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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する https://blog.goo.ne.jp/mizumoe19

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます!

自然が終活テーマです。タブララサ、邂逅、自然の摂理という言葉が好きです。身体の衰えを日々感じながらも、いかに精神を高めていくかを求めていきます。

想い続けることができれば、その想いはいつか成就する
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浜松市
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2014/09/30

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  • 「好きこそ物の上手なれ」

    「努力は苦しみだけじゃない。楽しむ力が道を開く」昔は「石の上にも三年」「辛抱が大切」といった教えのもと、我慢や苦労の先に成功があるとよく言われたものです。そんな部分も少しはあると思います。しかし、今は情報も溢れるほどあり、選択が可能の時代となりました。嫌なことを続けているよりも、自分の好きなことを夢中で楽しんでいるときこそ、新しい自分に出会い、結果的に社会にも役立っているのではないかと思います。楽しみながら何かに取り組むと、それは自然に長続きし、その人ならではの個性や魅力も輝いて来ます。そこ私たちは生きているのです。これを使わない手はありません。嫌なことを無理に続けるよりも、好きなことを前向きに、真剣に取り組む。そうした姿勢こそが、本当の意味での努力であり、生きがいにつながるように思います。私もこれからも...「好きこそ物の上手なれ」

  • 春菊の花

    食べようと植えた春菊、収穫を忘れていたら花が咲いてびっくり!さすが「菊」の仲間。すき焼きの名脇役、花姿でも魅せてくれます。さすが菊です。野菜の花にしては大きくてびっくりしますね。春菊の花

  • 「心の相対性理論」:あなたの心が時間を変える

    ふと、不思議に思うことがあります。それは心理的な時間です。アインシュタインの相対性理論が示すように、時間は絶対ではありません。実は、私たちの「心の状態」も、時間の感じ方を大きく左右します。好きな人と過ごす幸せな瞬間はあっという間に過ぎ、嫌な時間ほど長く感じるのは、心が時間の流れを主観的に捉えているからです。心が「快」の状態にある時、私たちは現在の瞬間に集中し、時間の認識は薄れ、物理的な時間は短く感じられます。逆に、心が重い時は、時間に意識が向き、長く感じてしまうのです。これはまるで、「心の速度が速いほど時間は短く、遅いほど長く感じる」と言えるでしょう。つまり、私たちの心のありようが、人生という時間の流れ方さえも変えているのです。だからこそ、自分の「心の速度」を意識し、大切にすることが重要です。心がままに動...「心の相対性理論」:あなたの心が時間を変える

  • 今日いち-2025年4月20日

    朽ちてなお輝きます椿かな朽ちてこそ残る余韻に美しさあり人とて新しい世界に飛び立ち美しさを残す森羅万象無常あり無常ありてこそ新陳代謝ありこれが現実今日いち-2025年4月20日

  • 甘い香り スイトピーの約束 詩

    青い空澄んだ空気花びらをかすめる緑のそよ風今日が初めてのこの世界色と香りをふりまき私は精一杯きれいな花を咲かせたい皆さん私の後に続いてきて皆を喜ばせてね甘い香りスイトピーの約束詩

  • 人間力こそ、AI時代を生き抜く最強の武器――熟練の知恵が切り拓く未来のリーダーシップ

    AI技術は今、かつてない飛躍を遂げています。なかでも生成AIの進化は目覚ましく、まるで自ら思考しているかのような振る舞いすら見せ始めました。かつてのIT時代が情報を集めて処理する「情報技術」に過ぎなかったのに対し、現代のAIは論理的な推論を深め、人間の働き方や社会構造そのものに大きな変革をもたらそうとしています。一見便利で未来的なこの技術革新の中で、私たち人間はどのように生き、どのように価値を生み出していくべきなのでしょうか。私は、これからの時代に最も必要とされるのは、「多様な視点で物事を捉える力」、そして「総合的に考える力」だと考えています。ただAIのように論理的に思考するだけではなく、人間ならではのパッション(情熱)、感性、直感力を大切にし、それらを融合させて新たな価値を生み出す“プロデュース力”が求...人間力こそ、AI時代を生き抜く最強の武器――熟練の知恵が切り拓く未来のリーダーシップ

  • 草しか食べない馬や牛があんなに立派な体になるのはなぜ?東洋医学が語る驚異の生命力

    皆さん、常々不思議に思っていませんか?青々とした草を食む馬や、ゆったりと牧草を咀嚼する牛たちが、なぜあんなにも逞しい体躯をしているのか。肉食動物のように、直接的なタンパク質源を摂取しているわけではないのに……。私も長年、この疑問に囚われていました。栄養学的に考えれば、植物性タンパク質だけでは、あのような強靭な筋肉や骨格を維持するのは難しいはず。しかし、目の前にいる彼らは、その常識をやすやすと覆しているのです。そんな折、ふと思ったのです。もしかしたら、この謎を解く鍵は、現代の栄養学や西洋医学だけではなく、もっと根源的な生命の知恵、つまり東洋医学や古代哲学の中に隠されているのではないかと。西洋医学だけでは見えない生命の営み現代医学は、生体の仕組みを分子レベルで解明しようと日夜研究を重ねています。もちろん、その...草しか食べない馬や牛があんなに立派な体になるのはなぜ?東洋医学が語る驚異の生命力

  • 短編小説 遠くを見つめて-地平線の彼方へ

    短編小説を書いてみました。まだまだ、よちよち歩きの私ですが、いかがでしょうか、感想等いただければ幸いです。表紙ももうちょっと現代的に工夫する余地は充分あると思いますが、今回はオーソドックスになりました。徐々に電子書籍にしていきたいと思っておりますので、もちょっと良い表紙が作れるように腕をあげて行きたいと思います。まだまだ、トライ&エラーしていく必要があるかなと思ってます。今回は練習用です。短編小説の試み春の柔らかな日差しが、佐藤清の部屋に差し込んでいた。78歳になる清は、窓辺の椅子に座り、庭に咲く桜を眺めていた。その手には一枚の写真があった。40年前、初めて運転免許を取得した時の記念写真だ。若い頃は農業で生計を立てていた清にとって、車の運転は必要に迫られてのことだった。部屋の壁には、清の人生を物語る写真が...短編小説遠くを見つめて-地平線の彼方へ

  • 焦らず、惑わず、まっすぐに:人生という道を走るための運転術

    車の運転と、ものの考え方というのは、どこか共通する部分があるように感じています。運転に慣れないうちは、どうしても自分の足元ばかりを見てしまいがちです。しかし、経験を重ねるうちに、周囲の状況、たとえば他の車の動きや道路標識など、より広い範囲に意識を向けることができるようになります。私も経験がありますが、高速道路を初めて運転した時は、そのスピード感と周囲を走るトラックの大きさに恐怖を感じてしまったほどです。しかし、徐々に慣れてくると、遠くの目標物を見るように意識することで、車線の中央を安定して走れるようになることに気づきました。すると、目の前の景色や周囲の音に過度に気を取られることなく、スムーズな運転が可能になるのです。これは、日々の物事を考えることや、自分の生き方にも通じるのではないでしょうか。目の前の些細...焦らず、惑わず、まっすぐに:人生という道を走るための運転術

  • 湯呑み一杯の幸せ 詩

    庭の菜の花そっと摘み取り白き湯のみに浮かべてみれば冷たき水で命は踊る小さな茶碗で春を謳う湯のみ一杯の幸せ​​​​​​​​​​​​​​​​そこにあり湯呑み一杯の幸せ詩

  • 高齢者医療:全人的アプローチの必要性

    私もついに先日78歳を迎えました。まさに今は老いと向き合う最中です。そこで、老人医療について少し考えてみたいと思います。私も年を重ねるにつれて感じることですが、人間は徐々に体全体が弱ってきます。理想的な最期というのは老衰であると思います。特定の病気があるわけではなく、全身の機能が次第に衰え、自然に人生を終えること。それが本来あるべき姿ではないでしょうか。人間の体は心臓、大腸、胃腸、消化器、循環器、神経系など、複数の器官・システムが連携して一つの生命体として機能しています。単一の器官だけでは成り立ちません。そして忘れてはならないのが、心(精神面)の存在です。体全体が一つの有機体としてまとまっているのです。#現代医療の盲点ところが現在の医療は、全体観を欠いています。心臓に異常があれば心電図を測り、血圧が高けれ...高齢者医療:全人的アプローチの必要性

  • アサギマダラの幼虫

    アサギマダラの幼虫です♪食草、キジョランの葉を食べて育ちます。アサギマダラの幼虫

  • アメリカの保護関税と世界経済の転換点

    アメリカが25%の関税を世界各国に対して導入した影響が、グローバル市場に大きな波紋を広げています。有効国・無効国の区別なく課せられたこの関税政策は、株式市場に顕著な変動をもたらしています。この1週間だけでも、アメリカの株価指数は約2000ドル、日本市場でも2000円程度下落しました。恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は50%を超え、市場の不安感が極めて高いレベルにあることを示しています。このような高い数値は珍しく、リーマンショックやウクライナ危機などの世界的な危機的状況下でのみ見られる水準です。私たちは今まさに、経済の大きな転換点を目の当たりにしています。トランプ大統領は元々ビジネスマンであり、不動産業界で成功を収めた人物です。彼の関税政策は単なる取引戦術ではないかという見方もあります。一方で、アメリカ国内の...アメリカの保護関税と世界経済の転換点

  • 年齢に負けない!三半規管を鍛えて健康寿命を延ばす秘策

    年齢を重ねると、体の様々な機能が衰えてくるのは避けられません。特に、運動機能の低下は顕著で、筋力の衰えに加え、体のバランスを取る三半規管の機能低下を感じる方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、日々の生活の中で少しずつバランス感覚の衰えを感じています。そこで、三半規管を鍛えるために、ある運動を習慣化しようと試みています。その運動とは、歩きながら首を回すというシンプルなものです。歩行中に首を右へ左へとゆっくり回すことで、体が左右に揺れます。この揺れに対し、まっすぐ歩こうと意識することで、三半規管が鍛えられるのではないかと考えています。この運動を1年間継続し、その効果を検証してみたいと思っています。健康寿命を延ばすためには、体の健康だけでなく、認知症予防のための脳の健康も重要です。健康な体と冴えた頭脳を...年齢に負けない!三半規管を鍛えて健康寿命を延ばす秘策

  • 【医療の進歩と人間の本質】

    コロナ6年3月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現代医療は確かに進歩しました。しかし、それは医療ケアの面での進歩であり、人間の身体そのものの本質を理解するという点では、必ずしも前進しているとは言えません。むしろ、昔の方が人間をトータルに見ていたのではないかと感じることがあります。特に東洋医学の考え方は、人間を全体として捉えるものです。しかし、現在の日本では、東洋医学は医師免許には含まれていません。それを考えると、私たちは改めて「人間はトータルな存在である」という視点を持つことが重要だと考えます。人間は自然界の一部であり、他の生物とも共存しています。この観点から見ても、人間を部分的に診るのではなく、全体を理解することが大切です。この点、中国や韓国では医師免許に含まれているようです。日本はなぜこの視点が落ち...【医療の進歩と人間の本質】

  • 庭の花でいけてみた

    庭で咲いているもので生けてみました菜の花とつるこ桜です。庭の花でいけてみた

  • 【複雑すぎる日本の税制】見えない税金と不透明な負担の実態

    コロナ6年3月30日(ウクライナ、ロシア戦争4年)最近日本では財務省デモが頻発しています。近年なかったことです。それには大きく日本の税制が影響しているのではないかと私は考えています。誰かがやらないと日本の税制はますます複雑になってしまっています。国民の目には税金がどのように使われているかわからないような状態です。税金と言う名のステルス納税がたくさんなされ、何がなんだかわからないけど、たくさん国にお金を取られるなと言う感覚だと思います。日本の税制は非常に複雑で、不透明な仕組みになっています。所得税や住民税といった直接税に加え、消費税などの間接税が重くのしかかるだけでなく、実質的に税金と変わらない「社会保険料」や「各種手数料」まで存在しています。その結果、多くの国民が「一体どれだけの税金を払っているのか」分か...【複雑すぎる日本の税制】見えない税金と不透明な負担の実態

  • 風花させてはならない、最大の薬害事件、サリドマイド

    コロナ6年3月28日(ウクライナ、ロシア戦争4年)1はじめにサリドマイド事件は、20世紀最大の薬害事件の一つであり、多くの尊い命と未来を奪った悲劇的な出来事です。この記事では、この事件の全体像を振り返り、二度と同じ過ちを繰り返さないための教訓を共有します。サリドマイドとはサリドマイドは、1950年代後半から1960年代初頭にかけて、主に妊婦の吐き気や不眠症を治療するために処方された睡眠薬・鎮静剤です。当時、画期的な薬として世界中で販売され、特に妊婦に対して安全だと広く宣伝されていました。しかし、この薬には恐ろしい副作用がありました。妊娠初期に服用した母親から生まれた子どもたちの多くが、重度の先天性障害に苦しむことになったのです。四肢の欠損や変形、聴覚・視覚障害など、子どもたちの人生を根本から変えてしまう結...風花させてはならない、最大の薬害事件、サリドマイド

  • 2025/03/27

    菜園で見たベッコウバチの砂蹴り、何のためにやっているのか不思議だな。しばらく見とれていました。長押ししてリンクを開くをタップしてください。YouTubeが見られます。https://youtu.be/0mPTHTbzRpk?si=drfAzeta0BKaIH_J2025/03/27

  • 今日いち-2025年3月26日

    春の訪れを感じさせる花です。ショウジョウバカマといいます。毎年近くの公園で咲きますので見に行きます。たくさん今年も咲いていました。この花が咲くと次は桜が咲きます。ソメイヨシノです。今日いち-2025年3月26日

  • 心と体の密接な関係

    最近、心と体というのは密接に関係しているということを強く感じています。今までの自分を振り返ってみても、気分の良い時と悪い時があるのは明らかです。いわばバイオリズムのようなものでしょうか。特に心臓は全身の血液を送る重要な役割を担っています。驚いたりすると心拍数が上がりますし、好きな人と会うとドキドキする、怖いことがあると血管が縮んで血圧が上がるといった現象が起こります。このように心臓と「心」というのは非常に密接な関係があるのです。では「心」とは何かというと、現代医学では神経系、特に自律神経系との関連で説明されることが多いですね。心臓にはさまざまな不調があります。不整脈などもその一つです。これらを考えていくと、心(精神)を制御することが心臓の状態を整えることにつながるのではないかと考えることもあります。血管を...心と体の密接な関係

  • #教育と医療のベクトル —— 理想と現実の狭間で

    教育と医療、本来は人々の幸せを目指すべき分野ですが、そのベクトルの向きに違いを感じることがあります。教育は本質的に理想を示すものです。近年は体験重視の傾向も強まっていますが、基本的には「こうあるべき」という方向性を子どもたちに示します。一方で、現代の医療制度を見ると、その理想からやや乖離しているように感じられます。私は小学校教員として36年間、子どもたちと向き合ってきました。その経験から痛感するのは、学校で教える理想と社会の現実との大きな隔たりです。学校を卒業した子どもたちが社会に出て戸惑うのは当然のことと言えるでしょう。医療について考えると、私たちの命に直接関わる重要な問題ですが、その制度自体に歪みが生じていることは見過ごせません。医師も含め、すべての関係者がこの制度の中で動かざるを得ない状況にあります...#教育と医療のベクトル——理想と現実の狭間で

  • 自然の種と種苗会社の種の違いについて

    コロナ6年3月21日(ウクライナ、ロシア戦争4年)自然の種と種苗会社の種には、根本的な違いがあります。かつては農家が代々種を取り、継承してきましたが、近年は資本の力で種苗会社が種を買い取るようになり、自然の種が徐々に希少価値を持つようになってきました。私は自然をライフワークの根本に置いていますが、自然の種と種苗会社の種には明確な違いがあると感じています。その違いは主に三つのカテゴリーに分けられます:本当の自然のこぼれ種、人間が採取した種、そして会社が作る種です。本当の自然の種は、こぼれ種となって芽が出る確率は少ないものの、鳥などによって運ばれ、環境に適応した場所で根付いていきます。そこで土地に合ったものだけが子孫を増やしていくのです。一方、種苗会社の種を蒔くと、ある時期が来ると一斉に芽が出ます。これは一見...自然の種と種苗会社の種の違いについて

  • すみれ ほっこり咲いた 詩

    畑ですみれがほっこり咲いた春の日をいっぱい浴びて春の匂いをいっぱい吸って春の風をいっぱい受けてすみれの花がほっこり咲いたある春の日ののどかな1日すみれほっこり咲いた詩

  • 緩和医療と根本治療:両輪で支える医療の未来

    近年、医療の現場では「緩和医療」と「根本治療」という言葉をよく耳にするようになりました。これらの言葉は、どちらも患者さんの健康と生活の質(QOL)向上を目指すものですが、そのアプローチは大きく異なります。■根本治療とは?根本治療とは、病気の原因そのものを解消し、完治を目指す治療法です。例えば、感染症に対する抗菌薬治療や、がんに対する手術や化学療法などが挙げられます。病気の根本的な原因に対処することで、患者さんが健康を取り戻すことを目指します。そのため、早期発見・早期治療が重要であり、適切な治療を受けることで、病気の進行を抑えることが可能となります。■緩和医療とは?一方、緩和医療は、病気による苦痛を和らげ、患者さんが自分らしく生きることを支える医療です。痛みや吐き気などの身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛...緩和医療と根本治療:両輪で支える医療の未来

  • ケセラセラと縁 —人生を楽に生きる二つの知恵

    「ケセラセラ(QueSera,Sera)」—一見単純な言葉ですが、その奥深さに私はいつも心惹かれます。「なるようになる」「なるようにしかならない」というこの考え方は、まさに人生の真理を映し出しているように思えます。人生は予測不能で、私たちの思い通りにはなかなか進みません。計画を立て、努力しても、結果は必ずしも期待通りではないことがあります。そんな時、この「ケセラセラ」の精神が心の支えになります。ただし、これは決して退廃的に何もしないという意味ではありません。日常の中で私たちは様々な努力をし、工夫を凝らします。「こうしたらいいだろう」と考え、実行に移す—それは大切なことです。しかし長いスパンで人生を振り返った時、「結局そういうふうになっていた」と感じることが多いのではないでしょうか。だからこそ、時には楽天的...ケセラセラと縁—人生を楽に生きる二つの知恵

  • 「足るを知る」―現代社会における古き知恵の価値

    日本の古い言葉に「足るを知る」というものがあります。この言葉、一見シンプルながらも、現代を生きる私たちに深い示唆を与えてくれます。「足るを知る」―それは今の状態でも満足する心、現在の自分の持つもので心が満ち足りていると感じる境地です。どこまでも「もっと」を求め、際限なく欲を膨らませるのではなく、「このままでも幸せだ」と認める生き方。それがこの言葉の本質ではないでしょうか。現代社会では、常に新しいものを手に入れ、より多くを所有し、より高い地位を得ることが成功の証とされがちです。SNSでは他者の輝かしい生活が絶え間なく流れ、私たちは知らず知らずのうちに「自分には足りない」という感覚に捉われています。しかし「足るを知る」心があれば、そのような比較の罠から解放されます。今ここにある幸せに気づき、感謝する心が育まれ...「足るを知る」―現代社会における古き知恵の価値

  • 読書は充実した人、会話は機転の利く人、作文は確実な人を作る

    コロナ6年3月16日(ウクライナ、ロシア戦争4年)今でも、読書が充実した人を育み、会話が機転の利く人を作り、作文が豊かな人を形成するという言葉が脳裏に浮かびます。日々の何気ない生活を送っていると、時が流れるのを何の感慨もなく過ごしがちですが、立ち止まって考えると、この言葉には大きな意味が込められていると気づかされます。私たちは毎日、人と会話し、活字を読み、読書をしたりして生活をしています。しかし、作文という行為は意識していないと自然と少なくなることに気づかされます。今や作文はほとんどがワープロで行われており、筆記の機会も減少しています。「字は体を表す」という言葉がありますが、筆跡を見ていると、その人の性格を読み取ることができます。筆圧や字体にその人の個性が滲み出ています。私のこだわりとして、「触れる」とい...読書は充実した人、会話は機転の利く人、作文は確実な人を作る

  • 短編小説『ケ・セラ・セラ』

    朝、目が覚める。窓の外には穏やかな空が広がり、風がカーテンを揺らしている。「ケ・セラ・セラ」陽気なメロディーを口ずさみながら、桜井はベッドから起き上がった。77歳。足腰は少し弱くなったが、心は若いままだ。かつては将来のことを心配し、あれこれ考えた時期もあった。だが、今は違う。なるようになる。運命は天に預け、今日を楽しむ。それだけだ。冷蔵庫を開けると、昨日の残りの味噌汁があった。温めなおし、湯気の立つ椀を手に取りながら思う。人生もこんなものかもしれない。一度冷めても、また温め直せばいい。散歩に出ると、公園のベンチに同年代の友人・田村が座っていた。「おう、桜井。今日も元気か」「ケ・セラ・セラ、なるようになるさ」桜井は笑って腰を下ろした。「お前、相変わらずだな。俺は時々、不安になるよ。この歳で、あとどれくらい生...短編小説『ケ・セラ・セラ』

  • 健康寿命

    近年、日本の平均寿命は世界的に見ても高い水準にあるとよく言われてきた。しかし、それだけを強調するのは問題だと私は以前から考えていた。なぜなら、単に長生きすることが重要なのではなく、どれだけ健康で自立して過ごせるか、つまり健康寿命が本当の意味での指標になるべきだからだ。実際、日本人の平均寿命と健康寿命の間には、およそ6年から10年の差があると言われている。この期間、多くの人が介護を必要としたり、病気がちで苦しい生活を送っている。こうした現実を考えると、ただ単に寿命を延ばすのではなく、健康寿命をいかに伸ばすかが最も大切な課題であることがわかる。健康寿命を延ばすことができれば、本人がより充実した人生を送れるだけでなく、介護の負担も減り、医療費の削減にもつながる。これにより、社会全体の負担が軽減され、より持続可能...健康寿命

  • 太陰暦に戻るという発想——自然とともに生きる試み

    私たちは現在、太陽暦で生活しています。しかし、日本の歴史や文化を振り返ると、かつては太陰暦に基づいた暮らしが営まれていました。例えば、俳句の「月天心貧し町を通りけり」にもあるように、月は昔から人々の暮らしや感性に深く関わってきました。月夜の晩に狸が現れるという話や、十五夜に月見団子を供える習慣も、月と人間とのつながりを示すものです。さらに、私たちの身体にも月の影響が見らます。女性の生理周期は約28日であり、これは月の満ち欠けと同じリズムです。また、種が発芽しやすいのは満月の時だという話もあります。このように、私たちは本来、月と密接に関わりながら生きてきたのです。ところが、現在の私たちは太陽暦に慣れきっており、日々の生活の中で月の存在を意識することはほとんどありません。昼間に月が出ていても気づかず、半月や満...太陰暦に戻るという発想——自然とともに生きる試み

  • あなたは、算数と数学どちらが好き?

    私は数学が得意だけど算数は苦手だった。というお話を聞いたことがあります。これは単に「計算が得意か苦手か」という以上の意味を持っているのではないでしょうか。算数の本質は問題の核心を直感的に掴む力なんです。だから算数も馬鹿にできないんですね。それなりの素晴らしい価値がありますね。算数ができるというのは、問題の本質を直接的に把握する能力です。小学校で学ぶ「鶴亀算」や「追いかけ算」を思い出してみてください。これらは方程式を使わなくても、状況を図や言葉で整理し、根本的な関係性を理解することで解けます。と言うのも、算数ができると言う事は、私は物事を根本的に考える力、本質的に考える力、これがある人ではないかと思います。まぁ哲学や物理学が好きな人かな。例えば、「鶴と亀が合わせて10匹、足の数の合計が26本のとき、鶴と亀は...あなたは、算数と数学どちらが好き?

  • 今日いち-2025年3月11日

    庭にメジロがよく来るので、小鳥の巣箱を設置して見ました。さて、どうかな。餌も用意しなくちゃ…。また、小鳥が営巣したら、お知らせしますね。どんな小鳥が入るか楽しみです。今日いち-2025年3月11日

  • ウクライナ、ロシア戦争 緊急投稿その2

    力の論理と決断の時過去の歴史を振り返ると、武力が関わる場面では、結局のところ「力の論理」で決まることが多いのが現実です。私は昔、防衛庁で事務官を4年間務めていましたが、その経験の中で痛感したのは、「バランス・オブ・パワー(力の均衡)」の重要性でした。国際社会では、理想だけでは物事は動かず、現実的なパワーバランスがすべてを決める場面も多いのです。とはいえ、私たちは理想を持つことも大切です。理想を追うということは、そこに向かって努力することです。しかし、今この瞬間にも多くの命が失われている現実を考えれば、どこかで決断を下さなければなりません。最後にものを言うのは、やはりトップに立つ人の決断です。日本もかつて、苦渋の決断を迫られました。終戦の際、日本は大変悔しい思いをしながらも「全面降伏」を受け入れました。それ...ウクライナ、ロシア戦争緊急投稿その2

  • ウクライナ戦争の終息に向けて その1

    コロナ6年3月106日(ウクライナ、ロシア戦争4年)最近、ウクライナとロシアの戦争に関して、世界中で大きな衝撃を与える議論が交わされました。トランプ大統領が提案した「ディール」という手法や、それに対するバンス副大統領のアメリカへの感謝など、政治の舞台でさまざまなドラマが繰り広げられています。しかし、冷静に考えてみると、この時期を逃すと本当に停戦のチャンスはなくなってしまうのではないかと感じるようになりました。ウクライナの東部、特にドンバス地方は、長年ロシア語を話す人々が多く住んでいたこともあり、ロシアと深い歴史的なつながりがあります。西側メディアはあまり触れませんが、この背景を理解しないまま戦争の正当性を語るのは危険だと思います。戦争の本当の苦しみは、まさに自国が占領され、家族や街が破壊されることにありま...ウクライナ戦争の終息に向けてその1

  • 今日いち-2025年3月8日

    私のウォーキングコースの中に、孔雀の住んでいる家があります。残念ながら今日は羽を広げていませんでした。時々立ち寄りますので、次回は大きく羽を広げたところをフォーカスしたいと思います。今日いち-2025年3月8日

  • 携帯キャリア巡りの体験

    コロナ6年3月8日(ウクライナ、ロシア戦争4年)楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えました。振り返ると、私がiPhoneSE(第2世代)を手に入れたのは約2年前だったと記憶してますが、その記憶もだんだんあてにならなくなってます。当時は「コミュファ」に加入すれば無料で端末が手に入るということで、思い切ってそのチャンスを利用しました。それ以前は、ソフトバンクを使っていました。ソフトバンクからauに切り替えました。最初から格安なUQにしたかったんですが、当時はまずコミュファに入り、auから3ヶ月ほど始めて、その後UQに入ることになっていました。私としてはUQも試してみましたが、結局、新キャリアとして誕生した楽天が魅力で、そちらに変わりました。1台無料という特典でスマホを2台所有し、使い分けるという試みも行って...携帯キャリア巡りの体験

  • ケセラセラ、卓球やり始めて、10年目かな?

    あれから、4年たったかな?下のリンクは2021年の頃の卓球の様子です。まるっきりの素人から始めましたけども、今ではいろいろな技も覚えました。かれこれ10年ほど続けたことになります。10年一昔という言葉もあります。継続は力なり改めて思います。人生ケセラセラ、なるようになり、なるようにしかならない。これは名言です。生きてきたようになり、今の自分があると思っております。最近はケセラセラの歌を英語でよく歌ってます。✴︎下のランクは、長押しすると、出てくるようです♪https://youtu.be/FtB34xYcXms?si=ZAAlv8cAf9xfN-iHhttps://www.facebook.com/share/v/1A35Zi11HZ/?mibextid=wwXIfrhttps://www.faceboo...ケセラセラ、卓球やり始めて、10年目かな?

  • 今日いち-2025年3月7日

    すみれの花咲く頃山々の雪とけて水はぬるみ小さな虫草むらから顔を出す桃の蕾も膨らんで春のいぶきも溢れでて春は足元にやってきた春の風に乗って今日いち-2025年3月7日

  • なぜ、患者にDX加算、初診料に負担

    先日、眼科を受診した際、いつの間にか初診料に「DX促進通信費加算」が加えられていました。これは、マイナンバーカードと保険証を紐付けることを目的とし、医療の電子化を推進するための費用を国民が負担する制度のようです。調べてみると、この制度は昨年の11月か12月頃から実施されているとのことでした。しかし、病院ではこの加算についての説明は一切なく、知らないうちに負担させられていることに驚きました。国民すべてに関わる重要な制度変更にもかかわらず、十分な周知がなされていないのは問題ではないでしょうか。こうした形で負担を増やすことが、果たして公平と言えるのか疑問に感じます。特に、経済的に厳しい人々にとってはさらなる負担となり、生活を圧迫する要因になりかねません。●医療DX加算の法律的な根拠この「医療DX加算」は、健康保...なぜ、患者にDX加算、初診料に負担

  • 今日いち-2025年3月3日

    季節の境に舞う姫たち移ろいゆく時を彩る競演サザンカが冬の終わりを芝桜が春の訪れを告げやがて庭は春爛漫を迎える今日いち-2025年3月3日

  • 複雑化する社会と税制度

    コロナ6年3月3日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現代社会は複雑化の一途をたどっており、制度や仕組みが専門家でなければ理解できないものになっています。このことは、国民の「知る権利」が奪われ、民主主義が形骸化していく大きな要因となっています。複雑な情報が氾濫する中で、必要な情報にアクセスし、理解できる人とそうでない人の間に格差が生まれています。情報格差は、政治参加の格差にもつながり、社会の分断を招く可能性があります。しかし、こうした個人の自由や生き方を大切にするためには、社会の仕組みを理解し、主体的に行動することが求められます。社会の複雑化が進んでいけば行くほど、国民はその社会がわからなくなり、国民の知る権利が奪われていきます。今の政治は、やたら社会を複雑化し、意見を言いにくいような状況を作っているとしか思え...複雑化する社会と税制度

  • 今日いち-2025年3月2日

    若者の声を国政に!選挙制度の改正の試案若者の意見がより反映されるようにする。「健康年齢」に基づく選挙権の配分訂正20代:5票30代:4票40代:3票50代:2票60代以上:1票今日いち-2025年3月2日

  • 偶然と言う必然

    コロナ6年3月2日(ウクライナ、ロシア戦争4年)最近、「偶然という必然」という言葉に気がつきました。若い頃は、何かが起こると「これは偶然だな」と思っていました。ところが、年齢を重ねるうちに、過去に起こったことと今の出来事が、ただの偶然ではなく、どこかでつながっているのではないかと感じるようになりました。つまり、人間というのは、自分で生きているようで、実は「生かされている」のではないか。そんな思いが、年を重ねるほどに深くなってきています。実は、私の息子は教員をしていました。彼はA市で教員を務め、その後、結婚を機にB市へ行くことになりました。そして縁があり、彼が勤めることになったのが「X小学校」でした。この学校は、私が昔、S県で教員をしていた頃、ある事情でB市へ戻ることになり、再び教員試験を受け直してB市へ帰...偶然と言う必然

  • 医療の新しい未来:治療から予防へ

    コロナ6年3月1日(ウクライナ、ロシア戦争4年)日本の医療を見ていると、現在は治療中心のアプローチが主流です。しかし、私は医療の本質的に大切なことは「治療」から「予防」へと視点を移行することだとつくづく感じています。予防医療とは何でしょうか。それは日常生活の中でどのように健康を維持するかという問題です。健康を保つためには、病気の原因を考え、それを未然に防ぐという発想が重要なのです。そう考えると、健康な日常生活の核となるのは主に二つの要素です。一つは適切な運動。もう一つは食事です。「医食同源」という言葉があるように、食事が健康の基盤となります。このような予防中心の医療体制では、様々な専門家の連携が必要になってきます。医師はもちろん中心的な役割を担いますが、それに加えて食事面では管理栄養士や栄養士の専門知識が...医療の新しい未来:治療から予防へ

  • 今日いち-2025年2月28日

    青空を背景にピンクの梅が咲く無限に遠い青空と目前で見るピンクの梅そのコントラストが絶妙のハーモニーを奏でる春はもうそこまで来ている今日いち-2025年2月28日

  • 食品添加物に気をつけよう

    大腸がん増加の主な原因について考える日本で大腸がんが増加している原因について、私は主に次の2つが大きな要因だと考えています。それは食品添加物の基準の甘さと農薬の規制の緩さです。そしてもう1つ見逃せないのが、土壌汚染が徐々に進行しているという点です。かつては「肉食中心の食生活が大腸がんの原因だ」と言われていました。しかし、私は肉食が主因ではないと考えます。実際、アメリカでは大腸がんが減少しているというデータがあります。一方で日本では、外国で禁止されている食品添加物や農薬が依然として使われ続けています。この現状こそが、日本でがんが増加している本当の理由ではないでしょうか。たとえば、トランス脂肪酸を含むマーガリンは、多くの国で使用が規制されています。しかし、日本ではいまだに普通に流通しています。また、ホームセン...食品添加物に気をつけよう

  • 今日いち-2025年2月27日

    水ぬるみ梅開花して青い空今日いち-2025年2月27日

  • マインドセットと好奇心を翼にして

    77歳、もうすぐ78歳になります。この歳になると、周りに過度に気を使うことの意味があまりないように思います。もちろん、人に大きな迷惑をかけないことは大前提ですが、それさえ守れば、もっと自分らしく生きていいのではないかと感じるのです。私は私、あなたはあなた。それぞれが自分の思うことを突き詰めてやればいい。幸いなことに、私はまだエネルギーが湧き続けています。エネルギーとは精神的なもの、つまりマインドセットです。だからこそ、エネルギーが次々と湧いてくるような環境を自ら整えることが大切なのです。仏教には「わがまま」という言葉がありますが、私はこれを「自分らしく生きること」と解釈しています。論語の孔子も「七十にして己の欲するところに従えども、矩(のり)をこえず」と言いました。今の時代なら「八十にして己の欲するところ...マインドセットと好奇心を翼にして

  • 短編小説:「不要な治療」

    コロナ6年2月20日(ウクライナ、ロシア戦争4年)「おじいちゃん、また病院行くの?」孫の声に、健一は苦笑した。「仕方ないさ、医者が“通わなきゃダメだ”って言うんだからな。」もう八十を過ぎたが、健一はまだ元気なほうだった。足腰は弱くなったが、大きな病気もなく、食事も自分で作れる。だが、毎月のように病院に通わされる。「血圧が少し高いですね。薬を増やしましょう。」「念のため、精密検査を受けておきましょう。」そう言われるたびに、処方される薬は増え、検査の日が増えていく。正直なところ、薬の効果はよく分からないし、検査をしても「特に問題はありませんね」と言われることばかりだった。ある日、待合室で知り合いの老人がボソッとつぶやいた。「ワシら、いいカモなんじゃないかねぇ。」健一はその言葉に、ハッとした。考えてみれば、病院...短編小説:「不要な治療」

  • 短編小説 本当のことって、なんだろう?

    コロナ6年1月18日(ウクライナ、ロシア戦争4年)小学6年生の優斗(ゆうと)は、放課後の図書室でタブレットを眺めていた。SNSのタイムラインには、「政府が国民の貯金を密かに没収!?」という派手な見出しが流れている。「えっ、これマジ?」友達の翔太(しょうた)が画面を覗き込み、「そんなわけないだろ」と鼻で笑った。「でも、コメント欄では『本当だ!』って言ってる人が多いよ?」優斗は眉をひそめた。最近、ネットでは何が本当で何が嘘なのかわからなくなることが多い。特に、こういう驚くようなニュースは、すぐに広まってしまう。図書室の奥で本を整理していた司書の森先生が、二人の会話を聞きつけて近づいてきた。「優斗くん、翔太くん、何を読んでるの?」「ネットニュースです。でも、本当なのか嘘なのか、よくわからなくて……」優斗がタブレ...短編小説本当のことって、なんだろう?

  • 真実を見抜く力、そして変化に適応する力を育むために

    コロナ6年2月18日(ウクライナ、ロシア戦争4年)近年、私たちの社会は急速に変化し続けています。その変化の中で、フェイクとファクトが入り混じり、本物と偽物の境界が曖昧になる場面が増えてきました。インターネットでは真実と虚偽が交錯し、何が本当なのかを見極めることが難しくなっています。また、ステルス増税やステルス値上げ、さらにはダークパターンといった、意図的に分かりにくく設計された仕組みも増えています。例えば、サブスクリプションサービスでは、契約は簡単にできても解約が複雑だったり、気づかないうちに自動更新されていたりすることがあります。そうした仕組みに対し、消費者自身が賢くならなければ、知らぬ間に不利益を被ることになりかねません。かつて学校では「道徳」の授業がありました。他者への思いやりや正直であることの大切...真実を見抜く力、そして変化に適応する力を育むために

  • 短編小説 電気料金明細の小さな謎

    コロナ6年2月17日(ウクライナ、ロシア戦争4年)田中秀樹は50代半ばの会社員だった。定年を控え、老後の生活設計を始めていた彼は、日々の家計をきちんと把握しようと、毎月の支出を細かくチェックするようになっていた。しある冬の夜、秀樹は食卓に広げた請求書の山を眺めながら眉をひそめた。「なあ、美代子。うちの電気代、去年の同じ月より高くないか?使用量はそんなに変わっていないのに」妻の美代子は夕食の後片付けをしながら首を傾げた。「そうかしら?暖房を使う時期だから高くなるのは当然よ」「いや、それを考慮しても高い気がする。使用量はむしろ去年より減ってるんだよ」秀樹は電気料金の明細を細かく見始めた。基本料金、従量料金…そして目に留まったのは「再エネ発電促進賦課金」という項目だった。次の日の昼休み、秀樹は会社の同僚、若手の...短編小説電気料金明細の小さな謎

  • 啓蟄の朝 詩

    啓蟄の朝草の間にひそやかにふと見れば葉のうえにてんとう虫の赤き影冬の眠りをほどきつつ春の光に誘われて小さき命は目を覚ます冬来たりなば春遠からじ風のささやき土のぬくもり芽吹く緑に時は巡るひとしずくの陽の光てんとう虫は羽をひろげそっと空へと舞い上がる啓蟄の朝詩

  • ケ・セラ・セラと任運騰騰

    コロナ6年2月16日(ウクライナ、ロシア戦争4年)「ケ・セラ・セラ」、なるようになるさ。「任運騰騰(にんぬんとうとう)」、運に任せて騰がるが如し。ひとつはスペイン語、もうひとつは禅の言葉。どちらも未来を案じすぎず、今を生きることを示している。けれど、言葉の響きを感じると、それぞれの文化の違いが浮かび上がってくるようだ。「ケ・セラ・セラ」はどこか明るく軽やかで、陽の光が降り注ぐ温暖な土地の風を感じさせる。一方、「任運騰騰」は、静寂の中に響く鐘の音のように、どこか重みのある言葉だ。人生はなるようにしかならない。そう思えたとき、人は肩の力を抜き、とらわれない心を持てるのかもしれない。「とらわれない心」。これを、わがままと呼ぶ人もいる。けれど、我が心のままに生きることこそが、本当の自由なのではないだろうか。高齢に...ケ・セラ・セラと任運騰騰

  • 今日いち-2025年2月16日

    庭に植えておいた芽キャベツがずいぶん大きくなり、ゴルフボールぐらいになりました。この時期は1年のうちで最も寒い時期です。芽キャベツはこの時期が1番おいしいです。今日いち-2025年2月16日

  • 『薬漬け大国から生活の質を重視する社会へ ―スウェーデンに学ぶ、本当の健康長寿とは―』

    コロナ6年2月14日(ウクライナ、ロシア戦争4年)体の調子が良くないとき、あなたはどうしますか?すぐに薬に頼りますか?あるいは医者に診てもらって、大量の薬を処方してもらいますか?今の日本では、体調がすぐれないときに躊躇なく薬を飲んだり、医者に行ったりします。この傾向は日本特有のようです。日本は病院での寝たきり老人大国でもあります。平均寿命の延びが健康寿命の延びを上回るという現状は、薬漬け・医療漬けの期間が増えただけであり、QOL(生活の質)の向上には繋がっていません。これは人間の尊厳にかかわる重要な問題であり、医療費の無駄遣いといえます。これからは健康寿命に焦点を当て、その余命年数の統計を急ぐべきです。現在、健康寿命の統計値はありますが、健康な人があとどれくらい健康でいられるかという余命年数の統計がありま...『薬漬け大国から生活の質を重視する社会へ―スウェーデンに学ぶ、本当の健康長寿とは―』

  • マリアージュの言葉 詩

    マリアージュ茶の間のテレビから何気なく耳にした一語マリアージュその響きはフランスの風を呼び耳元で囁くマリアージュと赤ワインは情熱そのもの肉の旨味を包み込み白ワインは涼やかな風で魚とワルツを踊る二つの異なるものが、ハイブリッドしその瞬間二人の未来は無限に広がる日常の中でひとさじのマリアージュ互いの良さを引き出し新たなハーモニーを生み出す言霊が宿るこの言葉に私はただただ感謝する毎日マリアージュと今日も口ずさむマリアージュの言葉詩

  • 今日いち-2025年2月10日

    我が家にも春になると、毎年たくさんのカマキリが誕生します。害虫を食べてくれますので、大変助かります。ここにあるのが卵嚢と言ってカマキリの卵がこの中にたくさん入っています。Vivanature!今日いち-2025年2月10日

  • 歳をとると言う事は?

    歳をとるということ歳をとると、どうしても忘れ物が増えますよね。メガネをどこに置いたか、書類をどこにしまったか……そんなことが日常的に起こるようになります。でも、それもある意味では勲章のようなもので、「歳を重ねた証」とも言えます。最近、ふと思ったのですが、忘れ物だけでなく、思い違いや勘違い、思い込みも増えてくる気がします。特に、メガネやスマホをどこに置いたか忘れることが多いですよね。でも、これをよく考えてみると、脳だけでなく体全体の細胞が関係しているのではないかと思うのです。私の推測ですが、日々の動作が習慣化すると、脳で意識する前に体が勝手に動くようになります。例えば、買い物から帰ってきたとき、いつもの場所にうっかりモノを置いてしまう。でも、その「置いた」という行為を脳がはっきり認識していないから、後で「あ...歳をとると言う事は?

  • 短編小説:「風を掴む男」

    物語は、学校で「良い子」と称賛されたが、心のどこかで自由を求め続けた青年・陽斗(はると)を中心に展開する。彼は幼い頃から、決められた枠にとらわれることに疑問を抱いていた。周囲の期待に応えるための勉強や規則正しい生活ではなく、彼が本当に望んだのは、常に新しい風を感じ、未知の領域に飛び込むことだった。青年期、陽斗は学校という安全地帯から一歩外に出る決断をする。最初の一歩は、かつて洋服屋でアルバイトをした経験を活かし、自分の感性を試すための小さなファッションブランドの立ち上げだった。しかし、世の中の厳しい現実はすぐに彼に試練を与える。失敗を重ねる中で、彼は自分に何が足りなかったのか、そして何が自分の本質であるのかを見つめ直すようになる。その後、ある大きな転機が訪れる。彼は、かつての自分とは正反対の道――早稲田と...短編小説:「風を掴む男」

  • フランス語が誘う、マリアージュの世界

    コロナ6年2月9日(ウクライナ、ロシア戦争4年)「マリアージュ」という言葉を、先日テレビを見ていて耳にした。中年の女性が、バレンタインデーの特別な料理を作るシェフと話している場面だった。彼女が「マリアージュ」という言葉を使ったとき、私は思わず関心をひかれた。なんとも響きの美しい言葉ではないか。私にとって、この言葉は初めて聞くものだった。言葉に興味があるせいか、新しい表現に出会うと、その意味や背景を知りたくなる。「マリアージュ」とはフランス語で「結婚」を意味するそうだ。それを知って、ますます魅力を感じた。料理の世界では、ワインと料理の相性を語るときに「マリアージュ」という言葉を使うらしい。二つの異なるものが組み合わさることで、それぞれの良さを引き立て合い、より素晴らしい味わいを生み出す。まさに、お互いが「w...フランス語が誘う、マリアージュの世界

  • 人間らしさとは、何か 記憶を移植する日 その2

    その2「今川先生、手術の準備が整いました」助手の声に、博士は深いため息をつきながら顔を上げた。今日の患者は、交通事故で記憶を失った若い画家だった。彼の芸術的才能と、数々の傑作を生み出した経験を取り戻すことができれば、それは間違いなく医学の勝利となるだろう。しかし、その過程で失われる何かがあるのではないか。人間の記憶とは、単なるデータの集積ではない。喜びや悲しみ、苦悩や達成感、そのすべてが複雑に絡み合って形成される個人の人格。それを機械的に移植することの是非を、博士は依然として問い続けていた。手術室に向かう途中、博士は病院の庭に目を向けた。そこでは、再生医療によって新しく作られた指を動かす患者が、微笑みながらリハビリに励んでいた。確かに医療技術の進歩は、多くの人々に希望をもたらしている。しかし、人間の精神や...人間らしさとは、何か記憶を移植する日その2

  • 人間らしさとは、何か 記憶を移植する日 その1

    記憶を移植する日静かな研究室の片隅で、今川博士は微細な生体チップを顕微鏡で覗き込んでいた。そこには人間の記憶という貴重な情報が詰め込まれている。彼が開発した「メモリー・トランスプラント」と呼ばれる革新的な技術は、人類の未来を大きく変えようとしていた。「これで本当にいいのだろうか」と、彼は幾度となく自問自答を繰り返していた。人間の記憶を、まるでコンピューターのデータのように保存し、他者の脳に移植することができる。その技術は、重度の認知症患者の記憶を取り戻すことを可能にし、また事故で失われた知識や経験を復元することもできる。しかし、それは同時に人間の本質に深く関わる問題も含んでいた。研究室の窓から差し込む夕陽が、チップの表面で揺らめいていた。続くその2へ人間らしさとは、何か記憶を移植する日その1

  • パンダの食生活から考える動物の栄養の不思議

    コロナ6年2月5日(ウクライナ、ロシア戦争4年)テレビを見ていて、私は最近、パンダの食生活について深く考えさせられる出来事がありました。中国の竹林でゆったりと竹を食べているパンダの姿を目にしたのです。パンダは竹だけを主食としているのに、あんなにも立派な体格を維持できているのはなぜでしょうか。同じように植物性の食事をする動物たち—例えばヤギや牛—も、grass(草)だけを食べているのに、しっかりとした筋肉質な体格を持っています。このことから、私たち人間の中にある「肉を食べないと強い体づくりができない」という思い込みについて、改めて考えさせられました。実際には、動物の体の仕組みには、まだまだ私たちが理解していない不思議な力が働いているのかもしれません。動物の体内では、草食動物であっても、植物性の食物を効率的に...パンダの食生活から考える動物の栄養の不思議

  • 短編小説 静寂の波紋 ―不易と流行の狭間で―

    山田敏夫の書斎には、古びた松尾芭蕉の句集と最新のスマートフォンが並んでいた。窓の外の小さな庭には、古い石の池が静かに横たわっている。「古池や蛙飛び込む水の音」彼は芭蕉の有名な俳句を呟いた。一瞬の静寂に突如として生まれる波紋。変わらないものの中に、突然の変化が生まれる。それは芭蕉が説いた「不易流行」の真髄そのものだった。戦後の廃墟で育った彼にとって、変化と不変は常に隣り合わせだった。焼け野原に芽生える新しい命。破壊された街に立ち上がる希望。技術の進歩と人間の根源的な感情の間を常に往来してきた。スマートフォンに宿るAIは、まるで池に飛び込む蛙のようだった。静寂な日常に、突如として波紋を描き、世界を一変させる。しかし、その根底には変わらない人間の感性がある。彼は思い出す。シベリアから帰還した兵士たちの物語を。戦...短編小説静寂の波紋―不易と流行の狭間で―

  • 『夢への歩み』 改訂版 作成してみました

    佐藤健太は、地方の小さな町で働くプログラマーでした。大学時代から起業への夢を抱き、卒業後すぐに最初のIT企業を立ち上げました。しかし、その会社は資金繰りと市場戦略の甘さから、わずか1年で破綻。多額の借金を背負い、家族や友人からも失望のまなざしを向けられ、深い挫折を味わいました。実家に戻った健太は、一時期、プログラミングへのモチベーションを完全に失っていました。地元の中小企業で経理のアルバイトをしながら、自分の将来について真剣に考える日々を過ごしました。この時期、彼は自分の失敗の原因を徹底的に分析し始めます。市場調査の重要性、資金管理、顧客ニーズの理解など、前回の起業で見落としていたcrucialな要素を一つひとつ学んでいきました。ある日、地元の商工会議所で開かれる起業家セミナーに参加したことが、彼の転機と...『夢への歩み』改訂版作成してみました

  • 短編小説への試み 夢への歩み

    『夢への歩み』佐藤健太は、地方の小さな町で働くプログラマーでした。彼は起業への夢を持っていましたが、最初の起業は失敗。多額の借金を背負い、一時は完全に挫折したかに見えました。しかし、健太は諦めませんでした。失敗から学び、より慎重に、そして賢明に次の挑戦の準備を始めます。最初は小さなfreelanceの仕事を引き受け、スキルを磨きながら、同時にビジネスのノウハウを学んでいきました。一見、後退しているように見える期間でしたが、実は彼は着実に前進していたのです。技術を磨き、人脈を広げ、市場を研究し、自分のアイデアをブラッシュアップしていきました。3年後、健太は革新的なAIアプリケーションのスタートアップを立ち上げます。その製品は瞬く間に注目を集め、大手IT企業から投資を受けることに成功。借金を完済し、起業家とし...短編小説への試み夢への歩み

  • 科学を盲信するなかれ、真理は科学を超える

    コロナ6年2月3日(ウクライナ、ロシア戦争4年)科学は、常に発展し続け、変化し続けるものだ。人間が「この世界はどうなっているのか」と探求し、検証を重ねることで進歩してきた。しかし、世の中には「こうすればこうなる」という因果の法則のような考え方もある。つまり、ある行動を起こせば、それに応じた結果が生まれる。その結果を解明するのが科学の役割とも言える。とはいえ、科学がどれほど発展しても、社会は絶えず変化し、新たな問題が生まれる。科学がすべてを証明できるわけではなく、科学の示す「正しさ」は、その時代におけるひとつの解釈に過ぎないのかもしれない。しかし、それは無意味ではなく、より正しいものへ、より真理に近づくための道筋とも考えられる。では、その「真理」とは何だろうか。それは人間が考え出したものなのか、それとも、も...科学を盲信するなかれ、真理は科学を超える

  • 色ほのかなる芝桜 詩

    春待たず咲く芝桜風の中凛とひとつの色ほのかなる冬来たるなば春遠からじ春ぞ待つ誇りて咲ける花のひとひら色ほのかなる芝桜詩

  • 「芸能スキャンダルの影で——静かに進む政治の思惑」

    コロナ6年2月2日(ウクライナ、ロシア戦争4年)世間では、今「中居問題」や「フジテレビ問題」が大きな話題になっています。フジテレビをはじめとするオールドメディアが揺れるなか、かつてのライブドア騒動の因縁も再び浮かび上がり、フジテレビ相談役、日枝さんの名前が再び注目される可能性もあります。ジャニーズ問題に続き、今回のフジテレビ問題がクローズアップされることで、時代の変化とともに社会が大きく動いていることを感じます。これは良い流れであり、人権問題への意識の高まりとともに、日本でもようやく基本的人権が尊重される時代が来るのかもしれません。しかし、こうした芸能界の問題が大きく報じられている一方で、私が気になるのは、その裏で政治が静かに動いているということです。国会では次々と法案が審議され、重要な法律が成立している...「芸能スキャンダルの影で——静かに進む政治の思惑」

  • 私の ふるさと農法三原則 詩

    地産地消の里の恵み採れたばかりを食卓に土の香りを手に抱いて命を紡ぐ大地の輪身土不二の理(ことわり)よ土と我らはひとつなる自然と共に生きる道揺るがぬ富士が教えたり医食同源食の道医(い)の力とは食にあり病も癒して体作る命の糧は我が手から三つの言葉を胸に抱きふるさと農法生きる道土も人もがひとつなる未来へ続けこの誓い下は移植を待ち侘びるそら豆です。"早く広いところに行って、のびのびしたいな"私のふるさと農法三原則詩

  • 現在、医療、ここがおかしい

    コロナ6年1月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現在の医療は、原因の追求よりも処方が優先されているように感じます。たとえば、喉が痛いと訴えた場合、なぜ喉が痛くなったのか、生活習慣にどのような問題があったのか、といった根本的な話は避けられがちです。ただ「喉が赤いですね」「喉を和らげる薬があります」と現状の説明や処方が行われるだけで、原因を突き止めて根本的に治す方法の提案はほとんどありません。しかし、本来の診断とは、そこに踏み込むものであり、そこからこそ医療が進化し始めるのではないでしょうか。現在の病院経営は、どうしても薬の処方に依存していると言えます。薬を処方するのが最も効率的で利益にもつながるからです。患者が薬に適応しなければ、再度来院を促し、違う薬を試す。これが一般的な流れです。しかし、特にがん治療の...現在、医療、ここがおかしい

  • 私の野菜の育て方、自然農法から里山農法へ

    コロナ6年1月30日(ウクライナ、ロシア戦争4年)私の野菜の育て方は、自然農法から里山農法へと移り変わってきました。退職後の人生をどのように生きるか考えたとき、「自然」というテーマが私の中心にありました。現職時代から「自然の摂理」という言葉に感動し、その考え方に基づいて生きていこうと決めていたのです。植物に触れたのは子どもの頃が最初です。五つ年上の姉が植物好きだったことが大きな影響を与えました。今でも覚えていますが、姉が見せてくれた「ネズミの糞」という面白い名前の種がありました。調べると、それは「ルコウソウ」という植物の種だったようです。家にはさくらんぼやはっさく、柿の木が植えられていて、実を楽しむ機会もありました。また、兄が朝顔の花弁にお酢を塗り、その部分だけ花の色を変える実験をして見せてくれたことも記...私の野菜の育て方、自然農法から里山農法へ

  • 今日いち-2025年1月29日

    水を飲む白鳥海で拾ってきた木片です。なんとなく白鳥に似ていませんか?今日いち-2025年1月29日

  • 今の時代、心が動いた瞬間に刻まれる記憶こそ重要

    コロナ6年1月28日(ウクライナ、ロシア戦争4年)最近、私は「記憶」について考えることがありました。人間にとって大事な記憶とは何か――それは感覚や感情を伴った記憶ではないでしょうか。論理的に考えたことや単なる言葉の羅列ではなく、その瞬間に感じた情景や感情が一体となった記憶。それこそが、本当に大切な記憶なのだと思うのです。今の時代、私たちはコンピューターを使って多くの仕事をこなしています。ディープラーニング(深層学習)の進化も目覚ましく、膨大な情報を記憶し、処理する能力において、コンピューターはすでに人間を凌駕しています。しかし、これからの時代、私たち人間が持つべき「記憶力」とは、ただ情報を蓄える能力ではないと思うのです。感覚が覚えている記憶。感情を伴った記憶。つまり、心が動いた瞬間に刻まれる記憶です。例え...今の時代、心が動いた瞬間に刻まれる記憶こそ重要

  • 雨が語るプラゴミと自然への回帰

    コロナ6年1月26日(ウクライナ、ロシア戦争4年)6月のある日、にわか雨が突然降り始めました。そのタイミングで、私は川の方へ足を運んでみることにしました。雨は次第に激しさを増し、川の流れも濁り始めました。すると、川の中にゴミがちらほら流れてきたのが見えました。ペットボトルや袋などのプラスチックゴミ、紙くずなどが雨水に乗って川へ流れていく様子を目の当たりにしました。しばらく川を観察していると、流れてくるゴミの量は最初はどんどん増えましたが、時間が経つにつれ減っていくのが分かりました。これは雨が降り始めた時、地表に溜まっていたゴミが押し流され、川へ運ばれてしまうためです。言い換えれば、地表のゴミが雨水によって一掃され、川に集まった結果とも言えます。このゴミは最終的に海へ流れ着き、そこで新たな問題を引き起こすの...雨が語るプラゴミと自然への回帰

  • 一点突破で前に進む

    コロナ6年1月25日(ウクライナ、ロシア戦争4年)物事を進めるとき、私は「1点突破」の考え方を大切にしています。全体を俯瞰して分析することは重要ですが、いざ行動に移すときには、焦点を1つに絞る必要があります。すべてを追おうとせず、「あれか、これか」を選び、ひたすらその選択にエネルギーを注ぎます。そうすることで初めて人は前に進むことができます。行動というのはエネルギーです。エネルギーは止まることなく、加速度を伴って動いていきます。その加速度が新しいものを生み出し、より進化した結果をもたらします。弁証法の発想でいえば、正と反、矛盾する要素を見つつ、その中から選び、1つの方向へエネルギーを集中させる必要があります。分析だけでは前進は生まれません。動き始めるには、選択と決断、そして行動力が必要です。物事を進めるに...一点突破で前に進む

  • 一輪の薔薇 その美しさ 詩

    薔薇一輪一輪こその美しさ百万本の薔薇として埋もれしまうのかそれとも一本の薔薇として輝き続けるのか人生あれかこれか勝利の隠者として残るかたった一本の薔薇それは孤高ではなく調和の中の一本だから尊いだから、その輝きは群れの中にいながらも周りを明るく照らす百万本の薔薇それは豪華さと圧倒的な力だが、その中で一つひとつの声はどこへ消えてしまうのだろう個性は光その一筋の光がどれほど美しいかを知るのは心を澄ませたとき同じであることに安心を求めるのではなく違うからこそ響き合うその調和が価値があるたった一つの薔薇その命を抱きしめ私は何のために咲き誇るのかを探す旅人生まれた理由を知ることそれが私の人生それが自らの分前である自分百万本の薔薇に惑わされず一本の薔薇に心を向けるそんな生き方いい一輪の薔薇その美しさ詩

  • ふきのとうの天ぷら

    春の風ほろ苦き息吹雪解けの大地が語る柔らかき光とともにフキノトウ命を広げる天ぷらに揚げれば香り立ちほろ苦さが心を揺らす季節の一滴、その味わい春を、そっと口に運ぶふきのとうの天ぷら

  • インフォームドコンセントの実現に向けて:国民の健康リテラシーを高める教育改革を

    コロナ6年月日(ウクライナ、ロシア戦争4年)はじめに:健康教育義務化の必要性現代社会において、人々の健康を取り巻く課題は複雑化しています。生活習慣病の増加、メンタルヘルスの問題、情報過多による健康不安など、私たちは生涯にわたり健康と向き合っていかなければなりません。そこで、私は義務教育段階から体系的な健康教育を導入し、国民全体の健康リテラシー向上を図るべきだと考えています。小学校における健康教育カリキュラム案小学校では、子供たちが興味を持ちやすいテーマを中心に、体の仕組みや健康の大切さを段階的に学べるカリキュラムを提案します。<例>1年生:お口の中の健康(歯の役割、唾液の働きなど)2年生:食べ物の消化の仕組み(食べ物の通り道)3年生:胃の働き4年生:腸の働き5年生:肺の働き(呼吸と血液への酸素供給)6年生...インフォームドコンセントの実現に向けて:国民の健康リテラシーを高める教育改革を

  • 今日いち-2025年1月21日

    霜降る朝大地が育む瑞々しさ紫の彩り冬野菜の祝福ぬか漬けで感じる自然の息吹アントシアニンいっぱい大地の恵みをいただく今日いち-2025年1月21日

  • フジテレビ株、ホリエモンが購入開始

    コロナ6年1月20日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現在、中居さんの問題を巡ってフジテレビが大きな話題になっていますね。女性とのトラブルが発端のようですが、その背景にはフジテレビの企業体質も影響しているように感じます。最近ではスポンサーが次々と手を引いており、トヨタや日本生命といった大手企業もフジテレビへの協賛を見送っていると報道されています。このままではフジテレビの存続すら危ぶまれるのではないかと、そんな懸念を抱いています。そのような状況の中で、堀江貴文氏、通称「ホリエモン」がフジテレビの株を購入したという報道がありました。思い返せば、約20年前、堀江氏はラジオのニッポン放送の株を買い占め、フジテレビを自身の傘下に収めようと試みたことがありましたね。しかし、当時のフジテレビの経営陣から強い圧力を受け、結果...フジテレビ株、ホリエモンが購入開始

  • 今日いち-2025年1月19日

    年輪幾重にも刻む輪の中に光と影の軌跡宿す広がる幅は陽の証大地と空を結びつつ命の歩みを語り継ぐ今日いち-2025年1月19日

  • 久しぶりのピアノと歌う楽しさ

    コロナ6年1月19日(ウクライナ、ロシア戦争4年)昨日、久しぶりにピアノをちょっと弾いてみました。私は小学校に勤めていた頃、オルガンでクラスの子供たちとよく歌っていました。その頃は、コードを使いながら適当に弾いて歌っていたのですが、30年ほど何もせず放ったらかしにしていました。歌は好きで、合唱団に入っていたこともありましたが、最近は楽器から離れていました。それでも久しぶりにピアノに触れてみると、コードはなんとなくハ調ならすぐできました。ただ、ヘ長調やト長調になると少し忘れてしまい、慣れるのが少し大変でしたね。リズムに乗る感覚は昔エレクトーンを少し触ったときの記憶が残っているのか、自然に体が覚えているようです。歌うのも昔から好きだったので、伴奏の指さえしっかり動けば、アドリブで楽しめることに気がつきました。...久しぶりのピアノと歌う楽しさ

  • 映画を字幕なしでみたい、その為には?

    コロナ6年1月19日(ウクライナ、ロシア戦争4年)英語は話す方が先なのか、聞く方が先なのか。私はね、まず、聞くことができないといけないと思うんです。ネイティブの英語が聞くことができないと話せないのではないでしょうか。理解ができて、初めて話すのですから。やっぱり赤ちゃんが生まれたとき、人の話を聞くことから始まりますよね。最初は胎内で聞いているんですよね。十月十日、最初はしゃべれないんです。だから、まず聞いて、それからしゃべれるようになる。私はそのプロセスが大切だと思うんです。ただ、どうしても私たちは目で見て単語を覚えます。そして単語の発音をしっかり練習しますよね。それだけでは、いくらやっても話せるようにはならない。頭の中に文字情報が入り込んでしまって、義務教育で習った単語や発音、そして活字として理解する方法...映画を字幕なしでみたい、その為には?

  • お天道様と大地と人の恵み 詩

    地産地消身土不二医食同源自然と人とが関わり合う里山農法自然と人との心地よい関係それが自然治癒力を高めるお天道様の光と有機肥料と人力と自然の力でできた日の菜大根糠漬がうまいお天道様と大地と人の恵み詩

  • 根拠のない自信こそ真の自信

    コロナ6年1月17日(ウクライナ、ロシア戦争4年)自信というものについて、私たちはよく「どういうことに自信を持ったの?」「なぜ自信が持てたの?」と、その根拠を求めがちです。しかし、自信とは本質的に精神的なものであり、すべてに理屈をつけようとするのは、どちらかというと知識のある人が陥りやすい考え方ではないでしょうか。精神的なものは、論理だけでは割り切れません。例えば、「なぜ山に登るの?」という問いに対して、「そこに山があるから」「今日は空が綺麗だから」「山の景色が素晴らしいから」というような感覚的な答えがあります。このように、精神的なものに感動し、それを心の支えにできることこそ、人生を豊かに生きていく上で最も大切なことの一つだと考えています。人類の歴史を振り返れば、文字もない時代がありました。しかし、そのよ...根拠のない自信こそ真の自信

  • 人はリズムで生きている

    コロナ6年1月17日(ウクライナ、ロシア戦争4年)人は、リズムで生きている。ウォーキングをしていると、日々の体調がよくわかる。朝の空気を吸い込みながら、そう感じることがある。体が軽やかに動く日もあれば、たまに、足取りが重たいなと感じる日もある。けれど、そんな日々にも流れがある。太陽は静かに地平線を巡り、月は淡く形を変え、夜を照らす。春が芽ばえ、夏が燃え、果実が実り、冬が眠る。四季の調べに、心も体も寄り添って生きる。胃が重たい日は、無理をしない。朝の食事を控え、果物や軽い食事に切り替え、静かに体の声を聞く。無理に逆らわず、流れに身を任せること。それが、自然と調和して生きるということなのだ。波のように寄せては返す日々のリズム。その調べに耳を澄ませ、今日も朝のウォーキングに精を出す。人はリズムで生きている

  • 白い満月

    コロナ6年1月16日(ウクライナ、ロシア戦争4年)冬の朝、西の空に白い満月が昇る東の空にゆっくりと昇る赤い満月。これは昔から親しまれてきた光景で、お月見のときに眺める、あの大きく輝く月もそうですね。私も、満月といえば東の空に昇るものだとばかり思っていました。けれども、ある寒い朝のウォーキング中にふと西の空を見上げると、そこにも満月が浮かんでいたのです。それは夕方に見る赤く温かみのある月とは違い、冷たく、静かに白い光を放っていました。その凛とした白さは、どこか寂しさを漂わせながらも、不思議と心が惹きつけられるものでした。「月天心貧しき街を通りけり」という句がふと頭をよぎりました。静かに街を照らしながら進む月には、どこか孤独で儚い雰囲気が漂います。冬の朝に見た白い満月もまた、同じように冷たく寂しい存在でした。...白い満月

  • 無心の風 詩

    無心に生きる――それはただ、風のように。感情の波が揺れてもそっと手放して、空へ流す。一日に一度、静かに手を合わせ自然の中ですべてを受け入れる。熱を帯びた心では何も入ってこないから。だから、一度、空っぽになろう。そこから、新しい命が芽吹く。風が通り抜ける身体、自然とひとつになる心。地球に生きるものとして、ただ、無心になると全てのものは私の身体を素通りしていく。無心の中に、すべてがある。無心の風詩

  • 英語、リスニングとスピーキングの上達には?

    リスニングとスピーキングの上達には、シャドウィングがとても効果的ですね。英語を「耳で覚える」ことが、自然な発音やリズムを身につける近道です。ユーザーのように、センテンス全体を丸ごと覚える方法は、実際の会話でも役立ちます。単語単位ではなく、フレーズや文章をそのまま取り入れることで、自然な流れで話せるようになります。さらに、シャドウィング以外にも効果的な方法がありますので、いくつかご紹介します。1.オーバーラッピング(Overlapping)音声と同時に発音する方法です。シャドウィングは「聞いてから話す」のに対し、オーバーラッピングは「同時に話す」ので、発音やリズム、イントネーションをより正確に真似ることができます。英語の歌の歌詞でも実践できますよ。2.ディクテーション(Dictation)聞こえた英語をその...英語、リスニングとスピーキングの上達には?

  • 時は流れるままに 詩

    コロナ5年1月11日(ウクライナ、ロシア戦争3年)人よ、奢るなかれ。進化など、幻にすぎぬ。あるのはただ、移ろう変化のみ。諸行無常――世界の深き呼吸。松尾芭蕉が語った不易流行、変わらぬものと移ろうものは、決して離れず、ただ一つに溶け合う。彼は東北の風を受け、人の世の儚さに触れ、移りゆく景色の中で、その真理に気づいたのだろう。いま、この瞬間も、時は音もなく流れ、自然も社会も、かたちを変えていく。八十億の中の、わずかひとひらの私も、この流れに逆らうことなどできはしない。それが、与えられた分け前。時は誰のものでもない。ただ静かに、ただ遠くへ。戻ることのない、その流れこそが、自然という名の真実なのだ。時は流れるままに詩

  • AIの時代は芸術がトレンド 詩

    心を無にしtabula_rasaにすれば出てくるは出てくるわ次から次へと思いが湧き上がってくるAIの時代は感性の時代でもあり芸術の時代でもある新しい知性が求められる記憶力は機械に任せ人間性を取り戻せ我儘に生きよ進化と言う言葉などないただ変化あるのみ諸行は無常だAIの時代は芸術がトレンド詩

  • 今日いち-2025年1月11日

    こんな写真どうでしょう。真夜中の2時です。架空の我が家ですが、寒々とした感じが出ているでしょう。月天心貧しき町を通りけりの俳句が浮かんで参ります。こうしていると80億分の1としての私が浮かんで来ます。今日いち-2025年1月11日

  • 英会話の基礎は、まず、リスニングから

    英語が世界の共通のと言われて久しいのですが、私たち日本人にとって、ネイティブの発する生きた英語を理解すると言う事はとても大変だと言われてますね。私たちが昔、中学で習った英語は、リスニングとスピーキングにおいて全然役に立っていないということに最近気づきました。気づきが遅かったなと反省をしていますが、進歩は遅いのですが、まだまだ頑張ればできると思っています。英語は多くの人が話せるようになりたいと思っていますよね。あの人とコミュニケーションが取れたらいいな。そんな思いがあるからこそ、「話すこと」は最終的に大事なことだと思います。でも、その前に大切なのはリスニングです。相手が何を言っているのか、音としてしっかり理解することが重要です。私たちはどうしても机に向かって英語を学ぶことが多く、アルファベットや単語を目で見...英会話の基礎は、まず、リスニングから

  • 今日いち-2025年1月10日

    アブラムシは蜜を出しアリがそれを舐めるそれが自然の営みごくごくありふれた光景ここでは共存共栄持ちつ持たれつ生物は皆こうして生きている彼らから学ぶべき事は多い今日いち-2025年1月10日

  • 蝋梅の花 短歌4首

    蝋梅の香りふわりと漂よいて新しき年心に誓う温かさ待ちわび咲ける蝋梅の春の知らせと花の微笑み蝋梅にメジロ飛び交い枝揺らし自然の巡り共に楽しむ新年に咲くや蝋梅香る庭自然の息吹感じる朝よ蝋梅の花短歌4首

  • 今日いち-2025年1月9日

    蝋梅や甘い香りが春を呼ぶ冬空に透き通る黄よ凛と咲く寒風に揺るる一輪春香る今日いち-2025年1月9日

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