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むぎわら日記 https://blog.goo.ne.jp/takx007

日記兼用ブログです。 日々の生活(主に遊び)、スナップ写真などを載せております。

むぎわら日記
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2017/10/19

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  • 白夜の季節

    夏至が近づいてきて、夕暮れ時が長くなってきました。北極圏では、白夜の季節でしょう。白夜まで行かなくても、高緯度地帯では、夜中まで夕暮れ時がつづいたりします。夕暮れ時に散歩すると、1日が終わりねぐらへ帰る達成感と解放感で充実した気分を思い出させてくれます。まだ、蚊もでてきていないし、夕暮れを楽しむには絶好の季節です。梅雨が無い北海道に行って、ビール片手に楽しんでみたいものです。そんなことを思いながら、イオンまで歩いていくと、大きな鯵が1匹80円まで値引きされていました。これは、明日のおかずにしようと買って帰りました。白夜の季節

  • 『A』中村文則(河出文庫)

    芥川賞作家中村文則の短篇集。13篇の掌編が収められています。中村文則の小説は、7冊ほど読んでいますが、中・長編のみで、短編小説は読んだことがありませんでした。重い内容が多いので中編程度が丁度よい感じなのですが、短編だとどうか興味がありました。内容はバライティに富み、意外な切り口の多さに驚かされます。それもそのはず、初出の掲載誌が5誌あり、編集からの要望の方向性もかなり違っていたようです。純文学←→大衆小説の順番で並べてみる(あくまでも主観)と下のようになります。「早稲田文学」「文藝」「群像」「新潮」「現代小説」従って、内容も俗っぽいものから文学的なものまで様々で、就職氷河期世代の27歳で芥川賞を受賞し、作家として生きていかなければならなかった苦労が垣間見れました。作者自身、純文学作家としては多作の方で、そ...『A』中村文則(河出文庫)

  • エゴの木の花 6枚

    梅雨に入って、エゴの木の花も落ちはじめました。花ごと落ちるところは、ツバキに似ています。エゴの木の花の花びらは5枚のものが多いのですが、たまに4枚のものも見かけます。6枚の花が落ちていたので写真に撮りました。前に幸運のドクダミの花(花びらが普通4枚だけど、幸運のドクダミは5枚)の話題をラジオで聞いていたので、これは縁起がよいかも!と思ったのです。四葉のクローバーとか、普通より少し多めというのは、縁起が良いのでしょう。エゴの木の花6枚

  • 株主総会投票と株主パスポート

    6月になると、山のように株主総会資料が郵送されてきます。全部に目を通すのは、たいへんなので、適当に端折ります。問題がない会社のは見ずにスルー。その中で、オンライン投票するとQUOカードが当たるとチラシが入っているヤツは、全部、投票します。基本的に全部賛成。そして、注意したいのが怪しげな株主提案です。経営陣が反対している株主提案は、とりあえず反対にしました。一部の株主の利益のために、使われてはかなわないですので。そして、今回、多かったのが、「株主パスポート」なるアプリをダウンロードすると、最大10,000ポイントの株主ポイントが当たるというもの。とりあえず、ダウンロードして、使ってみました。いろいろな会社の情報を自分用に一括して見られるのは、便利そうです。株主総会の投票もできます。しかし、三井住友信託銀行に...株主総会投票と株主パスポート

  • なんだ、これは!? ホソツクシタケ

    奇妙なキノコ?が生えていました。ホソツクシタケのようです。ホソツクシタケは、朴の木の果実に生えるおかしなキノコ。他にブナの実に生える近似種もいるらしい。地上に落ちた実に、選択的に生える生物がいるとは、自然の神秘です。生長するとだんだん下の方から黒くなっていくことがわかります。もちろん、食べられません。と言うか食べたいと思いません。なんだ、これは!?ホソツクシタケ

  • マンダムより化粧品セット

    マンダムより株主優待の自社製品詰め合わせがとどきました。マンダムは男性化粧品の会社ですが、男性用54%、女性用31%、その他15%の割合ですので、女性でも使える品も入っています。わたしは、この手のものは使わないのですが、妻ちゃんと息子ちゃんが喜んで使ってくれます。株を買った時は、ほぼ底値に近かったらしく、下げ気味の現在でも含み益が乗っていますが、配当利回りは購入価格の3.33%程度と高配当株としてはギリギリのラインです。東南アジア方面の投資がうまくいかず、利益を圧迫していましたが、思い切った改革で改善されました。頼もしい経営陣だと思います。キャッシュフローを見ると、営業利益から、投資、財務へバランスよく出資されています。遊んでいる内部留保金が大きいですが、商品が景気に左右されやすいため、安心感があって良い...マンダムより化粧品セット

  • 角田山(五倫石~山の神コース)2025梅雨

    梅雨に入りましたが、梅雨前線が南に押し下げられ、初夏の高気圧に覆われて爽やかに晴れました。この前、柿園の農薬散布で登れなかった五倫石から登ります。緑の灌木のトンネルを歩くと、足元には草イチゴ、頭上には桑の実。五倫石コースの魅力は、林業者が作ったような雰囲気にあると思います。急登ですが、荒々しい作りに機能美を感じさせます。福井ほたるの里コースと合流すると、最後の急登となります。ここも、荒々しく、階段状になっていますが、材料が、杉あり、桜あり、楢ありと、そこら辺に転がっている材木を何でも使って組みあがっています。今日のように涼しければ、いつの間にか頂上についていますが、真夏の猛暑日だと、心臓が止まるのではないかと思うくらい苦しい登りです。稲島コースの9合目の観音堂まで足を延ばして新潟平野の様子を見ると、一週間...角田山(五倫石~山の神コース)2025梅雨

  • 『物乞う仏陀』石井 光太 (文春文庫)

    貧しいアジアの障害者たち物乞いの実態を徹底的に密着取材した労作。ポル・ポト政権の虐殺の傷痕が残るカンボジア至る所に不発弾が残る村で暮すラオスカンボジアからの難民が乞食化しているタイ枯葉剤の後遺症か障害児が生まれてくるベトナムハンセン病者が住む森の中の村ミャンマー仏教の業と向き合いながら生きるスリランカ麻薬と呪術の組み合わせネパールマフィアの赤ん坊狩りの犠牲者たちインドなど、各国に別々のテーマで切り込んでいます。障害者になる理由は病気、薬害、不発弾、暴力など様々ですが、途上国では、福祉政策が不十分なこともあり、物乞いを生業として生きている人たちがいます。そういう人たちを不幸だとか、可哀そうだとか言う目ではなく、ほんとうにどう感じているのか密着した取材が著者の真骨頂です。他の著作もそうですが、彼らは彼らなりの...『物乞う仏陀』石井光太(文春文庫)

  • カルガモ発見!

    昨日の散歩道、草むらから頭を出して、じっと動かないカルガモを見つけました。季節からして、巣があるのかしらん?確かめたかったけど、脅かすのも悪いので、そっと立ち去りました。そのうち、親鳥の後をついてあるく雛たちのかわいらしい姿を見ることができるかもしれません。(注:ダジャレの意志はありません)カルガモ発見!

  • シモツケの花が咲き始めました。

    夕方には雨が上がり、涼しい西風に誘われて、散歩に出ると、シモツケの花が咲き始めていました。シモツケの花を見るといつも思うのは、シモツケマルハナバチの幼虫に会いたいです。美しいのだから仕方がありません。シモツケの花が咲き始めました。

  • たくわえくん

    新潟市のスーパーでも、備蓄米が売りに出されたとテレビのニュースで見ました。その店には今日、買い物をしたばかりでした。そのときは、何も気が付きませんでしたが、朝早くから行列が出来て整理券を配って即完売だったそうです。ふと、思い立ったのですが、そう言えば「たくわえくん」という政府が備蓄米を売り出していた過去があったなぁ、今はどうなっているの?と。検索してみると、20世紀の話で、平成6年のコメ不足を受けての対策だったようです。今も細々と続いていて、ネット販売もされているようで、値段を見ると、それ相応に高値でした。古古古米は、たくわえくんのネーミングにはならないのね。そう言えば、Facebookの「どうでも良い話」のグループで、「古古古米のおいしそうな名前を考えて」というお題がありました。「ううう米」と投稿した、...たくわえくん

  • 梅雨入りと今年のコメの作柄(新潟)

    北陸地方が梅雨入り宣言。平年より少し早めですが、影響はないでしょう。さて、備蓄米放出で、すっからかんになった政府の備蓄倉庫ですが、今年の米の作柄が気になるところです。6月10日時点で、作柄を予測できるので、本日発表の水稲の生育状況をもとに占ってみましょう。ちなみに新潟県のコシヒカリのデータを使っています。米の作柄で、もっとも相関が高い値は茎数ですが、6月10日時点の茎数は、やや少ないようです。6月上旬は、水稲の茎数増加にとってもっとも重要な時期で、この10日間は、他の時期の10日間の約2倍の茎数が確保されることになります。その時期の天候と管理の良し悪しで作柄が大きく左右されることになります。つまり、今年の新潟県のコシヒカリの作柄は、よくて平年並程度に落ち着くと考えられます。5月30日の時点で、もう平年より...梅雨入りと今年のコメの作柄(新潟)

  • 『さよなら渓谷』吉田 修一 (新潮文庫)

    幼い子供の遺体が渓流で見つかり、市営住宅に住むその母親が逮捕された。そこで、隣に住む夫婦に焦点があたる。夫が大学時代レイプ加害者であることが判明し、妻は身元がわからなず、戸籍もないらしい。この二人の関係を謎として、記者が少しずつ解いていく。許すとか許さないとか、幸せになるとかならないとか、そんなことに執着しつつ、いったい何なのか分からないまま物語は幕を閉じる。こういう結論がでない終わり方は嫌いではない。結論を決めるのは読者自身であるし、また、物語の登場人物自身でもあるのだ。作家、つまり神に決めてもらう必要はないのだ。分かりにくいレビューになってしまったが、謎が多い展開にネタバレしない程度に書いたためです。『さよなら渓谷』吉田修一(新潮文庫)

  • シナノキの芽生え

    初夏には、大木から落ちた種が芽吹いて、可愛い姿を見せてくれます。赤子が手を開いたような可愛い双葉。カエデの一種だと思って、周りを見渡しても、それらしい木を見つけることができず、あとで画像検索をしてみたら、シナノキであることが判明しました。双葉上の子葉は、普通の葉と全然違う形をしているのですね。シナノキの芽生え

  • アオスジアゲハ

    アオスジアゲハは、美しく俊敏な飛行を魅せてくれる蝶ですが、その素早さから、一生、虫取りアミでとらえることは不可能と子供の頃に思ってました。そのアオスジアゲハが地面に落ちて歩いています。強風か、突然の雨で、ダメージを受けたのか、少し鱗粉がはがれています。先日、角田山で見つけたウスバシロチョウ。この蝶はおっとりした性格で、手でも捉えることができるほど優雅に飛びます。子供の頃は、手で捕まえてました。飛び方が変だなと思っていたら、翅が破れています。今年の初夏は、天候が荒れ気味で、変化が大きく、蝶たちにとっては苛酷な気象だったのではないでしょうか。アオスジアゲハ

  • カツオゾウムシ

    カツオを食べたいなぁと思って歩いていると、カツオゾウムシに会いました。赤さび色の粉が全身についていて、羽化したばかりの個体のようです。粉は、取れていき黒い体表が現れてくるとカツオブシみたいに見えるのでしょう。ということで、カツオのタタキを買って食べました。カツオゾウムシ

  • 『ランニングする前に読む本』田中宏暁 (ブルーバックス)

    ~最短で結果を出す科学的トレーニング~スロージョギングを推奨する本です。スロージョギングとは、歩く程度のスピードでニコニコしながら走れる程度の強度で走ることです。それを生活に取り入れていくことで、果てはフルマラソンを完走し、シロートでも3時間を切ることが可能だと言うのです。フルマラソンには興味がありませんが、読んでいて目から鱗の事実がいくつかありました。わたしは山歩きが趣味なのですが、スロージョギングは山の下りに似ているし、そのときにダイエットに効果がある食事の仕方などです。この本を読みながら、スロージョギングを実際にしてみましたが、はじめは上手くいかず、何回か読みなおし理解を深めると、うまくできるようになりました。そのとき気が付いたのですが、これは山を歩くときに行っているマタギ歩きと同じだということです...『ランニングする前に読む本』田中宏暁(ブルーバックス)

  • 村上新聞倒産

    野暮用で、ふるさとの新潟県村上市に行ってきました。「村上新聞社」が6月3日で業務を停止し破産申告を申請したようです。村上市は、新潟県北部に位置する人口6万人の小さな市(面積は新潟県で1位)で、関川村を含む岩船郡が対象エリアになっていました。週刊で、発行部数が1000部程度に落ち込んでいたとのこと。3300万円の負債で破産と言うことでした。地元の人の話だと、村上新聞社から独立して立ち上げた「サンデーいわふね」とライバル関係にあり、競争に敗れたようです。「サンデーいわふね」も同じ大きさの週刊新聞で、対象エリアも同じ。ほぼ同じ内容の記事だということでした。どこが違うかと言えば、村上新聞:モノクロ画面にこだわり紙面はモノクロいわふね:紙面は全面カラーもう、これで勝負あった感がありますが、それに加え、村上新聞:ホー...村上新聞倒産

  • 『内戦と和平』東大作 (中公新書)

    -現代戦争をどう終わらせるかーほとんどの戦争は内戦であり、国家対国家の戦争は数の面ではめずらしいものです。世界中の内戦の実態と、和平への取り組みの失敗と成功の事例をもとに、内戦の構造や和平成功・失敗の原因を探っていきます。最終的に国連は何ができるか、そして日本は何ができるかを提示しています。まず、第一に和平交渉に必要な条件は、包摂性の確保です。包摂性とは、多様な思想、民族、組織の代表を漏れなく集めて行うことだけではなく、それら全体が国家の復興に携わり、役割が与えられることが必要だと説きます。アフガニスタンの和平はタリバンを締め出したことから、再度、内戦に逆戻りしてしまいました。そして、タリバンを入れた和平交渉により平和へ向かっていくことができたのです。また、周辺国と、グローバル国も本気で和平を後押ししない...『内戦と和平』東大作(中公新書)

  • 角田山(五ヶ峠コース)2025初夏

    梅雨入り直前の真夏日予報日です。五倫石コースから登るつもりでしたが、麓の柿園の農薬散布日だったので、五ヶ峠コースに変更しました。五ヶ峠コースは、登山口の標高が高いので、高低差は小さいですが頂上までの距離が長く、登山と言うより遊歩道ピクニックの雰囲気があります。高低差が少ないとは言え200m以上あるので、上り坂が苦手な人がへばっている姿もみることがあります。かなり樹木の葉が茂ってきて、ほどよい木漏れ日の中、快適に登っていけます。ニガナの黄色の花がきれいです。クマバチの羽音に見上げるとエゴの花が咲いていました。サイハイランの群落を発見。こんなに固まって咲いているのは初めて見ました。五合目は中間地点のはずですが、距離を見るとちょっと変ですね。山の合数は体感で決めると言う説もあり、初めの尾根に取り付くまでが、この...角田山(五ヶ峠コース)2025初夏

  • 梅雨の雨音を聞きながら「五月雨(さみだれ)」を作る(2)

    船体側面にヒケが多くラッカーパテを盛り、耐水ペーパーで平らにしました。ここは、艦名のデカールのシルバリングが心配なので手を抜けないところです。底面や上面側部にバリも多かったので削り取りました。他は、大丈夫なようですが、初手に手間がかかってしまいました。梅雨の雨音を聞きながら「五月雨(さみだれ)」を作る(2)

  • プラスの損切

    今年の月別の配当金は前年差がプラスに推移して順調だったのですが、5月がわずかにマイナスとなりました。ドル安の面もあるのですが、一番響いたのが、去年損切りしたリョーサン菱洋の10,000円が入ってこなかったのが大きかったようです。リョーサン菱洋は、所持していた菱洋エレクトロニクスがリョーサンと合併して、財務が思わしくなくなった(自分基準)ため、泣く泣く売りました。どのくらい損益がでたか見てみると、+200円ほどキャピタルゲインが出てます。損切と言ってもやや+だったのです。昨年、底上げ問題で社長が失言したセブンイレブンの子会社であるセブン銀行も損切してましたが、これも22,290円のプラスでした。去年の損切り銘柄は全部プラスであり、プラスの損切りであったということです。そこで、「プラスの損切」という言葉がある...プラスの損切

  • 2025信州旅行2泊3日(3日目最終)放浪館

    ホテルの朝食はバイキングでした。和・洋・中のどれかにテーマを絞って盛り付けるとバランスがとれたものになることは分かっているのですが、やっぱり食べたいものを本能のままに取ってしまいます。和・洋・中のごった煮になりました(笑)。最終日は雨が降っていて、前日までで十分満足していたので、一か所だけよって、あとは下道で新緑を見ながら信濃路をドライブしながらちんたら帰ることにしました。その一ヶ所は、ドラマ「裸の大将放浪記」などで知られているちぎり絵画家山下清の美術館「放浪館」です。入口から、赤いカーペットにおにぎりに見立てた石が置いてあります。受付で、いきなり、絵葉書を選ばせてもらって2枚いただきました。中は撮影禁止です。年代順に解説を交えながら、山下清の作品がこれでもかと並んでいました。印刷されていると、ちぎり絵の...2025信州旅行2泊3日(3日目最終)放浪館

  • 『影踏み』横山 秀夫 (祥伝社文庫)

    人が寝ている間に家に侵入して物を盗むことを本職とする泥棒が主人公の犯罪小説です。この作品がユニークなのは、主人公の耳の中に死んだ双子の弟が住んでいるように声が聞こえ、会話ができるところです。そればかりが、弟の卓越した暗記力を使って、もの(例えば、使った札のナンバーなど)を覚えていられるのです。主人公は、元恋人の自転車で走り回り、ちょっとした謎を解決しながら盗みを働いていくのです。そんな感動とは無縁のキャラ設定ですが、けっこう泣かせる展開もあり、変っていておもしろいと思いました。ラストは、サンテグジュペリの『星の王子様』みたいで、しんみりしました。『影踏み』横山秀夫(祥伝社文庫)

  • 2025信州旅行2泊3日(2日目その2)諏訪大社、どこへ行く?

    諏訪大社は、諏訪湖周りに4ヶ所あり、全部回っても良いのですが、あまり信心深くない身としては1ヶ所で納めたいと思うのです。上社前宮上社本宮下社春宮下社秋宮の4つのうちどこに行くことにしたでしょう。それは、「下社秋宮」です。一番のパワースポットと聞いて、あまり観光地化されていないところが魅力。手を清め、鳥居をくぐります。神様の道(中央)を避け、端っ子の石畳の道から入ります。大きなしめ縄は出雲大社のような演出です。四本の御柱がちゃんと建ってます。御柱の後ろに回ると引きずられた痕を見ることができます。お賽銭を上げるためにちゃんと5円玉をたっぷり用意してきてあります。縁結びのご利益があるのが秋宮なので、キミアキ(倅)に○○○ュ○のようなキュートなご縁がありますようにお願いしました。絵馬を見ると、絵心が爆裂しているも...2025信州旅行2泊3日(2日目その2)諏訪大社、どこへ行く?

  • 梅雨の雨音を聞きながら「五月雨(さみだれ)」を作る(1)

    駆逐艦歳時記の6月は白露型駆逐艦6番艦となります。「五月雨を集めて早し最上川」という有名な芭蕉の句がありますね。今の感覚だと、”早し”ではなく”速し”のような気もしますが、昔の言葉ですし、芭蕉が推敲して選んだ言葉なので文句のつけようがありません。五月とは言っても旧暦の五月で、梅雨の長雨を五月雨と言います。駆逐艦「五月雨」は、白露型駆逐艦では2番目に遅く沈没していて、1番は、あの「雪風」と並ぶ強運艦として有名な「時雨」です。「五月雨」も、かなりの強運艦であったことは間違いありません。梅雨の雨音を聞きながら「五月雨(さみだれ)」を作る(1)

  • 2025信州旅行2泊3日(2日目その1)美術館から水陸両用バスで湖へ突入

    ペンションの朝食は、焼き立てパンです。信州の珍しいフルーツもありました。雨模様なので、美術館へ。諏訪湖周辺には、たくさんの美術館があり、どこに行こうか迷うのですが、とりあえずハーモ美術館が9:00開館なので、そこへ向かいました。中は、基本的に作品の撮影禁止なので、撮影自由の入り口にあるダリの柔らかい時計を。totaimelessspace時の無い空間へというのがテーマの美術館のようです。アンリ・ルソーの作品(美術の教科書に載っているのは、「眠るジプシー女」や「夢」)を中心とした19~20世紀に活躍した画家の作品が展示されていました。ルソーの作品は、自分の好きなものを画面いっぱいに散りばめられていて、丁寧な彩色が低いデッサン力を塗りつぶしてしまっているようで強力でした。雰囲気撮影は許可されているので、パチリ...2025信州旅行2泊3日(2日目その1)美術館から水陸両用バスで湖へ突入

  • 2025信州旅行2泊3日(1日目その2)星くそ館

    黒耀石体験ミュージアムに行き、ここで受付をすると、星くそ館へ行く注意事項の説明をしてもらえます。利用時間は午後4時までで、簡易な案内板を見ると山道を歩いて片道40~50分くらいかかりそうです。3時近くになっていたので、ギリギリかなぁ。山道の入り口には、門があり4時30分には施錠すると書いてあります。あと1時間半しかないよぉ。無理そうなら途中で引き返さないと……しかし、綺麗な雑木林だ。あ、クリンソウが咲いている。初めて見た。ラッキー。とか、思わず和むが、時間がないのだよ(笑)岩石がゴロゴロ。地すべり地帯のような光景。北アルプス当たりの火山活動で地表に出てきた黒耀石が地すべりのように移動して、ここまで流れ着いているのです。あ、今年は見逃したと思っていたヒトリシズカの花が一人で静かに咲いている。などと、また足を...2025信州旅行2泊3日(1日目その2)星くそ館

  • 2025信州旅行2泊3日(1日目その1)車山高原

    天候が下り坂で、1日目が一番雨が降りにくそうなので、とりあえず、霧ヶ峰の車山高原へ。車山山頂まで、4人掛けリフトで登れるので、らくちんです。ご覧のとおり、平日のシーズンオフなのでガラガラです。歩いても登れますが、景色を楽しむにはリフトですね。あっと言う間に高度が上がり森林限界を突破します。広大な高原が広がります。雲外蒼天とある鳥居をくぐりぐるっと回ると神社正面へ。諏訪神社の系列なのでしょう。4本の御柱に囲まれています。このあたりの神社の社は、小さいなら小さいなりに御柱に囲まれているのが特徴ですね。頂上から歩いて下って車山湿原へ向かいます。足元が非常に悪く大きな石がごろごろしています。笹に覆われた石原が続いている感じです。低木がところどころに生えていますが、枯れているものも多く、大木に育ちません。湿原につく...2025信州旅行2泊3日(1日目その1)車山高原

  • あっ、UFO!

    2泊3日の信州旅行から帰ってきました。今回は、霧ヶ峰と諏訪湖を回りました。詳細は後ほど。あっ、UFO!

  • 『連星からみた宇宙』鳴沢真也 (ブルーバックス)

    「超新星からブラックホール、重力波まで」がサブタイトル。わたしが高校生か中学生だった時、宇宙に浮かぶ恒星のほとんどが連星であり、連星は惑星を持たないと教わり、「宇宙人と出合う可能性は限りなくゼロに近い」とガッカリした覚えがありました。しかし、それから科学が大いに発展して、連星の謎がこれほどまでに解けていたのかと驚かされ、古い知識をアップデートできました。まずは、恒星は7、8割が連星であり、連星にも惑星が存在し、しかも生命が誕生する資質がある星もけっこうあるということ。これで、宇宙人の存在もかなり現実味を帯びた気がします。そして、連星に働く力学もよく理解でき、2連星から3連星、4連星……とつづいている星々の関係も理解できました。さらに、白色矮星、中性子星、ブラックホールなど、連星の観測により発見され、宇宙の...『連星からみた宇宙』鳴沢真也(ブルーバックス)

  • 国から家庭で備蓄する時代が到来するのか?

    Amazonを見ていたら、お米保存袋3kg、5kg、10kgと売っていました。たくさんお米を買って、保存しておく準備なのでしょうか。なかなか、商魂がたくましい。それが当たり前になると、コメも家庭で備蓄する時代が来るのかもしれません。コメ銀行なども登場するかも。新しく事業を起こしたい人はどうぞ(笑)国から家庭で備蓄する時代が到来するのか?

  • 『グリーン・ジャイアント』 森川 潤 (文春新書)

    「脱炭素ビジネスが世界経済を動かす」がサブタイトル。2020年10月7日、エネルギー業界で時価総額のトップに君臨する米エクソン・モービルをある電力会社が抜いた。ネクステラ・エナジー、フロリダ州の地方電力会社である。たった4週間の首位であったが「グリーン・ジャイアント」(再エネの巨人)の台頭を如実に表す出来事だった。そして、世界のあちこちで、脱炭素、カーボンニュートラル、再生可能エネルギーを掲げる会社が台頭してきたのである。『グリーン・ジャイアント』森川潤(文春新書)

  • 『草すべり その他の短篇』南木佳士(文春文庫)

    作者の等身大の50代男性が主人公の短篇が4篇収録されています。どれも浅間山周辺の登山が絡んだ話になっています。うつ病から回復していく過程で山を歩き、そして人生の下山を静かに物語に織り込んでいきます。厳しい自然と、そこで出会う人たちのどこか俯瞰した人生感は、下山時特有の地上を眺め降ろしながら歩く感覚に似ています。『草すべりその他の短篇』南木佳士(文春文庫)

  • 現金5000円が当たった!

    SBI証券のキャンペーンで現金5,000円が当たり、振り込まれました。債権を買って、利子を受け取る前に5,000円が振り込まれるとは、うれしい誤算でした。こういう当選金って源泉徴収されていないのですね。確定申告には、雑所得として申告しないといけないのですが、課税されるくらいの額にはなりそうもないので、安心して申告できます。こまめにちまちま、応募しているのですが、結構あたり、小銭を稼げます。現金5000円が当たった!

  • ノートパソコンのセットアップに苦戦

    旅先や、外でパソコンが使えるようにノートパソコンを購入しました。セットアップをしようとしたのだけど、Wi-Fi接続のところで無効になり、先へ進めなくなりました。据え置き型のパソコンで対処法を調べて、モデムの電源を入れなおしたり、パソコンを強制再起動させたりしましたが、状態は変わらず。メーカーのHPで調べたけどわからず、チャットで専門家にSOSを出しました。そして、パソコンの裏に針の穴が密かに空いていて、それに針を差し込むと、裏設定画面が開き、そこから指示通りに操作したらつながりました。それから、とんとん拍子にセットアップが完了しました。2時間弱もかかってしまい、お昼ご飯を食べるのを忘れましたが、太り気味なので返ってよかった(笑)。しかし、マイクロソフトの力で、ほとんど自動で、据え置き型の設定を引き継ぐこと...ノートパソコンのセットアップに苦戦

  • ミチバタナデシコ(犬子持ち撫子)

    変った花が咲いていると思って知らべてみるとミチバタナデシコでした。元はと言えばイヌコモチナデシコとよばれていたそうですが、牧野富太郎博士が、品が無いと言って、ミチバタナデシコに改名したとか(裏とりなし)。犬だとか、子持ちだとか、道端だとか、大和撫子にふさわしくないとお思いの方もいらっしゃることでしょうが、安心してください。大和撫子ではありません。ヨーロッパ原産の帰化植物です。ミチバタナデシコ(犬子持ち撫子)

  • 窓ふきしました。

    窓を全部綺麗に拭きました。なぜかと言えば、虫よけスプレーを網戸と窓に吹きかけるためです。梅雨に入ると蚊が出てくるので、その侵入を防ぎます。去年は、これでほとんど蚊が家に入ってくることも無かったので、効果は抜群。明日、虫よけスプレーを散布します。窓ふきしました。

  • ニョイスミレ(ツボスミレ)

    ニョイスミレが、水面に出ている杭の上に咲いていました。スミレは、生命力が強く、コンクリートやアスファルトのヒビから咲くことも多く、そんな姿に活力をもらうこともあるのではないでしょうか。ニョイスミレは、ニョイっと伸びて、他のスミレより一回り小さな花を咲かせます。日陰に多く水に強い、普通のスミレとはまた違った逞しさを感じます。ニョイスミレ(ツボスミレ)

  • ジーンズを買いに行く

    ジーンズを買いに行くと言っても、十年以上前に買ったっきりなので、自分としては大行事です。あかね(妻)に、出かけると言うと「一人で、大丈夫?ちゃんと裾上げしてもらうのよ。わたしは脚が長いから裾上げしたことないけど(エヘン)」とマウントを取られました(笑)。胴回りのサイズだけ暗記していけば、良いだろうとイオンに向かって行ったのだけど、能登半島みたいな雲が出ていたので写真に撮りました。売り場に行ってサイズを探すとすぐに見つかったのですが、横に別の数字が書いてあります。なんだろう?と思って見ると、78とか75とかあって、75と言うのは、作業着の股下のサイズだなと思いました。これは股下のサイズじゃね?と思って試着してみたらピッタリ。裾上げの手間がいらずに気軽に買えるぞとさっそくレジへ持っていきました。帰ってから、妻...ジーンズを買いに行く

  • ツルマンネングサ

    ツルマンネングサが満開です。雑草ですが、名前がめでた過ぎなので、なんとなくめでたい気分になります。鶴は千年、亀は万年と言いますが、縮めて鶴万年ですぜ。本当は蔓万年なのですが、それでも生命力の強さは折り紙付きで、根っこが少しでも土に触れていれば、コンクリートや石の上にも這うように増殖していきます。同じ公園で、ミヤコソウも花をつけ始めていましたが、シルバー人材センターの草刈部隊に刈られてしまいました。しかし、ツルマンネングサは、地を這うように生き残っています。思わず拝んでしまうくらいの生命力じゃ。ツルマンネングサ

  • 春かぶが安くなりました。

    春の旬である蕪。ずっと高値がつづいていましたが、安くなったので購入してきました。さっそく、お料理します。葉を刻んで入れ、ひき肉といっしょに炒め、次に扇型に切ったカブ本体を入れます。ブナしめじもついでに投入します。みりんと酒をぶっかけながら、カブが柔らかくなるまで炒め、醤油をぶっかけ混ぜ混ぜ。水分を飛ばします。火を止めて、片栗粉を水で解いたものでとろみをつけたあと、少し加熱して出来上がり。カブの香りがして、美味しい!栄養満点です。春かぶが安くなりました。

  • 春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(完成)

    駆逐艦歳時記の5月分「霞」が完成しました。一昔前までの製品と比べ、部品数が多く時間がかかりましたが、部品の合いは良く安心して組み立てることができました。2月から始めた駆逐艦歳時記も4隻目となりました。おまけで、昔作った軽巡洋艦「五十鈴」に旗艦を務めてもらいましょ。春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(完成)

  • ほんぽーと新潟へ自転車で行ってきた。

    新潟市立の図書館です。本を読むために行ったのではなく、目的は、これです。にいがたマンガ大賞の原画展を観てきました。撮影禁止だったので、中の様子は撮れませんでした。印刷物は、シロートっぽくて物足りなく感じましたが、原画を見るとまったく違って、マンガに掛ける情熱を感じました。受賞作の熱量の高さは、プロと同等かそれ以上ですね。ほんぽーとの向かいに立っている石碑は、この場所が昔、信濃川の中にあったことを示しています。そう言えば、信濃川と阿賀野川が一緒の河口だったと聞いたことがあります。日本の大河ベスト10から2本が同時に流れ込む水に恵まれた土地柄です。ついでに、駅地下にある駿河屋を冷やかそうと思って自転車置き場に行ったら、止める場所がありませんでした。みんな、自転車が大好きなのね。臨時仮設自転車置き場が設けられて...ほんぽーと新潟へ自転車で行ってきた。

  • 『月とコーヒー』吉田篤弘(徳間書店)

    一言で言えば雰囲気小説。なんともない日常生活にちょっとした変化が起きて、読者はドラマチックに進展するように思えるが、それはちょっとした日常の変化にすぎない程度の物語。もう少し、気が利いたオチを期待してしまうのだけど、この程度で十分でしょうと提示されるオチは、ものたりないけど、こんなものかと納得できる。そして、あとがきに、眠る前に1編読んでもらうに丁度良い作品を書いたとあるから、やられたと思う。24編の掌編が収められているが、どれもが、1日頑張った人へのクールダウンに丁度良く調整されていたのだ。なにも、寝る前に読まなくとも、おだやかな気持ちでいたい時など、有効に活用できそうな作品集となっています。『月とコーヒー』吉田篤弘(徳間書店)

  • ダイヤモンドの魔力

    少し前のgooブログのアンケートに「ダイヤモンドを買ったことがありますか」と言うのがありました。その解答を見ていると、婚約・結婚関係以外で買ったことがない人がほとんどでした。わたしは、十年くらい前に、妻の誕生日にサプライズでダイヤモンドのペンダントを送り喜ばれました。3万円の安いヤツですが、職場にセールスに来ていた商人が、ちょっと気が利いたデザインのものを持っていたからです。そして、その効用は、驚くべきものでした。妻は、女同士の飲み会や食事会に出かけるとき、それを身に付けていき、上機嫌で帰ってくるのです。子どもが独立してからというもの、女同士の集まりでは、病気自慢と旦那の愚痴がメインの話題のようです。そして、人知れずマウントをそこはかとなく取り合うのでしょう。他の人たちが旦那の愚痴を吐いているとき、自分の...ダイヤモンドの魔力

  • オカオグルマの一番花

    たきがしら湿原にて、オカオグルマが咲いていました。真ん中の花がひとつだけ。周りを囲む花は、もう少しで咲きそうです。満開になれば中心の花をぐるりと囲むように咲き誇るでしょう。オカオグルマの一番花

  • 春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(2)

    細かい部品が多く、昔のキットより部品数も多いので、手間取りました。なんとか形になってきましたね。キットは、戦艦大和を護衛していたときの姿らしく、25㎜単装機銃をハリネズミのように取り付けて完成となります。この姿を見ると、主砲が対空砲ではないため、主力駆逐艦に25mm機銃しか対空兵装がないのが、日本海軍苦戦の主要因ではないかと考えてしまいます。春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(2)

  • オオヒゲナガ

    触覚が長い昆虫としてカミキリムシが有名ですが、ヒゲナガという蛾は、体長の三倍の長さの触覚を持っています。ちなみに蛾ですが、ヒゲナ蛾ではなく、ヒゲナガ蛾です。オオヒゲナガ

  • 蟻地獄

    木の根元が掘れているところに、乾いた土にアリジゴクの巣がたくさんありました。子供の頃は、こんなに巣が密集していて、すべての巣に獲物がかかるのだろうかと余計な心配をしていました。これに息を吹きかけて表面の土を飛ばし、姿を現したアリジゴクを捕まえて、砂を入れた缶で飼っていたことがあります。蟻を落とすと、下から蟻に砂を投げかけ、底まで堕ちるとアゴで挟んで体液を吸いぺちゃんこになった蟻の死骸を巣の外へ放り投げるのです。そんなことを思い出しました。蟻地獄

  • これが、カナヘビバトルだ!

    幼いころ、怪獣同士の戦いを見るのが好きでしたが、そのころ見ることが出来たら大興奮だったでしょう。先日、たきがしら湿原の木道を歩いていたら、カナヘビ同士の激しいケンカを観ました。思わず撮影してしまいました。カナヘビバトル!これが、カナヘビバトルだ!

  • たきがしら湿原2025初夏

    ギンリョウソウ(銀龍草)が咲いているかな?トンボが見られるかな?などと思って、たきがしら湿原まで足を延ばしてみました。上の写真で白く見えるのがミツガシワの花で、ほぼ満開でした。ミズバショウは見ごろが過ぎていて、葉っぱが大きくなっています。トンボは、コサナエがたくさん飛んでいました。コサナエは素早くて、なかなか写真を撮らせてもらえませんが、この個体は、羽化したばかりなのか、ジッとしていました。カモシカの道に入ると、ブナが主となった雑木林の新緑がまぶしいです。日が陰って曇っていたのが少し残念。お目当てのギンリョウソウは、芽吹き出したばかりで、花は見られませんでした。芽のうちから、怪しげで薄美しいヤツです。かもしかの道の絶景スポット「名もなき山」は、残雪もあり迫力と美しさを兼ね備えています。ゴールデンウィークま...たきがしら湿原2025初夏

  • 『絶望の裁判所』瀬木比呂志 (講談社現代新書)

    裁判官を三十三年間務め、法学者に転身した著者が、現在の裁判官の人事制度をこき下ろす内容となっています。どこの会社や組織にもあると思いますが、能力や実績に関係なく、上の方針に疑問を持たずただただ準ずるだけの輩が出世して、過ちを正したり、改善したりしようとする者は冷遇される。そんな人事が、ことに裁判官にとっては徹底されているというのです。つまり、最高裁幹部の意志に沿わない判決を出した裁判官は、地方へ飛ばされたり、出世コースから外されるのです。そんな人事を続けているので、結論ありきの判決となってしまうと嘆きます。また、家裁などでは、被害者が納得しようがしまいが、とにかく示談を奨め、事件を手っ取り早く解決したい裁判官も多く、そこには正義はありません。そんなことが、著者の憶測や噂話をネタに書いてあるので、文系の論文...『絶望の裁判所』瀬木比呂志(講談社現代新書)

  • こんな恥ずかしいカッコウを……シロコブゾウムシ

    シロコブゾウムシが居たので、写真を撮ろうとカメラを近づけたら、それに気が付いたのか、死んだふりを決め込みました。普通なら、このまま転がって、草むらに落下し、行方を暗ませてしまったのでしょう。しかし、無情にも自らの爪が葉の縁に引っかかり、こんな恥ずかしいカッコウをさらけ出す羽目になりました。しかも、それがネットに晒されているとは、彼(彼女?)は知る由もないでしょう。シロコブゾウムシは、愛嬌がある顔を持ち、体は怪獣のようなコブがあり、手足はスターウォーズの帝国軍の兵士のようないで立ちで、カッコイイ虫です。と、フォローしてみた。こんな恥ずかしいカッコウを……シロコブゾウムシ

  • クリニックからプラモデルが届いた

    メルカリで買ったプラモデルが届いたのですが、クリニックの封筒で差出人の名前が書いてありました。クリニック(開業医)がプラモデルも売っているのだろうか?と、封筒に書いてあるURLにアクセスしてみると、医師3人で運営している開業医で、差出人は、副医院長でした。ということは、クリニックから私物を送っていると言うことになりますね。この前、読んだ税金の裏本では、税務署が調査によく入る業種に開業医がありましたが、こんなことをしているから、入られるのですね(笑)。クリニックからプラモデルが届いた

  • 株主優待 ヤマハ発動機から

    ヤマハ発動機の株主優待のカタログギフトはポイント制なので、割り振りによっては2~3つをもらうことが可能です。今回は、2つ注文していて、先に届いた宮城ラーメンと、この球磨栗プリンになります。こちらは、母ちゃん用ですね。なんと、開け方の解説書までついていました。食べるとき、実際にこの通りに、やってみようと思います。ヤマハ発動機は、バイクやヨットを作っている会社です。財務優良の高配当株銘柄で、株主優待のカタログギフトが魅力です。株価はあまり上がらず、買った時より4割程度の上昇にとどまっていますが、配当利回りは買った価格の6.8%までになっていて、今後の上昇も期待しています。コロナ禍には、株価が急落し、配当金も減額された、景気敏感銘柄でもあります。※この記事は投資を奨めるものではありません。投資は自己判断でお願い...株主優待ヤマハ発動機から

  • ウンモンスズメ

    新緑に溶け込むように潜むのは、スズメガの一種、ウンモンスズメです。ロケット戦闘機のようなデザインに、芸術的な迷彩をほどこした神が作り上げた芸術作品、天然記念物に指定したいほどのカッコよさです。スズメガは、高速で飛行するし、空中でホバリングすることもでき、写真のように葉っぱに着地することもできます。こういう飛行機を作れたら、最強だと思います。ウンモンスズメ

  • 白いクサフジと出合う

    夏のような気温に汗ばみながら、買い物に出かけた途中でみかけました。白いクサフジの花です。周りにクサフジはたくさん咲いているのですが、皆、紫色で、白はこれだけでした。そういえば、今週の占いで、アルビノの生物に会うとラッキーだと書いてあったことを思い出し、これがそれかと思いました。今週もあと2日半しかありませんが、週末にラッキーなことが起こるのかしらん?白いクサフジと出合う

  • もち病

    先日、角田山に登った時、ウラジオヨウラクのつぼみが異様に膨らんでいるのをみつけました。正常なつぼみと比べると一目でおかしいことが解ります。正常なつぼみ↓ウラジオヨウラクの花これは、ツバキ科とツツジ科の植物特有の病気で「もち病」と言います。もちの様に膨らむから、もち病。植物の病気には安易な名前が多いですね。食べられるという俗説があるそうですが、猛毒なので食べるとお腹を壊します。中には糸状菌(カビ)がはびこっているのですから。もち病

  • new born 荒井良二展

    父(90)を連れて、新津美術館で開催されている荒井良二展に行ってきました。荒井良二は1956年生まれの絵本作家で、子供の頭の中のような作風に鮮やかな色彩感覚が見事な作品を描く方です。なんと、この展覧会は、作品の撮影OKでしたので、たくさん写真を撮れました。絵本の下書き?も展示されていて、出来上がった絵本と見比べることができます。解説も、みんな手描きの文字で作者が直接ベニヤ板に書いたような演出で、そばにいるように感じられました。絵本の原稿です。絵本に出てくるお店を再現したもの巨大な作品。細かく見ると、いろいろなものが詰まっていて面白い。主張色、補助色、反対色と使われていない色はないのではと思われるほど、色彩が豊かなことに驚かされます。暗い絵でも、こんなに鮮やか♡父も勉強になったと喜んでいました。荒井良二展は...newborn荒井良二展

  • 【株主優待】ヤマハ発動機より

    宮城の味噌ラーメンが届きました。くまもんラーメンも選べますが、少しピリ辛度が強い、こっちが美味しいと思っています。いつも、スーパーの安いインスタントラーメンばかり食べていると、こういう本格的なインスタント(なんじゃ、そりゃ)ラーメンとのレベルの違いが実感できます。さて、具は、何をメインにしようか。【株主優待】ヤマハ発動機より

  • 角田山(浦浜コース)2025初夏

    ヒトリシズカやフデリンドウを観たくなったので、もう遅いことは覚悟の上で浦浜コースに行ってみました。フデリンドウの姿は無く、ヒトリシズカの花は終わり実が付き始めていました。4月に体調を崩して山に行けなかったのが今春の心残りになりました。これは、サイハイランの蕾でしょうか。何本か見ましたが、今年は当たり年?キツネノカミソリの群生地として、有名なコースです。早春に真っ先に芽を出した葉は、黄色くなって枯れてきています。8月上旬には茎をのばし花を咲かせる準備なのでしょう。かなり若葉が茂ってきて、日光を遮ってくれるので、気温の割に汗の量が抑えられて快適です。ヤマツツジが7~8分咲きくらいになっています。正午を過ぎるとカラスアゲハが来ていました。カエデも種が付いてきました。モミジのように真赤な羽がついています。稲島コー...角田山(浦浜コース)2025初夏

  • 『車夫2 幸せのかっぱ』いとうみく(文春文庫)

    浅草で人力車を引く高校中退したイケメン男子が主人公のハートフルもの。『車夫』の続編になります。『車夫』は、主人公とそれを取り巻くイケメン車夫たち(この会社の採用条件は走ることが好きなことと顔がいいこと!)の話で、女性向けだろこれ、と思わせる内容でしたが、『車夫2』は趣が変わっていました。主人公以外の周りのキャラクターや乗客に焦点を当て、家族の在り方がテーマとなっていて、誰でも読みやすい構成になっています。もしやと思い、作者の年齢を調べてみたら『車夫』を書いたのがアラフォー、『車夫2』を書いたのがアラフィフで、あ~、やっぱり、なるほどと思ってしまいました。←(なにがなるほどだ!)連作短篇形式ですが、最後の話は、主人公を捨てて蒸発した母から手紙が届くという導入でした。それに対する主人公の対応が、男の子だなぁと...『車夫2幸せのかっぱ』いとうみく(文春文庫)

  • 散歩で見かけた花たち

    街角も花盛り。通りの花壇の手入れが行き届かず、半分藪になっています。そんな中で、逞しく咲く花たちに出会いました。まずはクサフジ。普通の野草なので元気が良いです。スパニッシュブルーベル(和名:釣鐘水仙)スペインの青い鐘と訳すとカッコイイ二つ名みたいになります。ヒヤシンスの仲間だとか。三枚の花びらが面白いオオムラサキツユクサ。ツユクサは夏に咲きますが、これは少し早いですね。アメリカ産外来種です。花壇に植えられたものが野生化していく途中になるのでしょうか。基本的に山野草が好きですが、野生化していれば園芸種にも味があります。散歩で見かけた花たち

  • 角田山のヒメリュウキンカ

    人工物を思わせるようなテッカテカの艶々が特徴のキンポウゲ科の花です。造花でも、ここまで艶があると偽物っぽく見えるだろうと思うくらいです。角田山のヒメリュウキンカ

  • 夢のプラチナNISAで老後は安泰?

    突然出てきたプラチナNISA。まだ、制度ができていませんが、今の情報から、なんじゃそりゃ?と思っている人も多いでしょう。わたしもその一人です。ポイントは2つ。(1)対象は、65歳以上の高齢者である。(2)毎月分配型投資信託を運用できる。(1)については、年金生活に突入する年齢で、NISAの積み立て分を取り崩しにかかるところに待ったをかけるないようです。確かに、長年積み立ててきた資産を取り崩し、年々少なくなっていくのを見るのは精神的なストレスになります。そんなことをしなくても、お金が自動的に入ってくるならそれに越したことはありません。それで(2)の毎月分配型投資信託です。これを買っておけば、毎月決まった額が、貯金通帳に振り込まれ、年金+配当金の豊かな老後を送れるのです。しかし、ちょっと待った!NISAに詳し...夢のプラチナNISAで老後は安泰?

  • アニメ「君たちはどう生きるか」

    スタジオジブリの新作で、難解と評判の作品を金曜ロードショウで放送すると言うので興味深く鑑賞させていただきました。構成としては、キャロルの『不思議の国のアリス』、マクドナルドの『リリス』に代表される王道ファンタジーで、動物に誘われるように異世界に迷い込む話です。特に難解とは感じませんでした。題名の「君たちはどう生きるか?」は、日本人に対しての監督からのメッセージなのでしょうが、素直に受け取るなら、「自分は、こういうふうに生きたから、君たちはどう生きるの?」という意味だと思います。題名の問いに作品の中で答えていないので難解と言われるのではないでしょうか。その答えは、視聴者の中にあるのです。「日本人に対して」としたのは、北米での公開される題名を『少年とサギ』としているからです。他の国の人に対しては、王道ファンタ...アニメ「君たちはどう生きるか」

  • 『タンパク質の一生』永田和宏(岩波新書)-生命活動の舞台裏 

    人体は宇宙である。解剖学者が良く使う例えだ。わたしたちの体を構成する細胞は約六十兆個の細胞で作られ、一列に並べると六十万キロメートル(1個10ミクロンと仮定した場合)となる。そして、ヒト一人のDNAをすべて一直線につなぎ合わせると一千億キロメートルになると言う。太陽と地球の間を三百往復できる長さとなるのだ。さて、この本は、そんな人体(ミクロコスモス)の重要な構成要素であるタンパク質がどのように合成され、どのように働き、どのように死に、どのように再生されるかを解説した本である。学問の世界から離れ四十年近くたつが、そのころ習った生物学の細胞の構造が、小学生の図鑑レベルのものになっていたことに驚いた。それだけ生化学が発展して、いろいろなことが解明されていたとは知らなかったのである。DNAから、RNAに転写された...『タンパク質の一生』永田和宏(岩波新書)-生命活動の舞台裏 

  • 横山太平翁像

    角田山山頂にある胸像です。角田山の山頂に立つのは228回目になりますが、今回、はじめてマジマジと見させていただきました。前までは、どっかの偉い人だろうくらいに思っていたのですが、解説文を読むと何をした人が解ります。端折って書くと以下のとおりになります。「関屋分水の必要性を説き私財をなげうってこれが実現に努めるとともに新潟を中心とする港湾の開発を叫んだ希有の先覚者。晩年に山頂に観音を奉呈し、ここに暮した。」この前、ブログで紹介した帚木蓬生の『水神』は、九州で田畑に水を流す話でしたが、この人は沼地からの排水を行うため、信濃川の水を半分、海へ流す関屋分水作りに貢献した人でした。その昔、新潟平野は、地図にない湖と言われるほどの沼地となっており、常時、洪水状態で、米の品質も悪く猫またぎ米(猫も食べずにまたいで通るく...横山太平翁像

  • 三十三観音

    先日、登った角田山に薬師堂があり、その横に佇んている石板。明治十八年に寄贈されたと書いてありました。観音様らしきお姿が彫られています。数えてみると三十三あり、四国三十三観音巡りが有名ですが、越後や会津でも三十三観音巡りがあり、他の地域にもあると思われます。観世音菩薩が、衆生済度のために化身するという三十三種の異形は次の通りですが、どれが誰だかよくわかりません。・仏・辟支仏(びゃくしぶつ)・声聞(しょうもん)・梵王・帝釈・自在天・大自在天・天大将軍・毘沙門天・小王・長者・居士(こじ)・宰官(さいかん)・婆羅門(ばらもん)・比丘・比丘尼・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)・長者婦女・居士婦女・宰官婦女・婆羅門婦女・童男・童女・天・龍・夜叉・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅・迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・...三十三観音

  • ラブなカメムシ

    イチリンソウの上にエサキモンキツノカメムシがいました。背中のハートマークが目印です♡ラブなカメムシ

  • 十五年お疲れ様、新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

    あかね(妻)が新しい炊飯器にしたいというので、買い換えました。古い炊飯器は十五年働いてくれて、故障もなくまだまだ使えるのですが、捨てるのに100円かかるので、メルカリに出品してみることに。なんと、すぐに買い手がつきました。さよなら、十五年間、おいしいご飯をありがとう。今年に入ってからのメルカリの売り上げは十万円を超えていることに気が付き、計算してみたら送料と手数料を引いても十万円を超えてました。近々予定している旅行費用がこのくらい掛かるので良い感じです。十五年お疲れ様、新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

  • 角田山(稲島コース)2025春

    駐車場ではハナミズキが満開でした。久しぶりに初心者殺しの稲島コースを登ります。このコースは、頂上までの距離が短く、短時間で登れ、登山道も整備されいるので、初心者向けと案内されることが多いですが、それを信じて、舐めてかかると大変苦労することになるのです。その心は、3合目あたりから、階段が整備されており、それが9合目までつづくのです。つまり、登山なのに階段地獄が待っているのでした。登山に成れている人は整備されていて歩きやすいだけなのですが、初心者で階段が苦手な人は苦労します。特に有名な神社の1000段程度の階段で音を上げる人はご用心。その代わり、事故率が高いと言われる下りが楽なので、登ってしまえば完全な初心者向けコースになります。1合目手前にある薬師堂は、お祭りのようで、村の人が集まってきていました。シャガが...角田山(稲島コース)2025春

  • 『水神』(上)(下)帚木蓬生 (新潮文庫)

    帚木蓬生が急性骨髄性白血病に罹患し、無菌室で闘病中に書き上げた魂の一作。昨今、米価格の高騰を嘆くことしきりですが、先祖の農業にかける苦労を知らずして農業を語るべからずだと思います。本書は、水に恵まれず貧しい農村をうるおそうと、大工事を行った江戸時代の農民の苦闘を書いた小説です。舞台は現在の福岡県うきは市の筑後川扇状地となります。扇状地の常として、川が田畑のはるか下を流れるため、大河の脇であるにもかかわらず、その恩恵を受けることなく、日照りとなれば不作となる土地柄でした。そこで、大河である筑後川に堰を築き水を引くために尽力する話となります。まず、読者が目にするのは、遥か下方に流れる筑後川に桶を落とし引き上げ、村の水路に水を流す打桶の光景です。二人の農民が掛け声をかけながら雨の日以外の終日、水をくみ上げるので...『水神』(上)(下)帚木蓬生(新潮文庫)

  • 【終活】キャッシュカードの解約

    父(90)が終活を手伝ってほしいというので行ったら、キャッシュカードを解約したいとのこと。JALとANAのキャッシュカードを持っていて、JALの方を解約してほしいようでした。ややこしいことに両方から解約通知が来ていて、さらに支払い通知も来ていて、混乱しているようです。解約通知の方は、キャッシュカードに付属している保険の解約通知で、年齢が上限に達しているので自動解約になるということでした。JALの方は、利用料以外の引き落としがなかったので、電話をかけて解約しました。自動音声で、クレジット番号と、暗証番号をプッシュするように言われ、暗証番号はわからないので、生年月日を問われました。西暦が必要です。担当者につながり、本人かどうか確認されました。本人ではないので、その旨を告げ、使っていないので解約したいと言うと送...【終活】キャッシュカードの解約

  • フクラスズメ

    マンションのエレベーター脇にいたフクラスズメの成虫。地味な蛾ですが、エリマキと翅の模様がちょっとしたセレブ感を醸し出しています。成虫で越冬するので、冬を越した個体ですね。幼虫は、ハデハデで、かなり気持ち悪いです。みたいひとはこちらふくらスズメと言えば、冬に毛を立てて丸くなったスズメのかわいらしい姿を思い浮かべる人や、子供向けの帯結びを連想する人もいるでしょう。そんなことから、この蛾を可愛いと感じる人もいるようです。フクラスズメ

  • 美咲こもれびの道

    イオンに歩いて買い物に行くとき、美咲こもれびの道を通っていくのですが、信濃川の堤防が公園になっていて、いろいろな樹木が植えられています。すごい芳香がするので、犯人を突き止めるとこの花でした。グーグル先生に聞いてみると、マルバアキグミというグミの一種らしいです。関東以西に分布しているらしく、公園造成のときに植えられたものでしょう。こちらは、スタジイの花。暖地系の樹木ですが、これも植えられたものだと考えられます。秋になるとドングリがたくさんなります。この木のドングリは灰汁が少なくそのまま食べることもできますし、ドングリ茶、ドングリコーヒーを作ることもできます。秋になったら、また、作ってみようかな。美咲こもれびの道

  • 春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(1)

    季節の駆逐艦シリーズということで、「霞」をつくります。「霞」は、朝潮型駆逐艦9番艦で、太平洋戦争前半は北方で活躍、後半はレイテ沖海戦を生き残り、圧倒的振りの中、礼号作戦(旗艦)、北号作戦などを成功に導いています。しかし、武運もそこまで。戦艦大和とともに沖縄に向かい沈没しています。キットの中を見ると、部品がギッシリ入っていて、細かく分割されています。先に作った「桜」は小さなランナー2枚で済んでいたのに、この多さは何?手間がかかりそうですが、作業を進めていきたいと思います。春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(1)

  • 『COW HOUSE カウハウス』小路幸也 (ポプラ文庫)

    商社に勤める20代のサラリーマンである主人公は、役員を殴り解雇の危機にあったとき、仕事ができる上司の部長に救われ、鎌倉にある使われていない会社所有の大豪邸の管理人として働くことになった。賃金は3割カットであるが、家賃、光熱費等は会社持ちである。恋人との同棲も上司から許可され、天才ピアノ少女と元国際的テニスプレーヤーの老人と知り合うことになる。救ってくれた部長も絡んで、だんだん面白いことになっていくという、サラリーマンのぬる~い夢を書き上げたような小説だ。そんなのは読んでいて退屈だろうと思われる人もいるだろうが、このぬるま湯に浸っている感じは捨てがたく、快感ですらある。鎌倉の高台にあるぬる~い露天風呂に浸りながら海をぼんやり眺めている。そんな癒し効果がここにあるのだ。ちなみに題名のCOWHOUSEは、直訳す...『COWHOUSEカウハウス』小路幸也(ポプラ文庫)

  • フキノトウの綿毛

    フキノトウが延びて綿毛になっていました。本格的な春ですね。フキノトウの綿毛

  • 石瀬神社にお参り

    先日、多宝山に登った時、麓にある石瀬神社にお参りしました。小さな神社ですが歴史が古く、小さいわりに荘厳さを感じます。上の画像にあるように諏訪系列の神社ですから、今後、予定している長野県の諏訪大社周辺の旅行で、安全と好天を祈願してきました。秡川にかかる橋も立派です。けっこう長い参道を歩くと、石段がありその上に社があります。この社の中に小さな社が入っていて、建物が2重になっています。中にある鏡がご神体だとおもっていたら、裏に神様の憑代になる大岩がありました。山岳信仰の神社には、よく大岩を祀っているところがあるので、周りをよく見てみるとおもしろい発見があるかもしれません。石瀬神社にお参り

  • 故郷の(新潟県)村上市へ

    ちょっとドライブ。直売所には山菜が豊富に並んでいたので、春の味覚を堪能するため購入しました。川流れ菜と、あけびのつる(新芽)です。父(90)の家によって、茹でてみました。緑がまぶしい!ちょっと硬めでワイルドな食感。甘みとほろ苦さがほどよく感じられ食べやすい川流れ。あけびのつるは、灰汁が強く苦いので、水で1時間以上さらしてあく抜きをしました。そのあとは、春の山菜らしい風味と苦みを楽しめました。故郷の(新潟県)村上市へ

  • 新発田市五十公野公園

    あかね(妻)とやぼ用で新発田市(しばたし)へ行ったついでに五十公野公園で散歩しました。キンクロハジロがたくさんいて、人が来ると近づいてきます。目が金色で、ポニーテールに縛った髪の毛がキュートな渡り鳥。イワカガミが咲いていました。丘陵を開拓した公園でよく見かけます。ガマズミもたくさん咲いていました。この公園の看板であるあやめ園は、まだ全然咲いていませんね。あやめ園にあるウワズミザクラは満開でした。ウワズミザクラは散るときが幻想的に美しく、白く細かい花びらが粉雪のように舞うのですが、すこし早かったようです。周辺丘陵を少し探索。猫山と書いてあるところが頂上らしいのですが、展望がほとんどありませんでした。新緑の中を森林浴できたので気持ち良い汗をかかせてもらいました。帰りは、回り道をして、赤谷から阿賀町へ抜けるルー...新発田市五十公野公園

  • 多宝山2025八十八夜

    4月は体調が悪く、ほとんど山歩きができませんでしたが、元気になったので多宝山に登ってきました。多宝山は、新潟市最高峰の山で、となりの弥彦山と並ぶ標高634mは、スカイツリーと同じ高さになります。弥彦山は、各テレビ局のアンテナが建てられ電波塔の役目を担っていますが、多宝山は、気象庁のレーダーサイトがあり、新潟県と日本海の雨雲を24時間監視しています。昨年、新しく建てられた新築のレーダーサイトで、前より高くなったような気がします。古い跡地は更地になっていて、日本海を一望できますが、日向だと暑いので誰もいませんね。古い登山口が倒木が激しく荒れて使えなくなったので、少しずれたところに移っていましたが、立て札も建てられて、正式に新しい登山口となりました。今回のお目当てはコシノコバイモを見ることです。4月に登れなかっ...多宝山2025八十八夜

  • 北興化学よりアンケートの謝礼

    北興化学より株主アンケートの謝礼が届きました。株主優待でもなく謝礼なところがにくいです。北興化学は、たまに予告なくうれしいプレゼントをしてくれます。株を買っただけで、社長から令状が来たのはこの会社だけでした。株価も買った時は500円台でしたが、今は1200円台で、配当金も17円から40円にアップしているので、購入額からの配当利回りが7%超えの優秀な部類に入ります。※投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。北興化学よりアンケートの謝礼

  • 『パワハラ上司を科学する』津野香奈美(ちくま新書)

    昨今、いろいろなところで話題になるハラスメントですが、その中でも一番わかりやすいのがパワハラですね。上司からはもちろん、同僚、部下からのパワハラもあるとか。やっかいなのが、加害者に自覚がない場合がほとんどで、周りで見ている人も、それをパワハラだと思っていなかったり、賛同したり、容認したりすることです。この本では、パワハラのパターン、加害者になりやすい性格、パワハラを行わないようにするにはどうするかについて、科学的というより統計的に書かれています。特に面白いと思ったのは、放任型上司の危険性について書かれたところでした。パワハラ研修をすると、部下に対してなるべく関わらず自分の仕事を淡々とこなしていれば、パワハラをすることはないだろうと考えている人が多いそうです。しかし、これが一番危険です。パワハラ、いじめを見...『パワハラ上司を科学する』津野香奈美(ちくま新書)

  • 謎の花発見! 新種か?

    ハコベに似ているのですが、葯(雄しべの先)が黒い塊になっています。ネットで調べたら、同じナデシコ科で、ワダソウとワチガイソウがそのような特徴があると出てきましたが、それらの花びらはハッキリと5枚です。これは、一見10枚に見えるので違うでしょう。どちらかと言うとワダソウに似ています。群落を形成していたので、病気ではなさそうです。謎の花発見!新種か?

  • 高立山2025春

    4月に入ってから体調が悪く、外出を控えていたのですが、かなり回復したので、脚慣らしに行ってきました。春は新緑を楽しみながら、沢から登ります。ハコベが花盛り。葉わさび。桜の花びらに囲まれたスミレイカリソウ今年は見逃してしまったかと思っていたシュンランも盛りでした。頂上から見る菅名山塊。標高800mくらいから、雪がありそうです。ヤマツツジが1輪だけ咲いていました。スミレ類がたくさん咲いています。ウラシマソウも咲き始めました。低い木は、かなり若葉が茂ってきましたが、大木はまだ芽吹きはじめ。GWが終わるころには、若葉で覆われるでしょう。高立山2025春

  • 【絶望キット】マケットのT-60が形になりそう(1)

    このプラモデルの箱を開ける者は、絶望するだろうと思われるほど、呪いのキットであるマケットのT-60です。20年くらい前、ソ連やポーランド、ウクライナなど東欧諸国がプラモデル界に参入し、日本では人気がない珍しい車両を発売して、日本の1部の戦車ファンから歓迎された時期がありました。しかし、それは、開けてはならないパンドラの箱だったのです。日本の製品とは違い、部品の合いは悪いわ(2~3㎜の隙間は当たり前)、説明書に間違いが多いわ、間違いがなくてもよくわからないわ、とにかく、初めから自分で削りだして作った方が楽と言われるくらい手間がかかるものが多かったのです。しかし、手がかかる子ほど可愛いというのもありまして、パパ世代には可愛がられ、あちこちで、完成品を見せ合い苦労自慢をするのが叔父様たちの楽しみでもありました。...【絶望キット】マケットのT-60が形になりそう(1)

  • 財布を落としてしまった

    スーパーで買い物をして、まっすぐ家に帰ったら、財布がないことに気が付きました。とりあえず、冷蔵庫に入れるものは入れて、車の中を念入りに探してからスーパーに逆戻り。落とすとしたら、駐車場で車に乗るときか、無人レジの会計時に置き忘れたかです。駐車場には落ちていなかったので、無人レジのおばさんに忘れ物が無かったか聞くと、名前を聞かれて、警備員室へ案内されました。無事に財布はもどりました。駐車場に落ちていたのを拾った人が届けてくれたとのこのです。届けてくれたのは何方か不明ですが、大感謝です。財布の中には千円札が1枚と小銭、キャッシュカード2枚、免許証と診察券、1000円カットのスタンプカードくらいしか入っていず、一見、貧しいのですが、同情されたかな?レジに忘れていたら、自分のボケを疑うところでしたが、駐車場ならあ...財布を落としてしまった

  • 春の紅葉

    シダの新芽が赤くなっていました。寒さと日照の具合で、赤くなることがあるようです。4月に入ってからも寒くなったり、暑くなったり、不安定な天気がつづいたからでしょうか。春の紅葉

  • 『山の音』川端 康成(新潮文庫・角川文庫)

    戦争が終わって、復興の兆しが見え始めた日本。そこで暮す中産階級の家族の中にも、癒されることがない戦争の傷痕がうずくのです。主人公の真吾は還暦を過ぎ鎌倉から東京の会社に通っているのですが、彼は戦争に行く年齢でもなく、特に戦争の直接の被害を被っていない人間です。彼の妻も同様ですが、息子の修一は帰還兵のため、やや冷めた心を持っています。親子であるにせよ心がどこかよそよそしく理解し合えない状態なのでした。修一の嫁の菊子は、美人で真吾にもなついていますが、彼女は戦争では被害を被らなかった部類の人間です。そして、彼女も、修一とは一緒に暮らしながら心が通じ合っていない状況のようでした。また、修一の浮気相手の女とその同居の女性は、戦争未亡人であり、彼女の友達で真吾の会社の事務員の英子も恋人を戦争で無くしています。彼女たち...『山の音』川端康成(新潮文庫・角川文庫)

  • タンポポ盛り

    ソメイヨシノは散りましたが、タンポポが咲き始めました。家の周りでよくみられるのは帰化植物の西洋タンポポです。日本在来のタンポポと簡単に見分けをつけることができます。つぼみを見ると、つぼみの下にヒラヒラがありますね。これがあるのが西洋タンポポです。開きかけですが、ヒラヒラがあるのが解ります。花が咲いてもありますので、花の付け根をみると西洋タンポポか日本タンポポか一目でわかります。タンポポ盛り

  • 【異形の神々が集う】立石山神社

    新潟県のB級スポット立石山神社に行ってきました。国道49号線から国道290号線へ入り月岡温泉の方へ進むと右手に丸山と書いた大きな看板が立っているので、その細い道に入ります。春爛漫で、山桜と芽吹き始めた新緑、残雪の五頭山塊をうっとり眺めながら、ひたすら道なりに真っすぐ進みます。丸山集落を抜け、林に入るとすぐに右手に空き地があり、そこが入口です。石段は44段あり、「立石山神社」と「虚空蔵尊」の石立があります。階段の中腹には、狛犬ではなく、虎と牛の像が守っています。丑と寅の方角は鬼門(牛の角とトラ皮のパンツ)なので、鬼門を守る神社なのでしょうか。名物の異形の神々は、階段の下の左側に並んでいます。すごい数で圧巻です。どれも、個性的で、自然石の形を活かしたものや、削ったりつけ足したりしたもの、明らかにきれいに仕上げ...【異形の神々が集う】立石山神社

  • 有機栽培米は美味しいか(1)

    知り合いから受けた相談です。「有機栽培で、はざかけされた米を送ってくれる人がいるのだが、それがまずくて困っている」と言うのです。有機栽培とは、化学肥料・農薬を使わない農法であり、はざかけとは、天日干しにすることです。一般には、もっとも美味しいと言われる農法×乾燥方法で、一般の米より高価に取引されているのが普通です。それがまずいというのですから、理由があるのでしょう。米を見ると最も考えられる理由が割れ米が多いことでした。お米が割れていると、中のでんぷんが溶けだし、粘りを悪くして格段に味が落ちます。おそらく、それが主要因でしょう。割れ米が発生するのは、収穫時期の遅れ、収穫前の降雨の後の高温、急激な乾燥、過乾燥などが考えられます。一般のお米は、コンバインで刈り取りすぐに乾燥機で水分が15%に調製されて出荷されま...有機栽培米は美味しいか(1)

  • 『独学の思考法』山野弘樹(講談社現代新書)

    地頭を鍛える「考える技術」が、副タイトル。表題に独学とありますが、独学とは関係ない内容だったので面喰いました。前半は、本を読むとき、どのように線を引いたり、色をつけたりするのがよいかという学生や学者の本との向き合い方が書かれています。この辺りが独学というタイトルの所以なのでしょうが、独学じゃなくても通用するものです。後半は、対話の仕方についての提言となっていました。この程度のことは、社会人として身に付けておいた方が良いくらいの話です。著者は哲学専攻で、哲学者の悪い癖である簡単なことを難しく表現する内容となっていて、ある程度、勉強している社会人なら自然に身についている程度のことでした。とは言え、高齢なのに身についていない人も多く見かけることも確かですので、新人、中堅、管理職になる節目に確認の意味で読んでも良...『独学の思考法』山野弘樹(講談社現代新書)

  • 知の巨人の足元でキャンキャン吠えてみる。

    『立花隆の最終講義』立花隆(文春新書)-むぎわら日記2025年2月14日の記事でご紹介した本ですが、この中で、どうしても納得できない記述があったので、少し反論してみます。日本を代表する知の巨人に対して意見するとは、置いたりといえども反骨精神うしなわず(笑)ということです。この本の「現代では、文学の世界は映画の世界に完全に負けている」という主張です。理由は、文学は作者ががんばって一人で作り上げるのに対し、映画はシナリオライター、俳優、演出家、カメラマン、美術家など多くの才能が集まって作り上げる総合芸術の世界だからだそうです。ほんとうにそうでしょうか?確かに映画には素晴らしいものも多いですが、つまらないものもたくさんありますし、それは小説にも言えることだと思います。文学は作者一人が作り出すものだというのも違う...知の巨人の足元でキャンキャン吠えてみる。

  • 郵便ポストが満タン

    ゆうパケットポストminiという全国一律160円で配達してくれるサービスがあります。QRコードを読み取り、そのままポストに入れれば配達される便利なものなのです。それを郵便局の前のポストに入れようとしたら、入りません。おかしいなと思って、ポストの口から中をチラッと見ると、郵便物が満タンでした。パケットポストminiをたくさん突っ込んだ人がいたようです。仕方がないので郵便局の受付に頼んできました。このサービスは人気がありますね。郵便ポストが満タン

  • 『山怪 弐 山人が語る不思議な話』田中 康弘(ヤマケイ文庫)

    『山怪』の続編となります。山怪に入らなかった余ったネタだろうから、パワーが落ちているのではないか?と怪訝な気持ちで読み始めましたが、そんなことはありませんでした。それどころか、話を引き出す技術が向上していて、不思議なことや怖いことにあったことがないと言う人からも、そういえば……という感じで聞き出しています。そういう話の方がリアリティがあって面白かったりするのです。また、地域によってはタヌキの仕業だったり、キツネの仕業だったり、四国では狗神だったりするのですが、ただの不思議な話で終わってしまう地方もあり、場所による解釈の違いも指摘されていました。酒の席での奇譚語りの域がでないですが、テレビが普及していなかった時代の娯楽を感じさせ、山の中で熾火を見つめ暗闇を背にしながら聞いている雰囲気があって、それ自体が神秘...『山怪弐山人が語る不思議な話』田中康弘(ヤマケイ文庫)

  • 三日坊主発覚!

    引っ越し先の候補である「はてなブログ」を調べていたら、登録済みであることが発覚。そういえば、昔、新しいコンセプトではじめようとして3日坊主でやめて忘れていたようです。記事も、キッチリ3つで終わっているところが笑えました。ここを復活させれば手間いらずです。Gooブログは、書籍化して1冊だけ作り、本棚にしまってしまって、新しく始めるのも選択肢のひとつかなと思いました。というのも、はてなブログの記事を見ていると、gooより読者を意識したものが多く、個人的なことより一般的な傾向があるように感じたからです。アフリエイトなども意識して、少し文章も練って書くのも自分の上達としては面白いかもしれません。今まで書いた記事を集めてブラッシュアップして掲載するなども良いかなと思います。読んだ本の紹介も、昔読んだ本を詳しく解説す...三日坊主発覚!

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