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2014/09/26

  • 耳は遠くなったのに不審な音が聴こえる

    独り暮らしをしていると、どんな小さな音がしても、その音源や正体を確かめないではいられない。気楽に過ごしているように思われているだろうけれど、火事をださぬように何かに襲われぬようにと緊張の日々でもあるのだ。二六時中緊張して不安を感じているというほどではないにしても、遠くなってきている耳に異音を聴きつけると耳を澄ます。そうすると、けっこう自分がだしている音の場合がある。何気なく息を詰めて細く音を出していたりして、なぁんだと思っても、笑うことも腹立てることもないのは、独りだから。耳垢がこそっと音を立てたり腹がなったりしても『おやっ?』と耳を澄ます。背後の音に『なんだ、おれの屁か』などと、まだそこまでは無我の境地に至っていない。昨夜は何かが連続してこすれているような、洗濯機からのような音に気づいて、周りを見回しコ...耳は遠くなったのに不審な音が聴こえる

  • 花に虫

    花を撮ろうとしゃがんで、そこに虫がいたりしたら、花より虫に気持ちが動く。裏山のカタクリ(片栗)が、いつも思うのだけれど燕が飛んでいるような姿で、花びらを反り返らせていた。覗き込んで花芯を撮るのは難しいので、茎に重しをして上向かせた。じつは虫には気づかずに撮ったので、画像で気づいて、この角度と小ささなので名を調べようがない。本来の目的は、花びらの内側にある刺激的な模様を捉えることなので、その点はうまくいった。タンポポをわざわざ育てるということはあるのだろうか。道端に咲いているセイヨウタンポポ(西洋蒲公英)にハナアブがいたので、スマホを構えて近づいた。花粉まみれのこいつは、受粉貢献度抜群なのではないかと思われる。チャームポイントといった部分がなくて特徴がないので、名は調べられないのではないかと思った。それでも...花に虫

  • 水仙など

    この時季にうちのいろんな所に咲く水仙は、庭を整えようとする場合の邪魔物のひとつ。通路上や石積みの隙間からも生え、つぼみをつけない葉っぱだけの未熟モノも多い。水仙は球根が地中で増えるだけではなく、意識したことがない種でも確実に増える種類があるということになる。昔は数えるほどしか種類はなかったのに、今や園芸種を周りの皆が育てていて、大きな喇叭(らっぱ)水仙の変わった花が多い。石を動かしたり、地ならしをしたりするたびに土中から現れる球根を私は捨てられなくて移植するのを繰り返してきた。うちの水仙の中で比較的マシな2種類の口紅水仙を撮った。他所様のブログを観ると口紅水仙も種類が多くて、うちのはオードリー・ヘップバーンとソフィア・ローレンを連想した(古っ!)。今どきの清純派と妖艶派女優って誰だろう、といっても思い浮か...水仙など

  • 釣りたての鯵(アジ)がやってきた

    何でも自分でやらないと気がすまないという同級生がいて、普通に立派な自宅まで何年かかけて建ててしまった人なのだが、彼が鯵を持ってきてくれた。海釣りも趣味にしている人で、「今朝釣ってきて三枚におろした」と言いつつ「ちょっと台所借してくんねか」という。たたきと刺し身を要領よく作ってくれて、包丁はちゃんと研いでおかないと、などと講釈もたれる。今晩のおかずとしては食べ切れないな、と調理実習を受けながら感嘆したのだったが、刺し身はまるまる一皿食べてしまった。たたきは半分だけ皿に盛ったのでさえ多過ぎだと思ったけれど、このご馳走には酒を冷やでなどとワンカップを添えたものだから、画像のすべてを完食。卵黄は木の芽(あけびの新芽)のおひたしに、卵白は冬越しした白菜の味噌汁に入れた。鯵刺し身の横は、作りたてはまぁまぁだった五月菜...釣りたての鯵(アジ)がやってきた

  • 二度目の煮菜

    三月菜なのか五月菜なのか野沢菜なのか、私の畑から薹立ちが始まった。おひたしにすれば、苦味と甘味のハーモニーとビタミンと繊維質が摂れて、心穏やかになれる健康食品。ところが量が多すぎて、前の奥さんのところは出方が遅いというので半分ほどをお分けした。遣ったり貰ったりは日常的なので、『要る?』『要る!』で、渡したら『こっけいっぺ(こんなに一杯)ありがとね』。煮菜(ニーナ)は、さっと湯がいてザク切りにして、油揚げを加えてフライパンで炒めて醤油と味醂で味付と聞いた。醤油と味醂とくれば当然酒も入れるのだろうと判断して、それにガラスープ顆粒も加えて、出来上がりを試食すると妙に甘い。変だなと醤油を見ると、めんつゆだったので、まぁいっかと本物の醤油を足して、まぁまぁの味になった。今朝のゴミ捨てで前の奥さんに失敗談を語れば、『...二度目の煮菜

  • クロマルハナバチ(黒丸花蜂)

    玄関の内障子をちゃんと閉めないでいたら、こいつが入ってきて出られなくなっていた。スリガラスを通した外の光に惑わされて、入ってきたはずの隙間からどうしてもでられない。引き分け戸の右障子のガラスでもがき、数センチの隙間を飛び越えてしまっては左障子のガラスでもがく。動かなくなったら撮ろうと構えるが、一瞬の静止はあっても疲れ知らずのもがきを続ける。片方の後ろ脚には花粉を着けているようで、複眼には遮光土偶のようなスリット。検索してみて、コマルハナバチかも知れないと思ったが、黒っぽさと尻が長いのとで、クロマルハナバチとする。刺すことほぼ無いだろうと思うものの、蜜蜂に続いて刺されてもナンだな、と、払ったり掴んだりはせずに戸を開け放す。クロマルハナバチ(黒丸花蜂)

  • ハンバーグを作る

    雪融けは山菜採りの春到来ということで、田舎にやってきた途端に、山菜料理が集まってくる。ふきのとうの天ぷら、ふきのとう味噌、ふきのとうの甘酢和え、ウドの胡麻和え、木の芽(アケビの新芽)、薹立ち菜(莟菜)がやってきた。身の回りに生えたり生やしたものに腕を振るって付加価値を付け、持ってきてくれるのはありがたいばかり。そうやってベジタリアンかヴィーガンかというような食事を摂ってばかりいると、身体が肉を欲しがる。そうして、厚いステーキをレストランに食べに行く、てなことにはならない訳で、自分でハンバーグを作った。小さな発泡スチロール皿に載っている合挽き肉は割高感があったので、倍ほどの483円の皿にしたら、ハンバーグが3個できた。見た目は悪くて美味しくなさそうだが、タマネギ、パン粉、卵、塩コショーをちゃんと入れたから作...ハンバーグを作る

  • 飼い蜂に刺される

    先日やってきた蜂仲間友人は、今まで1度も自分の飼うニホンミツバチに刺されたことはなくて、飼育箱をひっくり返して状況確認するなどをしてきたと言う。ところが、昨年確保して冬越しに成功した1群に砂糖水をやろうとして、今春初めていきなり何箇所も刺されて1週間近く腫れたそうだ。彼より少しだけ蜂飼い年数の多い私は毎年刺され、だんだんと蜂毒にも身体が慣れてきた。去年はたしか自分の蜂には刺されていなくて、何とかして欲しいと頼まれたセイヨウミツバチの分蜂捕獲の際に3箇所刺された。セイヨウミツバチは体がニホンミツバチより大きく攻撃性も強くて毒も強かったが医者に行くほどのこともなく2,3日で収まった。黒っぽい服装で早足で歩いたりすると、うちの飼い蜂も攻撃してくるので気をつけているのだが、昨日はついついうっかりして、刺されてしま...飼い蜂に刺される

  • エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)とエンレイソウ(延齢草)

    ヤマエンゴサクと思い、昨年2022年4月27日の『延つながり』という記事には、そのように書いた。蝦夷からかなり離れた本州は越後なので、エゾエンゴサクではないだろうと決めつけていた。ところが、どうも葉っぱの形からエゾエンゴサクの線が濃厚ではあるけれど、両方の特徴を兼ね備えているようでもあって中途半端だ。自分の家の敷地内の裏の木陰にいつも生える草なので、そのうち誰か詳しい人が見て決定してくれるまで、エゾエンゴサクとする。エンゴサクとくると、条件反射的に援護策という変換を思いつき、それを書こうと思ったら一年前にすでに書いていた。昨年と同じく、エンレイソウが近くに咲いていたので、これも撮った。今回の画像には虫の死骸が2つ写っているのは、どうしたことだろう。この草の毒に当たって虫が死ぬという仕組みか仕掛けがあるのだ...エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)とエンレイソウ(延齢草)

  • 待ち箱設置完了

    田舎の生家にやってきて先ず一番にしなければならないのは、今冬は少なかったものの2m位は積雪のあったことによる雪害確認。必ず起きるのが竹の雪折れで、それを防ぐためにタケノコがぐんぐん伸びて最高に達した時点で揺らして先を折っておくのだが、それでも湿った重い雪が積もると折れる。今回は10本足らずだったが、裂けた部分は処分して、利用できる部分は枝を落として竿にする。いっときにやるのはしんどいので、家の雪囲い板を外したり、丸太や竹竿を使って雪折れ対策に縛り付けた庭木を開放する。周りのどこの家もやっている春先のことをやって、見た目を整えてから、ようやく一番やりたかったことをやる。ニホンミツバチの分蜂(分封)が今春は早くて、もう栃木、群馬、福島県まで北上しているそうで、ここ新潟県でも近々だろうと焦った。京都宇治の自宅か...待ち箱設置完了

  • 初めて見た気になる花・・・その2

    これも高橋まゆみ人形館の周りに植えられていた花。『植えられていた』としたけれど、『在った』とすべきか、『生えていた』とすべきか、いずれにしてもそぐわない気がする。軍隊的に一様な整列をしていたら『植えられていた』となるが、発見でもないのに『在った』も変で、『生えていた』は路端の雑草扱いでこれもスマンという気がする。とにかく、種を蒔いて育てられたか、そのようにしたあとで定着して程よく管理されている馴染んだ風情に花を咲かせていた。派手さはなく、どこにでもありそうだから、何気なく撮って、後で調べてみようと思っていた。そうして「ハナノナ」アプリに映してみたら、ちょっと自信無さそうに『キンポウゲ科』とでたので検索したけれど、分からない。少し間を置いてかざすと、『タマスダレ』とでて、これは却下。『ヤブイチゲ』というのも...初めて見た気になる花・・・その2

  • 初めて見た気になる花

    飯山城址公園から下って飯山線の踏み切りを渡ると、高橋まゆみ人形館がある。むかし見たことのある村の生活、農作業の様子、どこにでもあった田舎の景色が、人形達で再現され表現されていた。この作家の人形を観たのは初めてのはずなのに、そうとは思えないような、自分の過去に見ていた景色が目の前に現れたような懐かしさがあった。珈琲とクッキーを中のカフェで頂いてから、外の花壇を観て回ったら、珍しい花がいくつもあった。見たこともない花があって、まったく馴染みがないと、綺麗だと思う前に違和感を感じるものだなと思った。スマホを構えていたら小さい虻か蜂か蝿かが飛んできたので、ぱしゃぱしゃ撮ったけれど『これは』というほどの絵にはならなかった。何という花か、画像でさえ見たことがないので、無知のまま調べもせずに・・。初めて見た気になる花

  • 飯山城跡にて花見の敵討ち

    三日前の帰省途中は雪が降り、ヘッドライトに薄っすら浮かぶ満開らしい桜と菜の花が続く道を残念無念な気持ちで走らせた。千曲川の土手が国道になっていて、川側歩道の縁石に沿わせて菜の花が一直線に続き、反対側は桜並木がずっと続いている。その話を幼友達同級生に話したら、まだ今年は行けてないから行きたいということになって話が進み、昨日は私にすれば花見の敵討ち気分ででかけた。ところが、夜目に観て美しいはずと思い込んだ桜並木は、もう散り加減でさほど美しくはない。少しがっかりしながら走らせて飯山市街という標識に従って折れ、桜が見える高台に何も知らないまま向かった。それが大当たりで、枝垂れ桜が見頃なら他の桜も競い合っているような見事さの飯山城跡なのだった。連れの二人も『高田城址公園より良い』などと大はしゃぎで、思いがけない穴場...飯山城跡にて花見の敵討ち

  • 初雨蛙と捨て置かれた銀杏

    山間部では降雪があるかもしれないという予報のとおりになった、その降雪地帯を抜けて帰省した。それだけ冷え込んでいるのに、朝方には田んぼの方から蛙の鳴き声が聞こえた。そうして次の日の昨日、ようやく声の主を見つけ、逃げるのを追いかけて葉っぱの陰に隠れたつもりのところを撮った。隠れ場所を探すのも大変なくらいに、まだ草があまり生えていない雪融け直後なので、出ている葉っぱはどれも若い色。というわけで、雨蛙も若草色だ。一方、公孫樹の下は、昨秋落ちたまま拾われなかった銀杏が無数にあった。果肉がほとんど雪で溶けてしまった状態だから、臭い思いをせずにちょっと洗うだけで食える状態になりそうだ。他人に差し上げることはできないけれど、自分で食べる分だけでも拾おうかと思わないでもないけれど、やはり捨て置く。奥の方の黄緑は藪萱草(ヤブ...初雨蛙と捨て置かれた銀杏

  • 初めて気になった木の花

    ベニバナトキワマンサク(紅花常磐万作)に間違いないと思うのだが、アカバナトキワマンサクという表記もある。どちらかに決めて欲しいものだと思う。マンサクは、春一番にマンズ(先ず)咲くということからの名付け、というのはよく聞くけれど、こいつはちょっと遅い。それに常磐というのは常緑ということらしいけれど、このベニバナトキワマンサクって本当に常緑なのだろうか?葉っぱは見えず、木全体が真っ赤ではないか。子どもの頃に、ある人から花のことで『こんなものの名前も知らないの?』と言われたことをずっと覚えている。今から思えば、常日頃から他人を小馬鹿にして自分の身内だけを上げて褒める小者根性の人だったと不憫に思うが、言われたときの嫌な感じは残り続ける。それもあって、一般的な男の中では花の名を知っているほうだろうと自負できるくらい...初めて気になった木の花

  • 冬越し確認

    3ヶ月半余り留守にした生家にやってきた。雪は日陰になる凹み部分や石垣の北側などに少し残るだけでほとんど消えていたから、今年の雪解けは早かったのが見てとれた。一番の気がかりだったニホンミツバチは3群共に越冬できていた。石水槽のメダカは、銀ラメが見当たらないけれど、ヒメダカも黒メダカも無事。ニンニクはさすがに強くて、ひとつとして雪に負けていない。タマネギは苗を購入した分はほぼ生き延びたが、種からの分は少し溶けて消えてしまったようで、残りも相当いじけている。シイタケがバカ成りしていたので、さっそく農事の師のところを持っていく。これから、毎日毎食シイタケを食べなくてはならない気がする。冬越し確認

  • AC久御山で『THE FIRST SLAM DUNK』を観る

    ACのAは、昔のジャスコのイオン=AEONのAであり、CはCINEMAで映画館。『THEFIRSTSLAMDUNK』は30数年前に流行ったバスケットボールの連載漫画をアニメ映画にしたものだ。何ヶ月も上映しているので、それならと年甲斐もなく、しばらく映画館にも行けない状況になるので決行。漫画では桜木花道という、運動神経バツグンだがバスケットを始めたばかりの高1のやんちゃ坊やが主人公。だが、映画では沖縄出身の宮城リョータがほぼ主役で、他のメンバーもそれぞれが脇役ではなくて、スポットライトを当てる演出。館内は10数人しか入っていなくて、最高齢は当然のように私だと思われるが、こんな客数で採算は合うのかな。私は喉に問題があって咳き込む心配があるのだけれど、アマオウとバター味のポップコーンを食べていたら、一回も咳き込...AC久御山で『THEFIRSTSLAMDUNK』を観る

  • 褒美

    パッケージに全力を傾けたお菓子を戴いた。じつは私宛のものではなく、身内に贈られたもので、『本か?』と思わせる見た目で宅配がきた。無理な仕事をこなしたことへのお礼だったそうで、お相伴にあずかる私は何の役にも立っていないけれど、なにかしらの褒美ということで。1日平均5千歩を目指しているウォーキングが、つい先ごろようやく目標を達成した褒美。昨年は5441歩で、今年はまだ4分の1しか経ってないけれど、5017歩。歩幅60センチとしたら、5千歩は3kmなので、今のところで目標達成していたら、田舎での徘徊を考えたら、昨年を超えるのは確実。そうだ、お菓子の話なのだが、PRESSBUTTERSANDという命名の通りかと思えば、蓋型のクッキーを2つ合わせて、中に餡が入っていた(撮り忘れ)。私にとって最高のお菓子は月餅で、そ...褒美

  • 甲状腺癌術後定期検査結果

    3年前に甲状腺癌手術を受け、その予後定期検査の一環で先日、造影剤を点滴しながらのCT検査を受けた。結果、何も不審な影はなく、血液のデータも申し分ないということで、医師から『バッチリです』と太鼓判をもらった。そこで、一生飲み続けねばならないとして処方されている薬を飲まないとどうなるのか聞いてみた。2,3日飲み忘れたくらいではなんともなくて、1ヶ月分くらいは体内に持っているのだという。でも、3ヶ月飲まないでいたら、代謝不具合がいろんな症状としてあらわれ、命に関わる事態になるとのことだった。アルファカルシドールもチラーヂンも安い薬でラッキーだが、何だ2,3日飲み忘れても、どうということはないのか。耳鼻科で診察を受けてから、次は放射線科に行き、ほぼ同じ結果内容を聞いたので一安心。放射線科の待合スペースに『ニット帽...甲状腺癌術後定期検査結果

  • 開閉運動とか就眠運動とか

    保育園とか小学校では必ず、春になればチューリップが咲く。小さい子たちに、描いて簡単、歌って単純だから、花というものはあのようなものであると刷り込もうとしているようだ。近所に0才児から預かる保育園があり、入り口にチューリップを咲かせている。暗くなり始めてから通ると、チューリップは律儀に花を閉じていた。チューリップの漢字表記はあるのかと調べたら、鬱金香だそうで、ウコンに似た香がするという理由とか。接吻唇=チューリップ、とでもしたら良かったのに。カタバミ(酢漿、片喰)も花を閉じていて、可愛らしい黄色を見られなかった。これらの開閉運動を就眠運動ともいうそうで、光に反応したり温度に反応したりの区別があるようだ。受粉と結実を確実にするための仕組みなのだろうけれど、どういう仕掛けになっているか、というところまではいっか...開閉運動とか就眠運動とか

  • ツタバウンラン(蔦葉海蘭)に出逢う

    いろんな雑草がいろんな所に蔓延り始め、擁壁の水抜き穴に生えた草にも花が咲いていた。偶然こんな場所に生えてしまった状態のこれは、葉は見たことがあるようでも花は初めてのような気がする。検索してもなかなか見つけられなかったけれど、ようやくツタバウンランにたどり着いた。引っ張ればぞろりと抜けるだろうし、持ち帰って育ててみたいと思わないでもない。ある公共施設の敷地擁壁の水抜き穴だから抜き取るのは悪いことではないけれど、楽しんでいる人も居そうなので、散歩中の楽しみにとどめる。ツタバウンラン(蔦葉海蘭)に出逢う

  • 桜から藤や花水木へ

    この春は、梅も桜も名所へ観に行くことをしなかった。連れていけというリクエストもなかったから、散歩や用事で通りすがりに見上げるだけで十分な気もした。高校の桜は、すこし強い風でも吹こうものなら、丸裸になるに違いないと思われる散り方をしていた。その近くの公園の桜も散っている最中だったけれど、もう藤が咲き始めていた。アメリカハナミズキと思われる花水木もほころび始めた。span>桜から藤や花水木へ

  • シダレヤナギ(枝垂柳)の若葉など

    桜に気をとられているうちに運動公園の枝垂柳が新緑になっていた。下を見れば、毛虫がうじゃうじゃのように見えるけれど、これは尾状花序という花穂とのこと。柳は雌雄異株でも雌雄の見た目はあまり変わらないようで、落ちていた花序は雄花なのか雌花なのか。垂れるヤナギは柳で、垂れないのは楊ということなのに、垂れないネコヤナギも猫柳ならカワヤナギも川柳という表記ばかりだった。柳絮(りゅうじょ)は中国大陸の春の風物詩、という映像は何度か見ているけれど、日本にも羽毛で種を飛ばす種類のヤナギがあるのではなかったかな。私の見た地面の花穂は雄花なのではないかと思われる。柳絮は一生の内に一度は観てみたいものの1つだけれど、中国は近くて遠い。本日に日が変わったあたりで視界の端に動くものがあり、飛蚊症のようなものかと先ずは自分を疑い、その...シダレヤナギ(枝垂柳)の若葉など

  • ミツバツツジ(三葉躑躅)

    新興住宅地の小さな敷地では庭木として相応しくないようで、個人の庭に植わっているのは見たことがない。林道沿いの斜面などに、このミツバツツジが生えているのを以前はよく見た。この頃は裏山を徘徊することも林道を車で走ることもなくて、忘れていたのだが、御蔵山聖天さんに咲いているのを見つけた。昔は雑木林だった名残の自然なのかもしれない。ミツバツツジは各地に種類がいろいろあるそうなので、何々ミツバツツジなのかもしれない。若葉が萌えでてくるときの3枚の尖った様子が、折り鶴のようで特徴がある。わが田舎の山にあるのは、だいだい色のヤマツツジなので、関西に来てこの躑躅を見たときは珍しかったものだ。子安地蔵尊を祀ってある堂の前に赤紫色の躑躅が咲き、折り鶴風若葉が萌えだしているのは、良い演出なのかも知れない。ミツバツツジ(三葉躑躅)

  • カラスノエンドウとスミレ

    カラスノエンドウが道端や畑地の周りなどに蔓延り咲き始めた。カラスノエンドウの漢字表記は、烏豌豆と烏野豌豆の2種類があった。野生という意味では野が付いた方が良いように思われる。キヌサヤそっくりのミニエンドウマメを使ってママゴトをした記憶はない。私は兄二人とは歳が離れていて、直ぐ上とそのまた上は姉だったので、小さい頃に姉たちとママゴトをやっていた記憶がある。そんなことより、カラスノエンドウは毒性があるけれど、よく火を通せばだいじょうぶらしいから食べてみたい。柔らかい今のうちにテンプラが良いそうで、でも、美味しいというような評判は無さそうなので、ミニキヌサヤができてから、かき揚げに混ぜるくらいが良いか。歩道と車道を区切る縁石の両側にスミレ(菫)が咲いていた。ニホンスミレ(日本菫)には種類がたくさんあるそうだけれ...カラスノエンドウとスミレ

  • ボヘミアン ラプソディを観て

    目を見張りながら観て聴いて、二度は観なくても良いかな、という映画だった。DVDのケースを撮るにあたって、モミジバフウ(紅葉葉楓)の実を1個とヒシ(菱)の実を3個置いてみた。ケースだけでは物足りないので、何となく拾っておいた棘のある実が、Queenにぴったりのような気がした。何も言えないというのか思いつかないというのか、内容が濃くて、ただ溜息をつくしかない。ここ数日はどこもかしこも桜だ、染井吉野だ、枝垂れ桜だ、という様相。染井吉野は花びらの色は薄くても、蕊の色が濃いから全体が華やかなのだな、と思った。ところが、良くみると花は2種類あるように見える。白っぽく咲いてから、ほんのり赤く染まって、散るのだという。右が咲き始めで、左が散る間際。ボヘミアンラプソディを観て

  • 多肉植物なら

    以前から多肉植物に興味があるけれど、どれもこれも収集してまで楽しむということは出来ないだろうという思いが先走り、ひとつも手に入れないできた。散歩コースの他所様の敷地から擁壁に垂れ下がっている薔薇の形のこれを、なかなかにいいなと目に止めていた。そうしたら数日前に花を咲かせているのに気づき、手に入れるなら、もうこれしかないなという気になった。サボテンの花ならもっと派手派手しく、棘の塊からこんな花が、という意外性のあるものはいくらでもある。それでも、形だけ薔薇に似ている地味な色合いの多肉から、地味め五弁の花を咲かせる、こいつがいい。検索してみると、薔薇の形のこの手の多肉は色々とあったが、花はそれぞれに違うので分かりやすかった。グラプトペタルムの臘月という種類に間違いなくて、ネットでなら簡単に購入できそうだ。ぽっ...多肉植物なら

  • 珍しい到来物

    多分この先、食べる機会はないだろうと思われる、おかきを頂いた。いつも買うための行列ができていて昼頃には売り切れるのだという川崎名物の大師巻。一袋に3個入っていて、それぞれにシケトールという石灰の乾燥剤まで入っていた。この乾燥剤は捨てたりしないで、空き瓶に集めておいて、二次利用もする。醤油味と塩味とあるのだが、もったいない高級到来物という意識があるからか、一袋3個食べるといっぱい感がある。醤油こてこての割れおかきのように食べ始めると止まらないという品の無さがなくて、尾を引かないのは上品さか。『お大師様にみたてた大師巻』という大師は、やはり弘法大師なのであり、川崎大師は厄除弘法大師というそうだ。唱え方は、【お大師さまのご宝号「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」をお唱えください。】と、ある。南無...珍しい到来物

  • 蝿取蜘蛛のことなど

    最近のウチのコタツの上には蝿取蜘蛛が居て、ぴょんと跳んだり前脚2本を挙げて交信のようなことをしたりしている。1センチにも満たなくて、黒い背中と尻に白い三日月模様があり、短い触角のような部分も白い。アダンソンハエトリの雄と判明した。こんな小ささで蝿を捕ってくれるものかどうか、そんなシーンは期待できないけれど、こちらに害はなく一応の益虫。じっとしてることも多くて、どこにいるか分からないので、天板の上に手をついたりノートパソコンを動かす時には注意を要す。あぶないときには人差し指を前にかざすと登ってくるので移動させられる。毎年、家の中のどこかしらで見るので、細々と世代交代しているものと思われる。うっかり潰したりしたくないので、ウチでは平面部分に対して、注意が必要だ。外の散歩でも地面が気になるようになって、昨日は雨...蝿取蜘蛛のことなど

  • 落椿(おちつばき)

    椿の花がどんどん落ち始めると、まだ綺麗に咲いている花があっても、樹全体を眺めるのは、ためらわれる。茶色に変色していても、ばらばらになっていても、地面に落ちている花を観ると『おぅ』と心動かせられる。指の短い私の手と遜色ない大きさの花がアスファルトの上に落ちていたので、思わず一緒に撮った。毎朝か朝夕かに、この落椿は掃き拾われているのだろう、なにがしかの感慨をともなって。不吉だったり不気味だったりもする落椿を、軽いイメージに捉えたいのか、『らくちん』と読みたがる人を知っている。そんな読み方もあるのだろうかと検索してみたら、そういう読ませ方をしているほとんどが居酒屋だった。東京に椿山荘(ちんざんそう)というのがあるけれど、落椿は春の季語で『おちつばき』としか読まない。落椿を観ることの多いこの頃になって、ようやくウ...落椿(おちつばき)

  • いつの間にか春爛漫

    勝手に基準木(標本木)と決めていた華僑墓地の染井吉野は7分咲き程になっていた。小さな花虻がホバリングしては花に突っ込んでいく。マルハナバチも1匹、蜜蜂も2,3匹見たが、スマホでは撮れなかった。それより注目したのは、基準木の隣の木に生えているサルノコシカケ。桜の樹に生えたサルノコシカケは珍重されるのだと、一言寺さんの住職が話してくれたことがある。手の届かない高さにあり、花が咲いている今の時季に木登りはマズいだろう。もう木登りする歳ではないし、お墓に植えられている樹から採るというのは出来そうにない。どれほどの値打ちのものか、どんな効能があるのか、本当に切羽詰まったら何らかのコンタクトをとって、すがることになるかもしれない。いつの間にか春爛漫

  • 山科川土手遊歩道の染井吉野はもうすぐ

    一昨日はWBCの決勝戦放映を十分に楽しんでからホームセンターに車で行き、山科川土手遊歩道を少し歩いてみた。一週間前に取り上げた寒緋桜は盛大に散って地面を飾っていた。染井吉野は1分咲き未満といったところで、見頃は来週かと思われる。鳩が数十羽で押し合いへし合いの珍しい状態になっているのが見られた。ときどき細かくしたパンや麩菓子をやったりする人もいるけれど、そこには人がいなくて、鳩だけが密集していた。しばらく観ていたら、中心付近から何かが飛ばされて、それをまた周辺にいる鳩が取り囲んで奪い合いをしている。よく見るとご飯らしいのだが塊になっているので、おにぎりを誰かが落としたか与えたか、なのだろうと推測できた。こういう人目もはばからないパニック状態は、怖じ気を感じさせるほどで、距離を置くしかない。ところで、押し合い...山科川土手遊歩道の染井吉野はもうすぐ

  • ギシギシ(羊蹄)とスイバ(酸葉)

    ギシギシスイバ左2枚がスイバで右2枚がギシギシ姿は良く似ているけれど、大きめで葉の基部が丸いのがギシギシで、小さめで葉の基部が矢尻型なのはスイバ。花茎が伸びていなかったので判断できにくかったのだが、ここしばらくの陽気で急にスイバの薹が立ち上がり、赤い花芽が見られるようになった。田舎ではギシギシをウマズッカシと言い、スイバをスッカシと言う。ギシギシはタデ科ギシギシ属で、スイバはタデ科スイバ属なのに、なぜ田舎ではギシギシのことをウマズッカシと言っているのだろう。2015年4月25日に『スイバの花』という記事を書いている。検索すると、別名が色々とあってイタドリ(スカンポ)との混同もあり、ギシギシのことをウマスカンポとも言うようだ。そうしてスイバのことをスカンポと言うのだから、ギシギシをウマズッカシと言うのは間違...ギシギシ(羊蹄)とスイバ(酸葉)

  • ウンナンオウバイにツマグロヨコバイ

    よく見るような気がするけれど、もしかしたら一回も調べたことのない花だったかもしれない。春は黄色い花が多いので、それらに紛れてしまい、そうこうしているうちに染井吉野が妖しげに狂ったように咲き始めるので目を止めることがなかったのか。昨日の散歩でも通り過ぎそうになったのだが、ツマグロオオヨコバイに気づいて撮った。花の名を調べるのに、一番利用させてもらう『季節の花300』を見て、ほかにも当たってウンナンオウバイ(雲南黄梅)と結論づけた。花より今年初めて出会ったツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)の方に興味があり、こちらもあらためて検索してみた。越冬態は成虫なので、こちら宇治で彼岸の中日に初めて見たツマグロオオヨコバイは冬を越して活動を始めた個体。成虫が見られるのは、3月~5月、9月~12月とあり、蛹時期のない不完全...ウンナンオウバイにツマグロヨコバイ

  • フェンスを突き抜ける

    金網フェンスに木が近いと、蔓性の場合は上手に絡ませて見栄え良く生垣風にしてるのも在るにはあるけれど、たいていが植物の強さに辟易した様子の見てとれる格好になる。金網を突き抜けて縫うように出たり入ったりして網を広げ身を食い込ませつつ太る木は、やがてその部分を残して切られる。きれいに取り外そうとすればノコギリもナタも金網も傷むので、腐食を待つ状態に放って置かれ、教訓的で象徴的な姿を長い間さらすことになる。気の向くまま無闇に顔を突っ込むものではないとか、状況判断をせずに過信するとこのような運命が待つとかなんとか、グラウンドのフェンスに高校生は想ったりするだろうか。フェンスを突き抜ける

  • サツマイモ

    わが家は、まだほぼ毎日、石油ストーブを点けたり消したりしている。そのストーブの上には、私が田舎で作ってきたシルクスウィートがアルミフォイルにくるまれて載っていることが多い。田舎の同級生から教えてもらった保管方法がうまくいって、半年近く経っているのに、大きいものは痩せもせず元のままだ。ごろんとして丸いのは焼き芋にしずらいという話もあったが、輪切りにしたら問題ない。ナルトキントキも少し作ったのだが、もうこれからはシルクスウィートだけで良いなどと言われているので、私には都合が良い。そんな芋の十分にある家なのに、娘が外で会った東京の客人から土産にもらってきたのが『茨城県産丸干しいも』。比較するのは、なんだかどうも、どちらが旨くてもマズい気がする。芋の端に芽がでてきたのもあるようになった。田舎の同級生の奥さんは、自...サツマイモ

  • 水仙いろいろあれど

    田舎にある水仙は、喇叭水仙、鈴蘭水仙、口紅水仙もあるけれど、子どもの頃いちばん多かったのが水仙らしからぬ山吹のような乱れ咲きのこれ。名前があるのかどうか、端正、可憐、清楚、妖艶、美麗といった言葉とは無縁に野暮ったい。邪魔な庭石を転がしたり移動させたりしたときに、でてきた球根がどの花を咲かせるのか分からないままに持ってきたもの。根付いて分球もしてからでないと花茎は立ち上がらないのか、一応のひとむらが出来上がってようやく花を咲かせたのがこれだ。この頃どこで見る水仙も端正な姿だけれど、無いよりはまし、うちはこれでいい。八重咲きの水仙で調べてみたら、『八重咲き水仙』という名で日本に入ってきた頃の原種らしい。違う色の入ったツートンカラー八重咲きもあるのに、うちの単色八重咲きは原種のままの希少種かもしれない。水仙いろいろあれど

  • 乙女椿と連翹など

    府立運動公園のテニスコート周辺は、乙女椿(オトメツバキ)と連翹(レンギョウ)がいま目立っている。乙女椿は蕾もあれば、落ちる寸前の茶色に変色しているのまで一緒くたにあって、木全体を綺麗に撮れる時期は限られそうだ。いまを盛りの乙女を撮ったつもりなのに、拡大画像を見たら、かなりシミがあった。ここの連翹は自由に枝を伸ばす本来の姿を制されて刈り込まれ、窮屈に咲いていた。連翹の翹とは何だろうと、CASIOの漢語林で調べてみると、いろんな意味があるのだけれど、『女性の頭の羽飾り』というのもあった。乙女椿に並んでいる連翹は、乙女椿の中に枝を潜り込んでいるのもある。乙女の頭に羽飾りということになり、それをねらったのかどうか、しっくりとくる組合せ。連翹は中国原産で、日本薬学会のH.P.に生薬としての効能などが載っていた。果実...乙女椿と連翹など

  • 辛夷と白木蓮と桜の蕾など

    辛夷(コブシ)の花は田舎の山に雪解けとともに一番早く咲くので、良く知っているつもりだった。ところが、ここ2、3日で急に咲き始めたのが、白木蓮(ハクモクレン)なのか辛夷なのか悩んだ。辛夷は花が全開することと花びらが6枚となので判断できると、今回確認した。白木蓮の花は開ききらず、しかも花びらが8枚かそれ以上あるが、とにかく同時に咲き始めた。花の大きさは白木蓮の方が大振りという違いがあるけれど、蕊はどうかと迫って撮ってみた。1枚目が辛夷で2枚目が白木蓮なのだが、蕊の開き方も花に準じていることが分かった(たまたまか・・)。私が勝手に染井吉野の基準木(標準木)としている蕾の様子を見てきた。もうちょっとという状態で、一番早く咲きそうな蕾が3枚目のもの。その桜の横は萬福寺の墓地で一番立派な、大成功したと思われる華僑のお...辛夷と白木蓮と桜の蕾など

  • カンヒザクラ(寒緋桜)とソメイヨシノ(染井吉野)

    一昨日の山科川土手にソメイヨシノは一輪も咲いておらず、カンヒザクラがどぎつい色の房を木全体にぶらさげていた。あと数日で並木になっているソメイヨシノは咲き、カンヒザクラは場違いな浮いた存在となる。ソメイヨシノの色は薄くても華やかなので、カンヒザクラとは比較のしようがない。舞子と古株芸妓くらいの違いだろうか(知らんけど)。ソメイヨシノは勝手に基準木(正式ならば標準木)を決めていて、それを見に行くべしだったが、いつもの山上の公園で、もしかしたらソメイヨシノと思われるのが咲いているのを見つけてしまった。わが基準木は本日、観に行きたい。もうすぐどこもかしこも浮かれ気分のえーじゃないかえーじゃないか状態になる。カンヒザクラ(寒緋桜)とソメイヨシノ(染井吉野)

  • コンクリートに残る足跡

    山の上の小学校正門から坂を下った擁壁下に人の足跡がある。平面と垂直面は同じコンクリートなのに、これだけ曖昧な交線も珍しい。左右のコンクリートは正規のコンクリート溝蓋だが、中は溝蓋の入る幅をとれなかった調整部分か。なぜ、素人が道具も使わずに塗り固めたような縁取りになっているのだろう。コンクリートの固まる前に踏んだ靴跡は2種類、3種類とあり、それらを直そうとした様子はない。柔らかいコンクリートを踏んでしまったら、子ども時代の私だったなら、あわてて素手で均そうとするはず。道路管理者側なら、この不格好な事態を気付き次第、補修させたら良さそうなものだ。撮らないでしまったが、右横へ進むと溝の縁取り右延長線上に小さな靴跡が、あと2箇所ほどある。あきらかに、わざと面白がっていたずらしているガキの仕業。踏まれたりしないよう...コンクリートに残る足跡

  • 鎧う煉瓦塀と夕景と夜景

    人通りはめったにないだろうと思われる抜け道を通っていたら、こんな煉瓦塀があった。ボルダリングなんぞを連想したけれど、それは全くの的外れに違いなく、ヘビメタ系かなどとも思ったが、これもありえない。このような煉瓦が売られているとは考えにくく、わざわざ作り上げた材とも考えられない。焼き過ぎ煉瓦というのか、耐火煉瓦というのか、そのような特殊煉瓦だと思うのだが、実際に何かに使われていたものを解体した廃材という気がする。もったいないから塀材に利用したのか、それとも何かしらの由緒ある建物に使われていたのを捨てるのは忍びなくて、塀として作り換えて遺したのか。批判とか非難をするつもりは一切なくて、人目に触れず、さりげなく存在するこの塀は、散歩コース不思議遺産に決定。昨日は夕方の散歩をしたのだけれど、ここ数日とは違う寒さで風...鎧う煉瓦塀と夕景と夜景

  • 椿とミモザ

    あまり見ることのない変わった椿が、他所様の庭にあった。椿というのは、端正な姿を保ったまま、いきなり落ちるイメージがあるけれど、この花は乱れた姿でしかも落ちる前に花びらが傷み始めている。それで、撮ろうとは思わなかったのに、ミツバチの飛んでいるのが見えてスマホを取りだした。フェンス間近の花に止まったので、これはチャンスと構えたら、蕊の中に潜り込んで脚しか視えない。それなら、でてきた瞬間を撮ろうとカシャカシャ当てずっぽうにやっていたら、1枚だけ撮れた。私の散歩範囲でもミモザの咲いている様子がそこここで見られるようになってきた。ミモザは撮りにくい場所が多いのもあるけれど、サルスベリと同じく、なぜかしら上手く撮れない。だから撮ろうという気は起きないのだが、昨日出会ったミモザは程よく垂れ下がっていて、しかも塗り替えた...椿とミモザ

  • ヒマラヤユキノシタのことなど

    散歩中に他所様の庭からはみ出ていたヒマラヤユキノシタを見つけた。根なのか茎なのか、ソテツの根元のような荒々しさに驚いた。田舎の生家には同級生からもらった数株を植えてあるのだが、こんなにも地上から飛び出して這い回るとは意外だ。ユキノシタ(雪の下)の葉に似ていなくもないけれど、むしろイワカガミ(岩鏡)の葉に似ている。子どもの頃に裏山で遊ぶ折、たまに食べた酸っぱい実をつける草をイワッコレと呼んでいたのだが、それがイワカガミ。ところが、イワカガミの実が食べられるという記述はネットを捜してもでてこないし、高山植物となっていたり、高山植物ではないとことわっている記述もあったりする。そうして、ヒマラヤユキノシタの別名が、オオイワグンバイ(大岩軍配)、オオイワウチワ(大岩団扇)、サクラカガミ(桜鏡)というのを見つけた。ほ...ヒマラヤユキノシタのことなど

  • 桜はまだかいな

    腰の具合は快方に向かっているのを実感しているけれど、自重してテニスの誘いもやむなく断り、勝手に基準木にしている桜の芽を観に行った。図書館に行く用も兼ねて車で高台に行けば、春霞みで大阪方面はぼんやりとしていた。墓地の中にある、わが基準木の桜の芽は、少し色づいて膨らんでいるように見えた。振り返ると、墓石はほとんどが華僑の方々の墓で、日本の名字も少しあったが、入らないようにして撮る。王、曲、高、揚、桝、潘、蔡、周、張家など。野球の世界大会を観ていたら、7回の裏にピンチ・ランナーで周東佑京という選手が出てきた。周東さん一族には、『得点』と名付けられた人は居ないのだろうか。読み方は、もちろん『ごうる』としたら、シュートとゴールのある競技ならなんでもふさわしい、周東得点さん。などと勝手に他人の名前で遊ぶ。桜はまだかいな

  • 福寿草のこと

    一週間ほど前から福寿草が咲き始めているけれど、その場所を以前踏みしめてしまったからか、いじけた咲き方なので撮ることもしなかった。さきがけの花が枯れ初めてようやく、一応撮っておくかという気になった。今年は遅いような気がする。検索すると、別名、元日草とか朔日草(さくじつそう)と言うそうだけれど、それほどのことはない。○○福寿草という形で種類がいくつか在るというのを、今年はフォローしているブログ記事で知った。萼の大きさとか、毛の有る無しとか、茎が中空か中実か、自生地分布などで判断できるそうだ。毒草とのことだが、茎が中空かどうかを調べるために切ってみたら、中実と分かったのは良いとして、猛烈に臭い。さすが毒草だ、汁が手につかないようにしたけれど、鼻の粘膜から臭気が吸収されたに違いなく、経過を見守りたい・・とかなんと...福寿草のこと

  • パーティ・グッズ

    百均ショップでパーティ・グッズが目に止まった。思い出を作ろうという言葉を自分で発したことがない。さまざまな記念のパーティに出席してきて、嫌々ながら司会をやったりしたこともあるけれど、積極的に盛り上げようというサービス精神が欠けているので、失敗の記憶や逃げ出したかった思いなどが多い。チャラいというのか、おちゃらけムードを作るの為に、こんなグッズが百均で売られているのか、となんだか嬉しくなる。自分で買うことはないだろうし、掛けてもらうこともないだろうけれど、こんなタスキの贈呈から始まるパーティなら参加してみたい。コロナも収まりそうだし、冷やかし半分の軽〜いお祭り騒ぎのオメデタが周りに起きたら良いなと、芸無し数合わせだけの私も腰をさすりながら考えたり妄想したり。パーティ・グッズ

  • 上棟式セット

    棟上げというのは、屋根の一番上の水平な木、つまり棟木を上げるということ。そうして、その日は上棟式というお祝いをすることになっている。バブル期のころ、何回か上棟式に参加したことがある。形式的なことではあるけれど、棟上げ成った骨組みだけの建物内で、ごちそうや酒などを頂いたり、祝儀をもらったりと楽しかった。二日前にホームセンターで上棟式セットが売られているのを見つけた。以前の棟上げの小道具は誰がどのように造っていたのだろうか。そんなことを書こうと思ったけれど、昨日ぎっくり腰をやってしまい、座っているのがつらいので、この辺りで・・・。上棟式セット

  • 枇杷(びわ)の葉を洗って天日干し

    すっかり枇杷の葉茶にはまり、この頃はコーヒーを飲まずに枇杷の葉茶ばかり。咳き込むことが一切なくなったかと言えば、そんなことはない。無意識にやっていた嚥下テクニックが落ちているのは甲状腺手術のせいだと思いたいけれど、加齢も原因と認めざるを得ない。液体を飲むときは、しっかりすするか、器にちゃんと唇を付けて空気を一緒に取り込まないことだ。寝る前は特に気をつけないと、布団に入ってからも咳き込み発作が起きるのは年寄りっぽくてまずい。でも、枇杷の葉茶を飲み続けて明らかにかなり改善したという感触はあるので、先々の分を作ろうというモチベーションが湧く。枝下ろしもしたいところだけれど、てらてらとした年代物の古い葉を直接もいで、洗って、干す。葉裏に密生しているフェルト状の毛を除かないで煎じたらどうなるのだろう。細かい毛が浮い...枇杷(びわ)の葉を洗って天日干し

  • 弥陀次郎川をまたぐ水道管に忍び返し

    小さな橋を渡っていて、水道管の忍び返しに注目した。三十三間堂の仏像の背後にある後光のようでもあると思った。子どもが度胸試しに渡ったりしないようにという仕掛けであることは間違いない。そうして、一人二人ほどは忍び返しをまたいで渡ったり落ちたりしたに違いない。弥陀次郎川の弥陀次郎というのは、巨椋池の周囲のどこかで、昔いた乱暴者だったか怠け者だったか親不孝者が孝行息子に変わったのだったか、何かそんな物語を読んだことがある。宇治川へ向かい、その後は淀川へと合流する淀川水系の支流で一級河川なんである。だからどうした、それがどうしたということになるけれど、むせ返る程の香の梅に気づいた昨日の徘徊は7000歩。弥陀次郎川をまたぐ水道管に忍び返し

  • 黄檗山北界

    黄檗宗萬福寺の裏山は黄檗山という名であることを、この道標によって初めて知った。寺には山号があって、比叡山延暦寺というように姓名のような格好だが、黄檗山萬福寺なのだな、たぶん。念の為にネットで確認してみると、そのとおりであり『1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創されました』とある。地図も見てみると萬福寺は正しく真西を向いて建てられていて、標識の立っているのはいびつな敷地の中のいちばん北だった。北側山上の墓地の中に、広いけれど枠を囲う石組みがなくて、コンクリート塗りにした土葬の盛り上がりの前に墓石が1枚という質素な区画があった。背後に植えられた木は大きく育っているし、手前の山梔子(くちなし)もいい感じだし、花の香る頃はさらに良いだろう。墓地を降りてから直ぐのある家の庭先に白梅が咲...黄檗山北界

  • のど薬を製造

    いつもの公園の藪から拾ってきたカリンの実と自前のニホンミツバチの蜂蜜とホワイトリカー35度を使って、のど薬を製造した。たくあん漬けの樽を殺菌するために買ったホワイトリカー35度の余りがあったので、この機会に全部使う。レシピを見ると焼酎漬けは氷砂糖を使うとなっているけれど蜂蜜で代用する。一昨日は思い立ってダイソーに歩いて行き、針金の締め具付きのおしゃれな瓶を220円で購入。手持ち付きプラスチック蓋の瓶は110円で、カリンの種を入れるお茶パックも100枚入り110円を購入。ダイソーまで歩くと8000歩余りの5km以上だったが起伏もあるので、2日分の運動量を稼いだ感じ。手持ち付き大瓶はカリンに蜂蜜をなみなみと注いだ蜂蜜漬けにして、あとの3本は果実酒仕立て。蜂蜜漬けはひと月後にカリンと種を除き、焼酎漬けは半年後に...のど薬を製造

  • 律儀にクロッカス

    ほとんど何もかまわなず放ったらかしなのに、律儀にクロッカスが1週間ほど前から咲いている。丈が低いので、雑草がはびこる前にいち早く、白い中心線の細い葉をつんつん伸ばし、不相応に大きめの花を咲かせる。この花のグラデーションを見ると、昔の結婚式の引き出物を包む風呂敷を想い出す。夜は律儀に花を閉じて、希望の光のような蕊を隠す。本日の朝8時前に撮ったのが3枚目画像で、只今11時前は良い天気なのに開き始めたばかり。今朝は寒いので、光ばかりではなく温度も関係するのか。もう少ししたら直射日光が当たるので、そこでようやく、おっとりと開くのか。律儀にクロッカス

  • 梅の花と大黒様の打出の小槌

    昨日の宇治の最高気温は18℃にもなり、最低は3℃とあるから、寒暖差15℃はそうとうなもの。温かいうちにと昼食後ほどなく散歩に出かけ、角地で一段上がった敷地から道路に垂れ下がっている桃色枝垂梅を見上げた。頭に当たる程に下がっている枝もあり、鼻を近づけてみたら、むせる程の香りだった。この立地条件だからこそ、この梅というぴったり感なので、家主がいたら親指を立ててみせたいくらい。御蔵山聖天さんの白梅にはミツバチが来てたのに残念ながら撮れず、アップで撮った花は穴があいていた。本堂横の小さな祠に賽銭が置いてあり、覗き込んでみると、手を挙げた像があった。天上天下唯我独尊の釈迦像かと思ったが、袋をかついで打出小槌を持った大黒様だった。打出というのは、そもそも何だろうとCASIOの広辞苑で調べてみると、『作り出したものうち...梅の花と大黒様の打出の小槌

  • アコヤ貝の貝柱

    真珠にはほぼ縁がないけれど、真珠貝=アコヤ貝の貝柱は親戚が送ってくれる。どこででも流通しているというものではなく、真珠の養殖をしている現地地元でなければ手に入りにくいはず。ちょっと検索してみると、旨味が薄いなどという記述もあったけれど、とんでもない、こんなに美味しい貝柱はない。少し硬いが凝縮した旨味は何とも言いようがないくらいで、食べ始めたら箸が止まらない。勾玉(まがたま)の形をしているので、干物にして首飾りにしたら、古代の権力者風あるいは未開狩猟民族風になるかも。危険なレジャーをするとき、首に下げていったら、もしもの時に心強いだろう、たぶん。2枚目画像は、散歩中に目に止まった他所様の生垣に咲いていた真っ赤な木瓜(ぼけ)の花。ぼけぇっとしたピンクのも良いけれど、真っ赤な木瓜はやはり、ぐっと来る。アコヤ貝の貝柱

  • 枇杷(びわ)の葉茶

    びわの木を刈り込んだついでに、大きくて古い葉っぱだけをタワシで洗って葉裏の毛羽立ちを取り除き、乾燥させて保存していた。煮出した方が良いのかも知れないけれど、沸騰した湯をそそいで5分ほど置いただけのハーブティー仕立て。はっきり記憶になくて初めて飲むような気がするのだけれど、ちょっと癖はあるものの嫌いではない味。医者いらずと言われるくらいの枇杷だから、どんな効能があるのかと検索してみた。枇杷の葉茶は、血液をきれいにするとか、強い骨を維持するとか、喘息の改善とか咳止めとある。風呂に入れると、冷え性や水虫に効果があるとか。ただ、枇杷の種に含まれているアミダグリンという成分は、食べると体内でシアン化水素(青酸)に変わるので危険ともある。実を食べていて、種が大きいので、こいつは何とかならんのかいななどと思うことはあっ...枇杷(びわ)の葉茶

  • 土手に道標

    昔むかしから在ると思われる道標が防草シートから突き出ていた。旧道は広い舗装道路に拡幅されて、昔の面影といったものは全くなくなっている。土を盛り上げて均した結果、道標は法面土手に沈んだ格好で残された。【道標位置を決して動かさないこと】という制限が土木工事業者に課されていたのだろう。生い茂る雑草に隠れて目立たなかったのが、防草シート敷設によってあからさまになったもよう。なんとも言いようがないほど、しょぼい風情になっている。根巻きのコンクリートが痛ましい。『右やくし』は乳薬師とも言われる親鸞の法界寺。『左うぢ』は宇治橋、平等院方面。京都市や宇治市には、こんな侘しく古い道標が多い。追記;ナに匕の文字は『左』に間違いないと思い触れずに流したけれど、気になって【漢字林】で調べてみたら、『左の俗字』とあった。ナに匕の左...土手に道標

  • コンクリートは動くのか

    ときどき通る散歩コースの擁壁に水抜き用塩ビ(?)管があるのだが、みな不揃いに歪んでいる。ひび割れてずれたから管がひしゃるのなら解るが、ひびがなくてもゆがんでいるのはなぜだろう。コンクリートが固まりながらも、外圧を受けてひずみが生じ、管が薄いのでゆがんだまま固定されてしまったのだろうか。中の鉄筋が細かったり粗かったり無かったりもするのだろうか。もしかしたら、コンクリートが固まって強度が一番ある状態は50年と聞いたことがあるので、阪神淡路大地震もあったことだし、ひずみ圧力を受けて、ひび割れる直前まで少しずつ動くのだろうか。施工直後に升目模様でも入れておいてコンクリートの流動状況を定期観察する、などということはしないんだろうな。地味ではあるけれど、近場に不思議発見。コンクリートは動くのか

  • 読まされてしまう・・・その③

    『みんないきいき標語大丈夫?優しい心スイッチオン2019R1ハートフルぷらん』R1とはなんだろうと、検索してみても、ピン芸コンクールとか明治ヨーグルトでもないだろうし、すぐには分らなかった。などと書いていたら、あーもしかして2019年は令和元年か、と気づいた。「ハートフル」って何だろう、心優しいというような意味だろうけど、と思って辞書を引いてみた。CASIOのジーニアス英和辞典ではでてこないので、ネット検索してみたら、和製英語なんだそうだ。英語なら、heartwarming(心暖まる、喜ばしい)が正しいのに、今どきの小学生はこういうのを読まされてしまう訳ね。「ハートフルぷらん」じゃなくて「はあとふるプラン」にしたら良かろうに、などと散歩じじいは思う。読まされてしまう・・・その③

  • 五大力さんを覗き見

    昨日は醍醐寺で、大きな紅白餅を持ち上げる有名な行事があるので、昼からでも行こうと考えていた。ところが朝は小雨が振っていたので、雨でも決行するのかな可哀想になどと思っているうちに時間が過ぎた。3時になってようやくその気になり、車のあまり通らない住宅地を抜けて徒歩にて向かう。ちょうど1時間で醍醐寺に着き、入場が3時半までのところもあったり、特別拝観料の必要なところもあって、無料開放の奥へと進む。当然ながら、餅上げ大会は終わっていたけれど、舞台を観て想像することはできた。隣の広場では山伏姿の人達が輪になっていて、袈裟姿の坊さんが「ナントカコウトカソワカ」と唱え、檜と思われる葉が燻されていた。御札を渡すと、そこの煙にかざして霊験を籠もらせてくれるといったシステムのようだ。やがて山伏姿の皆さんが一斉に法螺貝を吹き、...五大力さんを覗き見

  • 読まされてしまう・・・その②

    『和顔愛語』「わげん」で変換すると「和顔」がちゃんとでてくる。検索してみると、『和顔愛語』は無量寿経にある言葉だそうで、浄土真宗本願寺派の仏教豆辞典のその項には『仏頂面はいけませんよ』と最初にある。ところで『仏頂面』の本来の意味は何かと、CASIOの広辞苑を調べてみると、(仏頂尊の恐ろしい相にたとえた語という)とある。それなら『仏頂尊』とはなんぞやとなれば、(仏の頭頂に宿る広大無辺の功徳を仏格化した尊)とある。すると、無愛想で不機嫌な、いわゆる仏頂面をすることのできるのは、広大無辺な功徳を与えることのできる尊だけなのであるからして、凡夫凡婦は和顔愛語をもって人と接すべし、という事ですね!?読まされてしまう・・・その②

  • 読まされてしまう その①

    歩行中はひとつの考えが堂々巡りをしていたり、意識的に歩幅や速さをトレーニングに似せたり、行く先だけを漫然と思っていたりといろいろだ。ブログネタが無いので散歩さえすれば何か見つかるだろうと、ほぼ挙動不審者になっていることもある。そんな散歩中に目で見つけた言葉。『世の中に最も度し難いものは他人ではないこの私』『この私』は誰なのだろう、この文章を書いた人の署名がなかったけれど、私によく似た人が書いたに違いない。皆が皆、そのように思い始めて、うつむき、内省的内向的懐疑的自嘲自制をする世界も観てみたい。読まされてしまうその①

  • 読んだ本と読んでる本

    『認知症世界の歩き方』この本を読むと、もうすでにその世界に踏み込んでいるという認識があり、うかうかしていられないという気になる。『記銘、保持、想起』か、なるほど認識とは、心に止まったことを留どめ活かすことができてこそのものだ。この本の中で新しい知識として『パレイドリア(pareidolia)』をメモして何度も何度も見直しして、やっと覚えた。物の中に人や顔や動物の姿が見えてしまう現象だそうで、レビー小体型認知症によく現れる幻視であるという。『SteelBallRunスティール・ボール・ラン』『ジョジョの奇妙な冒険』50巻を読み終えて、やれやれと思ったものの、続きもあるのではないかと思ったら、案の定、ちょっと違うかたちでの続きがこれ。漫画なのだから、読み終えたというのは語弊がありそうだけれど、なにしろ言葉が多...読んだ本と読んでる本

  • ジェネリック家電製品

    洗面所の直管蛍光灯20型がちらちらと瞬き始めた。蛍光灯の不具合は蛍光管かグロー(点灯管)を換えたら直るのだが、これを機会に蛍光灯型LEDにしよう。何でも揃っているはずの電気機器量販店に行ってみたら、目当ての商品が置いてない。なぜだろうと思いつつホームセンターに行ったら、以前、見たままに売られていて、しかも1408円と、思ったほど高くはない。グローはそのままなのだろうかと思わないこともなかったけれど、ほとんど気にも留めず買ってきた。グローの代わりに入れるダミーが入っていて、管とグローモドキを交換してみると、ためらいなく点灯するし、かなり明るくなった気もする。蛍光灯20型は、安定器も含む消費電力が23Wらしいが、このLEDは8.2Wとある。ネットで見ると10Wとあるから、安定器分の3Wを入れても11.2Wで、...ジェネリック家電製品

  • 重機に憧れる

    大規模宅地造成がなされ予定通りに町ができた後でも、周辺には長く放置されている場所があったりする。中途半端なまま空き地になるのは、それぞれのひな壇にそれぞれの事情がありそうだが、そんな1つに重機が入った。元の自然に戻すなんてことはほぼありえないわけで、ようやく目処がついて家が建つのだろう。パワーショベルというのだったか、運転席前面に格子のガードがあり、真っ黒でいかつくてカッコいい。何だか鉄人28号を思い出したりして、こんな重機で生家の周りをいじくりたいものだと夢想した。土木の仕事をしていた友人がLINEをようやく始めたので、この画像を送ってみた。『300万円位するでしょうリースの方が安くつく』とのことだった。こういうものは中古でもかなりするはずで、もっとずっと小さいタイプなら現実的かと思う。わが一生の最後の...重機に憧れる

  • 寝る前にやってはいけない

    日頃の生活には何の支障もないけれど、じっとしていると痛んだり眠っているときに痛くて目が覚めたりする持病と言えなくもないような不具合をずっと抱えている。利き手側が50肩を引きずって20年という感じで、この頃は肩から力こぶの裏と横が痛む。ヒトからもらったロキソニン湿布がなかなかに具合よくて、風呂上がりに貼って寝ると、夜中に痛みで目覚めることもなく朝まで気持ちよく眠れる。それが無くなったので、買ったら良いのに、何か家にないかと捜して見つかったのが塗るタイプとスプレータイプ。順繰りに全部を使い切ろうと、ちょっと痛いと感じたら、すぐに片肌脱いで吹き付けたり塗ったりして気持ちよい。ところが、ここしばらく日が変わる辺りで風呂からでて、上を着る前に塗るか吹付けをしてみた。エアコンも電気毛布もペットボトル・アンカも違和感が...寝る前にやってはいけない

  • 毛糸帽子は暑すぎる

    昨日は、一昨日の二の舞にならぬよう、毛糸帽子を目深に被り耳まで覆って散歩にでた。折返しと決めている公園の階段を二段上がりで登りきったら、ぽっぽぽっぽとしてきて帽子の裾をまくりあげ耳をだした。耳は大事な放熱用フィンなのだ。歩いているときにはレンブラント光線が視えていたのに、余分なものが映らない場所にたどり着いたらたいしたことない。枚方樟葉の高層マンションと大工大の国会議事堂を模した建物のシルエットを観て帰り道へ。出口に傾いたコンクリート製ベンチがあった。腰をおろしてみてもびくともしないということは、阪神淡路大地震のときにずれたのだろうか。前のめりベンチは、文庫本を読むのに良さそうだ。公園を出てすぐの家の生垣に、もうほとんど花びらを散らしている山茶花(さざんか)があった。残っている花にアンジョリーナ・ジョリー...毛糸帽子は暑すぎる

  • 散歩にマスクが重宝する

    ようやく外を歩く人達の中に、マスクを着けない姿も見られるようになった。それでもひところ流行ったマスク警察みたいなけったいな奴らに咎められることがないよう散歩の時にはマスクをあごにかけて出る。ところが昨日は、あまりに寒くてちゃんとマスクをしないではいられなくて、これが又なかなかに具合良く温い。朝にはさらさらの雪が砂糖みたいに車に掛かっていたけれど、日射しに溶けたから出かけたのに、耳が冷たいほど。ここ宇治で道路に雪が積もったのは、一回だけだけれど、今冬の冷えは植物にかなり影響を与えているだろう。寒さには多分全く影響を受けない白梅を撮ってみたが、花を入れずにつぼみだけにすればよかったのにという出来。一昨日のカネノナルキと同様にアロエが萎れていたけれど、復活するのだろうかと他所事ながら心配する。本日の宇治市の気温...散歩にマスクが重宝する

  • 最後の冷え込み

    一昨日は散歩をしないでしまったので、昨日は開けた景色を観られる場に立とうと決めて歩いた。大阪のビル群を見晴るかす萬福寺墓地はいつ来ても気持ちが良い。華僑の墓が多く、土葬の広い区画を占める立派な墓も点在していたりしても、古さや不気味さは感じない。囲いにも石の欄干が使われている立派な区画には豊満な乳房状の擬宝珠があったりして心和む。風華が舞う寒い天気だったので、夕焼けやレンブラント光線ははっきり観られずに残念。少し下って隣接する墓地に入ると、今度は反対側方向にぴょこんと乳首のような愛宕山が観られる。愛宕山を観るたびに安達太良山に登ったことを思いだし、智恵子抄をついでに思いだすこともある。墓地内に一個だけ赤い実を残した木があったのは、たぶんクロガネモチ。帰りの住宅地の中では地植えされたカネノナルキがしおれていた...最後の冷え込み

  • まるで雲丹

    軍艦巻きにして食べると本物の『雲丹の軍艦巻き』にそっくりといって、いつものテニスコート予約から総てをお世話をしてくれている方から頂戴した。スーパーの握り寿司セットには雲丹はめったに入っていないし、回転寿司では安っぽい雲丹だろうと思うので食べたことがない。桶の寿司を食べたのは何年前だったか思い出せないくらいなので、雲丹の軍艦巻きとは縁遠くなっている。失礼ながら半信半疑でそのようにしたら、これがまた本当に、まるで雲丹そのもの。軍艦巻きもよいけれど、ただ小皿に入れて、わさびを載せ生醤油を垂らし、ちびちび食べるのが雲丹そのものの感じで好みだ。198円ということだったが、これに味を占めて、家人が近所のスーパーで同じものを見つけて買ってきたのだが、瞬時に238円になっていた。この頃は何でも値上がりしているそうだけれど...まるで雲丹

  • 引き立て役

    いつもの散歩コースの山際の畑に満開に咲いているのにあまり美しさを感じない花の木があった。桃は花びらが少し尖っていて、花が一箇所から二輪咲き、若葉も同時に見られるという。この花は桃か梅か判断できなくて、以前の記憶をたどってもどちらの実が生っていたか思い出せない。梅に似ているけれど桃なのであろうと思うので先々注目していきたい。実は生っても小さい内は見分けにくいはずだから、梅酒を作る時期か桃の出始める頃には確認したいもの。お寺横の駐車場縁に植わっている芝桜が咲き始めた。スマホでじっと構えて撮ったのに、花に焦点が合わず、後方に合ってしまった。同じ赤系の花でも、それだけで映えるものと、他を引き立てるものがありそうで、今回の2つは引き立て役のような気がする。日野川に真鴨のつがいがいたので橋の上からスマホを構えたら、す...引き立て役

  • シンビジウムの蜜

    20年以上前にいただいたシンビジウムは、きちんと管理できていないながら、毎年何本か花茎を立ち上げる。蘭なのに寒さには意外なほど強いけれど、花茎を見つけた鉢は屋内に取り込んで、水は水曜日にやると決めている。今季は1本だけの花茎が立上がり、つぼみもふくらんできて、小さな楽しみの蜜が浮きでてきた。それを爪楊枝ですくって舐めるのがいつもの楽しみなのだが、爪楊枝は木の味もするので、この頃は指先に直に着けて舐める。大きくても3mmほどの蜜玉なのに、どんな蜜より爽やかで混じり気なく癖のない美味しさ。ビニールハウスで、大量にシンビジウムを栽培している業者は蜜を舐めたりはしないのだろうな。仕事の合間に、半日ほど小さなスプーンをもって蜜を小瓶に集めたら良いだろうなぁなどと、らちもないことを夢想する。シンビジウムの蜜

  • ネット古書店

    家にある50巻の漫画を半分まで読み進んだ時点で、28巻だけがないことに気づいた。古本で十分だけれど、とにかく早く欲しいので、図書館で借りる線は却下してネットで調べる。値段は古書でもピンキリだけれど、アマゾンプライム会員になっている身内に買ってもらうことにした。新品の正価は571円+税のところを、古本は25円でAmazon手数料を含む送料が256円の合計281円だから半額。洒落た葉書大カレンダーが付録になっていて、今年1年分の面と反対面は来月3月分になっている『もったいない本舗』の栞。何かにつけてMOTTANAIとつぶやいてきた私にすれば、このネーミングには手を叩いて、いいね!ネット古書店

  • 高級な猫

    散歩中に犬と猫はよく見る。犬は野良や放し飼いや迷ってしまったようなのは見る機会がなくて、リードに繋がれて飼い主と散歩中か脱走しないよう厳重に囲われているやつらしか見ない。それに較べたら猫はリードに繋がれることもなく、自由に徘徊したり、日向でうずくまったりしているのをときどき見る。先日の散歩では、目の前を横切った猫が面白い柄だったのでスマホをスマホを構えたが、よそのガレージに入ってしまい咄嗟には撮れなかった。よそのお宅ではなくて猫の自宅なのかも知れないけれど、門扉越しに覗いてみたら、こちらを振り返っているので撮らせてもらった。石を投げつけられることなど経験したこともないに違いない高級感で、撮られ馴れてるようなふしもありそう。高級毛皮を着けてるなぁ・・などと思ってしまいそうな佇まいだったから、獲られたり捕られ...高級な猫

  • マンションビル新築中

    そばから見上げている時は、変とは思わなかったけれど、画像を観ると何となく変なのだ(六地蔵のイトーヨーカ堂跡地)。左のビルは出っ張っているはずの避難階段が平らに見えて、ビルが半分だけ垂直に沈んだように錯覚してしまう。つい最近のトルコ南部大地震でビル群が倒壊している画像や実況動画を観たので、フラッシュバックするのか。右のビルは、建ぺい率か日照権か空中権の制限があったはずの、豆腐の角を斜めに切り落としたような姿だ。5階建てアパートの3階に住んでいたことはあるけれど、それより高い所に住んだことがない。日本の今現在の耐震技術を施したマンションなら安心ではあるだろうが、すごいなぁと見上げつつ何故か羨ましくない。集合住宅そのものに不気味さを感じてしまうのは、9.11世界貿易センタービルの崩壊シーンや、たびたびウクライナ...マンションビル新築中

  • 反復表現をしたくなる木

    百日紅(サルスベリ)の木は切られても切られても芽を出し枝をだし、ぐねぐね伸びて枯れることがない。植木屋さんが毎年剪定しているのか、家主が自分で刈っているのか見事と言えば見事。幹のつるつる肌にごつごつ瘤は痛々しいけれど、新芽新枝が伸びて目立たなくなるのももうすぐだ。茶の木は機械できれいに刈り上げられていて、新芽が出揃うのを期待されている。藤の木は締め上げられながらも枯れている蔓がなさそうなのは、よじれよじれているうちに一心同体というのか、複数蔓同体になっているのだろうか。反復表現をしたくなる木

  • 公園には必ず藤棚

    公園には必ず藤棚を設けなくてはいけないという決まりでもあるのか、散歩範囲のどの公園にも藤のよじれた蔓。それなのに、藤の花が見事だなぁなどと、その下で休憩をしたことがない。どこの藤も見事に成長した古株といった様相だが、名所のように長く垂らして咲かせるのは、それなりの手入れと技術が要るに違いない。藤は蔓のはずなのに、よじれよじれて立ち上がるのがすごいと感心するけれど、なぜだろう。我が故郷の里山にもいくらでも藤蔓は見られるが、他の樹々に巻きついて登るのがほとんどで、自立しているのは見ない気がする。藤棚用の藤は何年も掛けて人為的に作る植木屋の技なのだろうと思われる。新興住宅地に点在するどこの小さな公園にもある藤が枯れているのを見たことはない。たぶん公園緑地課がせっかくの藤を綺麗に咲かせて欲しいとまでは発注していな...公園には必ず藤棚

  • 烏瓜の実と桜の芽

    崩れそうな斜面を金網フェンスで防いでいるような所があって自然の雑木林が迫っている。雨が降り続いた後に地震でも起きたら危ないかもしれないなどと思わないことはないけれど、ついつい通る散歩道。切り通しの舗道のフェンス際に烏瓜の実が、まだ赤いままに生っている姿を見つけた。手の届かない内側にあり、雑食の小獣も鳥たちも口に合わないのか生りっぱなしだ。タコ糸か何かで結んであるように見えるけれど、巻蔓が主蔓を引っ張っているので直線を作っていると分かった。鳥が食べて種を運ぶとネットにはあったけれど、この辺り、鳥の食い物は豊富なので、おそらく朽ちるまま。桜の芽は1ヶ月前の画像と較べてみたが、寸分違わず芽吹きの兆しはなさそうだ。白梅はちらほら咲いているのを見るけれど、うまく撮れないことが分かっているので近寄らない。こちら、私の...烏瓜の実と桜の芽

  • 黒い実

    低い生け垣と見れば、シャリンバイ(車輪梅)であることが多い。花は梅に似ていて枝葉が車輪に似ているから車輪梅という見た目そのままの名だけれど、今は黒い実が生っている。鳥が啄むには少し大きめの実だからか、味がどうなのか、目立たないからか、いつまでも生ったままだ。近所の公園に小さくて黒い実をたくさん付けた木があって、見た目からクロガネモチ(黒金餅、黒鉄黐)かと瞬間的に思ってしまうけれど、クロガネモチは赤い実だ。これは、ネズミの糞みたいに見える実で葉はモチノキに似ているからネズミモチ(鼠糯、鼠黐)だけれど、じつはモチノキの仲間ではなくて、モクセイ科イボタノキ属だとか。こいつも、まだ鳥が好んで啄んでいるという所を観たことがなくて、生りっぱなしの様相だ。黒い鳥小鳥なぜなぜ黒い黒い実を食べた・・・という歌詞はない。蝶瞰...黒い実

  • フウセントウワタ(風船唐綿)

    昨日は久々に車を運転しないで外出して、帰りに2kmちょっとをバスに乗ろうかどうかと迷ったけれど、2分待てばバスが来るというタイミングなのに歩くことにした。バスに追い抜かれるのは少し心が揺れるので、住宅街を通ってわずかにショートカットをする。駅に近い住宅街は地価が高いので土地は細かく分割されて密集しているのだが、わずかな隙間も有効利用して園芸を楽しんでいる住人が多い。道路と家との30cmほどの隙間にこの変わった植物があって、あまりの珍奇さに断りもせずに撮らせてもらった。以前にも他所で緑色の風船は観たことがあったけれど、退色して割れたり綿が吹き出しているのを観るのは初めてで、名も初めて調べてみて分かった。フウセンカズラ(風船葛)は我が家でも作ったことがあって馴染みなのだが、同じ風船風ではあっても形も大きさもか...フウセントウワタ(風船唐綿)

  • アイディア防水時計

    散歩の途中、こんな時計が公園入口のコンクリート擁壁に取り付けられていた。百均でも売っているような密閉式プラスチック・パックに時計を仕込んであるだけ。蓋の内側にシリコン・コーキングで時計を貼り付けてある。おそらく1年に1回乾電池を交換するだけの電気時計は1万円もしないはず。集団登校の集合場所にアイディア防水壁付時計を設置するなんて、いいね!アイディア防水時計

  • 山の上の緑地

    山の上にある気に入りの公園は、『御蔵山緑地~散歩道~』という名称なのだと初めて気付いた。散歩道を行っても抜け道とならない行き止まりだったり、でこぼこ斜面ばかりだったりして、あまり公園の体をなしていない。遊具はあっても子どもが遊んでいることはなく、あずまややベンチで憩う人も見たことがない。白い花が咲いているのを観た記憶はないけれど花殻に気付いて、クチナシ(山梔子)の木が1本だけあると分かった。藪のなかには花梨の実が落ちたまま放置されていたから、今年の秋は落ちた直後の実を持ち帰りたいと。花梨の木自体は確認しないでしまったが、もしかしたら拾う人も居るだろうと捨てた人がいるのかな。黒くなってないのもあるから、1,2個良さそうなのを拾ってきて、蜂蜜漬けを作ろうかなといま思う。数日前に夕焼けを撮った場所の木立が、何年...山の上の緑地

  • 昨日の夕焼けなど

    時々の散歩コースにある古い神社は低いぐだぐだの石垣が巡らせてある。敷地にあった石を適当に積んだのだろうという造りで石工の技は感じられない。NHKの『ブラタモリ』を観ていると度々でてくる堆積岩(チャート)が無造作に混ざっていて面白い。近くの醍醐山の登山道(参道)にはチャートの露頭がみられる場所もあり、この模様は馴染みだ。住宅地内の小さな公園は少し雪が残っていて、遊びにくいんだろうなと思わせて寒々しい。帰り道は気に入っている景色の御蔵山を見上げられる場所を選んで夕焼けを撮る。なんだかモンマルトルの丘を想い出す場所なのだ、フランスには行ったこともないけれど。昨日の夕焼けなど

  • 日が暮れる前に散歩

    散歩したら日記に書いておかなければ忘れてしまう、と思ったけれど、スマホを見れば歩いたかどうかは分かる。今日こそは寒くても歩かなくては、3日もサボってしまうと体がうずく。というわけで、日が暮れる前にと思っていたのに、出たのはほぼ日没直後で、ブログに書けるネタも見つかりそうにないままただ歩く。山や台の付く土地なので平地は少なく坂ばかりで階段も多い。自慢ではないが高いところに上がりたがるタチなので、登りはあまり苦にならず、階段は必ず2段上がりをする。かろうじて夕焼けの消える前に、山の上の公園にたどり着き、林とまでは言えない立木を通してだいだい色を撮った。日が暮れる前に散歩

  • 読んでる途中

    面白い本と、真面目な本と、勉強系と、娯楽系を交互に読んでいる。【今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。】石澤義裕著WAVE出版。ずっと前から著者のブログ『旅々沈々』を楽しくいつも読んでいて、旧知の間柄のような気がしている。内容はほぼ解っているのに読み始めたら止められなくなるほど面白い。面白いから早く読み終えるのがもったいなくて、ほかの読みづらい本をはさんで少しづつ読む。【蟻の兵隊日本兵2600人山西省残留の真相】池谷薫著新潮社】これはフォローしているあるブログで紹介されていた本で、タイトルは知っていた。そういう内容であったかと、これは是非読まなければならないと触発されて、図書館で借りた。ポツダム宣言受諾敗戦後の大陸中国は山西省で何があったのか、知っておきたいと思った次第。【現代名詩選...読んでる途中

  • 百均で散財

    昨夜は寒気を感じないで気持ちよく眠ることができた。百均で『アルミ保温ブランケット』を買い、昨日のブログに書いた通りに毛布と布団の間に挟むのは行き過ぎではないかと思われて、布団カバーのように上に掛けた。途中で何回も目覚めるのはいつものことだけれど、寒いと感じることはなく、ほかほかとしてたから、効果があったのか、身体が高温期に入ったのか、とにかく結果オーライでしばらくはこれでいく。店で捜しているときに、『腹筋ローラー』300円を見つけて、ほぼためらいなく手にとった。友人から勧められていたけれど高いのではないかと思い、その気にならなかったけれど、こんな値段で売っていたら別。腕立て伏せの姿勢でやってみると、30センチくらいしかころころできない不甲斐なさ。膝をついてやったら良いと言われて試してみたら、なかなかに具合...百均で散財

  • 今日の雪模様

    寒くてまんじりともしない夜を過ごした。布団にもぐり込んでいたら、自分の呼気と体温だけで十分に今までは暖かかったのに、今の私は低温期かもしれない。でも、宇治は氷点下だったのは確かで、明朝の最低気温がー4℃とあるから、今朝だってそのくらいだったはず。うつらうつらしながら考えたのは、非常用のアルミシートを買ってきて毛布と布団の間に挟もうかということ。たしか200円ほどだったと思うので、ぜひとも今日はホームセンターにて求めたい。路上生活や公園でテントを張る人たちには、アルミシートが配られているのだろうか。昨日はたまに風華が舞う程度の降雪で、今朝の濡れ縁に名残があった。蝋梅に積もった昨日の雪は低温持続につき消えない。今日の雪模様

  • 予報通りに湿った雪

    一昨日の夜から、へその左側に鈍い痛みがあり、何かに夢中のときは気にならないほどではあるものの、ちくちくではない鈍痛が持続した。水を呑んでも押してもさすっても治らず、布団に入っても寝ている間はずっと痛いので時々は深い眠りに落ちただろうけれど、気分としては一睡もできなかったような不快感があった。食べた物を思い返してみても、あたったような痛さではないし、トイレに駆け込みたくなるわけでもなく、アニサキスかと思ったが猛烈な痛さではないので却下。新たな癌なら嫌だなぁと思っていたら、また尿路結石じゃないの・・と言われて、かもしれないと考えた。前の時は右だったけれど、今回は左のようで、まだ初期段階ではないかと思われた。そうなったら、とにかく水分を大量に摂るべし、飛び上がってはどんと衝撃を与えるべしと行動した。そうしたら何...予報通りに湿った雪

  • 大雪警報中と一日後

    一昨日の夕方は早めに閉めた雨戸がときどき風でかたかたと音を立てた。暗くなっているはずなのに玄関の磨りガラス越しの外が白っぽくて、雪が街灯をいつもの倍ほど明るくしていた。スリッパをつっかけて外に一歩踏み出して、つるりと滑り、転びそうになったものの戸から手を離す前だったからかろうじて持ちこたえた。屋根があるので普通なら濡れていないはずなのに、吹き降りはほとんど嵐。その後しばらくして今度は靴を履いてでたら、濡れてるどころかどこもかしこも真っ白で吹雪いていた(1枚目)。翌朝ガレージの車は、雪を被っているというよりは、全体にウレタンでも吹き付けたように黒い車が真っ白にコーティングされていた(2枚目)。陽もさして零下だった気温も緩み、自宅前道路の雪がほぼ消えたのを確認してから夕方散歩にでた。日陰の車の轍は凍っているし...大雪警報中と一日後

  • カヌレとは

    『溝のついた』という意味のフランス語だそうでcanneléまたはcanelé。カニューレ(英語でcannula)という血管や気管に挿入する管には、今まで何回か世話になったことがある。溝が管になったら、カヌレからカニューレになるのかと思ったけれど、どうなのか分からない。canalになると、管、運河、水路、掘割なので、溝とは、きゃなる違うようだ(かぬれ苦しい)。などと無理矢理の語呂合わせや関連付けをしたら、少しは覚えておく助けになろうかと連想ゲーム。カヌレはカヌレ・ド・ボルドー(canneledebordeaux)というお菓子なのだ。溝のついた型で作られた、ラム酒とバニラの効いた高級焼き菓子なのであった。1個350円もしたそうで、もちろん3個もあたらないわけだけれど、私はゴマ味をいただいた。ゴマは必要ないから...カヌレとは

  • 自動写真撮影機

    近所のスーパーに自動写真撮影機が置いてあった。こういう機械はずいぶん昔にパスポートのためだったか利用したことがある。最近の機種は健康そうな色黒にしたり、色白美肌にしたりしてくれるのか。免許更新時、昔は自動車免許試験場の建物横に小さな小屋があって、民間の写真屋が500円で請け負っていた。いつからか一連の手続きの最終段階で座ったらパシャという流れ作業になっていた。免許証の写真にも気を配る人は、美容師、理容師に髪を整えてもらい身なりも良くして試験場に行くのだろう。私とて前の晩の風呂ではいつもより丁寧にひげを剃り、当日は薄くなった髪がぺたりと張り付かないように帽子を被らないで行った。身なりは、まぁいっかでいつものままに行き、撮影前にジャンパーだけ脱いだ。そうして出来上がった免許証の写真を見たら、ぱっとしない知らな...自動写真撮影機

  • 運転免許更新

    土曜日は休みだけれど、日曜日の運転免許試験場は通常通りの運営。日曜日しか休みを取れない人も多いだろうから、かなり混み合うだろうと思われる。そのように考えて高齢者は日曜日を避けるのではないかと予想した。午前の部の一般受付は9:30~11:30だが、高齢者講習終了者は1時間遅れの開始。案の定、今までとは違い、かなり空いてはいたけれど、時間になる前から列があったが、高齢者だけではなく若い者も混じっている。高齢者講習のときも免許更新の今回も、私としたことが表示されている説明だけでは理解できずに、先ずはどこに行ってどうすれば良いかを2度ほど職員らに聞かなければならなかった。並んでいる時には、見ず知らずの同士が話し始めたりして、『わし、免許返すんですゎ』という人がいた。それでもなぜか更新手数料を払う窓口に並んでいて、...運転免許更新

  • 運転免許試験場で高齢者講習受講 その2

    講習の部屋では、座った机に更新の度に渡される冊子が置いてあった。首から掛ける番号札を渡されて、動画の途中で実技講習に呼ばれたり、隣の目の検査室に移動したりして、また初めの席に戻るよう指示がある。その間に、係り官が『○○さんは車関連のお仕事ですか』と愛想を言ってきた。なんの用意もない問いかけだったので、とっさに『違いますが、なんでですか』と問い返したら、『そういう上着着てはるから』と言う。私の外出用ジャンパーは、背中に或る会社のロゴが染めつけられており、小さくcarshopという文字もある。つい『もらいものです』と答えてしまったが、『はい』と答えて、どんな事を言い出すか聞いたらよかったのに残念。咄嗟の判断が鈍っているのもあるけれど、じつは私、根は正直者であった。最後に高齢者講習修了証明書をもらって終わりなの...運転免許試験場で高齢者講習受講その2

  • 運転免許試験場で高齢者講習受講

    年末に田舎から宇治に戻り、通知が来ていた高齢者講習を昨年中に受けておいて新年早々に免許更新のつもりだった。ところが、運転実技が伴うからか試験場も近所の教習所も予約が先まで埋まっていて、1番早いのが年を越した昨日で、しかも遠い方の運転免許試験場だった。高齢者講習を受けたあとに、その足で免許更新ができたら良いのだけれど、講習が15:15からだったので不可能。安全運転のための諸々は動画にまとめてあり、緑内障の症状や視え方の紹介が目新しかった。運転実技は免許に見合ったマニュアル車で行われるのかと思いきや、もうそんな車は無いのかオートマチック車。助手席の教官(?)が指示するままにコースを走り、途中で注意されたのが右折時に大回りしすぎることと、左折直前にハンドルを少し右に回してから左折を始めること。左小回り右大回りは...運転免許試験場で高齢者講習受講

  • 枯れ松に生えるヒトクチタケ(一口茸)

    二日前の記事に書いたサルノコシカケに似た茸が気になって、確かめに行ってきた。生えていた赤松は葉が赤茶けていて、枯れたばかりの状態と確認できた。キノコに穴がないかと下から覗いても分かりにくかったので、2番めの大きさのものを剥がし取って観たら、穴が開いていた。名前の由来の穴があることと、枯松に生えることから多孔菌科一口茸に違いない。黒松と赤松が枯れたら必ず生える茸だというから珍しいものではなく、これをあてにしている昆虫もいるそうだ。形も色も栗饅頭によく似ているとあるけれど、私の見つけたのは白っぽくて栗らしくはない。ヒラタキノコゴミムシダマシ、カブトゴミムシダマシ、オオヒロズコガなどの昆虫が空洞に棲息するらしいのだが、ハサミで切り分けてもみても確認できなかった。昆虫の餌となりそうな粉が入っていたのは胞子だろうか...枯れ松に生えるヒトクチタケ(一口茸)

  • また漫画にハマる

    人生半ばどころか3/4過ぎてしまっていても、いや過ぎてしまったからこそ、やるべき事やり残している事はいくらでもある。それなのに、ついつい冬ごもり中は安易な娯楽に走り、また漫画にハマる。こんどは、そうとう前にコミック誌【少年ジャンブ】に連載されていた『ジョジョの奇妙な冒険』。分厚い単行本を手にとって横を見たら、同名の文庫本が4から50までという長編。スマホの巾と同サイズの単行本は1から3までをまとめたもので、飽きたら止めたらいいと読み始めたら、もう抜けられない。50巻もあるのだから、ひとつ事件が解決したもすぐにまたぶり返し、あの手この手その手おくの手ねこの手まごの手なんでもくりだしてくるのだろう。ただいま分厚い1〜3巻の2巻相当の終わり辺りで、ここまで読んだら、もう止まらない。また漫画にハマる

  • 食えないヤツ

    散歩中、松の幹にホットケーキのような茸が生えているのを見つけた。大中小と3個生えていたので、一番大きい4センチくらいのものを撮った。帰ってから調べてみると、枯れた松に生えるというヒトクチタケに似ている。サルノコシカケの仲間のように見えるけれど、それにしてはふっくらしていて、触ってみると上は硬いけれど、下は食パンの耳くらいの感じ。このままかぶりつきたいような見た目と触感ではあるけれど、ヒトクチタケなら、一口なのに食用不適とあった。この松が枯れているのかどうかは気にしなかったので分からない。これもまた、この散歩コースを歩いて確かめ、同じアングルでどう変化するのか注目しておきたい。ジャガイモはいつの間にかダンボール箱の中で芽を伸ばして、もやしが生えたようになってしまう。定期的にもやし状の芽を摘み取らなければなら...食えないヤツ

  • 男性のための電話相談

    コミュニティー・センター略してコミセンのトイレ手洗いに名刺が置いてあった。「男だから、弱音は吐けない・・・」って、確かにそのようなプレッシャーは知らずしらずのうちに感じていたような気がする。涙は人前では見せられないと思っていたし、人生の岐路にあたってでさえ他人に真剣な悩みを相談したことがない気がする。酒で失敗したことは多くあったけれど、ストレスを酒で紛らわせるという習慣はつかなかった。落ち込む事態が起きたら、不貞寝するか、どこまでも歩き続ける。究極状態まで行き詰まったら、ひたすら逃げの一手で、他人に相談するという選択肢はなかった。当面、この電話にかけることはなさそうだけれど、財布には入れておこうと思う。だれかに無言で渡しても良いのだから。男性のための電話相談

  • ちょっと残念な満月蝋梅

    うちの満月蝋梅は、花が咲いても古い葉がなかなか落ちなくて、せっかくの黄色が映えない。強い風でも吹けば、葉は落ちるのだけれど、うまく適風が吹いてくれることもなくて、背の届く範囲は私が葉を落とす。そうこうしているうちに花もかなり落ちてしまうは、この蝋梅の特徴なのか、ヒヨドリがよく止まるからなのか。名前通りにつぼみは真ん丸で花開いた格好もうつむき加減に丸い。本日見つけたような満開にまで開く花はめったになくて、開いてしまった花の方にむしろ違和感を感じるくらいだ。香りは鼻を近づけたら強く匂うけれど、窓を開けたら匂うということもない。今年は特にこのようであるのかどうか、ちょっと残念な満月蝋梅。ちょっと残念な満月蝋梅

  • ハマってしまった漫画

    『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎作画:BoichiJUNPCOMICS集英社26巻各440円+税。これにハマってしまって、ただいま17巻途中。1巻の裏表紙に『一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。数千年後ー。目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する‼空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕‼』とある。すべての漢字に読み仮名が振ってあるのが煩わしくはあるけれど、こう読むのかという漢字もたまにあって恥じたりしながら夢中になっている。中学1年生くらいから上は前期高齢者までの読者ということになろうか。作画のBoichiが1巻のカバー袖に書いているコメントの中にあった『ポストアポカリプス』を全く知らなかったので調べた。アポカリプスは初期のユダヤ教、キリスト教...ハマってしまった漫画

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