───金曜日は小説の話。 水曜日に投稿した〝飼い猫信長と野良猫家康(出会い)〟は、これまで温めた物語……ではなかった。締切に追い込まれた結果、偶発的に生まれたイレギュラーが彼らである。だって、そうでしょ? ポンポンといい感じのストーリーな
12月31日午後8時。 今年も残すところ4時間となりました。 皆様は、もう、年越しそばを食べましたか? ご家族団らんしてますか? 初詣はどこへ行きますか? 年末年始、お仕事されている方はお疲れ様です。皆様の2023年は如何でしたでしょう
───2022年、去年の寅とら年。 大空に浮かんだ雲に竜の姿を僕は見た。 それは、自家菜園を始めた初日の話。それを皮切りに、友人との距離が大きく縮んだ。友人は、僕のブログの読者であった。僕と友人との距離を縮めたのは、竜ではなくて畑の方。
仕事と小説に徹した12月。事務所の中が、いい感じに荒れている。肌荒れ以上の荒れっぷり(汗) このままじゃ……年が越せない……だから、午後から事務所の掃除。 財布、鍵、スマホ、はさみ、ボールペン、食器などなど。こたつとデスクの上に散らかっ
小説連載も終えて、今日からブログは平常運転。さて、何を書こうかな? 記事ネタのストックは十分あって、今日もサヨリは元気です(笑) ブログ復帰1回目は、ポメラの話を書こうと思う。だってそうでしょう? 一年以上も酷使され続けたポメラである。僕
025 エンドロール 友だちと、家族と、恋人と……夜の動物園は賑やかだ。 その人混みに溶け込むように、俺たちの向かう先はシロクマだった。それが、彼女の2度目のおねだりだったから。 「一緒にシロクマさんが見たいです……あ、嫌なら……ごめん
あとがき のんちゃんのブログ王を読んで頂き心から感謝しています。友人の誕生日からクリスマスまで。皆さんに楽しんでもらえたでしょうか? それが、少し心配です(汗) 最終話を投稿し終えたクリスマス。この日のために1本残したスティックコーヒー
024 エピローグ 全国的にクリスマスの朝。 彼氏のいない暇なウチは、ママの言いつけでコンビニに向かって歩いていた。クリスマスの朝に、納豆のおつかいだなんて……ムードも何もありゃしない。 ───何してるかなぁ……のんちゃん。 クリスマ
023のんちゃんのブログ王 クリスマス。 幸運にも、今年のクリスマスは日曜だった。メールでのんに連絡を取ったのは、金曜日の夜である。クリスマス……のんにだって予定があるかもしれない。そんな日に「君に会いたい」ってのも非常識で、どうかとも
022 手紙 ───俺の小説が、みんなに認められた! 喜びに酔いしれている俺を置き去りに、アケミは次のステージへ進んでいた。 「もう、何、言ってんのよ。遊んでる暇なんてないのよ。これからが忙しいの! 入稿準備よ、入稿準備! もう、あんた、
021 俺の小説 ブログで小説を書く。 その手法に切り替えると、執筆速度が一気に上がった。今までどおりの調子に戻る。どこまでも書ける気がした。これでいいのか? そんなの知らねぇ。これまでブログで培った俺の全てを小説にぶつけた。ワクワクし
020 じいちゃん 三度目の審査の帰り道。 俺はじいちゃんの畑に寄った。オッツーからの助言もあって、じいちゃんと話がしたくなったのだ。俺には、じいちゃんに悩みを打ち明けた過去があった。 ───ブログをやめたい……。 そう、愚痴った日。
019 最高の裏切り この一週間、俺は休む間もなく小説と格闘していた。人間の脳は、限界を越えると安全装置とやらが働くらしい。水曜日、俺は人生で初めてそれを体験した。何も考えられなくなったのだ。 ───どうなった? 俺の頭……。 予期せぬ
018 敗北 「地の文、台詞、心理描写、情景描写。そいつをどうにかしなさいよ! あんたのはね、分かんないところが多いのよ! 文法がメチャクチャなのよ。 まぁ、そのプロットは面白いけど」 なんだかよく分からんが、アケミの怒りのひとつひとつを
017男の気持ち、女の気持ち 小説を書く。 そうは言っても、俺には致命的な欠陥がある。小説クラスの長文が書けないのだ。これでも6年間、毎日ブログを書き続けた自負もある。だから、文字数伸ばしくらいなら手慣れたものだ。無理をすれば、俺にも長
016人類滅亡 ───ひとめ、あなたに。 このメッセージが俺の心臓を激しく揺らした。彼女に会いたい。だた、それだけで旅に出た。二度と生きては戻れない。そんな片道切符の旅であった。 やがて地球に隕石がぶつかる。そして、あっけなく人類の歴史
015放課後クラブ 桜木は、俺のベッドの上で小難しげな本を読んでいる。アケミはチュッパチャップスを口にくわえながら、スマホで動画を鑑賞している。きっと、あれだB……いや、書くのはやめよう。 オッツーはツクヨと格闘ゲームの対戦中。ゆきは趣
014オッツーの変身ベルト ───はじめまして、ゆいです。ぶしつけですが、折り入ってカブトムシさんにご相談があります……。 旅乃琴里たびの ことり、桜木、のん、そして───ゆい。 揃いも揃って、俺に小説を書けと言う。正直、俺は困っている
013後悔 「ふ~」 今までの秘めた願いをメールに書いて、サヨリに飛ばした数分後。部屋の片隅でうつむきながら、のんは大きなため息をついた。勇気を出したお月様への願いごと。のんはそれを心から後悔していた。サヨリへの初めてのおねだり。月に手を
012 願い 俺のブログはたまり場だった。 俺の記事など大喜利のお題に過ぎない。本文よりもコメントが長文。そんなブログも珍しい。俺のブログに旅乃琴里たびの ことりが降臨してから、ブログの舞台はコメント欄に奪われた。それでも俺は楽しかった
011 かぐやちゃんとお月様 毎日、文字を介して会話している人がいる。顔も知らない、声も知らない。住んでる場所も、ホントの名前だって何も知らない。知っているのは〝のん〟という、HN(ハンドルネーム)だけの女の子。 初恋と呼ぶには幼くて、
010 ポメラ あのコメントは本物だった。 旅乃琴里たびの ことりが書いたのだ。その事実が発覚したのは、コメントが書き込まれた翌日である。ご丁寧に、出版社からの謝罪メールが届いたのだ。俺のブログは、よほどの炎上っぷりだったのだろう。その
009 ラノベ作家 旅乃琴里 俺たち放課後クラブのメンバー全員、無事に中学を卒業した。そして今、高3の2学期を過ごしている。その間、誰ひとり恋愛成就を為し得なかった。それがとても残念である。 のんがいる俺だけを除いてな(笑) 俺は、炎
008 のんとゆい ウチは、短い登校拒否を卒業した。でもやっぱ、初日、学校へ行くのが辛かった。一度刻まれたトラウマが、ウチの心を暗くする。また、シカトされるに決まってる。そう考えただけでも嫌になる。 それでも、朝。制服に着替えた姿を、マ
007 ゆいとのん ウチは最低の女だった。 〝のん〟をいじめた。小学の頃、仲間といじめた。ジメジメいじめた。とことんいじめた。憎らしかったんだ。あの子。 おとなしくて、頭がよくて、可愛くて。そのうえ、体が弱いものだから。男子も先生も、
006 中1の夏 中学1年の夏休み。 俺は去年のリベンジに燃えていた。右も左も分からない、そんな小学生が初手から炎上を巻き起こしたのだ。火事になれば野次馬も集まる。そこからの全削除。その屈辱を乗り越えて、今日も俺は記事を書く。校長室と、
006 中1の夏 中学1年の夏休み。 俺は去年のリベンジに燃えていた。右も左も分からない、そんな小学生が初手から炎上を巻き起こしたのだ。火事になれば野次馬も集まる。そこからの全削除。その屈辱を乗り越えて、今日も俺は記事を書く。校長室と、
005 小さなパパ 100円欲しさにツクヨのお世話。 そんな春休みも、あっという間に終わってしまった。そして、俺は小学生から中学生になった。入学式という名の、大人のアップグレードを無事に完了させたのだ。 桜木も俺と同じ公立中学に通って
005 小さなパパ 100円欲しさにツクヨのお世話。 そんな春休みも、あっという間に終わってしまった。そして、俺は小学生から中学生になった。入学式という名の、大人のアップグレードを無事に完了させたのだ。 桜木も俺と同じ公立中学に通って
005 小さなパパ 100円欲しさにツクヨのお世話。 そんな春休みも、あっという間に終わってしまった。そして、俺は小学生から中学生になった。入学式という名の、大人のアップグレードを無事に完了させたのだ。 桜木も俺と同じ公立中学に通って
004 姉貴と姪っ子 ───アヤ姉が家に帰ってきた……でも、何で? 何があったか知らんけど、姉貴殿が姪っ子を連れて出戻った。姉の名前は文香である。俺は物心ついた頃から“アヤ姉”と呼んでいる。弟が言うのもアレだけれど、アヤ姉は美人である。
003 屈辱の校長室 お盆が明けた夏休み。 俺たち親子は、なぜだか学校に呼び出された。静かな校庭、静かな教室。子どものいない学校は、寂しさよりも恐怖を感じた。校庭の隅の巨木から、聞こえる蝉せみの声だけが喧しい。 抜けるような青空と海に
002 小6の夏 ブログの相談をした翌日の午後、桜木が俺の家にやってきた。礼儀正しい優等生は、大人たちからの信頼が厚い。当然のように、我が家でも顔パスである。クラスメイトには頼られて、大人たちには一目置かれる存在だ。桜木にはその魅力があっ
001 じいちゃんのカブトムシ 俺の名前は飛川三縁ひかわ さより。 四国の片隅で暮らす高校生ブロガーだ。“三縁”と命名したのはじいちゃんである。“三つのご縁に恵まれますように”の願いを込めて。しかし、俺は“サヨリ”の響きが気に入らなかっ
000 プロローグ ───いつか、あなたの小説が読んでみたいの……無理を言って、ごめんなさい。忘れてね……。 彼女は俺のブログの読者であった。顔も知らない、声も知らない。文字を介した交流から六度目の秋。その言葉に心臓が揺れた。ブロガーに小
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───金曜日は小説の話。 水曜日に投稿した〝飼い猫信長と野良猫家康(出会い)〟は、これまで温めた物語……ではなかった。締切に追い込まれた結果、偶発的に生まれたイレギュラーが彼らである。だって、そうでしょ? ポンポンといい感じのストーリーな
───木曜日は雑談の日。 ブログを書き続ける最大の壁がネタである。それは、ブロガーすべてのラスボスと称しても過言ではない。書き慣れたブロガーが書き続けること容易い。けれど書くことを探すこと。それが事態をより困難にさせているのだ。だって、そ
───四国のとある田舎町。 とある民家の瓦屋根の上で、二匹の猫が睨み合っていた……。 「おい、茶色のわけぇ~の! 誰の許可を得て、そこで座ってる?」 大柄なキジトラ猫が、スリムな茶トラ猫を威嚇する。 「うっせーわ。おっさんこそ目障りや!
───火曜日はレビューの日。 スマホとか、タブレットとか、パソコンとか……。 若い頃は便利な道具だった。覚え書きとか写真で記録とか……とても、とても、便利だった。そう、とても便利に使っていた……と……思う。けれど時期がくれば分かるよ、付
───月曜日は畑の話。 たぶんそう、きっとそう。 四粒まいたよつぼしの種。その二粒だけが発芽した……はず? 苺の発芽など見たことない僕である。自身を持って〝これが、よつぼしの芽ですのよ。ホホホホ……〟とは言えない。現段階で、この光景は憶
午前零時のダイニング。 ドアを開くとオトンがいた。ニヤニヤしながら、ひとり淋しく缶ビールを飲んでいる。酒のつまみはイカの足。テーブルの上に350mlの空き缶が二本あった。つまり、手にしているが三本目。飲み過ぎだ……。 両手で抱えたスマホ
───ピピピピピピ……!!! 大気圏再突入、警報機の悲鳴、PC画面の表示領域から語りかける宇宙飛行士。 「ジャッキー!」 夫が死んでしまう───イザベラは絶叫した。画面に向かって、愛しい夫の名を叫ぶ。ジャッキーの横で新たな表示領域が展開
───金曜日は小説の話。 去年の今頃、僕はショート・ショートを書いていた。いきなり小説なんて化け物なんて、書ける自信がなかったからだ。今の僕にはハードルが高い。だから、短い物語で練習しよう。ブログ王の構想を練りながら、短いお話を重ねれば、
───木曜日は雑談の日。 今年はカメムシ要注意! 去年の100倍くらい湧いている。 ペットボトルで作った捕獲器を手に持って畑の野菜を調査を開始。すると、ピーマンにホオズキカメムシが集たかっていた。え?……ピーマンなん? 僕の中でカメムシ
───僕は毎朝、電車の中で彼女を探す。 初めて彼女を見たのは高1だった。同じ時刻、同じ車両に彼女は乗っていた。名前も知らない彼女の姿。それを探すのが僕の楽しみになっていた。高3になった今でも続いている。見てるだけ。それで幸せ。もう、立派な
釘も使わずパレットすのこを本棚に ───火曜日はレビューの日。 辞書から始まり、小説、専門書、絵本、コミックスに至るまで。読者の方々から書籍をもらう。その中には、とある公園のパンフレットまで。そのすべてが、小説の肥やしにしてください。書き
───月曜日は畑の話。 十勝こがね……常連のみさんは、この名前を覚えているだろうか? 二月二十七日(火)に植えたじゃがいもを。今日の昼休み、ようやくの収穫である(笑) 芽が出るまでに時間を要して気をもんだ。けれどもそれから、さして何をす
「お前もひとつ、選んでみるかい?」 じいちゃんの気まぐれがブランド商品を生み出した。 草刈り、摘果、袋掛け。五月に入ると親戚の桃畑が忙しい。昨今の人手不足と農家の高齢化問題とが相まって、中二になった俺にもお鉢が回る。日曜日なのに桃畑。脚
目立たたない人がいる───あれ、いたの? な体質の人。オレもそんな人間だ。ただ違うのは、オレの存在が極端に認識されないことである。透明と言えば聞こえもよいけど、無味無臭な透明人間となれば話も変わる。 いつもそう、いつだってそう。オレの名が
───金曜日は小説の話。 僕の相棒は心配性である。とてもとても心配性である。それは、キャリアと経験に基づいて、僕よりもずっと先を見据えているから。著作権についてもそうである。とはいえ、何も知らない僕である。知らぬ間に、無意識に、ちょっとし
───木曜日は雑談の日。 あれ……何だっけ? 記憶のペンより頭の中の消しゴムが勝る。それは、今始まったことではないけど、電動か? ってくらい消しゴムの性能が上がれば、文字書きとしては致命的だ。思い出す時間と労力が半端なくて、今日もサヨリ
───水曜日は猫の話。 猫の話などナンボでも書ける。 真ん中もっこり水曜日、その考えが甘かった。月曜日から日曜日までの一週間のお題の中で、僕の時間を著しく圧迫するのが水曜日。老猫だもの……変化もなければネタもない。そして、このご時世であ
───火曜日はレビューの日。 僕は本を読まない人だ。 こんなことを書いてしまうと 「おめぇ~! それでよくもまぁ~〝小説なんて書いています〟なんて言えるよな?」 そんなご指摘を受けそうだけれど、残念ながら事実である。小説どころか漫画す
───月曜日は畑の話。 苗が一本、種からが三本。今年のきゅうりは四本から始めましょう。その真っ先に、苗から始めた一本の背が伸びた。来週あたりで摘芯するか? 真っすぐに伸びたきゅうりの苗が、控えめに言っても立派に見えて、今日もサヨリは元気で
───人の顔はひとつではない。 学生と聴講生。橙田飛鳥とうだあすかはふたつの顔を持っていた。それは、大した問題ではない。言い換えれば、女子大生と追っかけなのだから。高三の夏、オープンキャンパスで飛鳥が恋した彼は、理論物理学の研究者であった
レンタル畑に真っ赤なテント。そこから突き出された双眼鏡が異様であった。それに加えて拡声器である。甲高い共鳴音が耳を刺す。お願いだ、それ以上は止めてくれ。早朝6時の閑静な住宅街。それだけは迷惑千万。オレは条件反射で手を横に振った。
平安の世でも、古代ローマ帝国の世でも、2072年の世でさえも。人間の営みとは同じようなものである。如何に科学が進歩したとて、男女の関係に大差は無い。この先もずっと、同じ事で悩み、苦しみ、喜びを感じて行くのだろう。未来永劫、恋愛システムに人類は翻弄され続ける宿命なのだ。
初夏の風が頬を撫でた。大きな黒目に萎縮した。それは、何かなら何まで見透かしたような目であった。『リンと呼んでね』そう、彼女は言った。けれど、オレの立場ではそうもいかない。残念ながら、オレは『リン姉さん』と呼ぶべき立ち位置であった。
それはウソである。オレの前の美少女がそれを証明していた。とは言え、どうやってこの場を切り抜けよう。女子慣れしていないだけにマゴマゴしてしまう。
まだ幼き読者からのリクエストにお応えしてショート・ショートを書き始めた。案を練り、考察し、書き始めるとショート・ショートでは無理だと気づく。圧倒的な尺足らず。更に、今週のハードスケジュールに僕の体力が持つかどうかで、今日もサヨリは元気です
ポメラとはこの状態である。言葉、漢字、熟語。それらが頭に入っていなければ、これほど不自由な機器を僕は知らない。それなりに書き慣れていなければ、使いづらいガジェットのだ。最新型で漢字変換への不満が解消された。けれど、iPadの辞書に比べればまだまだで、今日もサヨリは元気です。
たぶん、四十路の頃から白かったと思う。当時は自分で染めていた。ビゲンのヘアカラーでやっていた。だがしかし、頭皮上での運動会。白組がんばる、めっちゃ頑張った。ある時期から白組制圧。一気に白髪が増加する。もはやどうにもならなくて、今日もサヨリは元気です。
ところが、先日、事情が変わった。一ヶ月ほどでお役御免の筈なのに、この十月まで延期というのだ。あれは地獄です、生き地獄です。仕方ない。コミュニケーションを取ろうかね。移動中のミニバンの中。あの手この手で意識改革。否、意識革命させないと僕が持たなくて、今日もサヨリは元気です。
野球放送が中止の日。つまり、球場が雨の夜。その時間帯に差し替えられるのが電リク番組であった。冬期のシーズンオフ時。ゴールデンタイムの時間帯のラジオ番組は電リクだらけになった。ネットも、ゲームも、娯楽無き、小学生にはウハウハで、今日もサヨリは元気です。
畑の野菜と友人が作ったベジタブルシリーズ。つまり、ヘルシーな食生活。外食とは無縁の生活。外食は、たまに讃岐うどんをシバク程度。揚げ物なんかも食べなくて、今日もサヨリは元気です。
今週、来週と多忙である。桃畑の話は書けるのだけれど、桃畑にも行けそうもない。とは言え、何でも書きゃ良いってものじゃない。愚痴なら山ほど書けるのだけれど、そう言うのは好みじゃない。だから、仕事の話も記事には書かない。おまけに畑にも出られそうも無くて、今日もサヨリは元気です。
だってそうでしょう?、歩いて秒で草が取れる。好きなだけ草がむしれるもの。草むしりはタダだもの。足元に広がる大宇宙は豊作であった。嬉しいのは、遠い場所から雑草を運ぶ手間も省けた事である。だから、今年の雑草集めは楽チンで、今日もサヨリは元気です。
自家菜園の初日であった。畑から空を見上げると、天に浮かぶ雲が龍に見えた。もうね、アニバーサリーですよ、アニバのサリー。ゴールデンウィークから記念日を手ぐすね引いてスタンバっていのに、忙しさにかまけてすっかりさっぱり忘れてて、今日もサヨリは元気です。
いつもそう、いつだってそう。ここぞとばかりに左寄せするドライバー。進める道が進めない。進めるのに阻まれる。ねぇ、ねぇ、バイク、嫌い?。それとも、運転、下手くそ?。慌てる気持ちをグッと抑えて、今日もサヨリは元気です。
摘果とは桃の実に栄養を回す役目の他に、実の重さで枝が折れないようにする役目も担っている。間引きが甘いと枝が折れる。去年の記事にも書いたように桃の枝は思いのほか脆い。事実、脚立の上でバランスを取るべく枝に触れたら見事に折れて、今日もサヨリは元気です。
問題は、さだまさしの住所録の方である。若い子は知らんわなぁ。それでもおじさんは出したいのだよ、住所録。だってそうでしょう?、このお話の構想段階での出発点が、さださんの住所録なのである。何処かで出したい気持ちになって、今日もサヨリは元気です。
僕のポメラは、黄泉と現世の特異点。友人からの力をもらい、昆虫界最強と呼ばれるオニヤンマの気分で目覚めて青ざめた。スマホがねぇ。もうね、上機嫌で飲み会行って、目覚めたら道路で寝ていた感覚に、今日もサヨリは元気です。
とは言え、時刻は21時を回った。この時点で残り3時間。記事ネタの取っかかりも無ければ、新たに考える暇もない。書いては消し書いては消去の繰り返しで、今日もサヨリは元気です。
という事で、77.5754%の事実と、11.014%の嘘と、11.4106%の気持ちを添えて、ショート・ショートに仕立ててみました。暇つぶし程度でどうぞ。あ、今日もサヨリは元気です(笑)。
昨年、師匠にジャガイモを貰った。もみがらの山で勝手に育ったジャガイモであった。通常、芋掘りの道具はスコップである。貰ったジャガはユンボで掘られた。プロの仕事はお遊びでもダイナミックで、今日もサヨリは元気です。