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2014/09/26

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  • さる場所で猿にあう

    ミニ同級会ということでちょっと遠出をした。猿の名が地名にも付く場所で散策をしていたら猿にあった。餌付けはされていないようで、こちらを見て警戒しながら退散する風だった。京都の岩田山では餌付けされた日本猿と観光客の間でトラブルが発生したことを時に耳にする。岩田山に限らず、猿が客の持つ荷物をひったくったり何かをかっさらったりの決定的動画はいくらでも公開されている。そういう例を数多く見聞きし他ので、猿に甘い顔をして餌をやったりフレンドリーに接しようなどとは思わない。小6時に猿飼育ケージに飼われていた猿に、ヒトの真似をして公園に咲く藤の花を千切ってきて与えたことはある。猿は藤の花を好んで食べるのだが、そうして、藤の花が咲いている近くに10頭足らずの猿がいた。スマホを構えたらじっとしていてくれるといったこともなく、『...さる場所で猿にあう

  • 現在の姿と以前の姿 その2

    1週間前の5/19『草むらに野鳥の巣と卵』という記事を書いた。たまに傍を通り確認をして雛が孵り育つ姿を撮ろうと考えていた。今までたぶん5回ほど確認したと思うのだが、その度に親鳥は偽傷行動のたどたどしい飛び方で同じ方向に逃げていった。ちょっと確認するだけなので抱卵を諦めて放棄するようなことはしないだろうと考えていた。ところが昨日見たら、親鳥も居なければ卵も無くなっていたので、全くもって残念な結果となってしまった。蛇に呑まれたか鴉にやられたに違いない。もしも孵っていたのなら猫にやられた可能性も否定できないし、他の生き物、例えばネコ、アナグマ(穴熊)ハクビシン(白鼻芯)あたりかもしれない。ネコは三毛と白黒の2匹が我が物顔でウチの敷地内を徘徊している姿を観た。アナグマ(こちらではムジナと呼ぶ)はここ数日に縁の下を...現在の姿と以前の姿その2

  • 現在の姿と以前の姿 その1

    花木には真っ白い花を咲かせるのが多いような気がする。一昨日は散歩の終着地点で〆として撮った。そして昨日は庭の隅(密かに秘境と名付けている場所)でも同じ木を見つけて撮った。スマホの『調べる』機能で探してもなかなか『これだ』という画像に出くわさない。諦めかけた時に、瑠璃色の実が生ることを併記掲載してある記事に行き当たり、昨年末の情景を想い出した。確かに瑠璃色の実がついていて、『あおいとりことりなぜなぜあおいあおいみをたべた』の北原白秋作の歌詞を想い出したのだった。前にも調べていたのに全く忘れてしまっていて日々新た。これでまた今度の同定も完璧、サワフタギ(沢蓋木)に間違いない。邪魔なので切り倒したいところを昨年末は通行に支障のある枝の剪定にとどめた。今春こうして危機感からか満開となった花を見れば、ますます切り倒...現在の姿と以前の姿その1

  • 花木(かぼく)盛んな頃

    花を付ける木を花木ということは知っていたけれど、『かぼく』と読むとは意外な気がした。それはともかく、今は花木の花盛りでどれを取り上げたら良いかと迷う。華やかさ美しさを紹介したいなら、この時季のウチの周りでならピンクのタニウツギ(谷空木)だ。火事花などと言って嫌い、家には持ち込まないそうだが、サクサク検索の鬼のような人が教えてくれるには、お骨を拾う箸の材だとか。本日散歩中に撮って調べて、ちょっと心動かされたのがヤブデマリ(藪手毬)。ガクアジサイ(額紫陽花)に似ているので、仲間かと思いきや、似て非なるもののようだ。ガクアジサイはアジサイ属だが、ヤブデマリはガマズミ属とのこと。とにかく飾り花が蝶のようで可愛く面白い。花木(かぼく)盛んな頃

  • 花の上で交わる

    真っ白い房状の花の上でカミキリムシ(天牛)が交尾中だった。いつもの散歩コースの信濃川岸壁断崖上に生えている木の白い花。ミズキ(水木)あるいはクマノミズキ(熊野水木)のどちらかに違いないのだが、一瞬の切り撮りからでは決められない。カミキリムシはミドリカミキリかもしれないけれど、アオカミキリ族には多くの属があって云々とあるのでこれも数枚撮っただけで同定は到底出来そうもない。とにかく花の上で交尾中のカミキリムシが居て、メスは食餌中で交尾中ということになる。メスは食餌も後尾も同等の大事さなのに対し、オスは交尾が主目的に違いない。花の上で交わる

  • 霧の朝にタンポポ(蒲公英)綿毛

    霧の朝は歩き始めても、歩く目的といったものが自分の中に定まらない。景色がぼんやりしていることで、自分自身もすべからく曖昧なままで良いような気分になるのかもしれない。そうして、いつもなら大股歩き速足を意識したりするのだが、何も決め事を作らず足の向くままに任す。そんな歩き方をして、霧の向こうを撮り、山の様子を撮り、足元を観たらタンポポ(蒲公英)の綿毛が水滴をまとっていた。タンポポは花弁が落ち、綿毛のつぼみといった状態になってから、機が熟すとパッと丸い綿毛状態になるものと思われる。ところがその状態でも、夜になったら、あるいは寒くなったら、綿毛の先が閉じるようだ。まんまるなのに種の先の綿毛が完全に閉じた状態のものを見たことがある。今回は半開き(半閉じ)状態で朝霧に包まれ、霧吹きで吹いたような水滴を全体にまとったも...霧の朝にタンポポ(蒲公英)綿毛

  • 蜜蜂捕獲と言うけれど

    ニホンミツバチの分封(分蜂)は、女王蜂が約半数の働き蜂と働かない雄蜂を引き連れて巣を出ていくことだ。巣の中では出ていく女王蜂の娘である新しい女王蜂が誕生していて、群を引き継ぐ。分封した群が新天地を求めて逃げ去らないように、その群が入ってくれることを期待して待箱という新居を用意しておいて、そこへの入居を期待する。そうして上手く待箱に入居してくれたら、それを捕獲というのだが、確保ならまだしも、どうもいつも気分的に引っかかる。蜜蜂を飼っているという言い方すらも、もう飼育歴10年なのにしっくりこない。セイヨウミツバチは家畜化が進んでいて、飼育方法が確立しているのに対して、ニホンミツバチはそうはいってないので、飼っているというより、巣箱を提供して不具合がないように機嫌を損ねないよう世話をするという格好。分封しそうな...蜜蜂捕獲と言うけれど

  • スノウフレーク(Snowflake)

    最近はようやくスノーフレークという名を覚え、頭から出てくるようになった。しかしこれを昔からわが家ではスズランスイセン(鈴蘭水仙)と呼んできた。でも、和名はオオマツユキソウ(大待雪草)とのことだ。マツユキソウ(待雪草)はスノードロップ(Snowdrop)で確かにスノーフレークとよく似ている。待雪草と大待雪草はスノードロップとスノーフレークだから分かりやすくて納得できる。通名の鈴蘭水仙が私の中で消えて欲しいのだが、なかなか消えなくて困る。1週間留守にしたら、わが家の鈴蘭水仙が一斉に咲いていて、久々に納得の画像が撮れた。1週間前には咲いていなかったクレマチスとヤグルマソウ(矢車草)もついでに撮った。スノウフレーク(Snowflake)

  • 草むらに野鳥の巣と卵

    たったの1週間の不在で様々な変化が起きて、環境が劇的に変わってしまった。雨が降り気温も高かったようで雑草の繁茂が著しい。ビオトープ近くのそれらの雑草のひと叢の中、ほぼ地べたから小鳥が飛び出した。巣立ちしたばかりでまだ上手に飛べないといった感じで地面スレスレを飛んだ。飛び立った場所をよく観てみると巣があり卵があった。ということは、あのたどたどしい飛び方は、私を欺くための偽称行動に違いない。昔、そのような親鳥の行動を観たことがある。巣の卵、あるいは雛を危険から遠ざけるための決死の行動なのだ。全体が茶色だったから、ヒバリ(雲雀)かも知れない。卵を放棄しない程度に観察を続けたいと思う。草むらに野鳥の巣と卵

  • 尺取虫の擬態

    蘭のキンリョウヘン(金陵編)を吊るす手製の台に木の枝がくっついていた。と、思わせる擬態をしている尺取虫を見つけた。シャクガ(尺蛾)は種類が多いので、尺取虫から成虫を同定するのは難しいのではないかと思い、それは初めから諦める。そんなことより、こいつをチョンチョンと触ったりつついたりしたら動き出すのではないかと、やってみたが身を固くして堪えている。触ると木の枝とは全く違う柔らかさがあるので生き物だと分かる。それでも必死の擬態なのだから、その健気さにうたれ、観察して撮影するにとどめた。メダカは飼っているけれど、金魚とか鯉を飼っていたなら、つまみ上げて生き餌として投げ与えるところだ。全身は本当に木の枝そっくりな色合いと柄で、頭部は首を傾げて枝振りに似せているところなんか心憎い演出。でも、拡大して観れば芋虫そのもの...尺取虫の擬態

  • ドライブ日和 その5

    若い頃、私もヒッチハイクをしたことがあった。乗せてくれた人から自宅に連れて行ってもらい夕飯をご馳走になり泊めてもらったことも2回あった。駅の待合室で寝たり、バス停のベンチで寝たりもして、ずいぶん寒い思いもした。目的地を書いた紙をかざすなどと思いつかないというより、ヒッチハイクをする人すらほとんどいない半世紀以上も前のこと。そのことも少しだけ披露して、南條まではどうだったかを聞いてみた。山菜採りに行くというお婆さんに乗せてもらったのが嬉しかったらしい。蕎麦屋に連れていってもらってご馳走してもらったのか、十日町市の田舎にある『まるにし』という蕎麦屋を知っているかと言う。十日町は生まれ育ったところだけれど、私はまだまだ十日町をよく知らないモグリかも知れない。時間差はあれ、十日町橋を渡って来たと言うし、上越から海...ドライブ日和その5

  • ドライブ日和 その4

    敦賀インターを降りてからの深夜走行には慣れていて、それだけに飽きて眠くなることも多い。でも今回は他人を乗せて、しかも後ろに居る気配もあるので眠くならない。それでも退屈になったところで、大学生なのか、どこから出発したのか、山科で下ろされた後はどうするつもりかなどを聞いてみた。あまり詮索しないようにしつつ、彼が話に乗って饒舌に喋り始めたりしたら、それも嫌なので、その辺りを差し支えない程度でと前置きをして聞いた。*南魚沼市にある友人宅をスタートして大阪にヒッチハイクで行くということのようだ。*山科で降りたらJR山科駅が近いから大阪までだったら電車が便利だと説明したけれど、大阪から友達に迎えに来てもらうこともできるとのこと。*とにかく、公共交通機関を利用しないで大阪へと決めている・・。*大学4年生だが休学中とのこ...ドライブ日和その4

  • ドライブ日和 その3

    14時過ぎに出発して350kmの走行で10時間過ぎた間に、眠くてしょうがなくて休んだのは1度だけ。時々暇ひまにブラックブラックガムを噛み、ブラック缶コーヒーを飲み、スーパーで購入した各種三角おにぎりを食べ、特茶をすする。何が特に良かったということは解らないけれど、こういうこともあるのかと思う位に疲れを感じずに南條S.A.まで来ていた。そうして出発前のトイレに行く時に近寄ってきた若い男に話しかけられたのだが、彼は手に『大阪』と書かれたA4の紙を持っていた。180cm前後で痩せ型の普通にカッコ良くて、黒形のカジュアルを着て、中型リュックを肩に下げている。「大阪まで行きたいんですが・・・」と言うのに対し、見た目に悪い印象は無かったので、「変則的な行き方だけど京都の山科までだったら・・」と応えた。嬉しそうに「それ...ドライブ日和その3

  • ドライブ日和 その2

    出鼻をくじかれてドタバタした出発となったが、とにかくガソリンを満タンにしてからスーパーで食料を確保する。飲み物は『薫る・・・』とあるブラックコーヒーを2種類と『濃い』と謳う日本茶を1本買う。それがいつものことなのに濃いお茶がなぜか見当たらず、ちょっと高めの『特茶』を買ってみたら、これが大正解。思った以上に渋く濃くて、しかもどういう加減か、良く効いて眠くならず、一気に走る距離が伸びた。最近は眠くなったら直ぐに国道脇のパーキングスペースででも停めて仮眠をとる。高速に乗らずに並行した下道をできるだけ走るのを心掛けているのだが、今回も全行程の半分を下道で倹約した。しかも高速代は日曜祭日割引か深夜割引を使うので、今回も深夜0時には高速上に居るよう調整をする。時間は十分にあるので、上越から富山県境まで海岸沿いの8号線...ドライブ日和その2

  • ドライブ日和 その1

    昨日は誠にドライブ日和を実感する行程だった。もう少しで出かけようという時に、農事の師の奥さんから電話があって、かかりつけ医院に師を連れていってくれないかとのこと。何事かと問えば、次の日に内視鏡をすることになっているのに便が出ないと言って云々。連れて行って降ろすだけで良いなら20分足らずで可能だから、そちらを優先することに。私は自分の定期検査のため、宇治に向かうと言ってあったのだが、その出発するときに乗せていってもらえないかとイメージしたらしい。荷物を全部乗せたら助手席も後部座席も他人を乗せる余地はないので、少しくらいならと出発を遅らせることにする。もうすぐ89歳になる師はかなりガタがきていて杖をつかずには歩けない。それでも耕運機は掛けられるという不思議な現象が起きていた。とにかく、医院前で降ろし、取って返...ドライブ日和その1

  • 紫の花々が地べたにも木の上にも

    地べたにはスミレ(菫)にカキドオシ(垣通し)、木の上にはフジ(藤)にキリ(桐)。いつもなら咲くのはキリよりフジが先なのだが、以前にもあったことで、異常気象から同時開花だ。キリの咲く前にジャガイモは伏せよ、ということになっているようで、なんとか間に合った。4/27の記事『足元の花』でスミレサイシン(菫細辛)としているスミレに似て、葉の違うのを、また庭で見つけた。スマホが自信有りげにアメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)と教えてくれる。葉は円心形のハート型が最大の特徴で、検索してみると花は色んなのがあり、全く同じ模様も載っていたので間違いない。カキドオシは昨夜インスタグラムで生でも食べられると言っていたので、今朝の散歩で家を出たところで試してみた。美味しいというものではないけれど、何かしら口寂しかったりした...紫の花々が地べたにも木の上にも

  • 白いスミレ(菫)の中にカキドオシ(垣通)

    いつもの散歩コースの地べたに、普通の紫のスミレが多い中、ところどころにかたまりとなって白いスミレがある。踏まないように、その辺りを歩くときは気を遣う。カキドオシが咲き始めていて、その白いスミレを撮ろうとしたら入ってしまった。受け口のカキドオシが白いスミレに『お前ら色がなんで抜けちまったの!?』とからかっているように見える。白いスミレ(菫)の中にカキドオシ(垣通)

  • 雑草生い茂る中での出会い

    散歩途中に他所様の宅地内の放置されている隅っこに、ムスカリのひと叢をスノーフレークが覗いている、といったシーンがあった。スギナが蔓延ったら、もうどうしようもない感じではあるけれど、背の高い雑草が混ざっていなければ、芝生より緑一色で悪くはない。そんな中にカタカナの目を惹く花が咲いているのは、なかなか良くて、このコラボレーションは撮らずにいられなかった。早朝なのでほぼ他人の目はないのだが、柵もない場所で道に面しているとは言え、宅地内を盗み撮りしている感じなので素早くさりげなく決行する。連日ムスカリに心が動く。雑草生い茂る中での出会い

  • 朝の現象とムスカリ

    魚沼丘陵の麓に位置するわが故郷は、山から日の出があるので朝は少し遅いということになる。もっとも十日町盆地というくらいなので日の入りは逆に早くて、地平線や水平線に日の出入りがある地方よりは1日が短い。昨日は霧の朝、日の出前に歩いていたら、山の端近辺から星が瞬くように光の漏れるのが見えた。歩きながら横目で見ているので、チラチラとした木漏れ陽という格好で太陽が見えているのだった。そのことよりも上向きの光芒に変な感じを覚えた。不思議というより面白さに何枚か撮ったのだが、逆光でありながら、木の影が霧のスクリーンに写っているのではないかと、書いている今の時点で想像する。いつものコースではなく、遠出して信濃川堤防を歩いてみたら、気嵐が湧き上がっていた。川幅は広いけれど流れが速くて川全体が瀬のような場所だったから、気嵐と...朝の現象とムスカリ

  • アケビ(木通)の雌花雄花

    タイトルの内容は拙ブログで取り上げたことがあったはずなので、ブログ内検索をしてみると、観たまま印象のままを書き下ろした記事が2つあった。子どもの頃は花にあまり関心がなくてアケビの花というものを、つい6年前に初めて知ったことが判る。2019/5/3『木の芽はアケビ属の新芽』2022/4/29『遠出して観てきたものその①アケビ(木通)の花』今年もアケビの新芽(こちらでは木の芽という)を採る時期がきて、花も同時に咲いた。雌花はミツバアケビ(三葉木通)の方が蠱惑的な魅力を感じ、雄花はアケビの方にオシャレなダンディズムを感じる。大きくてひとつだけ咲いているのが雌花で、小さく群がっているのが雄花。いずれも薄い色の方がアケビで濃い色の方がミツバアケビ。アケビ(木通)の雌花雄花

  • ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

    1年前のここ数日の記事では、フジ(藤)が杉の木を覆うように枝垂れ咲いて、地上ではシャガ(著莪)が咲いていたのに、今年はその気配がない。夏日は時折あるけれど、いつまで経っても寒くて、遅かった雪消えを引きずっているようだ。ヤマブキはどうだったのか自分のブログ内検索をしてみると、早い年は4月28日で満開なら、遅い年は5月12日なので、あまり影響のない花のようだ。実をつけない花だから虫などは居ても居なくても良いわけか。とは言え、アップ画像を見てみると蚊が止まっていたはどういう理由があったのだろう。先日取り上げた、わが家の瀕死の桜の松月が長持ちして咲き続けている。夏日がやって来たりすると急に咲き急いで散るので、しばらくは寒くても良い。散歩途中で前方(北)と後方(南)の景色を水の張られた田に反映させて撮ってみた。毎朝...ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

  • クロサンショウウオ(黒山椒魚)の孵化が始まる

    1ヶ月ほど前に散歩コースの溜池で見つけ、掬い上げてきたクロサンショウウオの卵が孵り始めた。卵塊をわがビオトープに入れただけで良いと思っていたのだが、オタマジャクシが田に群がるような姿をサンショウウオでも観られないかと考えた。観察するには白いケースが良いだろうと、百均で買い求め、卵塊の1つと水を少々入れたケースを2つ浮かせた。その後、採取した卵塊とは別に、量は少しだけれど、わがビオトープに卵塊が産み付けられているのを見つけ、自前でビオトープたる面目を保っていることが判明した。そちらはそのままなので徐々に卵の中で仔が成長しているはずで、先の他所からの分の仔がケース内で泳いでいるのが観られたのだ。尻尾を振って素早い動きはするが、オタマジャクシのような持続性はなく、端に隠れるように身を寄せ、なんらかの擬態なのか動...クロサンショウウオ(黒山椒魚)の孵化が始まる

  • わが家は椿の家

    わが家の表を飾るツバキ(椿)は赤と白のシンプルなタイプがかなり前から咲いている。普通過ぎるので記事にはしなかったのだけれど、ここにきてようやく、ピンク系と薄っすらピンク系が咲きだした。雪囲いをしなくても折れることなく毎春当たり前に咲くので、種類を調べようとまでは思わないできた。近所の歩いて行ける範囲で、うちほど椿のある家はないので、わが家は椿の家。道路際を全部椿にしてしまいたいと思ったりするが、どこまでやれるか。雪さえ降らなければ、すぐにでもできるのだが、そこそこの大きさに育ってしまわないと雪に負けるので、今までに挿し木も購入したものも根付かなかった。ふるさとの話になると、最後に必ず付け足すのは、雪さえ無ければ良いとこなんだけどね・・・。わが家は椿の家

  • ひそやかに瀕死の桜咲く

    今春はダメかもしれないと悲観的だった桜が大雪にもなんとか持ちこたえて咲いた。今まで八重桜をいろいろ観てきたけれど、うちの八重に勝る品の良さはちょっと見当たらない。などと手前味噌なことを感じつつ愛でてきたが、もう本当に今春が限界かと思うほどのダメージを幹に負っている。主幹の折れた部分が腐り、そこに居付く虫を狙ってキツツキ(啄木鳥)がほじくり傷を大きくしていく。もしかしたら順序が逆かもしれない。初めにカミキリムシ(天牛)が幹に穴を開け、その幼虫をキツツキがほじくり喰い、その繰り返しのあげく、主幹が折れたのだろう。そうして他の虫も居付き、またキツツキがつついて瀕死の限界がやってくる。それはともかく『八重桜の種類』で検索してみた。これも違うこれも違うと観ていって、最後に『松月』という種類にたどり着き、これこれ、き...ひそやかに瀕死の桜咲く

  • 山菜としてヤブカンゾウ(藪萱草)の新芽を食べてみた

    5年ほど前に試しに食べてみたのだが、どのようにして食べたか、味はどうだったか全く記憶にない。とにかく採るのが面倒だったという記憶だけがあり、その後、面倒だったのは地表部を切り取ったからなのだと分かった。地中にある根からすぐ上の部分を切れば、葉がバラバラにならずに都合よく調理できるようだ。したがって、手シャベルの先を斜め45度で地中に刺し、茎を切断する。わざわざ山に入ったりせずに自分の敷地内に勝手に生えているのを1食のおかず分だけ採った。その気になったのは、耕運機を掛けていて、畑にでたヤブカンゾウの新芽が太くて、そのまま機械で粉砕するに忍びなかったから。検索すると、生でサラダにするのも良いが、サッと茹でるか蒸しておひたしか酢味噌和え・・・。となれば、おひたしが簡単だろうとやってみた。かなりきちんと洗ったつも...山菜としてヤブカンゾウ(藪萱草)の新芽を食べてみた

  • シダ(羊歯)類の季節

    オニゼンマイ(鬼薇)が、わが家の池の縁や竹藪の下に生える。食用のゼンマイと比べると、確かに見た目が鬼の様相で、だからか誰も手を出さない。でも食べられないことはないそうだ。それにしても羊歯といい薇といい、すっと書けたら嬉しい漢字だ。ゼンマイ干しが始まった。山で採ったら頭に付いている綿を取り除き、茹でて、干して、揉み揉みを繰り返し、カラカラモジャモジャに干からびさせて保存する。数ヶ月経つとアクが無くなるというのだったか、ヒジキ(鹿尾菜)の乾燥させたものとよく似た見た目となる。ウチでは干しゼンマイを戻して食べるのは正月料理としてだけだったような気がする。私は大好物だけれど、戻し方も難しく、その前に手に入れることもまれで、今や食べる機会は少ない。コゴミ(屈)は屈と書くのか。それより散歩中に他所様の放置された畑とか...シダ(羊歯)類の季節

  • 青木と言うけれど

    アオキは幹まで緑だから青木なのだが、雪の下になっても折れないしなやかさで、健気と感心するほどに常緑を保って雪の下から現れる。そんな青々とした木だけれど、今の時季、先端に緑のつぼみを膨らませて、そのまま青木なら緑の花になって欲しいところを少し華やいで色が着く。これで精一杯という地味さではあっても、シックとも言えなくもない感じ。都会で見るアオキはほとんどが斑入り葉タイプで、田舎のわが家でも表の目立つ場所には斑入りアオキが植っていた。でも斑入りはいつの間にか絶えて、普通のアオキが裏になんとなく生えている。邪魔になる場所に生えてしまったのは、躊躇いなく引っこ抜く。野放図に伸びるタイプではないので、あまり邪魔にはならないけれど、アオキはしょせん雑木でしかない。青木と言うけれど

  • 端正の反対語は不細工

    水仙は手をかけていないのに随所に咲いて分蘖(ぶんけつ)して増えている気がする。どこにでもあるほぼ黄一色のラッパ水仙は撮る気もしないけれど、時々イレギュラータイプがある。品種改良された高級金魚のフリルを思い出させる水仙が何本か咲いていた。これは端正という表現が当てはまるのかどうかなどと考えた。その他にも1〜2本しか咲いてはいないけれど、八重咲の、あまり他所では観ないのが咲いている。白に薄い橙色の八重咲は咲くべき場所ではないところに出たのを移植したもの。あとの2つの八重咲は今春になって初めて観た。種で増えるものではないから、印をつけておいて、球根を掘り上げて移植して咲くべきところに集めた方が良さそうだ。それで、端正の反対語はどういう表現だろうと調べて不細工に行き着いた。不細工なイレギュラーばかりにしたいと思っ...端正の反対語は不細工

  • 地味だけれど その2

    エンレイソウ(延齢草)がいつものように雪解けのこの時季、裏の木下闇にひっそりと咲いている。広い葉を思いきり開いて、昔、こんな3枚羽根の扇風機があった・・。その中心からポツンと首を伸ばしているのが地味なのに珍奇な花。延齢草の名と字は調べた時にそのまま記憶として残り、『あーまたエンレイソウが咲いたな』と、おめでたい気分で観ることができる。発芽から開花するまで10年かかり寿命は50年と教えてくれた人がいる。50年と聞いて、『人間五十年』を思い出すけれど、宿根草にも寿命があるということに意外な気がした。ウチのひと叢は誰が蒔いたとも植えたとも分からない、ほぼ自然発生的地生えなので、この場所でいつまでも毎春、同じ状態を見せ続けてくれるのだろう。地味だけれどその2

  • 地味だけれど

    アマガエル(雨蛙)がそこここで見られるようになったが、まだ冬眠から覚めたばかりで動きが緩慢。その様子では蛇に見つかれば逃げようがないと思うけれど、先日観たアオダイショウ(青大将)も同じ場所から動かない。やはり変温動物は気温が上がらなければ、思うように動けないということか。今のアマガエルはどれを見ても地味な色合いで、土の中に潜った状態から憩える葉っぱの上に至るのはまだ先のようだ。その前にやることがあるのは、わがビオトープ周りの田からの合唱を聴けば分かる。繁殖産卵時季だからゼラチン状の卵塊と孵化した小さなオタマジャクシを田の浅い水たまりに観られるのはもうすぐ。地味だけれど

  • 足元の花

    何年前からか同じ場所で青いキクザキイチゲ(菊咲一華)=キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)の花が咲いているのを裏のビオトープ脇で見る。他の草が蔓延る前の雪解け後わずかな間が、この手の儚げな仲間の勝負時。はじめに見つけた時は、文字通りに一輪草が一輪だけだったのだが、何となくこの場所を他より気を遣うからか増えてきたようで、今春は10輪ほど咲いている。これでまた、もっと大事にしようと考えてあれこれやると逆効果になるに違いない気がするので、さりげなくそっとしておくしかない。道路からわが家に車で入るコンクリートスロープの傍に、菫(スミレ)が咲いていた。宇治の散歩コースの道路の縁石周りに生えている一般的な濃い紫の菫ではなく、雪国仕様で儚げ。日本のすみれ族は約60種あるそうで、ちょっと検索したくらいでは同定は難しい。スマ...足元の花

  • 遠景 近景 足元

    昨日の朝もまた霧の中の散歩になるだろうと思い描きつつ起きたら、意外に晴れていて拍子抜けだった。信濃川が蛇行しているので、切り立つ崖上の農道も曲がっていて、ちょっとした出っ張りから遠景を観たらドローンからのフォーカスのようになった。田の雪は消えたが、部分的に苗代があるだけで、トラクターの農作業は始まっていない。約束していた温泉行きに、急な仕事が入ったからと言われ、他の人を当たったが皆さん都合が悪いと言うので1人で出かけた。川向こうの友人をいきなり誘ってみようとも考えて、彼の畑に寄ってみたが、何かしらの農作業を始めているに違いないと踏んだのに居なかった。仕方がないので、畑に隣り合ったブナ(橅)林の新緑を撮った。芝峠温泉『雲海』で独りじっくりと温泉らしい泉質と露天からの眺望とサウナを味わい尽くす。真っ直ぐ帰った...遠景近景足元

  • 霧雨の日

    いつもの農道で、ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)が地べたに貼り付いてしまっていた。真夏日に近いような陽気になった折に羽化したものの、繁殖相手を探せたのかどうか、すぐに朝晩の寒さで力尽きたのだろうと思われる。蜘蛛も冬眠するのかどうか、卵で越冬して孵化したての小蜘蛛の作品だったのだろうか。『霧雨』と名付けられたネックレスはあるだろうかなどと思った。小さな溜池に水を供給する一段上がった湿地にひと叢だけの水芭蕉があった。水の流れに沿って並ばずに、おしくらまんじゅ状態にあると、らしさがなくて残念な姿だ。蕗の薹はすでにボケ始めたのもあるくらいに、どこにでも吹き出しているようになった。雌花は白っぽくクールで地味で、苦さが強い。蕗の薹は虫媒花なので、雄花は派手に黄色くて、虫を呼び寄せるための蜜も花粉も多いそうで、苦さは雌花より控...霧雨の日

  • 冬から春へ その3

    直径1m足らずのコンクリート丸池が異常な雪消えの遅さからようやく全体を表したのが数日前のこと。物置小屋を解体した折の廃材柱数本で覆いをしていた。角材の上に板材を乗せることをしなかったので、雪は入らないものの、解けた冷水が常に滴り落ち凍ったりもする中でメダカは毎冬を越してきていて、今回も数匹生き残っていた。睡蓮の根茎を全部ビオトープの方に移し、友人に頼みこんで手に入れた古代蓮の根を仕込んである。その根茎の一部が浮いてしまったのかと思うような物が浮いていて、引き上げてみたらコロコロとしたモグラ(土竜)。子どもの頃に1回だけ、学校の裏庭で同級生が捕まえた実物を見たことがあるだけの、あとはテレビでしか見たことのない生き物だ。屋敷のいたるところに一年中、小噴火といった形の新しい土の盛り上げは見るけれど実物に会ったこ...冬から春へその3

  • 霧の朝

    朝食を摂らないことにしたということは、作らないでよいということで、朝起きが楽になった。寝床であれこれ考えないでもよいので、ぐずぐずする理由がなく、むしろ、うずうずするくらいのもの。早く歩きたいと思うあまり、寒くて嫌だなということまで押しやられる。昨日は霧の朝だったから、いつもの気に入りコースから河向こうの景色を望むことができず、いつもの様子が歩くにつれて霧の中から現れるのを楽しんだ。積もっていた雪はほとんど消えて、桜がそこここに咲き始めた。雪に痛めつけられた雪国の桜は端正な樹形を保つことができず、折れたり曲がったり、それでも春の面目を保つために精一杯という風情。平成の大圃場整備で、ほとんどの田が耕地整理され、昔から続いた畔の曲線は消えた。どの田にも農業機械が入れるように農道ができて、散歩をするのはジグザグ...霧の朝

  • 冬から春へ その2

    3ヶ月余りの避寒から生家に戻って20日足らずだけれど、1m以上も積もっていた雪がほとんど消えてしまった。屋根の雪を落とした家周りや陽の差さない場所には極端に残ってはいても、ようやく春がやってきた気分。そうしてにょろりと姿を見せたのが若いアオダイショウ(青大将)。これも、いつもながらシマヘビ(縞蛇)かヤマカガシ(山楝蛇、赤楝蛇)かも知れないと迷い、今回も調べてみたので、たぶんアオダイショウで間違いない。普通ならこちらの気配を察してすぐ逃げるところを、冬眠から冷めたばかりで筋肉が思うようにいかないのか、動かなかった。生きているには違いないと思いながら、からかい半分、前に回り20cmほどまでスマホを近づけて撮っても反応がない。そこで尻尾を少し持ち上げたら口を開いて威嚇してきた。生きているのが確認できたので、それ...冬から春へその2

  • 冬から春へ その1

    毎日大体同じコースを散歩していると冬に備えて囲い縛り覆って守ってきたものを解いていく過程が見られる。そうして生き物達も確実に増えてきたというのか、観られるようになってきた。空を飛翔するのは大型の鳥としては、トビ(鳶)とカラス(鴉)ばかりではなくここ数日で鷹(タカ)の仲間を数回観た。飛び方も違うし大きさと形も違うので分かるけれど、種類まではなかなか分からない。電線に止まっていたのはハヤブサ(隼)かチョウゲンボウ(長元坊)かノスリ(鵟)かチュウヒ(宙飛)か分からない。私の鷹類の知識としては、ミサゴ(鶚)とオオタカ(大鷹)ではなさそうだということだけが分かるだけ。双眼鏡を持ちあわせていなかったのが悔やまれるのだが、こいつは、この後に地上に降り立ち何かを掴んで飛び去った。冬から春へその1

  • 桜が咲き弁当を貰う

    わが家の桜はつい1週間ほど前に雪囲いの縄を解いた時、すでに1輪2輪と咲き始めていた。その後、冷え込む朝を何度か経て、全体のうちのひと枝だけが、5分咲きになった。全体で見れば1分咲きとも言い難いのに、ひと枝だけが早熟の狂い咲き。マルハナバチ(丸花蜂)が大きな黒い尻を見せて花に夢中だった。昨日はアシナガバチ(脚長蜂)も南瓜のポット蒔きを仕込んでいる時にやってきた。育苗用の土に惹きつける何かがあるのか、巣の材料となりそうだったのか。いずれにせよ、今年初めて観たマルハナバチもアシナガバチも、巣作りを始めたばかりの女王と思われる。昨日は寺の理事会があり、まだコロナとインフルエンザを理由に懇親会は開かれずに弁当を貰ってきた。自前の桜の花の下で独り宴会をするのでも良かったけれど、夕飯1食分を作らないで良いというだけで開...桜が咲き弁当を貰う

  • 爺婆合コンで『かけ流し温泉ゆくら』へ

    未亡人と人妻各1と人夫(ひとづま)2の4人は同級生後期高齢者爺婆。あと1週間もすれば雪も完全に消えて桜も見頃になろうというというほころび寸前。ちょっと早いので、その分すいていて、休憩所なんかほとんど貸切状態。昼寝をしたり風呂も2回入ったりソフトクリームを食べたりの数時間を過ごしてきた。残念だったのは、桜がまだだったということより、サウナがなくてサ活とならなかったこと。爺婆合コンで『かけ流し温泉ゆくら』へ

  • 急激な雪消え

    本当に全く持って急速というよりも急激な雪消えとなった。普通なら日々の変化は気づかなかったりするものだけれど、今春ばかりは目まぐるしく実感できる。昨日は、冬季積雪期間は閉鎖される農免道路がいきなり通行解除されていたので、気持ちよく距離を伸ばしてみた。一気に1万歩を歩くことは少ないのだが、9600歩の5.8kmまでいけた。その後、地面の露出に伴い、あれもこれもしたくなって動き回ったので、最終的に15000歩余りの10km弱を稼いだ。昨年まで、ここ田舎ではほぼウォーキングをしたことがなかった。それでも農繁期には自宅敷地内と隣接した田畑内だけで、いつも8000歩くらいは稼いでいたのだから、いかに効率悪くあちこち落ち着きなく動き回っていたことか。あえてわざとそのように、思いついたらすぐ別のことをやって運動としてきた...急激な雪消え

  • 急速に雪消え

    日がな一日というのは変わらない何かに使う表現だろうけれど、昨日は日がな一日クルクルと天気が変わり、雨になったり陽が差したり強風が吹いたりで、急速に雪消えが進んだ。散歩コースの高台から見下ろす景色も田が見え始めて水面となれば一変する。帰って手前の足元を見れば、植木の下の陽だまりにフクジュソウ(福寿草)が咲いている。春がやってきた。急速に雪消え

  • 下ろし立てのトレッキングシューズで春を探しに

    いつもの散歩コースを歩きながら雪消えの進む山を眺めることが多いのだが、徐々に確実に地肌が見えてきて興味深い。子どもの頃には隣市との境界を流れる川へと魚釣りや泳いだりするために、ひと山越えて行ったものだった。その道がよく分からなくなっていて、山自体が昔のようではなくなって荒れているように見える。雪が消えると共に山道らしき線が浮き出て来たので、断片的な景色の記憶を元に、おおよその見当をつけて分け入ることにした。いつものウォーキングシューズでは潅木の生い茂ってしまった道だったらしき坂を行くのは無理。トレッキングシューズを下ろす時が来た。道なき道を分け入っていくと、峠に『治山事業災害関連緊急治山工事』の杭が立てられてあった。少し下りていくと、確かに崖崩れで道が消えてしまっている。それでも昔遊んだ川は雪解け時による...下ろし立てのトレッキングシューズで春を探しに

  • ここ最近の色々

    一括りしにくい、ここ最近の色々を取り上げてみたい。川向こうに行く用事もあまりなくて、晴れ渡らなければ観ることのできない八海山が、用事もできてタイミングよく数日前に撮れた。信濃川上流の南西方面もなかなかくっきりと遠方の景色が見渡せることはないのだが、空が澄んでいて観えた山は妙高山なのだろうか。晴れた日曜日となれば、そこここで閉ざされていた間道を切り開く作業を投雪機でやっているのがみられる。もう1週間ほど前に凍渡りで山に行った折に見たフジ蔓。絡まった主を締め殺してしまった格好で芯が無い。逆に、太い蔓が絡まったまま枯れて千切れていても主は隆々と元気な場合もある。今は使われていない芋穴が散歩コースにある。昔は一定温度と湿度に保たれるのでサツマイモや里芋の冬季保存に利用されてきた。もしかして熊が冬眠に利用していたら...ここ最近の色々

  • JR飯山線

    線路がカーブしているので、踏切を少し離れるとトンネルと正しく対面できる。向こう側の見通せる短いトンネルは、子どもの頃にドキドキしながら川への近道として行き来した。正面を撮り終えて歩き出したら踏切の警報器が鳴り出し遮断棒が下りた。どちらから来るのだろうと、スマホを用意していたら、越後川口発の上り線のライトがトンネルの向こうに見えた。十日町方面への通勤通学者の利用する、私も3年間乗り続けた時刻の列車。当時は客車も貨車も多数連結したD51蒸気機関車だったけれど、今はせいぜい2輛のヂーゼルカー。1両の時も多くて、検索してみたら1両から4両編成とのこと。60年後の私がウォーキングなどをしながら、スマートフォンを構えつつ見送るなんて感慨深い。JR飯山線

  • 朝の散歩はいつも霧の中

    冷え込みはひどくなくなって、毎日やるようになった朝の散歩はいつも霧の中だ。わが家の前を通る子は隣の集落の小学生が1人だけで中学生はいない。クマ避けの鈴をランドセルに付けていて時々チリンと鳴る。自宅周りで雪消えを促す雪割りなどをやっていると、その子の通るのが見えて、『ああ散歩に行こう』という気になる。朝食を摂らないことにしたら、朝の行動が何をするにしても自然に移行できるようになった。昨日は、隣の集落からそのまた隣へと向かう道路脇で雪折れした木の裂け具合をズームアップ。なぜこんな裂け方をするのか理解に苦しむけれど、大蛇が大口を開けて対峙しているように見える。農業用水路脇の田んぼ畔に土筆(つくし)がびっしりと生えていた。子どもの頃に、一度だけ袴取りを手伝ったことがあるけれど、どんな味だったかの記憶はない。小さい...朝の散歩はいつも霧の中

  • 残雪

    今春は雪の消え方が遅いので、先々の農事にはかなり面倒な対応が必要なのではないか。残雪のせいで、春期が縮んでしまうから、ことごとく意図的な時間圧縮が必要だ。スーパーの大駐車場では、寄せ集めた雪に偶然の模様ができていた(1枚目)。国道のバイパスにもなっている農道は、農作業を始める雪消えが進まないので放置されている。ガードレールが現れたので除雪されて開通するのももうすぐだ(2枚目)。生活道路の雪はどんなに降雪があろうと、車が通れるよう行政が除雪するのだが、一時的に道路脇の田畑へ退けた雪の消えを促す均しと意図的な凸凹がセイウチの群みたいだ(3枚目)。夕方も朝と同様に霧が出るようになったのは、残雪の消え方が促進されている証なのだろうか。飯山線の線路も視界は50mほど(4枚目)。二つ隣の集落の墓場では雪に倒された灯籠...残雪

  • 日本三大薬湯に行って雪下人参を買う

    昨日は思い立ってニホンミツバチ愛好友人を連れ出して温泉に行ってきた。『じょんのび』と言う醤油のような色をした温泉に行こうと提案したのだが、芝峠温泉『雲海』にしようと決まった。ところが行ってみると、駐車している車が少なくてラッキーと思ったら、水曜日は定休日なのであった。下調べをしないので、そんなことになるのは、私にすればよくあること。そこで相棒の提案は、ここまできたら松之山温泉に行こうと言うことで、それに決定。松之山温泉は行ったことがあるけれど、旅館に泊まったことも温泉に入ったこともないので行ったことにはならない。もっけの幸いと乗ることにして、私の車で行ったのだが、元タクシードライバーの彼は自分が運転すると言い、これにも異存はない。私は運転に対して不満を言われることはあまりないのだが、同乗者により微妙に運転...日本三大薬湯に行って雪下人参を買う

  • 凍み渡り

    一昨日は良い天気で、昨晩はかなり冷え込んだ。そうなれば、積雪の残っているこの時季は必然的に凍み渡りのできる朝となる。独り暮らしとなったことで朝食を抜くことにしたら、ご飯の用意をしなくちゃという焦りから解放されてゆとりができた。と言うわけで、何の躊躇もなく雪の上をどこにでも好き放題に渡っていける凍み渡りをする。昨年はクマの目撃情報があって行きにくかった裏山(魚沼丘陵)をジグザグに歩いたり真っ直ぐに行ったりする。冷え込み方が少し足りなくて、杉林や大木の根元はしっかり凍っていないので歩かない。溜池や水路や小川の上を踏み抜いたら大変なことになるので、そこは分別を持って間際には近寄らない。雪が覆っていても下では大きえぐれた空洞が、当たり前に出来ているのだから。凍みた雪上でのスキーが楽しかった子どもの頃を想い出すけれ...凍み渡り

  • 嬉しい気分

    昨年までは敷地と畑とその周辺しか歩くことはせず、ちょっとした用でも車で行った。でも、今年からは、よほど遠くない限り、歩いて行くことにした。昨日はケアハウスにいる姉の通院順番取りのため、5時過ぎに起きて片道2kmを歩いた。往復でも目標の1万歩に足りないので、夕方、散歩ついでに墓に回ったら、今冬は石灯籠の笠石が乗ったまま無事。雪の多い冬はいつも、雪解け時に、地元の人は『引っ張る』という言い方をするのだが、普通では考えられない力が及んで雪が何かを落としたり壊したりする。灯篭の笠石はたぶん50kg位あり、1人で乗せようとしても無理だった。結果、人の力を借り、2人力でやっと乗せられる代物だから、丸太を3角に組もうかと昨年は考えていたのだがやらないでしまっていた。賭けだったけれど、今冬はラッキー、と言うことでかなり得...嬉しい気分

  • ピザの差し入れ

    ピザなどとは縁のないような、まるで似つかわしくない男なのに、レンガでピザ焼き用の釜を手作りした同級生がいる。ニホンミツバチを飼う蜂仲間になったので交流は頻繁なのだが、彼が昨日ピザの差し入れをくれた。ピザ屋のピザのようには周囲が盛り上がっていないので、それを言うと、まだ雪が消えないので釜を使えないだと言う。ストーブで作ったと言うのだが、1次発酵がどうの2次醗酵がこうのと講釈をたれる。夕飯1食分儲かったので、食べる直前に自分の石油ストーブで再加熱した。載っているチーズが溶け始めるまで待つことにしたが、いつまでも溶けないので食べ始めたが、硬いクッキーのようになってしまった。右の皿は、同じくストーブで作った鶏胸肉ハムなのだが、水っぽいのでフライパンで少し焼いたら妙な味になった。何かが必要で、何かが余分なのだろうと...ピザの差し入れ

  • ラジオ体操など

    避寒中の本宅での3ヶ月余りは毎日youtubeのラジオ体操を第3まで否応なしに続けた(させられた)。10分間真面目にやると、カッカまではいかないけれどポッポくらいの程よい体温上昇と体ほぐしになる。こちらの生家に来ても独りでやろうと、来る間際、スマホに画像を撮った。それをパソコンに移し、クラウドの容量を食うと考えて、その後、外付けハードディスクに移した。そして昨日、始めようかと開いてみたら、動画が消えていて、始まりの画像しかないという大失敗。やる気をこのまま萎ませるのは残念なので、Wi-Fiのないこちらではスマホのテザリングでネットラジオ体操を映してやった。Youtubeをパソコンに保存させるにはどうしたら良いかと調べてみたら出来そうだったのでやってみた。結果、第1の途中から録画できた、のは良いけれど、なぜ...ラジオ体操など

  • 古里で早朝散歩

    ずっと続けてきたウォーキングを一昨日と昨日とやらないでしまったので、本日は起きてから、何はともあれ早朝散歩をしてみた。こちらに来るようになって10年余り、家から歩き出す散歩というのは、ほぼしたことがない。散歩は暇人のやることで、私にすれば、やるべきことはいくらでもあるので、そちらに気が向かなかった。でも今回は、避寒中にせっかく習慣となった散歩をやめてしまってはもったいない。今年は山に行くという目的もあるので体力作りに早足大股ウォーキングは続けるべし。霧の朝だったから、菓子折りの箱を開けた時にある薄紙を通したような景色だった。世の中がモノクロになっていて、映画の始まりにこんなシーンがあった。レインコートを着た男がやってくる、あるいはライトを点けた古ぼけたセダンが進んでくる、といった感じ。雪の解けた土手に蕗の...古里で早朝散歩

  • 何が哀しくてわざわざ

    夜が明けた頃合いに長野新潟の県境に差し掛かったが、寒くて桜なんぞ気配もない。道の駅『花の駅千曲川』でトイレを拝借。日本一綺麗なトイレというのを見附長岡の道の駅で経験したけれど、あそこよりも綺麗で広々として最高。生家に着いたら、まだまだ積雪1m状態で、雪の消えた部分にカマキリの卵嚢を発見。地上50センチくらいのところに産みつけていたから、全くの見込み違いのいい加減な親だったに違いない。何が哀しくてわざわざ

  • 新学期始まる

    バスを使わずに2km余りの道をJR駅目指して歩いた。ソメイヨシノは1分咲きから5分咲きくらいまでところどころで見られる。小学校の校門横にある枝垂れ桜が良い具合に咲いていて、周りのソメイヨシノはもう少しで満開かというところだから入学式にはちょうど良いだろう。隣り合わせの保育園では入園式の記念撮影が行われていた。手前の黒い式服の人たちは保育士か。保育園でも、こんな式が行われるのかと、微笑ましい光景と思いながらも、なんだかなぁという気もした。ほとんど生まれたばかりのような生き物に、人間社会でのルールや公共の秩序が教え込まれていく最初の儀式なのかも知れない。近くの民家に大きなボケ(木瓜)の木が満開だったが、最近教えてもらった東洋錦だろうか。真っ赤な花も咲いていて、先祖返りをしたのか、元はこれだったのがだんだんと薄...新学期始まる

  • アイゼンを貰う

    裏山を徘徊する時にも落ち葉の積もっている場所ではアイゼンが欲しいと思うことが多かった。雪山を登山するような本格的なものではなくて、田舎で山菜採りをする時にも斜面で使い、田畑の法面の草刈りにも使えるようなものが欲しいと思った。歩いて買い物に行ける範囲は往復で6km程度だけれど、その範囲にスポーツ店が撤退してなくなってしまった。農機具を豊富に売っているようなホームセンターでも、豊富な種類の靴を置いてる靴店でも尋ねたけれどアイゼンは扱っていなかった。困ったなと思っていたところ、家人の知人から思いがけなくも貰うことができた。外見からも話し振りからも90歳近いとはとても思えない元気なお婆さまが、もう使うことはないからと、たくさんの思い出話を付けて・・・。さっそく、裏山を徘徊するときに履いている靴に嵌めようとしたら、...アイゼンを貰う

  • 元SMAP中居案件を一般庶民が邪推する

    昨年の蝉の蛻(もぬけ)の殻がまだしがみついていた。一人の人気タレントによるセクシースキャンダルが、起用テレビ局に、芸能界全般に、全テレビ局に、マスコミ全体に、男女雇用均等不備全般へと問題が広がっている。フジサンケイグループ側の会見をチラチラ観ていると、なんでこの自分がこんな場に居なくてはならないのだと戸惑いつつあからさまな不愉快顔で応える首脳陣の表情がドラマチックだ。長年君臨したらしいドンが退任(解任ではなさそう)し、役員に女性も数人入っていたが、その程度で刷新と新生への道筋ができたとは思えない。せめて男女役員比を半々にするとか、女男比2:1にするとか、女性を社長にあるいは会長にあるいはグループ代表にするなどをすべきだった。カミングアウトしている性的少数者も社外取締役の中に1人は入れるべきかも知れない。そ...元SMAP中居案件を一般庶民が邪推する

  • コブシ(辛夷)とツバキ(椿)と告知

    強い香りが遠くまで届いているのは、たいていの場合がジンチョウゲ(沈丁花)。コブシの香りを感じ取ることはあまりなかったのだが、低い位置まで花の付いている終わりがけの木が公園にあって、嗅いでみると強く匂うことが分かった。モクレン科はみな良い匂いがするということは知っていたけれど、しっかりと実感した。それよりも、コブシの花びらの裏側は赤っぽい筋が入っているんだな、とこちらは初めて認識した。昨年だったか、ひだの密なこのツバキが住宅街の石垣に植えられているのを観て撮った。今年も撮りたいと思ったのだけれど、その住宅街のどこだったのかはっきりとした記憶がなくて、もしかしたら今年は花をつけなかったのかどうか、探し出せなかった。ところが別の場所で大きな木のこのツバキの花を咲かせている家があった。坂道で擁壁から頭上に、大輪の...コブシ(辛夷)とツバキ(椿)と告知

  • 3匹の亀

    山科川縁で甲羅干しをする3匹の亀を向こう岸に見つけて不思議を感じた。子孫を残すためには、雌雄どちらか或いは双方で相手のフェロモンを感じ取って接近交尾するのは間違いない。それでも亀が連れ立って泳いでいるシーンは観たことがないので、鳩のように番(つがい)となることはなく、その時期だけの接触なのだろう。山科川の下流でつながっている木幡池には亀が多数いるけれど、動き回るのは単独で、甲羅干しの時だけ群れる。亀は目だけで、他の亀を亀と認識していて、臆病な亀が群れて甲羅干しをしていることを仲間の亀として認識しているようだ。甲羅干しをするのに適した場所を巡って争うということはしないけれど群れるのは、快適フェロモンといったものを発しているのだろうか。人の気配などを感じると次々にドボンと水中に逃げ込むのだが、群れることによっ...3匹の亀

  • いつもの山歩き その2

    舗装された道を峠まで登り切らずに、手前から、尾根筋へ行けるように見える、なだらかな沢を上がっていくことにした。平面的にはショートカットになるけれど、道という道は無く倒木も多く起伏も激しい。それでも、とにかく少しでも早くアスファルト道路から外れたいので未知のコースを作る。川のゴミを見ないで済むし、人の痕跡のない山懐に入りこんでいるだけで安らぎを得られる。しばらく道なきコースを登ると、ハヤブサ(隼)が狩った獲物の羽毛をむしったに違いない痕跡があった。ヤブツバキの小さな赤い花がその中に落ちていたりして、象徴的シーンになっていた。思惑通りに尾根に辿り着くことができて、あとはイノシシが地面を掘り返した跡なども撮ったが、思うほど立体感のない画像となり分かりづらいので割愛。予定通りに下山しての帰宅途中にボケ(木瓜)とギ...いつもの山歩きその2

  • いつもの山歩き

    雨が降りだす前に、いつもの山歩きをしようと峠までの府道を登っていたら、両側の斜面にヤブツバキ(薮椿)が目立つようになっていて、ヤマザクラ(山桜)も咲いていた。谷を流れる日野川はいつもと変わらず投げ捨てられたゴミだらけ。これらのゴミが大雨で一気に流れ下ったら、平地でひどい状況が現れてしまうのだろうか。13年前の2012年のお盆に起きた宇治豪雨では、中腹にあった一軒家が跡形もなく流された。その時の私は帰省していて実態を知らず、ゴミが全て流されたかどうかも確認していない。あの雨は、バケツをひっくり返したという言い方をそのまま実感したと後で家人に聞いた。山越えの道は各所で崩れて寸断され、山自体も形が変わったほどと聞いたけれど、まさかそれは盛り過ぎだろうと疑ったものだった。救急車が後ろからやってきて坂を登って行った...いつもの山歩き

  • スマホでバード・ウォッチング・フォーカスはこの程度

    水路の中を歩くキセキレイ(黄鶺鴒)は瞬時もじっとしていることがなく、警戒心も強いので、スマホではこんなブレ画像がせいぜい。珍しくシロハラ(白腹)と思われる鳥が水路内を歩いているところに出くわした。こいつは真冬に枯葉を嘴でパッパッとはね飛ばして虫探しをするところが観られるのだが、川底に降りて川虫を探すこともあるのか。スーパー入り口を照らすように設置されたセンサー付きライト(?)にツバメ(燕)が巣作りを始めていた。ツバメは3日ほど前に今年初めて飛翔する姿を見たのだが、それにしても巣作りスピードが速すぎるので古巣を修繕し始めたところかも知れない。巣の真下のコンクリート床には、糞害喚起の赤いコーンが置いてあった。カワズザクラ(河津桜)はもう撮らなくてもいいか、と思いつつ見ていたらヒヨドリ(鵯)が居たので、結局スマ...スマホでバード・ウォッチング・フォーカスはこの程度

  • 水管橋とコブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

    あまり疑問も感じないまま見過ごしてきたけれど、昨日は川を跨いでいる水道の管が気になった。水道橋とは言わないだろうと思いつつ検索したら、なるほどと納得の水管橋だった。細い用水路などは単純な管だけで、両端に後光のような忍び返しが付けられている。山科川に架けられた頑丈な造りの水管橋は、トラス何何だろうと見当をつけて検索したら、逆三角トラス補剛形式と言われるものだと分かった。こういう構造物を見るとどうしたって、覗いてみたくなり、人目も構わずしゃがんで撮った。公園のコブシがついに開いて、これは山に自生していて春を告げる花なのになぁ、と雪国の田舎を想う。小学校の校門横には年季の入った太い幹ながら低く剪定されているハクモクレンが大降りに端正に満開状態だった。コブシもハクモクレンも全体を撮ると背景が写り過ぎたり、空の明る...水管橋とコブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

  • 桜と団地

    大きな団地内を通り抜けていたら、中心広場に2種類の桜が咲いていた。濃い方は河津桜で、薄い方は染井吉野ではなく、何かと何かの交雑種なのだろうと思われる。濃くも薄くもなく、花弁は乱れながら混み過ぎず孤高を保っている気配。アップで撮ったらなかなかで、毎春これを観るためにここを通ることにしたいと思うほど。広い団地内にはいくつか広場や公園があり、春休みなのに子ども達のいない空間もあった。たまたまなのか、人気がないのか何だかもったいない。桜と団地

  • 春の陽気

    桜はまだかと探し歩いていて、これは梅ではないなと否定から入り、軸が付いていることも確認できたので、間違いなく桜。ソメイヨシノ(染井吉野)ではないし、他所さんのブログでよく観るカワヅザクラ(河津桜)に違いない。それにしても、いきなり満開を観たのは、ここしばらくの陽気から当然のように、遅れがちだった春を挽回する勢いなのだろう。撮る時にズームアップしているのだが、それでも電線が入ってしまい残念だった。編集のクリーンアップからブラシという機能を使ってみたら、あっさり電線を消すことができた。何とまぁという簡単さで、これから撮り方が変わっていくかも知れない。常緑樹に掛けた小鳥の巣が、周りの落葉樹の新葉がまだなので透けて見えていた。人も車もよく通る道の近くだが、金網フェンス内で目に触れにくく、カラスに襲われにくいはずの...春の陽気

  • 判別しにくい花と蛾

    黄色い花が木に咲いていて、マンサク(万作、満作)ではないし何だったかなと検索して、そうだったサンシュユ(山茱萸)だと気づく。ところが西洋サンシュユなのか、ただのサンシュユなのか判別できない。道からはみ出すと足元にも小さな花が咲き始めていて、でもアップに堪える端正な花はなかなか探せない。検索してみると、ミチタネツケバナ(道種漬花)なのか、ただのタネツケバナなのかが分からない。小さい花をしゃがんで撮るのは、人目を気にして1、2枚しか撮らないので決め手の細部が写っていない。両方とも毎年同じように注目して記事にしてということを繰り返すうちに分かって来るだろうと期待する。先日、ナナホシテントウ(七星天道虫)を見つけ、昨日は蛾を今年初めて撮った。検索すると、FinlandDartMothと出て、クリックしたら英語の論...判別しにくい花と蛾

  • ミモザの満開がようやく

    ミモザが咲いているのを観ると、必ず2種類のうちのどちらだろう、と思う。別名ギンヨウアカシア(銀葉金合歓)は文字通りに葉が銀色であり、フサアカシア(房金合歓)の葉は緑だという。花は咲き方が密なのがギンヨウアカシアで、そうでないのがフサアカシアのようだ。ネット画像との比較から、私がバス通りで観たのはギンヨウアカシアに違いないが、葉の方は確かに銀色っぽいが緑っぽくもある。背後にぼんやり写っている丸い葉の木はポポラスというユーカリだ。両方ともオーストラリア原産だから、その家には、かの国への思い入れとか深い思い出があるのかも知れない。木幡小学校にハクモクレン(白木蓮)が咲きそうになっていたけれど、ヒヨドリ(鵯)の仕業と思われる齧り痕がいくつかあって茶色に変色していた。寒い間はイソヒヨドリ(磯鵯)が目立っていたが、急...ミモザの満開がようやく

  • 裏山歩き最短コース

    もしかしたら春分の日で休みだから、裏山を歩く人はいるかも知れないと思いながら出発した。ところで春分の日は、春の彼岸の中日ということで祭日なのだろうと思いつつ、祝日とどう違うのかと検索した。日曜以外の旗日は祝日法で決まっている国民の祝日だそうだ。それなら年末年始はどうなのか、元旦だけが祝日で、29、30、31、2、3日は休日に関する法律で休日で、法律上、祭日は無い。いきなり横道に逸れた、閑話休題、結果、山中では小鳥がたまに飛び回るばかりで、いつもと同じく誰とも会わなかった。タヌキの溜め糞がひと山と、土をほじくり返した痕ばかりが目立った。山道に積もった落ち葉の下に湧いたミミズをイノシシが鼻で地面を掘り探しては食っている証拠。湧いたといっても、何も無いところからは発生しないわけで、脚とか鼻先にミミズの卵がくっつ...裏山歩き最短コース

  • 冷たい春雨

    南岸低気圧は本州の太平洋側に大雪をもたらすのだそうで、冬に逆戻りの気候だった。宇治も雪予報だったけれど、ひたすら寒いばかりで雪は降らず冷たい春雨となった。最近の鉄道網も道路網も大げさな予防的措置を取るので、私も雪に備え、蘭の上に被せ物をしたり庇の下に避難させたりした。結局、氷点下までは気温が下がらなかったので、取越し苦労に終わった。雨マークも消えたので散歩がてら、水汲み(スーパーの無料ミネラルウォーターサービス)に行く。距離を稼ぐための遠回りをしつつキョロキョロしたけれど、わがテリトリー内に桜の開花は見られなかった。代わりに梅は各種それぞれ1分咲きから満開まで色々と揃っていた。数日前にも取り上げた枝垂れ梅が満開になっていたので、アングルと切り取りでまとめてみた。異様なくらい寒く感じたのと、昼飯時になりそう...冷たい春雨

  • 10k m1500歩の徘徊

    雨の心配なく晴れ上がったので、久々に裏山を歩いた。府道242号線のくねくねアスファルト道を長坂峠まで上がってから、ようやく尾根筋の山歩きが始まる。谷筋を流れる小川は日野岳から流れくだるわけではないのに、なぜか名は日野川。道に沿っている川に車からポイ捨てする不届き者が多いようでゴミだらけ。道に沿うのではなく、川が谷を作り、その谷川に沿って峠越えの道ができたはずで逆か。原付バイクまで捨ててあったが、これは事故だったのかもしれない。山歩きになってから、小鳥の巣が落ちていたのだが、メジロ(目白)か、シジュウカラ(四十雀)かヤマガラ(山雀)のものと思われる。再利用することがないのなら、葉のないこの時季にはどこにでも空きの巣が見られそうなものだけれど、そんなことはないので、結構リユースされている気がする。落下してしま...10km1500歩の徘徊

  • なんとなく変

    散歩エリアの中で1番大きな幹線道路の歩道を歩いていて、何となく変な景色を観た。川岸に大きな茶色の犬が、流れを背にしてお座りをしている様子。読み書きにメガネは要るけれど遠目は効く方なのだが、鉄道橋のコンクリート橋脚と比べると犬が大き過ぎる。それなら何だろうと土手を歩いて向かっていくと、犬の姿はだんだん崩れ、灌木に引っかかったゴモクの集合なのだと判明した。拍子抜けだったので、コンクリート護岸を斜めに少し降りて鉄道橋をくぐった。すると上りと下りの鉄道橋の隙間(撮り鉄ファンなら喜びそうな場所)に立つことができた。危険区域に入り込んだわけでも、柵を乗り越えたわけでもなく、変なスポットにすぽっとハマり込んだ具合。向かってくる電車は駅に近過ぎて撮りにくかったけれど、去っていく電車はまぁまぁの出来。エノキタケ(榎茸)は束...なんとなく変

  • 啓蟄から春分へ

    先日の晴れ間に道路脇のコンクリート部分上をせわしく動く赤い点を見つけた。動きを止めるのを見計らって撮ったのだが、確かめるまでもなくナナホシテントウ(七星天道虫、七星瓢虫)。今春初めて観た虫らしい虫だなと思いつつ、啓蟄の春、芸術の秋などと心でつぶやく。ちなみに、啓蟄は二十四節気の1つで3月初めから3月中旬頃のこととあるので特定の日ではなく、ある半月間であり、次は春分の半月間。サザンカ(山茶花)が盛大に花びらを散らすのも終わりかけで、次はオトメツバキ(乙女椿)と思われるつぼみが膨らみ始めていた。拡大して見ると、愛らしいと見えたのも何だか生々しい凝縮といった感じだ。アセビ(馬酔木)の花が、どうしてここまでと思うほどの混み方で咲いていた。ドウダンツツジ(灯台躑躅)だったかな、ネジキ(捩木)だったかな、などと見当違...啓蟄から春分へ

  • 大安の日に解体やら棟上げやら不稔性やら

    昨日は散歩を始めてすぐに解体現場に差し掛かった。解体現場というのは、建築現場とは違って、殺伐とした非情を漂わせている。とは言うものの、巨大な爪が屋根を引き剥がしたり無茶苦茶にするのを観ると、破壊衝動が満たされたりもする。その後しばらく歩いていたら、今度は木槌で材木を叩いている乾いた音が聞こえてクレーンも見えた。建て前棟上げをやっているのが見てとれて、別の場所でも同様の音が聞こえた。大安に違いないと思ってカレンダーを見ると、やはり大安で、一昨日のホワイトデーは仏滅だった。そんなこんなで歩いていたら、そこの町内で管理しているらしい花壇に水仙が咲いていた。ラッパの中を除いたら、雄蕊が3本だったので、これは3倍体だからだろうか、などと思った。水仙は種ではなく球根でしか増えないのは知っていたので確認してみると、種子...大安の日に解体やら棟上げやら不稔性やら

  • 海鼠腸(このわた)作って海鼠子(このこ)作らず

    寿司屋が調理している動画を観て海鼠腸は作ったのだが、他の記事と比べることをしなかったので、せっかく在ったのに卵巣を捨ててしまっていて、卵巣の塩辛である海鼠子を作らないでしまった。それで、結局のところ海鼠(なまこ)8個からできた腸だけの海鼠腸の量が画像の倍の2皿だけ。塩を振ってよく混ぜて、茶漉しに入れておいて、落ちた水分を捨ててはまたかき混ぜるのを5日ほどしてから日本酒を飲みながら食べてみた。三代珍味だとか言うのだが、微妙な香りと微妙な味は、なんと申しましょうか曰く言い難い代物であった。砂は完全に除去されていたけれど塩が足りなかったようで、でもいまさら足すわけにもいかず、ポン酢などを入れたら台無しになりそうでもあった。初めてのことでありしっかり味を記憶したので、次にどこかで食べる機会でも有れば、比較できるの...海鼠腸(このわた)作って海鼠子(このこ)作らず

  • 1人乗り超小型自動車

    月極駐車場に1人乗り超小型自動車が駐車してあった。後部には青色の見たことのないナンバープレートが付けてあったが、前部にはないということは免許証はいらないということなのかな。EVとあったからミニカーに見えるけれど、いわゆるシニアカーか・・な?こんな車だって、月極駐車場は一人前を払わなければならないだろうし、日常的に道路を走るのは肩身が狭いだろうと想像した。やがて、われら団塊世代が皆80歳代になった時には、この手の車がどこででもちょろちょろ走るようになるのか・・な?いつもの希望的観測で、われらの車椅子は空を飛ぶという未来は90歳代ででも実現するかどうか。最先端新製品は買えず、いつだって格安中古品を利用することになる私が、そのような未来を楽しむためには、何はともあれ長生きを目指すしかない。1人乗り超小型自動車

  • 国の役所へ金を払いに

    国の役所とLINE友達になり、その画面から予約をしたら、2日前には連絡が来るわ用意するものを箇条書きにしてあるわで親切この上ない。それなのに老眼鏡を持っていくのを忘れるわマイナカードのパスワードメモを忘れるわで出だしから散々。結局、用意していった数値と住所氏名などを、渡された用紙へ清書することになってしまった。スマホで全て済ますつもりだったのにだが、それはまた来年ということに。指示通りにやっていったら、用意していった金額よりかなり安い数値で決定し、それを直ちに国庫に収め、胸のつかえが降りた。時間にゆとりがあったので、役所に向かう途中の用水路橋上で川を撮った。山科川ならこれほど近寄ることはできないのだけれど、こちらのアオサギ(青鷺)は後ろ姿から見返り美人風にこちらを見上げ、その後も逃げようとしない。コンクリ...国の役所へ金を払いに

  • 遅い春

    今年は何はともあれ春が遅いということを、一年前のブログ記事が毎日メールで知らされるのを見て、実感する。それでもようやく散歩コースにある枝垂れ梅が5分咲きといったところ。姿を見たら、いつだってやかましいヒヨドリ(鵯)が、なぜか独り黄昏れていた。国際婦人デーは終わったのに、まだ開き切らないこちらのミモザ。横にあるジンチョウゲ(沈丁花)もまだ蕾で、香りを漂わせてくれるのは、まだ先のようだ。小さくても一級河川の細い川の縁に、ようやくヒョロヒョロと菜の花が咲き出した。一面に黄色となるのは、もう少し後のことだが、川の中は緑滴るアオミドロ(青味泥、水綿)でいっぱいだ。遅い春

  • サザエ(栄螺)のカンカン焼きをストーブで

    サザエやカキ(牡蠣)を一斗缶の寸足らずのカンカンで焼く調理法があるそうで、試してみることにした。雑多なものを入れていた缶を流用し、石油ストーブに乗せてやる。サザエと言えば必ずトゲトゲがあるものという認識なのだが、送られてきたものには、それがない。したがって少し安定が悪かったりするけれど、寄せ合わせて口の水平を保つようにした。酒と醤油を垂らしてブツブツと沸騰するのを待つだけだが意外に長くかかり、晩飯を食べ終わってからデザートのような感じになってしまった。ところが、なかなかに蓋が外れなくて、思いがけない技較べ余興タイムになる。いざ抜き取って食べてみると、こんなにも大きな身の詰まったサザエは食べたことがないという代物。蓋に付いた筋肉はいつまでも美味しい汁の尽きないガムのようであった。それを食後のデザートに2つも...サザエ(栄螺)のカンカン焼きをストーブで

  • ナマコ(海鼠)を調理する

    漁業を営む親類からナマコその他の海産物プレゼントが送られてきた。ナマコは今までに数回、酢の物ほんの少々の小鉢入りを食べたことがあるだけのもの。ただ、中華洋食両方提供するレストランの厨房でアルバイトをしたことがあり、その時に大量のナマコを見たことがある。水を張った大鍋に浸してあったのだが、干しナマコを戻している途中だったのだと思われる。クール便でやって来たので、とりあえずYouTubeから捌き方を学ぶ。尻と口を切り落としてから、腹を裂き内臓を取り除く。プラザルに入れて塩をかなり掛け、3分ほどザルの中で踊らせて篩(ふる)うようにということでやってみた。すると、表面からドロドロヌルヌルが分離して体は半分くらいに縮んだ。それをまたタワシでこすりヌルヌルを洗い落とすようにしたら下処理完了。ナマコは相当硬いのではない...ナマコ(海鼠)を調理する

  • 昨日の山科川で観た鳥たち

    家電量販店の裏口を出ると山科川の左岸に出るのだが、10羽ほどのツバメが上空を飛び回っていた。いくらなんでも燕尾服仕立ての燕ではないだろうと目を凝らすと、やはり撥(ばち)状尾羽なのでイワツバメ(岩燕)に違いない。右岸に回って遊歩道からは洲にカワウとカモ2種類が日向ぼっこをしていたのが見えた。カワウ(川鵜)の羽干し姿は正面から観ないと様にならないのに、太陽に向いているのでうまく撮れなかった。カワセミ(翡翠)はしばしば観られるようになっていたのだが、昨日は水面上1mほどの低空で鴨に追いかけられているのがいたり、2羽でいたり、獲った小魚を護岸コンクリートに打ち付けるシーンまでも観られりで、滅多にないことだった。決定的シーンを撮るのはスマホでは無理だが、すぐ上から見下ろす位置に飛んできたので、しばらく遊歩道の手摺り...昨日の山科川で観た鳥たち

  • 頬は〇〇ずら?〇〇?

    日野氏ゆかりの日野〇〇町が多くある中に日野田頬町があり、タホホだろうかなどと考えていた。そうしたら振り仮名付きの看板があり、『ひのたずら町』と分かった。『たづら町』ではないかと思ったものの、郵便局が作ったものなのだから、それはそれで良いのかと考えた。ところが、頬の付かない町を1箇所挟んで日野西川頬という地名があり、公園には『にしかわづらこうえん』と振り仮名が付いていた。どちらかがうっかりミスを見逃してしまったものだとしたら、教育的配慮が欠けているというものだけれど、今はどちらでも間違いではないのかな?というようなことより、頬をツラと読むことを知らなかったので面白かった次第。つらをひっぱたくという言い方は、頬を張ることなのだと良く解った。地図を観てみると、日野にはもう一つ、日野北川頬という地名もある。そこは...頬は〇〇ずら?〇〇?

  • ピーチク広場に猫と秘密基地など

    散歩途中に寄るいつもの高台の公園で『小鳥さえずるピーチク広場』という木札が下がっているのに初めて気づいた。鳥居のある神仏習合のお寺の裏手だけれど、境内ではなくて市の管轄公園なのでユルい良さがある。飼い猫とは思いにくい猫が低い構えで、じっとこちらを覗っていた。気づいた時は、今にもこちらに飛びかかって来そうな低姿勢だったのだが、逃げに転じる格好でもあったはず。スマホを取り出そうともたもたしているうちに、こちらを見切ったのか、緊張を解いてうずくまるだけの姿勢になったのは残念。先日、クヌギ(櫟)の根株に秘密基地を作っていた小学生のことを書いた。その木はクヌギではなく、コナラ(小楢)だったのだが、次の日には対抗勢力の仕業かばらばらに壊されていた。そうして昨日は、別の場所に作りかけの秘密基地があったが、新学期が始まる...ピーチク広場に猫と秘密基地など

  • サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)

    近所の公園で、いつものようにサザンカが盛大に花びらを散らせている。去年も同じ光景を撮って記事を上げているのだが、いつもはもう少し早いはずで、今年は春が遅い。散歩コースで賑やかなツバキがフェンスから歩道にせり出しているのを撮った。斑(ふ)入りと言うより、単純に斑(まだら)と言った方が分かりやすくて、葉っぱまで斑になっている。付け根を残して花は落ちて、茶色の花殻が残っているのは見た目が悪い。付いている花も落ちている花もセルロイド製品の模様のようで懐かしさを感じた。持ち主が花殻を片付けていたら、好印象の品評をするところだけれど、残念。サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)

  • ゆうちょ銀行のATMでトラブル

    ゆうちょ銀行から、ある会の年会費を送金しようとして不具合が起きた。土曜日の16時過ぎだったのだが、キャッシュカードでも通帳でも受け付けてくれない。『カードの時期データが弱くなっている可能性・・』とかで、磁気データ修復を指示通りに試しても結果は同じ。『70歳以上の方は貯金窓口でのお手続きを・・』などともモニターに示された。局内の職員に申し出たら、年齢でチェックされたのではないかなどと言い、16時を過ぎているので、月曜日にハンコと身分証明書を持参して来てくれないかとのこと。散歩ついでに少し遠い場所の、あまりはやらない小さな局に入ったのだが、それがまずかったか。仕方がないので、月曜日の昼間に今度は通帳を作った局に用意万端揃えて行った。ATMで土曜日と同じことをやったが同じ結果だったので、カウンター窓口に申し出た...ゆうちょ銀行のATMでトラブル

  • 前輪2輪&後輪2輪

    偶然ここ数日間で、スクーターと言ったら良いのかバイクと言ったら良いのか、前輪2輪と後輪2輪の2種類の3輪車を見た。私は原付バイクも、自動二輪車も、もうそんな歳ではないという頃になってから、昔乗れなかった恨みを晴らすようにして乗りまわした。原付免許は車の免許を持っていたので必要なかったけれど、自動二輪は30代も半ばになってから高校生に混じって中型2輪免許を自動車学校で取得した。そんなこともあって、こんなバイク(?)を見ると乗ってみたくなる。コーナリングは安定しているのだろうかとか、ブレーキが効きやすいのだろうかなどと考えて試乗したくなる。もう自転車だって乗り回すのは怖い気がして、あまり乗らないのに。今は歩くことに専念して毎日1万歩を達成しているけれど、3輪車も良いなと思ったりする。シニアカーに乗るようなこと...前輪2輪&後輪2輪

  • 色々な紅梅

    桃の節句に桃の花を出してみようと、山間に植えられている桃らしき木を観に行ってきた。先日までつぼみがいっぱいだったから、もう良い塩梅に咲いているだろうと踏んでのこと。そうしたら、何だか変だなと毎年調べることになる梅と桜と桃の花の違いを見てみたら、花びらが尖っていないし軸もないので明らかに梅だった。住宅地に戻って歩いていたら、低い木に桜の花のようにびっしりと咲いた梅があった。先のものより薄くて桃色だが梅に間違いなく、急な温かい陽気に蜜蜂が数匹花から花へと飛び移っていた。次にいつもの散歩コースの、ある事業所横の梅の花を撮ったのだが、つぼみを見る限り紅梅だが、開いた花は白梅かな、と迷う。検索中に、白梅と紅梅は花の色ではなくて、幹の断面が白っぽいか赤っぽいかで白梅紅梅という、との説明があったけれど本当だろうか。白い...色々な紅梅

  • 梅もようやく咲き始めた

    昨年よりも随分ウメの開花が遅いのは、毎日送られてくる1年前の記事メールで分かっていた。虫媒花だが鳥媒花でもあるというのは、メジロが蜜を吸うのを観るので承知している。雌蕊は埋もれて見えないけれど1本だけなのに対し、雄蕊は40〜50本もあって大事なものを守っているように見える。この白梅は蕾ばかりの時にも記事に書いたのだが、観賞用で実は採れないのかもしれない。田舎で梅ができたので採って欲しいなどと頼まれるようになったけれど、その梅の木が花を付けている時を知らない。そうして、散歩中によその庭に咲いているのを楽しませてもらっている梅の木に実がなっているのを実感として観た記憶がない。桜の木は咲いている時しか桜と分からない、と言った人がいたが、私も同じようなものだ。梅もようやく咲き始めた

  • オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は春の使者

    この花が咲いているのを見つけると、もうすぐ春がやってくると実感する。地べたに小さな青を見つけて春を感じる。ところで名前の由来となった実の姿を、これがそうかとまじまじと観たことがない。検索画像で見ると、なるほどと思うけれど、雌蕊は1本しかないのに双子のような実になるということか。雄蕊はしっかりした姿で内向きに曲がっているのが2本見られる。虫媒花でありながら虫の手助けはなくても、その雄蕊で自家受粉ができるそうだ。明治時代に帰化したにすぎないのに、どこででも見られる繁殖をしたのは、そういう事情にも依るとのこと。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は春の使者

  • 軽業師

    モミジ(紅葉)の残っている枯葉が大車輪をやっている軽業師の姿に見えた。何か面白いものでもないかときょろきょろしていたわけではないのに、何となくこんなものが目に止まり、人に見えたりするのは陽気のせいか。住宅地を散歩中に、道へとせり出した頭上の枝は邪魔になるほど低いわけでもなかった。人の気配も何の音も無かったので、撮って当たり前の被写体とはかけ離れていたけれど、不審者と思われないよう、素早く撮った。いつもは子どもたちが遊んでいることの多い公園がひっそりしていたので、ペンキ塗りたての遊具を撮った。これで立木に若葉が萌えだしたら、なかなかのコントラストとなりそうだ。軽業師

  • 遠目にバードウォッチング

    昨日は晴天のもとホームセンターへの行き帰りを1番楽なコースで攻めてみた。回り道をしなかったら発見というようなことがほとんどなくて、山科川の土手遊歩道を通っているときにたくさんの鳥たちを観ただけ。マガモ(真鴨)、カルガモ(軽鴨)、ヒドリガモ(緋鳥鴨)、コガモ(小鴨)、キンクロハジロ(金黒羽白)の鴨たち。それに、カワウ(川鵜)、ムクドリ(椋鳥)、セキレイ(背黒鶺鴒か白鶺鴒)など。行き帰り途中ではイソヒヨドリ(磯鵯)は観たけれど、スズメ(雀)、カラス(鴉)、ドバト(土鳩)、ヒヨドリ(鵯)、などの馴染みが目に入らなかった。見とれたのは、潜水を繰り返すキンクロハジロとやたらに水を蹴散らして水浴びをするヒドリガモ。同じ道を往復するのではなく楽な最短行き帰りを目指すと、ホームセンター往復は6kmちょうどで、歩数は1万歩...遠目にバードウォッチング

  • キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)とボケボケ画像

    カワニナ(川螺)が生息していてホタル(蛍)が発生するという小川の川縁に自生していた黄色い花を撮った。スマホが速攻断定的にキクザキリュウキンカと教えてくれたが、春を告げる花なのだろうか。世界中で栽培されていて、しかも野生化しているらしいが、そこらじゅうを覆うというほどではなさそうだ。たぶんモモ(桃)の花と思われるのがもうすぐ咲きそうで、構えたのにうまく撮れなかった。それなら、思い切りぼけぼけぶれぶれの方が雰囲気を現すかもしれないと考えた。ついでに夜の散歩中に偶然にシャッターを押してしまったのと、意図して撮ろうとしたボケ画像。キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)とボケボケ画像

  • 朝昼晩常に寒い

    昨日は朝ドラが始まる直前に起き出して外を見たけれど、雪は風花が認められる程度だった。ところがしばらくして関西でも雪という予報通りに宇治でも降り始め、散歩を強行する気にはなれなかった。車のボンネットや植木には積もるもののアスファルトに積もることはできない雪質で、降ったり止んだり寒かったりの1日。比叡山と愛宕山が雪を被っているのを撮りたいと思って正午直前に散歩に出たのだが、両方とも雲や霧に隠れて見えず、団地からでも見える近場の山を撮った。スーパーで無料のミネラルウォーターを調達しただけで帰り、昼からはぐずぐずしているうちに夕飯になり、1日の目標歩数には大きく足りないので、夜中に追加で歩いた。近所から見える京都市の南西方向の夜景を撮ったら、なかなかシャッターが下りなくてブレた。どこに出かけるにしても上り下りしな...朝昼晩常に寒い

  • 野良猫なのか飼い猫なのか

    いつもの散歩コースの山裾の同じ場所で黒猫を時々見ることがある。撮ろうとしても笹藪の中に逃げ込み、スマホを構えても、藪の向こうからこちらを窺う目が分かる程度にしか写らない。残念な気分を少し引きずっていたのだが、別の散歩コースで全く同じに見える黒猫が金網フェンス越しの20mほど先にいた。スマホを取り出し中に別の奴も来て、挨拶中の様子は撮れないでしまったけれど、金網越しにそれぞれを撮った。野良猫なのか飼い猫なのか、こちらを見切っているというのか、みくびっているというのか堂々としている。茶系は調べてみると、クラシックタビーあるいはマーブルタビーという日本では珍しい柄らしい。この2匹を観たのは昨日の午前なのだが、午後に水汲み(スーパーでの無料飲料水サーバーから)から帰ったら、ウチの坪庭から猫が飛び出した。あの逃げ方...野良猫なのか飼い猫なのか

  • 孫仕舞い

    不燃ゴミの日に、チャイルドシートとゆりかごが出されていた。ベニヤ板を荷台に立ててモノを多く積めるようにした小型トラックが、この日は住宅内を走り回る。市の回収前に目ぼしいものや金属製品を持ち帰る人たちがいるのだ。不燃ゴミは資源ゴミとしての位置付けではなくて咎める者もいないし、市の指導注意もないのは、ゴミの削減効果があるウィンウィンだからか。それはともかく、まだ使えそうな二つの製品が市の回収で破壊圧縮されるのは忍びない。これを処分するということは、もう孫がチャイルド・シートを必要としなくなり、新たに生まれる見込みもなく、親戚縁者知り合いに貰い手もないということだ。フリーマーケットとか、ネットオークションに出すより手軽に断捨離となったに違いない。孫仕舞いなどという言葉はないのだろうけれど、物は物として捨ててしま...孫仕舞い

  • ホタルを育てています

    谷筋から流れてくる小川は、下流に住宅地が広がっているので深くえぐられている。堰が多いので魚はいないようだが、カワニナはかなり繁殖しているのが見てとれる。「ホタルを育てています」とあるのは、ホタルの幼虫が喰うカワニナの育つ環境を保ちましょう、ということか。「持ち帰らないで下さい」とまで書いてあって、私有地のような印象を持つ。水質は良さそうなのだが、投げ捨てられた生活ゴミはそこここに見られるので、清掃はしていないようだ。こんなV字型護岸の川でもカワニナさえ繁殖していたら、ホタルは生育するものなのか。ホタルの飛ぶ川は、ゴミのない川であって欲しいと思う。竹林に舞う蛍が観られたら、竹取物語も連想できるというもの。飛ぶ時期には、私は田舎での長期滞在となる予定で、つくづく残念。看板のあるところから30mほど下った場所か...ホタルを育てています

  • 手作り青海苔

    九州にいる古い友人から手作り青海苔が送られてきた。ずっと前にも送ってもらったことがあり、その時に青海苔というものを初めて口にした。胴付き長靴を身につけて冷たいこの時期に川に入り、底に付着しているのを採り天日干ししたもの。近年はほとんで採れなくなっていたそうだが、なぜか今年は豊漁(豊作?)なのだという。四万十川のものは全国的に有名らしいのだが山国川のものは、彼の手作り宣伝文によれば・・・『福岡県と大分県の県境を流れる山国川の河口付近汽水域で真冬にだけ採れる青海苔は、あの四万十川の青海苔に劣るとも勝らない美味しさだという噂もちらほら・・・』「勝るとも劣らない」としないところが、彼の彼の地の素人手作り非売品たる矜持。『青海苔をひとつまみ小皿に出して醤油をちょい差しし、あったかご飯にのっけると青海苔の香りで自然の...手作り青海苔

  • お地蔵さんと秘密基地

    通ったことのない道に入ったら、小さいけれどしっかりした祠があり、お地蔵さんの皿に賽銭も幾らか入っていた。田舎の稲荷様に賽銭がかなり集まり、母にことづかって伏見稲荷大社に持って行ったことがある。そうしたら、領収証を書いてくれて、米粒入りの紙小袋を証にくれた。お地蔵さんに集まった賽銭は、近所にある六地蔵の名で通っている大善寺に納めたりするのだろうか。それとも、町内会の会計役員が、先々の祠の営繕用に積み立てて管理するのかな。いつも行く高台の公園に、クヌギ(椚)の大木があり、斜面だからか根方がえぐれている。そこに小学生のカバンが幾つか置いてあり、枯れ枝が立てかけてあった。秘密基地作りなんぞをやる純粋希少種がまだ存在していたか・・。近くの切り株で休んでいたら、子供らがやってきて、公園内で拾い集めてきた木の枝を組み合...お地蔵さんと秘密基地

  • 都会的アングル

    二つの大きなビルディングを分ける幹線道路があり、屋根付き渡り廊下がある。道路は京都の外環状線で、市道や府道が重なっており、わずかに宇治市の最北端突起部分も通っている。宇治市の六地蔵地区から東北東に進むと、右に平和堂醍醐店、左にパセオ・ダイゴロウという複合施設があり、その渡り廊下から山科方面を向いて撮った。用を済ませ、帰りは先日行って感動を覚えたコメダに入り、シロノワールとブレンドコーヒーのセットを味わう。シロノワールはシェアするのに良いサイズとあるのを1人で食べたらなかなかのボリュームで満足した。自宅から歩いて往復12,000歩、7.5kmあまり。都会的アングル

  • まだまだと思っているうちに春はそこまで

    また急に寒くなって、最強最長寒波という予報があった。わが故郷十日町の雪祭りが15、16日と行われ、これが済むと雪はあまり降らない、とか、降るのも雪祭りまでとか言うらしいのだが・・。昨日時点の十日町市5ヶ所の指定観測所での平均積雪深は235.4cm。市内に住む同級生からの情報では、今朝の中越地方平地で30cmの積雪予報とのこと。冷たい風が吹いて風花もわずかに舞う中を散歩したら、ある事業所の前栽のうちの紅白それぞれの梅が綻びそうになっていた。まだまだと思っているうちに春はそこまでやってきているようだ。まだまだと思っているうちに春はそこまで

  • 斜に構えた鳥居の神社

    行き止まりの鉄道支線を盲腸線と言うのだと教えてくれて、そればかりを乗りに行き、エッセイを編んで自費出版までした人が近所にいる。私の、歩いて近所を徘徊する日常は、だんだんとどこに通じているかという道路網を知ることから、突き当たり道路の詮索にも発展しそうだ。一昨日のことなのだが、突き当たりになるに違いない道に入り込んだら鳥居があった。鳥居を製作して、立てる段になったら斜めにするしかなかった、という格好だけれど階段を上がって左に神社があるので、正しい立ち方なのかもしれない。諸般の事情で参道が斜行せざるを得なかったということか。立位稲荷神社というのだが、立位とはなんだろう。五穀豊穣の神が立っているということなのだろうか、立位という地名なのだろうか。NHK大河ドラマの『べらぼう』でナレーションを受け持つ狐がこの神社...斜に構えた鳥居の神社

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