水田から軽快なエンジン音が響き田植え機による田植え作業が最盛期を迎えている。月末の28日頃には北海道全域で田植え作業が終わるはずだ。米不足、米価格の高騰のほか農業生産資材の高騰もありコメをめぐる情勢は厳しいがすでに集荷業者などが農家に出向いてコメの「青田買い」の話も聞こえてくる。田植えは手植えから機械植に進み省力化して来ているが更に省力化やスマート農業への推進もあって田植え形態が大きく変わろうとしている。水田に直接種もみを播く「直播」の取り組みだ。直播には2種類あって「潅水直播」と「乾田直播」だ。潅水直播は代掻きした水田にドローンなどで種もみをバラ播くか筋播きする方式だ。乾田直播は耕起や不耕起の水田にトラクターで種を播いた後水を入れる方式だ。どちらの方式も省力化され全国的に広がる気配だが品種、収穫量の不安...田植え作業最盛期・・