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2014/09/26

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  • 思うようにいかないことばかり

    昔の牛乳箱を利用した巣箱を一昨年からだったか仕掛けているのに、そちらには全く小鳥の入る気配がない。それなのに、小鳥が巣を作ることなど想定外のミツバチ用巣箱の巣門開口部にキセキレイ(黄鶺鴒)とヤマガラ(山雀)が巣を作ってしまった。私が京都の病院での定期検査やその他の用のため、1週間留守にしている間に巣作りを始めたらしい。物置兼作業小屋の2階部分だが、私はしょっちゅう小屋に出入りする用があり、その度にキセキレイは周りで警戒していた。小屋の入り口は北側にあり、そのドアの真上なのでどうにも仕方がない。できるだけ見ないように急な動きをしないようにと努めていたけれど、だんだんと見られなくなり、ハシゴを掛けて観てみたら産卵はしていなかったので、早めに諦めたものと思われる。ところが、東側の巣門も何かが詰まっているのを発見...思うようにいかないことばかり

  • アヤメ(菖蒲)が咲き始めた

    1番に咲き始めたのはツートンカラーのジャーマン・アイリス。これはもらってきてからどこに植えようかと迷った末に小池の横にしたら、十分に水を吸い上げられる環境が良かったのか増えて、昔からここに生えていますという風情。その後すぐに、昔から勝手に生えている感じの黄色のアヤメが咲き、これも勝手に生えていて草刈機で薙ぎ払われるのをかろうじて免れている紺なのか紫なのか青なのかといった色のやつが咲いた。ところで、毎年これはハナショウブ(花菖蒲)なのかアヤメ(菖蒲)なのかカキツバタ(杜若)なのか迷って検索する。ハナショウブは黄色い筋、アヤメは網目模様、カキツバタは白い筋ということで、ジャーマンアイリスはともかくも、他の2つはアヤメに間違いない。アヤメ(菖蒲)が咲き始めた

  • スイバ(酸葉)の花を拡大で撮ると

    スイバに関しては、子どもの頃から馴染みなので、以前に2回取り上げて記事を書いた。2015年4月25日に『スイバの花』。2023年3月23日に『ギシギシ(羊蹄)とスイバ(酸葉)』。2回共に宇治での散歩中に見つけたことを記していて、やはりかなりズレがある。こちら十日町は今冬の大雪の影響もあって、春が遅くやってきたのでかなり遅い。今回は、自分の敷地内で草抜きをしていて、スイバの花が今まで観た感じと違うことに気づき、拡大してみようと思った。昔から馴染みのものだから注視注目したことなどなかったけれど、よくよく観ればカラフルなイソギンチャクの群生のようだ。たまたま焦点がまぁまぁ合って撮れたボケ方も味があるなどと偶然を楽しんだ次第。スイバ(酸葉)の花を拡大で撮ると

  • 医者要らず或いは医者殺し

    この頃は毎日ビワ(枇杷)の葉茶を飲んでいる。おかげでどうのこうのという顕著な効果は実感としては無い。何も感じないで日常を過ごしているということは既に十分な効果を得ていると言えなくも無い。ビワは医者要らず或いは医者殺しと言われるそうだけれど、別のものにも同様に言われるのが在ると知った。それが地べたを這うように生えているキランソウ(金襴草)という地味なようでいて、なかなかに存在感のある濃さを持ったヤツ。ハルジオン(春紫苑)など背丈の高い雑草をを引き抜いていると隠れていたのが露わになるといった感じで見つかる。乾燥させたキランソウ5〜15gを水600mlが半量になるまで煎じ1日3回に分けて飲む、とある。時間を掛けて煎じるのは少々面倒だが、やれないことはない。ビワの葉茶なら、乾燥させた葉っぱをハーブティー感覚で淹れ...医者要らず或いは医者殺し

  • さる場所で猿にあう

    ミニ同級会ということでちょっと遠出をした。猿の名が地名にも付く場所で散策をしていたら猿にあった。餌付けはされていないようで、こちらを見て警戒しながら退散する風だった。京都の岩田山では餌付けされた日本猿と観光客の間でトラブルが発生したことを時に耳にする。岩田山に限らず、猿が客の持つ荷物をひったくったり何かをかっさらったりの決定的動画はいくらでも公開されている。そういう例を数多く見聞きし他ので、猿に甘い顔をして餌をやったりフレンドリーに接しようなどとは思わない。小6時に猿飼育ケージに飼われていた猿に、ヒトの真似をして公園に咲く藤の花を千切ってきて与えたことはある。猿は藤の花を好んで食べるのだが、そうして、藤の花が咲いている近くに10頭足らずの猿がいた。スマホを構えたらじっとしていてくれるといったこともなく、『...さる場所で猿にあう

  • 現在の姿と以前の姿 その2

    1週間前の5/19『草むらに野鳥の巣と卵』という記事を書いた。たまに傍を通り確認をして雛が孵り育つ姿を撮ろうと考えていた。今までたぶん5回ほど確認したと思うのだが、その度に親鳥は偽傷行動のたどたどしい飛び方で同じ方向に逃げていった。ちょっと確認するだけなので抱卵を諦めて放棄するようなことはしないだろうと考えていた。ところが昨日見たら、親鳥も居なければ卵も無くなっていたので、全くもって残念な結果となってしまった。蛇に呑まれたか鴉にやられたに違いない。もしも孵っていたのなら猫にやられた可能性も否定できないし、他の生き物、例えばネコ、アナグマ(穴熊)ハクビシン(白鼻芯)あたりかもしれない。ネコは三毛と白黒の2匹が我が物顔でウチの敷地内を徘徊している姿を観た。アナグマ(こちらではムジナと呼ぶ)はここ数日に縁の下を...現在の姿と以前の姿その2

  • 現在の姿と以前の姿 その1

    花木には真っ白い花を咲かせるのが多いような気がする。一昨日は散歩の終着地点で〆として撮った。そして昨日は庭の隅(密かに秘境と名付けている場所)でも同じ木を見つけて撮った。スマホの『調べる』機能で探してもなかなか『これだ』という画像に出くわさない。諦めかけた時に、瑠璃色の実が生ることを併記掲載してある記事に行き当たり、昨年末の情景を想い出した。確かに瑠璃色の実がついていて、『あおいとりことりなぜなぜあおいあおいみをたべた』の北原白秋作の歌詞を想い出したのだった。前にも調べていたのに全く忘れてしまっていて日々新た。これでまた今度の同定も完璧、サワフタギ(沢蓋木)に間違いない。邪魔なので切り倒したいところを昨年末は通行に支障のある枝の剪定にとどめた。今春こうして危機感からか満開となった花を見れば、ますます切り倒...現在の姿と以前の姿その1

  • 花木(かぼく)盛んな頃

    花を付ける木を花木ということは知っていたけれど、『かぼく』と読むとは意外な気がした。それはともかく、今は花木の花盛りでどれを取り上げたら良いかと迷う。華やかさ美しさを紹介したいなら、この時季のウチの周りでならピンクのタニウツギ(谷空木)だ。火事花などと言って嫌い、家には持ち込まないそうだが、サクサク検索の鬼のような人が教えてくれるには、お骨を拾う箸の材だとか。本日散歩中に撮って調べて、ちょっと心動かされたのがヤブデマリ(藪手毬)。ガクアジサイ(額紫陽花)に似ているので、仲間かと思いきや、似て非なるもののようだ。ガクアジサイはアジサイ属だが、ヤブデマリはガマズミ属とのこと。とにかく飾り花が蝶のようで可愛く面白い。花木(かぼく)盛んな頃

  • 花の上で交わる

    真っ白い房状の花の上でカミキリムシ(天牛)が交尾中だった。いつもの散歩コースの信濃川岸壁断崖上に生えている木の白い花。ミズキ(水木)あるいはクマノミズキ(熊野水木)のどちらかに違いないのだが、一瞬の切り撮りからでは決められない。カミキリムシはミドリカミキリかもしれないけれど、アオカミキリ族には多くの属があって云々とあるのでこれも数枚撮っただけで同定は到底出来そうもない。とにかく花の上で交尾中のカミキリムシが居て、メスは食餌中で交尾中ということになる。メスは食餌も後尾も同等の大事さなのに対し、オスは交尾が主目的に違いない。花の上で交わる

  • 霧の朝にタンポポ(蒲公英)綿毛

    霧の朝は歩き始めても、歩く目的といったものが自分の中に定まらない。景色がぼんやりしていることで、自分自身もすべからく曖昧なままで良いような気分になるのかもしれない。そうして、いつもなら大股歩き速足を意識したりするのだが、何も決め事を作らず足の向くままに任す。そんな歩き方をして、霧の向こうを撮り、山の様子を撮り、足元を観たらタンポポ(蒲公英)の綿毛が水滴をまとっていた。タンポポは花弁が落ち、綿毛のつぼみといった状態になってから、機が熟すとパッと丸い綿毛状態になるものと思われる。ところがその状態でも、夜になったら、あるいは寒くなったら、綿毛の先が閉じるようだ。まんまるなのに種の先の綿毛が完全に閉じた状態のものを見たことがある。今回は半開き(半閉じ)状態で朝霧に包まれ、霧吹きで吹いたような水滴を全体にまとったも...霧の朝にタンポポ(蒲公英)綿毛

  • 蜜蜂捕獲と言うけれど

    ニホンミツバチの分封(分蜂)は、女王蜂が約半数の働き蜂と働かない雄蜂を引き連れて巣を出ていくことだ。巣の中では出ていく女王蜂の娘である新しい女王蜂が誕生していて、群を引き継ぐ。分封した群が新天地を求めて逃げ去らないように、その群が入ってくれることを期待して待箱という新居を用意しておいて、そこへの入居を期待する。そうして上手く待箱に入居してくれたら、それを捕獲というのだが、確保ならまだしも、どうもいつも気分的に引っかかる。蜜蜂を飼っているという言い方すらも、もう飼育歴10年なのにしっくりこない。セイヨウミツバチは家畜化が進んでいて、飼育方法が確立しているのに対して、ニホンミツバチはそうはいってないので、飼っているというより、巣箱を提供して不具合がないように機嫌を損ねないよう世話をするという格好。分封しそうな...蜜蜂捕獲と言うけれど

  • スノウフレーク(Snowflake)

    最近はようやくスノーフレークという名を覚え、頭から出てくるようになった。しかしこれを昔からわが家ではスズランスイセン(鈴蘭水仙)と呼んできた。でも、和名はオオマツユキソウ(大待雪草)とのことだ。マツユキソウ(待雪草)はスノードロップ(Snowdrop)で確かにスノーフレークとよく似ている。待雪草と大待雪草はスノードロップとスノーフレークだから分かりやすくて納得できる。通名の鈴蘭水仙が私の中で消えて欲しいのだが、なかなか消えなくて困る。1週間留守にしたら、わが家の鈴蘭水仙が一斉に咲いていて、久々に納得の画像が撮れた。1週間前には咲いていなかったクレマチスとヤグルマソウ(矢車草)もついでに撮った。スノウフレーク(Snowflake)

  • 草むらに野鳥の巣と卵

    たったの1週間の不在で様々な変化が起きて、環境が劇的に変わってしまった。雨が降り気温も高かったようで雑草の繁茂が著しい。ビオトープ近くのそれらの雑草のひと叢の中、ほぼ地べたから小鳥が飛び出した。巣立ちしたばかりでまだ上手に飛べないといった感じで地面スレスレを飛んだ。飛び立った場所をよく観てみると巣があり卵があった。ということは、あのたどたどしい飛び方は、私を欺くための偽称行動に違いない。昔、そのような親鳥の行動を観たことがある。巣の卵、あるいは雛を危険から遠ざけるための決死の行動なのだ。全体が茶色だったから、ヒバリ(雲雀)かも知れない。卵を放棄しない程度に観察を続けたいと思う。草むらに野鳥の巣と卵

  • 尺取虫の擬態

    蘭のキンリョウヘン(金陵編)を吊るす手製の台に木の枝がくっついていた。と、思わせる擬態をしている尺取虫を見つけた。シャクガ(尺蛾)は種類が多いので、尺取虫から成虫を同定するのは難しいのではないかと思い、それは初めから諦める。そんなことより、こいつをチョンチョンと触ったりつついたりしたら動き出すのではないかと、やってみたが身を固くして堪えている。触ると木の枝とは全く違う柔らかさがあるので生き物だと分かる。それでも必死の擬態なのだから、その健気さにうたれ、観察して撮影するにとどめた。メダカは飼っているけれど、金魚とか鯉を飼っていたなら、つまみ上げて生き餌として投げ与えるところだ。全身は本当に木の枝そっくりな色合いと柄で、頭部は首を傾げて枝振りに似せているところなんか心憎い演出。でも、拡大して観れば芋虫そのもの...尺取虫の擬態

  • ドライブ日和 その5

    若い頃、私もヒッチハイクをしたことがあった。乗せてくれた人から自宅に連れて行ってもらい夕飯をご馳走になり泊めてもらったことも2回あった。駅の待合室で寝たり、バス停のベンチで寝たりもして、ずいぶん寒い思いもした。目的地を書いた紙をかざすなどと思いつかないというより、ヒッチハイクをする人すらほとんどいない半世紀以上も前のこと。そのことも少しだけ披露して、南條まではどうだったかを聞いてみた。山菜採りに行くというお婆さんに乗せてもらったのが嬉しかったらしい。蕎麦屋に連れていってもらってご馳走してもらったのか、十日町市の田舎にある『まるにし』という蕎麦屋を知っているかと言う。十日町は生まれ育ったところだけれど、私はまだまだ十日町をよく知らないモグリかも知れない。時間差はあれ、十日町橋を渡って来たと言うし、上越から海...ドライブ日和その5

  • ドライブ日和 その4

    敦賀インターを降りてからの深夜走行には慣れていて、それだけに飽きて眠くなることも多い。でも今回は他人を乗せて、しかも後ろに居る気配もあるので眠くならない。それでも退屈になったところで、大学生なのか、どこから出発したのか、山科で下ろされた後はどうするつもりかなどを聞いてみた。あまり詮索しないようにしつつ、彼が話に乗って饒舌に喋り始めたりしたら、それも嫌なので、その辺りを差し支えない程度でと前置きをして聞いた。*南魚沼市にある友人宅をスタートして大阪にヒッチハイクで行くということのようだ。*山科で降りたらJR山科駅が近いから大阪までだったら電車が便利だと説明したけれど、大阪から友達に迎えに来てもらうこともできるとのこと。*とにかく、公共交通機関を利用しないで大阪へと決めている・・。*大学4年生だが休学中とのこ...ドライブ日和その4

  • ドライブ日和 その3

    14時過ぎに出発して350kmの走行で10時間過ぎた間に、眠くてしょうがなくて休んだのは1度だけ。時々暇ひまにブラックブラックガムを噛み、ブラック缶コーヒーを飲み、スーパーで購入した各種三角おにぎりを食べ、特茶をすする。何が特に良かったということは解らないけれど、こういうこともあるのかと思う位に疲れを感じずに南條S.A.まで来ていた。そうして出発前のトイレに行く時に近寄ってきた若い男に話しかけられたのだが、彼は手に『大阪』と書かれたA4の紙を持っていた。180cm前後で痩せ型の普通にカッコ良くて、黒形のカジュアルを着て、中型リュックを肩に下げている。「大阪まで行きたいんですが・・・」と言うのに対し、見た目に悪い印象は無かったので、「変則的な行き方だけど京都の山科までだったら・・」と応えた。嬉しそうに「それ...ドライブ日和その3

  • ドライブ日和 その2

    出鼻をくじかれてドタバタした出発となったが、とにかくガソリンを満タンにしてからスーパーで食料を確保する。飲み物は『薫る・・・』とあるブラックコーヒーを2種類と『濃い』と謳う日本茶を1本買う。それがいつものことなのに濃いお茶がなぜか見当たらず、ちょっと高めの『特茶』を買ってみたら、これが大正解。思った以上に渋く濃くて、しかもどういう加減か、良く効いて眠くならず、一気に走る距離が伸びた。最近は眠くなったら直ぐに国道脇のパーキングスペースででも停めて仮眠をとる。高速に乗らずに並行した下道をできるだけ走るのを心掛けているのだが、今回も全行程の半分を下道で倹約した。しかも高速代は日曜祭日割引か深夜割引を使うので、今回も深夜0時には高速上に居るよう調整をする。時間は十分にあるので、上越から富山県境まで海岸沿いの8号線...ドライブ日和その2

  • ドライブ日和 その1

    昨日は誠にドライブ日和を実感する行程だった。もう少しで出かけようという時に、農事の師の奥さんから電話があって、かかりつけ医院に師を連れていってくれないかとのこと。何事かと問えば、次の日に内視鏡をすることになっているのに便が出ないと言って云々。連れて行って降ろすだけで良いなら20分足らずで可能だから、そちらを優先することに。私は自分の定期検査のため、宇治に向かうと言ってあったのだが、その出発するときに乗せていってもらえないかとイメージしたらしい。荷物を全部乗せたら助手席も後部座席も他人を乗せる余地はないので、少しくらいならと出発を遅らせることにする。もうすぐ89歳になる師はかなりガタがきていて杖をつかずには歩けない。それでも耕運機は掛けられるという不思議な現象が起きていた。とにかく、医院前で降ろし、取って返...ドライブ日和その1

  • 紫の花々が地べたにも木の上にも

    地べたにはスミレ(菫)にカキドオシ(垣通し)、木の上にはフジ(藤)にキリ(桐)。いつもなら咲くのはキリよりフジが先なのだが、以前にもあったことで、異常気象から同時開花だ。キリの咲く前にジャガイモは伏せよ、ということになっているようで、なんとか間に合った。4/27の記事『足元の花』でスミレサイシン(菫細辛)としているスミレに似て、葉の違うのを、また庭で見つけた。スマホが自信有りげにアメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)と教えてくれる。葉は円心形のハート型が最大の特徴で、検索してみると花は色んなのがあり、全く同じ模様も載っていたので間違いない。カキドオシは昨夜インスタグラムで生でも食べられると言っていたので、今朝の散歩で家を出たところで試してみた。美味しいというものではないけれど、何かしら口寂しかったりした...紫の花々が地べたにも木の上にも

  • 白いスミレ(菫)の中にカキドオシ(垣通)

    いつもの散歩コースの地べたに、普通の紫のスミレが多い中、ところどころにかたまりとなって白いスミレがある。踏まないように、その辺りを歩くときは気を遣う。カキドオシが咲き始めていて、その白いスミレを撮ろうとしたら入ってしまった。受け口のカキドオシが白いスミレに『お前ら色がなんで抜けちまったの!?』とからかっているように見える。白いスミレ(菫)の中にカキドオシ(垣通)

  • 雑草生い茂る中での出会い

    散歩途中に他所様の宅地内の放置されている隅っこに、ムスカリのひと叢をスノーフレークが覗いている、といったシーンがあった。スギナが蔓延ったら、もうどうしようもない感じではあるけれど、背の高い雑草が混ざっていなければ、芝生より緑一色で悪くはない。そんな中にカタカナの目を惹く花が咲いているのは、なかなか良くて、このコラボレーションは撮らずにいられなかった。早朝なのでほぼ他人の目はないのだが、柵もない場所で道に面しているとは言え、宅地内を盗み撮りしている感じなので素早くさりげなく決行する。連日ムスカリに心が動く。雑草生い茂る中での出会い

  • 朝の現象とムスカリ

    魚沼丘陵の麓に位置するわが故郷は、山から日の出があるので朝は少し遅いということになる。もっとも十日町盆地というくらいなので日の入りは逆に早くて、地平線や水平線に日の出入りがある地方よりは1日が短い。昨日は霧の朝、日の出前に歩いていたら、山の端近辺から星が瞬くように光の漏れるのが見えた。歩きながら横目で見ているので、チラチラとした木漏れ陽という格好で太陽が見えているのだった。そのことよりも上向きの光芒に変な感じを覚えた。不思議というより面白さに何枚か撮ったのだが、逆光でありながら、木の影が霧のスクリーンに写っているのではないかと、書いている今の時点で想像する。いつものコースではなく、遠出して信濃川堤防を歩いてみたら、気嵐が湧き上がっていた。川幅は広いけれど流れが速くて川全体が瀬のような場所だったから、気嵐と...朝の現象とムスカリ

  • アケビ(木通)の雌花雄花

    タイトルの内容は拙ブログで取り上げたことがあったはずなので、ブログ内検索をしてみると、観たまま印象のままを書き下ろした記事が2つあった。子どもの頃は花にあまり関心がなくてアケビの花というものを、つい6年前に初めて知ったことが判る。2019/5/3『木の芽はアケビ属の新芽』2022/4/29『遠出して観てきたものその①アケビ(木通)の花』今年もアケビの新芽(こちらでは木の芽という)を採る時期がきて、花も同時に咲いた。雌花はミツバアケビ(三葉木通)の方が蠱惑的な魅力を感じ、雄花はアケビの方にオシャレなダンディズムを感じる。大きくてひとつだけ咲いているのが雌花で、小さく群がっているのが雄花。いずれも薄い色の方がアケビで濃い色の方がミツバアケビ。アケビ(木通)の雌花雄花

  • ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

    1年前のここ数日の記事では、フジ(藤)が杉の木を覆うように枝垂れ咲いて、地上ではシャガ(著莪)が咲いていたのに、今年はその気配がない。夏日は時折あるけれど、いつまで経っても寒くて、遅かった雪消えを引きずっているようだ。ヤマブキはどうだったのか自分のブログ内検索をしてみると、早い年は4月28日で満開なら、遅い年は5月12日なので、あまり影響のない花のようだ。実をつけない花だから虫などは居ても居なくても良いわけか。とは言え、アップ画像を見てみると蚊が止まっていたはどういう理由があったのだろう。先日取り上げた、わが家の瀕死の桜の松月が長持ちして咲き続けている。夏日がやって来たりすると急に咲き急いで散るので、しばらくは寒くても良い。散歩途中で前方(北)と後方(南)の景色を水の張られた田に反映させて撮ってみた。毎朝...ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

  • クロサンショウウオ(黒山椒魚)の孵化が始まる

    1ヶ月ほど前に散歩コースの溜池で見つけ、掬い上げてきたクロサンショウウオの卵が孵り始めた。卵塊をわがビオトープに入れただけで良いと思っていたのだが、オタマジャクシが田に群がるような姿をサンショウウオでも観られないかと考えた。観察するには白いケースが良いだろうと、百均で買い求め、卵塊の1つと水を少々入れたケースを2つ浮かせた。その後、採取した卵塊とは別に、量は少しだけれど、わがビオトープに卵塊が産み付けられているのを見つけ、自前でビオトープたる面目を保っていることが判明した。そちらはそのままなので徐々に卵の中で仔が成長しているはずで、先の他所からの分の仔がケース内で泳いでいるのが観られたのだ。尻尾を振って素早い動きはするが、オタマジャクシのような持続性はなく、端に隠れるように身を寄せ、なんらかの擬態なのか動...クロサンショウウオ(黒山椒魚)の孵化が始まる

  • わが家は椿の家

    わが家の表を飾るツバキ(椿)は赤と白のシンプルなタイプがかなり前から咲いている。普通過ぎるので記事にはしなかったのだけれど、ここにきてようやく、ピンク系と薄っすらピンク系が咲きだした。雪囲いをしなくても折れることなく毎春当たり前に咲くので、種類を調べようとまでは思わないできた。近所の歩いて行ける範囲で、うちほど椿のある家はないので、わが家は椿の家。道路際を全部椿にしてしまいたいと思ったりするが、どこまでやれるか。雪さえ降らなければ、すぐにでもできるのだが、そこそこの大きさに育ってしまわないと雪に負けるので、今までに挿し木も購入したものも根付かなかった。ふるさとの話になると、最後に必ず付け足すのは、雪さえ無ければ良いとこなんだけどね・・・。わが家は椿の家

  • ひそやかに瀕死の桜咲く

    今春はダメかもしれないと悲観的だった桜が大雪にもなんとか持ちこたえて咲いた。今まで八重桜をいろいろ観てきたけれど、うちの八重に勝る品の良さはちょっと見当たらない。などと手前味噌なことを感じつつ愛でてきたが、もう本当に今春が限界かと思うほどのダメージを幹に負っている。主幹の折れた部分が腐り、そこに居付く虫を狙ってキツツキ(啄木鳥)がほじくり傷を大きくしていく。もしかしたら順序が逆かもしれない。初めにカミキリムシ(天牛)が幹に穴を開け、その幼虫をキツツキがほじくり喰い、その繰り返しのあげく、主幹が折れたのだろう。そうして他の虫も居付き、またキツツキがつついて瀕死の限界がやってくる。それはともかく『八重桜の種類』で検索してみた。これも違うこれも違うと観ていって、最後に『松月』という種類にたどり着き、これこれ、き...ひそやかに瀕死の桜咲く

  • 山菜としてヤブカンゾウ(藪萱草)の新芽を食べてみた

    5年ほど前に試しに食べてみたのだが、どのようにして食べたか、味はどうだったか全く記憶にない。とにかく採るのが面倒だったという記憶だけがあり、その後、面倒だったのは地表部を切り取ったからなのだと分かった。地中にある根からすぐ上の部分を切れば、葉がバラバラにならずに都合よく調理できるようだ。したがって、手シャベルの先を斜め45度で地中に刺し、茎を切断する。わざわざ山に入ったりせずに自分の敷地内に勝手に生えているのを1食のおかず分だけ採った。その気になったのは、耕運機を掛けていて、畑にでたヤブカンゾウの新芽が太くて、そのまま機械で粉砕するに忍びなかったから。検索すると、生でサラダにするのも良いが、サッと茹でるか蒸しておひたしか酢味噌和え・・・。となれば、おひたしが簡単だろうとやってみた。かなりきちんと洗ったつも...山菜としてヤブカンゾウ(藪萱草)の新芽を食べてみた

  • シダ(羊歯)類の季節

    オニゼンマイ(鬼薇)が、わが家の池の縁や竹藪の下に生える。食用のゼンマイと比べると、確かに見た目が鬼の様相で、だからか誰も手を出さない。でも食べられないことはないそうだ。それにしても羊歯といい薇といい、すっと書けたら嬉しい漢字だ。ゼンマイ干しが始まった。山で採ったら頭に付いている綿を取り除き、茹でて、干して、揉み揉みを繰り返し、カラカラモジャモジャに干からびさせて保存する。数ヶ月経つとアクが無くなるというのだったか、ヒジキ(鹿尾菜)の乾燥させたものとよく似た見た目となる。ウチでは干しゼンマイを戻して食べるのは正月料理としてだけだったような気がする。私は大好物だけれど、戻し方も難しく、その前に手に入れることもまれで、今や食べる機会は少ない。コゴミ(屈)は屈と書くのか。それより散歩中に他所様の放置された畑とか...シダ(羊歯)類の季節

  • 青木と言うけれど

    アオキは幹まで緑だから青木なのだが、雪の下になっても折れないしなやかさで、健気と感心するほどに常緑を保って雪の下から現れる。そんな青々とした木だけれど、今の時季、先端に緑のつぼみを膨らませて、そのまま青木なら緑の花になって欲しいところを少し華やいで色が着く。これで精一杯という地味さではあっても、シックとも言えなくもない感じ。都会で見るアオキはほとんどが斑入り葉タイプで、田舎のわが家でも表の目立つ場所には斑入りアオキが植っていた。でも斑入りはいつの間にか絶えて、普通のアオキが裏になんとなく生えている。邪魔になる場所に生えてしまったのは、躊躇いなく引っこ抜く。野放図に伸びるタイプではないので、あまり邪魔にはならないけれど、アオキはしょせん雑木でしかない。青木と言うけれど

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