chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
想い続けることができれば、その想いはいつか成就する https://blog.goo.ne.jp/mizumoe19

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます!

自然が終活テーマです。タブララサ、邂逅、自然の摂理という言葉が好きです。身体の衰えを日々感じながらも、いかに精神を高めていくかを求めていきます。

想い続けることができれば、その想いはいつか成就する
フォロー
ブログ村参加

2014/09/30

ブログをみる無料アプリ

アプリでフォローする
arrow_drop_down
  • 後ろ向き階段?

    短編小説『支点の登り方』エレベーターのないマンションの五階まで、階段は二十段。みどりさんの日課のウォーキングは、この階段がゴールだった。ある日、ふと逆さ歩きに挑戦した。後ろ向きで階段を登るのだ。最初はおっかなびっくり。手すりにすがりながら、ゆっくりと。しかし、何度やっても、途中で必ずグラッとくる。転びはしないが、心臓がちょっと跳ねる。なぜだろう。ただ段を上がればいいだけなのに。ヨガの先生が言っていた。「意識は、どこに置くかで体が変わるよ」みどりさんは階段の前で目を閉じた。「意識の置き場所…」次の日、実験開始。右足で体重を支え、左足を一段上げる。この時、意識は「上げる左足」ではなく、「支える右足」に集中する。足の裏が冷たいコンクリートを押している感覚。筋肉が微かに震える感覚。すべてを「支点」の右足に注ぐ。そ...後ろ向き階段?

  • 医食同源って意外と新しい言葉だった?

    「医食同源」って、昔から日本にある言葉だと思ってませんか?実はこの言葉、1972年に日本で生まれた造語なんです。私も調べてみてびっくり、てっきり昔から日本にある言葉だと思ってました。当時、NHKの料理番組『きょうの料理』で、医師の新居裕久さんが紹介したのが始まり。中国に古くからある「食薬同源(しょくやくどうげん)」という思想を、日本人にもわかりやすく伝えるために「医食同源」と言い換えたんですね。じゃあ「食薬同源」って何?これは中国の伝統医学の考え方で、食べ物も薬も、体を整えるためのものだから、源は同じという意味。紀元前に書かれた『黄帝内経』や『神農本草経』には、「病気を治すにはまず食事から」という記述があるほど、食事が医療の一部として扱われていました。たとえば、ショウガは体を温めるし、ナツメは血を補う。こ...医食同源って意外と新しい言葉だった?

  • 人と人の間から 短編小説

    第一章理論の世界田中慎一は、大学の心理学科で首席の成績を誇っていた。二十二歳の彼の部屋には、フロイト、ユング、スキナーといった心理学者たちの著作が整然と並び、マーカーで引かれた線や書き込みで埋め尽くされていた。「人間の行動パターンは予測可能である」卒業論文の冒頭に、田中はそう書いた。三年間の研究で、彼は確信していた。認知行動療法、精神分析学、学習理論。これらの知識があれば、どんな人間の心も理解できる。問題があれば適切な理論を適用すれば解決できる。指導教授の山田教授も、田中を高く評価していた。「君の論理的思考力は素晴らしい。学者として大成するよ。来年の大学院進学後は、私の研究室で一緒に働こう」田中は誇らしかった。自分は選ばれた人間なのだ。街を歩いていても、すれ違う人々の心理状態を分析してしまう。あの人は回避...人と人の間から短編小説

  • 白鷺の群舞 詩

    白き羽根が空を縫う群れはひとつの意志のように風を裂き、雲を越え左の空へと流れてゆく先頭の一羽が道しるべ静かなるリーダーに従い他の者たちは沈黙のまま空の地図をなぞっているそれは旅かそれとも約束された帰還か夕暮れの光が群れを染めねぐらの気配が遠くに揺れる空は彼らの記憶を抱き地上はその静けさに耳を澄ます白鷺の群舞詩

  • 短編小説 白い馬の秘密 - 草原に隠された生命の謎

    ✳︎日頃から草だけを食べている草食動物が、なぜ、そんな肉付きのいい体をしているのだろう?と、疑問を抱いていました。その事を短編小説化してみました。##第一章美しき疑問山田獣医師は、丘の上の牧場で一頭の白い馬と出会った。サラブレッドのような優雅な体躯、盛り上がった筋肉、艶やかな毛並み。しかし彼女が食べているのは、足元に生えている普通の草だけだった。「不思議だ…」山田は呟いた。人間なら毎日肉や魚、豆腐を食べなければ、これほど美しい筋肉は作れない。でも彼女は青草だけで、まるでアスリートのような完璧な体型を維持している。隣の柵では羊たちが群れを成している。ふわふわの毛に覆われた丸々とした体。彼らもまた、草だけを食べて生きている。「動物性タンパク質なしで、どうしてこんなに…」##第二章観察の始まり翌週から、山田は毎...短編小説白い馬の秘密-草原に隠された生命の謎

  • 【短編小説】「悪玉」という名前に、ノーを

    小説家の津村悠介は、テレビの健康特集を見ながら、むしゃくしゃしていた。「またか…『悪玉コレステロールを減らせ!』って。コイツら、コレステロールがホルモンや細胞膜の材料だってこと、知ってて言ってるのか?」彼のそばでヨーグルトを食べていた妻の梓が笑った。「また始まった。あなたの『悪玉命名反論講座』ね」「だっておかしいだろ、梓や。まるで悪の親玉みたいな名前をつけて、消費者に恐怖をあおる。LDLは運び屋で、HDLは回収屋だ。ただの役割の違いなのに。名前で判断するのは、人間関係でも一番愚かなことだってのに」悠介は以前、健康雑誌の編集者をしており、情報の切り取り方や言葉の誘導性に人一倍敏感だった。その日、悠介は地元の公民館で開かれる健康講座に取材に来ていた。講師の栄養士は、熱心に「悪玉菌の危険性」について語る。「です...【短編小説】「悪玉」という名前に、ノーを

  • 無常の雫 詩

    無常の雫しとしとと地へと落ちる雫映した景色を壊しては消えるひとしずくの無常重力に引かれ抗うことなく落ちゆく雨ただ一瞬のきらめきそして波紋はすべてを呑み込む静かな午後水たまりに散る雨の音壊されて生まれてまた壊れてそれでも降り続くどうしようもなく美しくも儚い無常無常の雫詩

  • 因縁果の法則 偶然の必然に導かれて

    仏教には「因縁果(いんねんか)の法則」という根本的な教えがあります。これは、「因(原因)」と「縁(条件)」が揃ったときに「果(結果)」が生まれるという、宇宙の普遍的な原理を示しています。私たちが日々体験する喜びや苦しみも、この因縁果の連なりによって生じているのです。例えば、庭に咲く一輪の花を考えてみましょう。種(因)が土に埋められ、雨や日光(縁)に恵まれて、やがて美しい花(果)が咲きます。種があっても、土も水も光もなければ花は開きません。反対に、条件が整っても種がなければ何も生まれません。人間の人生においても同じように、行い(因)と環境や出会い(縁)が結びついて未来(果)が形作られていくのです。この因縁果の法則を振り返るとき、私自身が体験した「偶然の必然」という出来事を思い出します。私の父と私は、偶然にも...因縁果の法則偶然の必然に導かれて

  • 短編小説 本当の民主主義

    星空の下で—ある青年の気づき—大学を卒業して3年目の春、田中雄太は毎晩のように残業に追われていた。IT企業に勤める25歳の青年にとって、社会人生活はまだまだ分からないことだらけだった。「また選挙か…」コンビニで買った夜食を片手に、雄太は駅前に貼られた選挙ポスターを見上げた。大学時代は政治なんて遠い世界の話だと思っていたが、税金を払うようになってから、なんとなく気になるようになった。とはいえ、候補者の違いもよく分からない。結局いつも、なんとなく知っている名前に投票していた。「雄太、選挙行った?」同僚の佐藤が月曜の朝、コーヒーを飲みながら聞いてきた。「うん、一応。でも正直、誰に入れても同じような気がするんだよね」「分かる。どうせお金持ちの都合のいいようになるんでしょ?」二人はそう言って苦笑いした。でも、心の奥...短編小説本当の民主主義

  • 本来の民主主義 詩

    宇宙の間に息づく平等夜空に浮かぶ星々大小さまざまな光見えない力で支え合う互いに押し合わず、調和する政治の世界も同じ力やお金のあるものが大きな声を響かせやすいしかしそれでは真の民主主義ではない一人ひとりの存在はお金の有無に関わらず等しい惑星が重力で回るように私たちも互いに尊重し合う金の力に流されず衆愚にも左右されず本来の国民主権は空間と間を守ることにある小さな声も、大きな声も宇宙のリズムの中で響き合い互いの自由と尊厳を抱きしめるそれこそが民主主義の本当の姿夜空を見上げれば果てしない宇宙の調和のように私たちの社会もまた余白と間を尊び平等に支え合うものだ本来の民主主義詩

  • 瞳は俯瞰する 詩

    瞳は俯瞰する高い空から見下ろせば街の喧騒も人の悲しみも小さな点となって瞳は俯瞰する時の流れを季節の移ろいを生命の営みを雲の隙間から差し込む光のように静かに観察する愛も憎しみも喜びも苦しみもすべては大きな物語のひとつの章に過ぎないと瞳は知っている俯瞰の視点から見えてくるものそれはつながりという名の見えない糸私たちはみな同じ空の下で同じ大地の上で息づいている瞳は俯瞰しそして微笑むすべてが愛おしくすべてが美しく映るから瞳は俯瞰する詩

  • 情報社会の暗闇を照らすXの闘い -

    こんな短編小説書いてみました。七十八歳の灯火-情報社会の暗闇を照らすXの闘い-プロローグ緑ヶ丘の穏やかな陽光が、古びた木造家屋の縁側を照らしていた。そこに腰掛け、湯呑みを傾けるのは、白髪交じりの頭髪と深い皺が刻まれた顔を持つ老人、Mr.Xこと、海老原修造、七十八歳。一見すれば、隠居生活を送るどこにでもいる好々爺だが、その瞳の奥には、静かに燃えるような強い光が宿っていた。それは、長年見過ごされてきた社会の歪み、特にこの複雑化した情報社会の裏に潜む「闇」と呼ばれるものに対する、断固たる怒りと、未来への強い責任感の表れだった。修造は、高度経済成長期を駆け抜け、バブル崩壊、そしてインターネットの普及という激動の時代を生きてきた。情報技術の進歩は目覚ましい恩恵をもたらした一方で、情報の洪水、虚偽の拡散、プライバシー...情報社会の暗闇を照らすXの闘い-

  • 短編小説 『七十八歳の、私だけの取扱説明書』

    菊池勉(きくちつとむ)は、今年で七十八歳になる元中学校の理科教師だった。定年後は、穏やかな日々を送っている。かつてのように「炭水化物はエネルギー」「ビタミンを摂取しなさい」と教えていた、あの均一的な栄養学の知識を信じ、自身でも実践してきた。しかし、ここ数年、その「常識」が全く通用しないもどかしさに直面していた。同じものを食べても、老友の雄介は元気なのに、自分はなぜだか重だるい。検査では「年相応で異常なし」。かつて黑板に「平均値」を書いては「ここが標準だ」と教えていたことが、今では空々しく感じられた。「平均」など、どこにもないのではないか。転機は、ありふれたカフェでの出来事だった。差し出されたミルクティーを一口飲んだ瞬間、勉の腕にじんましんが浮かび上がった。慌てて薬を飲みながら、雄介と交わした会話を思い出す...短編小説『七十八歳の、私だけの取扱説明書』

  • 不思議発見!ヒメコウゾの葉っぱの謎

    普段私たちが目にする植物の葉っぱといえば、ほとんどが左右対称の形をしていますよね。上下左右、相似形の整った形が一般的だと思います。しかし、最近私が観察している「ヒメコウゾ」という植物の葉っぱで、とても不思議な現象を発見しました。ヒメコウゾは、コウゾの仲間で、昔から和紙や紙幣などの紙を作る原料として使われてきた植物です。そんな歴史ある植物に、このような興味深い特徴があったとは驚きです。ヒメコウゾの葉っぱの不思議このヒメコウゾの葉っぱの最大の特徴は、**左右が非対称**だということです。通常の植物の葉とは全く違う形をしているのです。私が見た限りでは、このような葉っぱは初めての体験でした。さらに不思議なことそして驚くべきことに、このヒメコウゾの植物には、左右対称の普通の葉っぱも混在しているのです。つまり、同じ植...不思議発見!ヒメコウゾの葉っぱの謎

  • Googleレンズと散歩で発見! AI時代の自然体験学習

    コロナ6年8月28日(ウクライナ、ロシア戦争4年)朝の澄んだ空気を胸いっぱいに吸いながら、堤防を歩くのが、私の毎朝のルーティーンだ。季節ごとに表情を変える草花や樹木は、いつもながらの友達のような存在である。ある日、ふと一つの植物に目が留まった。左右非対称の、大きくて珍しい葉をつけている。「ああ、これはきっとコウゾの仲間だ。ひょっとしたらヒメコウゾかもしれないな」。コウゾは古来、和紙の原料として使われてきた植物だ。紙幣の原料でもある。そう思うと、この葉の一枚一枚が、歴史と文化を紡いできた繊維の源に見えてきて、愛おしささえ覚える。そして、その時、ふと閃いた。「そうだ、今の子ども達なら、こんな時すぐにGoogleレンズを使うだろう」Googleレンズは、スマートフォンのカメラを向けるだけで、植物の名前はおろか、...Googleレンズと散歩で発見!AI時代の自然体験学習

  • 我以外、皆友であり師匠である

    「孤独死」という言葉が、一人の最期を否定的に表現する言葉として蔓延しています。確かに、人は生まれる時も、最期の時を迎える時も、物理的に一人です。しかし、はたしてそれは本当に「孤独」なのでしょうか。「孤独」というのは、物理的な状態ではなく、自分は誰とも繋がっていない、と「捉える心」が生み出す幻想なのではないかと、私は78年の人生を経て感じるようになりました。「我以外、皆師匠である」この言葉の通り、自分以外のすべては、共に生きる仲間であり、教えをくれる師匠です。視野をほんの少し広げてみれば、そこには無数の「仲間」がいます。窓の外に咲く一輪の花、そよぐ風、遠くに聳える山々。それらはすべて、静かに、しかし確かに私たちの存在を認め、共にこの瞬間を生きています。もちろん、人間同士の絆も尊いものです。言葉を交わさずとも...我以外、皆友であり師匠である

  • 一人じゃない 詩

    ひとりとさみしいはちがうのだと気づいたいのちの終わりも始まりも確かにたったひとりでもそのあいだをつなぐのは無数のいのちのリレーとなりで揺れる小さな草その根っこは大地と握手をしている窓辺にとまった一羽の蝶はばたきは遠い風のささやき言葉などなくてもいい同じ星の息吹を吸って共に刻を紡いでいるわたし以外はすべて師であり仲間であり友孤独というレンズをはずせば世界は優しいつながりで満ちていたそっと手のひらをひらいて風にふれるわたしはもうひとりじゃない一人じゃない詩

  • 白い月 詩

    空にぽつんと浮かぶ昼の月夏の熱を忘れたかのように涼しげに淋しげにただそこにいる遠い日の記憶が蘇るああ貴方を見たのはきっと二度目あの時も私は一人空を見上げていた貴方もまた遠くから私を見ているのだろうか視線が結び合うこの不思議な一瞬言葉はいらないただ互いに見つめ合う貴方は私私は貴方空と私一つになる白い月詩

  • 空席のむこう 詩

    空席の向こう空の椅子が浜名湖を映すさっきまでこの席にいた私が遠くなる風は涼し水面きらめく過ぎた時は容赦なく流れセミの声78年の重さを湖面に浮かべただ見つめ残る残暑空席のむこう詩

  • 天空の半月 詩

    天空に半月浮かぶ夏の日の朝空を静かに渡り風の音も遠くなる私の瞳に澄み入りて心ひとひら涼しくなる天空の半月詩

  • 短編小説 一本の糸

    山本先生は、定年まで三十六年間、小学校で教壇に立ってきた。退職後も教育への興味は消えず、地域の勉強会や図書館で、新しい教育の動きについて調べる日々が続いていた。最近耳にする「新しい学びの方法」も、その一つだった。ただ、調べれば調べるほど、専門的な言葉や図解が並び、ますますわからなくなる。書かれていることは立派だが、肝心の「それが何のためにあるのか」が見えてこないのだ。ある日、近所の公園で、二人の小学生が凧揚げをしているのを見かけた。凧はなかなか上がらず、二人は何度も走っては転び、笑いながら工夫を重ねていた。糸を長くしてみたり、角度を変えてみたり──。やがて風をつかみ、凧は青空高く舞い上がった。その瞬間、先生の頭の中で何かがつながった。「そうか、学びはあれと同じだ。」凧の糸は一本。そこからすべてが始まる。そ...短編小説一本の糸

  • 同じ10グラムでも違う 詩

    同じ豆同じ重さ同じ皿の上でも体はそれぞれ違う物語を描く数字だけでは測れない命の力それは腸の声それは体の記憶そして生き方の色78年の旅路でようやく知った栄養は人と人の間にひそやかに違いを宿すということ同じ10グラムでも違う詩

  • 新しい栄養学

    従来の栄養学にこだわっていると大変なことになります。時代は日々変化しています。松尾芭蕉は奥の細道で不易流行を説いています。諸行無常と言う仏教の言葉があります。こうしていても日々刻々と変化をしています。私たちは何が不易で、何が流行かを気づかねばなりません。変化の激しい時代、私たちはこう言う術が必要なんです。**第1章:体調不良の日々**78歳の杉山勇造は元小学校教師で、退職後は穏やかな生活を送っていた。しかし最近、疲れが取れず、朝からだるさを感じ、夜もよく眠れなかった。かかりつけの医師からは「年のせい」と言われ、従来の栄養指導通り「バランスよく食べ、カロリーを控えめに」とアドバイスされる。ご飯を減らし、脂っこいものを避け、野菜中心の食事を心がけていたが、体調は良くならない。**第2章:新しい出会い**ある日...新しい栄養学

  • 時を超えて 詩

    見下ろせば小さな足が水をはねる七十年という時を飛び越えて私は再び少年のまなざしで立っていた日差しの中二つの影が揺れている私の影もそこに溶け込み水とともに流れていった時を超えて詩

  • 経営か、医の倫理か?

    梶原亮平は診察室の窓から外を見ながら、今日も時計と戦っていた。午前9時から始まった診療は、すでに15人目を終えている。腕時計の針は10時47分を指していた。一人あたり平均6分。父から受け継いだ医院を守るためには、これが限界だった。「次の方、お入りください」ドアが開き、72歳の田村和夫がゆっくりと入ってきた。糖尿病の定期検診で月に一度通っている患者だ。カルテを開き、最新の検査データに目を通す。HbA1cが7.2。前回より0.4上昇している。「血糖値がまた上がっていますね。食事は……」「先生、実は最近、妻の介護が始まって、食事の準備が思うようにいかなくて……」田村が話し始めたその時、看護師の佐藤がドアをノックした。「院長、次の患者さんが待合室で気分が悪くなられたようです」亮平は時計を見た。すでに予定の診察時間...経営か、医の倫理か?

  • 短編小説:響きのカフェで

    その日も、私たちはいつものように、近所の静かな喫茶店に向かった。妻とは、よくこうしてふたりでコーヒーを飲みに行く。決まって注文するのは、ブレンドと季節のケーキ。今日は苺のフラッペとレモンタルトだった。カフェの窓際の席に座ると、窓の外には緑が揺れていた。テーブルには小さな花瓶が置かれ、カウンターからはかすかにジャズが流れている。「なんだか、ここのフラッペ、前にも食べたけど、今日の方がおいしく感じるね」そう妻がつぶやいたとき、私はふと気づいた。――同じものを食べているのに、満足感が違うのは、なぜだろう?フラッペの味が変わったわけではない。使っている苺もミルクも同じだろう。でも、今日はなぜか格別だった。それは、もしかすると――この席、この光、この音楽、そして、妻の機嫌のよさが混ざり合って、「味」に影響しているの...短編小説:響きのカフェで

  • 栄養は“人それぞれ”──私が78歳で気づいた新しい食べ方」

    最近、医療や食事について考えることがありました。それは今までの医療や栄養が画一的で個に寄り添っていないなということです。「同じものを食べても、太る人と太らない人がいる」「同じカロリーでも、疲れる人と元気になる人がいる」それは、単に体重や年齢の差ではないと、だんだん思うようになりました。なぜなら、私自身がそれを体験してきたからです。最近では、「パーソナライズド栄養学」とか「機能性栄養学」といった言葉を聞くようになりました。人によって腸内細菌のバランスが違い、食べた栄養の“吸収のされ方”が異なるという考え方です。つまり、体の中身が人それぞれ違うということ。それを無視して、「1日〇キロカロリー」と言っても、本当の健康にはつながらないんですね。78歳の今だからこそ、こう思います。**「栄養は、“自分を知る”ことか...栄養は“人それぞれ”──私が78歳で気づいた新しい食べ方」

  • 平均から個別化への栄養学へ 詩

    同じ皿から、違う未来が**同じ皿を囲みながら同じものを口にしてもある人の体はそよ風スルリと通り抜け軽やかにある人の体は深い森じわりと根を張り重たく「意志が弱い」の?違うんだ「食べ過ぎた」の?違うんだカロリーの数字だけが真実じゃないタンパク質の量だけが答えじゃない見えない設計図(遺伝子)が紡ぐ道小さな生命(腸内細菌)が奏でるリズム代謝の川の流れる速さ一人ひとり唯一の器(うつわ)受け止める形響きが違う「平均」という名の仮面(かめん)を外そう「みんな同じ」の幻想(まぼろし)を解こう吸い込む光(栄養)も漏れる滴(ロス)も私だけの物語刻まれゆく栄養学は静かに進化した「あなた」という星をめざして数値より深く体の声を聴け同じ食卓から始まるあなただけの栄養学平均から個別化への栄養学へ詩

  • 「平均」では足りない時代に:私が機能性栄養学に出会って気づいたこと

    私たちは長いあいだ、「栄養学」といえば学校で学んだような「バランスのとれた食事」や「ビタミン・ミネラルの摂取」といった基礎知識を信じてきました。もちろんそれは、とても大切なことです。かつてはそれで十分だった時代もありました。けれども、最近私はふとしたきっかけから、「従来の栄養学だけでは、今の時代に合わないのではないか」と思うようになったのです。現代は、本当に複雑な社会になりました。食品添加物、加工食品、ストレス、運動不足、情報過多、そして多様化する生き方。こうした要素が絡み合い、昔にはなかったような体の不調や、原因の見えない不安が広がっていると感じます。そうした中で、私は**「機能性栄養学」**という新しい考え方に出会いました。従来の栄養学に感じた違和感年齢とともに、体の疲れが取れにくくなったり、気分の浮...「平均」では足りない時代に:私が機能性栄養学に出会って気づいたこと

  • 生命のしずく 詩

    体液は語る心の奥のさざめきを見えぬ場所をめぐりながら生きていることを伝えてくる強き想い穏やかな想いそのすべてが流れをつくる命とは一滴のしずくの連なり生命のしずく詩

  • 参院選が示した「変化」と私たちの未来

    コロナ6年7月21日(ウクライナ、ロシア戦争4年)蓋を開けてみれば予想通り、参政党をはじめとした新しい流れが議席を増やし、自民党にとっては厳しい結果となりましたね。特に今回は、未曾有の物価高騰、例えばお米が2倍になるなど、戦後80年という節目を迎え、これまでの政治が抱えてきた諸々の毒素が表面化したようにも感じられます。まさに「なるようになる」と表現できる今回の選挙では、新しい政党も台頭しました。また、近年は外国人観光客の増加に加え、外国人労働者の流入も加速しています。これに伴い、かつての日本の良さが失われつつあるという懸念も耳にします。こうした外国人政策に対する動きは、もはや避けられない流れなのかもしれません。このような状況下で、物価高の問題も重なり、私たちの生活は二極化がますます進んでいます。豊かになる...参院選が示した「変化」と私たちの未来

  • 体液のめぐりと心の調和

    人が生きているということを丁寧に見つめていくと、私たちの身体は目に見えない流れによって支えられていることに気づきます。身体の中を絶え間なくめぐっている体液。その流れは、酸素や栄養を届け、不要なものを運び出し、細胞のひとつひとつを潤しています。この体液の流れは、心臓の働きだけでなく、私たちの呼吸、姿勢、そして「心の状態」とも深くつながっています。神経系や自律神経が絶妙なバランスを取りながら、体のすみずみまで流れを導いてくれているのです。私が感じているのは、さまざまな不調の原因が、この体液の流れに滞りが生じたときに現れてくるということです。流れがにぶれば、身体の一部に熱がこもったり、痛みや重だるさといった形で現れることがあります。しかし、ここで見落としてはならないのが「心のあり方」です。心の持ち方によって、体...体液のめぐりと心の調和

  • 自然食品とサプリメント──ゴマの力を見直す

    最近、「自然食品」や「自然治癒力」という言葉が再び注目されています。高度に発達した現代の文明社会において、人工的な製品よりも、自然から生まれたものへの回帰が求められているのではないでしょうか。そのなかで、私は「ゴマ」、特に「セサミン」という成分に注目しています。セサミンはゴマから取れる成分で、サントリーのサプリメントとして非常に人気を博しています。多くの方が健康のために日々摂取していることでしょう。けれども、もともとセサミンは「ゴマ」の一部。ゴマは、日本では古来から使われてきた優れた自然食品の一つです。「ひらけゴマ」とは魔法の呪文のように使われ、そこにはゴマが持つ神秘的な力や価値が込められています。江戸時代の東海道五十三次を旅した「やじさん・きたさん」も、竹の皮に包んだゴマ塩のおむすびを持って歩いたと言わ...自然食品とサプリメント──ゴマの力を見直す

  • 今日いち-2025年7月14日

    「光るもの」名もなく咲いた朝の花誰が気づくこともなく散るだがそれが美しいと知る人はいる誰のためでもない自分の心に恥じないためそれが職人誇りという名の無言の証明今日いち-2025年7月14日

  • 「職人」という生き方について考える

    最近、私はふと「職人」という言葉について思うことがありました。「職人気質(しょくにんかたぎ)」など、よく耳にしますが、この言葉にはとても広くて深い意味があるように思います。私の父も、職人でした。正確には、後年はサラリーマンとして働きましたが、その根っこには“職人気質”があったと思います。真面目で丁寧で、仕事に誇りを持ち、納得いくまで手を抜かない姿勢――それが私の記憶に残っています。思えば、日本には法隆寺という世界最古の木造建築があります。あれも、道具ではなく“組み合わせ”だけで建てられていると聞きます。それを手がけたのもまた、職人たちでした。何百年、何千年を超えて残るものをつくりあげる――それはまさに、究極の技と魂の結晶でしょう。そう考えていくうちに、私は気づいたのです。この世にあるほとんどの職業は、突き...「職人」という生き方について考える

  • 『バラックの空と、心のぬくもり』 詩

    雨が滲んだトタン屋根風が泣いた、台風の夜けれど、バラックの家の中には笑い声と、湯気と、母の優しさがあった貧しくても、美しかった手をつなぎ、肩を寄せ合う日々壊れそうな家よりも、壊れなかった心あれは、宝石よりも尊い時間だった✳︎この詩は私が子どもの頃の実話が元になってます。台風は伊勢湾台風です。『バラックの空と、心のぬくもり』詩

  • 「貧しくも、美しく」──あの時代を生きて

    コロナ6年7月11日(ウクライナ、ロシア戦争4年)かつて「名もなく貧しく美しく」という映画がありました。高峰秀子さんと小林桂樹さんが主演していたように記憶しています。あの映画に描かれていたのは、まさに戦後の日本を支えた市井の人々の姿でした。貧しさの中にも誇りと美しさを持ち、静かに生き抜く姿勢。それは、当時の日本人の精神そのものだったのかもしれません。私の家も戦争で焼けてしまい、長い間、バラックの家で暮らしていました。台風のたびに家が吹き飛ぶのではと恐れた日々も、今では懐かしい思い出です。けれども、あの頃は心がとても満たされていました。両親はやさしく、家族は仲良く、心は確かに“幸せ”だったのです。やがて、小学校6年生のころ、父がどうにかお金を工面し、家を建てました。本来なら喜ぶべきことだったのでしょうが、私...「貧しくも、美しく」──あの時代を生きて

  • 静寂が壊れる時 詩

    湖面に映る空の雲の美しさ穏やかな水面は静かに揺らめき、上下の景色が対称を描く見事な造形自然が織りなす調和互いに響き合いそこに生まれる静寂だが、突如として雷光が走りにわか雨が降り注ぐ凍りつく湖面消えゆく揺らぎ崩れ去る対称の美自然が刻む儚き奇跡の終章静寂が壊れる時詩

  • 自然淘汰と人間の叡智:自然治癒力を活かすという生き方

    コロナ6年7月10日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現代社会において、私たちはさまざまな健康課題や社会的なストレスに直面しています。そんな中、「自然治癒力を使って生きる」という考え方が、ますます重要になってきました。自然界には、**「自然淘汰(naturalselection)」**という厳しい原則があります。ダーウィンが説いた進化論は、すべての生命がその環境に適応できるか否かによって生き残りが決まるという冷徹な現実を示しました。弱者は淘汰され、強者が生き残る――それは自然の摂理であり、争いや変化の中で種が進化してきた歴史でもあります。しかし、人間にはもう一つの力があります。それは**「文明」と「知性」**です。私たちは医療や教育、倫理観といった社会的なシステムを築き、弱き者や傷ついた者も共に生きられる環境...自然淘汰と人間の叡智:自然治癒力を活かすという生き方

  • 今日いち-2025年7月8日

    蒸し暑き風なき空気に包まれてなおも歩むは今日という命今日いち-2025年7月8日

  • 朝のウォーキングと富士山との対話

    私は毎朝、目覚めた後にウォーキングをするのを日課にしています。朝の空気を胸いっぱいに吸い込みながら歩くひとときは、心と体を整える大切な時間です。歩いている途中、遠くに富士山を望むことができます。おそらく直線距離で100キロ余ほど離れているのでしょう。その雄大な姿は霊峰富士と言われるだけの存在感が伝わって来ます。富士山に向かって毎朝私「人は毎朝、生まれ変わる」と言うことを投げかけて通り過ぎます。今日も1日初心に返って頑張るぞと言っているのです。昨日のことは昨日のこと。今日という新しい一日が始まったのだから、私は新しい自分として、また一歩を踏み出す。そんな思いを胸に、富士山を遠くに感じながら歩き続けます。それにしても、今朝は蒸し暑い。風もなく、じっとりとした空気が体にまとわりつきます。でも、不思議と歩いている...朝のウォーキングと富士山との対話

  • 戦後80年、日本はどこへ向かうのか 〜若者と国の未来を憂う〜

    2025年、私たちは戦後80年という節目を迎えます。1945年に戦争が終わってから、日本は焼け野原から立ち上がり、世界有数の経済大国としての地位を築き上げてきました。けれども、今の日本を見ていると、ただ経済的な発展を遂げただけでは語れない、大切な何かが失われつつあると感じるのです。一つには、「人間の原点を見つめる心」が薄れてしまったことがあります。私たちの若い頃は、戦争を経験した世代の語る話に耳を傾け、「生きるとは何か」「人は何のために学ぶのか」といった根源的な問いを自然と考える機会がありました。シベリア抑留の話に涙したこともありました。そうした体験が、人としての土台を作ってくれたように思います。しかし今、若い世代を見ていると、「いい大学に入ること」が目的になり、「何のために学ぶのか」という問いは後回しに...戦後80年、日本はどこへ向かうのか〜若者と国の未来を憂う〜

  • 週末の昼下がり 詩

    柔らかな音楽が流れゆず茶のほのかな香りが静かに心をほぐして行く喫茶店の片隅でゆず茶とともに至福の時間を味わう週末の昼下がり詩

  • 朽ちゆく一枚の葉 詩

    朽ちゆく葉風に揺れ穴あき黄ばみ夏の日差し生命のサイクル静かに語るやがて土に還り新たな命へ蘇る朽ちゆく一枚の葉詩

  • 風の無い朝 詩

    風のない朝葉は語らず空も黙したまま私の足音だけが静けさを縫ってゆくひとすじの風が頬をかすめると私は生きているとふいに思い出す風の無い朝詩

  • 無風状態、朝のウォーキング

    今朝もいつものようにウォーキングをしてきました。歩いていると、ふと「今日は風がないな」と感じることがあります。無風の朝、草木はじっと静まりかえり、葉も揺れず、頬に触れる風もありません。ただ、私が歩いているときに、ほんのわずかに風を感じる──そんな瞬間があります。そんな時、私は「やっぱり風があった方がいいな」と思うのです。風が吹くと、生きているなぁという実感が湧いてきます。微風でも、ふわっと風が頬をなでるように吹いてくると、大樹も生きている、地球も生きている、そして自分自身も確かに生きている──そう感じるのです。もちろん、風が強すぎると困ることもあります。けれど、まったく風のない状態というのも、また独特な、どこか不思議な感じがしますね。やっぱり、自然の中を歩くときに、適度な風が吹いている。それが一番心地よい...無風状態、朝のウォーキング

  • ひまわりと地球のうた 詩

    太陽をまっすぐに見つめてひまわりが咲いた朝夏の足音がそっと胸に響いたサンフラワーその名の通り陽を追いかけ風を受け命を謳う地球は静かに回り続ける自転し公転し誰の命令も受けずただ宇宙のリズムに従いながらだが人は忘れがち自分が動かしていると錯覚するこの世界で資本主義の歯車の音が自然の鼓動をかき消していくけれど私は信じたい地球の声に耳をすまし太陽の光に感謝しひまわりのようにただまっすぐに自然と共に生きていく道をそして今日もひまわりが教えてくれる「お前も太陽を見て立ち上がれ」とひまわりと地球のうた詩

  • 🌻夏の訪れと、地球とともに生きる心

    一面に咲き誇るひまわりを見て、私は「ああ、もう夏だな」とつくづく思いました。ひまわり。英語では「サンフラワー」と言います。その名の通り、まっすぐ太陽と向き合い、空を見上げる姿は、なんとも力強く、生命のエネルギーそのものを感じさせてくれます。ところで、私たちが立っているこの地球。常に自転し、同時に太陽の周りを公転しています。まさに時を刻み、自然のリズムの中を生きているわけですね。それなのに、今の資本主義のように、まるで「人間が地球を動かしている」とでも言いたげな、そんな錯覚に陥る社会の空気を感じることがあります。便利さや経済の発展が「自然の摂理」を超えるかのような、そんな夢物語がまことしやかに語られることも。でも、私は思うのです。そんな考えこそが危ういのではないかと。地球は私たちに合わせてくれる存在ではあり...🌻夏の訪れと、地球とともに生きる心

  • 自然に帰るという覚悟 〜難病と化学物質の時代に生きる

    コロナ6年6月24日(ウクライナ、ロシア戦争4年)昔はほとんど耳にしなかったような、難病や奇病が、現代になって急増しています。医学の進歩が目覚ましい一方で、得体の知れない症状や、原因のはっきりしない病が増えているという現実は、私たちに何かを問いかけているように思えてなりません。その一つの原因として、私はまず「化学添加物」の問題があると考えています。とくにアレルギーや蕁麻疹、膠原病といった症状は、加工食品に含まれる添加物が身体に影響を与えている可能性が高いのではないでしょうか。環境ホルモンという言葉も注目に値しますね。人間の体の免疫機能を静かに蝕み、バランスを狂わせる。そうした化学物質の蓄積が、結果として難病を引き起こしていると私は見ています。だからこそ、なるべく自然なものを食べ、余計なものを体に入れないよ...自然に帰るという覚悟〜難病と化学物質の時代に生きる

  • 現実の世界を生きる ― balance of power

    現実の世界――それは、私たちが愛している世界です。けれども、ただ美しいだけでは生きていけません。私は最終的には「バランス・オブ・パワー」、つまり「力の均衡」が、この世界の本質ではないかと感じています。私は20歳前後の若い頃、防衛庁で事務官として4年間勤務したことがあります。当時叫ばれていたことが、やはり力の均衡理論です。それが崩れた時、平和が破られる。そういうような話だったかと思います。当時私は勤労学生として夜間大学や通信教育の大学に行ってました。今振り返ると当時はたくさんの知識を吸収したなと思っています。私の学び方は働きながらオンザジョブトレーニングであったのではないかと思います。さて、私たちは、現実の中で、自分の肉体を通して世界を感じ、生きています。その実感こそが、生きる力であり、エネルギーそのものな...現実の世界を生きる―balanceofpower

  • 今日いち-2025年6月22日

    アオスジアゲハよ久方ぶりの君の舞忙しく蜜を吸うその姿に時を超えたメッセージがあるか七十年前の幼き日の記憶ふとよぎる面影はまるで昨日のよう今日いち-2025年6月22日

  • 日々変化する自然、庭の風景

    今日も、庭を眺めて過ごしています。キキョウの花が咲き、ヤブカンゾウもつぼみがふくらんで、一気に咲きそろうのも時間の問題でしょう。ハナショウブは花の盛りを過ぎつつあり、アジサイも満開のような時期を少し越え始めた気がします。こうして毎日植物の様子を観察していると、自然と自分の身体にも良い影響を感じます。昔の人々も、きっとこうして植物の移り変わりを見ながら、日々の暮らしや人の営みと重ね合わせて、様々なことを考えていたのでしょうね。私も一時期、自然をより身近に感じるために、太陽暦から太陰暦の考え方に立ち返ったことがあります。太陽の動きも自然の一部ですが、月の満ち欠けに目を向けてみると、また違った時間の流れが見えてきます。最近は、月や太陽にも無関心な人が増えた気がして残念に想います。月明かりのかすかな灯りに気づく人...日々変化する自然、庭の風景

  • 全教科教えていた頃が懐かしいあの頃

    小学校の教師として働いていた頃を、今こうして退職後に静かに思い返してみると、当時の自分の気持ちがあらためてよく分かります。小学校の教師というのは、やはり「すべての教科を教える」というのが基本であり、それが私の中でもごく自然な考え方でした。最初の頃は、音楽の授業を特別に担当するというわけではありませんでしたが、しばらくして「やっぱり音楽も教えたい」という思いが強くなっていきました。音楽の先生になりたかったわけではなく、「音楽も含めて、子どもたちにあらゆる学びを伝えたい」という気持ちが根底にあったのです。ただ、私はピアノを弾いたことがありませんでした。子どもの頃、父が楽器会社で働いており、「家にもピアノか、せめてオルガンでも置いてほしい」と頼んだことがありましたが、父はあまり教育熱心ではなかったのか、結局その...全教科教えていた頃が懐かしいあの頃

  • 蝶が舞う庭、ジャズが流れる朝

    朝の食事を終え、今、私は一人くつろいでいる。部屋にはジャズが静かに流れている。ピアノの音が、まるでガラスの上に落ちる朝露のように、軽やかに心に響いてくる。窓の向こうには、私が手ずから育てた庭が広がっている。枝葉の濃淡が織りなす緑の風景は、まるで静かな絵画のようだ。風がそっと吹き抜けると、草木が細やかに揺れ、小さな杖で草原をそっと撫でるような音が耳に届く。そのかすかなざわめきに、心がふっと和らぐ。そんな庭に、蝶が二匹、ひらひらと舞い降りてきた。まるで恋人たちが手を取りあって踊っているかのように、優雅に、気まぐれに飛び交っている。その姿に目を奪われながら、「ああ、今、生きているな」と、ふと心がつぶやいた。私は植物が好きだ。土の匂い、葉の手触り、花の咲く気配──どれもが、毎日を彩るささやかな喜びだ。この小さな庭...蝶が舞う庭、ジャズが流れる朝

  • 令和の米騒動

    コロナ6年6月16日(ウクライナ、ロシア戦争4年)いま、世間では「令和の米騒動」とも言うべき事態が起こっています。お米の価格が一時1俵あたり5000円を超えるという、異常とも言える高騰ぶりです。お米は日本農業の基盤であり、何よりも命を守る食料の中心です。国防も大事ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に、食料の安定確保こそ国家の根幹ではないでしょうか。ところが、その大切なお米が2倍もの価格になってしまった。これは放っておけない問題です。にもかかわらず、当時の農水大臣は「うちには米がある」と言ってのけ、世間の困窮の声に耳を傾けていなかった。結局、大臣も辞職に追い込まれました。不思議なのは、そこまで価格が高騰していたにも関わらず、政府与党である自民党が、事前に何の対策も講じなかったという点です。市場に任せ...令和の米騒動

  • 隠された値上げ? 税金じゃないのに増え続ける…

    こんにちは!最近、毎月の支払いが前より増えた気がしませんか?消費税が上がったわけでもないのに、知らない間に家計への負担がじわじわと増えている…そのモヤモヤの正体、「ステルス増税」について、私が調べたことをまとめました。「ステルス増税」とは、税金という名目ではないけれど、私たち国民の負担が増える仕組みのこと。私も調べてみて、「こんなに色々な形で負担が増えているんだ!」と驚きました。1.医療・介護の負担増病院に行くと、見慣れない項目が増えていることがあります。•医療DX関連加算病院のデジタル化費用として、受診時に上乗せされる負担です。マイナンバーカードを保険証として使わない場合、少し高くなることも。•子ども・子育て支援金(2026年度から)少子化対策のため、医療保険料に上乗せされる形で徴収が始まります。•介護...隠された値上げ?税金じゃないのに増え続ける…

  • 七十八歳の灯火 - 情報社会の暗闇を照らすXの闘い -

    プロローグ緑ヶ丘の穏やかな陽光が、古びた木造家屋の縁側を照らしていた。そこに腰掛け、湯呑みを傾けるのは、白髪交じりの頭髪と深い皺が刻まれた顔を持つ老人、Mr.Xこと、海老原修造、七十八歳。一見すれば、隠居生活を送るどこにでもいる好々爺だが、その瞳の奥には、静かに燃えるような強い光が宿っていた。それは、長年見過ごされてきた社会の歪み、特にこの複雑化した情報社会の裏に潜む「闇」と呼ばれるものに対する、断固たる怒りと、未来への強い責任感の表れだった。修造は、高度経済成長期を駆け抜け、バブル崩壊、そしてインターネットの普及という激動の時代を生きてきた。情報技術の進歩は目覚ましい恩恵をもたらした一方で、情報の洪水、虚偽の拡散、プライバシーの侵害、そしてそれらを巧妙に利用した新たな形の搾取を生み出したことも、彼は痛い...七十八歳の灯火-情報社会の暗闇を照らすXの闘い-

  • 闇の向こう側へ:情報開示に挑むXの視点

    情報漏洩の報を聞くたび、私の胸には拭い去れない疑問が募る。漏洩したという事実は知らされる。だが、その後の行方は、まるで霧の中だ。あの個人情報は、いったい誰の手に渡り、どのように悪用されているのか。私たち国民は、その肝心な部分を知らされないまま、漠然とした不安を抱き続ける。「追跡は困難だ」「完全に把握することは不可能だ」。そんな言葉を耳にするたび、私の心の奥底で、何かがざわめく。「本当にそうなのか?」私は、そんな現状に一石を投じたいと願う一人、Xだ。もちろん、情報漏洩後のデータ追跡が容易でないことは理解している。インターネットは広大で、匿名性が高く、一度拡散された情報の経路を特定するのは至難の業だろう。悪用方法も多岐にわたり、それぞれが異なる犯罪の糸をたどる。それらを全て解明し、国民に詳細に報告することは、...闇の向こう側へ:情報開示に挑むXの視点

  • 意識と肉体について考える

    歳を重ねるにつれて、肉体がだんだん衰えていくというのは、誰にでも訪れる自然の流れです。昔は100メートルを7秒台で走れたのに、今では10秒を超える。足が痛くなる、骨がもろくなる——そんな変化に直面するたび、私たちは「老い」を実感します。これはもう、逆らえない自然の原理のようなものですね。しかし、「意識」はどうでしょうか。心の問題であり、形もなければ時間の制限もありません。私は、意識というものにはエイジングがないと思っています。つまり、磨けば磨くほど、より深く、より広くなっていくものなのです。「もう歳だからダメだ」「自分にはもうできない」ではなく、「こうすれば、まだできる」「これについて調べてみよう」「あれを見てみたい」——そういう前向きな思考や好奇心、探求心こそが、まさに意識の力です。例えば、木や草花を見...意識と肉体について考える

  • ステークホルダーって何?

    最近ニュースを見ていると、「ステークホルダー」という言葉を耳にする機会が増えたように感じます。かたかなだと少し難しそうに聞こえますが、調べてみると、私たちの生活にも関わるとても身近な概念であることが分かりました。「ステークホルダー」というのは、日本語では「利害関係者」と訳されます。でも、この「利害関係者」という言葉も少し堅い印象がありますよね。もう少しかみ砕いて言うと、「ある活動によって影響を受けたり、影響を与えたりする人や組織」のことです。例えば、企業であれば、株主はもちろんのこと、働いている従業員、商品やサービスを使ってくれるお客さん、取引先や仕入れ先の企業、資金を貸してくれる銀行、さらには会社が存在する地域の人々や、行政機関までもが「ステークホルダー」に含まれます。こう聞くと、単にお金のやりとりがあ...ステークホルダーって何?

  • 種族が続いてこその自分が今いる

    最近の世相を見ていると、どうも日本という国が悪い方向に進んでいるのではないかという思いがぬぐえません。目に映る出来事や、社会の空気、そして人と人との関係性。そうしたものの中に、かつての日本らしさ——慎みや思いやり、つながりを重んじる心が、少しずつ失われているように感じるのです。そんなことを考えているうちに、私は改めて「基本的人権」というものについて思いを巡らせました。もちろん、それはとても大事なものです。個人の尊厳を守るうえで不可欠なものであることに異論はありません。しかし、コロナという未曾有の経験を経て、私は痛感しました。人間にとって本当に大事なものは、「つながり」ではないかと。人は一人で生きているのではなく、幾世代にもわたる命のつながりの中に生きているのです。祖先から子孫へと続く長い系譜の中で、私たち...種族が続いてこその自分が今いる

  • 紫陽花の花咲く時 詩

    紫陽花の花咲く時しとしとと雨音響く六月の空紫陽花の色深く心鎮める賑わいを離れ独り佇めば内省の時静かに流れる憂いなくただ自分を見つめ過ぎし日を辿り明日を想うしっとりと濡れる花びらの上で露が光る清らかなる調べ心の奥底に静寂が満ちて新たな私がそっと芽吹く紫陽花の花咲く時詩

  • 生命のリレー、次世代に繋げる

    最近強く感じるのは、人間という存在をもう少し広く、大きなつながりの中で捉えることの大切さです。人は決して一人で生きているわけではありません。私は自然が好きで、日々その移ろいを観察していますが、自然界のすべての命が、ひとつの生を終えると同時に、種としての命を未来へとつないでいる姿に、深い感動を覚えます。個としての命は有限でも、全体としての命の流れは、終わることなく続いていくのです。人類も同じです。いつからこの地球に人類が誕生したのか、正確な年数は今計算していませんが、私たちは長い時間をかけて少しずつ変化しながら生き延びてきました。その変化は、私たちの遺伝子に組み込まれ、時代に応じて進化してきたものです。つまり、私たちは常に過去から未来へと命をつないでいる存在なのです。そう考えると、今ここに生きている「私」だ...生命のリレー、次世代に繋げる

  • 無限大小の中の一人として

    コロナ6年5月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)幼い頃、母からこんなことを聞いたことがあります。「父の恩は山よりも高し、母の恩は海よりも深し」と。その言葉は、時折ふと思い出すものです。あの頃の私は、ただそのままに受け入れていたけれど、今こうして年齢を重ねる中で、その意味合いが少しずつ広がりを持って感じられるようになってきました。最近、ふと気づくことがあります。それは、かつては果てしなく広く思えた「地球」という存在が、どこか狭く感じられるようになってきたことです。地球の上に山があり、海があり、森や川があり、そこに生きとし生けるものが営みを続けている。けれども、私の思いはそのもっと外側へ、宇宙そのものへと広がっていくのです。地球を形づくり、太陽系を動かし、果てしない時間と空間の中に秩序をもって存在している宇...無限大小の中の一人として

  • スケーラビリティという生き方

    最近、ITの世界で「スケーラビリティ」という言葉をよく耳にします。直訳すれば「拡張性」ですが、単なる技術的な用語にとどまらず、いろんな状況や変化に柔軟に対応できる力という意味でも語られるようになっています。私はこの「スケーラビリティ」という考え方を、ITの枠を超えて、人間の在り方そのものに重ねてみたいと思っています。つまり、自分の内にも外にも起こる変化をしなやかに受け止めて、それを自分の成長や変化の糧にしていく力。こうした力こそが、今の時代を切り開いていく鍵ではないでしょうか。人間の脳というのは、実にスケーラブルだと思います。年齢や環境に関係なく、新しいことを学び、吸収し、成長していく能力がある。そしてそれは、脳だけでなく、体、つまり全身に言えることです。頭と体を別々に考えるのではなく、人間という存在その...スケーラビリティという生き方

  • 今日いち-2025年5月28日

    ばら、ばら、ばら、ばら五月の空、薔薇のオンパレード咲き乱れるその花に心まで揺れるああ、「薔薇に棘あり」とはこのことでしょうかこの上ない美しさバラ、ばら、薔薇今日いち-2025年5月28日

  • 歩幅を広げて、歳を重ねても「しゃん」と歩く秘訣

    歳を重ねるごとに、自然と歩幅が狭くなってきたと感じることはありませんか?実はこの「歩幅の狭まり」が、姿勢の崩れや転倒の原因になることもあります。そこで私が日々実践しているのが、「歩幅を広げる歩き方」です。今回はその方法をご紹介します。一つ目のポイントは「遠くを見つめて歩く」こと。下を見ずに視線を遠くに向けることで、自然と背筋が伸び、姿勢が整います。二つ目のポイントは、足を「前に出そうとせず、後ろに流すように」動かすことです。これはちょっとしたコツですが非常に効果的。歩くときに「後ろに、後ろに」と足を送り出すようにすると、自然と前にも足が出てきます。結果として、無理なく歩幅が広がるのです。この歩き方を続けることで、自然と背筋が伸び、姿勢も良くなります。いわば「姿の勢い」が出てくるわけです。私はこの方法を、毎...歩幅を広げて、歳を重ねても「しゃん」と歩く秘訣

  • 小さなごまの、大きな力 〜78歳、私の健康法〜

    https://ameblo.jp/mizumoe19/entry-12905535305.htmlGooブログの廃止に伴いを試しにアメブロに投稿みました。感想を聞かせてください。✳︎URL長押して、リンクを開くが出たらタップすると見られます。小さなごまの、大きな力〜78歳、私の健康法〜

  • 今日いち-2025年5月24日

    今日書いた詩.歌部門で1位を取ることができました。表現の1つの詩ですが、自分の感じたことを言霊を使って書いています。これからもよろしくお願いします。そういえばここのブログが廃止になり残念です。今日いち-2025年5月24日

  • 親としての結婚スピーチ

    氷は溶けると何になるでしょうか?水になる?いいえ、違います。氷が溶けると、春が訪れるのです。そんな感性を持って人生を歩めたら、なんて素晴らしいことでしょう。本日は、もえさん、ゆうと君、ご結婚おめでとうございます。これからの人生には、良いことも悪いことも、さまざまな出来事があるでしょう。そんな時こそ、「氷は溶けると春になる」と、そういう感性を持って過ごしていただけたら、きっと温かく幸せな家庭を築いていけるのではないかと思います。AIがますます進歩し、何でもできる時代になりつつありますが、人間にとって最も大切なのは「温かい気持ち」や「素晴らしい感性」を持ち続けることです。どうか、二人で力を合わせ、これからの人生を切り開いていってください。そして、幸せという目標に向かって、共に歩んでいきましょう。本日は、たくさ...親としての結婚スピーチ

  • ストレッチ体操の良さ

    小学校の教師をしていた頃のことです。学校の体操の時間には、準備体操の一環としてストレッチをよくやっていました。とはいえ、当時は「ただなんとなくやっていた」というのが正直なところです。それが最近になって、ようやく「ストレッチにはこういう意味があったのか」と、深く納得できるようになりました。ストレッチというのは、言い換えれば「時間」なんですね。時間をかけて、緊張と弛緩を繰り返す動作です。私たちの体は緊張すると、筋肉がギュッと縮まります。そしてその緊張状態を30秒、長ければ1分ほど保つ。その後、ふっと力を抜くと、筋肉が自然とゆるみ、そこに一気に血液が流れ込むような感覚になります。まるでたい焼きのように、型に生地を流し込むような…そんな感じでしょうか。筋肉に緊張と時間を与えてから解放することで、体内の血の巡りが良...ストレッチ体操の良さ

  • 見返りを求めず、与える喜びを生きる

    私はいつもこう思うのです。人に何かしてあげたとき、その行いに見返りを求めてしまうと、心が重たくなる。だからこそ、「無償で与える」ことの大切さを、日々感じながら生きています。仏教には「無償の行(ぎょう)」という教えがあります。それは、見返りを求めず、ただ相手のために施す――という心のあり方です。私はこの考えに深く共感しています。なぜなら、与えることそのものが、すでに喜びだからです。奉仕の心というのは、何か大げさなことではありません。笑顔を見せること、温かい言葉をかけること、困っている人にそっと手を差し伸べること。それらすべてが、仏教でいう「布施(ふせ)」であり、見返りを求めない清らかな行いです。毎朝、私はウォーキングをしています。その道中、般若心経を静かに唱えながら歩くのが習慣です。富士山が見える日は、自然...見返りを求めず、与える喜びを生きる

  • 宇宙の摂理:宗教対立を超えた普遍的な真理について

    私は時々、宗教について考えることがあります。世界には数多くの優れた宗教思想があります。キリスト教、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教——どれも人間の在り方や生き方について深い教えを持っており、それぞれの歴史の中で多くの人々を導いてきました。しかしその一方で、宗教が原因となる争いや対立が絶えないことに、私は長い間、疑問を抱いてきました。しかもその対立は、宗教同士だけではなく、同じ宗教内部においても頻繁に起きているのです。たとえば、キリスト教にはカトリックとプロテスタントの対立があり、時には流血の争いにも発展しました。また、初期キリスト教の時代には、正統派と異端派の激しい議論や迫害が繰り返されました。仏教においても、大乗・小乗の分裂があり、日本でも、日蓮宗の中で創価学会と日蓮正宗のように、教義や後継者を巡る対立が...宇宙の摂理:宗教対立を超えた普遍的な真理について

  • 監・視・看・観・見・覧 「『見る』の漢字六兄弟」

    同じ見ると言う行動を1つをとってもずいぶんいろいろな見方があるなと思います。これを私は見るの感じの6兄弟と呼んでいます。日本語が奥が深いのか、日本人の物の見方が深いのか定かではありませんが、いろいろな見方があるもんですね。私でもびっくりしてます。「見る」という意味を持つ漢字6兄弟の意味を調べてみました。⸻1.見(けん/みる)【基本の「見る」】対象を視覚でとらえる一般的な意味。例:見学、発見、意見⸻2.観(かん/みる)【心を込めて見る・意味をとらえる】表面だけでなく、その奥にある意味や本質を観るという深い視点。例:観察、観光、主観、客観⸻3.視(し/みる)【意識して見る・注目する】注意深く見る、観点を持って見る。例:視点、視線、視力、監視⸻4.看(かん/みる)【見守る・気にかけて見る】人の世話や状態を見届け...監・視・看・観・見・覧「『見る』の漢字六兄弟」

  • 臍下丹田を科学する 体の重心との関連

    コロナ6年5月1日(ウクライナ、ロシア戦争4年)私が最近、ふと不思議に思うことがあります。人間というのは、科学が今ほど発達していなかった時代から、「精神」や「心のあり方」といった内面的な状態を深く探求してきたのだということです。私自身も日常の中で、「臍下丹田」や「へそ下三寸亅らといった言葉を使うことがあります。これは、精神の集中や心の静けさといった状態が、体のある一点──特に丹田のあたり──に結びついているという理解に基づいています。武士道では、この部分に心の軸があるとされ、そこを鍛えることで、揺るがない精神状態を保つことができると考えられてきました。そして現代になって、科学が発達し身体の構造や機能が解明されていく中で、その「へそ下三寸」にあたる丹田の位置が、体が自然に立っているときの重心、つまり安定した...臍下丹田を科学する体の重心との関連

  • 小菊が風に揺れる時 詩

    小菊が風に揺れ花びらが舞う4月の空も今日で終わりウグイスの歌声がどこからともなく聞こえてくるそよ風が草木をなで蝶とミツバチが花々をめぐるゴールデンウィークが今始まる小菊が風に揺れる時詩

  • 今日いち-2025年4月28日

    あやめ咲きさつきの空をながめつつ風に揺れつつ庭に佇む今日いち-2025年4月28日

  • あの頃の栄光はどこへ? 日本のGDP、カリフォルニア州に抜かれる衝撃

    先日、テレビで日本のGDPがアメリカのカリフォルニア州を下回ったという衝撃的なニュースが報じられました。かつて高度経済成長期には、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国として世界にその名を轟かせていた日本。当時の勢いを考えると、今回のニュースはまさに隔世の感があります。カリフォルニア州は、世界的に有名なIT企業やエンターテイメント産業が集積し、経済成長を続けているとはいえ、一国の経済規模がアメリカの一州に及ばないというのは、日本の国力の低下を如実に示す出来事と言えるでしょう。さらに、その上にはドイツという強豪も控えており、日本の国際的な経済的地位は年々厳しさを増しています。昨今の円安傾向も、日本の経済状況に追い打ちをかけています。輸入物価の上昇は国民生活を圧迫し、海外からの投資も円高にならない限りは活発になり...あの頃の栄光はどこへ?日本のGDP、カリフォルニア州に抜かれる衝撃

  • 「好きこそ物の上手なれ」

    「努力は苦しみだけじゃない。楽しむ力が道を開く」昔は「石の上にも三年」「辛抱が大切」といった教えのもと、我慢や苦労の先に成功があるとよく言われたものです。そんな部分も少しはあると思います。しかし、今は情報も溢れるほどあり、選択が可能の時代となりました。嫌なことを続けているよりも、自分の好きなことを夢中で楽しんでいるときこそ、新しい自分に出会い、結果的に社会にも役立っているのではないかと思います。楽しみながら何かに取り組むと、それは自然に長続きし、その人ならではの個性や魅力も輝いて来ます。そこ私たちは生きているのです。これを使わない手はありません。嫌なことを無理に続けるよりも、好きなことを前向きに、真剣に取り組む。そうした姿勢こそが、本当の意味での努力であり、生きがいにつながるように思います。私もこれからも...「好きこそ物の上手なれ」

  • 春菊の花

    食べようと植えた春菊、収穫を忘れていたら花が咲いてびっくり!さすが「菊」の仲間。すき焼きの名脇役、花姿でも魅せてくれます。さすが菊です。野菜の花にしては大きくてびっくりしますね。春菊の花

  • 「心の相対性理論」:あなたの心が時間を変える

    ふと、不思議に思うことがあります。それは心理的な時間です。アインシュタインの相対性理論が示すように、時間は絶対ではありません。実は、私たちの「心の状態」も、時間の感じ方を大きく左右します。好きな人と過ごす幸せな瞬間はあっという間に過ぎ、嫌な時間ほど長く感じるのは、心が時間の流れを主観的に捉えているからです。心が「快」の状態にある時、私たちは現在の瞬間に集中し、時間の認識は薄れ、物理的な時間は短く感じられます。逆に、心が重い時は、時間に意識が向き、長く感じてしまうのです。これはまるで、「心の速度が速いほど時間は短く、遅いほど長く感じる」と言えるでしょう。つまり、私たちの心のありようが、人生という時間の流れ方さえも変えているのです。だからこそ、自分の「心の速度」を意識し、大切にすることが重要です。心がままに動...「心の相対性理論」:あなたの心が時間を変える

  • 今日いち-2025年4月20日

    朽ちてなお輝きます椿かな朽ちてこそ残る余韻に美しさあり人とて新しい世界に飛び立ち美しさを残す森羅万象無常あり無常ありてこそ新陳代謝ありこれが現実今日いち-2025年4月20日

  • 甘い香り スイトピーの約束 詩

    青い空澄んだ空気花びらをかすめる緑のそよ風今日が初めてのこの世界色と香りをふりまき私は精一杯きれいな花を咲かせたい皆さん私の後に続いてきて皆を喜ばせてね甘い香りスイトピーの約束詩

  • 人間力こそ、AI時代を生き抜く最強の武器――熟練の知恵が切り拓く未来のリーダーシップ

    AI技術は今、かつてない飛躍を遂げています。なかでも生成AIの進化は目覚ましく、まるで自ら思考しているかのような振る舞いすら見せ始めました。かつてのIT時代が情報を集めて処理する「情報技術」に過ぎなかったのに対し、現代のAIは論理的な推論を深め、人間の働き方や社会構造そのものに大きな変革をもたらそうとしています。一見便利で未来的なこの技術革新の中で、私たち人間はどのように生き、どのように価値を生み出していくべきなのでしょうか。私は、これからの時代に最も必要とされるのは、「多様な視点で物事を捉える力」、そして「総合的に考える力」だと考えています。ただAIのように論理的に思考するだけではなく、人間ならではのパッション(情熱)、感性、直感力を大切にし、それらを融合させて新たな価値を生み出す“プロデュース力”が求...人間力こそ、AI時代を生き抜く最強の武器――熟練の知恵が切り拓く未来のリーダーシップ

  • 草しか食べない馬や牛があんなに立派な体になるのはなぜ?東洋医学が語る驚異の生命力

    皆さん、常々不思議に思っていませんか?青々とした草を食む馬や、ゆったりと牧草を咀嚼する牛たちが、なぜあんなにも逞しい体躯をしているのか。肉食動物のように、直接的なタンパク質源を摂取しているわけではないのに……。私も長年、この疑問に囚われていました。栄養学的に考えれば、植物性タンパク質だけでは、あのような強靭な筋肉や骨格を維持するのは難しいはず。しかし、目の前にいる彼らは、その常識をやすやすと覆しているのです。そんな折、ふと思ったのです。もしかしたら、この謎を解く鍵は、現代の栄養学や西洋医学だけではなく、もっと根源的な生命の知恵、つまり東洋医学や古代哲学の中に隠されているのではないかと。西洋医学だけでは見えない生命の営み現代医学は、生体の仕組みを分子レベルで解明しようと日夜研究を重ねています。もちろん、その...草しか食べない馬や牛があんなに立派な体になるのはなぜ?東洋医学が語る驚異の生命力

  • 短編小説 遠くを見つめて-地平線の彼方へ

    短編小説を書いてみました。まだまだ、よちよち歩きの私ですが、いかがでしょうか、感想等いただければ幸いです。表紙ももうちょっと現代的に工夫する余地は充分あると思いますが、今回はオーソドックスになりました。徐々に電子書籍にしていきたいと思っておりますので、もちょっと良い表紙が作れるように腕をあげて行きたいと思います。まだまだ、トライ&エラーしていく必要があるかなと思ってます。今回は練習用です。短編小説の試み春の柔らかな日差しが、佐藤清の部屋に差し込んでいた。78歳になる清は、窓辺の椅子に座り、庭に咲く桜を眺めていた。その手には一枚の写真があった。40年前、初めて運転免許を取得した時の記念写真だ。若い頃は農業で生計を立てていた清にとって、車の運転は必要に迫られてのことだった。部屋の壁には、清の人生を物語る写真が...短編小説遠くを見つめて-地平線の彼方へ

  • 焦らず、惑わず、まっすぐに:人生という道を走るための運転術

    車の運転と、ものの考え方というのは、どこか共通する部分があるように感じています。運転に慣れないうちは、どうしても自分の足元ばかりを見てしまいがちです。しかし、経験を重ねるうちに、周囲の状況、たとえば他の車の動きや道路標識など、より広い範囲に意識を向けることができるようになります。私も経験がありますが、高速道路を初めて運転した時は、そのスピード感と周囲を走るトラックの大きさに恐怖を感じてしまったほどです。しかし、徐々に慣れてくると、遠くの目標物を見るように意識することで、車線の中央を安定して走れるようになることに気づきました。すると、目の前の景色や周囲の音に過度に気を取られることなく、スムーズな運転が可能になるのです。これは、日々の物事を考えることや、自分の生き方にも通じるのではないでしょうか。目の前の些細...焦らず、惑わず、まっすぐに:人生という道を走るための運転術

  • 湯呑み一杯の幸せ 詩

    庭の菜の花そっと摘み取り白き湯のみに浮かべてみれば冷たき水で命は踊る小さな茶碗で春を謳う湯のみ一杯の幸せ​​​​​​​​​​​​​​​​そこにあり湯呑み一杯の幸せ詩

  • 高齢者医療:全人的アプローチの必要性

    私もついに先日78歳を迎えました。まさに今は老いと向き合う最中です。そこで、老人医療について少し考えてみたいと思います。私も年を重ねるにつれて感じることですが、人間は徐々に体全体が弱ってきます。理想的な最期というのは老衰であると思います。特定の病気があるわけではなく、全身の機能が次第に衰え、自然に人生を終えること。それが本来あるべき姿ではないでしょうか。人間の体は心臓、大腸、胃腸、消化器、循環器、神経系など、複数の器官・システムが連携して一つの生命体として機能しています。単一の器官だけでは成り立ちません。そして忘れてはならないのが、心(精神面)の存在です。体全体が一つの有機体としてまとまっているのです。#現代医療の盲点ところが現在の医療は、全体観を欠いています。心臓に異常があれば心電図を測り、血圧が高けれ...高齢者医療:全人的アプローチの必要性

  • アサギマダラの幼虫

    アサギマダラの幼虫です♪食草、キジョランの葉を食べて育ちます。アサギマダラの幼虫

  • アメリカの保護関税と世界経済の転換点

    アメリカが25%の関税を世界各国に対して導入した影響が、グローバル市場に大きな波紋を広げています。有効国・無効国の区別なく課せられたこの関税政策は、株式市場に顕著な変動をもたらしています。この1週間だけでも、アメリカの株価指数は約2000ドル、日本市場でも2000円程度下落しました。恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は50%を超え、市場の不安感が極めて高いレベルにあることを示しています。このような高い数値は珍しく、リーマンショックやウクライナ危機などの世界的な危機的状況下でのみ見られる水準です。私たちは今まさに、経済の大きな転換点を目の当たりにしています。トランプ大統領は元々ビジネスマンであり、不動産業界で成功を収めた人物です。彼の関税政策は単なる取引戦術ではないかという見方もあります。一方で、アメリカ国内の...アメリカの保護関税と世界経済の転換点

  • 年齢に負けない!三半規管を鍛えて健康寿命を延ばす秘策

    年齢を重ねると、体の様々な機能が衰えてくるのは避けられません。特に、運動機能の低下は顕著で、筋力の衰えに加え、体のバランスを取る三半規管の機能低下を感じる方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、日々の生活の中で少しずつバランス感覚の衰えを感じています。そこで、三半規管を鍛えるために、ある運動を習慣化しようと試みています。その運動とは、歩きながら首を回すというシンプルなものです。歩行中に首を右へ左へとゆっくり回すことで、体が左右に揺れます。この揺れに対し、まっすぐ歩こうと意識することで、三半規管が鍛えられるのではないかと考えています。この運動を1年間継続し、その効果を検証してみたいと思っています。健康寿命を延ばすためには、体の健康だけでなく、認知症予防のための脳の健康も重要です。健康な体と冴えた頭脳を...年齢に負けない!三半規管を鍛えて健康寿命を延ばす秘策

  • 【医療の進歩と人間の本質】

    コロナ6年3月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)現代医療は確かに進歩しました。しかし、それは医療ケアの面での進歩であり、人間の身体そのものの本質を理解するという点では、必ずしも前進しているとは言えません。むしろ、昔の方が人間をトータルに見ていたのではないかと感じることがあります。特に東洋医学の考え方は、人間を全体として捉えるものです。しかし、現在の日本では、東洋医学は医師免許には含まれていません。それを考えると、私たちは改めて「人間はトータルな存在である」という視点を持つことが重要だと考えます。人間は自然界の一部であり、他の生物とも共存しています。この観点から見ても、人間を部分的に診るのではなく、全体を理解することが大切です。この点、中国や韓国では医師免許に含まれているようです。日本はなぜこの視点が落ち...【医療の進歩と人間の本質】

  • 庭の花でいけてみた

    庭で咲いているもので生けてみました菜の花とつるこ桜です。庭の花でいけてみた

  • 【複雑すぎる日本の税制】見えない税金と不透明な負担の実態

    コロナ6年3月30日(ウクライナ、ロシア戦争4年)最近日本では財務省デモが頻発しています。近年なかったことです。それには大きく日本の税制が影響しているのではないかと私は考えています。誰かがやらないと日本の税制はますます複雑になってしまっています。国民の目には税金がどのように使われているかわからないような状態です。税金と言う名のステルス納税がたくさんなされ、何がなんだかわからないけど、たくさん国にお金を取られるなと言う感覚だと思います。日本の税制は非常に複雑で、不透明な仕組みになっています。所得税や住民税といった直接税に加え、消費税などの間接税が重くのしかかるだけでなく、実質的に税金と変わらない「社会保険料」や「各種手数料」まで存在しています。その結果、多くの国民が「一体どれだけの税金を払っているのか」分か...【複雑すぎる日本の税制】見えない税金と不透明な負担の実態

  • 風花させてはならない、最大の薬害事件、サリドマイド

    コロナ6年3月28日(ウクライナ、ロシア戦争4年)1はじめにサリドマイド事件は、20世紀最大の薬害事件の一つであり、多くの尊い命と未来を奪った悲劇的な出来事です。この記事では、この事件の全体像を振り返り、二度と同じ過ちを繰り返さないための教訓を共有します。サリドマイドとはサリドマイドは、1950年代後半から1960年代初頭にかけて、主に妊婦の吐き気や不眠症を治療するために処方された睡眠薬・鎮静剤です。当時、画期的な薬として世界中で販売され、特に妊婦に対して安全だと広く宣伝されていました。しかし、この薬には恐ろしい副作用がありました。妊娠初期に服用した母親から生まれた子どもたちの多くが、重度の先天性障害に苦しむことになったのです。四肢の欠損や変形、聴覚・視覚障害など、子どもたちの人生を根本から変えてしまう結...風花させてはならない、最大の薬害事件、サリドマイド

  • 2025/03/27

    菜園で見たベッコウバチの砂蹴り、何のためにやっているのか不思議だな。しばらく見とれていました。長押ししてリンクを開くをタップしてください。YouTubeが見られます。https://youtu.be/0mPTHTbzRpk?si=drfAzeta0BKaIH_J2025/03/27

  • 今日いち-2025年3月26日

    春の訪れを感じさせる花です。ショウジョウバカマといいます。毎年近くの公園で咲きますので見に行きます。たくさん今年も咲いていました。この花が咲くと次は桜が咲きます。ソメイヨシノです。今日いち-2025年3月26日

  • 心と体の密接な関係

    最近、心と体というのは密接に関係しているということを強く感じています。今までの自分を振り返ってみても、気分の良い時と悪い時があるのは明らかです。いわばバイオリズムのようなものでしょうか。特に心臓は全身の血液を送る重要な役割を担っています。驚いたりすると心拍数が上がりますし、好きな人と会うとドキドキする、怖いことがあると血管が縮んで血圧が上がるといった現象が起こります。このように心臓と「心」というのは非常に密接な関係があるのです。では「心」とは何かというと、現代医学では神経系、特に自律神経系との関連で説明されることが多いですね。心臓にはさまざまな不調があります。不整脈などもその一つです。これらを考えていくと、心(精神)を制御することが心臓の状態を整えることにつながるのではないかと考えることもあります。血管を...心と体の密接な関係

  • #教育と医療のベクトル —— 理想と現実の狭間で

    教育と医療、本来は人々の幸せを目指すべき分野ですが、そのベクトルの向きに違いを感じることがあります。教育は本質的に理想を示すものです。近年は体験重視の傾向も強まっていますが、基本的には「こうあるべき」という方向性を子どもたちに示します。一方で、現代の医療制度を見ると、その理想からやや乖離しているように感じられます。私は小学校教員として36年間、子どもたちと向き合ってきました。その経験から痛感するのは、学校で教える理想と社会の現実との大きな隔たりです。学校を卒業した子どもたちが社会に出て戸惑うのは当然のことと言えるでしょう。医療について考えると、私たちの命に直接関わる重要な問題ですが、その制度自体に歪みが生じていることは見過ごせません。医師も含め、すべての関係者がこの制度の中で動かざるを得ない状況にあります...#教育と医療のベクトル——理想と現実の狭間で

arrow_drop_down

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用