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2014/09/26

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  • 暑さ対策

    わが家には茶の間に1台だけエアコンはあるのだが、10年ほど運転をしていなくて、生きているのかどうか分からない。古い家なので天井が高めなのと、風の通りが良いので、茶の間の温度計は今夏も最高で31℃までだった。我慢せずエアコンを利用するようにという熱中症アラームが市の広報をはじめとして、ニュースで繰り返される。そこで私の熱中症対策が、凍らせたペットボトルの水活用。業務用の安価な冷凍庫を持っているので、2本ずつ使って6本あれば不足はない。ステンレスの保温保冷カップにキャップを外したペットボトルを逆さまに突っ込んでおくと、とても具合が良い。中の氷が完全に溶けるまで、冷たい水をいつでも飲める。引き抜く時にこぼさないように素早くやらないといけない、というスリルも楽しい。2本のペットボトル氷だけで、体感1度くらいは下が...暑さ対策

  • ヒマワリ(向日葵)とキアゲハ(黄揚羽)

    大きく育ったヒマワリが、うなだれているのを見上げて撮った。私の背丈を越えているので、無理な姿勢をとる必要もなく、普通に真下から。花殻がぼろぼろと落ちるようになったら切り落として、ぶら下げて乾かし種を採る。翅の破れたキアゲハが野菊に止まって、吸蜜中か休憩中か、ぱたぱたもせず半開きで静止した。小雨が降っていたので開かないでいるのかどうか、後ろからゆっくり近づいたら、ほとんど触れるほどの接写ができた。横に回れば飛び立たれるに決まっているので、数枚撮っただけのそのままに離れた。タイトルを『現実』とでもしたら良いかと思ったけれど、現実は現実のままに・・・。ヒマワリ(向日葵)とキアゲハ(黄揚羽)

  • ツマグロスケバ(褄黒透翅)のこと

    ウド(独活)の育ち切った大木状態の幹にツマグロスケバが逆さまに止まっていたのを見つけてスマホを向けた。接近して何枚も撮ったが、1枚だけ焦点が合った。針状口吻を突き刺して食餌中と分かるほどの接写なのに、逃げる素振りは示さなかった。縞模様の目は、カメレオンにこんな目を持つものがいたような気がする。褄黒と言えば、蝶にツマグロキチョウ、ツマグロシロチョウ、ツマグロヒョウモンなどがあり、ヨコバイ(横這)のツマグロオオヨコバイも思い浮かぶ。透翅となれば、翅が羽だけれど、スケバハゴロモが一番に思い浮かぶ。セミのほとんどは翅が透けているので、わざわざ透翅とは名に付けない。それなのに、この地味な虫が、ツマグロの一番手、透翅の代表のような命名は腑に落ちない。逆さまにはなっているが、頭部の頑丈さと上向き姿勢は針状口吻を突き刺す...ツマグロスケバ(褄黒透翅)のこと

  • キツネのカミソリ(狐の剃刀)のことなど

    キツネノカミソリがいつもより早く咲き始めた。拙ブログのブログ内検索をしてみると、8回も取り上げていて、この花はかなり気に入っている格好だ。ファンタスティックで印象的な命名はインパクトがあり、自分なりのイメージとの違いや一致を楽しめるからだろう。今回は、狐がリラックスしている姿を思い浮かべた、ということは私自身もそのようであるのだろう。葉はないはずなのに、見えているのはヤブカンゾウ(藪萱草)の葉で、もう花は終わって董だけ。その後ろに名残のナツズイセン(夏水仙)が写るよう、しゃがんで撮ってみた。1、2枚目画像は一昨日で最後の画像は今朝撮ったのだが、一雨降って満開になった。キツネのカミソリ(狐の剃刀)のことなど

  • 竹樋を取り付ける

    180m+αの水管ホースを沢の上の溜池から引くのはなんとか私一人でやり、それを土中に埋めるのはいつもの助っ人友人が一人でやってくれた。最後の締めくくりの小池に落としているホースの水を体裁良く整える作業が残っていた。イメージはできていたので、昨日は水管にはめ込める1ランク下のサイズとその下のサイズとフレキシブル・ホースを望遠鏡のような仕組みにシリコンで繋いだ。画像を撮らないでしまったけれど、うまく繋げることができて、最終出口のフレキシブル・ホースを地上20数cmほど曲げ上げて竹樋に通すつもり。水を最大限に放出したら溜池の水量の減少が著しいので、途中のコックを絞りバランスをとっている。その水量に見合った竹を設えたいと思い、細めのものを用意して、鉄筋を使って節を抜いた。そうしてホースを入れたら途中でどうしても詰...竹樋を取り付ける

  • キタキチョウ(北黄蝶)のことなど

    揚羽の仲間にキアゲハ(黄揚羽)がいるけれど、黄色の蝶として目立つのは、キタキチョウとツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)とモンキチョウ(紋黄蝶)の3種類がいる。翅の表の褄黒が透けて見えているのでツマグロキチョウと言いたくなるけれど、他の特徴から画像の蝶はキタキチョウだ。当地でいつも堆肥にやってくるのはキタキチョウで、アンモニアとかミネラルが必要な蝶なのだろう。NHK大河ドラマの『麒麟が来る』で、制作前に問題が発覚して降板となった女優の代役をつとめた川口春奈が好演した信長の正室は『きちょう』。イメージとして、黄蝶と思い込んでいたのに調べたら『帰蝶』なのだった。黄色い団扇をひらひらさせて踊る、素晴らしい阿波踊りの連があるのを、最近動画で観た。思いつくまま連想ゲーム的に羅列してみた。3枚目の画像は、ニホンアカガエル(日...キタキチョウ(北黄蝶)のことなど

  • 調べても分からない蛾など

    里芋の脇芽欠きをしていたら、飛んできて葉の裏に隠れた蛾がいた。隠れたら安心といった態で、下からのぞいてスマホを近づけても反応しない。スケバハゴロモ(透羽羽衣)のように透けているのかと思ったら、葉の緑と同色なだけで透けてはいないようだ。これだけ網目模様がはっきりしているのだから、昆虫エクスプローラーやその他で簡単に見つけられると思ったのに果たしていない。昨日は久々にシュレーゲル青蛙を見つけた。相変わらず、のっそりしていて逃げるということがない。もしかして速筋が無いのかも知れないと思ってしまいそうだ。調べても分からない蛾など

  • 変異は往々にして

    もう10年ほど種を採った同じアサガオ(朝顔)を繋げ育ててきたが、最近は支柱の竹とネットを冬仕舞う時に枯れた蔓のままくるくる巻いて保管する。そうして春になって、また設置をしたら、付いたままの花殻を揉んで種を落とすというやり方で十分だと分かり、ものぐさ手法が身に付いた。今年は色の抜けた赤紫が咲いて、数日後にまた一つ同じ色の花が咲き、今まで3個咲いた。となると、突然変異を起こした種からの花が色抜け花となるのだろうと見当を付けた。以前、縞模様のヒルガオ(昼顔)が咲いて、印を付けておいて種を採ったら良いと教わった。ところが、うっかり秋に種を採りそこね、そこに石を積んだりもしたものだから消滅して残念なことをした。今回は、ちゃんと食パンに付いてくるプラスチック・クリップを目印に付けて、秋にネットを支柱に巻き取る時には種...変異は往々にして

  • ミズカマキリ(水蟷螂)のことなど

    ビオトープからの排水路にミズカマキリがいた。旱魃気味の天候から、水利組合からの供給水の勢が弱くなっていて、仕方ないのでポリバケツに汲み、里芋の畝間に水をぶちまけていた時のこと。バケツに入ってしまったので、少し観察してからビオトープに放してやった。メダカを餌にしてしまうだろうし、躊躇いはあったけれど、自然のままと思った次第。よく観ると本当にカマキリに似ていて、カマキリから派生したに違いないと思われる。それなのに、カマキリ目カマキリ科のカマキリに対して、カメムシ目タイコウチ科だった。これは奇妙な一致なのではなくて、不合理な不一致だと思った。飛ぶことだってできるというから、カマキリから派生したに違いないと、研究者ではないけれど、確信した。2枚目画像は、過日のシンクに落ちてしまっていたコカマキリを比較のために載せ...ミズカマキリ(水蟷螂)のことなど

  • ウスグモスズ(薄雲鈴)がテーブルに

    1cmもない体長だが、触角は倍ほどあるコオロギ(蟋蟀)の仲間と思われる虫がテーブルにいた。どこからやってきたのか、などと不思議がることもない隙間だらけの家なのだが、それはとにかく、まじまじと見るのは初めてのやつ。スマホを近づけても逃げないので3枚撮り、またどこかから外に出ていくのだろうから、そのまま放置する。スマホの『調べる』はカマドコオロギ(竈蟋蟀)なんて嘘をつくので、ちゃんと検索してみる。すると、ウスグモスズとはっきり断定できるほど、全く同じ姿の画像が出ていてウスグモスズの♂と分かった。鳴かないようだし、悪さもしないし、目立つほどの魅力があるわけでもないけれど、同類だな、というシンパシーも感じない。名前の由来は源氏物語云々の記述もあったが、はっきりとは分からなかった。でも、宝塚の生徒は自分で名を付ける...ウスグモスズ(薄雲鈴)がテーブルに

  • 抜歯後の禁止事項

    今日1日は、お酒を飲まないでくださいね、それに、うがいもダメなので歯も磨かないで、お風呂も入らないでくださいね・・と言われた。最近は夕飯を作るのに台所で発泡酒かビールを飲みながら、じゃないと気合が入らないことが多くて飲酒が習慣になりそうだった。とは言え350ml1缶でも持て余す程度なので断酒は全く苦にならないし、うがいをするなと言われればやらないし、風呂だって入らなくたっていい。でも風呂がダメなら、汗をかく作業はできないということで、午後からは外に出ないようにした。理由を聞かされなかったので調べてみると、禁止事項は抜歯時の止血を保つという意味があるらしくて、風呂がいけないのは水圧が掛かることでも血行促進がなされるからなのだった。O.K.血の巡りが悪いのは生まれつきだ、ことさら怠惰に過ごして養生すべしと、少...抜歯後の禁止事項

  • ヒヨドリバナ(鵯花)のことなど

    今までによく見てきたはずなのに、名を知らないままにきたものは沢山あり、これもその一つ。いつものようにスマホで画像を撮り、フォルダーを見て『調べる』をタップすると、ヒヨドリバナ属と出てきた。『同じタイプのWebイメージ』で探すと、フジバカマ(藤袴)も出ていて、フジバカマもキク科ヒヨドリバナ属。フジバカマは色がついていたはずと調べてみれば、赤花の他に白色フジバカマというのもある。決定的なのは葉の違いで、これは対生の葉だから、ヒヨドリバナ(あるいは鵯草)と分かった。ヒヨドリバナ属は渡りをする蝶のアサギマダラ(浅葱斑)の雄がやってくるそうで、花から飛び出た白い糸は雌蕊なのだとか。溜池の水位を見に行き、ついでに近くに咲いていたのを撮っただけなので、先々覚えていたら種などにも注意を払いたい。ヤーコン(薬根)の葉にいた...ヒヨドリバナ(鵯花)のことなど

  • 万事窮したコカマキリ(小蟷螂)

    流しの水槽に落ち込んで万事窮したコカマキリがいた。カマキリは翅があるので飛べるのに、飛ぶには不恰好で垂直に飛び上がれない。委細構わず手を洗ったりしたけれど、火事場の馬鹿力のような思いがけない瞬発力も発揮できないようだ。スマホを近づけても「なんだなんだ、やるのか!?」という強気な態度。いくら時間が経っても、このままだろうと思われるので、首根っこを掴んで外へ投げてやる。万事窮したコカマキリ(小蟷螂)

  • らっぱ(喇叭)型の花二つ

    草刈り中に危うく薙ぎ払いそうになったのが、ギボウシ(擬宝珠)の花。本当にギボウシで良いのか、確認してみた。白と緑の模様がある葉の園芸種はスジギボウシ(筋擬宝珠)で、山菜のウルイはオオギボウシ(大擬宝珠)だったから、うちのはただのギボウシで正解。他にコバギボウシ(小葉擬宝珠)というのに似ていたけれど、葉っぱが全く違うので却下。初夏に咲くとあるが、当地は関東方面とは違い、今までの最高気温が30°〜32°くらいだから、初夏の気候という事になりそうだ。ナツズイセン(夏水仙)が雑草だらけの花壇の中からにょっきり董立ちして咲いていた。これは先駆けの一本で、今後はいつもの場所でにょきにょき生えて咲く。これが咲くと夏真っ盛りという気になるけれど、もう立秋も過ぎて残暑お見舞いの時期だ。よく観ると蕊にハエトリグモ(蠅捕蜘蛛)...らっぱ(喇叭)型の花二つ

  • 小さな花二つ

    お盆だからと見回りを怠り、やるべき作業はいくらでもあるのにほとんどやらずに過ごした。ゴーヤの実は黄色くなって落ちてい流のもあり、オクラは巨大な槍先のようになり、キュウリは別物に育っていた。そんななかで、ヤーコンの小さな花が咲き始めていたのを見つけた。極小矮性のヒマワリ(向日葵)のようで、指先ほどしかないけれど、緑一色の中に存在感はある。玄関脇のコンクリートの隙間から生えたゲンノショウコ(元の証拠)に花が咲いていたのに気づいた。昨年は赤紫の花を付けたような気がするけれど、年によって花色が変わるのかな。花びらにはシミができ、雄蕊がすでに落ちているのだから花の役目は終わっている。それでも梅花仕様の端正な花は様子が良い。小さな花二つ

  • 大きくはないオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)など

    シオカラトンボを観ていたら、すぐ近くにオオシオカラトンボもやってきて草に止まった。大きさとしてはシオカラトンボと変わらず、全体的にコントラストを際立たせたという雰囲気。目は濃い茶色のほぼ黒なので、シオカラトンボの緑青色の目と比べたら、サングラスを掛けているようだ。大きさではなく、色合いの濃さ、はっきりとした雰囲気だけでオオ(大)が付いたような印象。捕まえて比較検討したい気もするけれど、それだけのために子供用の小さな捕虫網を振り回すのもナンだなぁという気もして、じっくり観察は先の話だ。トンボを続けているので、オニヤンマの横顔のアップも紹介しておきたい。大きくはないオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)など

  • シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)とオニヤンマ(鬼蜻蜓)

    昨日は、たぶんこちら十日町では今夏1番に暑かった日で、具体的な数値は確認しなかったけれど、外気を熱いと感じた。仕事は何もしないことに決めていたのだが、引きこもっていられずに、ついつい溜池の水位を見に行ってきた。一昨日との差はマイナス2センチだったから、雨の降らないこのところの天気を考えれば良い線だ。肝心の引き込み先の池の水位も基準を設けて測らなければいけないのだが、こちらも2センチか、それ以上減っていて少しまずい。行きは気が急いて沢を登ったけれど、帰りは車も通れる農道をぶらぶらと帰ってきた。道には10m置きくらいにシオカラトンボがいて、飛び立っては私をやり過ごしてまた降り立つ。トンボに警戒されない動き方というのは、種類によらず、ほぼ同じようで、はやる気持ちを現さなければ近づけるようだ。何もしない事にしたゆ...シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)とオニヤンマ(鬼蜻蜓)

  • トンボグサに赤くない赤トンボ

    秋風に乗って、翅をほとんど動かさず、空いっぱいの赤トンボが漂う様子は、背負われて見たわけではないけれど、ある一瞬を場所までも限定してはっきり覚えている。今は夏真っ盛りなので、その時季ではないけれど、いつも竹藪の日陰に必ずいるのがこれ。アキアカネ(秋茜)は暑い夏には涼しい高山に移動し、涼しくなると降りてくるというのだが、ナツアカネ(夏茜)は移動しないタイプ。検索して記述をみると、個体それぞれの個性というより、羽化してから赤くなっていくのだそうで、雌雄の差もあり、雄の方が赤いとか。かなり尻尾が赤いのもいたので撮ったのだが、ボケてしまったので割愛、残念。子どもの頃にはいつも指を回して捕まえたものだけれど、あの根気がなくなり、近づくにもよろけたりして撮るのだって難しい。手前味噌だけれど、この画像はくっきりと写って...トンボグサに赤くない赤トンボ

  • クサノオウ(草の王、草の黄)のことなど

    普段から気に掛けない、目の行き届かない場所に咲いていたのが、このクサノオウ。ウチの敷地内で見つけたので、以前から知らないわけではない草だったが、名は知らなかった。ゲンノショウコ(元の証拠)に生え方や姿かたちが似ているようでいて、似て非なるもの。検索するとすぐに見つかって、目に入ってくるのが毒性、薬効、幻覚などという文字。千切ると黄色い汁が出るのと、何だか危ないという感じもあり、子どもの頃から避けてきた草だ。ケシ科クサノオウ属なのだそうで、1年目は花を付けず、冬の寒さを経験して初めて2年目に咲くのだという2年草。日当たりが良くても手を掛けずに放置する場所ってあるものだな、などとそんな事に感心してしまった。なよなよとしたこの草が冬越しの前にはどんな姿になるのか、注目してみたい。ゾウ(象)の花のような種が発芽す...クサノオウ(草の王、草の黄)のことなど

  • 仕事の手を止めさせるモノ

    周りの皆さんの畑では、すでにジャガイモ掘りを土の柔らかいうちに済ましている。それなのに私の畑は草ぼうぼうで、好天続きから土も硬くなった今頃、ジャガイモ掘りを始めた。今年は異常にヨトウガ(夜盗蛾)の幼虫(ヨトウ虫)が発生して、私のジャガイモの茎を齧っては枯れさせた。1個の種芋から数本出てくる芽を3本にしているのだが、それが齧られて2本になり1本になり、遂には全滅の株も多くでた。根元で齧られ倒された部分の土を浅く掻き回すと、必ずヨトウムシが見つかって、何匹も退治した。そうして3本全部やられた所には、他から1本引き抜いて挿し芽をしてせっせと水遣りをした。そんなことを繰り返したジャガイモ畑なので、少しでも収穫量の減少を抑えようと掘るのを遅らせてきた。来年は、ヨトウムシ対策の薬を使わざるを得ないかも知れない。何しろ...仕事の手を止めさせるモノ

  • コナギ(小水葱)あるいはミズアオイ(水葵)など

    4月末に新ビオトープを作ってから、わずか3ヶ月半で水中は水草でいっぱい状態になった。思い余って、半月前に銅付き長靴を履いて半分だけ、名も分からぬまま草を引っこ抜き取り除いた。全部きれいに取らなかったのは、しんどくなったこともあるけれど、自然のままに放置するとどうなるか知りたかったからでもある。そうして、昨日は葉に隠れて花が咲いているのを見つけ、初めて調べてみた。葉が心型なのでミズアオイではないかと思うのだが、花茎が伸び上がらないのでコナギかもしれない。卵形の葉がコナギということだが、ほとんどの葉がハート型なので、絶滅危惧種だというミズアオイなのかも知れないと迷う。両方とも田にいくらでも生える困りものの雑草ということだが、農薬によって減少してきたらしい。そう聞いて、農業法人に丸投げのうちの田をみると、いくら...コナギ(小水葱)あるいはミズアオイ(水葵)など

  • 昨日は裏山で崖を登り降り

    昨日は晴れ渡って風もなかったので放射冷却が起こり、夜は涼しく、星も久々に視えて、今朝は気持ちの良い肌寒さを感じた。神奈川県西部での地震は新潟県の我が家では感じられなかった気がするけれど、『ん?』という一瞬の揺れを感じた気もする。一瞬の目眩(めまい)など、自分の不具合も度々感じるようになっていて、外がおかしいのか自分がおかしいのかの境が判断しにくくなっている。老化というのは彼我の区別がはっきりせずに、なんでも受け入れざるを得ない状況か、とも想う。階段を下りるのに臀部の筋肉痛を感じて、何か特別なことをやったかなぁと思い起こせば、溜池の様子を見るために裏山の崖を登り降りしたなと気づいた。その時に見たのが、飛んできて葉の裏に隠れたナシイラガ(梨刺蛾)で、もちろんのこと帰ってから検索して分かった。フードを被ったよう...昨日は裏山で崖を登り降り

  • 食用ホオズキ(鬼灯、酸漿)のことなど

    農協傘下の販売所で食用ホオズキを見つけ、値段も冒険には手頃なので購入した。普通のホオズキも、子どもの頃には食べていたので、形と大きさに面白さを感じた。食用というだけあって、実が袋を破ってまで太っている。普通の赤いホオズキはヘタの部分だけ穴をあけ、中身を上手にほぐして取り出し、口の中で膨らませ、舌で潰して音を出す女の子の遊び道具だった。2人の姉は上手にやり、私は途中で破けて食べてしまうのが常だった。この食用ホオズキはあの酸っぱさよりは、食用として洗練されているのだろうと期待した。かじってみると、身(実)の締まったトマトといった感じで、味は何とも言えない、何にたとえて良いか混乱する味。何にでも似ていなくて、匂いは、ほのかに上品に香るというのか、化学的香りとでもいおうか、それも鼻には感じなくて口中で匂う。味も香...食用ホオズキ(鬼灯、酸漿)のことなど

  • スケバハゴロモ(透羽羽衣)の居場所

    草むしりやジャガイモ掘りをしていると、いつも見られたスケバハゴロモの変身前の幼虫がウド(独活)の茎に居た。ウドは成虫の気に入りで、今の時期まで伸びるに任せたタイボクには必ずといって良いくらいに居る。幼虫と成虫が同時に居るのは初めて見たが、ということは2匹の妖精はオトナへの変身直前だったのだろう。それにしても成虫だけを観れば、縁取りのある透けた翅が可愛らしく美しくもあるけれど、薄黄緑と白の幼虫から変身すると、何故に薄汚れた色になってしまうのかと残念な気がする。食草は当然のこと、ウドに違いないと検索してみると、カンキツ類、マメ科植物、クワ、チャ、一般紅葉樹などと書いてあって、ウドがない。ウチの周りの、花が咲き出したウドには必ずコイツがいるのにどうしたことか。好みが変わったのか、それとも1番を見逃されたか、謎だ...スケバハゴロモ(透羽羽衣)の居場所

  • シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)がモンシロチョウ(紋白蝶)を捕らえる

    トンボは全般的にカ(蚊)やハエ(蝿)を捕らえて喰うから益虫だと言われる。チョウは種類によって幼虫時の食草が色々なので、人間にとって無害だったり有害だったりする。モンシロチョウの青虫はキャベツが好物で他のアブラナ科にも多くの食害を与えるので害虫だ。でも、蛹から羽化してチョウとなり花の蜜を吸っている分には害虫などと思えず、良い景色を構成する一員だ。ウチの周りにはモンシロチョウを目の敵にして捕虫網を振り回す人は見かけないけれど、京都のキャベツ畑で群がる紋白蝶を片っ端から捕まえている人を見たことがある。昨日はシオカラトンボが白いモノを咥えて飛んでいるのを見つけて目で追った。草に止まった所を少しだけ近づいて撮ってみると、間違いなくモンシロチョウ。初めて観る光景だったのだが、鱗粉臭くて歩留まりも悪いチョウなんぞも捕ま...シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)がモンシロチョウ(紋白蝶)を捕らえる

  • ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵再び

    以前の記事『ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など』(2024/5/24)には、ようやく撮れたといった不十分不鮮明な画像を載せている。昨日は間近にギンヤンマの産卵シーンが観られて、前より良く撮れた。尻の青いのがオスで赤いのがメスとはっきり区別できる。この時、私は胴付き長靴を身に着けて、蔓延り過ぎの水草を引っこ抜いている最中だった。身近に撮れただけで満足してしまい、せっかくビオトープ内を自由に歩き回れるのに、卵がどう産み付けられているのか確認をしないでしまった。水草ごと採集して孵化を観測することもできるだろうに、ついでの事から先々に想いを馳せられなかったのが残念。昨年、蜂仲間友人に頼んで分けてもらったヒマワリ(向日葵)がようやく咲いた。私のニホンミツバチが吸蜜しているシーンを早く観て撮りたいもの。https:...ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵再び

  • 直江津の浜でキス(鱚)狙い

    仕事盛りの忙しい身でありながら、万象繰り合わせ全てを段取りして連れて行ってくれる行動力には頭が下がる。前の兄ちゃん(農事の師の息子さん)の、竿も仕掛けも何もかも全て彼持ちでの接待釣行。今回は、私の所に千葉の友人が滞在中だったので彼と2人で車の後部座席に座らせてもらい、行きも帰りも居眠りし放題だった。朝の3時過ぎに出発して、いわゆる朝まずめのキス狙い。火力発電所の突堤が大型船の入港で禁じられているので、浜は混んでいるかも知れないという予想は外れてガラ空き状態だった。昨年の6/12と7/3にキス釣りの記事を書いていて、これでキス釣りは3度目。量は今回が1番少ない釣果だったけれど、最大のキス16センチを釣ったのは私。あのヒキだけで今回の値打ちがあったというもので、帰ってからの下処理は千葉の友人にしてもらい、塩焼...直江津の浜でキス(鱚)狙い

  • スケバハゴロモ(透羽羽衣)の成虫に出会う

    今夏、ということより今期初めてというのが正しいか、スケバハゴロモの成虫に出会った。蒔いてはいないのに落ちた種から芽が出て育った、玄関前のヒマワリの葉の裏に止まっていた。花を愛でるには背が伸び過ぎだけれど、咲けばミツバチがやってくるはずのヒマワリ。玄関前だから、無意識にカマキリ(蟷螂)やアマガエル(雨蛙)やツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)の幼虫がいるのを見てきた。そうしてスケバハゴロモについに出会った。草むしりの度に、妖精を思わせる真っ白い姿を見てきたのだが、ついに変身した姿を現した。周囲にあまり高い植物など止まるべき場所が無いので、ヒマワリ3本は格好の昆虫の一時滞在場所になっているようだ。スケバハゴロモ(透羽羽衣)の成虫に出会う

  • ヤブガラシ(藪枯)にヒメスズメバチ(姫雀蜂)

    ヤブガラシは見つけ次第、蔓の根元から引き抜き、できうる限り根を残したくない。そのつもりでも、ふと気づけば、大きく育っていて花も付けていると、ミツバチの蜜源なのだからと取り除けない。そうして花にいたのは、ミツバチを拐っていくこともあるヒメスズメバチ。1番タチの悪いのが、オオスズメバチで次が小さなキイロスズメバチでその次くらいなので、じつはあまり敵視していない。女王蜂が1匹で営巣、産卵、子育て中なら退治したいところだけれど、すでに今年育った働き蜂かも知れないと思い、退治より撮る方を優先した。撮ってから捕虫網を取りに行っても、戻ったらいなくなっているだろうし、目の敵にして益虫であるスズメバチを見境なく見つけ次第退治するのも世のためにならないだろうし・・。ヤブガラシ(藪枯)にヒメスズメバチ(姫雀蜂)

  • 黄色の花と虫

    オクラ(陸蓮根)は英語なのだそうで、okraだ。陸蓮根というのは、切ったことがあれば、誰しも納得するはずのねばねばが由来。苗を買ったのに枯らしてしまったこともあるオクラだが、今までの経験から今年はうまく育てた。種を直に3個ずつ蒔き、生えた苗から丈夫な1本だけを残して、残りは抜いたりせずにハサミで切るのが良い。葉っぱが広がり、花が咲くようになったらもう間違いなく毎日収穫できるかも。2本育てているので、毎日、交互にでも咲けば毎日1個。1本で30個ほど収穫できるらしいので、これから2ヶ月楽しめることになるか。ちゃんと開き切ったら良いのに、と思う中途半端な咲き方だが、花びらも花芯も実の断面の五角形を示していて面白い。ヨコバイ(横這)の仲間の幼虫がヒマワリ(向日葵)の葉にいた。同じ形で少し小さくて真っ白な幼虫を草む...黄色の花と虫

  • 蹲(つくばい)を設置して通水

    いつもの友人が千葉からやってきてくれたので、早速、独りではできにくいことを頼んだ。水を溜めないよう横置きの用無し状態にされていた蹲を、空池に設置しようと始める。おそらく200kg近くはあろうかという重さなので、竹棒を下敷きにして滑らせる。1人では絶対に無理だが、ジジイでも男2人なら相当な力が瞬間的には出せるから可能だ。竹の上を滑らせ、テコを使い、ロープ技も駆使して徐々に徐々に、歳相応の働き方で池中に設置した。そうしてから、配管を施した山の溜池からの通水を目指す。総延長ほぼ200mの管は所々で繋いであり、サイフォンとなる部分にもそれがあって、なかなかうまくいかない。試行錯誤の結果、購入したものの無駄となった部品も多かったけれど、なんとか通水できた。から池だった池が生きた姿となり、小さい方の池から大きい方へ水...蹲(つくばい)を設置して通水

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