…この厚生労働省の改革案の記事を読んだ途端、私は、無性に腹立たしさを感じると同時に、「28年もかけて振り出しに戻っただけ」という空虚さも感じました。 「JOT…
生体肝移植・人工透析・生体腎移植を乗り越えて社会復帰を果たした夫婦の軌跡をドナーが綴っていきます。
「ダブル移植の語り部」、このタイトルを見て、「どういうこと?」と思われる方がほとんどでしょう。「ダブル移植」には二重の意味があります。 ひとつは、生体臓器移植を一人の人間が2回(生体肝移植と生体腎移植)行っている、という事。もうひとつは、一人の人間が生体臓器提供者、いわゆる「ドナー」となって、2回移植手術を受けている、という事。 これが、「ダブル移植の語り部」という変わったタイトルの内実です。
出てくる種類は確かに多いのですが、例えば、緑のクリアファイル10枚だとか、青のクリアファイル10枚、といったように、一色に特化したカラーファイルばかりで、こ…
そこでまず、NPOオリジナルのグッズを作れるかどうか、調べてみたのですが、ギョエ~こんなに高いの!?と、のけぞってしまいました。名入りのボールペンは、一本1…
同席した女性も、「私もお手伝いに行きましょうか」と、初めて知った、臓器移植ドナー不足問題に、興味シンシンの様子で、いろいろな質問をしてきたり、広めるアイデア…
なにしろ私たちは、60を過ぎてからやっと、老いの住まいを用意して、浅草から引越してきて間もない頃です。縁もゆかりもない土地に住むのは、一種の賭けのようなもの…
(Nフェス出展案内の続き)本年度(2023)は、11月18日・19日の2日間、昨年と同様、4か所での開催を予定しています。既存登録団体様には昨年度よりご案内…
印刷室での大量コピーのすご技を、初めて目の当たりにして、何から何までビックリの私は、夫にまたも笑われ呆れられるまま、「何はともあれ、すごいすごい」と、テクノ…
ということで、私たちの活動の中心となる、「知ってもらう運動」に不可欠な、大量のチラシ、それも、カラーコピーのチラシという、願ってもいない配布物の供給網が、地…
中でも、特にありがたかった支援は、「コピー用紙をお持ち下されば、印刷室で、コピーが無料でできます」という支援。しかも、しかもです!「カラーコピーもできます」…
私たちがよく乗車する、バスの車内案内では、いつも、「NPO活動支援センターにお越しの方は~」という文言が、流れていたので、いつのまにか、『NPO活動支援セン…
こんな流れで、「大学祭の日にチラシを配ってはどうか」という、私のアイデアは、3大学前の道路使用許可証を、手に入れたことで、大きく前進しました。 次は、配布す…
区内の5つの大学から2校を外し、残った3つの大学TM大学とTK大学、B大学のうち、2校の道路使用許可証は、北千住警察署で受け取れましたが、残りのB大学は、所…
優遇措置があるとはいえ、この道路使用許可申請は、申請書を提出してから3~4日後に、使用許可証を受け取りに行くという、2回の顔出しが必要で、厄介といえば厄介で…
それ故、運転適性に難がある私は、今でも、大型トラックや大型トレーラーを見かけると、ひたすらスゴイなあと感嘆し、ドライバーのお兄さんやオジサンに、憧れの目線を…
まずは、北千住警察署。道路使用許可申請に必要なもの/ことを調べると、・事前に大学近辺の地図を印刷して、チラシ配布をする場所に○印を付けること・配布物(チラシ…
よく駅前で、お店のチラシや、広告入りのポケットティッシュを配っている人がいるけれど、これって、どこで誰が何をしても自由っていう訳じゃないよね。 …そこで「チ…
松山観光後、自宅に戻った私が、次なるNPO活動として考え付いたのが、「大学祭の当日に、ドナー登録のチラシを配れないだろうか」ということでした。 なぜ、大学祭…
ところが、やっと道後温泉に着いたと思ったら、なんと本館は、修理工事中! 「な~んだ」とガッカリしたものの、工事用の仮囲い(テント)が、とてもユニークで鮮やか…
さて、お城を出て、さきほどの広場に戻り、帽子をかぶろうとしたら、「アレ、帽子がない。お城の中に落としちゃった」と気付き、大慌てで再びお城の中へ。 「どこかに…
現在は、バリアフリーという、行動の多様性が広がり、たとえ身体的な障害があっても、車イスで移動できるように、そこここに、スロープが設けられ、更に、エレベーター…
このあと、松山城の中に入って、さらに天守閣まで登り切り、「とうとう着いた」達成感と、天守閣から見渡せる、松山地方のパノラマ風景を、心に刻みました。 私たちの…
「いやいやこの高さなら歩けるし、歩いてテッペンまで登るから、プロセスが思い出に残るんだよね」なんて話しながら、坂を登り始めたのは良いのですが、アレ?足元がい…
松山は四国最大の都市。夫は腎移植主治医の万波先生が、宇和島徳洲会病院にいらした時には、3か月ごとに、東京から松山空港→宇和島へと出向き、腎移植後の定期診察と…
どんな依頼かと言えば、「えひめ移植者の会の総会で、お二人が設立した、NPO法人についての講演をお願いしたい」というものでした。 NPO設立についての話が出来…
中でも、東京芸大の学生寮には、300名が入寮しているから、300部も置かせてくれると言うのです。 東京芸大といえば、国立唯一の芸術系大学で、国内最難関と言わ…
(松岡さんからの電話)「あれから、区内の大学すべてに連絡して『このようなチラシがあるのですが、貴大学に置いていただけないでしょうか』と、お願いしてみました。そ…
まずは「このチラシを、どこにどう配布していくのか」が、直近の課題になりました。 季節は秋…自宅に定期的に届く区報(広報紙)を開くと、私たちの住む区内の、大学…
【チラシ中央面続き】移植可能な臓器のうち肺と腎臓それに眼球は二つありますし、肝臓は一つですが、右葉と左葉に分割できます。それらを足すと…(理論上は)11人の…
【チラシ左面続き】この世論調査で明らかなように国内の3分の2に当たる人々が「臓器移植に関心あり」と回答しています。これは、世界の移植先進国と比べてもむしろ高い…
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…この厚生労働省の改革案の記事を読んだ途端、私は、無性に腹立たしさを感じると同時に、「28年もかけて振り出しに戻っただけ」という空虚さも感じました。 「JOT…
そんな度重なる情けない現状が、明らかになり、JOTの綻びが露呈してしまったので、早急な対応や改革が、求められるようになりました。その結果… 今から半年余り前…
「日本における唯一の臓器斡旋機関」というお墨付きを得たJOTでしたが、1997年の設立以来、28年も経つというのに、移植希望の大半を占める、『腎移植希望者』…
この「9割が生体ドナーによる移植」という現実も、外国ではありえない、日本特有の歪んだ偏りだと言えます。言い換えれば、日本の移植は、家族の下支えによって、かろ…
このトップ記事に対して、日本の臓器移植を牛耳っている方々は、情けないと思わないのでしょうか? 失礼ながら、厚労省の担当者や審議委員の先生方は、移植が進もうが…
こんな当たり前過ぎることに、これまで着手せずに、膠着時間だけを費やしてきた結果、移植医不足や移植専門病床不足、そして、移植前後に必要な、ICUのベッド確保が…
自由裁量が少なく制約の多い中で、日本の移植成功率を、よくぞ、世界のトップレベルにまで、引き上げてくれたものだと、先陣を切って、移植に没頭してきた移植医の方々…
死に瀕して苦しんでいる、臓器不全患者を救うために、『臓器移植』という先進医療分野で、希望に燃えて奔走してきた移植医たちは、JOTの、(全ての権限は、こちらで…
日本臓器移植ネットワークに、臓器移植に関わる、全ての集約・分配の権限を、一元化し、そこに〈公平・公正〉という、錦の御旗を掲げたのならば、臓器移植が速やかに進…
そもそも、万波先生は当時、日本移植学会に、所属していませんでしたから、学会に届け出てお伺いを立てる必要は、なかったそうです。 ですが、移植学会幹部やマスコミ…
これまで何度も、このブログで取り上げてきた、『病気腎事件(正しくは修復腎事件)』に関する、様々な資料を読んだり、厚労省や移植学会の、すさまじいまでの万波先生…
「臓器移植をする・しない、移植を受ける・受けないの4つの権利を、公平公正に尊重します」なんて、今の日本では当たり前すぎて、基本理念として、わざわざ冒頭で、ア…
昨日このブログに記載した、JOTの〈基本理念・価値観〉 なんだかなあ…と思ってしまう、空虚な美辞麗句のオンパレードです。ここに掲げられた、多くの価値観のうち…
【グリーンリボンキャンペーンとは】企業・団体・行政の支援によって、このキャンペーンは運営されていますが、10月の移植普及月間には、以下のようなイベントが開催…
〈グリーンリボン〉という、臓器移植活動のシンボルマーク…実は、ドナーに2度なった私でさえ、グリーンリボンの存在を知ったのは、ほんの数年前でした。その後も状況…
一番手っ取り早く、「私たちは、こんな活動をしていますよ」感を打ち出して、世の中にアピールするには、「恒例イベントを毎年開催すること」が、最適なのではないでし…
自分の家族や身近な人が、人工透析医療を受けていたり、私たち夫婦のように、生体臓器移植手術を受けたお陰で、死の淵から生還し、社会復帰が叶ったりすると、「移植手…
そんな惨状を見るに見かねて、一人の生体肺移植手術経験者が、今回、巨額(5億円)の寄付を、してくれた訳ですが、そのことを、厚生労働省の担当者や、有識者である臓…
この待機期間の長さは言うに及ばず、では、その標準的な待機期間である、15年という歳月の間に、何もないかと言えば、決してそんなことはありません。 人工透析患者…
私の夫のように、50代半ばで、生体腎移植手術を受けた人間であれば、移植腎臓が移植後20年間機能すれば、70代後半、仮に30年間機能してくれれば、夫は、80代…
〈Rー7 万波誠先生への直訴〉 ところが、先日、肝移植主治医から、以下のような猛反発を、受けました。「万が一、何かあったらどうするの?世間が、生体臓器移植を…
〈Rー6 万波誠先生への直訴〉 昨年3月に、肝硬変末期のため、生体肝移植を希望して、都内の大学病院に、緊急入院いたしました。翌月、妻をドナーとして、移植手術…
〈Rー5 万波誠先生への直訴〉 腎臓病に精通した、高齢の医師にとって、私は、受け入れてもらえるドナーなのか。 イチかバチかの、勝負に出ることにして、どんな展…
〈Rー4 万波誠先生への直訴〉 大学病院をはじめとする、大規模病院の硬直性、権威主義。患者の苦しみよりも、自己保身や、病院の評判を、優先する姿勢。 今回、そ…
〈Rー3 万波誠先生への直訴〉 猛烈なバッシングを、繰り返していたマスコミは、この辺りから、手のひらを返したように、万波先生を、良医として、取り上げるように…
〈Rー2 万波誠先生への直訴〉 その後は、当然のことながら、万波先生が、悪徳医師どころか、地位も名声も求めず、四国の海沿いの、過疎化が進む小さな市(宇和島)…
〈Rー1 万波誠先生への直訴〉 「こうなったら、この方にお願いしてみるしかない」と、私はついに、決心しました。 この方とは、愛媛県宇和島市在住の、万波誠(ま…
〈Qー10 主治医の猛反対〉 腎移植を望まないまま、移植自嘲派、あるいは、移植懐疑派になることなど、考えられませんでした。 ただ、ひたすら、「私は、生体臓器…
〈Qー9 主治医の猛反対〉 夫は、生体肝移植を受けなければ、あと半年ほどで、人生の終局を、迎えていたはず。それが…どす黒く固まり、害悪でしかなくなった、自分…
〈Qー8 主治医の猛反対〉 ▽医師はリスク回避を最優先するため、発想がネガティブである。 O医師が、発した言葉は、私の意思とは乖離したものでした。 O医師の…
〈Qー7 主治医の猛反対〉 ▽移植医は、世間の評判を、とても気にしている。 このころ、生体肝移植は、技法が確立してから、まだ、20年足らず。 そのため、O医…
〈Qー6 主治医の猛反対〉 一方、取りあえずの命が担保される、腎臓とは異なり、O医師の専門分野である、肝臓は、末期に、究極の救済方法である、肝移植がなければ…
〈Qー5 主治医の猛反対〉 ▽同じ移植医でも、肝移植医は、腎移植の必要性を、知らない。 以前、別の移植医が、「僕は、肝臓が専門なので、腎臓のことは、さっぱり…
〈Qー4 主治医の猛反対〉 「そりゃ、生き死にに関わる、というのなら、考えるけどね。これが、私の、というか、当大学病院の、方針です」 時間的には、数分間に過…
〈Qー3 主治医の猛反対〉 言葉を挟もうとして、「それは…」と、言いかけたところ、O医師は、「言わないで!」と、一方的に、シャットアウト。 「人工透析は、一…
〈Qー2 主治医の猛反対〉 これで終わり、の流れだったのですが、突然、「腎移植をしたいと、言いに行ったようだけど…」と、例の話の第二ラウンドが、始まりました…
〈Qー1 主治医の猛反対〉 翌月、夫の診察の日、私たちは二人で、大学病院に出向きました。 前回、思い切って、「再び、ドナーになりたい」と、切り出したところ、…
〈Pー9 腎移植への挑戦〉 六月の夫の検診日、ドキドキしながら、その時が来るのを待ちました。 徹夜のオペで、お疲れモードのO医師に向かって、私は、口火を切り…
〈Pー8 腎移植への挑戦〉 私の、「二度、ドナーになった人捜し」は、難航しました。捜せども、一向に見つかりません。 そのうち、私たちのケースは、とても珍しい…
〈Pー7 腎移植への挑戦〉 肝移植のときもそうでしたが、「やるっきゃない。私がドナーになる!」と、決めたからには、とにかく、二回、ドナーになった人がいるのか…