そんな度重なる情けない現状が、明らかになり、JOTの綻びが露呈してしまったので、早急な対応や改革が、求められるようになりました。その結果… 今から半年余り前…
生体肝移植・人工透析・生体腎移植を乗り越えて社会復帰を果たした夫婦の軌跡をドナーが綴っていきます。
「ダブル移植の語り部」、このタイトルを見て、「どういうこと?」と思われる方がほとんどでしょう。「ダブル移植」には二重の意味があります。 ひとつは、生体臓器移植を一人の人間が2回(生体肝移植と生体腎移植)行っている、という事。もうひとつは、一人の人間が生体臓器提供者、いわゆる「ドナー」となって、2回移植手術を受けている、という事。 これが、「ダブル移植の語り部」という変わったタイトルの内実です。
そんな度重なる情けない現状が、明らかになり、JOTの綻びが露呈してしまったので、早急な対応や改革が、求められるようになりました。その結果… 今から半年余り前…
「日本における唯一の臓器斡旋機関」というお墨付きを得たJOTでしたが、1997年の設立以来、28年も経つというのに、移植希望の大半を占める、『腎移植希望者』…
この「9割が生体ドナーによる移植」という現実も、外国ではありえない、日本特有の歪んだ偏りだと言えます。言い換えれば、日本の移植は、家族の下支えによって、かろ…
このトップ記事に対して、日本の臓器移植を牛耳っている方々は、情けないと思わないのでしょうか? 失礼ながら、厚労省の担当者や審議委員の先生方は、移植が進もうが…
こんな当たり前過ぎることに、これまで着手せずに、膠着時間だけを費やしてきた結果、移植医不足や移植専門病床不足、そして、移植前後に必要な、ICUのベッド確保が…
自由裁量が少なく制約の多い中で、日本の移植成功率を、よくぞ、世界のトップレベルにまで、引き上げてくれたものだと、先陣を切って、移植に没頭してきた移植医の方々…
死に瀕して苦しんでいる、臓器不全患者を救うために、『臓器移植』という先進医療分野で、希望に燃えて奔走してきた移植医たちは、JOTの、(全ての権限は、こちらで…
日本臓器移植ネットワークに、臓器移植に関わる、全ての集約・分配の権限を、一元化し、そこに〈公平・公正〉という、錦の御旗を掲げたのならば、臓器移植が速やかに進…
そもそも、万波先生は当時、日本移植学会に、所属していませんでしたから、学会に届け出てお伺いを立てる必要は、なかったそうです。 ですが、移植学会幹部やマスコミ…
これまで何度も、このブログで取り上げてきた、『病気腎事件(正しくは修復腎事件)』に関する、様々な資料を読んだり、厚労省や移植学会の、すさまじいまでの万波先生…
「臓器移植をする・しない、移植を受ける・受けないの4つの権利を、公平公正に尊重します」なんて、今の日本では当たり前すぎて、基本理念として、わざわざ冒頭で、ア…
昨日このブログに記載した、JOTの〈基本理念・価値観〉 なんだかなあ…と思ってしまう、空虚な美辞麗句のオンパレードです。ここに掲げられた、多くの価値観のうち…
【グリーンリボンキャンペーンとは】企業・団体・行政の支援によって、このキャンペーンは運営されていますが、10月の移植普及月間には、以下のようなイベントが開催…
〈グリーンリボン〉という、臓器移植活動のシンボルマーク…実は、ドナーに2度なった私でさえ、グリーンリボンの存在を知ったのは、ほんの数年前でした。その後も状況…
一番手っ取り早く、「私たちは、こんな活動をしていますよ」感を打ち出して、世の中にアピールするには、「恒例イベントを毎年開催すること」が、最適なのではないでし…
自分の家族や身近な人が、人工透析医療を受けていたり、私たち夫婦のように、生体臓器移植手術を受けたお陰で、死の淵から生還し、社会復帰が叶ったりすると、「移植手…
そんな惨状を見るに見かねて、一人の生体肺移植手術経験者が、今回、巨額(5億円)の寄付を、してくれた訳ですが、そのことを、厚生労働省の担当者や、有識者である臓…
この待機期間の長さは言うに及ばず、では、その標準的な待機期間である、15年という歳月の間に、何もないかと言えば、決してそんなことはありません。 人工透析患者…
私の夫のように、50代半ばで、生体腎移植手術を受けた人間であれば、移植腎臓が移植後20年間機能すれば、70代後半、仮に30年間機能してくれれば、夫は、80代…
それでも…腎臓というデリケートな臓器は、一度移植手術を受ければ、ずっと万全、という臓器ではありません。 私が見知っている、3名の移植腎長期生着者の方々は、現…
このJOTの、中央集権化・一元化システムによって、地方にいる、万波先生のような意欲ある腎移植医は、片手をもがれてしまいました。 今までだったら、近隣や知り合…
今から半世紀近くも前に、四国愛媛の宇和島という、小さな地方都市で行われていた、移植医療の方が、現在の移植医療よりも、はるかに生き生きとしていたように感じるの…
近藤俊文先生は、今から半世紀近くもの昔、故万波誠医師が、四国初の生体腎移植手術を手がけた時の上司ですし、それ以降も、宇和島市民病院の院長として、院内専属の移…
まあ、一言で言ってしまえば、「毎年10月に、お祭りイベントをすること」が、日本臓器移植ネットワークの一大行事だった訳です。 …心底がっかりすると同時に、「こ…
~日本臓器移植ネットワークって、一体どんな活動をしているんだろう?~ そう思った私は、3年ほど前に、日本臓器移植ネットワーク(JOT)のホームページを初めて…
日本臓器移植ネットワークの総本山化によって、どんなことが起こったかと言えば… それまで、全国各地で、コツコツと積み上げられてきた、臓器移植手術と、その移植手…
2010年の改正臓器移植法施行から4年後の2014年に、夫は、生体肝移植手術を受け、翌2015年に、生体腎移植手術を受けましたが、2つの移植手術前には、当初…
昨日までご紹介してきた新聞記事。中でも、2面の解説記事についてですが、この解説記事を読むと、臓器移植医療体制の様々な問題点が、浮かび上がってきます。 まずは…
(新聞記事続き)移植医療は、手厚いスタッフの配置や、休日・夜間を含めた手術室の稼働で、コストがかかる。東大病院の試算では、患者の入院が長引くと肺移植で、一件…
(新聞記事続き)東大病院 寄付で実現地方波及へ国の支援期待 東大病院のように、多くの移植希望者を抱える施設は、臓器の受け入れ要請の集中で、移植を担う医師らス…
つまり、日本の臓器移植の惨たんたる現状を知り、見るに見かねた、一人のレシピエント経験者(生体肺移植患者)が、5億円もの寄付をし、それによってやっと、拠点病院…
そんなお粗末な、移植断念騒動が続いていたこともあり、事態が好転し始めることを知った私は、「こんな大幅増員が、東大病院独自で出来るはずがないから、厚労省や日本…
東大病院が、新たに、臓器移植体制の増強に向けて、大きく前進する方針を示したことが分かる記事です。 新たな方針のポイントは主に3つ。(1)移植外科医ら8人を採…
(新聞記事続き)このほか、▽移植優先の手術室の整備▽移植手術の前後に患者が入る 集中治療室の整備(3床程度)▽移植手術を補佐する 臨床工学技士や臨床検査技師…
2025年(令和7年)3月24日の読売新聞一面のトップ記事。一大ニュース扱いのその記事が、臓器移植に関する記事だったことに、驚いた私は、「どんな大ニュースな…
午後3時になり、用意したチラシは、全て渡し終えたので、片付けをして、帰宅の途に着きました。 「出展して良かったね」と言いながら、日が傾いた道を、テクテク歩い…
子どもたちに、「学びの場」を提供しているという、この看護師さんと話ができたのは、医療従事者という職業柄、私たちのNPO活動や、ダブル移植体験に関心を持ち、わ…
この看護師さんは、「この頃の子どもたちは、自分の意見がなくても、不都合を感じないみたいで、『どう思う?』と訊いても、土台となる自分の考えがないんです」 「単…
ウクライナ支援への、行き詰まり感を聞いた私は、感情移入してしまい、思わず、「日本製の地雷探知機の性能は、素晴らしいらしいですよ」だとか、「ウクライナの冬はと…
Nフェス2日目の午後、イベントは午後3時までなのですが、来場者が減ってきたこともあり、会場全体に余裕が出て来ました。 ~同じ出展者同士だし、せっかくのチャン…
反省点もありました。2日目の昼下がりになると、レシピエントクイズ用紙が、すべて出尽くしたのを理由にして、「今年のNフェスは終了…」と、我々は、声掛けを止めて…
来場者の減少に呼応するように、用意したクイズ用紙は、午後2時近くには、全て出尽くし、『クイズに答えて景品をもらおう』イベントは、終了となりました。 我々のブ…
昨日までは、『レシピエントクイズ』に関する説明や、来場者の反応について、記してきましたが、 話はNフェス2024に戻ります。 開場から2時間、お昼頃になると…
また、より詳細な裏事情を明かせば…心臓死後の臓器移植は、『言うは易く行うは難し』のごとく、日常的に遂行するのは、とても難しい医療行為だと言われています。 例…
~脳死と植物状態のイメージがつながっていて、脳死と宣告されても、生き続けるかもしれないと思ってしまう。その思い込みが、脳死下での提供拒否の遠因になっていたら…
昨年の「ドナークイズ」では、ドナーについて、間違った選択肢に○を付ける人は、稀(まれ)でしたから、いかに、レシピエント(臓器を提供してもらう重病患者)という…
「レシートの印字面で、スマホ画面を磨くとピカピカになる」という正解に驚いた出演者が、実際に、レシートでスマホ画面をこすって、その効果を実感する、という番組構…
また、レシート紙は結構頑丈なので、軽く水に濡らしても、すぐに破れてしまう訳ではなく、ゴシゴシこすっていると、鏡面に紙のボロボロがくっつくので、仕上げにそのボ…
ところが、ある日偶然に、「レシートの有効な利用方法を、知っていますか」という文言が、パソコンの画面に表示されていたので、思わず、クリックしました。すると… …
Q1二つ目の選択肢、〈レシートの紙を使って鏡をふく人〉に関しては、馴染みのない方がほとんどでしょうから、少し説明したいと思います。 私たちは普段、買い物をす…
2024Nフェス用に作った、「レシピエントクイズ」は、 Q1 レシピエントってどんな人? A 料理のつくり方(レシピ)を 考える人 B レシートの…
願ってもない熱心な若者が、立ち寄ってくれたことに、感動している私は、真剣に質問してくる相手に、本当はもっともっと、臓器移植の話をしたかったのですが、絶え間な…
一方、このボランティアくんとは対照的な、真摯な若者にも出会いました。 ほとんど全ての来場者は、クイズに答えて、カラークリアファイルをもらうと、去っていくので…
12時になると、お昼休みなのか、学生ボランティアがやって来ました。クイズの紙を渡すと、ボランティアくんは、あっという間に○を付け、「出来ました」と見せてくれ…
大手企業が配っている、立派なお土産に比べれば、ささやかなものなのですが、「景品」という言葉につられて、クイズの紙と○をつけるボールペン、そして、クイズの答え…
もともと、このようなイベントに参加する人は、(企業の勤務予定でやむなくという、勤め人もいるでしょうが)無償で、は勿論のことですが、土・日を費やすことを厭わな…
骨髄ドナー登録は、存命中に連絡が来ますが、マイナンバーカードの下部に、設けられているのは、「もしも、脳死に陥った時には、臓器を提供してもいいよ」という、脳死…
「ホントですか!ありがとうございます」と、応答したものの、続く話になんだか違和感があります。 人懐こい会社員の彼は、「その後、いつ連絡が来るかと思っているん…
生命保険会社2社は、血管年齢測定や、ベジチェック(野菜不足チェック)をして、景品袋を配るようです。 面白い出展内容は、お葬式企業による『納棺体験』や、鉄道会…
今年は2度目の会場準備でしたから、ほどなく準備完了となりました。 夫は、会場に来ている企業人と、名刺交換をしつつ、話の合間に、NPOの宣伝をしているのです…
CSR(企業の社会的責任)の活動例の、代表的なものを調べてみると、『地域活性のためのイベントや、文化財保全運動』がありましたが、これこそまさに、Nフェス出展…
私たちが出展するのは、昨年と同じ、エル・ソフィアという、文化施設の3階にある、学習室の一画。 NPOフェスティバルという、イベント名なので、当初は、NPO団…
こうして、全ての原案が固まったので、新作チラシとレシピエントクイズを、Nフェス用に大量に印刷してから、(手渡ししやすいように)チラシを三つ折りにするという、…
さて、チラシもクイズも、Nフェス2024用に、新しく作成したので、それに加えてもう一つ、NPOのオリジナルシールも、ちょっとだけ手直ししたいと思いました。 …
出展内容は、去年に準じることにしたので、Nフェス2024のキャッチコピーも、すぐに決まりました。 ~レシピエントって何だ?クイズに答えて景品をゲットしよう!…
さて、新作チラシの次は、出展内容を考えなければなりません。前回のNフェスパンフレットに載せた、キャッチコピーは、ドナーに焦点を当てて、~「ドナー」って何だ?…
【右面】どうすればドナーになれるの? 臓器ドナー登録に年齢の上限はありません。どなたでもドナー登録ができます。(国内最高齢のドナーは、107歳の眼球提供者で…
【中央面】命の贈りものをする人は、ドナーと呼ばれています。ドナーは自らの意思(あるいは遺族の意思)で、臓器提供をします。 命の贈りものを受け取る人は、レシピ…
【チラシ左面続き】[なぜ臓器移植では脳死が注目されるの?]移植医療という、この半世紀で世界中に広まった、画期的な医療によって、 死に直面していたたくさんの重…
出来上がった新しいチラシがコレです。 この新しいチラシも、前作同様、左面・中央面・右面と、3部構成になっています。 【左面】[脳死と植物状態の違い]脳は大…
もちろん年齢制限がないからと言って、高齢者の臓器が、若者と同様に、有効活用されるわけではありません。ですが、肝臓や眼球は、状態が良好ならば、比較的高齢な方の…
取り入れたいと思った情報は…例えば、「そもそも脳死ってどういう状態なの?」「植物状態と同じなの?違うの?」という疑問に、明確に答えられる人は、ほとんどいませ…
このD大学前でのチラシ配布の10日後に、NPOフェスティバル(Nフェス)2024が、開催されました。 2023年のNフェスは、初めての参加でしたし、出遅れて…
こうして、はやばやと戦力外を、自ら通告してきた夫の分を、補いつつ、午後3時前には何とか、自宅から持ってきた三つ折りチラシを、全て配り終えることが出来ました。…
それから間もなく、男子学生のグループが、階段を降りてきました。先ほど、別のグループの男子学生に、「大丈夫って言ってるだろ!」と、怒鳴られたばかりですから、「…
チラシ配布は続きます。配布者にとって、最高にうれしい瞬間は、〈仕方なく〉ではなく、〈主体的に〉受け取ってくれる、稀有な存在に出会えた時です。 受け取ってもら…
そんな中、階段を、4~5人グループの男子学生が、降りてきました。オールorナッシングの法則で、最初の学生が受け取ってくれたら、みんな受け取ってくれるかもしれ…
警察から、道路使用許可が出ているのは、正門の階段前の道路に、限定されていますから、学生に追い払われても、なにも文句は言えません。 夫のヤル気は、ここで完全消…
その夫の声が、さっぱり、聞こえなくなったので、どうしたのかなと、様子を見に行きました。すると、人目につかない日陰で、夫は、スマホを操作しているのです。 夫は…
そして、スカート姿の女子学生は皆無だとも気付きました。スカート姿は、高校生の制服で、見かけることはありますが、大学生になると、全員私服ですから、特に寒くなっ…
昨年だったら、受け取りを躊躇されたら、諦めることも多かったこの場面で、今年は、「若い人にぜひ読んでもらいたいので」と、言葉を続け、粘りました。すると、躊躇し…
2年目の大学生へのチラシ配布で、昨年よりも進化したのは、3~4人のグループへの対応でした。 昨年は、グループの中の一人に声掛けをして、その人が受け取ってくれ…
昨年のチラシ配布で学んだ、受け取り手の反応分類は… 私が「こんにちは!」と、まず声を掛け、「これ、読んでください」と、手元にチラシを差し出す、という配布方法…
D大学は大規模大学だから、大人数が押し掛けるのでは…という予想に反して、(通用門がいくつもあるからでしょうか)このさくら橋階段を、登り降りする大学生や来場者…
夫は、還暦を過ぎてからの受験会場として、このD大学を訪れていたので、感慨深げです。 「あっ、この公園のベンチ。このベンチに受験の日の朝、座って、気合を入れて…
さて、申請書を出した3日後に、道路使用許可証を受け取るために、申請時と同じルートを、半日かけて、草加警察署へと向かいました。その途上に、今回私たちが、チラシ…
おまわりさんに、運転免許証を提示しているドライバーを見ると、「『あ~あ、今日はツイテナイ』と思っているだろうなあ」と、思わず同情してしまいます。 一時停止が…
〈パトカーあるある〉で、思い浮かぶことと言えば… 公道を歩いていると、しばしば、車のノロノロ運転に出会います。いつもだったら、シューッと通過していくはずの道…
30分ほど歩いて到着した警察署は、ちょうどお昼休みなのか、手続きに訪れる人はまばらです。 私の来訪目的に応じて、必要書類を取り出してくれた、おまわりさんは、…
まずは、警察署に出向いて、「道路使用許可証」を、交付してもらわねばなりません。昨年は、区内の警察署だったので、バスや徒歩で、簡単に行けたのですが、今回の行き…
話を戻して、改めて、Nフェスはその後、どうだったかと言えば… 初めてのNフェス出展用に用意した、クイズ用紙とカラークリアファイルは、予想を上回る人出だったの…
『偽善行為』という言葉で、思い浮かぶのは、俳優の杉良太郎さんです。彼も、20年くらい前までは、自身のボランティア活動を、売名行為だと、散々揶揄されてきました…
コツコツ続けていると言えば…立憲民主党の党首に返り咲いた、野田佳彦さんが、今でも駅前で、政策パンフレットを配っている、というのは、有名な話です。 このブログ…
正午過ぎになると、私たちのブースに、衆議院議員の若きT議員が、立ち寄りました。『臓器移植ドナー』という言葉を目にしたT議員は、「私は、デジタル省で、河野太郎…
そんな来場者からの反応があった、「ドナークイズ」ですが、このクイズに正解したらもらえる、カラークリアファイル。NPOのオリジナルシールを貼った、カラークリア…
2023Nフェス用に作った、「ドナークイズ」は、 Q1 ドナーってだれのこと? A ドーナツを作る人のこと B 自分の臓器を提供する人のこと C ドナ…
となると、夫も態度が一変して、ヤル気マンマン。「クイズやっていきませんか」と、八百屋のオジサンの呼び込みみたいに、「クイズ、クイズ」と売り込み、チラシにクイ…
一般企業や公益企業のお土産(景品)に比べて、私たちNPOの景品ってどうなんだろう?受け取ってもらえるかなあ?喜んでもらえるかなあ? …何から何まで初めての、…
NPOフェスティバルとは言っても、NPO法人だけが出展する訳ではなく、趣味の集まりの任意団体や一般企業が、地元貢献活動として、たくさん参加しています。 私た…
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そんな度重なる情けない現状が、明らかになり、JOTの綻びが露呈してしまったので、早急な対応や改革が、求められるようになりました。その結果… 今から半年余り前…
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このトップ記事に対して、日本の臓器移植を牛耳っている方々は、情けないと思わないのでしょうか? 失礼ながら、厚労省の担当者や審議委員の先生方は、移植が進もうが…
こんな当たり前過ぎることに、これまで着手せずに、膠着時間だけを費やしてきた結果、移植医不足や移植専門病床不足、そして、移植前後に必要な、ICUのベッド確保が…
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死に瀕して苦しんでいる、臓器不全患者を救うために、『臓器移植』という先進医療分野で、希望に燃えて奔走してきた移植医たちは、JOTの、(全ての権限は、こちらで…
日本臓器移植ネットワークに、臓器移植に関わる、全ての集約・分配の権限を、一元化し、そこに〈公平・公正〉という、錦の御旗を掲げたのならば、臓器移植が速やかに進…
そもそも、万波先生は当時、日本移植学会に、所属していませんでしたから、学会に届け出てお伺いを立てる必要は、なかったそうです。 ですが、移植学会幹部やマスコミ…
これまで何度も、このブログで取り上げてきた、『病気腎事件(正しくは修復腎事件)』に関する、様々な資料を読んだり、厚労省や移植学会の、すさまじいまでの万波先生…
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〈グリーンリボン〉という、臓器移植活動のシンボルマーク…実は、ドナーに2度なった私でさえ、グリーンリボンの存在を知ったのは、ほんの数年前でした。その後も状況…
一番手っ取り早く、「私たちは、こんな活動をしていますよ」感を打ち出して、世の中にアピールするには、「恒例イベントを毎年開催すること」が、最適なのではないでし…
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そんな惨状を見るに見かねて、一人の生体肺移植手術経験者が、今回、巨額(5億円)の寄付を、してくれた訳ですが、そのことを、厚生労働省の担当者や、有識者である臓…
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私の夫のように、50代半ばで、生体腎移植手術を受けた人間であれば、移植腎臓が移植後20年間機能すれば、70代後半、仮に30年間機能してくれれば、夫は、80代…
それでも…腎臓というデリケートな臓器は、一度移植手術を受ければ、ずっと万全、という臓器ではありません。 私が見知っている、3名の移植腎長期生着者の方々は、現…
〈Rー7 万波誠先生への直訴〉 ところが、先日、肝移植主治医から、以下のような猛反発を、受けました。「万が一、何かあったらどうするの?世間が、生体臓器移植を…
〈Rー6 万波誠先生への直訴〉 昨年3月に、肝硬変末期のため、生体肝移植を希望して、都内の大学病院に、緊急入院いたしました。翌月、妻をドナーとして、移植手術…
〈Rー5 万波誠先生への直訴〉 腎臓病に精通した、高齢の医師にとって、私は、受け入れてもらえるドナーなのか。 イチかバチかの、勝負に出ることにして、どんな展…
〈Rー4 万波誠先生への直訴〉 大学病院をはじめとする、大規模病院の硬直性、権威主義。患者の苦しみよりも、自己保身や、病院の評判を、優先する姿勢。 今回、そ…
〈Rー3 万波誠先生への直訴〉 猛烈なバッシングを、繰り返していたマスコミは、この辺りから、手のひらを返したように、万波先生を、良医として、取り上げるように…
〈Rー2 万波誠先生への直訴〉 その後は、当然のことながら、万波先生が、悪徳医師どころか、地位も名声も求めず、四国の海沿いの、過疎化が進む小さな市(宇和島)…
〈Rー1 万波誠先生への直訴〉 「こうなったら、この方にお願いしてみるしかない」と、私はついに、決心しました。 この方とは、愛媛県宇和島市在住の、万波誠(ま…
〈Qー10 主治医の猛反対〉 腎移植を望まないまま、移植自嘲派、あるいは、移植懐疑派になることなど、考えられませんでした。 ただ、ひたすら、「私は、生体臓器…
〈Qー9 主治医の猛反対〉 夫は、生体肝移植を受けなければ、あと半年ほどで、人生の終局を、迎えていたはず。それが…どす黒く固まり、害悪でしかなくなった、自分…
〈Qー8 主治医の猛反対〉 ▽医師はリスク回避を最優先するため、発想がネガティブである。 O医師が、発した言葉は、私の意思とは乖離したものでした。 O医師の…
〈Qー7 主治医の猛反対〉 ▽移植医は、世間の評判を、とても気にしている。 このころ、生体肝移植は、技法が確立してから、まだ、20年足らず。 そのため、O医…
〈Qー6 主治医の猛反対〉 一方、取りあえずの命が担保される、腎臓とは異なり、O医師の専門分野である、肝臓は、末期に、究極の救済方法である、肝移植がなければ…
〈Qー5 主治医の猛反対〉 ▽同じ移植医でも、肝移植医は、腎移植の必要性を、知らない。 以前、別の移植医が、「僕は、肝臓が専門なので、腎臓のことは、さっぱり…
〈Qー4 主治医の猛反対〉 「そりゃ、生き死にに関わる、というのなら、考えるけどね。これが、私の、というか、当大学病院の、方針です」 時間的には、数分間に過…
〈Qー3 主治医の猛反対〉 言葉を挟もうとして、「それは…」と、言いかけたところ、O医師は、「言わないで!」と、一方的に、シャットアウト。 「人工透析は、一…
〈Qー2 主治医の猛反対〉 これで終わり、の流れだったのですが、突然、「腎移植をしたいと、言いに行ったようだけど…」と、例の話の第二ラウンドが、始まりました…
〈Qー1 主治医の猛反対〉 翌月、夫の診察の日、私たちは二人で、大学病院に出向きました。 前回、思い切って、「再び、ドナーになりたい」と、切り出したところ、…
〈Pー9 腎移植への挑戦〉 六月の夫の検診日、ドキドキしながら、その時が来るのを待ちました。 徹夜のオペで、お疲れモードのO医師に向かって、私は、口火を切り…
〈Pー8 腎移植への挑戦〉 私の、「二度、ドナーになった人捜し」は、難航しました。捜せども、一向に見つかりません。 そのうち、私たちのケースは、とても珍しい…
〈Pー7 腎移植への挑戦〉 肝移植のときもそうでしたが、「やるっきゃない。私がドナーになる!」と、決めたからには、とにかく、二回、ドナーになった人がいるのか…