等々、使えば便利(得)だろうなぁと頭では分かっていても、生来が面倒くさいことが嫌いな

  • 師走の気配

    をちこちに師走の気配そろひをり 十志夫残暑が終わったと思えば、短い秋が通り過ぎて一気に冬になってしまった。振り返れば、今年もいろいろなことがあったなぁ。創刊主宰の一枝先生を筆頭に、先輩、同年代、年下もふくめ、多くの人達が旅立たれた。西田敏行さん

  • 「一枝伸の世界」 その(2)

    あだち野アンソロジー(2020年版)より転載。一句鑑賞★ ★ ★    ★感謝 村井栄子 俳句を始めてから四半世紀以上になる。もし私に俳句がなかったら、どんな人生だったろうか? 自分の思うようにならない時など、世間や家族に対して不平不満を並

  • 「一枝伸の世界」 その(1)

    あだち野アンソロジー(2020年版)に特集した「一枝伸の世界」を2回にわたって転載する。 ★ ★ ★ その(1) 外連なき十七音 矢作十志夫「あだち野」を創刊して以来、一枝伸主宰が貫いてきた俳句信条は「客観写生の確立」である。対象をじ

  • 「一枝 伸」告別式

    今年の初めから病気療養中だった一枝伸「あだち野」創刊主宰が、12月11日に逝去いたしました。生前ご懇意にしていただいた方々に略儀ながらblogを借りてご報告いたします。享年92歳。★ ★ ★平成9年、「蘭」(野澤節子・創刊主宰)、「扉」(土生重次・創刊主宰)の

  • 安全運転

    交通事故のニュースには、決まって「高齢者の運転による事故・・・」いう形容詞がつく時代。なのに、ある調査報道によると、70代の人間の大半が「自分は運転がうまい」と思っているというのだから、始末が悪い。自らを振り返ると、技術よりも視力の減退によることが原因

  • 元気みなとカレンダー

    毎年、「あだち野アンソロジー」の表紙(水彩画)でお世話になっているサンデーKUこと遠藤恵裕さんから、お手製のカレンダーが届いた。NPO法人の依頼でKUさんが描いた境水道の絵(魚や景色)をもとにして制作されている。 KUさんとは、15年ほど前、鳥取県境

  • 矢作十志夫 第十六句集 その(2)

    「涼しき廬」             33句 「角川俳句」 9月号  7句噴水を足裏でふさぐ反抗期やんわりと握る静けさ昼寝の子我が影の貼りついてゐる酷暑かな黙祷で始まる句座や蟬しぐれ定まらぬ国境の麦熟れてをり「解なし」てふ答ありけり蟻地獄遠雷や下の名前が出

  • 矢作十志夫 第十六句集 その(1)

    毎年、この時期になるとblog句集として最新作をまとめることにしている。今年で16回目になる。2023年秋~2024年秋の71句。 「シンクに花束」 38句時に背で告ぐることあり十三夜言の葉をひろげて選りぬ夜長かな夕暮れに囲まれてゐる大花野松手入ながめて

  • ヒートショックの恐怖

    現在、2種類の血圧関係の薬を飲んでいる。2か月に一回、主治医による診察も受けているが、薬を飲み忘れると、上が150を超えることが度々ある。昨今、病気により句会を休むメンバーが増え始めていて、先月も風呂場で倒れて緊急搬送(脳溢血)されたメンバーがいる。

  • 第31回俳人協会・俳句大賞

    「あだち野」のメンバーが、第31回俳人協会・俳句大賞の準賞を獲得した。 墓洗ふきれいな水を惜しみなく 岡田みさ子派手な句ではないが、先人への限りない愛情を感じる一句であることが評価されたのだろう。「澄み切った空気と水の流れる自然に囲まれた中で

  • 昭和100年

    閉ぢ込めし憤怒あれこれ年の暮 十志夫今年も残すところ1か月。いろいろあった1年。来年は、「昭和100年」にあたる。Z世代からすれば、「昭和」は、われわれが感じる「明治」のような感覚だろう。ひょっとしたら「江戸時代」かも‼昨今、SNSが時代を大

  • 鈴木真砂女と稲垣きくの (2)

    2016年11月17日のblogから稲垣きくの★ ★ ★ ★「俳句四季」2013年11月号~12月号掲載の河内静魚氏の論考を参考にしつつ、「稲垣きくの」の俳句と半生をたどる。「美人俳人」といえば、誰もが、4T (汀女、立子、鷹女、多佳子)の一人橋本

  • 鈴木真砂女と稲垣きくの (1)

    一昨日のblogに5年前のコメントを再掲載するにあたって、以前のものを読み返していたら、以下のような内容の書き込みが出てきた。面白い内容だったので、参考までに再掲載する。  ★ ★ ★ ★ ★ ★2016年11月17日 blog鈴木真砂女と稲垣

  • 2019年9月7日 のblogより。

    久し振りにお会いした句友から、自分の5年前のblogのコピーを見せられた。「財布の中に入れて時折読み返している」とのこと。驚くとともに恐れ入る話。帰宅してから、自分のblogを検索して、見せてもらったその記事を捜してみたら出てきた。以下、再掲載してみる。 ★

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