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猫とビターチョコレート https://dadacat.net/blog/

母は要介護4、父は要介護2、妹は重度障害者。シングル在宅介護をしながらも、私の仕事は介護士で、職場は訪問介護とデイサービス。寝ても覚めても介護な人生。家族と事業所、どっちのキモチも分かってしまう板挟み。なにはともあれ楽しくやるよー!

「在宅介護しながら自分の人生を生きる」を目標にするブログです。 本業は介護士、ときどき作家。2018年、たかはたゆきこの名前で「おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する 」(雷鳥社)を出版。第4回斎藤茂太賞受賞。

だだ(たかはたゆきこ)
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2017/03/30

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  • 怒れる猫

    猫のことをあまりよく知らない人たちは、猫はツンツンしているとか、冷たいなどというけれど。全然そんなことはない。少なくとも我が家の猫たちは感情表現が豊かだ。そのうえよくしゃべる。サンジもシシィも、うちのオヤジなんかよりずっと多弁。朝はちゃんと

  • 介護が終わったときに紙オムツ余り問題

    介護が終わったという方からリハパンを頂いた。「まだ1枚しか使ってないから、もったいなくて!」ありがたい。本当にありがたい。うちは2人ともリハパン使用なので紙パンツ代が途方もないのだ。こういうことはちょくちょくある。介護って、突然始まるけど、

  • レトルトカレーの選び方

    昼ごはんにレトルトカレーを食べようと思った。それでオヤジをスーパーへ連れていき、「どれにする?」と選んでもらおうとしたら、オヤジは絶句した。レトルトカレーも種類がめちゃくちゃ増えたので困ってしまったようだ。そこで私はオヤジが好みそうなものを

  • 燃え尽きたオヤジ

    オヤジは努力することが苦手だ。必要に迫られるから仕事はなんとかやってたみたいだけど、向上心をもって学んだり、コツコツ頑張ることができない。昔からそういう性格なのだそうだ。だから「健康のために」「体のために」といわれてもピンとこない。「このま

  • 十年一日

    昨日、前職の先輩にお会いした。なんと10年ぶりの再会!お互いこの10年は介護に追われて、いろんなことがありすぎて、会うチャンスがなかったのだ。とっても嬉しくて、調子にのっていっぱい話した。ぺらぺらしゃべった。普段は話さないようなことまで話し

  • 我が家的「いい夫婦」

    今日は「いい夫婦の日」だそうで。世間的には「会話の多い夫婦ほど円満である」といわれているが、なんとか離婚をまぬがれている我が両親にはおよそ会話というものはない。高次脳の母はとぼけた話ばかりしているし、オヤジはまるで口をきかない。「おとうさん

  • 今日を生きた証

    先日はじめた両親の日記はなんとかまだ続いている。日記がめんどうくさくなる理由の一つは「何を書けばいいのかわからない」ということだ。母などは「だって今日は何もしてないもん。『退屈な一日だった』終わり!」という。オヤジは黙ってノートを見つめてい

  • 紅葉が美しい

    職場のデイサービスで紅葉をみにいった。ご近所のただの並木道が、秋の日ざしに照り輝いていた。赤や黄色やオレンジや・・・目もくらむほどに美しかった。「わあ、すごい色!あれみて!」「きれいやなあ」「なんときれいな!」利用者さんたちは口々に感嘆した

  • 健康診断にひっかかって再検査

    健康診断にひっかかった。生まれて初めてのことだから「おっ!」と驚いた。「いよいよ私もそんなトシになったか!」といってもコレステロール値とかじゃなくて。『肺のレントゲンで影が写ったので再検査を受けてください』とのこと。再検査のために仕事を休ま

  • 映画『すずめの戸締り』

    母がどうしても見たいというので行ってきた。映画館にいってきた!以前はよく見に来てたんだけど、コロナ渦だったのとつい面倒になってたのとで足が遠のいていたのだ。前にきたときは、車いす席と介助者席とが通路をはさんで離れていたが、今日は「車椅子の隣

  • オヤジ、日記を書く

    急速に衰えていくオヤジをなんとか留めておこうと、朝の散歩を始めた。そしてもう一つ、始めたことがある。日記を書くことだ。オヤジはもともと言語能力が低い。話すことも書くことも極端に苦手である。そのうえに左脳の脳梗塞をやらかしたもんだから、言語野

  • 人も野菜も、自然のもの

    日曜に冷たい雨が降った。朝からどんよりとして起きにくい。前の晩から眠れなくて変な夢ばかりみて。今日は何もしたくない。ちょっと体調が悪いのかな。寒さのせいか。気圧のせいか。雨のせいか。一日中ぼーっとしていた。一夜明けてもまだぼんやりが抜けなく

  • オヤジの散歩

    母は毎日猫をだっこして眠るが、実は犬派である。子供の頃からずっと犬がいる生活を送ってきた。「死ぬまでにもう一度犬と一緒に暮らしたい」私も犬は大好きで、一緒に暮らしたいという母の希望を叶えてあげたい。毎朝、犬と散歩にいくことにちょっとあこがれ

  • 「また行きましょう」

    職場のデイの利用者さんたちが待ち焦がれていた「明日」。おでかけイベントの日だ。皆さんちょっとおしゃれをして。いつもよりちょっといい服を着て。イヤリングなんかつけてきて。みんなで車にのってカフェへ行き、ランチを食べた。そしてコーヒーとケーキも

  • 「明日が、楽しみ」

    「Kさん、明日のこと、すごく楽しみにしてるんだって。娘さんがそう言ってた」同僚が弾んだ声で教えてくれた。「えっ、Kさんが?」「そうよ、口では『あんまり行きとうない』とか、嫌々つきあってるふうに言うくせにね。内心すっごく嬉しいみたいで、家では

  • 幸せを引き寄せるメモ

    掃除をしていたら引き出しの奥から古いメモを見つけた。カレンダーの裏書、メモというよりもただの走り書きだ。日付は・・・2015年1月29日。「ああ!あれか!」思わず声がでた。・母が左手でバイオリンをつかんだ!・母の肘があがった!・私はサードポ

  • 皆既月蝕

    「今夜は皆既月食ですよ」とお知らせすると、心を病んで部屋に引きこもっている利用者さんが、ふっと顔をあげて「うちのベランダからはお月さんがよう見えるんや」とつぶやいた。そして「どや、晴れとるか」と、久しく締め切っていた掃き出し窓を開けたんだ。

  • 介護保険サービス、使ってるよ!

    朝はなかなか戦争です。オヤジの黄色い池がなかったとしても、必ず毎日、なんかある。まず母が起きない。ぜんぜん起きない。どうしても起きない。今日はデイのある日だから起きて!って言ったら「行きたくない」と返ってくる。「ずーっとお布団で寝ていたい」

  • 散歩が難しくなってきた

    いい天気だ。絶好の秋晴れ。こんな陽気はきっと今だけ。そう思って、両親を散歩に連れていった。いつもは渋るオヤジも珍しくついてきた。「いつもの公園へ行こう」途中でお昼を買って、公園で食べよう。歩きだした散歩道。黄金色の並木道。家から公園まで、私

  • 自分の楽しみをあきらめた理由

    先日、利用者さんに「怠惰です」と言われてしまったとおり。私はさぼっていた。手を抜きまくっていた。家の介護も。介護ブログを書くことも。最低限にしておこうと、逃げていた。なんだかちょっと疲れてしまっていたのだ、介護というものに。本格的に追い詰め

  • リュックを背負って

    両親がそろってショーステイに行ってくれた。定期的にお泊りにいってくれる母はともかく、オヤジはまだやっと2回目だ。「お母さんと一緒にいたいでしょ?」と説得して、ようやく行く気になってくれた。私は仕事も休みをもらい、貴重な・・・本当に貴重な「完

    地域タグ:奈良県

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