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むぎわら日記 https://blog.goo.ne.jp/takx007

日記兼用ブログです。 日々の生活(主に遊び)、スナップ写真などを載せております。

むぎわら日記
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2017/10/19

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  • 『カササギたちの四季』道尾秀介(光文社文庫)

    ミステリーコメディ。ホームズ役のリサイクル店店長華沙々木。ワトソン役のリサイクル店副店長日暮(主人公)。マスコット役の女子中学生菜美は、華沙々木を尊敬している。しかし、実は華沙々木の披露する推理は、ただの妄想で的外れなのだ。菜美の笑顔を守るため、日暮は、華沙々木の推理が辻褄が合うように陰で細工をしていくのであった。真実は日暮の心に残され、名探偵華沙々木は、身近な小さな事件を解決していくのだった。『カササギたちの四季』道尾秀介(光文社文庫)

  • ゴジラの背中

    幼いころ、ゴジラのおもちゃの解説だったか、雑誌の解説だったか定かではないが、こんな解説がありました。ゴジラは、太古の昔の眠りから覚めたため、背中にコケが生えている。子どもの記憶なので、こんな意味だったと思う程度です。そのゴジラの背中にはえているようなコケを発見しました。この手のやつが放射能で変異して、ゴジラの背中に生えたのでしょう。ゴジラの背中

  • 角田山(山の神~五倫石コース)2024春分

    3月に入ってから寒の戻りがあり、なごり雪が良く降る天気がつづいています。気温は上がりますが、曇天がつづいて薄ら寒い日でした。イチゲの花も半開きです。カタクリはまだつぼみがほとんどですが、少しだけ咲いているものがありました。山の神コースでは雪割草を見たことがなかったのですが、1株咲いていました。こちらも半開き。コシノカンアオイは、ほとんど咲いています。マンサクは満開です。下山は五倫石コースから降りました。こちらも雪割草は見られませんでしたが、移植したのか種をまいたのか、まとまって生えていました。まだ、開いてはいませんでしたが、角田山の東側のコースにも雪割草を植えているようです。アブラチャンも早い個体は、咲き始めています。春を迎える準備は万端のようで、暖かい日が続くと、里山に一気に春が訪れそうです。角田山(山の神~五倫石コース)2024春分

  • 『恐怖の正体』春日武彦(中公新書)

    恐怖についてのうんちく本を数多く読んできましたが、わたしにとって、これで終わりにしようと思えるくらい腑に落ちる内容でした。精神医学の立場から、いろいろな恐怖を分類解説されています。結論から言えば、恐怖は人によって様々で、何が怖いかも異なるということです。シイタケが食べられないという知人が居て、どこが嫌いなの?と問うと「あの歯ざわりがきらいだ」と答えてくれました。わたしは、シイタケは大好物なのですが、彼が感じるシイタケの歯触りを想像すると分かります。歯と歯のあいだでウニーっとつぶれていくナメクジのような歯触りを彼の立場になって想像してみると背筋に冷たいものが走り戦慄し吐き出してしまうのでしょう。また、人によっては、恐ろしい怪談も、思わず噴き出してしまうこともあります。例えば、口裂け女などは、小学生が聞くと怖...『恐怖の正体』春日武彦(中公新書)

  • 『最後はなぜかうまくいくイタリア人』宮嶋勲 (日本経済新聞出版)

    日本の次期主力戦闘機が、イギリスとイタリアとの共同開発になるとのことで、少し心配になり(笑)読んでみました。イタリア人は時間を守らないことで、日本人とは正反対と言っていい気質です。食事に時間をかけることも有名で昼飯に2時間かけるとか、予定を立ててもそのとおりに動かない行き当たりばったりの行動をするそうです。そんな国民性のイタリア人と、世界最先端の科学技術の結晶である戦闘機が作れるのでしょうか。この本を読んで、分かったことは、それらのことにはちゃんと理由があり、日本人と違った視点で文化を作っているということです。多少は、私自身もイタリア的なところを持ち合わせていて、そんなに違いはないと思う反面、こんなことはごめんだと思うこともあります。著者は、日本とイタリアを行き来して仕事をしているのですが、それぞれの国で...『最後はなぜかうまくいくイタリア人』宮嶋勲(日本経済新聞出版)

  • 『ハウルの動く城1』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (徳間文庫)

    スタジオジブリの同名映画の原作になります。登場人物はほぼ同じで、話の筋もだいたい似ていました。海外ファンタジーの肌に密着した魔法の描写を存分に楽しめます。例えば、7リーグ靴(1歩で何キロメートルも進める靴)の描写などは、海外ファンタジーの醍醐味と言えるでしょう。主人公のソフィーは、自分が長女だから成功できないと確信しており、これは、おとぎ話で必ず成功するのは末っ子で、その前提には、長女と次女(または長男と次男)の失敗があるからです。しかし、この物語は長女成功物語であり、一種のおとぎ話の常識を破っていこうという作者の意図がところどころに観られ面白く読めました。ハウルの動く城は、1~3まで刊行されていますが、全部違う物語だそうで、映画の原作を読みたい人はこの1冊で十分です。『ハウルの動く城1』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(徳間文庫)

  • 新葉

    淡緑色の新葉がまぶしい。常緑広葉樹のツバキ類のようですが、冬の間に少しずつ新葉を育てていたのでしょう。新旧の葉の色合いがよくわかりました。新葉

  • 『孤独な噴水』吉村昭(講談社文庫)

    吉村昭の極初期作品であり初の長編小説になります。主人公は、ボクサーとして成長し続ける青年ですが、周りの人間に恵まれていない境遇です。その中で、淡々とボクサーとしての素質を磨いていきます。りっぱな人間ではないですが、周辺の過酷な状況の中で、成長し続ける姿勢には眩しいものを感じました。この筆力で、吉村昭は芥川賞を逃しているのですから、審査員は何をしていたのでしょう。今となっては、吉村昭の作品としては異質ですが、むしろ普通の面白い文学作品として、読みやすく仕上がっていました。『孤独な噴水』吉村昭(講談社文庫)

  • ちょっと早い墓参り

    先日のことですが、ちょっと早めに墓参りに行ってきました。晴天でしたが、海は大荒れ。それから風が強い日がつづきます。なかなか穏やかな春の日がきませんね。お寺のお地蔵さんに新しい服が着せられていました。真紅の服が似合います。ちょっと早い墓参り

  • 記章返却

    退職するときに返却しなければならない記章。無くすと始末書だとおどされていたので、約40年間、机の中にたいせつに保管していました。裏には個々の番号が彫ってあるようで、返却書には、それを書く欄がありました。紛失届もいっしょにもらったので、始末書というのは嘘だったようです。無くさずに無事に返却できたのでめでたしめでたし。しかし……ほとんど使わなかったけど、何の意味があったのでしょう。記章返却

  • 最後の最後に大当たり

    最後の年だと思って、お正月に懸賞を出しまくったのですが、なんと組合誌の懸賞で1等が当たりました!JCBギフトカード1万円分です。良い靴でも買おうかな。そして、組合から記念品をいただきました。中身は、ステンレスカップでした。これは、退職の日に記念の酒を飲むのに使えそうです。最後の最後に大当たり

  • 『タイタンの妖女』カート ヴォネガット ジュニア(早川書房)

    爆笑問題の太田光が一番好きな小説だと言っていたと聞いたので読んで見ました。ハチャメチャな内容で、途中で読むのをやめようかなと思いましたが、発想のおもしろさに引き付けられて最後まで読み通しました。海外の古典的なSFの面白さは奇想天外な世界観だと改めて感じさせられました。全人類が手を取り合って一つになるには、宇宙人が攻めてくるのが一番でしょう。しかも、すべての国に一斉に攻め込んでくれば、地球人は一致団結して戦うのです。それをしかけるのは、宇宙を支配できる力を持つ全能者の男なのです。男は、地球人を誘拐(勧誘)して火星に送り、そこで火星軍を組織して、地球に攻め込ませるのでした。しかし、地球人は遠い遠方の別の生命体によってコントロールされており、その目的は、太陽系で故障して止まっている異星人の宇宙船への交換部品をと...『タイタンの妖女』カートヴォネガットジュニア(早川書房)

  • 『運動脳』アンデシュ・ハンセン(サンマーク出版)

    『スマホ脳』の著者が、ほんとうに言いたかったことが書かれています。結論は、運動をすれば、脳の機能がアップします。それは、精神薬以上の効力があるのです。1週間に、20分のランニング3日か、30分のウォーキング5日程度の運動で、十分な効果があるのです。それにより、記憶力が上がり、想像力も上がり、海馬をはじめとした脳の重量が増えます。いろいろな医学者の研究であきらかなのですが、それは一般的に知られていません。なぜかと言えば、お金にならないから。みんなが歩くようになるより、精神薬を売った方が莫大な利益がでるからです。脳トレは気休め。パズルを解くより、歩いた方が脳のいろいろな部分を使うからです。毎日でなくてもよいので、30分程度の運動をする習慣をつけると、脳力がアップするのですから、やらない手はありません。『運動脳』アンデシュ・ハンセン(サンマーク出版)

  • 高立山2024浅春

    角田山が白くなっていたので、高立山に行ってきました。登る前から、昨晩降った新雪が残っていました。道はぬかるみ状態で、転んだら泥だらけになりそうです。小さな花でも見られないかなと思っていたら、マンサクがもう満開状態でした。まず咲くからマンサクとなったという説もあり、やっぱり早いですね。中腹の休憩ベンチから、もうかなりの積雪です。昨夜だけで積もった新雪のようです。こうなると、地に咲く小さな花はみられないでしょう。ここから上は、マンサクも咲いていませんでした。大平まで登ると、日当たりがよくなった割に雪がありました。日本海に浮かぶ佐渡の山脈が雲のように見える雄大な景観を楽しめました。頂上に到着です。気温は10℃を超える予報でしたが、雪上には冷たい風が吹き抜けて寒く感じます。遠い山塊も新雪で化粧直しをしたようです。...高立山2024浅春

  • 晴れと曇りの間

    分厚い雲があちら側にかかっていました。上が平らな雲は珍しく、てっぺんが成層圏に届いているということなのでしょうか。竜巻とかも起きそうで恐ろしい雰囲気です。晴れと曇りの間

  • 新しい靴を買いました。

    ほとんど、支給された靴を履いて過ごしていたのですが、退職するので、新しい靴を買いました。ランニング用とかウォーキング用とか普段履きとか、いろいろ買いたいと思うので、靴屋さんのアプリも入れました。退職準備には、メルカリで稼いだ50万円の予算があるので、自転車とか、服とかいろいろ買いそろえたいです。新しい靴を買いました。

  • 『レイライン』榊正志

    導入部は手に汗握る展開で面白いのだが、中盤からだれてしまってます。主人公が安全圏に入ってしまい緊張感が緩んでしまいました。考古学の謎解きも、私自身に知識が足りないのかもしれないが、面白く感じませんでした。西村寿行を読んだばかりなので、物足りなさを感じるのだと思いました。amazonプライム会員なら無料で読めるので、アクションが好きな人や古事記が好きな人は楽しめると思います。『レイライン』榊正志

  • コケ玉

    かのせ温泉赤湯に展示販売されていたコケ玉です。凝ったものが多く驚かされました。アスパラのコケ玉です。芽が出たら食べられるのでしょうか?爪楊枝みたいな芽になりそう。バオバブのコケ玉星の王子様の天敵であります。こんなのもコケ玉にできるとは驚きです。ネットで確認するとガジュマルのようにも見えますが、真偽はわかりませんでした。コケ玉

  • 『ふぉん・しいほるとの娘(上)(下)』吉村昭(新潮文庫)

    吉村昭の主な小説をほとんど読んでしまい、最後に残った本が一番長い本作となりました。江戸時代末期に日本に訪れたオランダの医師シーボルトと、遊女の其扇の間に生まれた娘であるお稲の一生とつづった話になります。シーボルトが日本にやってきたところから其扇とのなれそめも描かれており、お稲が生まれるのが上巻の中盤くらいということで、激動の時代を克明に描くことを怠ってはいません。それゆえ、話がいろいろなところへ飛び、吉村昭の幕末小説の集大成となっています。吉村昭の作品『間宮林蔵』『長英逃亡』『桜田門外の変』『天狗争乱』『彰義隊』などの内容も含まれており、興味深く読めました。出島がある長崎を中心に話が進むため、当時の国際情勢や幕府体制から新政府への移り変わる政治の話などをやや外側の角度から感じることができました。美貌の遊女...『ふぉん・しいほるとの娘(上)(下)』吉村昭(新潮文庫)

  • かのせ温泉赤湯

    雪模様ではありますが、時折、青空も覗く不安定な天候の中、あかねと行ってきました。1時間半ドライブして到着した阿賀町は氷点下。木造の建物は、新しい温泉出あるにもかかわらず老舗の雰囲気があり良いですね。料金は500円で格安なのに泉質は一級品で、濁り湯です。浴槽は内湯が42℃と48℃に分かれていて、露天が44℃でやや熱め。48℃には入りませんでしたが、入っていたおじさんは真っ赤になってました。2回には食堂があり、天ぷらざるそばをいただきました。これも950円で少し安めかな。ひな人形が飾られていました。明日はひな祭りです。雪の阿賀野川を下り、道の駅阿賀の里へ。阿賀のひな人形展をやってました。阿賀町の各家から、ひな人形を持ち寄って展示してあります。たくさんあって、見ごたえありました。かのせ温泉赤湯

  • とんがり帽子のメモルファンアート3枚目

    3枚目を描いてみました。ちょっと、観念的になってしまいました。5枚溜まったら、メルカリに出品してみようと思います。とんがり帽子のメモルファンアート3枚目

  • うるう日 4年前は何してた?

    今日は4年に1度のうるう日である2月29日。ラジオでは、いろいろな話がでています。誕生日とか運転免許の更新日とかですね。この日に結婚をするカップルも多いと朝のラジオで言っていたら、夕方に大谷翔平の結婚話がニュースになっていたりして笑えました。4年前の2020年2月29日は何をしていたかな?角田山に登ってました。このころにコロナウイルスが猛威を振るい始め、パニックの寸前だったころです。株価が急激に下落し、日経平均は3月19日に底値になります。あれから4年も経ったのですね。うるう日4年前は何してた?

  • 『病は気からの科学』高田明和(ブルーバックス)

    気力である程度、病気を克服できるという体験は、誰にでもあるのではないでしょうか。わたしは、風邪をひいて具合が悪くても、食欲を出すよう気合を入れてタンパク質とビタミンをよく取るようにしています。そうすると回復が早いような気がするからです。ガン患者も、ガンと闘う気構えがある人の方が治療の経過も良好だということもうなずけます。よく笑うと免疫力が高まるとか、うつ病になると免疫力が下がるとかも統計上そうなっているデータも数あるようです。ほとんどは比較統計の話で、そのメカニズムがはっきりと分かっているわけではありませんが、明るく溌溂と生きていることは健康や老化予防には良い結果が出やすい傾向にあるようです。『病は気からの科学』高田明和(ブルーバックス)

  • 確定申告終了

    確定申告書を税務署に提出してきました。ネットで済ませようとしたら、マイナンバーの認証のパスワードが通らなくて、できなかったので、直接提出です。マイナンバーのパスワードは、カードをもらったとき、役所でメモした用紙を見て何度も確認しておこなったのですが、不思議なことに通りませんでした。ロックされたので、役所にいかないといけませんね。暖かくなってから散歩がてら解除してもらいにいきます。しかし、なぜ、パスワードが無効になったのか原因を調べてもらわないと不安です。代りに税金を払ってくれるとか奇特な人がいればいいのだけど。確定申告終了

  • 『満月珈琲店の星詠み』望月 麻衣 (文春文庫)

    満月だけどこかに現れる猫たちが営むコーヒー店のお話です。猫たちは、それぞれ惑星の名前を持ち、星を詠むことができます。星を詠むとは、西洋占星術の誕生の瞬間のホロスコープを詠むことです。そんな幻想的な話なので、占いに興味がある人なら楽しめると思います。ちなみに、ネットでも、自分の誕生日時と場所がわかるとホロスコープを作ることができますので、自分のを作ってみました。『満月珈琲店の星詠み』望月麻衣(文春文庫)

  • ふるさと納税返礼品「不知火」

    和歌山県湯浅町より、ふるさと納税返礼品「不知火」が届きました。写真を見るとわかりますが、今年は若干選別が甘い感じがします。農産物なので、年による出来不出来はしかたがないので、美味しければ問題なしとします。これで、令和5年度のふるさと納税は終わりました。3月で退職なので、今年度のふるさと納税は、ほとんどできないでしょう。少し寂しい感じがします。ふるさと納税返礼品「不知火」

  • 『月のうた』穂高明(ポプラ文庫)

    子どもの頃、どちらかと言えば真面目なタイプだったわたしは、小説やドラマ、マンガの中のキャラクターに不真面目なタイプが多く、しかもそれでうまくいくことに若干のつまらなさを感じていました。物語の中では、真面目なタイプは、計算高くずるがしこいタイプが多いようで、違和感がありました。真面目で頭の回転がよければ、人の気持ちを汲んで、助けることもできるはずです。そんな人たちのよいところに焦点を当てながら、底辺に近い人たちのよいところも描き、それが嚙み合って、幸せな空間を作っていくような物語です。それぞれ、お互いに良いところを見て尊敬しあっていれば、うまくいくのです。実際は、もう少し複雑でしょうが、お話の中くらいかみ合ってほしいものです。そういう疑似体験をしていれば、そのうちのいくらかは現実出来そうな気になるのです。『月のうた』穂高明(ポプラ文庫)

  • 柏崎方面へドライブ

    天気があまりにもよいので、あかねとドライブに行きました。目当ては、コション・ローズでのランチです。コション・ローズとは、あかねが入院中に同室だったおばあちゃんの娘が働いているという薄い縁のお店です。地域でも評判が良いと聞いていましたので、フレンチのハーフコースを注文しました。地元の食材を使った料理は、とてもおいしくて満足できました。食後の運動に御野立公園でお散歩です。鯨波海水浴場を見下ろす高台にあるひっそりとした公園でしたが、絶景を楽しめました。米山を望みます。佐渡島と柏崎アリーナです。海も透明度が高くて、青空を写し真っ青です。下弦の月そのあと、石地わさび園によりました。ここのわさびソフトクリームは、絶品です。ワサビの香りと辛さも十分で、甘さは控えめですが、ちょうどよかったです。リピートしたいおいしさでし...柏崎方面へドライブ

  • 角田山(比の入沢~桜尾根コース)立春

    気温が高くなるとの予報でしたが、まだ2月の中旬なので風は冷たく感じられました。しかし、日差しは春が近づく力強さも感じられ、車載エアコンから冷風が出て手がかじかみそうになったりしました。今年は暖冬で、ほとんど積雪はありませんでしたが、日の入沢の急登が一段落したあたりから、地面が凍っていました。その前に、オウレンの花を見つけました。スプリング・エフェメラルの先兵であり、春の訪れをしらせる花です。凍っているところより上にはさすがにないだろうなと思っていたのですが、南向きで日当たりのよい斜面でも見つけました。春がそこまで来ています。ナニワズの花もつぼみになっていて、あと10日くらいで咲きそうです。頂上が近くなると、昨夜降った雪が少し凍ってのこっていました。頂上はご覧のとおり、枯野となっています。日差しは暖かいです...角田山(比の入沢~桜尾根コース)立春

  • 『劇場版 ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』を見てきました。

    あかねが、どうしてもいっしょに観たいと言うので、休みを取って観に行きました。高校生で部活を一生懸命やれる状況は幸せですね。冬になると体育の時間は、たいていバレーボールをやらされていたので、懐かしく感じました。そのころのバレーとかなりルールも変わりましたが、見えている景色は同じです。特権として、映画解説用コミックスがもらえました。あかねちゃんは、大量のグッツを購入して満足したようです。『劇場版ハイキュー‼ゴミ捨て場の決戦』を見てきました。

  • 『一度しかない人生を最高の人生にする方法』スコット・アラン(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    その方法が100個書いてあります。これが全部できれば、ほんとうに最高の人生になりそうです。内容は目新しいものはなく、他の自己啓発本と同じと言っていいでしょう。これだけストイックに生きられれば人生、成功すると思います。最高でなくても、だいたいOKな人生で十分な人には、100のうち、いくつかを実践するだけで、だいたいOKになりそうです。『一度しかない人生を最高の人生にする方法』スコット・アラン(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン(新潮新書)

    ネットで高評価をよく見る本なので、いまさらながら読んでみました。精神科医の著者が、近年、精神科に来る人が激増していることに気が付き、その原因を調べていった結果、スマホの普及と関係があることに気が付いたのです。これまでの歴史で、電車が通ったり、電話やラジオ、テレビが普及したときなども言われていたことでしょう。しかし、スマホとの関連は、接触時間が段違いなのです。スマホを絶えず持ち歩く人は多いですが、絶えず電車に乗っている人やラジオ、テレビの前にいる人はいません。それだけ、スマホが人に与える影響は大きいのでしょう。まあ、わたしは、スマホの電池が無くなっていることに気が付かなかったりするくらいですのでその部類ではなさそうですが。結論から言えば、スマホを使いすぎると集中力が減少することは事実のようです。スマホを使い...『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン(新潮新書)

  • 久々の青空の下の散歩

    雪国に住んでいると、冬の青空は貴重です。午前中だけでしたが、よく晴れて穏やかな気候になりました。午後から天気が崩れるようなので、山へは行きませんでしたが、近所を散歩しました。日光に当たるとセロトニンが分泌されるのか、ほんと良い気分。様々な鳥も目に止まります。春が待ち遠しい。1時間くらい歩いたので、1万歩は歩けたとおもいます。久々の青空の下の散歩

  • 退職者説明会と歯科検診

    退職者説明会に行ってきました。ほとんど了解済みの内容でしたが、書類の提出期限等を確認出来ました。そのあと、定期の歯科検診へ。歯磨きを極めました。電動歯ブラシ→手動歯ブラシ→歯間ブラシ→糸ようじ→超音波水流で磨いていったので、もう、パーフェクト。3ヵ月ごとに検診をして、歯のお掃除をしていただいてます。退職者説明会と歯科検診

  • 不毛な国会ギロン

    国会では、国民とは関係がない政治の主導権争いのギロンばかりで、閉口してしまいます。自民党は、今こそ、パーティー券をたくさん売り出し、キャッシュバックなどせずに、被災地の支援に使えばいいのではないでしょうか。政治資金って言うけど、銀座の飲み食いや選挙=政治ってわけじゃないでしょう。被災地への支援とか、そういうのが政治でしょう。自分たちの快楽や選挙のためじゃなく、政治のために使ってほしいですね。自分たちの金は一円も使いたくない、税金を取るだけ取ってそれを被災地の支援に回そうとか、考えることがせこいです。それは野党も同じ。こういうことも言えないのだから、自分たちも同じ考えだと透けて見えちゃってます。そういう人たちに投票することが一番の罪なのでしょうね。しかし、そういう人たちしか立候補していないのが現実です。政治...不毛な国会ギロン

  • 『ナイン・ストーリーズ』サリンジャー(新潮文庫)

    学生のころ、読んだのですが、意味が分からず途中で投げ出していた本です。年を取って、少しは読解力が付いたかなと思って読んで見ました。何が書いてあるのかは理解できましたが、どこがおもしろいのか理解できなませんでした。おそらく原文で読むと、かなり良い感じの雰囲気が出ているのだろうと思います。村上春樹訳の本も出版されているようなので、音楽のように楽しむタイプの小説なのでしょう。そういう観点から読んでみると、確かにおしゃれな雰囲気がある小説です。『ナイン・ストーリーズ』サリンジャー(新潮文庫)

  • 『MM9』山本弘(創元SF文庫)

    MM9とは、モンスターマグネチュード9ということである。つまり、怪獣の危険度を表す気象庁の基準である。怪獣は危険度に応じ0~5の6段階で表されていたが、脅威が増すにつれMM6からMM8まで追加された。怪獣大国日本では。、気象庁において、怪獣災害に対応するため特異生物対策部(気特対)が編成されているのだ。この本では、気特対の活躍が描かれた5本の連作短篇で成り立っており、すべての話で個性的な怪獣が出現する。最後の話においてMM9の大怪獣が出現し、それを倒すため、大作戦が展開されるのだ。そんな話、小説じゃなくて特撮映画を見た方がいいのではないですか?とみなさんは思うでしょう。しかし、そこは山本弘。小説ならではの科学的うんちくを垂れて、怪獣を現実の日本に出現させてしまい、辻褄を合わせてしまうSF的な醍醐味を味合わ...『MM9』山本弘(創元SF文庫)

  • 『エチオピアからの手紙』南木圭士(文春文庫)

    南木圭士の初の単行本であり短編集です。デビュー作の「破水」と他4編(4編とも芥川賞候補となった)の豪華詰め合わせです。どれも味わい深く、自分的には南木圭士の短篇集の最高傑作だと思います。この本の次の『ダイヤモンドダスト』で第100回芥川賞を受賞するのですが、それよりこちらの方が良い出来だと思います。南木圭士を読むなら、この本からがおすすめかな。長編なら『阿弥陀堂だより』が秀逸でした。『エチオピアからの手紙』南木圭士(文春文庫)

  • ワールドツアー上映『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』

    初日に観に行ってきました。刀鍛冶の里編の最終話(11話)+柱稽古編第1話(1時間)+オリジナルエンディングという内容で、日比谷で行われた舞台挨拶生中継付きです。気になる柱稽古編には、冒頭に原作にはなかった風柱と蛇柱の戦いが描かれています。二人の呼吸が初披露されたことにより、呼吸が登場していないのは岩柱だけとなりました。前の日に、刀鍛冶の里編の9話と10話を見ていったので、ちょうど話がつながりました。刀鍛冶の里編を見てから時間がたっている人は、この方法をお勧めします。ワールドツアー上映『鬼滅の刃絆の奇跡、そして柱稽古へ』

  • パスタ&ピッツァ ペペローニ

    新潟県五泉市にある「パスタ&ピッツァペペローニ」にランチをしに行ってきました。人気店とのことで、開店時間の11:30に滑り込みました。12時前に満席になったので、人気店ですね。外見は、昭和の店のようで色あせていますし内装も昭和風でしたが、since1995とあるので、平成になってから始めた店の様です。チーズカレーを頂きましたが、写真で見てもわかるように、熱い鉄鍋に盛られたカレーは絶品でした。また、ランチではサラダバーとドリンクが付くので、これで1000円とは安く感じます。お店に行くときは、予約を入れるか、開店の11:30か、初めのお客が帰るころの12:30くらいに行くのがよさそうでした。パスタ&ピッツァペペローニ

  • 『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(東京創元社)

    ミステリ連作12本入り。同シリーズは53本あるのだそうですが、そのうち最初の12本が収録されています。筋書きは、殺人事件の謎を、小柄で丸顔でさえない男ブラウン神父が解決していく話となっています。途中から元怪盗の私立探偵の大男が助手的立場で仲間に加わります。登場するキャラクターたちも個性があって楽しい時間を過ごせました。なぜかブラウン神父の行くところ、殺人事件が起こるという、キャラもののミステリーに有り勝ちな不自然さはありますが、その原点みたいなものです。この手のミステリーが好きな人は、原点として押さえておいても良い本です。『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(東京創元社)

  • 横断歩道の除雪

    中央分離帯により、横断歩道の雪が取り除かれないままになっています。横断歩道外を横断すると、乱横断で歩行者に過失割合がつくことがあります。特に横断歩道が近くにあるのにそこを使わないとさらに過失割合が加算されます。途中に雪があって、横断歩道を迂回しないと渡れない場合はどうなるのでしょう。除雪するときは、歩行者のことも考えて作業をしてほしいです。横断歩道の除雪

  • 『活版印刷三日月堂 海からの手紙』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

    活版印刷三日月堂シリーズ第2弾です。4本の短篇で構成されていますが、全部つながった話になります。第1弾の「星の栞」では、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにスタートを切りましたが、今回の「海からの手紙」は、あまんきみこの『車のいろは空のいろ』です。この本は、谷山浩子がアルバムの中で組曲にしており、それを何度も聞いていたし、もちろん本も読んでいたので、個人的に大いに興奮させていただきました。特に「すずかけ通り三丁目」をメインに持ってくるあたり、泣かせてもらえました。短篇のお話で、かならず何かを活版印刷で刷るので、小さな創作の楽しさを体験できます。そういったところも、自分に向いていると思うシリーズです。本や印刷物が好きな方にぜひ読んでもらいたい小説です。『活版印刷三日月堂海からの手紙』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

  • 本要約サイトと契約

    職場のメールに、本要約サイトと契約するので100名のモニターを募集するという知らせが入いりました。どうやら、ビジネス本の要約を読むことができるらしいです。どんなものか、適当に検索してみると、1冊10分程度で読めるように要約されたものを読むことができるらしいです。これは、効率的に読書をすることができ、飛躍的に知識量が増え、一気に教養アップになるでしょうって、本当か?!誰が考えて、考案して、上の許可をとったのかわかりませんが、やらないよりやった方が良い程度のことで、実際に役に立つかは疑わしいことだと思います。ハッキリ言って、友達のノートをコピーして試験に臨むようなものですし、教科書を暗記したからと言って社会で役に立たないと世間では広く認識されています。趣味でやるのは良いことだと思いますが、職場のお金を使ってや...本要約サイトと契約

  • 『責任という虚構』小坂井敏晶(ちくま学芸文庫)

    自己責任とか、説明責任とか、何かとメディアを騒がす責任であるが、そもそも責任とは何か?という問いの答えがこの本にあります。現代における責任とは、自由意思にのっとった行動の結果のことであるでしょう。そもそも、自由意思ってあるのかということですが、脳科学、社会心理学では否定されている概念なのです。脳科学では、脳は、右手を上げようとする意志より先に行動の方が早く作動し、右手を上げる信号を発するのに遅れて、右手を上げようとする意志を認識できる仕組みになっています。つまり、行動が先、その行動をしようとする意志がそのあとに認識されます。すべての意志は、社会的・生物的な影響の積み重ねにゆだねられ、自由意志というのは虚構の一種でしかありません。罪を罰するというのは、集団の道徳や習慣から逸脱した者を排除するための虚構によっ...『責任という虚構』小坂井敏晶(ちくま学芸文庫)

  • 細かいシメジが売っていた。

    一袋、200円で安いので買いました。地震の影響かな?地震で揺れると、細かいキノコがたくさん生えてくるそうです。キノコは振動で生長が促進されるそうで、山の人は、いつも入る山を歩くとき、朽ち木を敲きながら歩くという話を読んだことがあるのを思い出しました。細かいシメジが売っていた。

  • 『天才を殺す凡人』北野唯我(日経BP)

    世の中は大きく分けて、3種類の人間で構成されているのです。共感性で活きる凡人再現性で活きる秀才創造性で活きる天才人数構成は、凡人>秀才>天才であり、凡人の数の力は絶大です。天才を理解できない凡人は、数の力で、天才を受け入れず殺してしまうのです。世の中の仕組みは、天才の仕事を再現性で大きくする秀才と、強完成でそれを売り込む凡人の力でイノベーションが完成します。イノベーションが完成すると、再現性の秀才が頂点に立ち、それに従う凡人の群れに天才は埋もれます。これが1発屋の天才の末路(病める天才)になります。それは社会の中だけではなく、個人の自分自身の中にもいます。誰の中にも、この3タイプが、ある割合で住んでいます。例えば(天才1:秀才2:凡人7)(天才2:秀才5:凡人3)(天才8:秀才1:凡人1)とか。自分の中の...『天才を殺す凡人』北野唯我(日経BP)

  • 菩提寺山2024真冬

    1月中旬~2月上旬までが1年を通して一番寒い時期ですが、今年はかなりの暖冬傾向。雪が少なく登りやすい。春のような雰囲気ですが、まだ、春の気配を感じませんね。日光も弱く、暖かさが感じられません。それでも、登っていると汗ばみます。五頭山とその背後の飯豊山にも雪が積もっているのがわかります。頂上は、夏は風が通って涼しく天国のようですが、今は冷たい風が吹いていて即退散しました。菩提寺山2024真冬

  • 日本管財ホールディングスより株主優待がとどきました。

    年2回のカタログギフトが魅力です。ビルの管理会社で、特に海外の集合住宅管理事業の伸びに期待しています。日本管財ホールディングスより株主優待がとどきました。

  • 『峠に棲む鬼(上)(下)』西村寿行(徳間文庫)

    20歳くらいの時、西村寿行の動物パニックものを好んで読んでいた時期がありました。動物パニックもの以外の西村で心に残っていた本が『峠に棲む鬼』でした。主人公の杖術を使う女性がかっこよかった印象があったので、また読んでみようと40年ぶりに手に取ってみました。いやー、これは、エロエロでした。暴力と凌辱の嵐が吹き荒れるハードエロス&バイオレンスの復讐劇だったのね。ほとんど内容を忘れていました。スマホや携帯が無い時代、満員電車の中で、スポーツ新聞や、エロでバイオレンスな小説を読んでいた時代があったのです。しかし、杖術の描写がかっこよいです。ほとんど忘れていましたが、微に入り細に入り、スピード感を持って描かれていて、これが読みたかったんだよって満足させられました。『峠に棲む鬼(上)(下)』西村寿行(徳間文庫)

  • 水彩色鉛筆だから、水をつけて伸ばしてみました。

    発色はよくなりますが、前よりのっぺりした感じになってしまいました。普通の色鉛筆の方がいいかもしれません。色紙は100円ショップで2枚セットで売っているので、もう一枚、描いてみました。こちらは、コピックで塗ってみましたが、うまくいかないので、色鉛筆も併用しています。コピックは、ほんとうに絵がうまくないと難しいようです。練習しないとね。水彩色鉛筆だから、水をつけて伸ばしてみました。

  • 色を塗ってみた。

    昨日の続きです。水性色鉛筆で色と付けてみました。水を使って、色を広げるのは、また今度にします。色を塗ってみた。

  • 試作を開始

    メルカリ販売を目指し、色紙絵の練習を始めました。とりあえず、40年くらい前にとった杵柄で、とんがり帽子のメモルを描いてみました。んー、当時、イラストを描くのが好きじゃなくて、いい加減に描いていたので、もう少し真剣に取り組んでおけばよかったと反省しました。何枚くらい描けば売れるような絵が描けるようになるのかな~。楽しみながら描いていって、そのうちなるようになるでしょう。主線を入れたところまでで、集中力が切れてしまい、若いころのように持続できないけれど、急ぐこともないので、色塗りはまた今度です。試作を開始

  • 交通安全研修会

    先日、職場で交通安全研修会がありました。1時間程度の軽い研修だが、受講生を集めるのに苦労していたようです。(希望をとるメールが頻繁に来ていた)年に1回くらいの頻度であるのですが、わたしは毎年、できるだけ出席するようにしています。出席することによって、初心に返り謙虚な姿勢で運転できるようになるためです。そのくらいのことをしないと、いつの間にか慢心して運転が雑になってしまうのが自分だと自覚しているからです。出席してみると、50代くらいの年配の人が多い印象でした。研修の中では、20代と60代以降の高齢者の事故が多い、30~50代は比較的少ないと言っていましたが、少ない年代が出席し、多い年代が欠席とは、これいかに?職場の管理職は、研修の希望をとるだけではなく、仕事のマネジメントをしっかりして、20代の若者をちゃん...交通安全研修会

  • 氷点下の世界

    クルマのフロントガラスが凍り付いていました。晴れて凍る分には、まったく構いません。これから、2月上旬までは1年で一番寒い1ヶ月になります。今年は暖冬予報ですが、軽く済んでもらいたいです。氷点下の世界

  • 緊急地震速報

    高速道路を走行中に緊急地震速報が入りました。スマホ&ラジオからです。ハザードランプをつけて減速しましたが、周りの車は何事もなかたかのようにスピードを落とさずに追い越していきました。東日本大震災のときもそうでしたが、ラジオを聞いていないのか、スマホを持っていないのか、警報が鳴っても自分は大丈夫だと高を括っているのかわかりませんが、ほんの少しの時間を使って、安全を確保しようとしない人がほとんどなのには驚きます。時速100kmで走っていても、ほとんど車間距離をとらない人も多いので、そんなものなのかもしれません。他人の価値観は尊重したいと思いますが、もしものときは、僕を巻き込まないでね。緊急地震速報

  • 『運気を磨く』 田坂広志 (光文社新書)

    「心を浄化する三つの技法」がサブタイトル。量子物理学のゼロポイントフィールド仮説をもとに、良い運気を引き寄せる方法を解説しています。古今東西、ポジティブな思考や行動が良い運気を引き寄せるとされている文献がたくさんありますが、それを実行したからと言って必ずしも良くなるとは限りません。事実、そうならない可能性が高かったりします。なぜ、うまくいかないのか?それは、人間は幼い頃よりネガティブな思考が潜在意識に蓄積されていることと、ポジティブな思考をしようとすると、その反動で心の裏側にネガティブな思考が生まれることが原因だと指摘します。反動とは、例えば、「この事業は必ず成功する」とポジティブに考えると、「ほんとうに必ず成功するのだろうか?」「成功するとほんとうによくなるのだろうか?」などのポジティブな感情が裏側に芽...『運気を磨く』田坂広志(光文社新書)

  • 『運転見合わせ中』畑野智美 (実業之日本社文庫)

    平穏な繰り返しである日常が、ほんの少し動き出すには切っ掛けが必要なのであろう。例えば、電車が一時的に止まってしまうような。この小説は、東京の電車が、何かのために一時的に止まってしまい、少しだけ変わってしまった日常を描く短篇集となっています。それぞれの主人公は、混雑している駅であったり、止まった電車の中であったり、その電車を止めた原因だったりします。人それぞれの日常から追い出されてしまった人たちの戸惑いと、それ以後の微妙に変わった人生が描かれています。はじめはボノボみたいな人たちだなと思って読んでいましたが、最後の2編は、運転見合わせ中とは、こういうことだったのだなと納得するお話なので、最初の方であきれることなく、最後まで読んでみるのが吉です。『運転見合わせ中』畑野智美(実業之日本社文庫)

  • 『無理の構造』細谷功(dZERO)

    ブログを見ても、世の中、理不尽なことが多いと嘆く記事は多いように感じます。職場や家庭で、理不尽なことを改善しようと努力しても徒労に終わることもあります。改善できるように見えて、ものすごく難易度が高く、多くのエネルギーを注いでも失敗してしまうようなことにならないようにするには、理不尽さの構造を知っていることが重要となります。世の中の流れに逆らって、改善しようとすると、無駄になってしまうことを理解しておきましょう。一つは、非対称性の錯覚です。悲観と楽観は、対象ではありません。悲観論の方が賢そうに見えるとこ。同じと違うも対象ではありません。同じものは一通りだが、違うものは多様です。変えると変えないも対象とはいえません。変えることは膨大なエネルギーが必要だけど、変えないことは無難で楽です。満足と不満足も非対称です...『無理の構造』細谷功(dZERO)

  • 手帳いろいろ

    今まで、4月始まりの手帳を使っていたのですが、3月で退職なので、今年から1月始まりの手帳を使ってみようと書店に買いにいきました。あまりにもたくさんの種類が並んでいるので、新生活にはどれが良いか迷いに迷いました。みんな、帯に短し、タスキに流しという感じでしっくりくるものがありません。よいと思ったものは、1500円以上もするので、本当に必要かどうか考えてしまいます。そもそも、退職してから、手帳って必要なのだろうか?カレンダーに予定を書き込んでおくだけでよくない?手帳にメモるほど、変更不能な予定が入るかな?とか、考えたあげくに、結論がでました。とりあえず、手帳を持たずに生活してみて、必要だと思ったら来年考えよう。手帳いろいろ

  • 『忌録: document X』阿澄思惟(kindle版)

    現代社会における怪奇現象を追った記録になります。神隠しって犯人は両親なのでは?とか、ポルターガイスト現象は地盤沈下が原因か?とか、いろいろ憶測できるのですが、どれも確証がないから、怪奇現象となるのです。こういうのを見世物のように、本にしてしまって良いのが、それを読んでしまって良いのか、うすら怖い本でした。『忌録:documentX』阿澄思惟(kindle版)

  • 初夢

    ほとんど夢を見なくなって何十年も経ち、初夢も何年も見ていないのだけど、今年の初夢は、なぜか覚えていました。マグロの寿司を食べる夢でした。夢占いを調べてみたら、特に金運がよくなる夢ということでした。勤めはやめるけど、退職金が入るからそれが金運ということになっているのかな?それとも、何か小ビジネスがバズったりするのでしょうか。いろいろやってみる年なので、張り合いがでる夢でした。初夢

  • 『忘れたれた巨人』カズオイシグロ

    ノーベル賞作家のファンタジーノベル。ファンタジーノベルだからといって、子供向けのおとぎ話ではありませんでした。ドラゴン退治の話であり、小妖精や鬼が闊歩する世界ではありますが、アーサー王伝説にのっとりながら、ブリテン人(原住民)と移民であるアングロサクソン人との対立を浮き彫りにしていくところが読みごたえがあります。龍の息である忘れる霧に覆われた村から旅立つ老夫婦と、彼らが出会う数奇な運命を背負った人々が絡み合い、読者あなたが道を選ぶラストに驚愕しました。『忘れたれた巨人』カズオイシグロ

  • 今年の元旦

    元旦の朝に見事な虹がかかった年、東日本大震災が起きた。今年の元旦にも虹がかかり、「今年は、地震に気をつけないといけないね」と話していたら、地震が!縦ゆれが来たので、これは近くて大きいなと思ったら、津波警報まででてしまった。免震構造のマンションに住んでいるので、ゆっくり揺れるだけで被害はまったくなかったけど、奥能登の方は被害が大きいようだ。職場に無事を報告して、自宅待機していたけど、落ち着いたようで、あとは朝になったら全貌が見えてくるだろう。毎年、恒例の今年の目標3月までで退職するので、目標値の設定がむずかしいです。1登山30回(昨年24回)2読書100冊(昨年119冊)3配当100万(昨年96万)4模型8個(昨年0個)一応、こんなものかなって感じで書いておきます。今年の元旦

  • 2023年の投資結果

    現役最後の年となりましたが、今年の配当金は以下のとおりでした。円建て資産より492,020円$建て資産より486,584円($3575.1×140円)合計978,534円円高の助けもあって、1,000,000円近い配当金を頂けました。あとは、微調整をしながら、この水準を維持していきたいと思います。退職金等は、新NISA枠を使いながらインデックス投資を行い、余った分は、暴落時のカウンター用にキャッシュで持っておきます。ポートフォリオはこんな感じになりました。為替リスクも怖いので若干、日本に比重をかけています。日本株は76社に分散投資していて、分散しすぎだと思いますが、このくらいだとたまにTOBなどに引っかかって臨時収入が入ります。今年は2社引っかかりました。2023年の投資結果

  • 今年の漢字は「暑」だと思っていました。

    今年を振り返ると、とにかく暑かったという記憶があります。新潟県は、日本一暑かったそうで、アメダスの新潟市のデータをもとに表をつくってみましたが、特に8月の日平均気温が30度越えで、最高気温が四捨五入で40℃という猛暑。オマケに降水量2㎜って砂漠か?気温も30度を超えたくらいでは山登りをする気になるのですが、35度を超えるとなると自殺行為になるので家の中にいるしかありません。ぜんぜん、外へ出なくなり、生活自体が大きく変わりました。コロナ禍でも、山歩きには支障がなかったのに今年の夏の生活は、まったく違ったものになりました。9月に入って日が短くなっても真夏並みの暑さがつづき、バテバテでした。夏が長すぎて、あっという間に秋が来て、冬となり、「秋が無かったね」がよく聞くことばになりました。原因は、台風が連続して日本...今年の漢字は「暑」だと思っていました。

  • 『郵便屋』笹山久三(河出文庫)

    時は郵政民営化へ向かう小泉改革の真っただ中。当局の締め付けにより、職場の人間性に不穏な心理的効果を与える手当の発効を止めることができない傀儡と化した労働組合。規定より多い配達がある日に、班員全員が完全配達を成せばつけられる300円の手当のために、人間関係がバラバラになっていく。それにあがなうためにどうすればいいのか。人間性を捨てずに苛酷な労働環境の中で働く労働者の姿を描く、冬の時代の物語です。郵便も少なくなってきてこういう現在は、このような状況にないのでしょうが、運送業はたいへんそうです。若いころ、税務署でバイトをしていたとき、郵便屋さんの給料の低さに驚いたことがあります。当時は、国家3級公務員という制度でした。現在の派遣社員のみなさんもこれに似た状況なのかもしれません。『郵便屋』笹山久三(河出文庫)

  • 米国高配当株ETFの結果2023

    老後の資金としてあてにしている3大米国高配当株ETF(HDV、SPYD、VYM)の2023年の増配率が出ましたので、表にしてみました。SPYDが減配でした。前年がとんでもない大幅増配だったので、仕方がないと割り切れる範囲ですからよしとしましょう。HDVとVYMは増配で、どちらもインフレ率を上回っているので、良い感じです。おまけの連続増配株ETFのVIGは、安定の増配率で、インフレ率もクリア。すごいですね。SPYD以外は、金利が高騰している米国でも、金利以上の利回りをキープしているので、株式の強さが健在だとしめしています。次に過去の5年の成績を見てみます。VIGは、安定の5連勝!次はVYMの9勝1敗、10年以上、連続増配ですが、インフレ率に負けた年があHDVは、8勝3敗で、プロ野球なら安定して優勝できます。...米国高配当株ETFの結果2023

  • 宮崎県都城市よりふるさと納税返礼品が届きました。

    豚ロースとんかつ・ソテー用20枚です。これは、食べ応えがありそうです。とりあえず、2枚を塩コショウで焼いてみましたが、柔らかくて美味い。のこり3枚を酒と醤油でソテーにしてみましたが、これもイケます。あと、15枚もあるので、どうやって食べようか考えます。宮崎県都城市よりふるさと納税返礼品が届きました。

  • 『本物の気づかい』井上裕之(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    書いたのは、北海道の歯医者さんです。自営業者の気づかいについて書かれていますが、年を重ねてしまった自分にとっては当たり前のことだけでした。分かっていても出来ているかはまた別ですから、読んで損はないような気がします。若い人にはためになるかもしれませんが、若いうちからここまでやる必要はないかなという気もします。まあ、年配の人はこのくらいのことを考えて暮らしているのだとわかってくれるだけでもいいかも。『本物の気づかい』井上裕之(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』見てきました。

    昨日、あかねちゃんが、どうしてもいっしょに見に行きたいと聞かないので行ってきました。映画の出来は可もなく不可もなく無難な作りで、期待通りの出来です。SPY×FAMILYの映画としては、100点満点中95点以上はいっていますね。しかし、絶対安全圏にいるメインキャラたちのおかげで、どんなに派手なアクションシーンにも、ドキドキもハラハラもしないのは、自分の年齢のせいでしょうか?『劇場版SPY×FAMILYCODE:White』見てきました。

  • Happy Birthday and White Christmas

    ハッピーバースディ、そしてホワイトクリスマス60回目の誕生日を迎えました。数えで61歳、還暦です。干支を一回りしたということになります。たくさんの人たちに支えられ、助けられ、なんとか、1生分を生きのこったという感じです。今日からは、干支の2周目、第2の人生を生きるわけです。振り返ってみると、第1に人生は、安全策に傾きすぎていて、それはそれで安心して余裕をもって生きられたわけですが、第2の人生が同じ方針では面白くありません。最悪、野垂れ死にしても、もう悔いはないわけで、とりあえず3月に仕事を辞めて、やりたいことをしながら、本当にやりたいことを探したいと思います。健康寿命は男性なら75歳くらい、あと15年。それなりに濃く生きるには、新鮮な経験と、新しい知識が必要です。未知のところへ踏み込まねば、それを得ること...HappyBirthdayandWhiteChristmas

  • 冬至で大雪

    昨日は冬至でしたが、酷い大雪に見舞われました。このまま行くと、ホワイトクリスマスとなりますね。冬至で大雪

  • 『猫弁と魔女裁判』大山淳子(講談社文庫)

    猫弁シリーズ最終巻。前巻の『猫弁と少女探偵』では、未回収の伏線があり、中途半端な感じがしましたが、最終巻でみごとに回収されています。ご近所の猫が関わるゆるゆるな事件を解決する猫弁こと百瀬太郎ですが、今回の相手は、青い目の魔女、米国屈指の国際スパイです。いきなり、世界的な大物を、検事役として有罪にするべく戦いを挑むことになります。裁判官も、出来レース(無罪)とするようにもくろむ中で、百瀬太郎は有罪を勝ち取ることができるのか。また、婚約者亜子と無事、結婚できるのか。行方不明の母との再会は?すべての辻褄が合うとき、猫弁シリーズ特有の、こたつの上の猫のようにまあるくおさまるのです。猫弁シリーズ最終巻となっていますが、このあとも、シリーズはつづくのでした(笑)。『猫弁と魔女裁判』大山淳子(講談社文庫)

  • ふるさと納税返礼品 ホタテ

    北海道紋別市より、【中国禁輸措置生産地支援品】帆立Aフレーク(訳ありホタテ)400g×3が届きました。中国に輸出できない割に品薄なようで、9月に寄付したのに12月に届くことになりました。ホタテは、ふるさと納税返礼品の中でも日持ちがするので人気のようです。ふるさと納税返礼品ホタテ

  • 『マネーボール〈完全版〉』マイケル ルイス(早川書房)

    1990年末、大リーグのオークランド・アスレチックスは、ヤンキースの1/3の予算で戦っていた貧乏弱小球団であった。かつて、超有望な大型新人としてドラフト1巡目で球界入りしたものの鳴かず飛ばずの成績で引退したビリー・ビーンが新任ゼネラルマネジャーとして雇われることとなる。古い選手の評価基準を一掃し、少ない資金でチーム再建を行い常勝球団に育て上げたノンフィクションです。相棒は、野球経験がなくノートパソコンを手にしてるポール。彼のパソコンには、選手の各種データが入っていました。ベテランスカウトの意見より、パソコンのデータを重視する戦略です。何が勝利に貢献するのか徹底的に分析し、数値化が難しいような要素は除外していきます。打者で言えば、打率、盗塁、守備力、長打力は評価せず、出塁率、長打率、選球眼を重視し、とにかく...『マネーボール〈完全版〉』マイケルルイス(早川書房)

  • Jパワー、稲畑産業、USSより株主優待

    Jパワー(日本電源開発)より2024年カレンダーが届きました。再生可能エネルギーで電力を供給する会社です。稲畑産業より、QUOカード1000が届きました。稲畑産業は、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂などを扱う化学系専門商社です。USSより、QUOカード500が届きました。USSは、中古車オークションを取り仕切る業者になります。多くの会社が株主優待を廃止に動く中で、まだ頑張ってくれています。美しいカレンダーなど、最近はあまり配るところも少なくなってきたのでうれしいですね。Jパワーのカレンダーは、家のリビング用として愛用させていただいています。Jパワー、稲畑産業、USSより株主優待

  • 『自分の中に毒を持て』岡本太郎(青春文庫)

    人生は積み重ねではなく、詰み減らすべきだ。道の分岐では、安全な道ではなく、危険な道を選べ。など、常識とは真反対の主張をする太郎さん。いや、そんな、いくらなんでもそれは無いでしょうと思うのだけれど、ある程度は正しいと思ったりします。しかし、そんな甘い考えではいけません。中途半端が一番いけない!とやられます。いつもと同じ、何の新しみもない道をなんとなく歩いているのが生きているといえるのか?ごもっとも。だからと言って、危険極まりない道を戦々恐々として歩くのもすトレス貯まるよ~。いやー、すごく考えさせられて、刺激をうけました。わたしは、中途半端な中道を行きたいタイプなので、太郎さんのような命を爆発させて本当に生きる生き方はできませんが、あこがれる面もあります。ダメだと言われても、いつもと違ったり、少し危険だったり...『自分の中に毒を持て』岡本太郎(青春文庫)

  • 謎の円

    山を歩いていたら、落ち葉の表面に白い円が描かれていた。他にはないか周りを探してみたがこれ1枚だけ。いったいなんだろう。人工物ではないようだが……謎の円

  • 『常識として知っておきたい裏社会』懲役太郎× 草下シンヤ(彩図社)

    前科3犯で3回懲役刑を受けている元ヤクザのユーチューバー懲役太郎と、アウトロー系ユーチューバーの草下シンヤの対談集です。二人とも、力むことなく淡々と、裏社会のことを語ってくれています。話をもっている感じがしないので、すーっと入ってきます。おそらく死ぬまでかかわることがないことだとは思いますが、ほんの数百メートル離れたところでは、こういうこともあるのだろうなと思います。戦後、戦勝国である中国や朝鮮人から、身を守るために自警団から力をつけ、警察と協力してきたヤクザ組織が反社会的集団となり、やがて法律でつぶされていく様子などがなんとなくわかります。また、半グレやヤンキーなどとのかかわりや、詐欺集団の実情などもいろいろな話を読むことができます。まあ、本にしても差し支えない範囲なのでしょうが。『常識として知っておきたい裏社会』懲役太郎×草下シンヤ(彩図社)

  • 角田山(福井ほたるの里コース~豆地蔵コース)2023初冬

    ひさしぶりの快晴で、駐車場は、第2駐車場まで満車状態でした。なんとか、駐車スペースを確保することができました。新しい三合目の標識が建っていました。少し歩くと休憩スペースにつきます。この辺が2合目あたりかと思っていましたが、三合目過ぎだったようです。木々の葉も落ちてすっかり冬です。一旦、下るところを過ぎて5合目のくいが新しく立っていました。くいの他は、4合目、6合目、8合目の立て札が立っていましたが、おそらく杭に好感されるかと思います。山の神コーストの合流点は5.5合目くらいになります。次のベンチは8合目手前となります。だいたい、1合歩くのに10分くらいかかりましたので、頂上まで1時間40分で着きました。かなり正確のようです。観音堂からの景色です。冬の新潟平野。遠方の山を見ると、標高800~700mくらいま...角田山(福井ほたるの里コース~豆地蔵コース)2023初冬

  • 『なずな』堀江敏幸(集英社文庫)

    まさに純文学と言える凝った文体が魅力の作家さんですが、この作品では、その特徴を抑えて、一般読者に読みやすく普通に徹した読み物になっています。独身の40代の男性が、ふとしたことから弟夫婦の生後2ヶ月の赤ん坊「なずな」をあずかることになったことからはじまる物語となります。疲労困憊しながら、なずなの世話をする主人公と、それを見守り助ける周りの人々の交流を描きます。出てくる人たりが全員優しい人たちなのは、その中心になずながいたからでしょう。赤ん坊の持つ、他人を幸せにする力を余すところなく描いてみせてくれました。ミルクを飲んで、排泄するだけのなずなが、確実に大きく育っていき、それだけで多くのものを周りの人たちに与えているという心温まる小説でした。『なずな』堀江敏幸(集英社文庫)

  • 『モテる構造 ──男と女の社会学 』山田昌弘(ちくま新書)

    最近、ジェンダー問題というと、発言に気をつけねばらない。とはいえ、現状の認識を正しくしないと、良い方向へは進まないでしょう。この本は、男であることと女であることによって生ずるメリット・デメリットを社会学の方向から整理したものです。男の体で女の心を持っていたり、その逆もしかりだし、女らしい男、男らしい女もいらっしゃるわけであるが、それはともかく、現状では社会がどのようになっているか把握することから始めるのが効率よい考え方だと思います。男女のアイデンティティーの確立する構造の違いから、なるほどと思うこともありました。男は、仕事ができる=もてるですが、女は、仕事ができる≠もてるであり、女は、仕事をできるようになろうとすると、もてるために他の部分も磨かないといけないため、労力がかかってしまいます。しかし、男は、仕...『モテる構造──男と女の社会学』山田昌弘(ちくま新書)

  • メルカリ11月の売上

    メルカリの11月の売り上げは93,908円でした。朝に窓辺で撮影してアップしていたのですが、日も短くなり冬型の気圧配置が多くて、平日の撮影はほぼできない状態になりました。それに従って、新しいもののアップがほとんどできなかった割には売り上げが伸びました。梱包数は26だったので単品価格が高くついています。12月はボーナス月ですから、期待できるか?それとも、年末年始に出費がかさむので、買え控えで売り上げが伸び悩むのか?いろいろアップして試してみたいと思います。メルカリ11月の売上

  • 『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子(角川SSC新書)

    録音した自分の声を聴くと変だ、という人が多いように思います。わたしもその一人で、自分の声を聴かないように気をつけて生きてきました。なぜ、自分の声が変に聞こえるのか?自分の声は空気の他に骨伝導もしているので、実際に空気を伝わる声とは違うため、違う人のように聞こえるという理屈はわかるのですが、それ以上に変な声で不快に感じてしまうのはなぜでしょう。著者が言うには、声には自分が周りに合わせようとする演出された自分自身がよく出ていて、自分の嫌な部分も多々含まれているため、それを聴くと不快に感じるそうです。指摘されると、確かにそうかもしれません。自分の声を聴くと、自分の嫌な部分が拡張されて意識されていることに気が付きます。そんな声のまま生きていけば、自分の嫌な部分を宣伝して歩いているようなものです。さて、では、どうす...『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子(角川SSC新書)

  • 北海道白糠町より「レトルト鹿肉三昧」が届きました。

    ふるさと納税返礼品となります。変わったものを食べたくなったので、ジビエを注文しました。生肉だとハードルが高い気がしたので、手軽にレトルトにしてみました。ジビエは、おいしく品種改良してあるわけではないので、このくらいでちょうどいいかもです。北海道白糠町より「レトルト鹿肉三昧」が届きました。

  • 『菊と刀』ベネディクト (光文社古典新訳文庫)

    太平洋戦争末期から終戦後にかけて、日本に勝ち統治するために、日本人を民俗学の視点から研究した本となります。日本の書籍や、日本人捕虜の尋問、日系人からの聞き取り調査など、日本を訪れずに調べつくしたため、返って客観的な視点となっています。外から見た日本人を理解するためにアメリカ人向けに書かれた書籍です。アメリカ人が罪を意識するのに対し、日本人は恥を意識するとか、なるほどと思うことが書かれていて驚かされました。日本人がアメリカ軍を歓迎ムードで迎え入れ、地下活動やゲリラとして統治をじゃましなかったわけなど、興味深く読めました。『菊と刀』ベネディクト(光文社古典新訳文庫)

  • クリスマスカラーのヤブコウジ

    ヤブコウジの実が赤くなると、クリスマス商品が並びますね。あと1ヶ月でクリスマスも過ぎます。クリスマスカラーのヤブコウジ

  • 『細雪(上中下)』谷崎潤一郎(kindle版)

    日本の昔の旧家の暮らしを描いているようで、退屈しながら読んでいました。そのうち、あることに気が付きました。この小説は、恋愛小説に対するお見合い小説なんじゃない?その視点で読み始めたら、おもしろくて最後まで読み切れました。日本では、古いタイプのお見合い文化は廃れたように感じますが、昔の人は、こんなにもいろいろ考えてお見合いをしていたのだなと感心しました。昨今、若者の結婚離れが指摘されていますが、このくらい周りが結婚に対して真剣になれば解消しそうな感じがします。自由も良いですが、自由になればなるほど、個人の責任が重くなっていって、うごけなくなる若者も多くなっていくのでしょう。現代に生きる人が読めば、いろいろ考えさせられる内容だと思いました。『細雪(上中下)』谷崎潤一郎(kindle版)

  • サルトリイバラの実

    サルトリイバラの真っ赤な実がなっていました。放射線状に花が付き、実もやっぱり放射線状になります。サルトリイバラの実

  • 『猫弁と少女探偵』大山淳子(講談社文庫)

    4冊目の猫弁シリーズになります。前の3冊は、複雑な事件をうまく綺麗に解決してめでたしめでたしとなった読後感だったのですが、4冊目は、まだ散らかった部分があるような印象を受けました。アマゾンのレビューを読むと、次の5冊目で完結の予定だったようで、5冊目につながる複線などが回収されていないらしいのです。なるほど、1~3冊目に活躍したキャラクターが続々と関わってくると思っていましたが、そういうわけだったのですね。しかしながら、相変わらずスラスラ読めるし、基本的に根っからの悪人が出てこないので、読後感も爽やかです。内容を忘れないうちに次の巻を読んだ方がよさそうです。『猫弁と少女探偵』大山淳子(講談社文庫)

  • 菩提寺山2023小雪

    暖かい日なのでフユシャクが舞うのを見られるかなと思って行ってきましたが、姿は見えず。まだ早かったかなと思いました。紅葉も終わりかけ、山も静かになりました。頂上では、楓の紅葉が見られました。飯豊山は、真っ白です。標高1000mを超えると積雪、標高500mくらいまでは落葉していました。雷山の宣伝ポスター。熊が多くいる山なので、今年は危険かな?帰りは少し違う道を通りましたが、道の脇に、滾々と湧き出している泉を発見。洗面器ほどの広さですが、そのまま小川となって流れ下っていました。10分くらい下ると、砂防ダムとなっていました。小さな泉も土石流の危険をはらんでいるのですね。昆虫はほとんど見られず。晩秋の山によくいるキチョウが舞っているくらいでした。菩提寺山2023小雪

  • 『戦争で死ぬ、ということ』島本慈子(岩波新書)

    B29の爆撃により、多くの人が犠牲になりました。自分の家族が、バラバラになって消し飛んだり、降ってきたゲル化した油に火がついて焼かれたりした後に、撃墜されたB29のパイロットを捕らえてリンチをしてなぶり殺しにしました。これが、戦争による憎しみの連鎖です。現在でも絶え間なくメディアで報道されている場面ですね。戦争によるグロい死に様や、不条理な死を描写して、こんな死に方をするのは嫌だから戦争反対というスタンスの本になります。子どもの頃から、何冊も読んできているので、食傷気味ではありましたが、憎しみの連鎖がよく書かれていて好感を持てました。『戦争で死ぬ、ということ』島本慈子(岩波新書)

  • 『頭がよくなる思考術』白取春彦(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    頭がよくなるのかは疑問ですが、こうした方が良い的な思考法の本です。書いてあることは、難しい思考術ではなく、人間が普通に生きていれば、年を経るにしたがって身についていくだろう思考の癖のように感じます。こういう本を読むと、成熟した思考の癖を少しだけ加速して身に着けることができるのではないでしょうか。若いうちに身に付けられれば、頭が良いように見えると思います。『頭がよくなる思考術』白取春彦(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 『虹の家のアリス』加納朋子(文春文庫)

    前に読んだ『螺旋階段のアリス』の続編になります。50代で、脱サラし、あこがれの私立探偵になった男と、これまた私立探偵にあこがれて飛び込んできた道楽少女?亜里沙のほのぼのミステリー物語になります。殺人事件系のミステリーを好まないので、わたしが読むミステリー小説は、ほのぼの日常系になってしまいます。加納朋子のアリスシリーズは、2冊で完結となり、これで最後。少女がアリスでいられる短い時に凝縮された時のようで、残念ですが、それはそれでよいと思えるのです。新装版↓も発売されているので、人気はあるようです。『虹の家のアリス』加納朋子(文春文庫)

  • 円を描くカナヘビ

    ヘビと会うと金運が上昇するような気がするのでうれしいのですが、立冬となればみんな冬眠してしまっているでしょう。カナヘビくんは、結構寒くなるまで元気で活動しています。カナヘビは、金蛇ですし、円を描くようなポーズでいると、小銭が入りそうで演技がよさそうです。年末に向けて少し稼いでおきたいところです。円を描くカナヘビ

  • 『こぶしの上のダルマ』南木圭士(文春文庫)

    毎年、秋が深まってくると読みたくなる作家さんです。信州の枯葉の道を行くがごとく、静かに流れる時間を感じることができます。私小説風の短篇が連なって構成されていて、人生でほんの1年程度いっしょに住んでいたおばさん(お婆さん?)のおぼろげな記憶からはじまり、身の回りの些細な出来事を交えながら進んでいきます。そんなことを読んで何が面白いわけでもないですが、一人の人の自分とはまた別な人生を疑似体験できることは、人間の深さを作る上で大切なことだと気づき始めた自分がいます。『こぶしの上のダルマ』南木圭士(文春文庫)

  • アカタテハ ぱたぱた

    山の中のベンチで休んでいたら、アカタテハが周りを飛び回っていました。泊まっては飛び、飛んでは止まり、目の前で、はやく写真を撮ってくれと言わんばかりです。いっぱい撮ったよ~。アカタテハぱたぱた

  • 『じぶん時間を生きる』佐宗邦威(英治出版)

    効率的に時間を使う方法論が書かれたビジネス書が多いですが、この本は、効率的じゃなくていいんじゃない?的な本です。コロナ禍で、生産がストップし、良くも悪くも暇な時間を過ごした中で、考え直したほんとうに豊かな時間の使い方というより哲学が書かれています。効率的に仕事を回すことも重要ですが、余裕を持った生活をすることによって、豊かな時間を過ごすことができるでしょう。他人に合わせた時間の使い方ではなく、自分に合わせて時間を使うのです。まあ、バランス感覚が大事だと言われればそれまでですが。これから、定年になる人にとっても有意義な本だと思いました。『じぶん時間を生きる』佐宗邦威(英治出版)

  • メルカリ10月の結果

    10月のメルカリの売り上げは、64,502円でした。朝の出勤前に窓辺で撮影していたのですが、日が短くなって、平日の朝に撮影することができなくなったので、出品頻度が落ちました。そのため、売り上げが伸びませんでした。あまり、頻繁に発送するのも忙しいので、出品数をセーブしながら、のんびり取り組んでいきたいです。メルカリ10月の結果

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