作者「八田真田八(はったまたはち)」が創作したフォト俳句や回文川柳などを載せます。
「八田真田八わーるど」へようこそ。このブログは八田真田八が綴りますが、実は八田真田八は多重人格演者という設定です。「フォト俳句」や「力写この一枚」では八尾良蕉(やおりょうしょう)人格に変化します。二人は仲が悪くはないのですが、そんなに協力的ではありません。 二人が織りなす「わーるど」を楽しんで下さい。
夏負けや水分摂取如何にせむ 真田八 なつまけや すいぶんせっしゅ いかにせん季語:夏負け(夏)被写体:樹液を吸うアブラゼミ真田八: 「夏負け」と「夏バテ」はやや違うらしい。 大辞泉では… 「夏負け」…「夏の暑さのために、食欲不振になり、体が衰弱するこ
(先日8月25日の事である。)本日はそこそこ良い天気になった。稲荷山に来た。稲荷山は4月以来か…。近くにあるのに、遠のいてしまった。老化が来ているのかも知れない。末の息子が小さい頃は、一緒に毎日のように登って、昆虫の観察をしたものである。ツクツクホーーシ
囲まれて照れるしかなき毛虫かな 真田八 かこまれて てれるしかなき けむしかな季語:毛虫(夏)被写体:イラガの幼虫真田八: 「擬人化」もたまにはいいかなと思って詠んでみた。 例によって、句に「毛虫」の語があり、写真も「毛虫」で「即き過ぎ」である。 し
(一昨日8月26日の事である。)末の息子が旅行から帰って来た。小さい頃、私と一緒によく昆虫を観察した息子である。「富山県にイラガの幼虫が居たー!」と言って、スマホで撮った画像を見せてくれた。「何ー! 富山県に居たかーー!! 富山県の、ど、何処に居た!?」
大願成就せし夢や昼寝覚 良蕉 たいがんじょうじゅせし ゆめや ひるねざめ季語:昼寝覚(夏)被写体:ギンナンの実の前のセミの抜け殻空蝉:「やっと卵を一杯産めた。嬉しいなぁ~。ムニャムニャ…。」
(8月12日の続きである。)さらに別の木を見て回った。うわーーっ!!ギンナンの木に、ギンナンの実がいっぱい生っているーー!!樹木の上の方まで、重層的に空間を埋めているー!奇麗だなー!!薄緑色で、実に清楚で瑞々(みずみず)しい!!これはまだまだ熟してなくて
歯に沁みて来ては一気のアイスティー 良蕉 はにしみてきては いっきの あいすてぃー季語:アイスティー(夏)被写体:木に口吻を刺して吸汁するクマゼミ良蕉: 氷の混じったアイスティーは品があって美味しいですねー。 しかし私の場合は、虫歯があるのか、時間を
(8月12日の続きである。)さらに近くの別の木を見て回った。これは「チャンチンモドキ」という木らしい。すると「チャンチン」という木もあるのかな…??公園の木はちゃんと名前入りの札が付いているから、有難いなぁ…。去年はこの木に、沢山のクマゼミが居た。今年も
行水や赤子の頸部支へしこと 良蕉 ぎょうずいや あかごのけいぶ ささえしこと季語:行水(夏)被写体:クマゼミのオス良蕉: この写真を見て、子供をベビーバスで沐浴させた頃の事を思い出しました。 生まれてまだ間もない頃は、赤ん坊の首がまだ座っていません。
(8月12日の続きである。)さらに近くの別の公園の木を見て回った。さて、この木は、本日一番の目的の桜の木である。去年の「クマゼミの産卵痕」がどうなったのか…??本日はそれを観察したくてここまで来たのである。去年夏の産卵痕からは、今年の梅雨に、セミの赤ちゃ
何ゆゑに逃げ行くサングラス女性 良蕉 なにゆえに にげゆく さんぐらすじょせい季語:サングラス(夏)被写体:アオメアブのメス良蕉: これも「妄想句」です。 「通りすがりのサングラス女性。何故私から逃げて行くんだろう?」…という句です。 何か理由がある
(8月12日の続きである。)さらに公園内を見て回った。あっ!セミが居た!!アブラゼミだな…。目の前1m以内である。確実に鳴いてない。これがオスなのか…? メスなのか…?…だな。小さい頃から見ているので、それが確実に言える位の力が付いていて当然と思うのだが
刺青の炎丸ごと日焼して 良蕉 いれずみの ほのおまるごと ひやけして季語:日焼(夏)被写体:キマダラカメムシの幼虫良蕉: 銭湯に行ったら、背中の「炎の刺青」まで日焼した方がおられたという設定です。 もちろん見た事はありません。 この作品は「即き過ぎ」
(先日8月12日の事である。)今日も暑い。散歩に出たが、鴨川河川敷の道を歩く勇気はない。やはり、「蚊に刺される」というデメリットはあるものの、「木陰中心」の撮影の方が、まだましである。それで、鴨川近くの公園を巡る事にした。あっ! またキマダラカメムシだ!
家族中総出で一匹の蠅に 良蕉 かぞくじゅう そうでで いっぴきのはえに季語:蠅(夏)被写体:シラヒゲハエトリ良蕉: 昔はハエは一件の家に何匹もいました。 どこの家にもハエトリ紙がぶら下げてあったものです。 ところが今では、滅多に見ません。 たまに家に
(7月28日の続きである。)さらに周辺を見回ってみた。草ボーボーだな…。あっ!何かムシだ!!植物が食われてボロボロだ!何ムシだ…??テントウムシ…か…??草食性のテントウムシ…!?するとニジュウヤホシテントウかな…?ジャガイモ等ナス科の植物の葉っぱ等、食
何ゆえに生きると問はむ終戦日 良蕉 なにゆえに いきるととわん しゅうせんび季語:終戦日(秋)被写体:ニイニイゼミの抜け殻良蕉: 本日8月15日は「終戦記念日」です。 台風も来るとの事ですが、「終戦日」を重く受け止めます。 のほほんと生きていてはいけ
外出や命の危険ある暑さ 良蕉 がいしゅつや いのちのきけんある あつさ季語:暑さ(夏)被写体:ニイニイゼミの抜け殻良蕉: 京都は連日38度です。 外出時… 「こりゃ、命がけだな…。」と思います。
(7月28日の続きである。)さらに周辺の木を見回ってみた。一本の木の根元辺りに…あっ! セミの抜け殻だ!!ちっせーーー!!これだけ小さかったら、ニイニイゼミだな。おまけに、地面から30cm位の高さで、低い、低い!低い所で抜けるのもニイニイゼミの特徴だ。こ
夏掛を縫ふ亡母の手のデカきこと 良蕉 なつがけを ぬうははのての でかきこと季語:夏掛(夏)被写体:ミシンの画像良蕉: 亡母は長年足踏みミシンで内職をしていた関係で、そのミシンでよく何でも作りました。 私の子供の頃の「夏掛け」も、バスタオルを縫い合わ
やったまた パズルが載ったぞ 嬉しいな!また、コスミック出版の作者用パズル誌が自宅に送り届けられてきた。おっと! またまた来た! 嬉しいな!一体今度は、何の作品が載ったのだ!?この頃、続けざまだな!さっそく封を開け、本を取り出した。あっ!! 「漢字ジグザ
たまに動き生確かめる夕端居 良蕉 たまにうごき せいたしかめる ゆうはしい季語:夕端居(夏)被写体:ハグロトンボ良蕉: 「端居」・「夕端居」とは、暑い夏の夕方などに、風が入る縁側や窓辺など、家屋の端にじっと座って涼をとりくつろぐ事をいいます。 時々動
(7月28日の続きである。)さらに周辺の木を見回ってみた。一本の木の根元辺りに…あっ!トカゲだ!!小さいなー! 奇麗だなーー!!子供だなーー!!これ位の大きさで、綺麗に青く光って見えるという事は…カナヘビではなく、間違いなく二ホントカゲで、幼体だ!!尻尾
閃光の如陽の刺さる原爆忌 良蕉 せんこうのごと ひのささる げんばくき季語:原爆忌(夏)被写体:クマゼミの抜け殻良蕉: 八月六日(広島忌)・八月九日(長崎忌)が「原爆忌」とされています。 「原爆忌」は日本のみならず、世界中の国が「忘れてはならない日」
(7月28日の続きである。)さらに周辺の木を見回ってみた。わーっ!!この木には、セミの抜け殻がいっぱい付いている!!4つか…!!これらはみんな、クマゼミの抜け殻だな。何か…4つとも同じような角度で、同じ方向を向いている。偶然なのか…それとも、かなり「必然
夏バテや大人買ひする栄養剤 良蕉 なつばてや おとながいする えいようざい季語:夏バテ(夏)被写体:賞品の2万円良蕉: 写真に写り込んでいる「負けない」・「スペシャル」の文字で、着想が浮かびました。 もし2万円当たったら、「オロナミンC」か「ユンケル
おっと! また来た!コスミック出版の作者用パズル誌が自宅に送り届けられてきた。 一昨日別のが届いたばかりだというのに!嬉しいなーー!今度は一体何の作品が載ったのだ!?さっそく封を開け、本を取り出した。あっ!! いつもの 「レディーススケルトンSP」だ!!
宿題と如何に付き合ふ夏休み 良蕉 しゅくだいと いかにつきあう なつやすみ季語:夏休み(夏)被写体:漢検漢字辞典良蕉: 小・中学校時代、「夏休みの宿題」には苦労しました。「夏休みの宿題」とはどう付き合うのが良いのでしょうかね…? ●夏休みになったらす
やったまた パズルが載ったぞ 嬉しいな!また、コスミック出版の作者用パズル誌が自宅に送り届けられてきた。おっと! また来た! 嬉しいな!一体何の作品が載ったのだ!?さっそく封を開け、本を取り出した。あっ!! 「漢字簡単太郎」だ!!今回は8月2日から発売の
夏負けの男ねぐらに帰るのみ 良蕉 なつまけのおとこ ねぐらに かえるのみ季語:夏負け(夏)被写体:木の陰に移動するクマゼミ良蕉: 「夏負けの男」⇒ それは私です。 「夏痩せ」・「夏バテ」等も季語にあるそうですね。
(7月28日の続きである。)おや…今度は、「違うくぐもり鳴き」が聞こえて来た!ギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!この「くぐもり鳴き」は「くぐもり鳴き」なのに、もう既に相当大きな音量だ!「ギ」と言っているのか…「ジ」と言っているのか…? 定かで
緑陰に昆虫図鑑開きけり 真田八 りょくいんに こんちゅうずかん ひらきけり季語:緑陰(夏)被写体:翅を開いて鳴くアブラゼミ良蕉: 少年時代私は、夏になると、友達と捕虫網を持って近所に虫獲りに行ったものである。 ポケットに小さな昆虫図鑑をよく入れていて
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