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2014/09/26

  • イトトンボの産卵など

    小さいビオトープで、日常的になったイトトンボの2連飛行と産卵が見られた。このイトトンボはアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)か、ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)ではないかと思われる。メスが草の茎に産みつける間、オスが尻尾のハサミでメスの首根っこを掴んで直立している。ツバメなんかに襲われたとき、犠牲になるのがオスだけで済むという意図かもしれない。それとも、他のオスからガードして産卵まで付き合う(付きまとう)ということか。新しいビオトープに、お隣さんからコウホネ(河骨)をもらって植えた。泥の底に植えるのは難しいので竹棒で根っこを押さえつけているだけだが、そのうち活着するだろう。垂直の棒なんか在ろうものなら、直ぐにトンボはやってきて休憩場所にする。昨日はシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のオスが見ている前で止まった。イトトンボの産卵など

  • ベルガモットだと思っていたらタイマツバナ(松明花)

    ベルガモットの名とミツバチの蜜減となる宿根草ということに惹かれて、かなり前に買ったのだったが、どうも違う。ベルガモットはそもそも柑橘類で、それで香り付けした紅茶をアールグレイというのだとか。で、ベルガモットに香りが似ているモナルダをベルガモット・モナルダと言い、モナルダも取ってベルガモットとも言ってしまうということのようだ。小さな水晶の集まりのような莟からチンアナゴのようなものがにゅるっと出て、弾けたように花開く。花開くとは言え筒状なのでわがニホンミツバチは蜜を吸えないだろうし、昆虫そのものが止まっている姿をあまり観たことがない。日本名タイマツバナと言われれば、確かに松明の燃え盛る様子に見えないこともない。それより、こんな髪型をしたサッカー選手がいたような気がするし、ダイアナ・ロスの演っていた『オズの魔法...ベルガモットだと思っていたらタイマツバナ(松明花)

  • タチアオイ(立葵)にマメコガネ(豆黄金)

    タチアオイが咲き始めると現れるのが、『めごいやつ』とは言いかねるマメコガネ。今年もとうとう現れて、このごろ咲き始めたばかりのタチアオイの花を所々で喰い荒らしている。中には交尾しながら莟をかじっている不届きものもいる。鯉でも飼っているなら、つまみ取っては池に投げ入れてやるところだ。投げ入れても、着水する前に翅を広げて逃げ去るだろうか、そんな俊敏性はないはず。と、そんなことを思うのは、まだこいつをつまんで踏み潰したり投げつけたりしたことがないから。花が喰われていても、メタリックに輝く翅に見とれて、退治しようとしたこともないからだ。硬くて喰いにくそうだから鯉は食わないだろうか、鳥はこいつを喰うのか、天敵はいるのか。検索すると『・・・コガネツチバチ類やヤドリバエ類などの天敵が多く・・・(コトバンク)』と記されてい...タチアオイ(立葵)にマメコガネ(豆黄金)

  • めごいやつ

    一般的に解ってもらえる言い方なら『めんこいやつ』だけれど、うちの方では『めごいやつ』となる。時代劇の中で殿様が『愛(う)いやつよの〜』とつぶやく相手のことだ。昨日のブログに書いたアカハライモリ(別名;日本井守)は一晩経って脱出してしまったかもしれなかった。でも居たということは、水槽でも広さがありメダカという仲間もいて適当に放置されて汚れた環境は棲みやすいのかもしれない。でもビオトープに戻すと決めたので、掬いあげた後で赤い腹を撮ろうと思った。ところが、ひっくり返しても嫌がって直ぐに戻るので、シャッターを押す間がなくて諦めた。広口のガラス瓶に入れて下から撮る方法もあったのに、手乗りを撮っただけでよしとする。ムラサキツユクサはどこにでも蔓延るので雑草扱いなのだが、わがニホンミツバチが朝から何匹も居るのを見ると、...めごいやつ

  • 雨降ってビオトープ安泰

    意外に早く雨が降って農業用水栓から水が出るようになり、水を供給する前にひと仕事をした。小ビオトープの枯葉の堆積を引き上げ、掻い掘りのようにタモでメダカを掬ったりした。メダカはすぐに大ビオトープに放し、各種ヤゴはメダカを襲うだろうと思われるので、横の農業用水路に放した。昔は良い感じの小川だったのが、いつの間にか大型U字溝にされてしまっていたのだけれど、深みを設けていたりもするので生き延びられるだろう。アカハライモリ(赤腹井守)も居たからには、もう立派なビオトープだ。戻そうとも思ったが、ついついもったいなくて家の横に置いてあるFRP水槽で飼うことにした。その水槽は浴槽の倍以上もあるので、普段から雨水と井戸水とで半分くらい水量を保ち、ボーフラ発生を防ぐためにメダカも数匹入れてある。宇治の方で以前、ミユキと名付け...雨降ってビオトープ安泰

  • 自分で植えた木に実がなる

    一番古いのは、生り方も形もアケビ(木通)に似ているポポー(北アメリカ東部地方原産で漢字はない)。落下したのを食べるので、先々は下草を刈り取って何かしらの敷物をしておこうと思う。花は咲いても、別の木がないと結実しないと言われているので諦めていたのだが、一昨年から落ち始め、去年は10個以上落ちた。生ったと書けないのは、葉が緑色で大きく実も同じ色なので生った状態を目視できなかったから。知らぬ間に生っていて落ちているのを見て初めて知ったのが、今年は初めて木に生っているのが確認できて生り方もアケビ似だと知った。カキ(柿)は今年初めて、2本植えているうちの小さい木の方に実をつけた。大きい方は花をたくさん付けたが、ほとんど雄花だったようで、実は確認できていない。これは甘柿の禅寺丸のはずで、受粉用に良いという宣伝文だった...自分で植えた木に実がなる

  • スベリヒユ(滑莧)の花など

    どんなに天気続きでも、水分をしっかり蓄えた茎を這わせるスベリヒユが、サトイモの畝にびっしり生えている。こんなにも立派に太いのが密集している様子は初めてで、小さな花も初めて注目した。迷惑な雑草ではあるけれど食用になるのだから、立派なものを摘んで茹でてみた。ネットでみると、ポリフェノールにビタミンにミネラルだと、スーパー野菜のように紹介されている。ただ食べすぎると害になる成分も多く、病気持ちには毒であったり、薬とは飲み合わせ不具合もあったりと要注意な代物。生を細かく刻んでサラダに混ぜるとかスムージーに加えるなどともある。ビタミンCは流れてしまってもいいから、ちゃんと茹でて水にさらしてポン酢で食べた。茹ですぎたのか、育ち過ぎだったのか、独特のぬめりが消えてしまって、あまり味がしなかった。病気を持っていて薬も飲ん...スベリヒユ(滑莧)の花など

  • 雨待ち台風頼み

    雪の少ない冬だったから雪解け水の恵みが受けられず、それに加えてここしばらくは全く雨が降らず、ついに農業用溜池がほぼ干上がった。水利組合に面積割りの使用量を払っているのに水が出てこないので栓を閉じた。昨年も同様だったのだが、栓を開けっぱなしにしておいたところ、雨が降って水が供給されると夥しい数の蛙の死骸が流れ込んでいて往生した。貯水池の状況を見て、上の方の他所さんの田に水が供給されているのを確認してから栓を開くつもり。小さい方のビオトープは元からジクジクズブズブの放置田だったから、水は僅かながら湧いている。ということで、雨待ち台風頼みのビオトープなのだが、水量は徐々に減っていくだろう、すでに減り続けている。新ビオトープはすっかり澄み切って底が丸見え状態だが、数匹入れたメダカはどこに隠れているのかほとんど見ら...雨待ち台風頼み

  • 同級会は喜寿を祝う会

    後期高齢者になったばかりだというのに、数えで喜寿を祝う会の同級会があった。20名の参加者中、約半数の元JKはところ構わずキャピキャピキャッキャキャッキャとはしゃぐ。湯沢の大きいホテルに泊まり、温泉に入り、予算をケチった夕飯を食べ、カラオケが2次会で、その後は1つだけ用意された大き目の部屋にて3次会。持ち込み可ということで、大量のアルコール類、清涼飲料水、つまみが用意されてあり、余った分はお持ち帰り土産にプラスαと万事そつが無い。地元組はできるだけ自家用車で集合とあったのは、チェックアウト後に分乗して、どこかへ行こうというつもり。私は運転があまり苦にならないので、京都ナンバー車で参加し、蜂仲間同級生を拾って行く。翌朝のビュッフェ朝食のあとは広い部屋にまた集まり、次は米寿を祝う会だと、この中でも何人残るか・・...同級会は喜寿を祝う会

  • アサツキ(浅葱)の葱坊主

    アサツキの葱坊主は小花の集合なので、よく見ると筒状にそれぞれが満開のようだ。モンシロチョウ(紋白蝶)が止まっていたので、わがニホンミツバチも吸蜜をするのだろうかと期待した。蝶々だから、あのストローを伸ばして吸蜜できるけれど、蜂は潜り込めるサイズでなければ無理だろう。止まっているのを見たことがないということは、ニホンミツバチの蜜源とはならない。最初の画像に写っている周りの葉は全てヤブカンゾウ。2枚目のバックのひょろひょろした草はツクシ(土筆)の親のスギナ(杉菜)。アサツキ(浅葱)の葱坊主

  • チマキのぶら下がる景色など

    子どもの頃のこの時季、母はいつも大量にチマキを作って台所や廊下にぶら下げていた。洗った餅米を、くるりと巻いた笹の葉に匙で詰め、イグサで縛る作業は見ていたけれど手伝ったことはなく、兄姉たちが手伝うのも見たことがない。お隣の奥さんが、チマキの時季になったからと、砂糖入りのきな粉も個数分だけ添えて持ってきてくれたのは1週間前。珍しい豆腐ドーナツももらい、これはほぼ普通のドーナツで、沖縄のサーターアンダギーにも似ており、足して2で割った感じ。チマキは昔と変わりなく餅米なので夕飯に3個、次の朝に2個、ご飯として美味しくいただいた。昨日はタマネギの茎の倒れた分だけを収穫して、初物を畑からそのまま、チマキのお返し代わりにお隣へ持って行った。新玉ねぎの輪切りをバターでステーキ風にすると美味しいと教えてもらった。タマネギは...チマキのぶら下がる景色など

  • 昨日のビオトープ

    水棲生物の冬季避難場所としての入江を掘る前に、仮に橋を架けてみた。縦断面が歪(いびつ)で、受ける橋台も平らではないので、ガタつきは当然ながらある。一発で決まることはありえないけれど、ようやく抱きかかえられる重さなので、接触面を見極める。3回ほどのやり直しで、ほぼ決まり、あとは一旦外して下をおいおい掘ることになる。ガタつきの噛ませは最終的にやって完成させる。一段落して休憩していたら、連結の糸トンボがやってきて、睡蓮に止まって産卵を始めた。もうすでにトンボが当たり前に棲息する場所となっている。昨日のビオトープ

  • その後のビオトープ

    移植した睡蓮には元々1個の小さな蕾が付いていたのだが、ちゃんと成長して花を咲かせた。睡蓮の花は咲いている時間が意外に短くて、3時前後にはしぼみ始めた。陽の傾きを感じ取っているのなら、『睡蓮の花がしぼみ始めたら干した布団を取り込め』という原則が成り立つかもしれない。こうなると、丸池の睡蓮をもっと株分けするか、新たに買ってくるかして増やしたくなる。白ばかりか赤も黄色も咲かせたいし、くびれの向こう側はレンコンの蓮か古代蓮を咲かせたい。今のところ、意識して飼っているのはメダカとミナミヌマエビだけだけれど、冬越し用の避難入江と架け橋工事に取り掛かった。2分割に裂いた丸太を架ける両側の橋台部分が重要なので、短い丸太を置いて押さえの杭打ちをする。恒久的に丈夫である必要はなく、せいぜい10年間ほど形をとどめてくれたら良い...その後のビオトープ

  • 訳あり梅にブランデーベースリキュール

    梅がスーパーの入り口付近に展示されはじめると、買おうかどうか見るたびに惑う。先日『訳あり』という表示に惹かれて立ち止まったら、同年齢ほどと思われるジーさんも立ち止まった。「訳ありかぁ、こっちもそうだし、これで良いやんだ」「そうやんだ、先も短けー訳ありだんがのー」などという会話を交わした。で、ちょっと割安の訳あり大玉南高梅をカゴに入れ、ホワイトリカーを探して酒類コーナーに行く。すると、ホワイトリカーより少しだけ高いブランデーベースリキュールというのを初めて見て即決した。安い梅を買った意味がないと言おうか、こんなところで帳尻合わせをしないで、全く傷のない青々とした梅にしたら良いものを・・先が無いんだから。少し前に、一昨年作った梅酒の梅を取り出し、濁ってしまっている梅酒をコーヒー用のフィルターで濾し、梅酒用の瓶...訳あり梅にブランデーベースリキュール

  • 胴付き長靴を履いてビオトープに入る

    庭の小さな池を石組みにするにあたり、以前、胴付き長靴を買ったのに2日ほど使っただけだった。普通の長靴と変わらない安さなのは漁業関連など水を使う仕事をする人達の消耗品だからだろうか。劣化する前に使える機会がやってきて、これからは時々履いて、胴付きの似合う人になるべし。水を張って1ヶ月、ようやく澄んで底まで見られるようになったけれど、また濁らせることになる。澄んだことで、ユンボのバケット痕まではっきり分かり、縁近くに極端な浅い所があったり大きい石が見えたりする。泥を掬い、田んぼの畦塗りの要領で縁をきれいにしたいのと、バケット痕を消したいのと、石を引き上げるという目的を設けた。畦塗りは、子どもの頃に田んぼで大人がやっていたようなイメージではできないことが分かった。代掻きをした田んぼのドロドロ土だからこそ、掬って...胴付き長靴を履いてビオトープに入る

  • 丸太を裂く その2

    優先順位としては、1本目でやれることは分かったのだから、2本目は限りなく低い。冬間近の、私がこちらを撤収する直前でいいのに、丸太が目に入るたびに筋肉が躍動を欲する。すぐにやるべきことはいくらでもあるのに、ついつい取り掛かってしまった。道筋となる切り込みをチェーンソーで入れることもなく、今回はいきなり斧を切り口に打ち込む。木自体がねじれて成長した様相なので、どのように裂けていくのか予測がつきにくい。幹が捩れて成長していくネジキ(捩木)という木があるけれど、ほぼそのような形状。それでも、捩れの目立たない面もないことはないので、ここなら上手く割れるかも知れないという位置に打ち込む。ひび割れが真っ二つに走らないのはどういうわけか分からないけれど、直径直線になるよう修正もした。あとは力任せに楔がわりの柄の取れた斧と...丸太を裂くその2

  • 過渡的様相のアジサイ(紫陽花)

    わが家に道から玄関までスロープがあり、その片側に咲くアジサイは、園芸種として売られているようなものではない。完成する前の過渡的か途上のものが、園芸研究所から流出したのではないかという感じ。枝分かれすることなく、1本1本が地面から独立して、その先にこの花をつける。これを入力している時点で、本当にそうなのかな、とは思うけれど、確認に走ることは割愛。大事にしようと思ったことはなく、伸びすぎたら車体を擦るので、頃合いをみて出過ぎた分を草刈機で薙ぎ払う。その程度の無頓着さと無神経さが良いのか、毎年決まった形に咲いてくれる。スマホのマクロ撮影が上手くいかないのだが、ぐっと近づけてみたら、あまりボケずに撮れた。昨日の浅葱の花は中途半端な半開きだったで、丸くなったのを見つけて撮ってみた。過渡的様相のアジサイ(紫陽花)

  • アサツキ(浅葱)の花が目立つ年

    10年ほど前に初めてアサツキの花を自宅敷地内で発見して、淡い紫に心動かされた。それから毎年見るけれど、せいぜい2個とか3個だった。ところが今年は、自然繁殖しているアサツキの蕾がざっと数えても30個か40個という多さ。昨日蜂仲間の友人のところでも咲いているのを見たから、たぶん10年とかもっと、そのようなサイクルでの希少なアサツキの花咲き年に当たるのではないかと思われる。最後の画像は、アサツキの枯れはじめ状態で董立ちした大量の蕾。置いてあるスプレー容器に入った液体は、千葉の友人が作ってくれた天然素材の虫退治薬。瓜科にたかって困るウリハムシ(瓜葉虫)が来なくなる効果があるようなので、毎日カボチャとキュウリとゴーヤの葉にスプレーしている。アサツキ(浅葱)の花が目立つ年

  • 丸太を裂く

    竹藪の中に放置されていた丸太を蒲鉾状に割ろうと考えた。チェーンソーを使って切ろうとしたが、縦挽きだからか、素直に切れなくて往生した。縦目なのだから、斧を叩き込んで力任せに裂いてしまおうかと考えた。薪割りや竹を裂く時、竹は先から木は元からという原則がある。ということで見てみると、私はチェーンソーを細い先から入れてしまっていた。斜めに入れているので、上の長い方で30センチほどでしかないけれど、せっかくだから原則に逆らって斧を差し込み、大金槌で叩き込む。やはり、素直な裂け方にはならないが、やり始めたら止まらない。柄の取れた斧の刃も楔代わりにして、交互に徐々に裂け目を広げる。チェーンソーでやり遂げようとすれば何度も休憩を入れて1日ではやれなかったかも知れないのに、力任せは早い。きれいに裂けなかったのは原則を破った...丸太を裂く

  • 雨後の花と蛙

    この頃、夜中に雨が降って朝方止むことが多い。ムラサキツユクサ(紫露草)は雨が似合うというのか、ふさわしいというのか、雨を浴びた後は生き生きしている。アマガエル(雨蛙)が、ぴょんぴょん跳んでいたのに、雑草を生えさせないための黒マルチに行き着いたら静止した。前に回り込んでスマホを構えても動かない。蛙なりに快適さを感じているのかも。雨後の花と蛙

  • ベリーベリーグッドなこの頃

    一昨日、ニホンミツバチの誘引待ち箱に入居した1群を友人に提供した。ほぼ暗くなってから、巣門を塞いだ運搬用の土台箱に、入居した分の重箱式巣箱を乗せ、ブラックテープでずれないように固定してから乗用車で運ぶ。後部座席を前に移動させ、板を置いて水平を出し、ゴムロープを使い運転席ヘッドレスト支柱を利用して固定する。多少の段差があっても、他人を乗せている程度の注意を払えば何事もなく運べるやり方を確立しているのだ。そうして15㎞ほど走って、友人の生家跡地に着き、出迎えてくれた彼と互いに頭にライトを点けて作業をする。夜陰に乗じて二人の後期高齢者がヘッドライトをして、こそこそと物を運んで作業するのを他人に見られたら何と思われるだろうかと、気分は高揚する。順調に事は捗り、帰りがけに友人が「ウチで作ったんだから甘く無いんだけど...ベリーベリーグッドなこの頃

  • 睡蓮の花など

    生家の小さな丸池には、いつだって時季が来ると必ず睡蓮の花が咲いたものだった。無人となった生家を私が引き受けるようになり、丸池に睡蓮が無くなっているのに気づいて、直ぐに買い求め、元に戻した。メダカを飼っているのでボウフラが湧くことはない。今年も睡蓮の花が咲き、直径1mの池は葉で一杯になった。新しく作ったビオトープにはメダカを数匹入れただけで植物はまだなので、とりあえず丸池の睡蓮を株分けして入れた、竹は根を定着させるための押さえでもあり、トンボのヤゴがよじ登って羽化する補助のため。時間経過の順序を違えないように今朝撮った丸池は最後に載せた。睡蓮の花など

  • 柿の木の雨蛙など

    昨日の記事にあげた蛇は、どうもアオダイショウ(青大将)の幼体ではなく、ヤマカガシ(赤楝蛇、山楝蛇)の成体ではないかという疑いがでてきた。ところで普通は幼体とするところを、きのうのブログでは蛇の字を使いたくて何も調べず、読み方も知らずに『幼蛇』と書いた。そうしたら、幼蛇は『ヨウダ』と読むことを言葉自体も含め初めて知ったというコメントをいただいた。それから派生しての『「蛇は成長するにつれて幼蛇(ようだ)、亜成蛇(あせいだ)、成蛇(せいだ)と呼び方が変わります。」』とも教えてもらった。なるほど、ありがたい指摘だなと反芻している時に、もしかしてアオダイショウの幼蛇としたのすら間違いだったのではないかと考えた。調べれば調べるほど、あのハブ(飯匙倩)やマムシ(蝮)の何倍もの強い毒を持つというヤマカガシに違いないと思え...柿の木の雨蛙など

  • 柿の木に青大将の幼蛇

    陽の当たらない内側の枝を剪定しないと、実の整理落下が多くなると教えてもらった。せっかく花がたくさん着いたのにもったいないという気があって、それを延び延びにしていた。そうしたら先日の雨の重みで枝が垂れ、折れたり折れそうだったりして樹形が一気に変わった。やっと剪定する気になって脚立に上がり、両手で使う大きな剪定鋏で徒長枝と内側の枝を切る。その時に居たのが小さめの蛇で、変わった模様だけれど青大将の幼体だろうと直ぐに察しがついた。地上なら、こちらの気配でするすると逃げるところだけれど、せっかく木に登ったのに、という感じであまり動かない。ぺろぺろと舌を出して情報収集をするので、その瞬間を撮ろうとしたが果たせなかった。こちらは大きな剪定鋏を持っているのだから、すさんだ心でいたなら試し斬りだってできる状況。正面からスマ...柿の木に青大将の幼蛇

  • カキ(柿)の花など

    大雨を受けて濡れそぼつカキの花を撮ってみた。『ぬれそぼつ』と言う表現を初めて使うような気がする。漢字変換は『濡れ濡つ』と出てきて、「へー」と思った。自分のものになっていない表現を使ってみる冒険もブログの醍醐味の一つ。それはともかく、もう1本のカキの徒長枝を折り取って並べ比較してみた。明らかに違う種類だと断定できそうだ。すると、先の5月26日(日曜日)に『カキ(柿)の花とオタマジャクシ』に書いた問題が決着したことになる。最良の結果の、甘柿=禅寺丸と渋柿=蜂屋の組み合わせだったと一安心。いやもしかして雄花雌花の違いなのかな、などと入力している今の時点でまた不安になってきた。本当に確定できるのは、秋になって齧った時だ。昨日は枝豆=ダイズ(大豆)の、ばら蒔き育苗を根洗いしてから田んぼ脇に植えた。枝豆はサツマイモと...カキ(柿)の花など

  • 種を蒔いてうまくいけば

    発芽率が袋に書いてあるけれど、種を蒔いてうまくいけば、苗を買うより何十倍も経済的だ。それが日常的に食べる野菜だったなら何百倍にもなるだろう。ただし、よほど条件が揃わない限り、発芽したものを全部育てることは無理だ。もったいないけれど、丈夫なものだけを選んで、あとは処分するしかない。それが嫌で必要分だけを苗で買う人も多いのではないかと思う。ヒマワリ(向日葵)の花にミツバチの群れるシーンが見たくて、昨年秋に花後の種びっしりの花殻を友人からいくつかもらった。無数にあるので、生えたら良さそうなところへ適当に蒔いたけれど発芽している気配がないので、ポットに蒔いてみたら、ちゃんと発芽した。マリーゴールドは苗を買っても安いし、いつも最後は投げ売りされるので、それまで待っても良いのだけれど、昨年自分で種を採ったのは発芽せず...種を蒔いてうまくいけば

  • 戦闘モードと平和ボケ

    ビオトープの縁に迷彩模様をまとったアマガエル(雨蛙)が居た。どんな場所に居続けたら、こんなにも完璧な戦闘モードになるのだろう。擬態に自信を持っているようで、近づいて撮っても動くことなく自然になりきっていた。畑の野沢菜は咲き終り、三月菜はもう少しで終わりそうだが、五月菜はせっせと蕾菜を詰んだせいで脇芽がまだまだ生えて花は長続き中。わが飼育箱からのはずのニホンミツバチ(日本蜜蜂)が来ているのを確認して気を良くする。わがボロ屋を背景に撮ったら『ポツンと一軒家』のような平和ボケ感を出せた。戦闘モードと平和ボケ

  • 雪の破壊力は想定外!?

    信濃川左岸に沿った道路を車で通行中に、同乗の1人に教えてもらって、対岸を見下ろせる小さな展望所に寄った。彫刻作品のような石製テーブルセットがあったが、雪害と思われる壊れ方をしていた。今冬は小雪だったのだから、前かそのまた前の冬に壊れて、そのままになっているのかもしれない。デザイン重視で雪の破壊力は想定外だったように見受けられる。腰掛けは円柱の基部と上部を切り取ったようなデザインで、それはどっしりとしていて良い。テーブルの厚み、あるいは脚部のデザインに問題ありと思われる。割れた両サイド部分が放置されているのは、もしかして全て計算通りの意図的想定内なのか・・とも考えた。ちょっと脇道に逸れるだけだから、ここは通るたびに、どうなっているかを確認したい。雪の破壊力は想定外!?

  • カキ(柿)の花とオタマジャクシ

    禅寺丸という甘柿と蜂屋という渋柿の幼木を数年前に買って庭に植えた。次の年に片方が枯れてしまい、仕方がないので1本買い足してまた植えた。ところが、どちらが枯れたのかが分からず、買い足したのもどっちを買ったのか分からないという、われながらちょっと頭がおかしいのではないかと疑ってしまう。というわけで、枯れなかった柿の木も買い足した方も実がならなければ確認をしようがない。そうして今年はようやく両方ともに蕾を付け、花が咲き始めた。両方甘柿になるのか、両方渋柿になるのか、うまい具合に別々になるのか3つに1つだ。カキの実より、花の蜜をうちのニホンミツバチのためにというのが動機なので、どうでも良いのだけれど・・・。ビオトープを作ったタイミングがちょうど、どの種類かのカエル(蛙)の繁殖期に当たったようで、排水溝にオタマジャ...カキ(柿)の花とオタマジャクシ

  • 休憩中二態

    タケノコにアマガエル(雨蛙)が止まって休憩中。保護色になっていないことで、竹皮との対比が際立つ。タケノコは真っ直ぐにぐんぐん上を目指すはずなのに、どういう訳か中には曲がって伸びていくのもある。もしかしたら、このタケノコは地表に頭をだした時点で、徘徊中の私がつまずいたからか。これはすでに2m近く伸びているのでタケノコとは言わないのかな。かなり伸びても、揺すって折れるところから上は食べられるそうなので、可食部分がある間はタケノコと呼んでも良いのかもしれない。皮は下から剥がれ落ちていくのでアマガエルも今だから登る事ができた。曲がったタケノコに、これまた斜めに静止している蛙の姿は少し違和感がある。生き物の画像は、背景とバランスと色合いが自然でありながら意外性もあり、対象が際立っている事が必要だ。タイミングに恵まれ...休憩中二態

  • ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など

    昨日はビオトープでギンヤンマの産卵シーンを観ることができた。スマホで撮ろうと構えてもなかなか一つ所にとどまらないので、しばらく立ち尽くして待ったら、水から出ている草に止まって羽ばたき始めた。こういう機会に出会うと、良いカメラが欲しいと思う。それはともかく、多く撮れば焦点の合ったのも撮れるだろうとぱしゃぱしゃやっていたら、もう一匹やって来て、雌はいきなり首根っこを掴まれた。色合いが違うので雄だと分かるのだが、雌が産卵中でも委細構わず交尾に走るのか。その後すぐに二匹は岸辺の草むらに降り立ち、雌が雄の腹に尻尾をくっ付けたまましばらく動かなくなった。首根っこを掴まれた雌は自動的に精子を受け取るための交尾へと進むのか!?順序が逆になってしまっているけれど、先の産卵は別の雄との受精卵なのかな?!。検索してみると、ギン...ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など

  • モンシロチョウ(紋白蝶)の産卵など

    この頃あまりモンシロチョウを見ない気がするのは、私が昆虫より気になる事が他に多いせいかもしれない。五月菜の董立ちを茹でる前に、一応簡単に洗って確認はするのだが、必ず1匹や2匹青虫が湯に浮かぶ。昨日は、昨秋に収穫できなかった未熟白菜が董立ちした株にモンシロチョウが産卵中だった。柔らかい葉に止まっては羽ばたきながら葉裏に尻を折り曲げて付けるのを繰り返す。そこを撮りたかったのに途中の休憩中しか撮れなかった。産卵は素早く繰り返し、間に休憩を取るのは、それなりに疲れるのかな、卵が間に合わなくなるのかな。尻を付けた葉裏を折り曲げて拡大で撮ると、肉眼ではほとんど視えない卵が2個産み付けられていた。昨日もニホンミツバチの分蜂(分封)が観られた。前回のそれは、結局どこに行ったのかどうなったのか分からず仕舞いで、昨日のも朴の...モンシロチョウ(紋白蝶)の産卵など

  • ホースラディッシュの花など

    10年ほど前に北海道出身のいつもの友人が、うちに植えたホースラディッシュはほとんど放置状態なのに継続して長らえている。その別名ワサビダイコン(山葵大根)が董立ちして花を咲かせている。ヨーロッパ原産だから、またの別名をセイヨウワサビ(西洋山葵)とも言い、練りワサビの元。大根の花はアブラナ科でも黄色くないように、このホースラディッシュもアブラナ科で、真っ白の花はよれよれのハンカチのようだ。何気なく撮ったのに、画像をよく見ると、ゾウムシ(象虫)らしき昆虫が交尾している。以前も気づかないまま董立ちして咲いていたのかもしれないが、何しろ本体の葉と董立ちの茎の葉が違いすぎる。今回はスマホの『調べる』でホースラディッシュとでたので、『そうかついに花が咲いたか』と、初めてみる花、10年経って咲いた花に感心する。昨夕は返却...ホースラディッシュの花など

  • ニホンミツバチの一斉送風など

    1週間前に待箱に入居してくれたニホンミツバチの働き蜂が10数匹、巣門を背にして一斉に羽ばたいていた。数日前の暑い日の午後のことで、西陽が直射する巣箱内はかなり暑くなっていたはず。蜜蝋で作られた巣と女王蜂と中で働く蜂のために一斉送風して冷却しているのだ。ニホンミツバチは涼風を取り込み、セイヨウミツバチは暖気を排出するやり方で真逆だそうだ。うちのは間違いなくニホンミツバチだと断定できる。手前の1匹だけ向きが違うのは、採蜜して帰巣した働きバチで、入ろうとしているところ。以前、アジサイ(紫陽花)の原種だろうかなどと紹介した事があるような気がする花木がじつは全く違うことが分かった。2枚目画像の花はこの頃、山で普通に咲いていて、調べてみるとアジサイなんかとは全く別種のガマズミ(莢蒾)科ガマズミ属ヤブデマリ(薮手毬)の...ニホンミツバチの一斉送風など

  • 切り株撤去とカブトムシ

    10年ほど前に切り倒してもらった直径40センチ余りの切り株を、ふと思い立って撤去することにした。先日頼まれユンボでやった農事の師宅の切り株撤去の経験があるので、1人でやれるだろうと取り掛かる。樹種、年数、立地条件などで状況は違っても基本は同じはずとやり始めたが、なかなか思うようにはいかない。ユンボの爪を上からがつんと落として裂くようにすると上手くいきそうだと分かり、少しずつやったけれど、芯は全く腐っていないので、生木を裂くのは大変だということを認識した。借りたユンボの能力を確かめることと、運転技術をあげることには、とても役立つ遊びとなった。これ以上は無理という格好で残った部分は、根を掘って切るか、上部だけチェーンソーで切り離し、あとは埋めてしまうか、斧を使って細かく裂け目を入れるか、と悩ましい。師宅の時も...切り株撤去とカブトムシ

  • 水不足が心配

    先の冬は少雪だったので、わが農事の師は何回も『今年は水不足が心配だのー』と言う。周りの田んぼはそれぞれ水を入れていて、今のところ不足の様子はない。夕方、気になるので、高台にある農業用水地へ熊よけ鈴を鳴らしながら行ってみた。当地は被害こそ聞かないものの目撃情報は度々有り、朝夕は熊の行動が活発になるので特に気をつけるようにとのこと。皆が一斉に田に水を張ったからなのか、池の水は確かに少ない。まだ五月だから、普通に降雪があったなら、まだ雪解け水がどんどん流れ込んでいても良いくらいなのだろう。そうなると最近作った私のビオトープ(溜池)は、昨夏のような日照りが続いたら力を発揮することになりそうだ。農業用の水道設備はあるのだが、それを完全に止めても、元々が周りより低い位置にあり、じめじめじくじくと水が湧いている。粘土質...水不足が心配

  • 分蜂群行方知れず

    昨日は晴れ渡りながらも風の強い奇妙な日だった。ニホンミツバチ飼育箱の巣門に普段とは違う騒ぎがあり、分蜂が始まったと確信した。オオスズメバチ対策の階段状巣門の下に蜂球が作られた。そうなったら、今までの経験から待ち箱への入居に立ち会うことは難しい。強制的に捕獲して飼育箱に入れても、そこに定着するかは分からず、女王蜂を逃さないようにする装置の使用には懐疑的なので購入も制作もしていない。じつは失敗の経験もあり、それ以来成り行き任せが私の方針で、一時的に形作る蜂球のそのまた前段階のような気もする。どうしても外せない身内に頼まれた用事その他があったので、後ろ髪引かれつつ出掛けた。二つの要件が済んでの帰りに川向こうの蜂仲間のところへ寄ったら、今年は上手くいって2群確保できたと言う。ついでにブランコと越後三山を撮ろうと、...分蜂群行方知れず

  • 見附市のイングリッシュガーデンに行く その2

    薔薇は一つ一つの花が盛りを過ぎたら、それぞれ疵もつき汚れて色を失っていくに違いない。園丁は基準を設けていて、それぞれのそれぞれを見極めて摘み取っていくのだろうと思われる。全体のどの花をとっても美しいばかりという状態は、めったにないだろうから、こちらもついつい最上の美しさを求めてきょろきょろ見回してスマホを向ける。プロやセミプロの画像がいくらでもあるのだから、自分で撮る事はないのに、自分が観て撮ったということが大事とばかりに最高の美しさを探してしまう。美人に見とれてしまったら咎められることもあるだろうけれど、花なら思い切り見ても惚れても勝手でしょ、てなことを思えば『さもしさ』のようなものを感じないこともない。それにしても、薔薇はなぜか女優や今までに出会った美しい人達の一番美しかった頃を想いださせる。そうやっ...見附市のイングリッシュガーデンに行くその2

  • 見附市のイングリッシュガーデン

    昨年に続き、今年も『みつけイングリッシュガーデン』に行ってきた。英国式庭園として作られた見附市の公園なのだが、管理が行き届いていて気持ち良い。花好き植物好き仲間と楽しく時間を過ごすには最適な場所で、カフェも充実していておしゃれ。それでも、本当に心ゆくまで公園の植物を楽しもうと思うなら、独りで行くべきだと思った。立ち止まる場所や花や物は、それぞれ違うわけで、変わった花も多く、立ち去り難いこと多々。1枚目;何という名か分からないけれど、ティッシュで作ったような白薔薇があった。2枚目;オニゲシ(鬼罌粟)の仲間だと思うのだが、これも紙で作った造花風で、色はシブい。3枚目;アネモネの仲間であろうと花後の子房で分かるのだが、色も花弁も形も異様だ。4枚目;まるで見当のつかない花だったから、スマホの『調べる』で調べると、...見附市のイングリッシュガーデン

  • 筍の根元(素)

    筍をうまく掘り上げると、根元に赤い突起が外周を取り囲んでいる。筍産地の専門農家が専用道具で土中から掘りだすようなものとは違うので、根元へいく程太くなり、根が出来始めているのだ。竹の根は、根節として杖にされたり傘の柄に使われたりするのだが、畑を耕していて、こいつに当たると耕運機が跳ね上がる。鉄筋コンクリートの鉄筋はこれを模したのではないかと思われるし、農業用の支柱もその形状をしている。この節から筍が出たり髭根が生えたりもするわけで、1枚目画像の先から2節目の爪のようなものが筍の子だ。これが育つと筍となり、すぐに赤い髭根の素が生え、乳状突起が地中を四方八方満遍なく伸びていく。そうして独立して踏ん張るのだということが、竹藪をユンボでほじくり返してみると良く分かった。筍の根元(素)

  • 物々交換のお互い様など

    自慢の料理でもてなすという事は、この先どんなに長生きしても、私には出来ないだろう。それでも良い食材を提供する事はできそうだ。というわけで、押し付け気味に渡した自作椎茸と筍が田舎料理になって返ってきた。筍と椎茸と身欠き鰊と人参と油揚の煮付け、それに蕨の酢の物を再従兄が持ってきてくれた。誰もが認める料理上手で決して人と争うことのない淑やかな奥さんの手作り。人参の切り方を工夫したりする洒落っ気はなさそうだが、味は完璧絶品なのであった。ああよくぞ美味しくなって帰ってきてくれた、と舌で愛でながら昔ながらの田舎を実感できた。昨日は雨なのに、というより雨だからユンボで石を運んだ。以前あった倉の玄関を囲っていた石材で、他に利用方を思いつかなかったのか、竹藪に放置されていたのを友人にユンボで引きずり出してもらったもの。庭に...物々交換のお互い様など

  • 竹藪からゴミ発掘

    倒したのか倒れたのか分からない太い木が転がっていて、その上に草が生い茂り、歩きにくい竹藪をすっきりさせたくてユンボを使う。ツルニチニチソウ(蔓日々草)や他の蔓や雑木の幼木たちの根も蔓延り、丸太は切断しないとユンボでも持ち上げられない。竹を切ったり避けたりしながらやる(筍の何本かは犠牲にする)難しい作業となって、単純に土をほじくり返すのとは違い、試行錯誤しつつ工夫も必要だった。ブルーシートやパイプ椅子や鉄の棒やパイプにトタンなど、よくもまぁゴミ捨て場にしてくれたものだと呆れるブツが出てくる。竹藪からのゴミ発掘作業というのは、ユンボの運転技術向上には最適だと思った。最後の画像は、籾殻の山から掛けていたブルーシートを持ち上げ突き破って出てきた鬼のような筍。かなり劣化したシートだけれど、突き上げ小さな破れ目から頭...竹藪からゴミ発掘

  • 洗濯機がやってきた

    新しい洗濯機の『おまかせコース』は、前のものとは違い、水量も自動で判断してくれる。洗剤の量はこちらで判断して入れるのだが、これだって溜めておく仕掛けがあって自動でやってくれたら良いのに、と思う。新品の洗濯機はピカピカだから、今までよりずっと綺麗に洗ってくれるような気持ち良さがあり、三日前にきて以来、毎日回している。シーツだって枕カバーだって洗い、今朝なんて布団カバーを放り込んだ。夜、風呂に入りながらやることの多かった洗濯が、朝やるようになった。一日の始まりに洗濯機を回すなんて、随分と世慣れた気がする。ぼろは着てても洗いたて、身綺麗なじじいでいるべし。洗濯機がやってきた

  • 分封日和に思惑どおり

    ぐずついた天気が続いていたが昨日は久々の快晴となり、分封日和に思惑どおりの結果となった。午前中に里芋の植え付けを終わらせるべく集中していたので、ニホンミツバチの様子は見なかった。植え付けを終えて正午前に見に行くと、まさに分蜂が始まる騒ぎとなっていた。巣門の周囲を飛び回っていた数百かそれ以上と思われる群れが徐々に広がり消えていくのを居合わせたお隣の奥さんと見続けた。どこか高いところに一時的に蜂球を作るはずなので、消えていったように思われる方角を探すと、栗の木の高い横枝に集合しているのが見つかった。1日とか2日とか、かなり長居することがあるので、のんびり構えていたら、入居する瞬間を見逃してしまった。キンリョウヘン(金稜辺)を仕掛けた待ち箱全てに探索蜂がたむろしていたので、どれかに入るだろうと確信的期待をしてい...分封日和に思惑どおり

  • ジョウカイボン(浄海坊)のこと

    何となく黄昏てじっとしている虫を見つけ、撮ってスマホの『調べる』をタップすると、CantharisGenusofinsectsと出てきた。なんでそうなるの、と不満を覚えつつ、Cantharisを調べると『ツチハンミョウ科のマメハンミョウなどの甲虫を乾燥した薬剤。媚薬{びやく}や皮膚炎薬{ひふえんやく}として使われた・・』などと出てくる。昆虫図鑑の画像で探すと、ジョウカイボンであろうと思われるので断定、同定とする。全国どこにでもいるということだけれど、小さいので目立ちにくいながら、良く観れば素敵に渋い配色だ。カミキリムシよりもホタルに近いとあり、浄海坊とは平清盛の事とかなんとかの記述もあるけれど割愛。カミキリムシの仲間だったなら幼虫時に芋類を齧る奴がいるので敵視するけれど、肉食だそうで幼虫も成虫も他の小昆虫...ジョウカイボン(浄海坊)のこと

  • 地味目で珍妙なユーフォルビア

    何年まえかに、どういう状態のものを気に入って買ったのか、よく覚えていない。宿根ということと、この地方でも生き延びそうだということが1番の決め手だったはず。緑色の蕾のような花のような姿をちらりと見て『地味だな』と思うことが多かった。昨日は花壇の中に繁茂するイタドリ(虎杖)を引き抜いていて、しゃがんでいたついでにスマホを向けた。アップにするとなかなかに珍妙で、花の中からまた花茎が2本突きでて花をつけているような姿だ。どれが萼やら花弁やら、雄蕊がどれで雌蕊はこれだろうか、もしかして雄花雌花があるのか、などと惑うばかり。トウダイグサ科でユーフォルビアのカラキアスという種類のようで、もしかしたらブラックパールかも知れない。名札はあったはずなのに全く分からず、とにかく地味目でも、うちに定着してくれたのはありがたい。最...地味目で珍妙なユーフォルビア

  • ペンペングサ(ぺんぺん草)と菜の花

    ノザワナ(野沢菜)、ゴガツナ(五月菜)、サンガツナ(三月菜)の畝間を除草代わりに耕運機を掛けておいた。それからしばらく放置していたら、ペンペングサと菜の花の地味目な競演になっている。ハート型の種ができているのを見て初めてペンペングサだと気づくのだけれど、これは春の七草の一つナズナ(薺)。日本薬学会のH.P.によれば、『和名なずなの由来は諸説あり、早春に開花して夏になると枯れることから「夏無き菜」、つまり夏無(なつな)から変化したという説。撫でたいほど小さく可愛い花(菜)の意味から、「撫で菜(なでな)」から転訛したという説。』とのこと。これだけ沢山生えるのだから、若菜のうちに食べてみたいなどと思ったりもするけれど、他にいくらでも摘んで食べるのはあって、わざわざぺんぺん草まで手を広げない。種が落ちる前に刈り取...ペンペングサ(ぺんぺん草)と菜の花

  • 洗濯機を買いに行く

    わが街には大型電機店が2つあり、何度か利用している方に行くため、会員証を確認しようと財布とカード入れを探ったけれど何故か無い。仕方ないので、もう1つの方に初めて行って会員になってみようと考えた。後で分かったのだが、前の店舗でもスマホにアプリを入れることで会員証カードは不要となっていたことに気づいたのは、新しい方でそのように会員登録をしたから。連休最終日なのになのか、だからなのか客はほとんど居なかったので、納得いくまで若い女性店員とコミュニケーションをとることができた。安物しか購入する気はなくて、いろんなことを説明させるジジイに、澱みなく簡潔に嫌味なく彼女は付き合ってくれた。値引き交渉はあまり得意ではないのだけれど、すっかり気安くなっていたので、日本の大手メーカー製税込54,890円を「端数を切れないかなぁ...洗濯機を買いに行く

  • 洗濯機は回復ならず

    全自動洗濯機は一昨日の状態のまま水を垂れ流すばかりで洗濯機能は不能となり、脱水機能しか残っていない。本日ゴールデンウィークの最終日に家電量販店に走らなければならない。明日までに配達&設置とならないならば、持ち帰るつもり。そうなると、引取り処分をやってもらいにくくなるだろうけれど仕方がない。洗濯機の1台くらいどこにでも置ける、間延びした広さの田舎暮らしなのだから。分解して遊ぶもよし、活け花風に大きな植木鉢として利用するもよし、どうとでもなる。そうなるとPCBとか何かしらの、法律で決められた処分方法のあるものが含まれているかどうかだけが問題。クレマチスがいつの間にかいきなり縁側の外に咲いていた。アケビ(木通)の蔓と絡まり合って雪囲い用の柱に這い上がるので、冬前の囲い板を設置するときに邪険に扱ったりもするのに、...洗濯機は回復ならず

  • 洗濯機の不具合など

    昨夜はいつも通り風呂から上がって、すぐに洗濯機のスイッチを入れた。晩御飯を作って食べてテレビを観ながらうたた寝をして、さて干すかと洗濯機に向かったら、水の流れる音がする。古いけれど全自動の洗濯機が『すすぎ』を点滅させていて、水道の水は流れっぱなしのまま、次に進まない。蛇口を閉めたり開けたり、電源スイッチを押したり戻したり、いろんなスイッチを押したり点灯させたりしたが、排水もできない。洗濯はできているのだろうから、手で絞って干すことにした。ところが手で絞るとなると、なかなかに容易ではなくて、雫が落ちないように絞り切ることなど不可能だった。夜中に庭にロープを張って干すなどいうことはできにくく、風呂場に何とかロープを張って干した。干した尻から雫はポタポタ落ちるし、洗濯物を広げて干すほどの長さは取れない。何とか洗...洗濯機の不具合など

  • 田を畑にする

    田は全国どこでもそうなのかは分からないけれど、水田台帳とか農地台帳に記録されていて、何を作るのか毎年農業委員会から提出を求められる。私は稲を育てる手立ても技能もその気もないので、畑として他の作物を作る。蕎麦を数年作ったけれど、ほとんどモノにならず、毎年次の年の種を採るのがせいぜいで、それもジリ貧となった。原因としては、水はけの悪い田では蕎麦が伸び過ぎて倒れるし、実の着きが悪く収穫も手間が掛かるばかりだった。ニホンミツバチの蜜のために蕎麦の花を咲かせるのが半分の理由だったが、その花に蜂が止まっているのはまれで、しかも蕎麦蜜は美味しくないという話も後から聞いたので今年は完全撤退を決めた。代わりに畝を起こし、水を欲しがる里芋だけでいくことにした次第。ということで、先日来、ユンボで周りに水路を掘り整地した後に耕運...田を畑にする

  • 昨日はお付き合いの日

    ケアハウスに入っている姉の持病(潰瘍性大腸炎など)の薬が無くなりそうだということで内科医院に付き添い。わずか100mほどでも1人で歩いていけない程に体力が無くなったのは病気のせいではなく、無気力な性格のせいで、それでも食欲は普通以上にあるので太っている。朝の6時から順番取りに行ったら誰もいなくて不安だったけれど、10分ほどしたらぽつぽつと集まってきた。7時にドアが開き、もらった札の1番などというのは今までの人生、めったに縁のない数字で、こんなことでしか取れない。一旦帰宅して朝ドラを観てから、今度はケアハウスに行き、姉を乗せて内科医院へ。8時半の受付にぎりぎりセーフ後は、1番だからすっと終わるかと思えば、なかなかに時間がかかり、終わったのが10時順番取りに行ったのは、10時半予約の歯科医院にも連れて行かなけ...昨日はお付き合いの日

  • ユンボでやれることを試行錯誤など

    実際に正規の講習を受ける場合でも技能実習というのは、ごくわずかな時間でしかないだろう。そうしてユンボのオペレーターはよほど理解のある職場でも練習時間はわずかで、ほとんどは簡単な現場から本番をこなしての技能習得だろうと思われる。とにかく毎日運転(操縦)をすることで、頭で考えなくても手が動いていくのだろう、たぶん。と、頭で考えるわけで、残り3週間余り、やるべき農作業やニホンミツバチ関連が立て込んでも、とにかく両手別々の左右前後動作に慣れることだ。昨日は、中途半端だった田んぼの中の水路を何とか連結させた。昨年のサトイモ畝跡を均して、耕運機を走らせやすいよう整地した。家の敷地と田んぼとの間の斜路を友人がユンボも通れるようにしてくれたのだが、私でも安全に登り降りできるよう拡幅した。今までは、私の耕運機が1台通れるだ...ユンボでやれることを試行錯誤など

  • フジ(藤)がスギ(杉)の木にしだれ咲き

    植物に興味がなくて無頓着な人ならば、スギは紫の房状の花を付けるもの、と思うかもしれない。スギの濃緑に紛れていても、咲いていることに気づけば花だけを肉眼は見ようとするので、フジがスギの木にしだれ咲きしているな、と見とれる。そうして撮って画像を見ると、やはりバックが何とかならないかと不満を感じる。昨日のユンボ仕事は、いつも通る度に気になっていた場所から、埋まっていた大量のトタン板をほじくり出した。踏むとふわふわしていたので、予想はついていたものの、こんなに多いとは思わなかった。どこに使われていたのか、何故このようなことになったのか、いきさつも意味もわからない。ビオトープ縁の凸凹を均し、滲み出る水の経路を塞ぎ、溢れる場所を無くし、排水口を設置した。フジ(藤)がスギ(杉)の木にしだれ咲き

  • 小鳥の雛など

    竹藪の縁で、ネズミかなと思わせる動きが見えて、本能的に追いかけた。ネズミではなく、、巣立ったばかりのうぶ毛の残るスズメ(たぶん)の雛と気づいた。ぐっと近寄ると危険を感じてかフリーズ状態になるので撮れた。まだ巣から離れてはいけない幼さだけれど、おそらく親の呼ぶ声だと思われる声の方へ、まさに倒けつ転びつという慌て方で、飛び上がれない羽ばたきをしながら走り去って行った。昨日のユンボで作業は、いくつかやったのだが、ずっと気になっていた石橋を直した。小池から大池への水路に架かっているのだが、雪の重みか何らかの作用で割れてしまったもの。今は小池に引き込んでいた水もないので、二つとも空池だけれど、再架橋したからには下を水が流れるようにしたい。昨日は小千谷市に用があり、友人に付き合ってもらってドライブをした。帰りには黄砂...小鳥の雛など

  • 畑を深くほじくる事など

    昨日は、今まで周りの人から何度か『下が硬いから・・・』と言われたことのある畑を深くほじくった。両親が二人暮らしで健在だった頃、ゲートボールが流行り、畑をゲートボール場に提供した。当然のことながら表面を固めて均したので、それが影響して水はけが悪い。その後、ゲートボールがすたれ、元気な老人たちは遊びより畑仕事に精を出してゲートボール場は廃止となった。その後、平成の大規模圃場整備や道路拡幅に伴って余った土をゲートボール場の上に被せ、それを前のお宅が畑として使ってくれていた。その前のお宅の主が私の農事の師で、彼も自分の土地での農業だけで手一杯になり、私がやるようになった。今回、ユンボを借りたので、菜葉(ナッパ)を植えていない部分のみ、ゲートボール場だった硬い層までほじくることができた。これで部分的にも水はけが良く...畑を深くほじくる事など

  • ビオトープが完成

    小さな田と畑という地目の、じめじめしていて、あまり陽の差さない場所を掘り、二つ目のビオトープが完成した。田の地下には水抜けしないための硬盤という層があるのだが、それを突き破らないようにしながらもそこそこ深く掘った。田に水を引き入れる水道施設の蛇口を少しだけ開けて徐々に水を入れる。一つ目の小さなビオトープにはメダカがいるので一気に入れるようなことはしない。染み出す水もあるので、蛇口からはちょろちょろ程度にひねり、一つ目から二つ目のビオトープへ、そして、稲作をせず里芋を作る大きな田(畑)へと水は最終的に流れていく。1枚目画像は土木専門家として、さすがのテクニックの手本を示してくれる友人。2枚目は、友人の指導を受けながら、試行錯誤している私。3枚目は、水が張れた今朝のビオトープは、縁が凸凹ながら一応の完成形。4...ビオトープが完成

  • ビオトープを作る

    緒についたばかりの状態だけれど、効率を重視せずに慎重にのんびりやるつもり。先ずは安全確認しつつ運転をゆっくり習得すること、重機の能力を確認すること、そんなことを目標にやる。2枚目画像は、一昨年少し掘り下げた泥田で冬越しをしたメダカ達で、ざっと20匹たぶん30匹以上。メダカの安定的棲処を作り、その他多くの水棲動植物を自然な状態で観察できるビオトープを作るのが第一目的の重機レンタル。3枚目画像は、我が家の唯一陽の差さない北東入り隅地に植えたクリスマスローズ。下向きにしか咲かないので、撮ろうとなれば必ずしゃがみこんで低いアングルからとなる。マウントを取ろうと常に考えているような人間には見えないだ景色。永く雪に踏みつけられていても健気に起き上がり慎ましくおしゃれな花を咲かせる。ビオトープを作る

  • 道を作る

    重機と言っているけれど、正式名は『油圧ショベル』とのことで、別称や種類として、ユンボやパワーショベルやバックホウと言う。昨日の朝、やってきて、友人に少し教えてもらって運転してみると、覚えられないことはなさそうで一安心。ケアハウスに入所している姉を歯科に連れて行くことや他の用もあって、友人にユンボは任せた。やってくれた仕事を見ると、ユンボは道を作る機械なのだなと感心納得した。家の敷地から田んぼへと下りる通路は、私の耕運機がやっと通れる狭さだったのを、4WD軽自動車なら楽に行けるほどにしてくれた。本日は彼の指導のもと、基本から学ぶ予定。こんな大人のオモチャを借りてしまい、本来の農事が疎かにならないか、気がかりではある。道を作る

  • 盛りの昨日今日明日

    フキノトウ(蕗の薹)は盛りを過ぎて、もう綿毛を飛ばす寸前まできている。薹が立っても花がまだ咲いている状態なら、茎を食べることはできるのだが、ここまできたらかたいので誰も採ろうとしない耳かきに付いている梵天そっくりの綿毛はタンポポのような儚さがなくて、焦点すら合わない。アケビ(木通)の花はうちの敷地内で何ヶ所も今が花盛り。ミツバアケビ(三つ葉木通)の花は薄ぼんやりとして花らしい主張の無さが惹かれる。これだけ花が咲いたら今年は実を期待するけれど、ここ10年余りで2回しか生らなかったから、花の割に結実確率は驚くほど低い。いつの間にかシモクレン(紫木蓮)が咲きかけている。雪が解けて生家にやってきたら、最初に目にするのが、このシモクレンだったことも以前はあった。天候不順で、花の咲く順番もかなり不順というのか順不同と...盛りの昨日今日明日

  • 独りではできないこと

    いつもの友人がいつものように数日滞在予定でやってきて、以前から目論んでいたビオトープを完成させることにした。先ずは、土木工事会社に勤めていた彼の腕を頼りに、重機のレンタル屋を物色する。こちらの同級生からのアドバイスもあり、借りるなら1ヶ月単位が割安らしいので、その線でいく。友人が見ている黄色の2t相当のものが、運搬費込みの1ヶ月でおよそ15万円+税。その奥の3tクラスが多分、4万円ほどアップということだった。多少大きめが良かろうと一括前払いで奥の方に決め、1ヶ月17万円+税=18万7千円。ずっと友人とこちらの同級生がやってくれるわけではないので、私は1ヶ月後にはベテランオペレーターになっている予定。ウェルカムディナーは、半分ほど食べてしまってから撮ったのだが、メインは銀鱈の煮付け。入れ歯を忘れてしまったと...独りではできないこと

  • タチツボスミレ(立壺菫、立坪菫)など

    スミレの中では、日本全国で一般的らしくて、別名はヤブスミレ(薮菫)とか。こんなところに群生するのかと気づいたのは、ミョウガが一面にできる場所。茗荷が芽を出して伸び上がったら隠れてしまうはずで陽も差さなくなる。その前に大急ぎに咲いて種も播き散らし、また次の年まで休眠状態になるのかもしれない。昨日はジャガイモ種芋を3種類それぞれ3kgを直植えして、当面の急務を果たした達成感から夕飯を作る気にならず回転寿司を利用した。65歳以上対象の5%割引カードを全開利用時にもらったので、どうしたってその条件に自分を合わせる。平日だけ利用可の他クーポン併用不可で1000円以上の会計時でないといけない。上手に食べたら私は1000円以下でもけっこう満足できるのだけれど超えるようにする。1000円を超えるためイカ握りを注文しようか...タチツボスミレ(立壺菫、立坪菫)など

  • シュレーゲルアオガエル(シュレーゲル青蛙)のこと

    田んぼの畦が土でなくなるとともに減少して、絶滅危惧種に指定している県もあるそうだ。毎年、なんとなく生家の周りで見ることができて、私にとっては敷地内の自然が良い状態を保っているかどうかの目安の一つ。今回は田んぼの部分的耕運時に見つけたので、耕運機から遠ざかろうと、のろまなりに必死状態だった。前や横からは撮れず、何枚パシャパシャやっても、全部同じ格好の同じアングルになった。瞳の周りの虹彩が黄色(むしろ金泥色)だからシュレーゲルアオガエルと断定できる。出目なので背後からでも虹彩が見えて面白い。日本固有種だというのに、シュレーゲルなどと西洋人の名が冠されているのは、少し残念だ。シュレーゲルアオガエル(シュレーゲル青蛙)のこと

  • アケビ(木通)の花とモミジ(紅葉)の老木

    毎春取り上げるアケビの新芽(こちらでは木の芽という)が出て、花も咲き出した。薄紫の花がアケビで、濃い紫のものはミツバ(三葉)アケビ。バナナ形の蕊を付けているのが雌花で、小さいミカンのような蕊のものが雄花。アケビの新芽は黄緑色で少し太めなら、ミツバアケビの方は紫で細め。ミツバアケビは苦味が強く、そっちの方が美味しいと幼馴染同級生は言う。採る時は手当たり次第の目に付き次第に採るので混ざってしまうのだが、分けて摘む人も居るのかもしれない。野鳥の身体の中を通って運ばれるのか、林縁部やそれに準じた日当たりの良い場所なら、いたる所に新芽は生える。他の木に絡まって十分に蔓が太くならないと花は付けない。画像は両方とも我が家の庭の木に絡まり這い上がっているアケビ2種。そのアケビの蔓の絡まったモミジの老木が昨夏の異常な日照り...アケビ(木通)の花とモミジ(紅葉)の老木

  • 鼠捕り

    居間にネズミが平気で入ってくるようになった。ネズミの糞のようなものが転がっていて、そうなのかそれとも私が作業ズボンに着けてきてしまう何かの種のようなものなのか疑問に思っていた。ネズミに食料などをかじられないよう、餌食となりそうなものは冷蔵庫や食料ボックスに収納しているので入られても被害はないはず。それでも、実際に建てつけの悪い障子の隙間からネズミが入って来るのを目撃してしまった。歩き回られるのも嫌なら、置き土産はもっと嫌なので、とりあえず手持ちのネバネバシートを通路と思しき場所に3枚仕掛けた。ところが難関のはずのシートをどうやって避けて入ったか、ふと気配を感じて横を見たら、1以内の至近距離にまで来ていた。そうなったら、なにがなんでも捕まえてやろうと闘争心がわく。昨年天井裏で大ネズミを捕まえ、再度の用心にと...鼠捕り

  • 匂い椿と御馳走

    料理上手の持て成し好きから誘ってもらい、毎度のお呼ばれに行ってきた。家の外に出て待っていてくれて、紹介されたのが画像のツバキ。ツバキにしては控えめな風情ながら素晴らしい香りがする。昆虫や動植物の名を出すときには、生物学的な一般的表記のカタカナを使うようにしているけれど、初めて知ったこれは『匂い椿』と表したい。まだまだ初めての感動感激が味わえるのだから、身体は大事にすべし、などと思うほどに新鮮だった。蛇足ながら、ニオイツバキと聞いたときに、如意菫(ニョイスミレ)と混同して、如意椿と思ったけれど、調べてみると匂い椿なのであった。そうしてミニ同級会が始まり、小料理屋に来たかと思うほどの旬の料理などを出してくれた。しばらくまともな食事を摂っていなかった遭難者のようにがっついて、ひととおり食べ終わったら心底人心地が...匂い椿と御馳走

  • 全草有毒の水仙に花蜂

    スイセン(水仙)はとにかく毒草なので、敷地内に分散自生していても、ほぼ触ることがない。ミツバチが止まっているように見えて、よく観るとミツバチではなくて安心した。水仙に蜜があったなら蜜も毒なのではないかと検索したら、球根で増えるので蜜で虫を呼ぶことはないらしい。それでも花の中を観れば、雄蕊雌蕊のようなものが在って花粉もありそうで、その辺りはどうなのか。止まっている蜂は検索すると、ムカシハナバチかニッポンヒゲナガハナバチのどちらかと思われる。その蜂が全く動かないので簡単に撮れたのだが、もしかしたら毒に当たって悶絶あるいは絶命しているのではないか。朝、水仙に蜂がまだ居るのかどうか確認してからブログに上げようと思う。ただいま確認したところ、昨日のままの状態で居る、ということは絶命している。情緒的に捉えるのはさてお...全草有毒の水仙に花蜂

  • そこそこだがイマイチな我が家の花々

    ウチの椿が咲いて、なかなかだとは思うものの、他所様のブログ記事などに紹介されるものには全く及ばない。完璧な咲き方をした絶妙なタイミングの花を、見事なセンスと技術で切り撮った画像の数々なのだから、比較することはないのかも知れない。手をかけ目をかけたら少しはそれらしく応えてくれるような気もするが、雪国で、しかも積雪の間はほったらかしなのだから、これで上々というもの。ということで、そこそこだがイマイチな我が家の花々、という感じだ。最後の画像は、ウチの擁壁に垂れ下がる惚け惚けっとしたボケ(木瓜)の花。そこそこだがイマイチな我が家の花々

  • モンシロチョウ(紋白蝶)の羽化

    サナギを見つけた次の日の昨日、『羽化するまで、味噌の空容器を被せてテープで止めておこうと思う。』とブログに書いた通りにやっておいた。そうして、半日も経たないうちに、ふと見てみれば羽化したモンシロチョウが容器の中にいた。どんぴしゃのタイミングだったようで、こんなこともあるとは、『こいつぁー春から縁起がいい』とは何の台詞だったか。まだ飛べない状態だったので、そのまま容器に入れて最初の水分補給、給餌にと蜂蜜を2倍に薄めてペットボトルのキャップに入れてやった。蛻(もぬけ)の殻はちゃんと上方に口が開いていた。容器を被せただけで安心しないで、ちょくちょく見ていたら、羽化の逐一が観察できただろうに残念。横に赤茶色の垂れた液体跡があり、最下部はまだ乾かない雫になっていた。サナギの初期から羽化直前までの劇的変態中に発生した...モンシロチョウ(紋白蝶)の羽化

  • 十日町市役所前の碑など

    核兵器廃絶平和都市宣言平成19年12月1日宣言雪・自然・農が織りなす温もりと躍動のまち、十日町市に住むわたしたちは、人と文化と郷土を愛し、平和で心豊かな、明るいまちをつくっていきたいと念願しています。わたしたちのまちは、長年にわたり、被爆者の苦しみを思い、市民活動をとおして広島・長崎と手を携えてきました。このきずなを大きく育て、平和を愛する世界の人々と手をつなぎ、核兵器のない社会を次の世代に継承することがわたしたちの責務であります。わたしたら十日町市民は、日本国憲法の平和を来める素高な理念に基づきすべての国がすみやかに核兵器を廃絶し、平和な国際社会を築くことを強く求めます。我が家の玄関サッシに蝶の蛹が張り付いていた。垂直に保つよう、糸で支えてあるけれど、どうやってこの糸を仕掛けたのだろう。口ではなく、体側...十日町市役所前の碑など

  • クロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵とヤマエンゴサク(山延胡索)

    近所のため池にクロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵がまた観られた。クロサンショウウオは森林の林床に生息していて幼生の間は水中で過ごす。このため池横の斜面と杉と灌木の藪はウチの土地なので、ウチのクロがいつもお世話になってます状態。陽の当たらない放置田んぼを私がビオトープにしようと目指しているのも、クロサンショウウオなどが産卵できる環境。竹藪下に昨日取り上げたエンレイソウ同様に、他の植物が繁茂する前に咲くヤマエンゴサクがぽろぽろと見られる。昨年かその前にエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)かも知れないがよく分からないというような記事を書いたのだが、どうもヤマエンゴサクで決まりのような気がする。オトメエンゴサク(乙女延胡索)という線も捨てきれない。ケシ科は色々とあってけしからんとか何とかぼやきつつこれで〆。クロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵とヤマエンゴサク(山延胡索)

  • エンレイソウ(延齢草)が木下闇にひっそりと

    あまり立ち入ることのない裏の木下闇にひっそりと咲いていたのがエンレイソウ。これも先に取り上げたキクザキイチゲ(菊咲一華)と同様、他の植物が繁茂する前に伸び上がっていち早く花を咲かせるタイプだ。木下闇としたけれど、まだ樹々のすかすかした状態は闇というほどでもなく乾燥もしていたからか、花がうなだれていて撮りにくい。しろやぎさんとくろやぎさんの手紙やり取りの童謡を連想して、検索してみると、『やぎさんゆうびん』。この延齢草という漢字は大層おめでたいので大事にしたいと思う・・ひっそりと長生きできそうだから。食べられる部分があり、毒の部分もあり、使い方によっては薬にもなるというなかなかの代物。スギ(杉)の根元に置いた木箱は、ニホンミツバチの分蜂群を確保するために仕掛け待ち箱。他に仕掛けた数箇所は全て入った実績があるの...エンレイソウ(延齢草)が木下闇にひっそりと

  • 雪国も春らしくなった

    ソメイヨシノよりも花は小さくて、ヤマザクラでもない、うちの桜がほぼ満開になったので下に咲くスイセンも入れて撮ってみた。石垣下の道路から、こんなアングルで撮れることに気づき、雪国も春らしくなったと思う。左の遠景に写っている桜は50mほど先にある、隣の集落の崖の上にある家の大木。昨夕飯は、農事の師の奥さんから差し入れの汁物と、自分で作った舞茸の味噌汁がダブり気味だけれど、一応食事らしくなった。毎日食事を作っている主婦から見たらツッコミどころは有り過ぎだろうけれど、ようやく再びの自炊ペースができたような気がする。雪国も春らしくなった

  • アカタテハ(赤立羽、赤蛺蝶)など

    組立式にしているテラスを物置から出しているときに、ひらりとこの蝶が落ちた。物置を選んだのは正解だったはずだけれど、越冬に失敗して死んだものと思われる。そのように思って検索してみると、やはり成虫越冬のタイプで『暖かい日には冬でも飛ぶことがある』などという記述があった。すると、時には飛び回って蜜はないにしても露なんぞを摂取する必要があるのに、閉鎖空間でそれがなし得なかったか。全く翅は傷んでないのだから、撮っただけではもったいない気がしてきた。落鳥という言葉はあっても落蝶はないと思うけれど、この落蝶はガラス瓶に保存しておきたい。昨日は町に出たついでに回転寿司で夕飯を摂った。精米した米が無く、カレーライスも玄米だったのだが、そうなると無性に白い米が食べたくなり、回転寿司だったら一番納得がいく。普通なら大体1000...アカタテハ(赤立羽、赤蛺蝶)など

  • 本日の朝食

    昨夕カレーを作ったので、今朝もカレーライス。肉はカレー用豚肉で、ニンジンは当地の雪下ニンジン(同級生からのプレゼント)なら、タマネギは新玉なのにイマイチ。具の中で一番美味しいと思えるのはジャガイモで、これは私が作ったものだからの自画爺さん。味噌汁に入れようと買った小松菜をソテーにしようと検索して、レシピ通りにやってみた。オリーブオイルが無くて使わなかったのが敗因か、蒸し方が足りなかったか、小松菜が2日経っていたからか、とにかくあまり美味しくはない。フキノトウ味噌は敷地内で採ったのを自作したのだが、少し味噌が多すぎた。自分で料理をすると何一つ納得の美味しさとならない。センスの無さは経験を積めば補えるものかどうか、先は長い。本日の朝食

  • カナヘビ(金蛇)の正しい姿

    端正そのもののカナヘビが椎茸のほだ木にいた。スマホを近づけても逃げようとしなかったのは、日なたでもまだ体が温まっていなかったからか。目測すると、尾は体の2倍ほどもある。長い尾はカメレオンのように細い木の枝に絡ませて自身の安定を保つといった役割ではなく、何かに襲われた時に切って逃げるためのもの。ちぎれた尾がイヤイヤをするように曲がりくねる様子は子どもの頃に何度も見た。トカゲもカナヘビも見つけ次第、捕まえて何かをしようという目的もなく追いかけ回していたから。うちの敷地内にはネコ、タヌキ、イタチ、カラス、フクロウ、モズなど捕食者は無数に出没するカナヘビの正しい姿を保ったまま生き続ける可能性は限りなく低い。カナヘビ(金蛇)の正しい姿

  • ほとんど雪は消えて

    急に春めいてきたので、歩き回ればかならず花に出会う。どの草より早く芽吹き伸び上がることで花を咲かせられる白いキクザキイチゲ(菊咲一華)は先日取り上げた。日陰にぽつぽつ咲くのがこの色で、薄紫か青紫かと迷うが、紫青という色ではないかと思われる。その近くに、なんでこんなところで咲くかなぁ状態のクロッカスが1箇所だけ在り、これは今年こそ掘り上げて花壇に移そう。そうして、ふと目を遠くにやれば、もしかしてヤマザクラ(山桜)も咲いたか状態のピンクが見えた。その中はあちこち各所で桜満開ということだけれど、雪国ではもう少しあと。それでも先駆けのヤマザクラが咲いたからには、こちらのソメイヨシノだってもうすぐ開花となるだろう。ほとんど雪は消えて

  • フクラスズメ(脹雀)

    ふくらすずめ(ふくら雀、福良雀)と書いたら季語であり、鳥のスズメが寒さを凌ぐために羽毛の間に空気を溜めて福々しくじっとしている状態だ。昨日、廊下の窓ガラスで、ぱたぱたとパニックになっていたこいつを見た時に、地味な色合いなのにぱたぱたしていると青がちらちら見えて惹きつけられた。青の模様があるらしい後翅を撮りたいと追いかけたけれど、捕獲して展翅するには準備が必要なのでそこまではしたくない。前翅を閉じる前に少しだけ後翅の模様が見えた状態は、1枚しか撮れなかった。横から撮ったのを観ると、フクラスズメと命名したのもうなずける。検索しても鮮明なものはあまりなイノで同定に苦労した。生きて止まっている状態のフクラスズメの鮮明な画像がネットにないのはなぜだろう。こんなにも、素晴らしく面白い被写体なのに。ようやく私の好きな、...フクラスズメ(脹雀)

  • ジンチョウゲ(沈丁花)とビワ(枇杷)とサトイモ(里芋)など

    植木鉢のジンチョウゲを、雪に埋もれる3ヶ月余り、間引いた竹や不要な丸太などを立てかけた木の根方に隠すようにして冬越しさせてきた。雨や雪からの雫が隙間から垂れるので生き延びられる。しかし毎年の出し入れが、木の成長と共に辛くなってきたので、そろそろ地植えすべき頃合いだ。そうしたら今度は竹や丸太を三角や四角に組んで雪害から守らなくてならない。昨年初冬に花をつけたビワを大事に藁で囲っておいたら、花が蒸れたようになって駄目になり、実をつけそうもない。近所の同級生が、『雪折れしない程度に縛って雪が積もるままにしないとダメなんだ』と教えてくれた。そういうことは早目に教えてくれないと・・・、せっかく花が咲いたのに、実は一個なるかどうかの残念な結果だ。サトイモを腐らせず萎縮もさせずに保存するために、畑に穴を掘って埋めておく...ジンチョウゲ(沈丁花)とビワ(枇杷)とサトイモ(里芋)など

  • アジ釣りに日本海へ

    昨年は前のニイちゃんにアジを目当てに連れて行ってもらってメジナを釣って帰ってきた。同じ場所へ、今度は蜂仲間の同級生に連れられて行き、思惑通りの釣果を得られた。前回は夕まずめを狙い、今回は夜中の11時に出発して朝まずめを狙う。場所を確保したら、しばらく車の中で仮眠を取ろうという話だったのに、出発の1時間後には、もう竿を振って、ずっと朝まで。例によって私は接待されての、おんぶに抱っこの甘えん坊状態。そういう状態でも一発目の成果はこちらに来る、というのがいつものことなのだ。今回も現地で居合わせた彼の釣り友と三人で始めて、1匹目のアジは私が釣り上げ、最終的にも皆が同じくらいの数だった。朝は6時過ぎに、私がかなり離れた公衆トイレに行っている間に、片付けが済んでいて、帰りも同級生の車で彼だけが運転し、私はうつらうつら...アジ釣りに日本海へ

  • 電波時計を購入

    いつごろ誰が買ったか分からない掛け時計が壊れたので新調することにした。ネジ巻き式の骨董的柱時計なら捨てるに忍びないかも知れないけれど、安物の電池式で一冬越したら時間がかなり狂って(遅れて)いて、しかも調整ネジが錆びて取れたのでどうにもならない。それで安物が壊れたから代替安物を買おうという考え。アナログで大きくてにシンプルなのが気に入り、値段もナイスな1980円。しかもホームセンターが今だけ5%引きだったから1880円。電波時計だということを気にも留めなかったのだけれど、取説を読んでみるとなかなかの優れもの。RESETボタンを押すと12時に3本の針が勝手に進み、RECボタンを長押しすると標準電波を受信して正確な時刻を表示するというもの。受信するまで最大16分かかるとあって、見続ける根気はなく、ごそごそと別の...電波時計を購入

  • 御礼あるいは儀礼

    一つの契約が万事良好のうちに完了となり、別れ際に思いがけなく御礼あるいは儀礼の品を頂いた。私は、利害のあった方にだけ形だけの粗品(S.A.で買った土産)を渡した。私には『さてどうしたものか』と困るだけの更地88坪が引き渡された。管理していかなくてはならないということは、直ちに隣接する土地所有者と境界線の確認をしなければならず、それぞれの認識や考え方を話し合いの中で伝え合ったり探ったりしなくてはならない。何につけお互い様なのだからと穏やかにやれるかどうか。もうすでに『草が伸びてこちらに垂れてくるし種が落ちて困るので除草剤を撒いても良いか』とまで言われている。まずは雑草が生えたら伸びないうちに刈り込むこと、それが面倒になったら防草シートを張るしかない。相手を尊重して、または言いなりになって、除草剤の散布を許可...御礼あるいは儀礼

  • 今期の冬越しは良

    雪の少ない冬だったから、頼んである屋根の雪下ろしは1回だけで済み、竹の雪折れは1本もなく、長く雪に埋まったままだと消滅してしまうという玉ねぎも生きていた。シイタケも出ているしフキノトウも出ている。メダカも生きていたし、一番肝心なニホンミツバチは弱小群だった一つ以外は皆生き延びていた。本当に珍しくほぼ雪害が無かったようだ。能登半島地震では新潟県の海沿い地域ではかなり被害もあったが、十日町市の我が家は、床に置いていたミネラルウォーター2ℓペットボトルなどが3本倒れていた以外は目立った被害はなかったようだ。それでも100日留守にした家の中は埃っぽくざらざらしている。宇治と比べたら異常に寒くて、コタツに潜り込んだら何もする気が起きず、夕飯は味噌汁を作っただけで、あとは土産に買ってきたものを開けた。カジキの昆布締め...今期の冬越しは良

  • 食品としての昆虫とレンギョウ(連翹)にユキヤナギ(雪柳)

    昆虫を食べる県民性と言われ、長野県人は誰でも普通に昆虫を食べるように受け取られているかも知れないけれど、まさか・・ね。そうしてそれが風物詩という具合にクロスズメバチの巣を見つけて獲る方法とか、ザザムシ獲りのシーンがテレビで映されたりする。そうしてそれがまた売られていたりすると、物好きのイカモノ食いが、高価なのに面白がって買ったりする。というわけで、イナゴと蚕のサナギと蜂の子を買ってしまった。さて、誰にプレゼントしようか、食わせようか。目を輝かせてつまんでくれるヒトはいるかどうか。私とて自分一人で食べたいとは思わない。誰かと一緒なら食べようかという程度。それでも蜂の子なんか、たぶん、美味しくてクセになりそうな気もする。昆虫の佃煮画像だけでは申し訳ないので、一昨日宇治で撮ったレンギョウにユキヤナギが重なった画...食品としての昆虫とレンギョウ(連翹)にユキヤナギ(雪柳)

  • ソメイヨシノ(染井吉野)と詐欺メール

    今春は宇治京都では観られないまま帰省する格好になるだろうと諦めたのに、昨日は1分も行かない何厘咲き位のソメイヨシノを見られた。1輪だけ咲いているのに気づき、それだけをいろんな角度から撮ったが1枚もうまく撮れず、全部削除して撮り直そうとふと見回したら、別の枝にはそこそこ咲いていた。それでもうまく撮れず、画像での露出調整をしてみたら、なおのこと不自然になってしまったから、やはり無修正のままが良いという結論。そんなもやもやがあり。帰宅してメールチェックをしていたら、クレジット会社から妙なものが入っていた。ほとんど日本語表現に問題はなさそうだけれど、変なところもあり、すぐにこちらの情報を入力させようとする画面に行くばかり。クレジット会社に尋ねるまでもないと、検索してみれば、同じ文言での詐欺メールが横行しているとい...ソメイヨシノ(染井吉野)と詐欺メール

  • 天気が良いと花をさがす

    温度計を見たら21度だった昨日は空も晴れ上がり風は春風。ソメイヨシノの開花が見られるかも知れないと、勝手に標本木と定めている高台の桜を見に行ったけれど、1輪だけ開きかけがあっただけ。今春は京都宇治のソメイヨシノを見ずに終わってしまうことになる。生家に行く用意をしなければいけないのに散歩を始めて、その途中、田舎の水道局へ『4月から使うから』と開栓してもらう電話をした。万福寺の門前近くに、大輪の椿を咲かせている家があり、撮らないではいられなかった。画像保存アプリはヤブツバキと言うのだけれど、名のある園芸種に違いない。私の飼っていた亀のカメリアを想い出したのは、たった今。石垣の隙間にも縁石周りにも雑草の花が咲いている。防草シートが張ってあるにもかかわらず、ちょっとした隙間にホトケノザが蔓延っていた。マスクが落ち...天気が良いと花をさがす

  • 上中下目線

    見た順番は中下上だけれど、とにかく私のウォーキングは一心不乱に同じペースを保って体力作りに励む、というようなことは決して、しない。考え込んでゆっくり歩いたり、百均で買った握力を鍛えるニギニギをやったりもする。目新しい何かに立ち止まったり、しゃがんで見入ったり、耳を澄ませたりの勝手きままな動きは、ほとんど保育園児レベル。坂道か階段を選べる時には、ほぼ階段を選び、二段上がりをするようにはしている。これは三浦雄一郎氏を真似たもので、彼は同行者がいれば、その人の荷物をできるだけ持たせてもらうとインタビューで答えていた。ところで昨日の目線は、宅地造成はされているのに放置されている場所にあるネットを被せられた幼木。ゴルフ場があり林も森もあるところなので鹿の被害防止用。道路脇にアザミ(薊)のロゼットが張り付いているのを...上中下目線

  • 出口の見えないトンネル

    散歩範囲内にトンネルが一つある。センターライン上にポールが立っている2車線で歩道は片側だけ。全体がゆるくS字なので、出口の見えないトンネル。車は先を急ぎ、歩行者は増幅された車の騒音に身体を抑え付けられ、捕虜のように押し黙って歩く。などと、つい表現したくなるほどに、このトンネルは、車も人も近道ができて便利ではあるだろうけれど、配慮というものが無いように感じてしまう。空と景色から遮断され、薄暗くてうるさいばかりの我慢を強いる狭い空間。本日は造影剤を注射してのCT検査と血液検査の結果を聞きに行ってきた。取り立ててどうこうという変化はなく、転移の兆候もなしということでやれやれ一安心。トンネルは抜けた。次回のこの検査は1年後にまた、ということになった。これで私の冬季避て難生活は終わりとなる。散歩コースの一つである茶...出口の見えないトンネル

  • 美声の主は地味で落ち着きがない

    今回の冬季自宅滞在の最重要事項が昨日のCTスキャン。ヨード剤という造影剤を点滴してのことだから、予約も3ヶ月前なのだから万全の体調で臨むべし、なのに4日ほど前から風邪をもらって散々な状態。幸い熱は上がらず下痢も吐き気もなく食欲はあり、喉が痛いだけ。咳の発作がしょっちゅうやってくるので、その事は検査技師にも伝えて、CTの撮影中でも、そうなるかも知れないと断っておいた。ところが本番になると、造影剤が入ったら身体は温かくなるし、何の我慢も必要なく、見事に無事終わった。その後は造影剤を排出すべく、車を運転中にも水分摂取に努め、いろいろと注意書きにある副作用のようなものは一切なかったので、まずはめでたし。広い病院内を歩いてもさほど歩数は稼げなかったので、夕方6時から歩いた。日が長くなったのことをウグイスの囀りで実感...美声の主は地味で落ち着きがない

  • 青い鳥を観る

    なぜかイソヒヨドリ(磯鵯)のオスを昨日は3箇所で観た。メスもどこかしらで、ちらちらで見ているはずだけれど、地味なので認識できないでいるのだろうと思われる。だいたい一羽で行動をしているシロハラ(白腹)やツグミ(鶫)と、同じくらいの大きさなので気にも留めないからだろう。イソヒヨドリの囀りと思われる鳴き声もよく聞くのだが、オスもメスも囀るようだし、真似の上手いヒヨドリ(鵯)がなんちゃってをやっているのかも知れず、実際に鳴いているのを見つけ、双眼鏡を使ってウォッチングしないことには確定とはいかない。昨日三羽観たのはそれぞれかなり離れた場所なので同じ個体ではないはず。とにかく今の時期、我が散歩コース内にはイソヒヨドリが相当数滞在中のようだ。オスの美しさは、メスへのアピールだけではなく、目立って外敵の目を自分に引きつ...青い鳥を観る

  • 食後はスイーツ・ビュッフェ

    昨日は、あるお祝い会に参加して、食事の後は会場を移動してのスイーツ・ビュッフェ。セットになっているのだそうで、スイーツのバイキングは初めての経験。話には聞いていたけれど、なるほどこれは楽しい。すべての菓子ケーキがミニサイズなので種類をたくさん選べる。総てを一つずつ取ることもできないほどに多様なので、それなら好きな種類をいくつも取るという方針にした。イチゴが散りばめられていたので取ってみたら、それは飾り付けの作り物だった。イチゴならやはりこれと、苺大福を3個4個と取り、チョコレートケーキもそのくらいに、あとは焼き菓子風だったり、カップに入っているのを取り、1回目は軽く平らげる。歳の割に皆がスイーツは男女格差なく別腹らしく、2回目に立つ。ヒトの手元を見てみると、同じような取り方をしている皿がない。分析するまで...食後はスイーツ・ビュッフェ

  • ユキヤナギ(雪柳)とボケ(木瓜)とサクラ(桜)

    一先日、ちょっと電車で京都駅近辺の都会に出かけただけで、風邪をもらって来てしまった。喉の痛さから始まり鼻水つつーのピークに至り、二晩の寝苦しい夜を過ごした。幸いなことに熱は出なかったようで、体温計を当てることもせず、風邪薬は効かないと知っているので服用せず、蜂蜜水をちびちび飲んで、のど飴を舐め続けた。今朝はほぼ快方に向かっていることが分かる。風邪くらいでは医者に行かないで来たけれど、1割負担の老人で暇はあるのだからせいぜい近所の内科医院に行くべし。そうは思うけれど、コロナ以来、熱があったらコロナを疑われるはずで、予約したら特別コースに組み込まれ、不確かで怪しいと言われる検査薬で陽性にさせられたり、次の日には陰性になったりする藪蛇は御免だ。だから体温を計ることもしなかった。今日はこれから、数千円の会費での会...ユキヤナギ(雪柳)とボケ(木瓜)とサクラ(桜)

  • 黄檗宗万福寺の裏手にて

    万福寺の裏手の高台にある墓地から見える愛宕山は、邪魔になる建物も電線もないのですっきりと稜線が分かる。1週間前と同じく、高低差50mの散歩をしているときにローソンに行き当たり、コンビニで住民票を取れるようになったということを思い出してやってみた。来月から行く田舎で必要なのだが、ナンバーカードを出してやってみるけれど、機械の反応が遅くて、しかもあるところから進めない。もしかしたらスマホで何かしらの準備段階が必要なのかもしれないけれど、3回堂々巡りをしてから諦めた。結局、散歩コース上にあるコミュニティセンターでアナログ的に申し込み用紙に書いてすんなり発行してもらった。先日は土地の全部事項証明を法務局のインターネットで申し込むと100円引きになり、郵送してもらってもまだ得だというようなことでやってみた。ところが...黄檗宗万福寺の裏手にて

  • ハクモクレン(白木蓮)など

    久々に京都駅近辺に行く用があり、駐車不要の送り迎え程度なら車で行くけれど、自分の用なので徒歩で家を出た。2km半ほどある最寄駅までの距離を、バスに乗らず歩くのは、節約兼1日の目標歩数を稼ぐため。途中にある木幡小学校の敷地に、冬に逆戻りの寒い中、白木蓮が満開状態だった。撮ろうと構えたら、虫食いのような傷ものの花びらが目についた。虫はまだあんまり出てきてないはずだが、鳥がつつくこともあるのだろうかと調べてみた。木蓮は花木としては最古らしくて1億年以上前から今の姿で、中国では花弁を食用に・・などという記述を見つけた。でも、犬に危険な植物として木蓮があり筋弛緩作用があるとか、も書いてある。つつくとしたらヒヨドリあたりだけれど、最近の冷たい風に煽られて傷付き、自家修復作用で縁取りができたのだろうと思う。そうして角を...ハクモクレン(白木蓮)など

  • 桜は咲いても冬の寒さ

    昨日は天気がころころ変わり、出掛けようと決心した時はしぐれ模様だった。『しぐれ(時雨)は秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨』らしいので、ふさわしい表現ではない。でも、寒くて、風が冷たくて、ぱらぱらと降ったり止んだり、それが雨ではなくて白かったりもするのだから、時雨とした。早咲きの桜がそこここで見られるようになったばかりなのに、冷たい雨はむごい。そんな中、傘を持って、時々は差して、煽られて裏返るのを直したりしながら予定歩数を目指す。夜でなければ、必ず何かしら撮りたいシーンに出くわすので、ブログネタを見つけるのも目的。一昨日はバンクシー(?)とボケなど、昨日は雨に濡れた桜と、雪混じりの雨が降っているに違いない比叡山と、内陸に進出したイソヒヨドリ(磯鵯)を撮った。この鳥はよく見かけるよう...桜は咲いても冬の寒さ

  • バンクシーが現れたのか

    それとも外国のどこかに迷い込んでしまったのか・・・などと、これを見たときには思わなかった。まさか本物じゃないだろう、上手く真似てるなぁ、ブロック塀をきれいに塗ったら、何か描きたくなったんだななどと考えた。夜中にスプレーで落書きをしてまわる悪ふざけ者たちの仕業ではなくて、お茶目な人が自分の家の塀にバンクシーを真似てみたのだろう。そう思いつつ取り敢えずスマホを構えたのだが、公表したら迷惑が掛からないとも限らないので、『透かしブロック』だけをバックに入れて大きさが分かるようにした。もしかしたら本物かという気もして、検索してみると、この絵の最初は2002年のロンドンでということだし、日本でも関東方面には何箇所か同じのがあるらしい。でも、日本のものは本物かどうか疑わしいような説明でもあった。真贋はともかく、描かれた...バンクシーが現れたのか

  • モクレン(木蓮)はもうすぐ

    昨日は、寒気の吹き出しという予報で、全国的に冷たい風が吹いたようだ。明るいうちに散歩に出ようと思いながらぐずぐずして、それでも何とか暗くなる前にでて、よそ様のモクレンを撮った。寒気の吹き出しとは、『冬型の気圧配置に伴い、シベリア方面の高気圧が張り出し、強い寒気が南下してくること。』と気象庁の予報用語にあった。モクレンは花開いたら、夜はしぼむというような花ではないので、開いてしまった先駈の一輪が寒風に吹かれて乱れていた。右側の家はモクレンの持ち主ではない隣なのだが、見るたびに素晴らしいなぁと感心する壁。おそらく家主の注文した色だろうし、以前にもこのブログで取り上げた気がする。昨日は、モクレンの背景の添え物的に、切り撮ってみた。モクレン(木蓮)はもうすぐ

  • ツルギキョウ(蔓桔梗)など

    いつの間にかツルギキョウが咲いていて、もしかしたら雪が降らない所なら、年中次々に咲くのかな。地べたを這って人知れず地味に咲く、といった雰囲気の花だから親近感も湧こうというもの。先日取り上げたオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)のことを、最近は「星の瞳」と新しい名前で呼ぶ・・と教えてもらった。昨日は、それにそっくりでありながら、野草ではなく園芸種と思われる花が、よそ様の石垣の上に植えられていた。オオイヌノフグリより濃いコスミックブルーなので、これこそ「星の瞳」と呼んで欲しい気がするが、調べるのはまたの機会に。一昨日の記事に書いた日本ミツバチを飼っている人の飼育箱は遠目に観ても、ミツバチの出入りする様子が見てとれた。画面を広げて、震えるのを防ぎながら撮ったが、いくら手ぶれ補正機能が付いていても、やはりこの程度にしか...ツルギキョウ(蔓桔梗)など

  • 夜の工事現場など

    散歩中の夜9時頃だったか、工事現場にでくわした。道路工事ではなく、マンホールの中での、音をあまり立てない作業だからやれる仕事だったのだろうと思われる。夜間の工事現場照明は、どこでも大きい行燈型が使用されていて、すごく明るい。発電機も静音型に進化しているし、住宅地内でも家自体の遮音性能が良くなっているから許されているのだろう。夜中に散歩なんぞしている身からすれば申し訳ないような気もしたが、少し離れてから撮った。右側はいつも通り抜ける、親鸞の誕生院。対照的とも言えるシーンを2、3日前に見た。小学校の卒業式後だったのではないかと推測したのだが、公園横の階段下に自転車がたくさん置かれていた。自転車を降りるのももどかしく公園へと駆け上がったに違いなく、ドッジボールだったか・・大勢で遊んでいた。腹を立てたわけではない...夜の工事現場など

  • 蜜蜂が観られるようになってきた

    散歩コース内に、蜜蜂の飼育箱を置いている場所が3箇所と、待ち箱を置いているのが1箇所ある。住宅地内に設置していて、確実に日本蜜蜂の飼育に違いない重箱式飼育箱なのが1箇所。草ぼうぼうの果樹園(?)で、ブルーシートで防寒保温を施している日本蜜蜂か西洋蜜蜂か判りにくい飼育箱群が一箇所。竹ヤブ脇に小さな畑があり、そこには西洋蜜蜂と思われる飼育箱が置いてあり、巣門に群れる蜜蜂が遠目にも観えた。日本蜜蜂をおびき寄せる箱と言うより丸太をくり抜いた寸胴型の捕獲装置を置いてあるのは、人の踏み込まない林の中。けもの道のような通り道から観えたもので、誰かがこっそり置いているもののようだ。昨日と一昨日の散歩では、梅と早咲きの桜(?)に蜜蜂が数匹吸蜜をしていた。梅の方はうまく撮れず、全体の上方に画像のシミのような黒点が蜜蜂。桜(?...蜜蜂が観られるようになってきた

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