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ダブル移植の語り部 https://ameblo.jp/isyokukataribe/

生体肝移植・人工透析・生体腎移植を乗り越えて社会復帰を果たした夫婦の軌跡をドナーが綴っていきます。

「ダブル移植の語り部」、このタイトルを見て、「どういうこと?」と思われる方がほとんどでしょう。「ダブル移植」には二重の意味があります。 ひとつは、生体臓器移植を一人の人間が2回(生体肝移植と生体腎移植)行っている、という事。もうひとつは、一人の人間が生体臓器提供者、いわゆる「ドナー」となって、2回移植手術を受けている、という事。 これが、「ダブル移植の語り部」という変わったタイトルの内実です。

isyokukataribe
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2017/03/04

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  • 129 こんな活動を始めました(2)

    そこでまずは手始めに、一般の方々に配布するためのチラシを、作成してみました。最初に作ったチラシがこれです。↓(個人情報にあたる部分は、一部消去)   このチ…

  • 128 こんな活動を始めました(1)

    今日からは、私たちが立ち上げたNPOの、活動内容について、お話ししたいと思います。 話は一昨年2023年の秋に遡ります。 2023年夏に、NPO法人として認…

  • 127 私たちがやるべきことは(9)

    腎臓の移植実施施設は、他の臓器に比べて格段に多く、140施設ほどあり、しかも、大都市に一極集中している訳ではなく、全国に点在しています。 腎臓は左右対称に備…

  • 126 私たちがやるべきことは(8)

    それでは、私たちが立ち上げたNPOは、何をするべきなのかと言えば…(1)の『脳死ドナーの登録数が少ない』言い換えれば、『脳死ドナーになってもいいと、実際に意…

  • 125 私たちがやるべきことは(7)

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  • 124 私たちがやるべきことは(6)

    これらの特徴を読むだけでも、韓国では、臓器移植に、積極的に取り組んでいることが、伝わってきます。昨今、日本で頻発している、医療施設側の都合による、移植断念が…

  • 123 私たちがやるべきことは(5)

    現場のヤル気のある移植医たちのヤル気を、「公平・公正」という正義の御旗で、叩き潰すのならば、日本唯一の臓器移植あっ旋組織として、諸外国の発展要因を取り入れて…

  • 122 私たちがやるべきことは(4)

    ところが、2006年に起こった、病気腎事件(正しくは修復腎事件)では、厚生労働省や関係学会は、「地方の田舎医が勝手なことをするな!」という目線で、患者のため…

  • 121 私たちがやるべきことは(3)

    テレビのスイッチを切った後に、思い浮かんできたのは、藤堂(とうどう)医師でした。 前章の「移植医療の近未来」で取り上げた藤堂先生は、アメリカ在住のわずか17…

  • 120 私たちがやるべきことは(2)

    この3つの要因のうち、(3)に関しては、移植医不足への対応策として、2019年から、経験豊富な専門医を派遣して、脳死移植手術が行えるように、指導・研修する取…

  • 119 私たちがやるべきことは(1)

    今から3か月前の、2024年(令和6年)10月24日、Eテレで放映された、「なぜ増えない?臓器移植の現状」という番組において、日本の移植医療水準が、世界トッ…

  • 118 移植医療の近未来(60)

    ~実用化を目指して~最後に『免疫寛容プロジェクト』からのお知らせがあります。 現在、免疫寛容プロジェクトでは、これから生体肝移植を受ける患者さんを、対象とし…

  • 117 移植医療の近未来(59)

    「先日、免疫抑制剤を飲んでいない、免疫寛容の患者さんと、お話しました。その免疫寛容の患者さんは、他の移植患者さんと異なり、マスクも薬の処方も、何も必要ありま…

  • 116 移植医療の近未来(58)

    「免疫抑制剤は、移植医療が、真に普及する、基盤研究になったものですが、この薬を今度は、減量→無くす方向に、頑張っているジレンマも、あるかと思います」という、…

  • 115 移植医療の近未来(57)

    ~免疫抑制剤が要らない移植医療こそ 医療者の悲願~ (まずは、内田医師から…)「国内では、治験を通じて、2026年度中に、JB-101(誘導型抑制性T細胞)…

  • 114 移植医療の近未来(56)

    〈内田医師の研究動機、続き〉「ただし、免疫抑制剤は、生涯にわたって、飲み続けなければなりません。この免疫抑制剤は、拒絶反応を抑制する一方で、体のメンテナンス…

  • 113 移植医療の近未来(55)

    その後、本田くんには、細胞の処理や培養が行われる、細胞加工施設で、JB-101を製造する、アイソレータでの作業風景を、見学してもらいました。 生きた細胞を使…

  • 112 移植医療の近未来(54)

    また、治験には、臓器移植を行う、外科医だけでなく、内科医・ソーシャルワーカー・薬剤師治験コーディネーターなど、さまざまな職種が関わっていることを、伝えました…

  • 111 移植医療の近未来(53)

    当日は、本田くんの疑問に答えようと、内田先生をはじめ、免疫寛容プロジェクトの最前線に立つ、メンバーが集まり、それぞれの専門分野の説明を、担当しました。(中学…

  • 110 移植医療の近未来(52)

    誘導型抑制性T細胞(JB-101)による治療の治験が、進んでいることを知った、本田くんは、サイトの記事や動画を見て、疑問に思ったことをまとめて、内田先生に、…

  • 109 移植医療の近未来(51)

    この時の訪問記には、現在行っている研究と、これから進めていきたい研究などが、明示されていて、誰もが「そうなったらいいな」と思える内容でした。しかも、男子中学…

  • 108 移植医療の近未来(50)

    この『免疫寛容プロジェクト』の治験対象者は、現時点では、「これから」生体肝移植手術を受ける、レシピエントとドナーですが、肝臓にとどまらずに、腎臓など、他の臓…

  • 107 移植医療の近未来(49)

    「死ぬか生きるか」というハードルを、乗り越えられる病(やまい)は、昨今、頻出していますが、移植医療の特性は、「死ぬか生きるか」のハードルと同時に、「健やかな…

  • 106 移植医療の近未来(48)

    藤堂先生が、アメリカから呼び戻されたのは、1997年。この年は、日本で初めての、〈臓器移植法〉が施行された年ですが、藤堂先生は、「日本に臓器移植を根付かせよ…

  • 105 移植医療の近未来(47)

    藤堂医師は、帰国後の、1997年から2013年までの間、北海道大学教授として、生体肝移植を導入。率いるチームは、肝移植後に免疫抑制剤を使用しない、免疫寛容療…

  • 104 移植医療の近未来(46)

    この賞ゆかりの医師、スターズル博士(1926~2017)は1967年に、世界初の肝移植に成功して以来、臓器移植と免疫学の臨床研究で、先駆者の一人となった、米…

  • 103 移植医療の近未来(45)

    ちなみに、この画期的な、生体肝移植免疫寛容臨床試験を行った、藤堂省(とうどうさとる)教授は、免疫寛容の専門医である、内田浩一郎医師の師匠なのですが、藤堂先生…

  • 102 移植医療の近未来(44)

    腎臓の免疫寛容の臨床試験は、未だ、良好な結果に繋がっていませんが、その一方で、肝臓の研究は、順調に進んでいます。もともと、生体肝移植における、免疫寛容の臨床…

  • 101 新年のご挨拶(下)

    それから昨年は、「正義ってなんだろう?」と、自問せざるを得ないことばかりが、起きました。 ロシアとウクライナのエンドレスの戦い。イスラエルとハマス側勢力の戦…

  • 100 新年のご挨拶(中)

    昨夏の酷暑と言えば…私専用の机は、リビングの冷蔵庫の横にあるのですが、我が家の冷蔵庫クンの孤軍奮闘ぶりは、涙ぐましいものでした。 絶えず大きなモーター音がと…

  • 99 新年のご挨拶(上)

    いよいよ、2025年(令和7年)の幕開けです。明けましておめでとうございます。 「おめでとうございます」と書いておいて、こんなことを呟くのも、少し気が引ける…

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