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  • 認知症検査

    自動車免許証の更新に、「認知症」検査と「運転能力検査」が必要になった。最近の事故に必ず、「●●歳の老齢運転手がブレーキとアクセルを踏み間違えて・・」の但し書きがつくようになったことへの対策であろう。 事前申し込みが必要だというのでPCで予約しておいた

  • 「詠む俳句」と「書く俳句」

    二年前の書き込み「詠む俳句」と「書く俳句」に対して、昨日、コメントがあったので内容を再掲載して、ご返事をさせていただく事にする。  2021年4月8日の blog再録 /「詠む俳句」と「書く俳句」 ★ ★ ★ 「俳句を詠む」という人と、「俳句を書く」と

  • 「すき焼き」と「カツ別」

    足立俳句連盟俳句大会の「投句一覧」の校正のために、理事の皆さんに集まっていただいた。   結果は、大きなミスもなく確認事項も全てすんで、あとは大会を待つばかりとなった。ヤレヤレである。 会議用に借りている区の施設の近くに、旨い「とんかつ専門店」があ

  • 見送り三振と空振り三振

    先週、北朝鮮のミサイルが北海道に落下するという可能性を伝えるJアラートが鳴ったが、結局は何ごともなく直ぐに訂正された。 担当者の話によると、弾頭から切り離された後部の落下物を追尾してしまった結果らしい。誤りに気づいて直ぐに訂正したことに対して、「見

  • 「俳句四季」全国大会の予選通過作品

    足立俳句連盟の投句一覧作成が思いのほか早く終ったために、超結社の「早稲田句会(細道句会)」に何とか出席出来た。 メンバーの一人、村上鞆彦氏が先週から「NHK俳句」の選者になって忙しそう(細道句会主催者からの情報)だが、放送を見たかぎりは、スムースにこ

  • 伊藤園「新俳句大賞」

    3年前から俳句誌、各俳句大会の投句を一切やめている。結社の代表として、あまり稚拙な句を公に出せないということから。 その中で投句している数少ない大会が、「俳人協会」の全国大会と、「俳人協会」メンバーのみを対象にした「葉書による大会」、伊藤園主催の「

  • 町おこし俳句大会

    5月5日に開催する第147回足立俳句連盟俳句大会の事前投句が4/20に締め切られた。総数312句。当日会場で互選を行うための清記一覧を作成するために、これからパソコンで打ち込みをする。、  足立俳連の大会は足立区も協賛してくれているので、広い意味

  • シルバー向け戦略

    先日の西新井大師吟行の際、駅前で数名の男女がビラ配りをしていた。何気なく受け取ると、「コンビニ・ジム」の文字が見える。ライザップが「コンビニジム」の名で駅前で始めた年配者向けのジム会員の募集だった。 肥った中年の女性がスラリとした体形に豹変するCMを

  • Chat GPTとSNS

    今、話題のChat GPTを使って、「SNSの投稿文を自動生成」を薦めるメ―ルがGMO IDニュースから届く。添え書きに「ちょっと  しんどい時の応急処置に・・・」とある。 大学のレポート作成から、小学生の読書感想文、懸賞小説の応募作品まで、今やなん

  • 一流の証

     エンジェルス vs レッドソックス。投手としての大谷翔平が3連敗のストッパーとして登板した。 初回にエンジェルスが4点を先行して、「今日は楽勝で大谷の3勝目も確実」と思われたが、なんと3回途中、雨のために中断に。 一時間半後に再開されるも、両チー

  • 牡丹吟行

    今年も恒例の牡丹吟行を西新井大師で実施した。昨日の雨が上がり、曇天から昼には太陽が顔をみせてきて、まずまずの吟行日和。 温暖化の影響で、年とともに牡丹の開花が早くなってきている。数年前ならば4月下旬が満開だったが、最近は中旬ごろがピークである。今年も

  • 島根支部句会

    前任指導者の急逝により、4月度より依頼を受けて担当することになった足立区・島根住区センター句会が今日からスタート。 結社「あだち野」の3つ目の支部句会としての位置づけを了解していただき、会員の拡大にも繋がったのが有難い。 コロナ感染を防ぐために、投

  • 自由な生き方

    最近、30代~50代の日本サラリーマンの間で「FIRE」という新しい生き方が注目されている(NHK「クローズアップ現代」)。 Financial  Independence(経済的自立)をめざすRetire  Early(早期退職)のことで、いわゆ

  • 二つの出来事

    平成20年「陸の孤島」と呼ばれていた我が地域に「舎人ライナー」が開通して随分と便利になった。 それまでは何処へ行くにも都バスだけが頼りで、朝夕の渋滞時には時間通りには運行しないことが多かったが、今では日暮里駅に出るための所用時間が正確に計算できるので

  • 懐かしのランチプレート

    時々、無性に食べたくなるものに学生時代のランチプレートがある。「ハンバーグ」と「ナポリタン」のセット。  蟻穴を出づ昼食のワンコイン 十志夫 ナポリタンは芯を残さずにクタクタに軟らかくして、バターやケチャップたっぷりがが当時のスタイル。 

  • 第147回「足立俳句連盟」俳句大会

    4月20日の投句締め切りに向けて、「足立俳句連盟」俳句大会の準備が、いよいよ佳境に入ってきた。 大会当日(5/5)に、参加者全員で互選を行うための投句一覧表の作成を担当することになっている。300~400句をパソコンで打ち込み、参加者の人数分をコピーする

  • 行事(季語)と性差の問題

    登校の子らは凸凹つくづくし 十志夫 子供たちが「男の子なのだから」「女の子なのだから」という性差による役割意識を抱くのは、大人のアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)からくる発言が原因だという調査結果が出た。それを是正するために、大人たち

  • 疑似家族

    「アイドル」「アニメ」につづく流れとして、「ドール」ブームが起きている。それも子供ではなく、成人の男女の間で。 アイドルファンから移ってきた人や、アニメの世界から転向してきた人が多いようだが、「オタク」というタイプではなく、普通の大人たちが精巧に出来

  • 「型」の継承

    鳥居真里子句集『月の茗荷』(角川俳句叢書)  白魚のこころもとなく孕みけり 鳥居真里子 「門」主宰の句集『月の茗荷』を読み返していて上掲の句が目に止まった。感性の俳人の鳥居さんらしい一句であるが、同時に以下の句が想起される。 白魚のさかな

  • 球春と吟行と

      球春や太平洋のみぎひだり 詠み人不明WBCで盛り上がった野球熱。 日本もメジャーも球春真っ只中。今朝、大谷選手が6回を1点に終えて今季1勝目を上げた。4ー1で勝利投手の権利をもって降板したものの、前回と同様に、「なおエ」(大谷は好投したが、な

  • 時代のながれ

    3月末をもって留萌本線の一部が廃線となり、多くの鉄道ファンがそれを惜しんで見送ったというニュース。 遠く離れた場所だった「留萌」が近しい地名となったのは、俳句を通してのblogが縁である。 「増毛」なる駅も、「ぞうもう」でなく、「ましけ」と読むのだとい

  • 西東三鬼賞

    万愚節明けて三鬼の死を報ず 渡邊白泉 この句は、 昨日のblogで「万愚節」の俳句を紹介する際に入れた一句。西東三鬼(1900~1965)は、自分が初心の頃(尖った俳句を好んで詠んでいた時期)に影響を受けた俳人の一人である。 炎天の犬捕り低く唄ひ出

  • 四月馬鹿と「新」の文字

    「万愚節(四月馬鹿)」は簡単なようで、とても難しい季語のひとつ。 いろいろの名の風邪も終へ四月馬鹿              大野林火 おしろいのはげし女給の四月馬鹿 日野草城 はみ出るはルーペの文字万愚節 阿波野青畝 みごもり

  • 俳句談義

    先日とある句会の後の飲み会の席で、古くて新しい俳句論で盛り上がった。 Aさん「自分の目で実際に見ていないコトを、まるで見てきたかのように俳句を詠むのはどうかな?」 Bさん「事実と異なるコト、例えば次男なのに長男と偽って詠んだり、離婚経験者でない

  • 支部句会の増設

    四月から指導をお引き受けすることになった区のカルチャー句会の打ち合わせをしてきた。 参加人数は、10名。3句出しの句会を月一回開くという。家から車で15分くらいの会場。「あだち野」の支部句会という位置づけにして頂いたので、会員の増加に繋がったのは

  • 誰しもが思うこと

    句材を求めて寺社などを散策していると、春の日差しをうけた鯉の一群がゆったりと泳いでいる池の景をみることがある。 鯉の影が池の底に映り、その影は鯉と一体となって移動していく。俳人であれば、誰しもが句にしてみようと思う句材だ。 しかし、凡人の考えること

  • 給料日の風景

    「すき焼き」という暖簾がかかっていれば、そこは伝統的な日本料理の専門店。「スキヤキ」とカタカナで書かれていれば、世界中で大ヒットとした坂本九の歌が思い浮かんでくる。 かつて、この「すき焼き」という料理は給料日にしか食べられない贅沢な料理であった。 今

  • 文系人間

    私は典型的な「文系タイプ」に分類される人間だ。良く言えば「臨機応変」、悪く言えば「その場凌ぎ」というタイプということ。 文系の人間と理系の人間とでは、まずもって思考経路が異なる。例を上げると、こうだ。 お茶を飲もうとしたら、湯沸かしのポットが故障

  • 花見酒

    急逝された句友が担当していた区のカルチャ―句会の指導を急遽引き継ぐことになった。俳句愛好者ために少しでも役立てば、という思いからである。 上掲の花見写真は6年前のものだが、ここから3名の仲間が泉下の人となってしまっている。      けふあすは死な

  • 昭和の景色

    昨日の上野花見吟行の途中、不忍の池沿いにある「下町風俗資料館」に立ち寄った。 昭和の一般市民の生活ぶりを紹介する資料館で、当時の町並みや、卓袱台やモノクロテレビの置かれた三畳間、けん玉など各種の子供の遊び道具(玩具)、銭湯の番台など・・・が展示され

  • 花見吟行 in 上野

    今日は、超結社の細道句会(早稲田句会)の有志による花見吟行が上野恩賜公園で開催された。参加者は9名。遠路、芦屋からの参加者も。 予想通り雨の一日だった、文化会館に11時に集合して午後2時まで、恩賜公園から不忍池をめぐつて満開の桜を見て回った。 句会

  • 再び、三たびマスコミの在り方

    WBCも一段落ついて、野球一色だったマスコミ報道も今夜のサッカー・ウルグァイ戦あたりから変わってくるだろうか。 報道といえば、マス・メディアの「マッチポンプ報道」に関して、このblog上で度々書いてきたが、再びその話題について。 些細な言動を取り上げ、あた

  • 「半季語」について

    「半季語」という言葉がある。 名づけ親は山本健吉。例えば春鴉/夏列車/秋空/冬河原といった類のもので、一般名詞の上に春・夏・秋・冬を冠して季語にしたものをいう。中には、お手軽 or 無理やりという感の免れないものも多い。 また、本来は別の「季」のもの

  • 菜種梅雨

     おそらく今日の花見の席には、タブレットを置いてWBCの決勝戦を見ているグループも多かっただろう。     花茣蓙の酒宴をゆらす大歓声 十志夫  開花宣言が出てから一番の花見日和は今日まで。今週末は、いわゆる「菜種梅雨」という生憎の空模様

  • 村上、会心の復活弾!

    ニッポンの逆転サヨナラ勝ち。リアルで見た後も、結果は分かっているのに一般のニュース、スポーツニュース、夜からの再放送など、10回以上見た。明日はアメリカとの決勝戦。ここまで来たら・・・。

  • 147回・足立俳句連盟俳句大会

    5月5日に開催予定の147回・足立俳句連盟俳句大会の打合せで理事会が開かれた。事前投句の募集案内の発送作業と当日の進行スケジュールの確認。 コロナも収まり、従来の「勤労福祉会館」での開催が可能になった。参加者かいくら多くなっても収容に十分な広さが

  • 上野の桜

    先々月から知人が主宰をされている結社の句会にゲスト参加させて頂いている。昨日は3回目の参加。 上野・不忍池沿いの句会場で、我が家からは近くてよいのだが、何と9:00スタートなので、毎回寝坊してしまわないか、ヒヤヒヤものだ。 開花宣言があってからの最

  • 俳句の起承転結

    昔から文章修行の場においては、「起承転結」というメリハリをつけることが良いと教えられてきた。  ①まず問題を提起して、②それを補完する文を添える。③その内容を 敷衍する一般論へと展開し、④最後にまとめて結論を述べる、という 流れである。 たとえ100文

  • 小宮澄江・第一句集「若菜」

     小宮澄江・第一句集「若菜」(俳句アトラス刊)が届いた。 「米寿を迎え、今まで生きてきた証として句集を遺すのが最高の遺品だと考えました」と、自らのあとがきにあるように、作者の米寿記念号として上梓した私家版句集である。 句集を読み終えてまず感じたこと

  • 俳句におけるルビの振り方

    「拉致」にルビ振られてをりぬ花の雨 十志夫 虚子と袂を分かち、自由律俳句の世界に身をおいた河東碧梧桐の周辺で「ルビ俳句」なるものが提唱されたことがあるが、その事については、あまり広く知られていない。 「正月」、「上流」、「宇宙」、「漢」という漢

  • 只事俳句のよろしさ

    俳句の勉強を重ねているうちに、俳句の好みが変わってきたコトを実感する。いわゆる「只事俳句」の良さがわかるようになったのだ。 元来「只事俳句」という言葉は褒め言葉でなく、洗練されていない素人の俳句と言った響きである。句会などに出てきたとしても、さらっと通

  • 俳句手帳

    今日は、久しぶりに本格的な雨と寒の戻りの1日だった。このお湿りで桜の開花に拍車が掛かるかもしれない。来週に予定している超結社の花見吟行の頃が、まさに見頃になるだろう。愉しみだ。 吟行といえば、吟行時に持ち歩く「俳句手帳」に関しての原稿依頼が俳句誌か

  • 新仮名と旧仮名表記

    俳句を書く上で旧仮名にするか新仮名にするかは、人それぞれが決めることだが、一般的には旧仮名表記が望ましいとされている。(「かな」「けり」などが文語という理由で)※以前のblogにも書いたが、坪内稔典氏は新仮名推進派。 ただし、慣れない旧仮名の場合、句会

  • WBCのゆくえ

    昨日のWBCの韓国戦、13 vs 4で圧勝。そして今日のチェコ戦も、10 vs 2で勝利。これでまちがいなく準々決勝に進出できそう。 次からは負ければ終りの一発勝負の戦いである。今のところは対戦相手にはイタリアが上ってきそうだが、その監督は野茂の投球をうけ

  • 不満と懸念

    と或る blog に「俳句では不満は詠まない」と書かれているのを見て、はっとさせられた。  女子会といふ名の差別桃の花 十志夫 自分一人をおいて温泉旅行に出掛けた我が家の女性陣への「不満」を詠んだ句である。 句会では一点もはいらなかった。 「不

  • 痩せた俳句

    いよいよ桜の開花が近づいてきた。東京の開花予想は金曜日(3/15)あたりとのこと。 コロナ蔓延の頃は、家に籠っているせいか、ちっとも句が出来なかった。「家の中で作る句は痩せている」どなたの教えだったか、そんな言葉を目にしたことがあるから、俳人は外

  • 異論俳論(8) カタカナ略語の是非

     「スマホ」 「ケータイ」 「デパ地下」 「コンビニ」「デジカメ」といった略語のカタカナ言葉が俳句に登場し始めたのは、いつごろからだろうか? 口語体や「 」付きの会話表記に鷹揚な短歌の世界のほうが先だったと思う。それとてもそんな古い話ではなく、俵万智「

  • 振り向けば吾が男坂

    自分自身を客観的に見る機会って、意外と少ない。数十年前の社員研修の一環として、会議の場で発言している自分の姿をVTRで見せられたことがある。 時折みせる自分の傲慢な発言態度に初めて気づかされ、はっとする。もしVTRを見ていなければ、研修担当者からそれ

  • 鰯と烏賊のゆくえ

    俳人であり主夫である者の苦労は、「俳句」を創ることと、毎日の「メニュー」を考えること。 エンゲル係数の高くなり勝ちな我が家では、昨今の食費の高騰に頭を痛めている。脂ものを嫌うYのために、定期的に魚料理を入れているが、献立作りは大変である。 painti

  • 「腐る」という字

    体に良いということで、朝食の時にできるだけ納豆を摂るようにしている。そして豆腐料理も添えるよう心がけている。 木枠の箱に納めて作る「豆腐」と発酵させる「納豆」。その漢字が逆なのは何故なのだろう(@^^)/~~~ この「腐」の文字から思い出すいろいろな言葉。

  • 蛤とチラシ寿司

    我が家は女系家族である。Yは三人姉妹の長女。 わが二人の子供もいずれも女子。そして長女の子供二人も女子なので、雛まつりに集まると女性陣に圧倒されてしまう。 今年は子供たちは集まらなかったので、Yと二人だけの夕食。はまぐりのお吸い物、ちらし寿司で気分

  • 生涯の一句

    「あなたの代表句はなんですか?」もしそう聞かれたら、なんと応えるだろうか。迷うところである。代表句とは世間的な評価を受けたものを指すのか、自分なりの判断で決めるものなのか、それによって違ってくるからだ。因みに、俳人協会第二十五回「花と緑の吟行会」で大会

  • テレビ俳句の是非

    今日から三月。いよいよ吟行の季節だ。 コロナ禍で吟行が難しくなってからTVの旅番組で見た四季の景色を句材に詠むことが多くなっていた(そうせざるを得なかった)。これからは、ようやく現場で詠むコトが出来る。 (↑上掲の写

  • 林昭太郎・第二句集「花曇」

    林昭太郎・第二句集「花曇」(ふらんす堂) 頂いた句集に関しては、そのつどblog上に鑑賞を書き込み公開している。そのせいか、知らない方から突然に句集が送られてくることが多くなってきている。 今回の句集の作者も面識のない方だが、blogを御覧になって

  • 小泉純一郎さんとの会食(?)

    先日、句会の帰りに急に雨が降ってきて、傘を持ち合わせていなかったのでタクシーを捕まえようとしたが、奪い合いでこれが難しい。 そこに一台の白い高級車がやってきて、私の前に横づけする。ドアが開き、「乗れ」と合図してくる。運転席をみるとライオンのような

  • 湯島天神吟行

    本日、湯島天満宮(湯島天神)で結社吟行を開催した。外部結社よりゲストも交えて。コロナ禍で開けなかった吟行を今年は大いに楽しもうと思っている。 その第一弾の「梅見吟行」である。日曜日ということもあり、かなりの人出だった。つめたい北風のせいで、やや寒か

  • 伊藤園新俳句大賞

     あだち野では「伊藤園新俳句大賞」への投句を推奨している。ハガキかメ―ルで6句まで出せて、しかも無料。締切2月28日。 上位入賞者には、50万円の賞金も出るのも魅力だが、ペットボトルに自句が印刷されて2ダース(24本)頂けるのも嬉しい。 100万

  • なるちゃん

    「徳仁(なるひと)親王」の名前から「なるちゃん」と呼ばれて親しまれてきた現・天皇陛下だが、昨日の誕生日で63歳になられた。早いなぁ。 29歳で結婚し、それと同じ年月を皇室で過ごされてきて皇后・雅子さまを労わり、愛子さまの成長を喜ぶスピーチがあった。

  • 対話型AI(チャットGPT)

    テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」の情報から。 昨秋にスタートした「対話型AI(チャットGPT)」なるサービスが凄いらしい。数十兆の文字が蓄積されていて、どんな質問にも応えてくれるというもの。しかも無料なので、現在世界各国で1億人が利用してい

  • 体調悪し

    このところ体調があまり芳しくない。胃痛で食欲がないというか、何を食べても美味しく感じない。止むを得ず、流動食が多くなっている。生家が商売で販売していたこともあり「水を飲むくらいなら牛乳を飲みなさい」と母親に言われて育った。そのせいか、子供の頃から丈夫な

  • 雛まつり

    クリスマスツリーにせよ、季節の飾りつけが早い我が家では、早速Yが雛飾りを出して飾りはじめる。兼題が「雛」の句会もあるので、暫くソファから眺めて5句~7句くらいはモノにしたいと思うが、さてどうなるかな ($・・)/~~~「増殖する俳句歳時記」より引用    音立てて

  • NHK俳句(2/19)特集・高野素十

    きょうの「NHK俳句」の選者は星野高士・玉藻主宰。4Sの一人、高野素十が特集で紹介されていて興味深く見た。 素十と同じく、医師であり俳人としては、秋櫻子、静塔らが知られているが、今回のゲストの細谷喨々氏もまた小児科医にして俳人である。※ちなみに昨年の

  • ふたたびの異国語銀座

    月一回、日暮里(or上野)で午前中に開催される句会にゲスト参加させて頂いている。本日も多くの秀句に接することができて学ぶこと多し。俳句の勉強には、作句の勉強と、選の勉強がある。きょうの句会は、さまざまな鑑賞がなされて「選」の勉強になった。句会の終了後(昼

  • 二月尽

    1~12の月に「尽」を添えて季語とする場合があるが、リズムのいい月と悪い月とがある。「尽」が2音なので、二月、四月、五月、九月などの3音が具合がいい。本来は「惜春」の情としての「弥生尽」、秋の終りを惜しむ「九月尽」のみが季語収録されていたが、今で

  • 湯島天神吟行

    コロナも収まってきたコトもあり、ひさしぶりに梅見吟行をおこなうべく寒い中、湯島天神へ下見に出かけてきた。まだ白梅・紅梅とも2分程度で見頃と言うわけではないが、受験祈願と合格御礼のために参拝する親子連れが目につく。インバウンドが回復してきたのか、中国語もいた

  • 地球の融ける日

    鯔(ボラ)や鰯(イワシ)が大量に川辺や海辺に流れついたというニュース。昨年から今年にかけて鳥インフルエンザによって数百万羽の鶏が殺処分された。トルコ、シリアを襲った地震によって3万人以上の死者が出ていて、今尚その数を増やし続けている。まる1年にわた

  • 異論俳論(7) 歴史的仮名遣い

    新人向け句会の場で仮名遣いに誤りがあると、そのつど注意をすることにしている。細かいことに拘らない指導者もいるが、俳句大会などでは仮名遣いに間違いがあると入賞から外されることになる。そんな理由で、折角の秀作が陽の目を見ないことになっては残念なことゆえの

  • 帰省子の靴

    blogアーカイブ★ ★ ★森岡正作・句集「風騒」を読む。 森岡さんは「沖」の副主宰にして、「出航」主宰。私の目指している「コト・モノ融合俳句」が随所にあふれる句集である。基本はモノ俳句(客観写生)の形をとりながら、赤字がコト(主観、暗喩)の部

  • 俳句的建国の日

    日本書紀に記されていた神武天皇の即位日を新暦に置き換えて、1873年(明治6年)に2月11日が「紀元節」と定められた。それを受け継ぎ、我が国の誕生を祝う日として制定したのが「建国記念の日」というが、分かったようでわからない記念日。※「建国記念日」というのは誤

  • 残り野菜

      スーパーの角まるごとの春野菜 十志夫毎日4時ごろから、健康志向の強いYの気持ちを忖度しながら夕飯作りが始まる。昨日(2/9)が「焼肉の日」だったので、今日のところはアッサリとした「魚料理」にしようと考えていたが、冷蔵庫に残っている野菜た

  • 蕗の薹

    painting by サンデーKU 春の到来を感じさせる「植物季語」はいろいろあるが、蕗の薹もそのひとつ。     蕗の薹(ふきのたう)3句。 まだ固きひかりの中の蕗のたう 十志夫 はらはらとほどける野辺や蕗の薹  ゆるびたる空の結び目ふきのた

  • 鑑賞の心得

    俳句の鑑賞にあたっては「忌憚のない批評をして上げるコトが、作者のためにもなる」という指導者と、「その句の良さを極力見つけてやる」というタイプの人とがいる。 自分自身、句会でコメントする時は、「俳句界」2015年6月号に載っていた今瀬剛一「対岸」主宰の文

  • 覚悟する世代

    三寒四温。暖かさとコロナの感染者数の低減で、竹の塚句会の出席率も少しづつ良くなりつつある。新たなメンバーが加わったこともあって句会場がやや手狭になってきたので対策を考えなければならない。 そんな中、足立俳句連盟の幹部の一人Kさんが心臓の病で急逝さ

  • 認知症

    誰しも経験することだが年齢とともに認知症が進んできている。 ①人の名前が出て来ない。そのままにしておくと良くないので、想い出すまで何とか頑張る。 名前くらいならは問題ないとして、以下のものには実害が出る。②風呂の湯を出しっぱなしにして給湯器を枯渇さ

  • 異論俳論(6) 切れ字「や」について

    俳句を詠む上で「や」という助詞ほど有り難いものはない。 一句の中に大きな断絶(切れ)を生む効果があり、この切れ字である「や」を使えば俳句としての形も整う。しかし便利がゆえに、時として使い方が正しいだろうかと首を傾げたくなるような「や」の用法が散見される

  • 広がりと奥行きと

     きょうは「節分」。各地で三年ぶりに豆撒きが実施された。西新井大師に繰り出す予定だったが、余りの寒さで断念。明日は「立春」。頑張って長閑な春らしい俳句を詠みたいものだ。  長閑な俳句と言えば、いわゆる「大景」と呼ばれる俳句であるが、「大景」には、大別し

  • 松本余一第4句集「懺悔室」

    俳句アトラス社から最新刊の句集が届いた。 松本余一第4句集「懺悔室」 作者名に見覚えのあった。経歴をみたら、昨年の1月にも第3句集「二つの部屋」を上梓されている。その時も感想をblogに書いて御礼とさせて戴いたことを思い出した。 「ふたつの部屋」

  • 非・常識な俳句

    村上龍と小池栄子がMCをつとめる「カンブリア宮殿」という番組を好んで見る。各社の経営者が自社の経営理念を語る番組である。 青木時男マルコメ社長この日は、創業160年のマルコメ味噌のオーナーがゲスト出演していた。(2019年02月23日)味噌汁の出汁は「

  • 俳句の「型」というもの

    今更だが、俳句の基本は「有季定型」である。つまり季語を入れて「575」で詠むということ。昭和初期の「京大俳句」の台頭する頃から、この俳句の基本が絶対的なものではなくなってきた。 「新興俳句」の隆盛、そして「自由律俳句」なるものが注目されると、時の俳人

  • 何処へでも行ける

    金さえ渡せば何でも出来るというフィリピンの刑務所のずさんさには驚かされる。収容所の中で麻雀を楽しみ、携帯電話を自由につかって詐欺やら強盗やらを指示している輩がいるというのだから・・・。106歳で亡くなる直前まで現役俳人として注目された金原まさ子さん(19

  • 異論俳論(5) 作句手法について

      初学の頃は必ずといっていいほど、「句を詠むためには、対象をじっと見つめ、更に見つめ、もう一度見つめて直して・・」と写生の大切さを教わる。問題は見た後である。写真を撮るように俳句をつくるのか、小説を書くように俳句をつくるのか、絵を描くように俳句

  • 俳句における「躁」と「鬱」

    寒波も一段落して今日は天気もよく気分は爽快である。 天気よし目鼻膝よし苜蓿 十志夫今年最初の「早稲田(細道)句会」に参加してきた。句会場周辺は人の出が多く、コロナの心配などどこへやらの雰囲気だった。5月からは2類から5類に移されるらしいので、ますます

  • 修辞と文飾

    只事俳句にしないためには、「修辞(レトリック)」を効かせることが大切だと度々書いてきたが、この言葉には功罪がある。「修辞の効いた俳句」という褒め言葉は、裏を返せば「修辞が過ぎる」と否定的に使われたりする場合も。「修辞」の代わりに「文飾」などと言われると

  • 学びて、なぞらず

    「学ぶ」ということについて考えてみる。多くの芸事は師を真似ることからスタートする。俳句もまた、主宰の俳句に触れて多くのコトを学ぶ(盗む)ところから成長していく。しかし、真似て学んだその先が大切なのである。 池田澄子さんは俳論集の中で、師である三橋

  • 100円 vs 3万円

    十年ぶりの大寒波との報道。東京の人間は「積雪」に慣れていないが、「凍結」という経験も少なく、その対策に戸惑ってしまった。 水道管が凍結・膨張して破裂してしまうという心配から、蛇口を一晩中開放してチョロチョロ流しっぱなしにするか、布で纏って冷却を防ぐ

  • 異論俳論(4) 濡れ衣俳句

    2回にわたって「類想・類句について」思うところを 書いたが、最近になって新しい問題点に気が付いた。  「濡れ衣」類句というものの存在。簡単にいえば、「類想・類句と云えない句であるにもかかわらず、そう思われてしまう句」のこと。 人間の発想

  • 異論俳論(3)「類想・類句」について(その2)

    「類想・類句について(その1)」のつづき   ザ・ピーナッツ (3)使われている言葉の類似性外反母趾、限界集落、骨密度といった特殊な「専門用語」を好む人がいる。あるいは類句を避けるためなのか、カタカナ言葉を多用する人もいる。私も比較的カタカナ俳句

  • 異論俳論(2) 類想・類句について (その1)

    類想・類句の問題は俳句に係わる人間にとっては厄介な問題だ。  「類想」とは何か、「類句」とは何をもってそう言うのか?この「古くて新しい問題」を自分なりに整理しておこうと思う。       (2015年09月18日の再録) ★ ★ ★ ★類似性を分類すると、以

  • 飛び入り句会

    自宅から近いということと、メンバーに知人が多いということから、日暮里で開催している、とある結社の句会に「飛び入り参加」することにした。 昨日はその1回目。何もかも勉強になるのだから、得られる機会を最大限活用したいと思う。 終ってから、例によってア

  • 「湯豆腐」の代わりに

    湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 愛人亡きあとの絶唱とも言われている万太郎の代表句に対して、元「俳句界」編集長の林誠司さんは、だいぶ前のことになるが、ブログ「俳句オデッセイ」(http://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku)に次のように書いて

  • 毒のある俳句

    以前、俳句と川柳の違いを調べていて、「俳句は情景を詠むもので、川柳は人間を吐くもの」という文章に出会った。その論法からすれば、川柳は毒めいたもの吐くが、俳句はそれに比べて大人しい文芸ということになる。毎年、冬になると想い出す北大路翼氏の句がある。二句と

  • 2022年版「あだち野」アンソロジー

     本日、2022年版の「あだち野アンソロジー」が納品になった。 例年3~4回開催している吟行ページが牡丹吟行だけとなってやや淋しいが、巻頭エッセイは、伊藤伊那男「銀漢」主宰、高橋健文「好日」主宰、中村猛虎「亜流里」代表の3名から玉稿を賜り充実した誌面とな

  • 「俳句の精神」寺田寅彦

    「俳句の要素は、時間、空間、人間(=世間)という、三つの〈間〉である」誰の言葉であったか?を失念してしまったが、俳句の本質を見事に言い得ている。そんなことを調べていたら、以下の寺田寅彦のエッセーに出逢った。 示唆に富む文章だったので、その骨子を紹介

  • 異論俳論(1)「第三の句」について

    これから先、このblogの中で自分の俳句に対する考え方を少しずつ記録保存していこうと思う。新しいコメントも以前書きこんだコメントも含めて。題して「異論俳論」。今回はその第1回目。(中には、思い違いや独断的なコメントもあるやもしれませんが、ご寛恕の ほどを)★

  • 俳句の詠み方と読み方

    「俳句四季」(2023年新年号)の特集「10年後の俳句」についてのコメントを興味深く読んだ。多くの人が「俳句の詠み方」と同時に「俳句の読み方」の重要性に言及している。 小説や随筆、詩や俳句・短歌というものは、その長短や形式に関係なく、一般的には「読み手」

  • 初手前

    Yがお茶の仲間が誘って「初手前」を行うという。炭火を起こし準備が始まると、なんとなく厳粛な雰囲気が漂ってくる。   実万両茶席の床の彩りに 原田和子(月例句会より) 正客のしはぶき一つ襖開く ※客のほうの準備が整えば、正客か軽く咳をして報せる

  • 即吟俳句の面白さ

    写真をヒントにして俳句を詠むという作句スタイルがある。要するにプレバトのような形。ヒントにするだけでなく、写真と俳句を一緒に作品として掲示する場合は、「写真俳句」と呼ばれる。あだち野アンソロジーの「2019年号」(写真左)でも特集したこともあるし、神保町に

  • プレバト「冬麗戦」

    「プレバト」今年の冬麗戦は「ラッキーな俳句」がテーマ。第一位句は以下の句だった。  初富士は青しケサランパサラン来 森迫永依「ケサランパサラン」とは白い綿毛のような謎の生き物。見つけると倖せになるという。テーマにも合っているし、長いことばの処理

  • 吟行の愉しみ

    「あだち野」では、毎年3回ほど吟行を実施してきたが、コロナが蔓延してからは、それもままならなくなった。(下の写真はかつて実施した吟行のスナップ写真) 昨年は、終息の気配の見えた初夏に「牡丹吟行」をなんとか実施出来たが、それ以降は予定していた吟行がす

  • 絶滅季語

    9日は「成人の日」だったが、「18歳から成人とする」という法改正により、「名称」が地域によって変更されている。 ゆくゆくは「18歳」を対象にした「成人の日」で全国統一されるものと思うが、18歳は「受験時期」と重なって1月の実施は困難だろうから、暫くは

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