kanabunkg.hatenablog.jp 角田山(湯の腰コース)2025梅雨
北興化学より株主アンケートの謝礼が届きました。株主優待でもなく謝礼なところがにくいです。北興化学は、たまに予告なくうれしいプレゼントをしてくれます。株を買っただけで、社長から令状が来たのはこの会社だけでした。株価も買った時は500円台でしたが、今は1200円台で、配当金も17円から40円にアップしているので、購入額からの配当利回りが7%超えの優秀な部類に入ります。※投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。北興化学よりアンケートの謝礼
昨今、いろいろなところで話題になるハラスメントですが、その中でも一番わかりやすいのがパワハラですね。上司からはもちろん、同僚、部下からのパワハラもあるとか。やっかいなのが、加害者に自覚がない場合がほとんどで、周りで見ている人も、それをパワハラだと思っていなかったり、賛同したり、容認したりすることです。この本では、パワハラのパターン、加害者になりやすい性格、パワハラを行わないようにするにはどうするかについて、科学的というより統計的に書かれています。特に面白いと思ったのは、放任型上司の危険性について書かれたところでした。パワハラ研修をすると、部下に対してなるべく関わらず自分の仕事を淡々とこなしていれば、パワハラをすることはないだろうと考えている人が多いそうです。しかし、これが一番危険です。パワハラ、いじめを見...『パワハラ上司を科学する』津野香奈美(ちくま新書)
ハコベに似ているのですが、葯(雄しべの先)が黒い塊になっています。ネットで調べたら、同じナデシコ科で、ワダソウとワチガイソウがそのような特徴があると出てきましたが、それらの花びらはハッキリと5枚です。これは、一見10枚に見えるので違うでしょう。どちらかと言うとワダソウに似ています。群落を形成していたので、病気ではなさそうです。謎の花発見!新種か?
4月に入ってから体調が悪く、外出を控えていたのですが、かなり回復したので、脚慣らしに行ってきました。春は新緑を楽しみながら、沢から登ります。ハコベが花盛り。葉わさび。桜の花びらに囲まれたスミレイカリソウ今年は見逃してしまったかと思っていたシュンランも盛りでした。頂上から見る菅名山塊。標高800mくらいから、雪がありそうです。ヤマツツジが1輪だけ咲いていました。スミレ類がたくさん咲いています。ウラシマソウも咲き始めました。低い木は、かなり若葉が茂ってきましたが、大木はまだ芽吹きはじめ。GWが終わるころには、若葉で覆われるでしょう。高立山2025春
このプラモデルの箱を開ける者は、絶望するだろうと思われるほど、呪いのキットであるマケットのT-60です。20年くらい前、ソ連やポーランド、ウクライナなど東欧諸国がプラモデル界に参入し、日本では人気がない珍しい車両を発売して、日本の1部の戦車ファンから歓迎された時期がありました。しかし、それは、開けてはならないパンドラの箱だったのです。日本の製品とは違い、部品の合いは悪いわ(2~3㎜の隙間は当たり前)、説明書に間違いが多いわ、間違いがなくてもよくわからないわ、とにかく、初めから自分で削りだして作った方が楽と言われるくらい手間がかかるものが多かったのです。しかし、手がかかる子ほど可愛いというのもありまして、パパ世代には可愛がられ、あちこちで、完成品を見せ合い苦労自慢をするのが叔父様たちの楽しみでもありました。...【絶望キット】マケットのT-60が形になりそう(1)
スーパーで買い物をして、まっすぐ家に帰ったら、財布がないことに気が付きました。とりあえず、冷蔵庫に入れるものは入れて、車の中を念入りに探してからスーパーに逆戻り。落とすとしたら、駐車場で車に乗るときか、無人レジの会計時に置き忘れたかです。駐車場には落ちていなかったので、無人レジのおばさんに忘れ物が無かったか聞くと、名前を聞かれて、警備員室へ案内されました。無事に財布はもどりました。駐車場に落ちていたのを拾った人が届けてくれたとのこのです。届けてくれたのは何方か不明ですが、大感謝です。財布の中には千円札が1枚と小銭、キャッシュカード2枚、免許証と診察券、1000円カットのスタンプカードくらいしか入っていず、一見、貧しいのですが、同情されたかな?レジに忘れていたら、自分のボケを疑うところでしたが、駐車場ならあ...財布を落としてしまった
シダの新芽が赤くなっていました。寒さと日照の具合で、赤くなることがあるようです。4月に入ってからも寒くなったり、暑くなったり、不安定な天気がつづいたからでしょうか。春の紅葉
戦争が終わって、復興の兆しが見え始めた日本。そこで暮す中産階級の家族の中にも、癒されることがない戦争の傷痕がうずくのです。主人公の真吾は還暦を過ぎ鎌倉から東京の会社に通っているのですが、彼は戦争に行く年齢でもなく、特に戦争の直接の被害を被っていない人間です。彼の妻も同様ですが、息子の修一は帰還兵のため、やや冷めた心を持っています。親子であるにせよ心がどこかよそよそしく理解し合えない状態なのでした。修一の嫁の菊子は、美人で真吾にもなついていますが、彼女は戦争では被害を被らなかった部類の人間です。そして、彼女も、修一とは一緒に暮らしながら心が通じ合っていない状況のようでした。また、修一の浮気相手の女とその同居の女性は、戦争未亡人であり、彼女の友達で真吾の会社の事務員の英子も恋人を戦争で無くしています。彼女たち...『山の音』川端康成(新潮文庫・角川文庫)
ソメイヨシノは散りましたが、タンポポが咲き始めました。家の周りでよくみられるのは帰化植物の西洋タンポポです。日本在来のタンポポと簡単に見分けをつけることができます。つぼみを見ると、つぼみの下にヒラヒラがありますね。これがあるのが西洋タンポポです。開きかけですが、ヒラヒラがあるのが解ります。花が咲いてもありますので、花の付け根をみると西洋タンポポか日本タンポポか一目でわかります。タンポポ盛り
新潟県のB級スポット立石山神社に行ってきました。国道49号線から国道290号線へ入り月岡温泉の方へ進むと右手に丸山と書いた大きな看板が立っているので、その細い道に入ります。春爛漫で、山桜と芽吹き始めた新緑、残雪の五頭山塊をうっとり眺めながら、ひたすら道なりに真っすぐ進みます。丸山集落を抜け、林に入るとすぐに右手に空き地があり、そこが入口です。石段は44段あり、「立石山神社」と「虚空蔵尊」の石立があります。階段の中腹には、狛犬ではなく、虎と牛の像が守っています。丑と寅の方角は鬼門(牛の角とトラ皮のパンツ)なので、鬼門を守る神社なのでしょうか。名物の異形の神々は、階段の下の左側に並んでいます。すごい数で圧巻です。どれも、個性的で、自然石の形を活かしたものや、削ったりつけ足したりしたもの、明らかにきれいに仕上げ...【異形の神々が集う】立石山神社
知り合いから受けた相談です。「有機栽培で、はざかけされた米を送ってくれる人がいるのだが、それがまずくて困っている」と言うのです。有機栽培とは、化学肥料・農薬を使わない農法であり、はざかけとは、天日干しにすることです。一般には、もっとも美味しいと言われる農法×乾燥方法で、一般の米より高価に取引されているのが普通です。それがまずいというのですから、理由があるのでしょう。米を見ると最も考えられる理由が割れ米が多いことでした。お米が割れていると、中のでんぷんが溶けだし、粘りを悪くして格段に味が落ちます。おそらく、それが主要因でしょう。割れ米が発生するのは、収穫時期の遅れ、収穫前の降雨の後の高温、急激な乾燥、過乾燥などが考えられます。一般のお米は、コンバインで刈り取りすぐに乾燥機で水分が15%に調製されて出荷されま...有機栽培米は美味しいか(1)
地頭を鍛える「考える技術」が、副タイトル。表題に独学とありますが、独学とは関係ない内容だったので面喰いました。前半は、本を読むとき、どのように線を引いたり、色をつけたりするのがよいかという学生や学者の本との向き合い方が書かれています。この辺りが独学というタイトルの所以なのでしょうが、独学じゃなくても通用するものです。後半は、対話の仕方についての提言となっていました。この程度のことは、社会人として身に付けておいた方が良いくらいの話です。著者は哲学専攻で、哲学者の悪い癖である簡単なことを難しく表現する内容となっていて、ある程度、勉強している社会人なら自然に身についている程度のことでした。とは言え、高齢なのに身についていない人も多く見かけることも確かですので、新人、中堅、管理職になる節目に確認の意味で読んでも良...『独学の思考法』山野弘樹(講談社現代新書)
『立花隆の最終講義』立花隆(文春新書)-むぎわら日記2025年2月14日の記事でご紹介した本ですが、この中で、どうしても納得できない記述があったので、少し反論してみます。日本を代表する知の巨人に対して意見するとは、置いたりといえども反骨精神うしなわず(笑)ということです。この本の「現代では、文学の世界は映画の世界に完全に負けている」という主張です。理由は、文学は作者ががんばって一人で作り上げるのに対し、映画はシナリオライター、俳優、演出家、カメラマン、美術家など多くの才能が集まって作り上げる総合芸術の世界だからだそうです。ほんとうにそうでしょうか?確かに映画には素晴らしいものも多いですが、つまらないものもたくさんありますし、それは小説にも言えることだと思います。文学は作者一人が作り出すものだというのも違う...知の巨人の足元でキャンキャン吠えてみる。
ゆうパケットポストminiという全国一律160円で配達してくれるサービスがあります。QRコードを読み取り、そのままポストに入れれば配達される便利なものなのです。それを郵便局の前のポストに入れようとしたら、入りません。おかしいなと思って、ポストの口から中をチラッと見ると、郵便物が満タンでした。パケットポストminiをたくさん突っ込んだ人がいたようです。仕方がないので郵便局の受付に頼んできました。このサービスは人気がありますね。郵便ポストが満タン
『山怪 弐 山人が語る不思議な話』田中 康弘(ヤマケイ文庫)
『山怪』の続編となります。山怪に入らなかった余ったネタだろうから、パワーが落ちているのではないか?と怪訝な気持ちで読み始めましたが、そんなことはありませんでした。それどころか、話を引き出す技術が向上していて、不思議なことや怖いことにあったことがないと言う人からも、そういえば……という感じで聞き出しています。そういう話の方がリアリティがあって面白かったりするのです。また、地域によってはタヌキの仕業だったり、キツネの仕業だったり、四国では狗神だったりするのですが、ただの不思議な話で終わってしまう地方もあり、場所による解釈の違いも指摘されていました。酒の席での奇譚語りの域がでないですが、テレビが普及していなかった時代の娯楽を感じさせ、山の中で熾火を見つめ暗闇を背にしながら聞いている雰囲気があって、それ自体が神秘...『山怪弐山人が語る不思議な話』田中康弘(ヤマケイ文庫)
引っ越し先の候補である「はてなブログ」を調べていたら、登録済みであることが発覚。そういえば、昔、新しいコンセプトではじめようとして3日坊主でやめて忘れていたようです。記事も、キッチリ3つで終わっているところが笑えました。ここを復活させれば手間いらずです。Gooブログは、書籍化して1冊だけ作り、本棚にしまってしまって、新しく始めるのも選択肢のひとつかなと思いました。というのも、はてなブログの記事を見ていると、gooより読者を意識したものが多く、個人的なことより一般的な傾向があるように感じたからです。アフリエイトなども意識して、少し文章も練って書くのも自分の上達としては面白いかもしれません。今まで書いた記事を集めてブラッシュアップして掲載するなども良いかなと思います。読んだ本の紹介も、昔読んだ本を詳しく解説す...三日坊主発覚!
先日、ブログの引っ越しは初めてだと書きましたが、他はどうなのだろうと思い数えてみました。リアルな引っ越し回数は、61年生きて7回でした。平均すると9年居座っていますね。一番長く住み続けた場所は、今、住んでいるところで18年です。ちなみに、日本人の平均引っ越し回数は3回程度。一生のうちでは、4回程度引っ越しをするのが平均値のようです。自分は、引っ越ししている方に入りますね。ホームページの引っ越しは、1997年から28年間で5回ですが、複数を運営していたこともあり、1つのホームページで最多は2回です。gooブログは20年やったことになりますが、一番、長居したことになります。なんだかんだ言って、リアルの方が頻繁に引っ越ししていることがわかりました。それに比べるとブログの引っ越しは気が楽でしょう。引っ越し何回?
悪い医師もいれば、当然、怖い患者もいるのです。ちょっと、性格に難がある患者や医師が主人公の短篇集となっています。いや、ちょっとどころではなく、精神異常の範疇だと気づいたときには、物語の終わりに来ているパターンです。作者が現役医師であり、医療現場の描写や、薬剤などの記述がリアルです。久坂部羊の本を読むと、「こんなこと、お医者さんが書いちゃっていいの?」と思うような黒い描写の連続で、しかも首を縦に振りながら読んでしまう説得力。そして、まあ、冗談だよね、と思って本を置けるある種の軽さ。このバランス感覚が、ブラックなユーモアとして、自分の中の悪魔がほくそ笑むのでした。癖になります。『怖い患者』久坂部羊(集英社文庫)
あまりにも評判が良いので、アマプラで視聴。はっきり言って、予告編だけでは、この映画の魅力は伝えられていませんでした。予告編だとあまり面白そうに感じませんが、実際見ると退屈せずに引き込まれます。はじめは、タイムトリップコメディのお約束のお笑いで笑わせてもらえます。最後は少しシリアスに決めますが、最後の落ちもお約束。オーソドックスな時代劇と、タイムトリップものが合体したコメディなのですが、すごいのは、このオーソドックスな作りで退屈させない力です。水戸黄門や桃太郎侍などの型にはまったドラマでも、先が分かっているはずなのに「この先、どうなってしまうのだろう」とハラハラドキドキしながら見てしまうあの楽しさ。これこそが定型の面白さだと見せつけられます。こういう面白さは、ただコピーしただけでは作り出せるものではありませ...【映画】侍タイムトリッパー
いつか、こういう日が来ることはわかっていました。この世は諸行無常。Gooブログ終了宣告です。ここで途切れるのもなんだし、たまに過去を振り返って楽しんでいたこともあり、引っ越して継続していきたいと思います。一応、アメーバブログか、はてなブログが推奨のようですので、よく調べながら引っ越し先を決めたいと思います。とりあえず、しばらくは、淡々と続けていこうと思います。引っ越しせねばなるまい
先週、喉の奥が腫れてなかなか治らないので耳鼻咽喉科にいきました。薬局では、個々の薬の説明も丁寧にしてくれて助かりました。最後に「これでお渡ししてよろしいでしょうか?」と聞かれたので、「せっかく、包んでもらって申し訳ないけど、この薬はいりません」と1剤だけ断りました。理由を説明すると、処方箋を書いた医師に確認の電話を入れてくれて、その薬はキャンセルになりました。この前、行った床屋も、薬局も、最近の店の対応は丁寧で、お客の要望を確実に聞いてくれるので信頼できるところが多くて助かります。いらない薬は断ろう
新潟市の降水確率は10%。ほとんど雨の心配はないはずでしたが、良い雨が降っていました。お花見の予定でしたが、家のベランダからでも無数の桜が見られますので、それですませることに。花見用に作っておいた煮しめも食べちゃいます。あかね(妻)と一緒に、一杯やりながら春アニメを見ると、どれも桜の場面が出てきて、液晶花見もできました。夕方に雨が上がったので、あかねが寿司屋まで歩いて花見をすると言ってきかないのでのんびり散歩です。あんずの花は満開を過ぎていました。花見予定していたところの桜は満開です。桜の花は、枝の付け根に近いところから開きますので、枝の先端の蕾が開くと満開となります。寿司屋に到着。わたしは、昼に食べ過ぎて腹の中に残っている気がするので、鮪のにぎりなどは、あかねにまかせて、珍味で一杯ひっかけました。焼きタ...雨のお花見
『少年たちはなぜ人を殺すのか』 キャロル・アン・デイヴィス(文春新書)
イギリス・アメリカを中心に幼くして殺人を起こした少年・少女たちの事例を列挙し、その後、事件の裁判・報道を分析しながら、今後の社会の在り方を問う内容です。事件の列挙が半分くらいを締めていますが、1日2事例ずつ読もうとしたところ、居たたまれなくなり1事例ずつ読んでいきました。著者の主張は、少年・少女たちが犯行に及ぶのは、幼いころからの虐待・ネグレクト・過干渉が原因であるというものです。確かに、読んでいられないほどの虐待を受けているのですが、時に法廷の場ではそれを無視され、報道の場ではホラービデオやゲームに矛先が向くことに社会の在り方を問います。アメリカ・イギリス圏では、キリスト教の影響か、道具を使った暴力(しつけ)が正当化されているようで、日本人としてはそれだけできつすぎるように感じます。日本の場合は、ネグレ...『少年たちはなぜ人を殺すのか』キャロル・アン・デイヴィス(文春新書)
『魚ビジネス』ながさき一生(クロスメディア・パブリッシング)
「食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める魚の教養」が副タイトル。寿司屋から、鮮魚店、缶詰等加工食品、養殖と天然、細胞培養、うまい魚料理を出す居酒屋の見分け方まで、食べるための魚のトリビアがギッシリ詰まっている食魚の豆知識本になっています。魚は取り方、処理の仕方などから品質・値段が変わることや、新鮮な魚が良いとは限らないことなど面白知識が満載です。角上魚類が売れているわけや、荒巻鮭と、越後村上の塩引き鮭の違いに言及しているところは流石。やけに新潟辺りに詳しいなと思っていたら、筆者は新潟県能町(現:糸魚川市)筒石の漁師の家で生まれ育ったということでした。魚好き(食べる方)の人、これから魚を楽しみたい人は目を通しておいて損はないですね。ちなみに、サバ缶は、製造月が秋冬のもので古いものがおいしいとのこと。秋...『魚ビジネス』ながさき一生(クロスメディア・パブリッシング)
昨年まで4本だったのが、今年から8本になりました。ちょうど、お花見散歩に持っていくのにいいかもしれません。新製品の「晴れ風」おいしいですね。キリンホールディングスより株主優待
昨日、床屋にいきました。仕事をしていたころは、坊主刈りにして3~4ヵ月伸ばして、また坊主刈りにするサイクルで年間散髪料3000円の床屋の敵でした。ほんとうなら冬に散髪すればいいのですが、寒いので伸ばし放題にしていたら、知人に会うたびに、髪を後ろで縛ったらいいとか、オールバックにしたらいいとかいじられるようになりました。山の中で出会った知らないおじいさんに、恐怖のまなざしを向けられて、帰ってから鏡を見てびっくり。作業服を着てタオルを首に巻いてボサボサの髪に野球帽をかぶって、無精ひげの男って、こりゃ浮浪者だ。山の中で、こんなのに会ったら怖いわ(笑)と自分でも思いました。ということで、床屋に行ってきました。料金が1100円→1300円に値上がりしていましたが、担当してくれた店員さんが、誠実のオーラを持った人で、...8ヶ月ぶりの散髪
新潟市の桜も満開が近づいてきました。スーパーに行ったら、鰆(サワラ)が売っていたので、さっそく買って、漬け焼きしてみました。サワラの水揚げは、石川県以西が多く、新潟ではあまりなじみがないのですが、最近は新潟より北でもよく穫れるようになってきたということです。サバより高級感があって、美味しくいただけました。鰆(サワラ)焼いたよ。
インカムゲインが主体の高配当株投資をしていると、NISAの使いにくさがわかります。成長枠という名前からして、高配当株投資を想定していないであろうとこは、察せられます。高配当企業は成長が鈍化し成熟した企業が多いので、政府としては、これから成長していく新興企業に投資してほしいのでしょう。それでも、高配当株は流動性が低く、その分、安定した投資になるので、日本経済としてもメリットがあると思います。そこで提案ですが、NISAの成長枠、余った分を次年度に繰り越せる制度にしてほしい。高配当株投資は、アクティブ投資なので、株価が高い年に買わないようにして、安い年まで繰り越して使用できるようにしてくれると、使いやすくなると思います。NISA使いにくい。
大谷くんって、誰だって?ショウヘイだよ、ショウヘイ。お前も知ってるだろ。あの宮本武蔵張りの二刀流のショウヘイだよ。このリクエストを承諾すると、こうなっちゃうのだろうか?いやいや、フィッシング詐欺のサイトにでも誘導されるのでしょう。Facebookは、詐欺広告が多いデンジャーゾーンになってきているような気がします。なんとなくノリで、デンジャーゾーンDangerzoneオレよゥ、大谷くんと、マブダチになっちまったよォ。
昨日、日本株は大きく下げ、昨夜のアメリカ株に注目していたところですが、関税に対するフェイクニュースが流れたらしく、反落に落ち着いています。いまいち、迫力に欠ける結果となりました。現在、自分のポートフォリオは、新NISA枠-8%旧NISA枠+28%総合+23%程度なので、まだ余裕があります。できれば、来年の初めくらいまで低空飛行で、翌年のNISA枠を使えるとラッキーなのですが。日経先物は反発の予感ですが、少し戻しそうですが、ホワイトハウスの政策が変わらない限りまだまだ予断は許しません。トランプさんは相変わらず。周りからの関税政策への反発が大きくなってきていますが、みんな自分の都合を主張するポジショントークに終始しているようです。狙撃され負傷し、傷を負った老人に、寄り添ってやれる人はいないのでしょうか?ブラックマンデー?
トンネルを抜けるとすぐに、小さな喫茶店の看板がある。左折すると書いてあるが、その道は草が生い茂り轍が微かについているだけのだ。恐る恐る入っていくと、視界が開け海が広がる。そして、岬に建つ喫茶店を発見するのだ。これで経営が成り立つとは思えないが、三本足の犬に案内され店内の入ると、老婦人がコーヒーを入れてくれる。そして、音楽。お客がリクエストしてもいいけれど、老婦人にセレクトさせると、その人に合いそうな曲をかけてくれるのだ。壁に掛けられている岬から見える海にかかる虹の絵が、この店の存在の理由のようだ。現代版、迷い家とも言えるその喫茶店を訪れる人たちの様々なドラマを描いた連作短編集となっています。訪れる人たちは、何かを抱え、何かを降ろし、何かを得て去っていく。それを自然体で持てなす老婦人と三本足の犬は、ここで何...『虹の岬の喫茶店』森沢明夫(幻冬舎文庫)
本日、新潟市のソメイヨシノの開花宣言が出されました。平年より2日早いそうです。見ごろは来週末くらいでしょうか。なんとか、作成が、間に合いました。小型、低速、軽武装、低コストだけど、使いやすい駆逐艦です。大型、高速、重武装の駆逐艦を目指していた日本ですが、こちらの方が正解だったようです。「初春」→「春風」→「桜」ときましたが、次は何を作ろうかな。開花を待ちながら「桜」を作る(完成)
関税処置が市場の予測より大きかったので、アメリカのバブルがはじけ、全世界に波及しているようです。自分の資産を見てみると、含み益が3割くらい減ってました。新NISA積み立て枠の全世界株式に含み損がでていたので、新NISAから始めた人はおどろいていることでしょう。同時に積み立てている新興国株式は含み益が残っているので、こういうときの資源国は強いですね。自由貿易を捨てたアメリカが落ちるのは、誰にでもわかっていましたが、捨て幅が大きすぎましたね。アメリカの政策がこのままいけば、各国の脱アメリカの体制が整うまで下げのトレンドかなと思います。落ちるナイフは拾うな。バウンドしてからでも遅くはない。ひさしぶりに、刺激がある出来事で、面白くなってきましたね。トランプ関税ショック
子どもの頃、児島襄著の『太平洋戦争(上)(下)』(中公新書)を愛読していて、その中で、駆逐艦「野分」がたびたび登場して活躍する印象が残っていました。駆逐艦は、最前線で絶えず活動しており、大局にさえ影響を与えていたことになります。この本を手に取ったのは、そんな「野分」の活躍を読みたかったのですが、そうとはなりませんでした。筆者が野分に乗ったのは、1年にも満たない期間で、太平洋戦争も終盤です。従って、戦争前半の華々しい活躍は、さーっと流されて、後半の苦闘の部分が多く描かれていました。また、人事に対する記述が多く、乗組員中心の話になっています。戦争中とはいえ、めまぐるしく人事が行われていたことに驚きました。生き残るには、ここでの運が大きく関与していたのです。そんな中で、トラック島より引き上げるとき、スプールアン...『駆逐艦「野分」物語』佐藤清夫(光人社NF文庫)
新潟県を中心に、秋田県南部、山形県、福島県西部、長野県北部に分布する大型の寒葵(カンアオイ)。大きいけど地味であるが、春、真っ先に咲き始めるので、冬枯れの山歩きで見つけるとハッピーになる花である。地面に置かれるように咲くが、ダンゴムシやヤスデなど地虫による受粉が目的なのでしょう。雪が溶けだすと、葉っぱが見えてきて、頑張って花を咲かせる準備に入ります。いつもは、地面にへたっているような印象ですが、このときだけは逞しさを感じます。コシノカンアオイ
桜の開花を待ちながら、駆逐艦「桜」を作ります。「桜」は、松型駆逐艦の13番艦になります。松型駆逐艦は、皆、植物の名前が付けられていて、32隻(橘型含む)作られました。それまでの標準的な駆逐艦より、武装は5割減、速力は2割減と性能を低下させていますが、小型で量産向き、戦時急造艦として重宝されました。なんと言っても、対空兵装と対潜水艦兵器は、それまでの駆逐艦を上回り、現場のニーズにあった性能を持っていました。弱いけど使いやすい駆逐艦として、活躍しています。開花を待ちながら「桜」を作る(1)
つる性の植物に締め上げられて育った枝。つる性の植物が、何らかの理由で枯れてしまったのでしょうか。こちらは、その逆で、縛り上げていた植物が喪失したのか、何もない空間をぐるぐるしてます。縛り縛られの関係は、植物界でも長続きしないのかな。ぐるぐる
小野さん、完成しましたよ。バランスが取れ、かつ余裕がある設計、中の人間が操作しやすそうなレイアウトなど、三号戦車の魅力が伝わってくるキットです。30年前、購入からやっと完成。ご冥福をお祈りしますといきたいところですが、ここは、最新の量子物理学に則って、「ゼロポイントフィールドで会いましょう」としておきましょう。三号戦車H型(追悼作成)完成
江戸川乱歩賞(賞金1000万円)の受賞作家として期待して読みました。インドネシアの密林に飛行機が墜落して、アニマルセラピーの研究者の女性(主人公)が一人だけ投げ出され生き残ります。それを治療したのが、ジャングルの中で放浪する種族で、不思議な歌を歌う少女の癒しの力でした。その謎を追うのが主人公と、製薬会社の元同僚の男と、アメリカから派遣されたというカトリック神父、そして、有名雑誌の記者の4人組です。一方、町では吸血鬼の殺し方、首を切断し足元に置き、心臓に聖なる木の杭を打ち込む猟奇殺人が起きており、それを追う2人の刑事が物語の中心です。謎が謎を呼び、アクションも十分に楽しめましたが、読後感がB級アクション映画を見終わったような物足りなさを感じました。むしろ、なぜ、物足りないのか分析することで、物語作成に大切な...『真夜中の神話』真保裕一(文春文庫)
2025年の第1四半期(1~3月)配当金額は、日本資産より99,808円海外資産より118,441円合計218,249円でした。四半期で一番少なくなる時期ですが、1ヶ月当7万円越えなのでまあまあかと思います。今年から、配当された米ドルは、すぐに日本円に換えて、円建てで投資することにしました。外国資産へ投資できる良い投資信託が充実してきたので、ドルで持っている必要性が薄れてきたからです。加えて、ニチリンとインテージホールディングスからQUOカード(1000+500)を頂いています。証券会社から、強く言われていたセキュリティー認証強化を実施しました。自分は、そんなのに引っかからない自信があるのですが、そういう人だけが引っかかるのが事実。引っかかると思っていれば引っかかりませんもんね(笑)。2025年第1四半期の配当金
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引っ越し圧力が、日に日に強くなってきていますので、本格的にはてなブログへ移行しようと思います。最後は、わたしが好きなサン・テグジュペリの言葉から。歩みだけが重要である。歩みこそ、持続するものであって、目的地ではないからである。旅人はあたかも目的地がなにか意味を持つかのように、峰から峰へと道をたどるが、目的地とはそのようなとき、旅人のいだく幻想にすぎない。また同様に、在るものを受け入れることなしには、進歩前進なるものは存在しない。そして、おまえはつねに、この在るものから出発するのだ。gooブログを始めたのは2005年、丁度、糸魚川市から新潟市へ引っ越したころでした。それから、マンションを購入し、ずっと新潟市に住んでいます。2024年3月に定年退職したこともあり、新潟市に住んでから退職するまでの約20年間を記...gooブログから移行します
すぐに結果がほしい。今の快楽が先の快楽より大切。今の1万円が、10年後の10万円よりほしい。こういう気持ちが先延ばしの原因だったとは、目から鱗でした。人間は、今すぐ得られる快感のために、将来の利益を棒に振り、将来の不利益を甘受するのです。例えば、締め切りまで期間がある仕事を早めに取り掛かるより、友達と遊びに行くことを優先してしまいます。朝一、仕事に取り掛かれば余裕を持てるのに、メールをチェックしてしまいます。そして、締め切りギリギリに仕事に取り掛かり、不満足な仕上がりになってしまうのが常なのです。先延ばしとの戦いは人類の脳の構造上しかたのないことで、原始時代には目の前に生っている果実をすぐに食べなければ他の人や動物に食べられてしまいます。先のことを考えるより、すぐに食べてしまった方が生き残りに有利だったの...『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』ピアーズ・スティール(CEメディアハウス)
今年も半分終わります。半年間の配当金等の集計がでましたのでご報告します。国内資産より370,336円海外資産より278,067円合計648,403円海外資産からの割合が少なくなっているのは、ドル安傾向であることと、為替リスクを抑えるため国内株式・債券への投資に重点を置いていたことによります。年齢とともにリスクを抑える方向へシフトしていきます。ついに、1ヶ月当たり10万円を突破することが出来ました。急激なドル安がなければ、年間を通じ維持できそうです。Gooブログ最後の集計になるときに大台達成は運命的なものを感じます。配当金等結果(2025年1~6月)
田んぼの畔などに良く咲いていますが、河川敷公園でも見かけます。これが咲き始めると、本格的な梅雨の始まりです。右巻きと左巻きは1:1だと言われているようで、遺伝は関係ないようです。実は、巻いていないネジバナを見つけたことがあり、写真を撮ったけどピンボケで、それ以来、探してもみつけられないでいます。ねじれていないネジバナ
SBI-SBI・S・国高配当株式ファンド(年4回決算型)の初分配金が出ました。10,000口当たり62円ということで、意外と少なかったと感じています。1~3月の配当金は1年を通じてもっとも少なくなる傾向が高いことから、今後の増配に期待です。ライバルとなる楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は70円でした。同じところに投資しているのに、この違いはどこから来るのかと言いますと、調整準備金から配当を出しているかいないかです。SBIは出していない、楽天はだしているということです。楽天は、タコ足分配を含んでいるということになります。タコ足の部分には税金がかかりませんので、あまり関係ないように思われますが、NISA枠で買っていると無税の恩恵がなく、しかも、その分を戻そうとして買い増しすると新たにN...SBI-SBI・S・国高配当株式ファンド(年4回決算型)初分配金
公園の紫陽花が見ごろになってきました。咲きかけも味があります。紫陽花の花の色は、土壌のPHによって変わり、赤ならアルカリ性、青なら酸性だそうで、天然のリトマス試験紙みたいおもしろいですね。日本は雨が多く、ほとんどの土壌が酸性に傾きやすいと言われており、何もしなければ赤系統のあじさいは珍しいと考えられます。紫陽花が見ごろ
派手な黄色ですが、それでいて上品に見えるのは、丸く控えめな花弁につつましさが感じられるからでしょうか。都草の都が京を差すのか差さぬのか。戦国の昔、大阪城の周辺にも咲いていて、淀君が愛したので淀君草とも呼ばれているようです。家の隣の公園に咲き始めたと思ったら、草刈部隊に刈られてしまい、また再生して、咲き誇っています。雨上がりにモンキチョウもやってきて蜜を吸ってますね。真上から見ると、円を描くように花が配置されていることがわかります。見れば見るほど、味わい深い花です。淀君が愛したミヤコグサ
雨が上がったので、散歩に出てみるとシジミチョウが花から花へ飛び回っていました。よく見ると、ツバメシジミのようです。ツバメシジミは、後ろ羽にチョッとだけ雫のような突起があります。かわいい😌雨上がりのツバメシジミ
今年もやってくれました。Amazonunlimited3ヵ月無料サービス。Amazonunlimitedとは、電子書籍500万冊を1ヶ月980円で読めるサービスなのですが、Amazonプライムディに合わせて、お試し期間として3ヵ月無料で楽しめます。7月14日までに申し込むと、その日から3ヵ月無料で利用でき、解約しておくと、3ヵ月後にくる最終日に借りていた書籍が端末から削除されるしくみです。毎年、利用させていただいて、その3ヵ月は、紙の本を封印し、Amazonunlimitedのみで読書を楽しんでいます。1ヶ月10冊ペースで30冊が目標です。Amazonunlimited3ヵ月無料期間
第一生命の株主優待である「QOLism(キュオリズム)」アプリを使って、ポイントをためているのですが、前年度は5月末でおしまいで、6月からは新年度となるようです。余ったポイントは無効になってしまい繰り越しができないルールみたいです。1460ポイント貯まりましたので、1400ポイント分をamazonギフト券1400円分に交換しました。上限の2000ポイントまで行けませんでしたが、冬になってから使い始めたので、半年分しか活用していませんし、日本海側の冬の気候では歩数確保がいかんともし難い。今年の上限は2500ポイントだそうで、真面目に健康増進に取り組んでいきたいと思います。「QOLism(キュオリズム)」ポイント更新
定年退職時のあいさつのときに、もしかしたら、「読書に、おすすめ本は何ですか」という質問がでるかもしれないと思い、回答を準備してありました。残念ながら、そのような質問はありませんでしたので、胸の中にしまっていたのですが、市役所から所得税の請求が来て、ふと思い出しました。3冊、おすすめ本を考えていたのですが、何を候補にあげていたのが思い出せず「こりゃ、まずい」と思って、読書記録のフォルダをひっくり返し、なんとか思い出すことに成功しました。Gooブログのサービスも終了するし、もうホトボリも冷めただろうと思ってメモしておきます。『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』ハンス・ロスリング(日経BP社)世界的大ベストセラーで、オバマ大統領が絶賛し、ビルゲイツが出身大学の卒業生の希望者全員に配布したと言う名著。統...退職前に言い残したこと
市役所から市民税の請求がきた~っ!わし、無職なんだけど……去年、一昨年までの給料分の市民税も収めたのですが。よく見ると、昨年の1~3月の給料分の市民税でした。むにゅ~、今年は納めなくて良いと思っていたのにおどろきです。4分割の振込用紙が同封されていましたが、うっかり忘れて滞納だとか言われるのも嫌なので、一括して納めたいところです。でも、利子がもったいないし……こんなことで悩むのもタイパ悪すぎでしょ。それを考えたら、一括じゃな。なに!所得税を納めろだと!
退職して自由時間が増えたので、たくさん見るかなと思ったけど、最後まで見たのは3本だけと、普通とあまり変わりありませんでした。「鬼滅の刃柱稽古編」刀鍛冶の里編が、敵方の鬼の魅力が弱くて中だるみしたことと、稽古編ということで鬼との戦いが無く盛り上がりに欠けるかと心配していたのですが、最後の最後に最高に盛り上げてくれました。しかし、あの終わり方は、鬼滅の刃だから許される鬼畜っぷりで、踊り出したいくらいでしたね。「転生したらスライムだった件3期」ちょっと、安定しすぎていて退屈なシーンが多かったのが残念でした。しかし、夏も続けて放映のようなので、これから盛り上がるかもしれません。もう、まったりテンペストが発展していくのを見ていくだけになるのかしら?「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」特におすす...2024春アニメ
素人は戦略を語り、玄人は兵站を語ると言いますが、陸上自衛隊元陸将が書いた本なので完全な玄人本になります。著者は、兵站を分析する上で、6つのキーを使って語ると主張します。すなわち、「兵站を心臓・血管・血液・細胞などの譬えで説明する」「内線作戦と外線作戦」「マハンのシーパワーの戦略理論と兵站」「ケネス・ボールディングの『力(戦力)の逓減理論』」「作戦正面の長さ・面積と兵站の関係」「地政学と兵站」です。それに従って、第二次世界大戦から朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、コロナ戦争と語られて行きます。これに従って、本には書いていませんが、ウクライナ戦争を分析してみましょう。「兵站を心臓・血管・血液・細胞などの譬えで説明する」心臓……ウクライナ(小)、ロシア(大)ですが、ウクライナはNATOやその他の諸国からも補給を...『兵站』福山隆(扶桑社)
昔ながらの古本屋があると知ったので、寺尾駅まで自転車で行ってきました。寺尾駅がある越後線は、新潟砂丘の天辺に沿って走っているので、近くまで行ってから、砂丘を登る必要があります。東京の住んでいた時のことを思い出すなぁ。あのころは、二十歳前後だったから、急坂でも平地と変わらず登れたけど、今だって山登りしているから平地と変わらないのだ。砂丘の路地は、行き止まりなどもたくさんあって、迷路のようでした。駅に着いたが発見できず。駅からの眺めは、かなりの絶景。あった、あった。すぐ脇にありました。真ん前を通って駐輪場へ自転車を止めたけど気が付きませんでした。どうどうとした店構えです。中に入ると、文庫や漫画が中心でビッシリと本が並んでいました。5万冊の品ぞろえと書いてありました。ブックオフなどより、古い本が多く、大手の古本...のせ書店
毎年、恒例になったサービスなので、このときに合わせて、本を読み終えています。1ヶ月10冊読めるので、30冊を無料で読めることになります。漫画も読めますが、わたしは読まないので活字本だけ30冊ですね。さっそく、今日から始めました。とりあえず帚木蓬生の『襲来』をダウンロードしました。あとは、箸休めに『書く瞑想』『仕事選びのアートとサイエンス』という本もダウンロード。絶えず、3冊を読みながら、10月3日まで30冊読みたいです。amazonプライム特権で、KindleUnlimited3ヵ月無料
梅雨時になると、毎年のように読んでしまう作家さん。日本からフランスの川に浮かぶ船を借りて、その中で生活する主人公の男の話?「?」が付いているのは、ストーリーらしきものを感じないから。船の中には、大家が残したレコードや本がたくさんあって、それを読んだり聞いたり、昔、読んだ話を思い出したりしながら、日々を過ごしています。たまに訪れる郵便配達の男や、大家の老人、近くに住んでいるらしい子供などと、とりとめもない会話をしながら、日本の友人から送られてくるファックスなどを交え、燃料が空で動かない船の上で暮らしているだけです。舟が係留されている河岸の方は見えますが、対岸に行くことはないので、川側の船の姿を見たことがないので、住んでいても全体像を把握していないと彼は思います。なんとなく退職後の自分の姿に重なってしまって、...『河岸忘日抄』堀江敏幸(新潮文庫)
売上100万円を超えることができました。かなり本棚も空スペースができてきたように思います。あと1年くらいで、家庭内鉱山も掘りつくしてしうと思うので、ハンドメイドを軌道に乗せないとキャッシュフローとしてあてにできなくなります。ハンドメイドを始めると確定申告をしないといけなくなるのですが、そういう悩みになるくらい売れてからかんがえることにします。メルカリはじめて1年が経ちました。
健康本のアプローチは、「〇〇をすればやせる!」等、改善方法が単純化されているパターンが多いですが、この本は「遺伝的に考えて対処法を考えれば体調は最高になる」という原因の方が単純化されていることがミソです。狩猟時代の生活に適応するように遺伝子がプログラムされているので、生活自体をそこへ近づけようというアプローチになります。とは言え、キャンプをしたり、毛皮を着て町を歩くわけではなく、腸内細菌を整え、食物繊維を摂取したりします。その際、サプリを使用することもOKなのです。現代の都市型生活の中で、狩猟時代にプログラムされた遺伝子に合わせた食生活や運動をどうするかを考えていく内容となります。他の健康本とやることは同じですが、根本の考え方をシンプルにしてくれるのが本書です。そのため、応用が効きやすく、自分で考えていけ...『最高の体調』鈴木祐(クロスメディア・パブリッシング)
定年退職から3ヵ月、ボケっと暮らしております。無職生活の貴重な資金源である株式等からの配当(1~6月分)です。¥建資産より296,259円$建資産より250,631円(1,670.87ドル×150円)合計546,890円年間100万円の配当を見込んでいましたが、目途がたちました。少し多くなってますけど、インフレ分がちゃんと乗っているところが給料とはちがうところです。頭が痛いのが新NISA枠がうめられないことです。一応、積み立て枠だけ、全世界株式を中心につかっています。特定口座から新NISAの生長枠に移したいのだけど、ほとんどの銘柄が大きな含み益を抱えていて、移すと税金がドバッと、とられてしまいます。暴落をじっくり待ちながら、チャンスをうかがっていきます。退職金や、財形など、キャッシュが膨らんでいます。しか...高配当株投資の結果(2024年1~6月)
葉の上をデジタルな動きでチョコチョコと動いていて、まるでハエトリグモのように見えました。クモにしては派手だなと思って、よく見てみると蛾の一種のようです。オオナミモンマダラハマキと言う蛾です。ハエトリグモに擬態しているとのことですが、自分が捕食者であったら、蛾よりハエトリグモの方を食べたい気がします。擬態と言うより、動きで天敵を避けているのかもしれません。しかし、それにしては色と良い、模様と良い、派手で目立っています。チョコチョコ動き回るオオナミモンマダラハマキ
緋色のきのこ。落ちたサクラの枯れ枝から生えていました。不食のキノコだけど、赤色の染め物に使えるそうです。ヒイロタケ
木陰が多く、道のりは長いが、標高差が小さいコースにて森林浴してきました。梅雨に入り、蚊が出てきましたね。駐車場で靴を変えていると、さっそく襲撃されたので、速やかに撃墜しました。今年の初撃墜になります。オオバギボウシの花が見頃です。アジサイも良く咲いています。ムラサキシキブも咲き始めています。ザトウムシにも会いましたが、タカラダニにたかられていました。宝、宝で縁起がいい?キモイけど……佐渡島が近く見えます。梅雨前線の北側なので、それほど気温が上がらず快適でした。田んぼは、水稲の最高分げつ期を迎え、緑が濃いですね。豊作の予感。観られた花オオバギボウシ、ホタルブクロ、トラノオ、トリアシショウマ、アヤメ、ウツボグサ、ムラサキシキブ等クガイソウ(つぼみ)角田山(五ケ峠コース)2024梅雨
「元朝日新聞の名物・名文記者の文章技巧25発」という振れこみの本ですが、そんなに甘い本ではありませんでした。著者は、現在、九州に住み、農業と狩猟をしながら文筆業をしており、訪ねてくる記者を対象に文章塾(酒を飲んで語り合うような)を開いている面白いおじさん(と言っても、同い年だ)です。技術については、同感と思うことがほとんどでしたが、何せ、この著者はプロフェッショナル中のプロなので、熱量が違います。とても、アマチュアのブログ書きの冷めた情熱とは比べ物になりません。はじめは、在り来たりの技術論ですが、だんだん熱くなってきて、生きることは書くことだ調になるところは、手塚治虫の『漫画の描き方』を彷彿とさせます。その辺の文章の書き方のハウツウ本より、熱量がある分、これ一冊で十分な気がします。プロの書き手や、アマチュ...『三行で撃つ』近藤康太郎(CCCメディアハウス)
詩人、写真家の銀色夏生の初めての物語集。様々な物語が載っていますが、自由奔放に書かれたライトな物語という感じがしました。セリフが多いので、すぐ読み終えてしまいます。小説家なら、こう書かないだろうという文章が多々ありましたが、そこが詩人の自由さなのでしょう。新鮮な感覚を学ばせてもらいました。『夕方らせん』銀色夏生(新潮文庫)
5年ぶりに第二期が作成されるそうです。5年前に観て、それから無料で観れるところが無くなったので、ずっと見たくても我慢していたのですが、amazonプライムビデオで見られるようになりました。うれしくて、通しで見てしまいました。一言で言えば、電脳世界でサバイバルゲームをする話です。ソードアートオンラインのサイドストーリーになりますが、メインとの大きな違いは、キャラクターのリアルとアバターのギャップが激しいことですね。主人公のちっこい女の子のリアルの姿は、背が高いことにコンプレックスを持っている女子大生です。ゴリラ女のボスが率いるアマゾネスチームのメンバーのリアルは、新体操部の女子高生たちだったりします。狂った女のピトさんや、その臣下のMさんの正体は、ネタバレになるのでふせますが、かなり笑える展開となりました。...ガンゲイルオンライン(アニメ)第二期
愛や友情、その正体を科学的に明示させるのが本書です。実際の戦争でも壊滅した部隊の最後の生き残りの兵士が、負傷した戦友を助けるため捨て身の戦いを繰り広げる場面があります。彼らに共通するものは何なのでしょうか?このような自己犠牲による利他的行為は、生物学の基礎である利己的な遺伝子と矛盾することなく説明されています。利他的な友情とは、遺伝的に我々にプログラムされた遺伝子の中にあるのです。人間は、親しい友人の中に、もう一人の自分を見出しているのです。それは自己の拡大により、他人を自分の一部と認識しているときにおこる現象です。そのことによって、人は他人に必要とされなけらば生きていけない生物なのです。人は一人では生きられないとありますが、人に助けてもらわないと生きられないという意味の他にも、他人を助けないと生きていけ...『残酷すぎる人間法則』エリック・バーカー(飛鳥新社)
三日月堂シリーズの本編完結巻になります。三日月堂の経営も軌道に乗り始め、新しい段階(本の印刷)に踏み出す時が刻々と近づいていきます。学生時代、文学賞を受賞したことをきっかけに筆を置いた古本屋の店主の前に、学生時代の文芸部の仲間が訪ねてきます。そして、本を作ることになるのですが、店主さんには時間(余命)が限られていたのです。活版印刷で本を刷るには、三日月堂の他の業務を休止するくらいの覚悟がいるのでした。もう一段階、経営業務のステップアップを余儀なくされていく三日月堂と、それを支える人たちの進化が見どころとなります。物を作ること、創作することの静かな熱を感じられる物語も一旦これで終了となります。『活版印刷三日月堂雲の日記帳』ほしおさなえ(ポプラ文庫)
真っ黒い虫がいたので、写真をグーグルの画像検索を掛けたら、一発でタマムシの一種だと判明しました。角度を変えると色とりどりに変わっていく色彩をタマムシ色と言いますが、このタマムシは、真っ黒です。タマムシにも真っすぐに筋の通ったやつもおるんやなぁ。クロナガタマムシ
梅雨入り前の爽やかな晴れの日、鳥の声に誘われるように里山を歩いてきました。平年なら、梅雨入りしていている時期ですが、今年はまだ先のようです。アジサイは、きれいに咲いています。桑の実も熟し、トラノオ、ムラサキシキブの花も咲き始めています。マタタビの花も散り始め、わたしがネコなら酩酊してしまいそうなくらい香ってました。観音堂まで足を延ばしましたが、新潟平野は、緑一色です。田んぼは、有効分げつ終止期となり、中干しの真っ最中です。ウツボグサの花も咲いていました。他は、アクシバ、トリアシショウマなどが見頃です。途中で、アナグマさんに出会えたのですが、写真を撮る前に藪の中ににげられちゃいました。梅雨入り遅れの乾燥で蚊もいませんでしたが、スズメバチと何回か遭遇しました。今週末には梅雨入りかな?角田山(五倫石~山の神)2024初夏
ハウルの動く城シリーズ最終巻となります。主人公の女の子が、病気で入院する魔法使いのお爺ちゃんの家に留守番に行くところから物語が始まります。お爺ちゃんの家は時空が曲がっていて、どこに行くかの手順がややこしくいろいろ苦労する話が続きます。ハッキリ言って、かなり退屈でした。しかし、中盤以降、ソフィー、ハウル、カルシファーの面々がでてくると、アクションシーンが多くなり引き付けられました。ついに、「動く城」が本領を発揮します。巨体を動かして悪を追い詰めます。カルシファーが大活躍するので、好きな人は必読です。主人公の周りにいたキャラクターの意外な正体が明かされていくのは、前作のパターンと同じです。この辺は、外見や先入観にだまされないようにという教訓話なのでしょうか。軽いファンタジーものなので、娯楽として楽しめる良作と...『ハウルの動く城3』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(徳間文庫)
こんな題名の本を誰が読みたがるのだろう?Amazonの評価を見ると165個もついているし、わたしが持っている文庫本は、3年間で12刷を数えているから、純文学としてはかなり売れている本となります。内容は、主人公の刑務官の青年と、18歳になったばかりで殺人を犯し死刑判決を受けた少年の交流を中心に、心の揺れを描きます。主人公の青年も、孤児であり、孤児院の仲間である青年の自殺や、恋人だった女の結婚宣言などに心が揺れます。気のいい囚人を手心を加えて仮釈放を促しますが、その囚人がすぐに強姦事件を起こし、常習犯だったことを知ります。そのような複雑な状況を抱えながら、葛藤を感じる主人公ですが、中村作品の独特の絶望の中に熾火のように燃える生きるエネルギーが事態をほんの少し動かすのです。梅雨時に読むのも良いかなと思える作品で...『何もかも憂鬱な夜に』中村文則(集英社文庫)