chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
むぎわら日記 https://blog.goo.ne.jp/takx007

日記兼用ブログです。 日々の生活(主に遊び)、スナップ写真などを載せております。

むぎわら日記
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/10/19

  • ボケてで、ちょいバズ

    みんな、こういうネタ好きね~。ボケてで、ちょいバズ

  • 『博物誌』ルナール(青空文庫)

    著者が住んでいると思われる農村の風景から、鳥や家畜や昆虫、その他小動物などを取り上げ、一言二言、短文に思うがママに綴っています。とりとめもなく、ここまでとりとめがないと、返ってまとまりがあるようにも感じるくらいです。ラフなスケッチの挿絵もついていて、現在なら、スナップ写真+短文のブログでしょう。『博物誌』ルナール(青空文庫)

  • テングチョウ

    成虫越冬なので春先から見られます。天狗のような鼻が特徴。翅の先端が四角く出っ張っているところが、メカっぽくてカッコイイ。テングチョウ

  • イワカガミ

    イワカガミの花が咲いていました。葉っぱがイワウチワと似ていますが、花の形は全然違います。イワカガミ

  • 『第二音楽室』佐藤 多佳子 (文春文庫)

    少し大きな学校には、音楽室が2つあって、新しい設備が充実している音楽室と、古く設備も今一な第二音楽室があったりします。優先的に使われるのは新しい方で、少子化で児童数が少なくなると使われることが少なくなるのが第二音楽室だったりするのでしょう。この本では、学校教育の一環として行なわれる音楽のイベントの中で、半強制的に練習をさせられる児童・生徒たちが、その中で成長していくお話が書かれていました。一生懸命やったとしても、人生のほんの一時だけの音楽。第二音楽室で受ける授業のようなものです。それでも、それなりに葛藤があり、感動があり、成長するのが子供たちです。そんなところを切り取った4編の掌編が載っていました。自分は、音楽とは疎遠な家庭(オーディオ機器がない)で育ったので、こういう場所では落ちこぼれの位置にいましたが...『第二音楽室』佐藤多佳子(文春文庫)

  • タムシバ 春の白い花

    コブシやモクレンに似ています。日本海側の山によく自生していて、早春に鮮やかな白い花を咲かせます。妖精が飛び回っているように見えます。タムシバ春の白い花

  • コシノコバイモ

    「越の小貝母」新潟県に咲く小貝母の意。地味でも可愛らしい花で、見つけにくいところが好きです。今年は、たくさん見つけることができました。コシノコバイモ

  • 『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』ジャレド・ダイアモンド(草思社)

    『銃・病原菌・鉄』の著者として有名なジャレド・ダイアモンドの著作です。『銃・病原菌・鉄』が面白かったので読んでみましたが、期待外れでした。人間と動物(鳥類含む)を比べ、人間の生殖の特徴が少数派である点をいくつも上げて、自然界の淘汰圧がどのように働いたのか考察していきます。考察自体は深く、慎重で、簡単に結論を出さずにかんがえぬいていくところは、さすがダイアモンドと唸らせられました。しかし、結論が、やっぱり奇妙で、やっぱり解らない、では読者(わたし自身)は納得できなかったのでした。題名に騙された感が強いです。「性の進化の神秘」とかにすれば、納得できたような気がします。だって、なぜ進化したのか、わからないのだもの。『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』ジャレド・ダイアモンド(草思社)

  • イワウチワ

    春の雪解けに咲く花です。可憐な色あいです。こういう花は、2輪セットで咲いていることが多いので可愛らしいですね。イワウチワ

  • キリンHDより株主優待

    ビール35缶×4が届きました。なんとなくショボく感じてしまうのは、お酒だからでしょうね。ジュースなら4日もつのに、ビールは一晩でなくなってしまう。キリンHDより株主優待

  • 『キリの理容室』上野歩(講談社文庫)

    もう、20年以上も床屋に行って顔そりせずに、1000円カットに年3回のみ通っているわたしですので、懐かしさにかまけて読んでみました。そっか、「美容室」と「理容室」って法律上違う扱いなのね(笑)顔そりって、そんな効果もあるんだ。とか、いろいろなうんちくが解って楽しかったです。床屋っていいなぁと懐かしく感じたことは確かですが、だからと言って何千円も出して行く気にはなれないですね。上野歩さんの小説を読むのは2冊目です。漫画的な設定とストーリーで大人の読むラノベのような作風でエンターテインメントとして、B級に面白いです。しかし、ちゃんと地に足がついているというか、その業界の中で生きている人が生き生きと描かれているので、元気が出る作品です。わたしは、こういう作風は大好きですので、また彼の作品を読みたいと思います。『キリの理容室』上野歩(講談社文庫)

  • 村杉温泉 長生館に行ってきました。

    温泉だけ入りに行ってきました。桜の花びらがお湯に浮いていて、とても癒やされました。低温のラジウム温泉で、30分くらいしかお湯に浸かっていませんでしたが、何時間も浸かっていたような満足感がありました。お湯から上がった後は、キレイな庭を眺めながら、まったり読書と昼寝をしました。その後、近くの観光案内所のうららの森で、三角定食をごちそうになりました。おおきな三角形の厚揚げがメインです。栃尾の油揚げより厚みがあり、食べ応えがありました。また、動物性タンパク質がなく、精進料理みたいですが、油揚げは肉をたべたような満足感があります。すっかり、疲れが取れて良い気分になりました。村杉温泉長生館に行ってきました。

  • 雪国に咲くユキツバキとは

    ユキツバキは、ヤブツバキの変種と言われています。雪深い国に咲く野生のツバキです。ヤブツバキとの相違は、雪に埋もれるため樹形が低く小さいところと、おしべの棒の部分が黄色(ヤブツバキは白)なところです。なんだかよく解りませんが、雰囲気で使い分けることにしています。雪国に咲くユキツバキとは

  • 『川はどうしてできるのか』藤岡換太郎(ブルーバックス)

    アマゾン川やナイル川、黄河や揚子江、信濃川や玉川、近所に流れる小川まで、川のうんちくが満載です。大方は、高校くらいの地学や地理で習う内容ですが、プレートテクトニクスにより川の流れが決まっていたり、かつてあった超大陸を流れる巨大大河などは地球ならではのおもしろい発見でした。川の終点は河口ではなく、海溝だということにもなるほどと思いました。確かに川を流れている水は、海に入ると比重の関係で海面近くに拡散していきますが、流れてきた土砂は、そのまま海底に向かって流れ続け、海底を削りながら海溝の底へ沈んでいきます。海の水が無くなると、ほんとうの大河の姿が見られるのでしょう。近くを流れる川のことも詳しく書かれていましたので、散歩やドライブをしていても川のそばを通るとき、また違った感覚がわいて、人生の幅ができる書物だと思...『川はどうしてできるのか』藤岡換太郎(ブルーバックス)

  • 金色の玉が変化

    キングギドラのような色をしている玉が開きます。バラバラに伸びていきます。シダになります。金色の玉が変化

  • 1~3月の配当金

    定年退職後の不労所得として当てにしている配当金ポートフォリオ構築もあと1年となりました。今年の第1四半期の配当金が出ました。円建資産より69,848円ドル建資産より90,475円($695.96×¥130)合計160,323円1ヶ月当たり5万円の目標を余裕でクリア出来ました。なかなか買場が来ない状況ですがタイムリミットが迫って来ています。焦らず待機できるのも、個人投資家のアドバンテージと考えて、焦らず、じっくり待とうと思います。1~3月の配当金

  • 山歩き(大沢公園~大平~ろう火峰~大沢公園)

    大沢公園より少し歩くと、沢が直接道路に流れ落ちているところに登り口があります。雑木林の中を大平に向けて登っていけます。尾根は明るく、スミレ類がよく咲いています。山桜も満開で、斜面を彩っています。雪ツバキ、イワウチワなども咲いています。大平に到着。三角点や鐘、ベンチなどが設置されています。そこから峰を歩いて行くと、新津丘陵最高峰のろう火峰に着きます。いつも鬱蒼としていますが、木の葉が落ちている時期は、日当たりがよく明るい雰囲気です。ここから大沢公園に降りますが、そちらの道にも、イワウチワ、雪ツバキ、シュンランなどがよく咲いています。大沢公園でも、桜が満開でした。今年の春は早く、よく晴れるので楽しめます。山歩き(大沢公園~大平~ろう火峰~大沢公園)

  • 『遠い山なみの光 』カズオ・イシグロ(ハヤカワepi文庫)

    今更ながら、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの本を読んでみました。カズオ・イシグロは、イギリス国籍を持つ日系人で、日本語を話せないそうです。しかし、この小説の登場人物は日本人で、日本の名前を持っています。漢字の名前になっていて訳者のこだわりが伝わってきますし、自然で読み易い名訳だと思いました。物語は、イギリスに住む主人公が、日本の長崎で暮らしていたときのことを回想することで進んでいきます。長崎が原爆の被害から復興していく昭和20年代であり、時代が大きく移り変わっていく中で揺れ動く人々の心を描いていました。不幸なことも起こるけど、そればかりではない。モーパッサンの『女の一生』を思い出しました。『遠い山なみの光』カズオ・イシグロ(ハヤカワepi文庫)

  • 多宝山2023春

    弥彦山裏参道を登ろうとしたのですが、駐車場・付近の路上駐車までもが、満車状態だったので、表に回りました。しかし、弥彦神社の桜が満開で、駐車場も混雑していたので、新潟市の最高峰である多宝山に行きました。石瀬口の駐車場はガラガラでした。はじめの杉林は、昨年の12月の大雪の影響か、倒木が多く荒れていました。石瀬峠まで登ると、普通に登れるようになりました。明るい尾根で、若葉が芽吹き始めています。下の方ではカタクリやオーレンは終わっていますが、頂上付近では、まだキレイに咲いています。頂上の気象レーダー。頂上では、キアゲハが舞っていました。サナギ越冬なので羽化したばかりなのでしょう。レーダードームのとなりに何やら建物が建設されていました。調べてみたけれど、何の建物か不明です。レーダードームの立て替えかな?シュンラン↓...多宝山2023春

  • QUOカードを3枚つかう

    インテージHDより、株主優待が届きました。クオカードでしたが、クレジットカードやスマホ決済を使っていると、けっこう貯まります。この前、コンビニで本(550円)を買うとき、たまたまクオカードを3枚使いました。はじめのカードは、19円分しか残っていませんでしたので、500の新カードをわたしました。まだ、31円分たりませんでしたので、あと1000の新カードで払いました。店員さんも慣れているようで、スムーズに買い物ができました。クオカードには利子が付かないので、どんどん使った方が良いですからね。お金がらみで、今年初めのヘビさんに出会いました。ヘビは金運によいと言われていますので、ここに載せておきます。ピカピカのシマヘビさんが雪割草といっしょにひなたぼっこしていました。QUOカードを3枚つかう

  • 『にんじん』ルナール ジュール(青空文庫)

    小学生の時、よく読書感想文のネタになっていた本でしたが、自分は読んだことがありませんでした。ふと、見つけて、他の人がよく読んでいた本の内容が知りたくなったので、読んでみました。トムソーヤの冒険のような内容かと想像していたのですが、かなり違っていました。にんじんは、そこそこ裕福な農家の三人兄弟の末っ子で、特にこれと言って特徴がない子供です。他の家族も、善人でも悪人でもなく、普通の人間なのでした。そんな人たちが、不満を持ちながら不器用に暮らす農村の風景が描写されている本でした。特に特徴がない生活ってこうだよなぁと、子供の頃の夕暮れを思い出すような気持ちになりました。『にんじん』ルナールジュール(青空文庫)

  • 株主優待が届きました。

    今回から、保有期間が長くなったので2000pt分です。1000pt×2つにしました。みかんサイダーと宮城ラーメンです。サイダーは花見に持って行くとよさそうです。ラーメンは5食分、食費が浮いて助かります。株主優待が届きました。

  • 角田山(湯の腰コース)2023春

    晴れていましたが、まだ少し風が冷たく感じられました。しかし、平地では桜が咲き始めています。林道を歩き、登山口を過ぎると、沢歩きとなりますが、水量はやや多く、荒れていて道がよく解らなくなっているところも一部ありましたので、初めて上る人は慎重に行くのが吉です。下の方では、カタクリが終わりかけですが、中腹より上はまだ見ごろでした。このコースは雪割草も混じるので、素朴で見応えがあります。マンサク、アブラチャンも満開でした。日本海は霞んでいて、佐渡島が見えないくらいです。ミヤマカタバミ、イカリソウ、花わさびが咲き始めです。スミレ類も増えてきました。オウレンの花は終わっています。ハチ類などの昆虫も増えてきました。若葉が出始めているので、標高の低いところでは毛虫も発生してきています。それを求めて、小鳥たちも活発に動いて...角田山(湯の腰コース)2023春

  • 『何様』朝井リョウ(新潮文庫)

    直木賞を受賞した『何者』の続編かと思って読んだら、ただの短編集だった。と、思ったら、『何者』のキャラクターがところどころに顔を出していたらしいことを後で知りました。表題作の「何様」は、『何者』と同じ就活の話でした。これはこれで面白かったのですが、他の短編の方が、"何様"という雰囲気がでているものがあったように感じました。他人を評価すること自体、何様?!だという意味です。いろいろな何様が出てくる短編集として読んでも面白いかもしれません。実生活でも、他人の評価を尋ねられると答えにくいですよね。「わたしは、人を評価するほどの地位にないので……」と逃げたい気がする自分には、面接官は向いていないなと思いました。『何様』朝井リョウ(新潮文庫)

  • 春色

    新潟市で桜の開花宣言が行なわれました。平年より12日早く、観測史上もっとも早い開花となったそうです。今朝のラジオで、春の歌として、松田聖子の「赤いスイートピー」が取り上げられていました。歌い出し♪春色の汽車に乗って、海へ連れて行ってよ♪この”春色”について、パーソナリティが語っていました。春色ってどんな色の汽車だろう?ということが主題です。桜色か、菜の花の黄色か、若葉の緑か?みなさんは、どんな汽車を想像して聞いていましたか?というのです。そうか、普通の人は、春色のペンキで塗られた汽車を思い浮かべるのかと驚いてしまいました。わたしはと言うと、真っ黒な蒸気機関車を想像していました。なぜかと言えば、機関車や客車に、周りにある桜や菜の花の姿が映り込んでいて、その中を走る汽車をイメージしていたからです。こちらの方が...春色

  • おはよう カナヘビくん

    桜の便りも聞かれるようになり、冬眠している動物たちも活動をはじめましたね。浅春に咲く花にあつまる昆虫を狙っているのか、カナヘビ君が見つめています。カナヘビ君は秋も遅くまでガサゴソしていて、春も早くから活動し始める遅寝早起きの動物ですね。おはようカナヘビくん

  • 『進化論マーケティング』鈴木 祐(すばる舎)

    人間の根本的な本能に根ざす欲求に答えることで、効率よく売り上げなどを伸ばしていく手法が語られている本です。人間には、生き残っていく過程で選別された本能が機能していて、それに沿ったマーケティングを行なえば効率が良いと言うことになります。その本能は8つあり、それを細分化したものが64あると言います。自分が売り出す商品やサービスが、それぞれどの本能を刺激するのか点数化しながら、できるだけ多種類の本能に刺さるように改善することが重要だと解かれていました。確かにその通りですし、間違いはないのでしょうが、紹介されているマーケティングの手法が手垢がついているくらい一般的なものばかりなので新鮮さが感じられませんでした。一般的なマーケティング手法を、あとから本能に紐付けて分類しているように思えました。ようは、本能からマーケ...『進化論マーケティング』鈴木祐(すばる舎)

  • 白いカタクリ

    昨年は、白いカタクリを1株見つけましたが、今年は2株見つけました。2株とも1輪しか咲いていませんでしたが、目が慣れてきたのか見つけられるようになりました。白いカタクリ

  • キバナノアマナ

    浅春の山野は、小さな花でいっぱいですが、雪割草やイチゲの花に隠れて、目立たない花もあります。キバナノアマナは、小さくて、なぜか踏みつけられていたり、倒れていたりして、あまり目立たない印象の花です。めずらしく、キレイな姿で咲いていたので撮ってしまいました。小さくてもユリの仲間です。ユリにしては、色が派手で、安っぽい感じがしますが、それも魅力ですね。アマナは、甘菜で、苦みもなく食べられるからと言う説と、食べると甘いという説があります。総合すると、ほのかな甘みがありそうですね。キバナノアマナ

  • 『猫弁と透明人間』大山淳子(講談社文庫)

    裁判で白黒つければ、負けた方は大きな損害がでますし、勝ったとしても損得なしで、悪くすると不幸になるのが普通です。裁判までもつれ込んで幸福になることは希でしょう。しかし、主人公の天才弁護士百瀬太郎は違います。彼が動けば、勝った方も負けた方も、その裁判において考え得る限りの幸福、少なくとも不幸にならない落としどころに導かれるのです。猫弁シリーズの2巻目になりますが、大山淳子さんの書きたい方向性がはっきりした巻であったと思います。『猫弁と透明人間』大山淳子(講談社文庫)

  • 角田山(小浜コース~桜尾根コース)2022春分の日

    カーラジオからは、「WBCの中継があるので、みんなそっちを見ているでしょう」と報道がありましたが、駐車場へ行くと、見たことがないくらい満車状態でした。人気がある灯台コースと、桜尾根コースは人がたくさんいるだろうと、廃道が進んでいると本に書かれている小浜コースから登ります。この時期だと登り口にはヤマエンゴサクがよく見られます。しばらくは荒れ果てた急登です。隣の灯台コースには、登山者がたくさんいるのが見えます。高度が上がるにしたがって、カタクリが増えていって、群生地が多く見られるようになります。このコースにはアブラチャンが多くて、黄色い雲のように見えるところもあります。足下には、カタクリ、イチゲ、エンゴサクなどが咲き乱れ、目の高さにはアブラチャン、頭上にはマンサクが満開と、どこを見て良いのやら解らないくらいの...角田山(小浜コース~桜尾根コース)2022春分の日

  • 春の訪れをつげるヒオドシチョウ

    3月の雪解け時期から、その姿を見ることができます。蝶の姿で越冬し、産卵した卵が芽吹いたばかりの若葉を食べ、初夏にサナギから成虫になり、冬になると越冬する年1回発生のサイクルのようです。なにはともあれ、春一番に姿を見せるところが記憶に残りやすい蝶です。春の訪れをつげるヒオドシチョウ

  • 『血の記憶』麻野涼(文芸社文庫)

    麻野涼2作目。アマゾンプライムで無料で読めます。別のペンネームでノンフィクションを書いているだけあって、警察の捜査などの状況がリアルに描かれていました。しかし、下衆なキャラクターはどこまでの下衆で、人が良いキャラクターはどこまでも人が良いのは、小説としては物足りなさを感じました。あまりにも、作り込まれたキャラも、小説っぽすぎてイヤですが、リアルぎるのも小説っぽくなくてイヤだというわがままな自分がいます。外国人研修生制度の問題など社会的課題にもスポットを当てているところが読みどころでしょうか。現場を知っているだけあって、エンターテインメントとドキュメントの中間あたりが読みたい人にオススメです。『血の記憶』麻野涼(文芸社文庫)

  • またTOBのお知らせ

    大きな封筒が届いたと思ったら、日本SHLのTOB(株式公開買付)のお知らせでした。今年に入って、兼松エレクトロニクスにつづいて2社目になります。どちらも昨年末に買い増しして、配当金を狙っていたのですが、手放すことになりました。アメリカの銀行が破綻したり、スイスの銀行の資金繰りが怪しくなったり、世界の金融ががたついてきているので、含み損を抱えて配当を落とした銘柄といっしょに売って、キャッシュポジションを強化してしまおうかなと考えています。またTOBのお知らせ

  • 春のキノコ ベニチャワンタケ

    春の赤いキノコの一種です。正確には、日本のキノコはベニチャワンタケではないそうですが、その一種だとか。そんなことはどうでも良いけど、ちゃんとした名前をつけてほしいです。春のキノコベニチャワンタケ

  • 駆けつけ3杯

    白キツネの杯もどきが3つ並んで生えていました。シロキツネノサカヅキモドキは、早春に生えるキノコで春の訪れを告げます。駆けつけ3杯

  • 『黒い雨』井伏鱒二(新潮文庫)

    言わずと知れた原爆文学の傑作です。原爆ものと言うと気持ちが悪い描写がこれでもかと出てきて、被害者アピールが激しく、気分が悪くなるようなものを想像していたのですが、これは違いました。主人公が図書館に寄贈するために自分の日記や他の人の手記を清書していく話です。日記や手記の中で原爆投下直後の様子が、客観的に淡々と描かれています。それは、原爆の悲惨な現場でも日常のように生活があるのです。見上げるキノコ雲は、むくりこくりの雲と言われるように、どこかしらユーモアや滑稽さも混じっていて、その中で知らず知らずのうちに蝕まれていく人たちを描いています。家が吹き飛び、多くの人が焼け死んで、重傷を負ってもなお、自分の仕事をたんたんとこなそうとする人々は、カミュの『ペスト』とも似て、極限状態の人の生き方として自然でいて尊いものだ...『黒い雨』井伏鱒二(新潮文庫)

  • 角田山(浦浜コース~五ヶ峠コース)2023啓蟄

    三月に入ってから暖かい日が続いています。春霞の中、登りに行きました。登山口では、ヤブツバキの花がお出迎えしてくれました。エンレイソウやネコノメソウがもう咲いていました。シロキツネノサカヅキモドキも生えています。春霞の日本海を横目に見ながら登ります。佐渡島はかすんで見えません。イチゲの花がいっぱいに咲いていました。ナニワズの花も開いています。アブラチャンは開きかけ、2、3日で見ごろになりそう。日当たりがよい斜面では、カタクリが開いています。雪割草は、見ごろを迎えていますね。マンサクは満開です。見ごろです。ヒオドシチョウがこれでもかというくらいに飛んでいました。カメラに撮ってくれと言うように何度も目の前に止るので、撮らせていただきました。成虫で越冬するので春一番で見られる蝶ですね。頂上は、先週まであった雪が跡...角田山(浦浜コース~五ヶ峠コース)2023啓蟄

  • シダの影分身

    キレイに影が落ちていることは、案外、珍しいのかもしれない。シダの影分身

  • マンサクの花弁

    紙テープのようなマンサクの花弁ですが、はじめは、やっぱりクルクル巻いているのですね。マンサクの花弁

  • 『メディアが報じない戦争のリアル』小川和久(SB新書)

    ロシア・ウクライナ戦争から、台湾有事の可能性、災害・疫病などとの戦いを冷静な視点で、軍事の専門家として分析していて、とても参考になりました。素人は戦略を語り、玄人は兵站を語ると言いますが、この本の基本は兵站を語っていますので、完全な玄人の書いた本です。ウクライナ侵攻時に、なぜロシアは、キーウを目指し、そして失敗したか。キーウを目指すことは、はじめから予測されていて、その根拠は道路事情とトラックの数だったとのこと。国境に展開した部隊の補給に何台のトラックが何往復しないといけないか計算できるので、部隊が進撃できる距離がわかるのです。それを計算すると、キーウまでの距離が限界で、一気にそこを落とすことがもっとも効率が良かったと言うのです。2014年のロシアのクリミア半島併合時には、動けなかったウクライナ軍を米国の...『メディアが報じない戦争のリアル』小川和久(SB新書)

  • カンアオイ

    変わったカンアオイを見つけました。なんだかミョウガみたい。いつも見ているコシノカンアオイより葉っぱも小さく感じます。カンアオイには地域によって変種も多いようで、検索しても正体がわかりませんでした。いつも見ているコシノカンアオイは↓こんな感じです。カンアオイ

  • イチゲは午後から見ごろ

    雪国新潟にもイチゲが咲き始めました。まだ、少ししか咲いていませんが、これからが見ごろになっていきます。朝早く山に登って鑑賞する人も多いですが、午後からが見ごろになることが多いような気がします。登り(午前11時ころ)に見たときは、↓のように開ききっていませんでした。頂上で一服して降りてきてみると、午後1時半ころには、開いています。浅春のころは、午後を絡めて登るのが良いかと思います。イチゲは午後から見ごろ

  • 『闇を裂く道』吉村昭(文春文庫)

    断層地帯を通る丹那トンネルを開通させるために働いた男たちの姿を描く記録文学の傑作です。子供の頃、三面ダムに行ったとき、大きな慰霊碑にダムを建設するために命を落とした人たちの名前がビッシリと刻まれていたことに旋律をおぼえた思い出があります。あとがきを読むと、作者は丹那トンネルの慰霊碑を偶然に目にとめ、それがきっかけで、書こうと思ったとありました。大規模な土木工事は、大きな生活の利便性の向上に繋がりますが、先人たちの命を賭けた(捨てた?)決死の努力の積み重ねで技術が蓄積されていくのだと解りました。また、周辺の住民に与える影響も大きく、行政機関の動きも大切なことだと解ります。吉村昭のトンネル小説では『高熱隧道』が有名です。『高熱隧道』は初期の作品で、『闇を裂く道』は20年くらい後に書かれたようです。二つを読み比...『闇を裂く道』吉村昭(文春文庫)

  • 角田山(福井ほたるの里コース)2023浅春

    春の日差しに誘われて登ってみましたが、東風がまだ冷たく、浅い春であることが身に染みます。涼しくて登りやすいから、やや寒めの方が良いのです。登り口の神社の周りには、雪割草の花々がお出迎えしてくれました。まだ、本咲きではないようですが、ボチボチ咲き始めています。少し登ったところに、イチゲの花も開き始めていました。カンアオイも小さな花は咲き始めてます。木々はまだ芽吹いていないので、景色は良いです。枯れた松の幹があちこちで倒れて道を塞いでいました。今年の冬は、このコースでは松の木が多くやられていました。春の日差しが気持ちいい。頂上には、まだ雪が残っていましたが、長靴じゃなくても、なんとかなります。日本海も青々しています。春の海はプランクトンが少ないからか、澄んでいて美しく見えます。咲き始めマンサク、雪割草、イチゲ...角田山(福井ほたるの里コース)2023浅春

  • マンサクが一番。

    野原で春に一番早く咲くのがマンサクの花です。地表には草花がまだ咲いていない時期に、もう咲いていました。他のブログでは公園にある木の画像がたくさん載っていて、けっこう大きな花が鈴なりに咲いていますが、山の中では注意していないと見落としてしまうほど小さく地味に咲いています。高いところに咲いていることが多いので、気づかずにいる人も多いみたいです。上ばかり見て山道を歩くのは危険なので、マンサクの幹の特徴をおぼえておいて、幹を見つけたら、見上げると見つけることが出来ます。マンサクが一番。

  • 天然ドリル

    ツタが巻き付いたことにより、幹がドリルのように生長してしまいました。これは、これで、格好良い。天然ドリル

  • 石が真っ二つ

    少し前に那須高原の殺生石が2つに割れたとニュースになりましたが、山を歩いていると2つに割れた石をよく見かけます。石って二つに割れやすく出来ているようです。なぜか、真っ二つに近くきれいに割れているものが目立ちます。なにか理由があるのでしょうか。石が真っ二つ

  • 『人殺しの論理』小野一光(幻冬舎新書)

    フリーライターの著者が、事件の取材の心構えとか、テクニックとかを語りながら、死刑囚に面会して聞き出したことなどを細やかに綴っています。ああ、そう言えば、こんな事件があったよな、レベルの誰もが知っている悲惨な事件の犯人たちに取り入って、疑問に思ったとこと粘り強く聞き出していきます。これを読んで思ったのですが、死刑になるような残虐な殺人を犯した人間は、どこにでもいる人とほとんど同じであり、ただ、どこかが著しく欠落しているか、発達しているかしているようです。特に、人への思いやりがほとんど無く、情勢がが欠如している性格が垣間見えました。しかし、それ以外は、なんらその辺にいる人たちと変わりがない……だが、一線を越えると言うことは、それなりの理由があるようです。『人殺しの論理』小野一光(幻冬舎新書)

  • 角田山(灯台コース~桜尾根コース)2023晩冬

    今日は快晴。休みを取って、角田山に初登りです。波打ち際から登る灯台コースを登りました。キツネノカミソリが芽吹いていました。真夏に花を咲かせますが、そのころには、葉っぱは枯れてなくなります。長靴で登ったので岩場登りには靴底がうすくて足の裏が痛くなります。まあ、ツボを押されて健康になるかもしれませんが。梨の木平まで登ると、灯台と日本海・佐渡島が一望です。ここを超えると、普通の登山道になります。もう春の日差しですが、草花はまだ出てきていませんね。マンサクが咲き始めていました。さすが、春に「まず咲く」マンサクです。頂上には雪が10センチくらい積もっていました。今週末くらいには長靴なしでも十分登れそうです。帰りは、桜尾根コースを降りましたが、期待のオウレンや雪割草は咲いていませんでした。と、思ったら……かなり下まで...角田山(灯台コース~桜尾根コース)2023晩冬

  • 木星と金星が大接近

    数日前から気になっていたのですが、夕暮れの西の空に明るい星が二つ見えていました。今日見たら、前に見たよりかなり接近しています。もしかしたら、金星と木星かしら?と思ってネットで調べてみたら、当たりでした。上が木星、下が金星です。西洋占星術では、木星は幸運の星、金星は愛の星なので、この二つが接近しているので、星占いを見てみると、良いことが書いてある可能性が高いですよ。青い船でacacia木星と金星が大接近

  • マイナポイント申し込みました。

    マイナカードは、かなり前にゲットしているのですが、残りの健康保険登録と公金受取口座の登録(15,000ポイント分)がまだだったので、忘れないうちに申し込みました。ポイント付きマイナカードの発行申請の締め切りが2月28日に迫っていますが、ポイント申請は5月31日が締め切りとのことです。マイナカードの発行と各種申請は、国のサイトでおこない、ポイントの申請は各ポイント発行の民間のサイトで行なうという少しややこしいのですが、15000円の日当をもらえるなら、このくらいの手間は惜しくないですね。マイナポイント申し込みました。

  • 『蟻の兵隊』池谷薫(新潮文庫)

    日中戦争のゴタゴタが戦後まで尾を引いて、現場と当局の見解の違いが問題になった事例です。日中戦争は誰と誰が何のために戦いっているのか解らないおかしな戦争でした。はじめは、中国の国民党と日本軍の戦争だったのですが、この国民党が、日本の軍事学校で学んだ指導者が多く親日派が多いため、日本軍と仲間意識が強かったりします。しかも、国民党は、軍閥(IS、イスラム国みたいな軍対主体の地方政府のようなもの)の寄せ集め感が強かったため統制も取れていなかったようです。そこに、欧米の思惑(中国の植民地化と共産党の押さえ込み)や、ソ連の後押しをうけた中国共産党の八路軍の精力もあり、複雑怪奇な様相を呈していました。終戦直前に、ソ連軍が満州に進行、さらに八路軍の精力が拡大したと思ったら、いきなり終戦で中国大陸で巨大勢力だった日本軍が消...『蟻の兵隊』池谷薫(新潮文庫)

  • 冬のキノコ、センボンクヌギタケ

    冬に生える地味に美しいキノコ。名前のとおり、クヌギの倒木などに、群生しています。なんとなく食べられそうですが、不食ダケとのこと。冬のキノコ、センボンクヌギタケ

  • 『十三の無気味な物語 』ハンス・ヘニー・ヤーン(白水社)

    『ヰタ・セクスアリス』を読んだとき、マンディアルグを読みたくなったと書きましたが、本棚をあさっていたら、こんな本が出てきました。学生のころ、古本屋で買ったのでしょう。懐かしい感じです。読んだ覚えがないので読んでみましたが、なかなか読みにくい文章でした。ちょっとした背徳感があるのですが、昔の時代背景などを考えると、それほど不自然な感じもしませんでした。むしろ、昭和の時代の薄暗い部分を垣間見たようで心地よく感じました。田舎から東京へ出て、こういう本を珍しがって買ったのでしょうね。田舎には古本屋も無かった時代ですから。白水社からは新装版がでていたようで、それも絶版みたいです。『十三の無気味な物語』ハンス・ヘニー・ヤーン(白水社)

  • 体重を記録して1年経った結果

    昨年の2月23日から記録をつけはじめ、1年が経ちました。79.5キロ→75.5キロへ4kgのマイナスとなりました。体重が減っていくとき、78キロくらいに壁があり、77~76キロあたりに小さな壁がありました。そして、75キロを切ったくらいに超えられなかった壁があったようです。年末から油断したらテキメンに体重が増加しました。あわてて10日間の断酒をして、現在に至りますが、まだ75キロに届いていません。2年目は75キロの壁を突破し、73キロくらいにまた壁がありそうなので、そこまでたどり着きたいです。体重を記録して1年経った結果

  • 松本零士の思い出

    漫画家の松本零士が亡くなられましたね。「宇宙戦艦ヤマト」が小学生のころアニメ化されていて、中学生のとき「宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」が映画になったのでモロ世代です。松本零士のアニメで一番好きなのが「宇宙海賊キャプテンハーロック」ですが、漫画では戦場まんがシリーズです。戦場まんがシリーズは、当時としては唯一のエンターテインメントより芸術性によった戦場を描いたまんがでした。当時、プラモデルを通じて戦争に興味を持った年頃でしたので、漫画ではこれだけがまともに読める戦争漫画でした。松本零士は、戦争を体験していて、生きている兵器を見ているので、絵にも独特の有機的な線があって、雰囲気がありましたね。兵器の表面は、シャープな線で構成されているのではなく、意外と凸凹しているものです。正直に言ってストーリーは、少し難がある...松本零士の思い出

  • 『ひとりビジネスの教科書』佐藤 伝(学研プラス)

    自宅で稼げるひとりビジネスのやり方、考え方、心構えが順を追って書いてあり、もっともだと頷ける内容です。しかし、結局は、一人じゃ無理なのでチームを作ろう、コミュニティーを作ろうとなっていくのには?マークでした。この本で言うひとりビジネスとは、自宅でひとりで作業できる時間が多いビジネスであり、ひとりで事足りるビジネスではありません。しかも、セミナー系のビジネスに特化している(特に後半)感じで、ひとりでやりたい仕事というには、大勢の人と関わるタイプの仕事なので、うまく誘導された感が強いと気がつきました。セミナー系ビジネスをはじめる人向けかな。『ひとりビジネスの教科書』佐藤伝(学研プラス)

  • 富士山を動かすにはどうする?

    マイクロソフトの入社面接でビルゲイツが問うたとされて、話題になった問題です。もちろん、トンチまがいの答えはだめで、ブルドーザーとダンプカーで土を運んで、どのくらいの時間や費用がかかるか、ザッと見積もらなければなりません。野次馬たちは、あれこれ言いながら楽しんでいますが、まずは土を運んで動かすとか考える人は少ないようで、トンチなどに逃げる答えを見つけようとします。わたしもそうでした(笑)。だけど、山の中にはこんな看板があります。登山道は、そのままにしておけば、靴のそこについたり、草が生えていないので雨で流れたりして土がだんだん減っていき、ミゾが深くなってしまいます。そのため、ふもとに、砂利などが入った小袋を登山者に持って行ってもらい、道に撒いてもらうのです。こんなささやかな行為で登山道が維持されるのですから...富士山を動かすにはどうする?

  • 菩提寺山2023立春

    立春最終日、朝の雨が上がり、夕方からの雨予報の間に登ってきました。今回は、石油の里から頂上へ、頂上から白玉の滝へ降りるコースです。石油の里から頂上までの登山道には、尾根道なので、ほとんど雪がなく頂上付近に少しあったくらいでした。しかし、白玉の滝に降りるコースは、谷底を通るために、雪が積もっていて、長靴必須の状態でした。谷底を歩くのは冷えますね。白玉の滝の辺りまで降りると、暖かく感じるくらいでした。ひさびさの白玉の滝。雄滝に行く階段は、雪と倒木で埋まっていました。春まで行くのは危険ですね。白玉の滝から、遊歩道を通って、石油の里まで行きました。初めて通りましたが、整備されていて、良い季節に歩くと良さそうな遊歩道でした。広くて、木立も美しい。途中、たくさんの句碑があり、石油で栄えた景気が良い物がおおかったように...菩提寺山2023立春

  • 『ココナッツ・ガールは渡さない』喜多嶋隆(光文社文庫)

    CFギャングシリーズ最新刊。とは言っても2019年の2月発行なので、少し古くなりました。主人公の流葉爽太郎も、けっこうな年になり、落としどころが、良い意味で落ち着いたところになっているけど、若い頃ならもっとがんばっていたように思えます。作者も年を取っているのでこれも良い変化なのかもしれません。しかし、気に入らないから仕事を降りるってのは、若いときなら、仕事でそいつらをギャフンと言わせるような展開になっていたと思うと、少し物足りないラストになりました。たぶん、自分の期待が大きすぎるんだね。さて、そろそろ、CFギャングの新刊を読みたいところだけど、忘れた頃にでるのかなぁ。『ココナッツ・ガールは渡さない』喜多嶋隆(光文社文庫)

  • POでインフラ投資証券を買ってみました。

    PO(公募・売出)で、エネクス・インフラ投資法人投資証券(9286)を申し込んだら、補欠当選したので2口ほど購入しました。POは、2~3%程度デスカウントで株を買える制度です。2口で175,110円。今までの実績を見ると、1口あたり年間6,000円くらいの配当があるようですので12000円が期待できます。利回り6.85%とは、かなりのお得感があります。エネクス・インフラ投資法人は、日本全国に太陽光パネル発電所をたくさん持っています。太陽光パネル発電には懐疑的なのですが、増資によって水力・風力発電を取り入れていくことと、その発電施設が新潟県にあることが気に入りました。また、エネクスは、伊藤忠商事の系列石油卸会社で、業績も安定しているので、安心できるかなというのも理由の一つです。POに当選したのは、これで2回...POでインフラ投資証券を買ってみました。

  • ムラサキシキブのピンチ

    雪で枝が折れたので切られてしまったと思われるのですが、ここから再生できるでしょうか。がんばれ、ムラサキシキブ。ムラサキシキブのピンチ

  • 『青い約束』田村優之(ポプラ文庫)

    主人公は、40代の債券アナリスト。株式じゃないところが面白い。債券投資は、やや複雑で、解りにくいところがありますが、初歩的なことでも、実際の考え方を疑似体験として読めることで、実感として理解することができました。高校時代に親友と恋人に裏切られた主人公は、20年以上経ってから、その親友に再会し、真実を知るストーリーです。その真実がテレビドラマみたいで、安っぽく感じてしまいましたが、エンターテイメントとしては、このくらいが楽しめるのかもしれません。『青い約束』田村優之(ポプラ文庫)

  • 和歌山県湯浅町より、ふるさと納税返礼品「不知火」

    冬の楽しみです。デコポン「不知火」大好き。甘くて美味しい。和歌山県湯浅町より、ふるさと納税返礼品「不知火」

  • 護摩堂山2023立春

    平地では日差しなどから春の気配を感じることもありますが、山の上では、まだ冬です。それでも、木々の周りでは少しずつ雪が溶けてきていますね。護摩堂山の山頂は南北朝時代からある山城の曲輪で、越後平野が一望できます。越後に攻め入ってきた敵には、向かいにある弥彦山に点在する城と連携をとりながら防衛することになります。ここから指揮をすれば、敵も味方もどこにいるか丸わかりで、有利に戦いを進めることができますね。城を取るとか取られるとか言いますが、これだけよく見えると、それで戦局が決まるのもうなづけます。護摩堂山2023立春

  • 読書の効用と限界

    「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ドイツの鉄血宰相といわれたビスマルクの名言です。何かしら問題が起こったとき、過去にもは類似したことあるのだから、先人たちはどう考え対処し、どうなったかは本を読んでいれば解ることなので、失敗をすることはない。本を読まずに自分の経験だけでことを決定するから同じ失敗を繰り返すのだ。と言うような意味で捉えられていて、よく読書の必要性を説くときに使われる言葉です。「君の読む所のものは古人の糟魄(そうはく)のみ」これは、荘子の言葉で、あなたの読む者は、死んだ人の酒粕(クソ)みたいなものだと言う意味です。読書をしている老人に、車大工が言った言葉だとされています。車大工が、誰の書物かと尋ねると、老人は「むかしの聖人のお書きになったものだ」と答えました。車大工は、そのお方は今も生きてい...読書の効用と限界

  • 『ヰタ・セクスアリス』森鴎外(青空文庫)

    ヰタ・セクスアリスとは、ラテン語で「性欲的生活」のことだそうです。そのエッチな内容から発禁本となったいわく付きの本です。とは言っても、内容は至って真面目。切なくなるほど硬派。むしろ、英語やドイツ語やラテン語の単語を交えながら、興味本位の読者を突き放すような書きっぷりです。これを発禁とし、鴎外を懲戒処分にする陸軍って、別の意図を感じてしまいます。主人公は、優秀でかなりの堅物で、禁欲主義的なところがあり、硬派な人物です。普通の小説(なんだそれ)の主人公のような軽さがなく、そこがまた、読み応えがありました。しかし、こんな堅い本を読まされると、返って、マンディアルグとか読みたくなってしまいます。『ヰタ・セクスアリス』森鴎外(青空文庫)

  • さよなら兼松エレクトロニクス

    兼松エレクトロニクスがTOB(株式公開買い付け)となりました。TOBとは、ある会社が、他の会社の株を全部買ってしまうことです。買われた会社は、買った買い社の完全子会社となります。買うときは、株主全員が文句ないように、かなり高い金額(相場の2~4割増くらい)で買い取ります。最近では、NTTがNTTドコモ株をTOBしました。NTTドコモはNTTの完全子会社となり、上場も廃止されています。兼松エレクトロニクスは、財務良好な高配当株なので、知る人ぞ知る優良企業だったのですが、兼松が全部買うそうです。昨年12月に買い増しして、高配当株ポートフォリオの一部になっていたのですが……また考え直さなければいけません。資金は増えるわけだから、普通に他の株を買えば、前より良い状態になるはずなので、失敗しないように考えないといけ...さよなら兼松エレクトロニクス

  • 『食料と人類』ルース・ドフリース(日経ビジネス人文庫)

    人類は農耕をはじめたときから、人口を急激に伸ばしていった。増えていく人口を支えるため、品種改良、肥料、農薬、農機具を駆使し、食料増産の道を歩んだ。遺伝学の発展、空中窒素の固定技術、リン鉱石の発見、農薬の開発と安全性の確保・耐性病害虫との戦い、地球温暖化の対応など、様々な危機を乗り越えて、未だ道半ばである。そして、2007年に、狩猟から農耕への変化に匹敵することが世界で起こった。都市に住む人口が、その他に住む人口を上回ったのだ。少数の人間が都市に住む者たちの食料を生産する時代が来たのだ。ということで、地球がもたらした食料増産への恵みとともに、今までの人類が食料を大量生産していく技術革新と障害、それを乗り越えてきた知恵の歴史が語られています。そして、現在、抱えている問題を提起し、その解決策を模索します。未だ解...『食料と人類』ルース・ドフリース(日経ビジネス人文庫)

  • boketeで、ひさびさにヒットした。

    冗談です。傷ついた人、ごめんなさい。boketeで、ひさびさにヒットした。

  • チェーンソウアート

    チェーンソウアートだと思うのですが、山の中にありました。反対側を観るとかなり朽ちています。作られてから10年以上経つのでしょうか?少しもったいない気もしますが、雪だるまのような儚さが、野外の木彫りアートにはある気がします。チェーンソウアート

  • 『ソロモンの犬』道尾秀介(文春文庫)

    大学生の友人4人を取り巻く青春ミステリー小説。モラトリアム時代の中途半端な立場を思い起こさせるような少し甘酸っぱい感じが心地よいのです。ミステリーの方は、子供の交通事故が、他殺か自殺か、真相は事故現場から行方不明になった犬が知っているというもの。動物行動学の教授と大学生の主人公が謎を追います。ソロモン王が持っていたと言われる動物と話ができる指輪をみつけることができるのでしょうか。しかし、作者は、あくまでも科学の範疇から犬の意識を出すことをしないので、犬自身が雄弁に語ることは最後までないのでした。そんなことより、四人のその後が気になるようなお話しなのは、やはり、ミステリーというより青春ものなのでしょう。『ソロモンの犬』道尾秀介(文春文庫)

  • ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛治の里へ

    公開2日目に観てきました。内容は、鬼滅の刃遊郭編の十話、十一話と、刀鍛治の里編一話目です。遊郭編の十話は、クオリティが高く劇場版並だと言われていただけに、実際観てみると、劇場版でもトップクラスでした。十一話も、十分に美しい映像で、劇場での鑑賞に耐えるだけのクオリティがありました。また、両話とも、テレビ版のエンディングがそのまま使われていて、内容も濃いため、そこまでで、映画二本を観てしまったくらいの満足感がありました。新しく加えられた刀鍛治の里編一話目は、出だしの部分なので、可も無く不可も無く、登場するキャラの紹介程度の内容でしたので、期待を込めながらゆっくり観ることができました。遊郭編で涙を流していても、刀鍛治の里編で乾く時間が十分にあるので、涙を観られず退場できるから、恥ずかしがり屋のツンデレ君も安心し...ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛治の里へ

  • 節分に落花生

    子供の頃、テレビでは節分に大豆をまくのに、なぜ、現実では落花生をまくのか不思議でした。どうやら、東京では大豆をまいていて、新潟県では落花生をまくらしいのです。さらに調べていくと、東北地方や北海道、九州の一部は落花生、その他は大豆が一般的のようです。落花生をまくのは、雪の上で拾いやすい、衛生的などの理由があるようですが、定説はないみたいですね。豆をまくのは、魔を滅する魔滅から来ているようです。しかし、魔除けなら、赤い色の小豆の方が効果が高そうです。小豆をまかないのは、大豆より貴重であり、しかも拾いづらいからかなと思います。それはそうと、明日は立春!春はもうすぐそこです!節分に落花生

  • 『自分の時間』アーノルド・ベネット(三笠書房)

    現代人は忙しい。現代人には時間が無い。いいや、昔から時間が無い人はたくさんいたのです。この本の著者ベネットは、20世紀の英国最大の作家と評される多作の人でした。夏目漱石と同じ年に産まれているので、そんなイメージでしょう。彼が住むその時代のロンドンにも、忙しい中、自宅と職場を往復しながら、忙しく年を経ていく人たちが大勢いたのです。何かをしたいのだが、する時間がない。仕事以外にするべきことがあるのだが、時間が出来たらしよう。そんなことを考えていても、誰もが1日24時間ずつ与えられているので、その中でやりくりしていくしかないのです。この本では、よりよく生きて、知的好奇心を満足させながら、成長していく楽しさ、また、それを実現する方法の提案が記されています。時代が時代ですので、今の日本には合わない感じもしますが、む...『自分の時間』アーノルド・ベネット(三笠書房)

  • あなたは、どっち?

    世の中では、どっちでも良いことがあります。さて、あなたは、どちら派?あなたは、どっち?

  • 鏡のような湖に映った雪山

    なんと雄大な景色なのだろうと思いましたが、駐車場の水たまりに、除雪で積み上げられた雪塊が映っていただけでした。鏡のような湖に映った雪山

  • 鮭の塩引きおにぎりがしょっぱい

    野暮用で、新潟県の村上市へ行ってきました。最近、太り気味なので、軽めの昼食にしようと、地元の農産物直売所に寄って、鮭おにぎりを買いました。食べてみると、中に入っている鮭が多い!ごはんより鮭が多く、まんじゅうのアンが鮭で、ご飯の皮が被っている感じでした。さすが、鮭の町、村上市だけあります。だけど……やっぱり、しょっぱかったぞ。鮭の塩引きおにぎりがしょっぱい

  • 『世界史を大きく動かした植物』稲垣栄洋(PHP研究所)

    植物とありますが、上げられている植物は、ほとんどが農作物でした。生産量が多い順に、トウモロコシ、麦、イネ、ジャガイモ、大豆と来て、お茶やコーヒーやサトウキビのような嗜好品、綿花、チューリップ、サクラまで、いろいろな植物が人間を動かし、歴史を刻んできたのです。もっとも、人類が作っている作物は、トウモロコシですが、その用途は、家畜の餌から、菓子(デンプン)の原料、甘味料、油、アルコール、紙や段ボールの原料など幅広く、私たちは知らないうちにトウモロコシに囲まれ、トウモロコシを食べているのです。マヤ文明では、人間はトウモロコシから作られた神話があるそうですが、あながち現実でもそうなってしまっているのが現状なのでした。いろいろな農産物を食べるとき、知っているとひと味違ってくる知識が満載の本でした。『世界史を大きく動かした植物』稲垣栄洋(PHP研究所)

  • 人間ドックの結果が届きました。

    昨年の12月に受けた人間ドックの結果が届きました。精密検査の必要が無かったので、ひとまず安心です。B判定(わずかに正常値より外れている)が5ヶ所。C12判定(1年に1回くらい検査を受けた方がよい)が4ヶ所。どれも、体重を落として運動習慣をつけると解決しそうなところでした。血管年齢も50代後半程度と、年相応の結果となりました。なんとか人並みに生きていることが出来ている幸運に感謝です。人間ドックの結果が届きました。

  • ウクライナへ新鋭戦車が続々と送られる。

    イギリスが最新鋭の主力戦車チャレンジャー2を送ると言うにも驚きましたが、次はポーランドとドイツがレオパルド2ですか……。そして、アメリカのエイブラムスもと話が上がっています。NATO軍の主力戦車が勢揃いになってしまいますね。ポーランドは、ウクライナがロシアに併合されれば、次は自分がという不安があるでしょうから、積極的になるのも無理はありません。イギリスも、EUを離脱しているので、戦争が長引かれると困りますね。ドイツもすぐ近くで、戦争を続けられて経済的にピンチでしょう。あまりに長引くヨーロッパの戦争、それによるインフレに、西側諸国も耐えられなくなってきているのが現状でしょう。こうなると、もはやNATO軍対ロシア軍の第三次世界大戦の構図になってきています。核大国同士の戦争は、人類初体験になりますが、どこに落と...ウクライナへ新鋭戦車が続々と送られる。

  • 『世界大恐慌』秋元英一(講談社学術文庫)

    第二次世界大戦のきっかけの一つになったと言われている世界大恐慌。教科書では、アメリカの株が暴落し経済が低迷したが、ニューディール政策によって危機を脱したと習ったような気がします。「1929年に何がおこったか」が副題のとおり、教科書では2~3行で終わりなんとなく解った気がしているところを深く掘り下げ本1冊で語られています。まずは、金融危機が起こり、次々と銀行が倒産。町には失業者があふれ、庶民の購買力が低下し不況の油を注いでしまっています。ニューディール政策の目的は、農業者や労働者の購買力を向上させ消費を促し経済を立て直すことだったようです。そのために、公共事業を行ない人を雇い賃金を支払ったのです。赤字財政の金を使うのですが、ちゃんと労働者に賃金として支払われる構図が不況を脱出する近道だったのですね。ただただ...『世界大恐慌』秋元英一(講談社学術文庫)

  • 大きくて美味しそうなキノコ

    こんなの生えてました。肉厚で美味しそう。いかにも食べられそう。どうでしょうか?と、調べてみたら、これって、「ツキヨタケ」じゃない?なるほど、中毒例が一番多い毒キノコってのもうなずけました。大きくて美味しそうなキノコ

  • 真冬でも頑張っている虫たち

    新潟県で1年を通して平均気温が一番低いのが1月下旬です。森に入ると虫たちの姿が見えずさみしいものですが、クモさんを見ることがあります。このクモさんは、1本の糸を木々の間に通して、それに捕まってモゾモゾしていました。何をしているのか解りませんでしたが、元気そうで何よりです。名前はわかりませんが、手足がガッシリしているので、普段は歩いているタイプかな?真冬でも頑張っている虫たち

  • 『雪が降る』藤原伊織((講談社文庫))

    直木賞作家の初期短編集。短編小説が6編載っていますが、一言では言えないくらいバラエティに富んでいていました。初期の実験か、迷走か解りませんが、それはそれで楽しく読めました。作家は、こうして、スタイルが固まっていくのでしょう。『雪が降る』藤原伊織((講談社文庫))

  • ドングリクイズ

    ドングリの芽はどこから出てくるのでしょう?ドングリの芽は、根がでて、それが土に潜り込み、芽になるので、正確には根が出てくるところです。ドングリの帽子の方か、それとも反対側の先端か。どちらだと思いますか。先日、森林を散歩したとき、もうドングリから根が出てきていました。大寒だというのに、もう春の準備が着々と進んでいるのですね。さて、答えは↓↓↓↓↓↓↓↓↓尖っている先端の方から根っこが出ていました。ドングリクイズ

  • 森林散歩

    今日は、越後の冬には珍しく快晴でした。午前中に歯医者に行ってから、時間があったので森林に散歩に行きました。一見、雑木林に見えますが、コナラの人工林です。昔は、炭や薪にするために、コナラを植えて林を作っていたそうです。20年ごとに伐採し、再生させていたそうですが、今は伐採を行っておらず50年以上が過ぎて立派な大木の森林になっています。東からの風が春らしく気持ちがよいです。明日の夜からは冬型に戻るらしいですが、確実に春が近づいています。ひさしぶりの青空。気持ちが良いです。森林散歩

  • 『螺旋階段のアリス』加納朋子(文春文庫)

    ルイスキャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチーフに、50台でリストラ募集に乗り私立探偵をはじめた主人公と、押しかけ探偵助手の安梨沙が、どうでもよい謎に挑むお話しです。加納さんの書くミステリーは、殺人事件とか誘拐事件とか無縁の、何ともない細やかな事件なので、のんびり安心して読むことができます。この本では、いろいろな夫婦や家族の形を浮き彫りにしていくところが味になっています。『螺旋階段のアリス』加納朋子(文春文庫)

  • 蛇か龍か、はたまた猫か?

    冬の里山を歩いても殺風景で地味な色合いです。それはそれで味があるのですが、何かポイントとなる色があると、心が晴れやかになるのは確かです。真っ赤なヤブコウジの実も良いですが、たくさんあるので、クリスマスを過ぎると食傷気味。そういうときは、龍のお髭を探してかき分けると、青い宝石のような猫玉を見つけることができます。ジャノヒゲ、またはリュウノヒゲと言われる植物ですが、これは葉っぱのイメージです。実のイメージは猫玉でしょう。いろいろな名前があるということは、それだけ慕われているということなのでしょう。猫玉は、葉っぱの下に隠れていることが多いので、意識していないと見つけられません。日当たりがよい斜面などが狙い目です。蛇か龍か、はたまた猫か?

  • 君は生き延びることができるか?

    人生100年時代と言われていますが、どのくらい生きる可能性があるのか調べてみました。厚生労働省が発表した最新の第23回生命表を元に、どのくらい生き延びているか表にしてみました。同じ年に生まれた人(日本人)が、どのくらい生き延びているかを生存率として見てみます。100人中、何人生き延びているかですね。現在50歳の人は、男は96.9%、女は98.1%も生き延びています。40人学級だと1人くらい亡くなっている人がいる程度です。人生50年は昔の話ですね。60の還暦を迎えられる人は、男は93.3%、女は96.2%です。50~60歳の間に、0~50歳の間と同じくらい亡くなります。現在、定年退職を65歳にしようという動きが活発ですが、65歳までに、男は89.6%生き残って定年を迎えられることになります。1割は定年前に亡...君は生き延びることができるか?

  • 『悪い女』麻野 涼 (文芸社文庫)

    弁護士物は好みなので、読んでみました。主人公は元暴走族のヘッドだったという設定ですが、それが無くても通用する平穏な展開でしたので、その辺を期待しない方が良いようです。作者はノンフィクションライターなので、一見、無駄なように見える硬い裁判の描写もリアリティがあって、引き付けられました。死刑判決が無罪になるような劇的な展開では無く、なんとか死刑を回避しようとする程度の戦いになるけれど、それだけでもたいへんな努力がいるのだなと思いました。弁護に協力的ではない被告人と、圧倒的な保険金殺人の証拠があがり、そこを抒情酌量の余地を探し求める弁護士の戦いを描いています。キャラクターの設定だけが、エンターテインメントで、ストーリーや裁判の展開はリアルな他には見ないバランスです。楽しく裁判の成り行きを感じたい人には面白い小説...『悪い女』麻野涼(文芸社文庫)

  • 杉の倒木

    昨日は、1月でありながら、3月並の気温ということで、多くの人が山に入り雪崩による痛ましい事故のニュースも複数報道されていました。わたしも途中で雪崩の音を聞き、頻繁に雪崩が起こっていることが解りましたが、そこに人がいるかいないかで事故になるかならないかの差が出ていただけの状態だったと感じています。数年前、弥彦山の登山道で、雪で倒れた杉の木の下敷きになり亡くなった方のニュースを思い出しました。当時は、倒木に当たるとは、よほど運が悪く避けきれなかったんだなと思っていましたが、実際に倒木を観察してみると、避けきれないのが当たり前に思えました。杉の倒木ですが、このように縦に裂けているものが多いです。周りを見ても、根っこの方が見当たりません。どこから飛んできたのかよく周りを観察してみます。すると、5、6メートルくらい...杉の倒木

  • 高立山2023真冬

    3月ころの陽気というので、1ヶ月半ぶりの山行となりました。登山道にはほとんど雪がないと思っていましたが、頂上付近には少し残っています。12月中旬に大雪に見舞われてからは、気温が高めで、かなり減ったようです。平地にはほとんど雪はありません。帰りは、林道周りで帰りました。倒木があちらこちらにあります。谷間を通るときは、日照時間が短く、風通しが悪く、斜面の雪が集まってくるので雪深くなっています。12月の豪雪で倒木も多く、どこを通り抜ければいいのか思案する形もありました。山道より林道の方が雪深いので、冬山という感じがしました。春の気配はまだ全然なくて、もう一波乱二波乱ありそうな冬です。春が待ち遠しいなぁ。高立山2023真冬

  • 『声のお仕事』川端 裕人 (文春文庫)

    著者は、作家になる前に、日本テレビで、科学技術庁、気象庁の担当記者をしていて科学技術に理解が深いことを買っていたのですが、科学なしの分野のエンタメ小説ということで読んでみました。しかし、取材力の高さから、声優の世界の一端を覗き見たようなリアリティを感じることができました。他のいろいろな記事や噂話から、こんな感じかなぁと思っていたことを、実感として理解できました。著者の作品がアニメになったとき、見た現場や知り合った人たちの協力があってならではのおもしろさです。また、アニメや漫画などでは、アニメーターや漫画家、脚本家が中心の話はよくありますが、声優さんの世界を描いた作品はめずらしかったところもポイントが高かったです。アニメ好き、声優好きの人には特にお勧めです。『声のお仕事』川端裕人(文春文庫)

  • プラモデルの値段が変。

    ドイツがウクライナにマルダー歩兵戦闘車を供与するというニュースがありました。そう言えば、タミヤからキットが出ていたなぁ。作ってみようかと思ってamazonで検索すると、売り切れで値段が高価。楽天で検索してみたら、2つありました。値段が高すぎます。タミヤのHPで調べてみると、2750円(税込)でした。通信販売サイトで高価に取引されていても、町の模型店では普通の値段で売られていたりします。地方に住んでいて、模型店が近くにない人は、交通費などを考えれば、通信販売で高価なものを購入するのも選択枝の一つになるのでしょうか。他人の商売の仕方をとやかく言うのもなんですが、メーカーのカタログに載っているレベルの商品を定価の何倍もの値で売るのはどうかなと思います。プラモデルの値段が変。

  • メープルサップでハイボール

    メープルサップ(イタヤカエデの樹液)は、雪深い山中の春の兆しがでてきたころ10日間だけ採取できるという貴重な飲料です。西会津の道の駅で半額で販売していたので買ってきました。ウイスキーと炭酸水を用意します。まぜまぜして、飲んでみました。鼻をとおる香りが清々しく爽やかな感じです。浅春の森の中って雰囲気でした。メープルサップでハイボール

  • 『(合本版)旅人、《愚者》』丸木戸サキ(魔女のアルカナ文庫)

    なんと6冊の本を1冊にまとめたお得な本。とは言っても大体500ページ台なので、それほど厚くはありません。(電子書籍なので厚さの実感はありませんが)タロットカードは、美しい絵が描かれた78枚のカードを展開して占う道具です。わたしも、タロットカード占いが好きでたまに展開してみます。カード単体ではなく、展開されたカードで物語を作り読み取るのがリーディングです。ですから、占い師には、即興で物語を作る能力がいります。小説や漫画などストーリーづくりが好きな人と相性が良い趣味ですね。ということで、この本は、占い師による各カード1枚ずつ、だいたい順番に出た場合のストーリーブックとなっています。自分としては、ランダムに並んでいた方が面白そうだと思いますが、小アルカナカードの場合は、順番に並んでいた方が本来の物語が生きてわか...『(合本版)旅人、《愚者》』丸木戸サキ(魔女のアルカナ文庫)

  • お正月の小旅行

    年末年始は、家で大人しくしていたので、少し小旅行をしました。「安田温泉やすらぎ」で入浴。庶民的な雰囲気の温泉ですが、日帰り施設が充実しています。温泉もスーパー銭湯のようなバラエティにとんだ構成で楽しめました。特に3つある露天風呂が広く、お湯もぬるめで温まります。ちょっと早い昼食を取って、柳津まで足を伸ばしました。いつもの斎藤清美術館へ。今回のテーマは、「慈愛」。斎藤清のモチーフがハニワや土偶から、仏像・地蔵・野仏に移っていく過程が表現されていました。地蔵や野仏に興味があったので、単純化されたありがたい造形に心が癒やされました。お正月の小旅行

  • 非常にやばい状態

    昨年の2月23日から、体重を記録始め、順調に減らしてきたのですが、75kgくらいて安定してしまいました。しかし、この年末年始で急上昇しはじめてきています。下手すると1年で元にもどるとかやめてほしい。天候に恵まれず12月から山に行っていないのも一因だと思われます。新潟は冬の天候が悪すぎるのが辛いな。なんとかしなければ!非常にやばい状態

ブログリーダー」を活用して、むぎわら日記さんをフォローしませんか?

ハンドル名
むぎわら日記さん
ブログタイトル
むぎわら日記
フォロー
むぎわら日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用