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  • 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」

    高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(文藝春秋、2022年09月号)高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」は第167回芥川賞受賞作。読み始めてわりとすぐ近くに、次の文章が出てくる。(287ページ)藤さんがにやにやしながら声をかけてくる。二谷は曖昧に、と自分では思っている速度で頷き返すが、藤さんからするとそれは首を縦に振っている同意の仕草であって、曖昧に濁した感じはつたわっていないらしく、「だよなー」とさらに強めの声を出され、二谷は今度こそまっすぐに強く頷かされた。あ、うまないなあ。いいなあ、と思わず声を上げる。二人の人間がいて、自分の意図がつたわらない。そして、押し切られる。その変化がおもしろい。特に「藤さんからするとそれは首を縦に振っている同意の仕草であって」という言い直し(?)という...高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」

  • 小さな記事の大きな罠(読売新聞の情報操作の仕方)

    中国周辺海域で起きていることに関する小さな記事(2面、1段見出し)が2022年08月29日、30日の読売新聞(西部版)につづけて載っている。前半が08月30日の記事、後半(*以降)が31日の記事。↓↓↓【ワシントン=蒔田一彦】米海軍第7艦隊は、ミサイル巡洋艦2隻が台湾海峡を現地時間28日に通過したと発表した。ナンシー・ペロシ米下院議長が今月2、3日に台湾を訪問して以降、米艦艇の台湾海峡通過は初めてだ。報道担当者は声明で、「米軍は国際法が許す限りどこでも飛行し、航行し、活動する」と強調した。ミサイル巡洋艦のアンティータム、チャンセラーズビルの2隻が通過した。報道担当者は「国際法にのっとって航行の自由が適用される海域での定例の通過を行った」とし、「自由で開かれたインド太平洋への米国の関与を示すものだ」と説明し...小さな記事の大きな罠(読売新聞の情報操作の仕方)

  • Estoy loco por espana(番外篇183)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensMeharecordadoelprimerversodelpoema"RaininAmerii"deNakaTaro."Chabaibikobobusubikibibi",tocadoporelpianodelalluvia.LaonomatopeyamerecuerdaaTchaikovsky.Nosésilosespañolessentiríanlomismoalescucharelsonido"Chabaibikobobusubikibibi".Sinembargo,merecuerdaalpoemadeTaroNaka.Estapiezatieneesetipodealegríadelamúsicaalegre.LossonidosdelalluviadeJo...Estoylocoporespana(番外篇183)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy loco por espana(番外篇182)Obra, J Jose Manuel Belmonte Cortes

    Obra,JoseManuelBelmonteCortesAlverunaobramodeladaporLuisCaparrósAlbarracín,meresultaextraño.LaobradeJosésecaracterizaporsurealismoatamañonatural.EstosLuistambiéndebenserdetamañonatural.Sinembargo,hayunadiferenciaentretamañonaturalyreal.Enpocaspalabras,Luisnotendríademencia.Perocuandomirolaescultura,pienso:"Estehombretienedemencia".EstaobradeJoséesrealista...Estoylocoporespana(番外篇182)Obra,JJoseManuelBelmonteCortes

  • Estoy loco por espana(番外篇181)Obra, Joaquín Llorens

    ObraJoaquínLlorénsTécnica.Hierro43x32x21S.M.NC.PDospersonasbailandosobreelhielo.Unhombrehacebailaraunamujerenelaire.Movimientolibreydinámico.¿Cómoesposible?Porquesustrayectoriasdepatinajecoinciden.Elsemicírculodeabajolosimboliza.Cuandolastrayectoriasdelospatinadorescoinciden,suscorazonestambiénlohacen.Elcuerpofísicotambiéncoincide.Cuandoestoocurre,elmovim...Estoylocoporespana(番外篇181)Obra,JoaquínLlorens

  • 松本秀文『詩後(2014-2022)』

    松本秀文『詩後(2014-2022)』(思潮社、2022年07月31日)松本秀文『詩後(2014-2022)』を読みながら、どの詩を引用しようか、考えた。どれを引用しても同じことを書きそうだ。だから、いったん閉じて、テキトウに開く。「ゲンエイの人あるいはセカイ」。あ、いやなものを引いてしまった、というババヌキの感じがするが、まあ、これがきょうの私の仕事(?)だ。とめどなく描線がブレつづける街で青空の向こうになぜ(ひかりの分布図星のようなものがあるのかを死んでいるうさぎと考える(うそ詩の(半減期孤独(?)はいつもセカイとつながっていてタイトルの「ゲンエイ」は「渡辺玄英」の「玄英」である。ほんとうに「ゲンエイ」と読むのかどうかわからないが、わからないからこそそれですませるのだろう。私もよく知らないので「ゲンエ...松本秀文『詩後(2014-2022)』

  • Estoy loco por espana(番外篇180)Obra, Joaquín Llorens

    ObraJoaquínLlorensTécnica.Hierro76x24x17N.CCombinacióndecolumnascuadradasycilindrosfinos(yocreo).Penséenunamamábicicletacondosniñosencima,peroJoaquínnoconoceríaaesasmadresenJapón.Ladurezadelgruesopilarcuadradoquesostieneelconjuntomelorecuerda.Esmuydivertidoimaginarlascosasalmargendelasintencionesdelautor.Estoylocoporespana(番外篇180)Obra,JoaquínLlorens

  • 国家公務員は憲法を読まないのか

    ツイッターで、驚くべき発言を読んだ。https://twitter.com/emil418/status/1562022901272150016?s=20&t=bfRp4xAljrgyFmmbSo3wZQ&fbclid=IwAR37g-1cje5KFDHlKQ5n6gfBYuA4SgghpgIG92Cwi7ODy0PCl1kwVbDXkDI内閣法制局の職員が、「全国民が反対しても、閣議決定すれば国葬ができるのか」と問われて「できる」と答えている。このひとは、憲法を読んだことがあるのか。国家公務員になるとき、憲法を読まなくてもいいのか。国家公務員は、憲法に違反していいのか。日本は議会制民主主義の国である。行政(内閣)は、議会の信任(国民の信任)がなければ、その権力を行使することができない。法的な根拠がない限...国家公務員は憲法を読まないのか

  • 青柳俊哉「雨と窓」、木谷明「せみせみんばい」、徳永孝「シャンプー」、杉恵美子「十薬」、永田アオ「世界」、池田清子「世間話」

    青柳俊哉「雨と窓」、木谷明「せみせみんばい」、徳永孝「シャンプー」、杉恵美子「十薬」、永田アオ「世界」、池田清子「世間話」(朝日カルチャーセンター、2022年08月01日)受講生の作品。雨と窓青柳俊哉思いが言葉にならないときすべてのわたしが霧の中を渡ってくる雨が言葉を集め雨の中に雪の窓をつくるひとつの雨粒が窓を離れ他の雨粒たちのそれぞれの降下をみつめる少しの共感と少しの慈しみこの世界の呼吸を引き受けてすべての雨粒の中のわたしを窓の高さをみつめる戦場へ青年をしいるように窓が雨粒を運ぶ窓がさらに高く上っていく雨が消え蛍火が点るその光の中を永劫の雪がつきぬけていく前回の講座で読んだ受講生の詩のことばが利用されている。そっくりそのままではなく、変更も加えられている。詩は、自分の気持ちを書くもの、という意識が強いか...青柳俊哉「雨と窓」、木谷明「せみせみんばい」、徳永孝「シャンプー」、杉恵美子「十薬」、永田アオ「世界」、池田清子「世間話」

  • 三木清「人生論ノート」の読み方。(習慣について、から)

    修養(する)ということば、定義できます?三木清の「人生論ノート」の「習慣について」のなかに修養ということばが出てくる。(全集、228ページ)もちろん18歳のイタリア人は、その意味を知らない。どうするか。修養、ということばが出てきた文章を丁寧に読んでいく。そのことばは一緒につかわれたことばは何か。一緒につかわれていることばは、また別のことばといっしょにつかわれている。これを、因数分解をするみたいに、組み合わせたり、ときほぐしたり。そうこうするうちに、ちゃんと「道徳」と結びつけることができる。大感激してしまった。授業のあと、別の先生に、18歳の青年が、どうやって「修養」を理解したか、話さずにはいられなかった。正直な話、辞書をつかわず、書かれていることばだけを手がかりに、意味を把握するというのは、日本人にもむず...三木清「人生論ノート」の読み方。(習慣について、から)

  • 何のための世論調査?(読売新聞の記事の書き方/読み方)

    2022年08月25日の読売新聞(西部版・14版)一面に、「読売・早大協同世論調査」の記事。「「岸田首相は改憲派」50%/原発再稼働賛成58%」という見出し。統一教会問題で世の中が騒いでいるときに、この世論調査は何?なぜ、内閣支持率がない?「詳報」を読むと、支持するは61%ある。それを見出しに取らないのは、なぜ?からくりがある。↓↓↓読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所は全国の有権者3000人を対象に世論調査(郵送方式。回答率69%)を共同実施し、岸田首相のイメージを多面的に探った。有権者の50%が首相を「改憲派」とみており、「護憲派」との回答は39%だった。(略)規制基準を満たした原子力発電所の運転再開については、「賛成」58%が「反対」39%を上回り、同じ質問を始めた2017年以降、計5回の調査で...何のための世論調査?(読売新聞の記事の書き方/読み方)

  • 咲原実玲『さくら準備中』

    咲原実玲『さくら準備中』(kotori、2022年06月30日発行)咲原実玲『さくら準備中』の巻頭の「春の午後」はとても丁寧な詩である。全行を引用する。一枚の古い写真がある幼稚園の制服を着たわたしがついさっきまで風船を抱えていた手を胸のあたりにおいて空を見上げているうっすら笑っているけれど少しさみしそうこの写真を見ると今でもその時の気持ちを思い出せる両手で抱えていた風船をそっと離したそれはすばらしいことに思えた風船はどこかに行くわたしより先に行く「どこか」が憧れになった瞬間憧れはいつだってわたしと空との間にある見失うかもしれない現実に叶ったら憧れではなくなるどのみちそれは失われるのだなぜ憧れを抱くというのだろう私から離れた存在だから気がつくのに一連目の「風船を抱えていた手を胸のあたりにおいて」の一行、特に...咲原実玲『さくら準備中』

  • Estoy loco por espana(番外篇179)Obra, Antonio Pons

    Obra,AntoninoPonsAntonioPonsのこの作品は、小舟に乗った仙人を思わせる。スペインに仙人がいるかどうかしらないが。つまり、どこか東洋的である。夜、仙人は、小舟を浮かべ、どこかへ行こうとしている。夜、と私が想像するのは、彼の顔が三日月の形をしているからである。どこかへ行こうとしている、と思うのは、彼が立っているからである。座って、瞑想しているのではない。それにしても、なんとリズミカルなのだろう。形の変化と、色の変化が、静かで、美しい。背後の茶色い夜。その空間の高さ。左手は、その背景からはみ出している。小さな舟も、背景からはみ出している。こうした変化が、どこかへ行こうとしている、その動きを強調しているのだが、彼は決して急いでいない。時間の中で、彼はダンスをしている。どこかへ行くというこ...Estoylocoporespana(番外篇179)Obra,AntonioPons

  • Estoy loco por espana(番外篇178)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens二つの曲面が出会う。それはたとえば男と女。出会ったときに、二人の間で動きが生まれる。ことばが交わされ、肉体が動く。それは、新しい音楽だ。その瞬間、いままで、そこには存在しなかったものが生まれる。細い針金が、それう象徴している。それは、まだ二つの曲面のように頑丈ではない。しかし、二人を超えてより高いところまで成長していく力を持っている。その音楽に誘われて、二人はさらに高みを目指して動き始める。この作品を見ていると、何かしら、新しい「家族」の誕生を見ているような気持ちになる。Dossuperficiescurvasseencuentran.Son,porejemplo,unhombreyunamujer.Cuandoseencuentran,secreaunmovimie...Estoylocoporespana(番外篇178)Obra,JoaquínLlorens

  • 藤井貞和『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』

    藤井貞和『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』(思潮社、2022年07月31日発行)藤井貞和『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』を読んで「残す」という動詞が印象に残った。私が気づいたのは「汚職」という詩を読んだときだ。読み直して、点検したわけではないので、不確かだが、それは他の詩にも出てくるかもしれない。ほかのことばで「同じ意味」をもっていることばが動いているかもしれない。詩集を貫く「ことば」として響いてくる。「汚職」では、「のこす」という表記で、こうつかわれている。「汚職で、逮捕されるまえに」と、父は言いのこし、『詩集』を一冊、家族の元に書き置いて、きょう、帰らない旅に出ると言って、それきり、帰って来ません。新聞にはだれもが悪く言い立てるけれども、私には汚職が、父ののこしたしごとなら、非難...藤井貞和『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』

  • Estoy loco por espana(番外篇177)Obra, Joaquín Llorens

    ObraJoaquínLlorensT.Hierro87x57x17C.Gひとつの作品だが、見る角度によって印象がまったく違う。左の写真では、動きがリズミカルで、どこまでもその動きが展開していきそう。果てしなくつづくモーツァルトの音楽のよう。右の写真では、動きが止まっている。しかし、それは、それまでの動きのあとの休止、終了という感じ。余韻が残っている。さらにおもしろいのは、影と作品の関係。どちらの写真を見ても、下に伸びた細い円柱が、四角いメインの水平の影につながっている。まるで、影をぶら下げているように見える。影もまた、作品の一部なのだとわかる。Setratadeunaúnicaobradearte.Sinembargo,daunaimpresióncompletamentediferentesegúne...Estoylocoporespana(番外篇177)Obra,JoaquínLlorens

  • 大橋政人『反マトリョーシカ宣言』

    大橋政人『反マトリョーシカ宣言』(思潮社、2022年09月01日発行)大橋政人『反マトリョーシカ宣言』の巻頭の詩、「肉の付いた字」。肉水肉草肉雨肉花肉雪肉火肉土肉歩肉体肉歩「肉体」は、わかる。ほかのことばは知らない。「肉歩」が繰り返されている。自分の肉体で歩いて書いた詩、ということか。次は「花力」。草と言ったらやっぱ草力でしょ花は花力雨と言ったらやっぱ雨力でしょ雪は雪力雲と言ったらやっぱ雲力でしょ空は空力そうすると、「肉」は「肉力」か。まあ、ただ、そう思っただけ。そして、「反マトリョーシカ宣言」と大橋は言うのだけれど、この二つの詩を読むと、どうしたって私は「マトリョーシカ」を思い出してしまう。人形の中に、同じ人形が入っている。同じように、同じことばの構造の中に、同じことばの構造が入っている。こういう感想は...大橋政人『反マトリョーシカ宣言』

  • 日銀の目標?(読売新聞の記事の書き方/読み方)

    2022年08月20日の読売新聞(西部版・14版)一面に、「物価上昇」の記事。↓↓↓総務省が19日発表した7月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が102・2だった。前年同月と比べ2・4%上昇した。上昇は11か月連続で、日本銀行が物価目標とする2%を4か月連続で超えた。資源価格の上昇や円安で、エネルギーや食品を始め幅広い品目に影響が広がっている。↑↑↑この記事に、「虚偽」はあるか。一見、ないように見える。だが、「日本銀行が物価目標とする2%を4か月連続で超えた」という書き方は、これでいいのか。たしかに日銀は物価上昇率を2%と設定していた。いつ設定したか、誰も思いだせないくらい前にである。そして、それは延々と実現されなかった。いまになって、突然、実現されている。その...日銀の目標?(読売新聞の記事の書き方/読み方)

  • 木村孝夫『十年鍋』

    木村孝夫『十年鍋』(モノクローム・プロジェクト、2022年03月11日発行)木村孝夫『十年鍋』は東日本大震災の10年後を描いている。もう十年ですか?と問う声にまだ十年ですと答えるということばが、「海の方へ」の最後に書かれている。この詩集の全てを語っている。だが、紹介するのは、別の詩。「骨の重さ」。死体が海底で骨になる身につけているものを脱ぎ捨ててそこにある無常が骨を磨き続けているもう魂は天に帰って行ったのに諦めない帰るまでは、骨の一片でも衣類の切れ端でもあの日のあの時間は一生悔いる時だこの両手にしっかりと抱いてあげたかった生と死の線引きに大混乱した日悲鳴の先が死の領域だとすれば呼ぶ声はその近くまで届いた筈なのだが生へと引き戻す力にはなれなかった海岸線を歩きながら考える残っている悔いは引きずられていくあの瞬...木村孝夫『十年鍋』

  • 安藤元雄『恵以子抄』

    安藤元雄『恵以子抄』(書肆山田、2022年08月12日発行)安藤元雄『恵以子抄』(「恵」は、正しくは旧字。本文中も)は、妻の死を書いている。死を書いていると書いたが、死は書きようがなく、書こうとすればどうしても生にもどってしまう。その生は、妻の生であり、安藤自身の生である。そこに人間の悲しみがある。この不思議な感じ、どうしようもない何か絶対的な不条理が「恵以子抄」に書かれている。21ページから22ページにかけての、次の一連。思うように歩けなくなった恵以子のために家中に手すりを取りつけた寝室に居間廊下と階段手洗い洗面所や風呂場玄関に勝手口恵以子がいなくなって手すりだけが残ったいまは足腰の衰えた私がもっぱらそれに頼って暮らしている死は「いなくなる」ことである。それ以外のことは、わからない。死んだ人は死について...安藤元雄『恵以子抄』

  • 谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』(2)

    谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』(2)(ポエムピース、2022年07月16日発行)「かなしみ」という作品がある。『二十億光年の孤独』のなかの一篇。私はかつて「谷川俊太郎の10篇』という「アンソロジー」をつくったことがある。(いま、どこにあるか、わからない。)「鉄腕アトム」「カッパ」「父の死」というのは絶対に譲れない三篇。あとは、その日の気分によって選ぶものが違うだろうなあ、と思う。しかし、あと一篇、「かなしみ」も外したくないなあ、と思う。あの青い空の波の音が聞こえるあたりに何かとんでもないおとし物を僕はしてきてしまったらしい透明な過去の駅で遺失物係の前に立ったら僕は余計に悲しくなってしまった青年というよりも、少年という感じ。しかし、幼い少年ではなく、思春期の少年。でも、どうして、そういう印象を持つのかなあ...谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』(2)

  • 朝日新聞よ、それでいいのか。平気なのか。正気なのか。

    朝日新聞デジタル版、https://www.asahi.com/articles/ASQ8H5SRWQ8HUTIL01W.html...「特異集団は旧統一教会」閣議決定公安調査庁の05・06年報告書この見出し、この記事の書き方は、これでいいのか。辻元清美の「質問趣意書」が掲載されていないので、その内容がわからないが、辻元は単に「2006年、2005年」の公安調査庁が「特異集団」と書いてあるのは、いったいどの団体かと質問しただけなのか。↓↓↓政府は今回の答弁書で、いずれも旧統一教会を指すと認め、特異集団を「社会通念とかけ離れた特異な主義・主張に基づいて活動を行う集団」と定義した。一方、第1次安倍政権下の07年分では特異集団の項目がなくなった。理由について答弁書は「時々の公安情勢に応じて取り上げる必要性が高い...朝日新聞よ、それでいいのか。平気なのか。正気なのか。

  • Estoy loco por espana(番外篇176)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens影もまた作品の一部だと教えてくれる作品。作品そのものもシンプルでリズミカルだが、それにそって踊る影が、作品をより美しくしている。作品をどこで見るか。そのときの空間、光がつくりだす変化をどう楽しむか。どんな作品も、やはり、その度書へ見に行かないといけないと思う。Estaobranosdicequelassombrastambiénformanpartedeltrabajo.Laobraensíessencillayrítmica,perolassombrasquedanzanjuntoaellalahacenaúnmásbella.¿Dóndesemiraeltrabajo?¿Cómodisfrutadeloscambioscreadosporelespacioylal...Estoylocoporespana(番外篇176)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy loco por espana(番外篇175)Obra, Antonio Pons

    AntonioPonsMangranaamblapalmaGresCH,ferroiacer(890x420x380mm.)素材がつくりだす対比、色の変化が美しい。左の局面の光の変化は、宇宙がつくり出す一瞬のものだが、まるで最初からその変化を知っているかのような落ち着きがある。Loscontrastesycambiosdecolorcreadosporlosmaterialessonhermosos.Elcambiodeluzenlafaseizquierdaesalgomomentáneocreadoporeluniverso,perohayunacalmaenél,comosielartistahubierasabidodelcambiodesdeelprincipio.Estoylocoporespana(番外篇175)Obra,AntonioPons

  • Estoy loco por espana(番外篇173)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens制作過程のホアキンとその作品。作品を単独で見ると、大きさがわかりにくいが、この写真からはだいたいの見当がつく。ホアキンの作品は、だいたいが身体になじむ大きさだ。ここにも彼の作品のもっている親しみやすさの要素がある。Joaquínenelprocesodeproducción.Cuandolaobrasevesola,esdifícilhacerseunaideadesutamaño,peroestaimagendaunaideaaproximada.LasobrasdeJoaquínsongeneralmentedeuntamañoqueseajustaalcuerpo.Esteesotroelementodelafamiliaridaddesuobra.作品は、とて...Estoylocoporespana(番外篇173)Obra,JoaquínLlorens

  • 谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』

    谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』(ポエムピース、2022年07月16日発行)谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』は、短い詩120篇のアンソロジー。田原が選んだ。こういう詩集は、最初から読んでいくのではなく、なんとなく開いたところから読んでいく。行き当たりばったりで読んで、行き当たりばったりの感想を書く。読み落としがあっても気にしない。「となりの」谷川俊太郎なら、なおさらそうだ。読み落としたって、「知っている」。というか、どうしたって田原が選んでいない詩が詩集の中にまぎれこんでいる。「本人も知らない」のが「となりの他人」の実態だから。あるいは「となりの住人」というのは、そういうものを含んでいるのだ。つまり、谷川俊太郎以外、この詩集でいえば田原以外の人間をかってに含めて、私は谷川俊太郎を「となりの谷川俊太郎」と思...谷川俊太郎『となりの谷川俊太郎』

  • アメリカナイズの問題点

    「台湾有事」は「アメリカの夢」と書いたとき、世界で起きているアメリカナイズについて少し書いた。アメリカナイズの「悪夢」が世界をおおっているというのが私の見方だが、それを証明するような事件が起きた。『悪魔の詩』の著者、サルマン・ラシュディがアメリカで刺された。容疑者の動機は不明(読売新聞)だが、『悪魔の詩』はイスラム教を冒涜している批判されており、そのことが関係するかのように報道されている。これが「アメリカナイズ」とどう関係するか。関係するのはイスラム教だろうと指摘する声が聞こえてきそうだが、私は「アメリカナイズ」のひとつととらえる。「アメリカナイズ」とはアメリカのスタイルが世界をおおうということである。この動きは「自発的」というよりもアメリカが要求しているものである。それに逆らって自分のスタイルをつらぬく...アメリカナイズの問題点

  • Estoy loco por espana(番外篇174)Obra, Jesus Coyto Pablo

    Jesusはフェイスブックで、こう書いている。"SobreelMundo",fragmento.CuadropintadoporencargoparaelcarteldePasiónenSalamanca.Año2019Unrayodesolenelocasoincidesobreelbordeatravésdeunventanuco.*小窓から夕陽が一筋、キャンバスに降り注ぐ。しかし、まるで最初から、その赤い色が存在したかのような感じがする。この瞬間にしか存在しない「作品」。この効果は作者の意図を超えていると思う。だからこそ、楽しい。時間が生み出した、新しい作品に、Jesus自身が驚いている。この作品を、こうやって共有できるのは、とてもうれしい。*Sinembargo,parecequeesecolor...Estoylocoporespana(番外篇174)Obra,JesusCoytoPablo

  • Estoy loco por espana(番外篇172)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens¿Esundragónabstracto?Alaluzdelatardecer,puedoverqueelpilarquesostienealdragóntambiénesunaobradearte.Esinteresantelacorrespondenciaentrelaluzquesereflejaenelpilarylaquesereflejaenelvientredeldragónenlafotodelaizquierda.Laluzenlafotografíadeladerechapuedeserlaluna.Megustaelcambiodeexpresióndelaobra.TodavíanohevistoeltrabajodeJoaquínenelex...Estoylocoporespana(番外篇172)Obra,JoaquínLlorens

  • 「関係を断つ」とは、どういうことか

    第二次岸田改造内閣。統一教会との関係が、すっきりしない。2022年08月13日の読売新聞(西部版・14版)の2面。(見出しは、ウェブ版)↓↓↓新副大臣・政務官でも旧統一教会と接点相次ぐ…パーティー券購入やイベント出席第2次岸田改造内閣が本格始動した12日、政府がこの日の臨時閣議で決定した副大臣、政務官でも「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と過去に何らかの接点を持っていたことが相次いで明らかになった。山田賢司外務副大臣の事務所は12日、関連団体から2018年4月にパーティー券2枚(4万円)の購入を受けたと公表した。大串正樹デジタル副大臣も同日、首相官邸で記者団に、過去に関連団体からパーティー券を購入してもらったと明かし、「関係は断つ」と語った。中谷真一経済産業副大臣と野中厚農林水産副大臣は、いずれも関連...「関係を断つ」とは、どういうことか

  • 帷子耀. 選『詩的●▲』

    帷子耀.選『詩的●▲』(阿吽塾、小見さゆり『水辺の記憶』(書肆山田、2022年06月20日発行)帷子耀.選『詩的●▲』は、阿吽塾が作品募集をし、帷子耀.が選んだ作品で構成されている。帷子耀.の選評もついている。豊原清明の「空中に搾取された生首」がおもしろい。なんとなく、帷子耀を思い出した。思い出したといっても、私が帷子耀の作品を読んだのはもう50年ほど前になり、気がついたら帷子耀は詩の世界(現代詩手帖)から消えていた。だから、おぼろげな記憶でしかないのだが。何を思い出したか。霧のような前衛詩に滅びて往く民の異性への興味しなやかな曲線美リズムの絶対性。それが帷子耀に共通すると思った。たたいても、こわれないリズム。どこを叩いても、強靱な音がかえってくる。その強さ。こんな抽象的な書き方では、何も書いたことになら...帷子耀.選『詩的●▲』

  • 「台湾有事」への疑問

    私は台湾のことも中国のこともよく知らないのだが、「台湾有事」について、とても疑問に思うことがある。台湾は、チベットや新疆ウイグルとは完全に違う。台湾に住んでいるひとは、基本的に中国人である。つまり、国語、文化が同じ。(もちろん、別の体制になってから、違う制度を生きているから違いも出てきているが。)中国人は、どうやって生きているか。単なる印象で書くのだが、いま中国人は世界中に散らばっている。そして、散らばりながら組織化もされている。チャイナタウンと俗にいうけれど、血族意識が強い。だれかがある国へ行く。そこで成功する(中国人にとっての成功とはなによりも、金を蓄える。金持ちになること)と親族を呼び寄せる。そして、「社会」が拡大する。頭がいいなあと感心するのは、このときの中国人の「かせぎ方」である。日本でいうコン...「台湾有事」への疑問

  • 小見さゆり『水辺の記憶』

    小見さゆり『水辺の記憶』(書肆山田、2022年07月08日発行)小見さゆり『水辺の記憶』には、詩とは何かの、ひとつの「模範解答」のようなものがある。「まばたき」という作品の後半部分。まばたきをしている間に地球がすばやく回転したまばたきをしている間にスカートがめくれあがったまばたきをしている間に数式を忘れたまばたきをしている間に地面から鳥の影が消えた「まばたきをしている間に」という共通のことばが、別々のことばを引き寄せてくる。無関係なものが「まばたきをしている間に」によって共通のものになる。それがほんとうに共通しているかどうかは、わからない。わからないが、「共通項(まばたきをしている間に)」があるために、共通のものとして見えてくる。ただし。共通といっても、そこには「断絶」がある。なぜ共通しているか、わからな...小見さゆり『水辺の記憶』

  • Estoy loco por espana(番外篇171)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens植物の芽吹きを感じさせる二つのやわらかい形。台座に対応する2つの形状。バランスと調和が面白い。Dosformassuaves....meparecequesonalasplantasenciernes.Dosformascorrespondientesenelpedestal.Interesanteequilibrioyarmonía.Estoylocoporespana(番外篇171)Obra,JoaquínLlorens

  • N氏の手紙

    中井久夫に「N氏の手紙」というエッセイがある。(『記憶の肖像』、みすず書房、1992年10月21日発行)「N氏とは最近物故された有名な詩人である。」とはじまる。読みながら、私は、このことばをコピーするように「N氏とはきのう(8日)物故された有名な訳詩人である。」と書きたくなった。中井久夫が死んだ。中井久夫は、そのエッセイの中で西脇順三郎に手紙を書いたこと、西脇から返信が来たことを書いている。私も中井久夫に手紙を書いたことがある。『カヴァフィス全詩集』(みすず書房)を読んで、感想を書いた。訳語のリズムに感心した、口語のリズムに肉体を感じた、というようなことを書いたと思う。私は中井久夫を知らず、単に「翻訳者」であると思っていた。しかし、その「翻訳」は「翻訳」というよりも、完全に日本語になった詩だった。中井語だ...N氏の手紙

  • 中井久夫が死んだ

    中井久夫が死んだ。なんと書いていいのかわからない。でも、書かずにいられない。カブァフィス、リッツォスの訳詩。そして、最初のエッセイ集『記憶の肖像』も好きな一冊だ。実は、私は「特別版」を持っている。カバーの写真が「裏焼き」なのだ。中井さんからもらったものだが、もらったあと、「写真が裏焼きだった」と教えてもらった。たぶん、すぐにカバーを作り替えていると思う。(確かめてはいない。)ふと開いたページに「花と時刻表」という短い文章がある。「今年の夏は福岡から佐賀、最後に山口と各駅停車の旅行をした。」とはじまる。偶然開いたのに「福岡」の地名が出てくる。その偶然の一致がうれしい。*ふつうは「中井久夫が死んだ」と書かないだろうし、「(本を)もらった」とも書かないだろう。しかし、私は「中井久夫氏が死去した」とか「本をいただ...中井久夫が死んだ

  • Estoy loco por espana(番外篇170)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens街角の孤独。深夜の街に、一つだけ明かりがついているビルを見るような感じ。他にもビルはあるのだが、それはもう眠っている。明かりのついたビルを、ひとりの男が見ている。男もまた、眠ることができないのだ。Lasoledadenlascalles.Escomoverunedificiodelaciudadaaltashorasdelanocheconunasolaluzencendida.Hayotrosedificios,peroyaestándormidos.Unhombrevigilaeledificioconlaslucesencendidas.Elhombretampocopuededormir.Estoylocoporespana(番外篇170)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy loco por espana(番外篇169)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorens水平と垂直のバランスが美しい。交差する線がつくりだす空間の変化がとてもリズミカルだ。斜めの方角から撮影した写真では、動きにスピード感がある。動かない彫刻なのに、スピード感があるというのは、とてもおもしろい。Elequilibrioentrelahorizontalidadylaverticalidadesprecioso.Loscambiosdeespaciocreadosporlaslíneasquesecruzansonmuyrítmicos.Enlafotografíatomadadesdeunángulooblicuo,hayunasensacióndevelocidadenelmovimiento.Esmuyinteresantequelaescultura...Estoylocoporespana(番外篇169)Obra,JoaquínLlorens

  • エマニュエル・クルーコル監督「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(★★★)

    エマニュエル・クルーコル監督「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(★★★)(2022年08月07日、KBCシネマ、スクリーン2)監督エマニュエル・クルーコル出演カド・メラッド、マリナ・ハンズ、ロラン・ストッカーベケットの「ゴドーを待ちながら」を囚人が演じる。「待っているだけ」という状況が囚人の状況と重なる。そこから、ふいに「現実」が噴出してくる。それをそのまま舞台に生かす、という演出方法で演劇そのものは大成功を収める。映画は、その成功までの過程を手短に紹介する。そして、「それ以後」をていねいに描写していく。これがなかなかおもしろい。芝居の中に、隠れていた現実(意識できなかった現実)がことばとして動き始めるとき、そのことばを語った役者たちの現実はどうなるのか。たとえば芝居の上演後、刑務所へ帰って来た...エマニュエル・クルーコル監督「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(★★★)

  • NATOと統一教会

    NATOと統一教会は、何の関係もないように見える。(あるかもしれないが、私は、知らない。)けれども、非常に類似点があると私は感じている。2022年08月07日の読売新聞(西部版・14版)は3面で「対ロシア欧州政局不安/インフレ拍車高まる不満/英伊首相辞任/仏政権議会苦戦」という見出しで、現在のヨーロッパの「揺れ」を報告している。ロシアのウクライナ侵攻を避難するために、ヨーロッパは団結して「経済制裁」に踏み切ったが、うまくいかない。物価が上がり、不満が続出している。それを政権が抑えきれない、ということが起きている。↓↓↓↓経済的な余裕が失われ、国民の関心はウクライナ情勢から離れ始めた。調査研究機関「欧州外交問題評議会」が欧州主要10か国で実施した調査(6月中旬発表)では、英仏伊とスペイン、ポルトガル、ルーマ...NATOと統一教会

  • 広島原爆の日。

    広島原爆の日。原爆に限定せずに、戦争について考えるところからはじめたい。「戦争放棄(軍備放棄)」を語るとき、多くの人が、敵が愛する人(家族)を殺そうとしているの時、戦わないのか、という質問をする。だが、誰かが私を(そして家族を)殺そうとしているとき、対処方法は一つだけではない。つまり、戦うという方法しかないわけではない。まず、何よりも「逃げる」という方法がある。もちろん逃げても、敵は追いかけてきて殺すかもしれない。しかし、立ち向かっても殺すだろう。だから、まず最初は逃げる。こんな例がいいかどうかわからないが。安倍は暗殺された。それは逃げなかったからだ。たとえば大きな物音(銃声と思わなくても)がしたとき、安倍が逃げるとか、しゃがむということをしていたら、それだけでも事態は変わっていただろう。殺されたくなかっ...広島原爆の日。

  • ペロシのことばと読売新聞の書き方

    2022年08月06日の読売新聞(西部版、14版)。1面に「日米、台湾情勢で連携/首相、ペロシ氏と会談中国演習批判」という記事が書いていある。ペロシの台湾訪問の続報。↓↓↓岸田首相は5日、来日中のナンシー・ペロシ米下院議長と首相公邸で会談した。軍事的な緊張が高まっている台湾情勢をめぐり、日米の連携を確認した。首相は、中国による台湾周辺での大規模軍事演習を「地域や国際社会の平和と安定に深刻な影響を与える」と批判した。↑↑↑中国が台湾周辺での大規模軍事演習をしたのは事実だ。そして日本のEEZ内にミサイル(?)が落下したのも事実だ。しかし、ここにはなぜ中国が台湾周辺で軍事演習をしたのか、その理由が書かれていない。私が何度か問題にしている「時系列」でいえば、「時系列」が省略されて、中国が突然一方的に軍事演習をした...ペロシのことばと読売新聞の書き方

  • Estoy loco por espana(番外篇168)Obra, Joaquín Llorens

    ObraJoaquínLlorensObraquehaestadoseleccionadayexpuestaenCangas(Pontevedra)..CertamenInternacionalArteMorrazo2022junioボタンの花を思い出した。短歌(日本の短い詩)に「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ」という作品がある。牡丹の大輪の花が占める位置は揺るぎなく静かである。この作品は、その牡丹の花のように、豪華で、同時にその空間(場)を安定させる。とても美しい。Merecordóaunaflordepeonía.Hayuntanka(poemacortojaponés):"BOTANKAHASAKISADAMARITESHIZUKANARHANANOSHIMRTAEUICHI...Estoylocoporespana(番外篇168)Obra,JoaquínLlorens

  • 読売新聞のウソのつき方

    2022年08月04日の読売新聞(西部版・14版)の一面。「米台の団結を強調/下院議長、蔡総統と会談」という見出しで、こう書いている。(番号は私がつけた。)↓↓↓↓↓①【台北=鈴木隆弘、北京=大木聖馬】ナンシー・ペロシ米下院議長は3日、訪問先の台北で蔡英文総統と会談した。米国の台湾に対する揺るぎない支持を表明し、中国の脅威に直面する台湾との連携を強化する意向を示した。中国はペロシ氏の訪台に反発し、射撃訓練や軍事演習で圧力を強める構えで、緊張が高まっている。②蔡氏は会談で「台湾海峡の安全は世界の焦点だ。台湾が侵略を受ければ、インド太平洋地域の衝撃となる。台湾は軍事的脅威に屈しない。台湾は民主主義を守り、世界の民主主義国家と協力する」と訴えた。③ペロシ氏は「台湾が多くの挑戦を受けている中で、米台が団結すること...読売新聞のウソのつき方

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