田舎にいて農事をやる時は、どんな時でも長靴を履く。つまり、買い物などの外出時以外は庭に出る時も長靴のわけで、毎年新調する事になる消耗品だ。穴が空いたら自転車のタイヤパンク修理セットで塞いだりもするけれど、靴底が減り、水が染み込んできたりもして、1年で買い替えの時期となる。それでも全く乾いたところだけで徘徊する分には、穴空きでも良いので、なかなか捨てられない。そうして、今年は日雇い賃仕事のお金も有るので、ちょっと上等な長靴を買ってみた。いつも同じのを買っていて、今回もそのつもりだったのに、メーカーが廃番としてしまったのか、似たようなものはあったが同じものが売られていなかった。そうなると、またいろいろと種類もあって、迷った末に、蒸れ対策云々という宣伝文句の『ムレノン』のネーミングに惹かれて例年より少し高くて良...消耗品としての長靴