コロナ5年6月15日(ウクライナ、ロシア戦争3年)あじさい詩降る注ぐ雨それを大きな葉と色とりどりの花が受け止める紫、青、ピンクのグラデーション雨の日を楽しみに変え心に小さな虹をかけ幸せの国に私を誘うアジサイはマジシャン雨音を聞きながら時には優しく時には熱く私に語り掛けてくる梅雨空がぱっと明るく輝くつかの間のお日様が顔を見せ夏ももうすぐだねそこに来ているよとにっこりと笑う紫陽花詩雨の帳が降りてきてアジサイが静かに目覚める雫が葉を滑り落ち花びらはしっとりと濡れている空は灰色に包まれてもアジサイは色を失わない梅雨の中で一際輝き心に温かな光を灯すひとつひとつの花が語る雨の日の小さな幸せアジサイの優しい色彩が梅雨空を明るく照らすアジサイの花詩