chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
とんび
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/09/26

arrow_drop_down
  • 立つということ

    物を立てる場合は大抵真っ直ぐを目指すわけだが、諸般の事情で垂直に立ったままでいられることは少ない。インフラで1番身近に目立つ設備の電柱は、電線が支え合うので少しくらい傾いていても不安を感じることはなく当たり前のものとしてある。電線を張る時は気温による伸び縮みを計算して、その土地とちの工事時の温度に合わせた張り方(弛ませ方)が決められているのだろう。車窓から観る電線が電柱を過ぎると下がっていき、また上がっていき、電柱で最高点に達すると同時にまた下がっていく波を、飽くことなくぼんやり観続けることがよくあった。そのはずが、ベトナムのハノイから南下する列車の旅では、電線がぴんと張られていて少しも上下しないのが驚異的だった。冬だったから縮んでいたのだろうけれど、戦争からの復興途中だったから、遊びをもたせることもなく...立つということ

  • 鉄塔巡り

    昨日は自宅から2番目に近いと思われる送電線鉄塔に行ってきた。とんでもない急勾配なので、格子状踏み板を杭で固定した階段がジグザグに設置してあった。それでも土砂や石ころや枯葉が積もっていたり踏み板が傾いていたりで、かなり危険な状態になっていた。農作業用の簡易的アイゼンか登山用の本格的なものか、どちらかが欲しいと思い近所のホームセンターなどを当たっているのだが見つからない。登山用の道具を扱っているスポーツ店を探すべきだと、今回は切実に感じた。それはともかく急登の後、いきなり現れた鉄塔は、そこから先に行ける道はなく、獣道のような筋があるだけ。今回は鉄塔の真下から見上げて撮るのをやめて、忍び返しを二つ入れたシンメトリーにした。周りには、以前どこかの山中を徘徊している時にも見たことのある幹全体に棘のある木が数本生えて...鉄塔巡り

  • 猿の腰掛け

    最近の山行コースを外れて、今まで行ったことのない初めての鉄塔を目指してみた。送電線鉄塔の保守点検用に登り口には目印や擬木の階段があるので分かりやすい。高度50m位からの出発だったのだが、190mで小ぶりな鉄塔に着き、その先へ少し進んで高度210mの地点に十字のコンクリート杭が打ち込まれており、近辺の最高点だった。もっと高いところに鉄塔があるのは分かっているのだが、そこへ通じている山道は無い。次の鉄塔を目指して谷や沢に降リタら、上りになる前に身動き取れなくなりそうだったので仕方なく引き返した。それぞれの鉄塔には1番行きやすいコースが作られているはずで、何ヶ所かにある事業所の資材置き場の私有地内が登り口であれば、ただの物好き部外者は立ち入ることができない。枯れ木に潰れたカエルみたいな猿の腰掛けがあった。検索し...猿の腰掛け

  • カラス(鴉)のカラ巣など

    御蔵山聖天裏の落葉樹に造られた鳥の巣が透けて見えていた。巣の掛け方や大きさから、カラスに違いないと思われる。トビ(鳶)なら太枝の元の方に作るし、針葉樹を選ぶ。ハト(鳩)はもう少し簡単な小さい巣をカラスに見つかりにくい場所に作る。サギ(鷺)はもう少し大きめで、集団営巣をするのではなかったか。というような、今までの私の自然体験から、カラスのカラ巣と推理する次第。百均店に『WARNING』のシールが置いてあった。こんなシールを玄関に貼ると、通りすがりの空巣狙いには防犯効果があるのかもしれないけれど、何かしらを抱え込んだ成金という印象を与えるに違いないなどと、全く必要のないやっかみが頭をもたげる。カラス(鴉)のカラ巣など

  • ロボットに監視される現実

    総合ショッピング施設に入ったら、ロボットが近づいてきた。私を不審者としてロックオンした・・・というわけではないだろうけれど、真っ直ぐ向かってきたように感じたので、撮りながら、こちらが避けた。『24時間監視中』とあるからには、掃除もせずに、ただ動き回って撮影をしているだけのものだとしても、警備員1人分以上の役目を果たしているのだろう。昨日の『不法投棄取り締まり中』という看板もそうだが、あまり気持ちの良い文言ではない。全面の縦長画面にはいろんな文言が映るらしくて、私が撮る瞬間に、この画面に変わってしまった。注意喚起なのだろうけれど、挑発的だ。長野での通り魔事件も各所に設置された監視カメラの解析でスピード検挙となったのだろうけれど、監視という文字には違和感を覚えるばかりだ。2枚目画像は、近所の監視カメラの設置さ...ロボットに監視される現実

  • 宇治市は半分以上が山

    散歩ではあるけれど、低山ながらハイキング風に山道に入り林の中を歩くことにハマっている。今のところは、以前に登ったり分け入ったりした林道や山道を思い出しながらなぞっているだけだけれど・・・。改めて地図を見ると、宇治市は半分以上が山なのだと分かる。そうして私は、東側に広がる宇治市の緑部分のうち、京都市と接しているあたりを辿ったり出たり入ったりをしているようだ。昨日も天下峰(348m)に行き、尾根伝いに日野岳(373m)方面を目指した。日野岳は宇治市とあるが、途中の供水峠から西に下がったところにある供水の祠も裾野に広がる日野○○町も全て京都市。天下峰から少し北に行ったところの沢から日野岳頂上までの稜線は、宇治市と京都市の境界線になっているようだ。歩き始めの府道242号線は沢沿いに南東へと上るのだが、その沢を流れ...宇治市は半分以上が山

  • 累宝塔とは何だろう

    歩道がなくて車が頻繁に通る道路での散歩は、できるだけ避けたい。車にしたって歩行者は居ないに越したことはないわけで互いに気を使う。というわけで、車の侵入できない細道とか山道とか住宅地が散歩コースとなる。昨日は道に沿った長大な墓地の中を迂回路として通らせてもらった。墓参する人が居たりしたら入り込まないのだが、ほとんどいつも誰も居ない墓地。通り抜け中に、ふと違和感を感じて、六角の累宝塔と十字架の刻まれた銘板を撮った。検索してみると、(『累宝塔』は、元々京都の石匠が考案した仏塔で「六角塔」とも呼ばれ・・・宗旨宗派を問わず、結婚などでご縁が繋がる人達が、一緒に入れる供養墓・・・)とある。なるほどそういうことか、キリスト教であろうが宗旨を問わずに合同墓とすることができるということだな。『箴言16–九』とある銘板は、8...累宝塔とは何だろう

  • ルートを逆行して再確認

    一昨日は迷わなければこのコースだったというルートを、同じ行き方では面白みがないので、初めから逆行してみた。通るべきだった送電線鉄塔をくぐり、以前にもやったのだが、再び中心から真上を見あげて撮った。こんなだったのか・・と記憶から抜けていた景色を逆からも確認して、もう間違うことはないだろうと確信できた。尾根筋を歩くのは気分が良くてオリエンテーリング用に塗ってあるペンキや結んであるリボンにも、自然を汚しているとは思わず、人の残像を感じて嬉しかったりする。結局昨日も、林に入ったら追い越しも追い越されもせず、すれ違いも無くて孤独な山行だった。歩数;12,000歩余り。距離;8km弱。高低差;300m余り。所要時間;2時間半。ルートを逆行して再確認

  • 天下峰からの帰り道で迷う

    昨日は、出発が遅くなったこともあり、日野から供水峠へと登り、先日は左折したところを右折して天下峰を目指した。自宅→日野畑出町→日野野外活動施設→登山道→供水の祠→供水峠→天下峰→尾根伝いに南下→府道242号の峠→西にくねくね道を降る→自宅。ところが、何回か登り降りしたコースなのに、天下峰から自動車道路へ出る道で迷った。数年前の台風で倒木がいたる所にあるのだが、野外活動のオリエンテーリングは、天下峰とその先の送電線鉄塔までのようで、そこまではリボンがあって迷いようがない。私は天下峰から鉄塔を目指さずに左への脇道があったので選んだのだが、それが間違いだった。暗くなりかけていたので近道をと思い何となくの判断で進んだのだが道ははっきりしなくなり、倒木も多くて暴風の吹き荒れた形跡そのままだった。杣道のような獣道のよ...天下峰からの帰り道で迷う

  • しばらくいない間に増えた鳥

    イソヒヨドリ(磯鵯)を初めて観たのは、30年ほど前の丹後半島の崖だった。崖上から、岩場で船虫を追いかけ回している様子の鳥を見つけて双眼鏡で覗いた。鳩より一回り小さく、しっかりとした体型でシロハラ(白腹)に似るが、ちょっと大きめでかっこいい。ムクドリ(ムクドリ)やスズメ(雀)なんかのように、一生懸命羽ばたいているという感じではなく、木々の間を飛ぶ時などびゅーんと抜けていく。その後、磯の岩場でだけではなく、京都の桂川の橋脚に止まっているのを観た時、日本海へは60kmの大阪湾へ50kmの地点だったので感激したものだった。だんだん都会に進出した鳥としてニュースになり、最近は我が家周辺でも珍しくなくなったのは以前にも書いた。田舎から戻って1ヶ月宇治に暮らしてみると、今では散歩中に多く観られる鳥の5指に入るくらいだ。...しばらくいない間に増えた鳥

  • 高度差333mの登山

    少しは遠出をしても良さそうに思い始めたので、日野岳(日野山)の頂上を目指してみた。まずは自宅から日野○○町を3つ抜けて山の麓の日野野外活動施設を左に見て、登山道に入る。自宅→日野畑出町→日野野外活動施設→鴨長明方丈跡(方丈石)→登山道→供水の祠→供水峠→日野岳(山)頂上ケルン(373m)→パノラマ岩→ユウレイ峠→牛馬の道→一言寺・善願寺・新池方面へ→新池方面へ→新池→日野小学校→なごみの里病院(高度40m)→フレンドマート→自宅歩数;約14,000歩、距離;約8km、高度差;333m、所要時間;3時間弱。日野小学校から真っ直ぐ帰ったら良いところを、少し回り道をして下り、高度差を稼いだ。それにスーパーでトイレを借り、気に入っている生クリームのシュークリームを買って帰った。新池は釣り堀になっているのだが、山か...高度差333mの登山

  • 空の話題

    地面の話題というものは、何かが落ちていたとか、変わった虫がいたとかの個人的趣味に依ることが多い。ところが空の話題となると、挨拶がわりの時でさえ公的認識確認となるようだ。昨日は隣県に用があって車で出かけ、立ち止まって撮る機会がなかった。帰った時点で薄暗くなっていたけれど、ウォーキングに出たら何かしらの1枚くらい撮れるだろうと思った。ところが、時計を見たら5時半、となれば大相撲の1番の観ごろ時間というわけで腰を据えてしまった。誰が好きかと聞かれて、1番に挙げたことのある、わが正代が結びでやってくれた。これで大の里の優勝の目も出てきた、というような余韻を味わっているうちに時間は過ぎてウォーキングもスナップ撮影も果たせなかった。そうこうしている内に、変わった飛行機雲を観たけれど何だったのだろうという話が持ち上がっ...空の話題

  • 鴨長明の方丈石まで

    鴨長明はどう読むのか、方丈石はどう呼んだら良いのだろう。『かものちょうめい』と普通は読まれるけれど、『かも(の)ながあきら』かも知れないという記述があり、本当のところは分からないらしい。方丈というのは1間半四方という4畳半の庵を日野の山中の巨岩の上に建てて、鴨長明は方丈記を書いたということになっている。組み立て式で移動も簡単にできるプレハブ小屋のようなものだったと、書かれた文章から読み解くことができるとの図解入り論文を見たことがある。その巨岩へは道標や看板があって迷いなく行けるのだが、読み方として方丈石は『ほうじょういし』と呼んだら良いのだろうか。今現在は林あるいは森という感じになっているけれど、ほんの1世紀前までは、調理も風呂も薪や柴を燃やし、材木も地産地消だったのだろうから、里に近い山はすかすかで見通...鴨長明の方丈石まで

  • 今年1番距離を稼ぎ14,000歩余り

    スマホの高度計で測ると、私の散歩範囲は少し遠出をすると標高差は80mくらいになる。短いコースを選んでも、自宅が高いところにあるので、行きはよいよい帰りはしんどい。昨日は午前と午後に1回ずつ散歩をして今年1番の距離を稼ぎ14,000歩余りとなった。京都盆地は太平洋側の天候とは言い切れない位置だからか、この頃は曇りがち。昨日はなかなかの寒さで、時々霰がぽつぽつと落ちてきたりもして、空には時々現れるレンブラント光線が観られた。最後の画像は、田舎でもどこにでも咲いていたハコベ(蘩蔞)を、茶畑の脇で見つけた。萼が花弁と同じくらいの広がりなので正確にはコハコベ(小蘩蔞)でハコベは萼が花より大きい。冬真っただ中の霰が降ったりする寒さに萎れる様子もなく健気に逞しい。今年1番距離を稼ぎ14,000歩余り

  • スマホで鳥撮り目指してみたら

    どんなに拡大しても、望遠レンズの写真機には遠く及ばず、野鳥がおとなしくポーズをとってくれていても、スマホでは手ブレとピンボケでこの程度にしか撮れない。ここ1週間ほどで撮った野鳥画像は、キジバト(雉鳩)、不明鳥(カシラダカ?)、シジュウカラ(四十雀)、カワセミ(翡翠)。撮ったけれど、あちゃーダメだ・・で削除したのが、絶滅危惧種になるかも知れないなどと耳にするけれど宇治でも十日町でもそれは無いなと思うスズメ(雀)、それにヤマガラ(山雀)、メジロ(目白)。撮影を主にするなら、カメラを買ったら良いだけのことで、少し無理をすれば買えないことはない。でも私のただいま農閑期避寒中に課した徘徊は、春から始まる田舎での各種作業をこなすための体力減退防止が目的なので我慢している次第。スマホで鳥撮り目指してみたら

  • 異世界への道

    散歩コースの一つに、異世界への道のような雰囲気を醸し出すコースがあり、昨日はそこを目指す。日野岳の裾野には日野川や日野誕生院や日野氏墓所があり、町名は必ず日野○○町であり、つまり日野氏の荘園があった地。その山手は、古くからの地元農家の畑や竹藪があった場所なのだろうけれど、宅地造成されて建売された住宅地が所々にある。その一方で、選択から漏れた部分や宅造不適地が斑らに残り、畑も耕作されずに荒れていたりする。竹藪も荒れ、果樹の枝ぶりは伸び放題なら、実もつけたまま腐っていたりもする。そういう中を細い道があり、ちゃんと両側に矢印の付いた境界杭があるので、細くても私道ではなく公共の道らしいので散歩コースにする次第。人と会うことは今までかなり通っていても1回しかなく、それも相手は迷い込んだ余所者という感じだったので、こ...異世界への道

  • テレビドラマをまた観始めた

    田舎ではNHKプラスでテレビを観るので、ちょっと面白くないと途中でも観るのをやめたり、新しく始まった時点で観そびれるとそのままになったりする。避寒中の宇治では、一番の日課が散歩となったので、テレビも楽しみの1つとなった(朝ドラと大河は田舎でも観続けた)。そうして、始まった火曜日22時からのドラマ10『東京サラダボウル』が最初から面白い。ドラマ10は昨年の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は面白かったけれど、最終回は途中で観るのをやめた。だんだんと死んだ人を出すシーンが多くなり、心象風景的ではなく、本当にあの世の人と対話するような演出が鼻について観るに耐えられなくなったから。宇治に戻って、こちらの生活も慣れてきた先日「読んでみて」と家人から渡されたのが、その原作。図書館から定期的に借りて...テレビドラマをまた観始めた

  • 拒否するだけで善後策を示さず

    わずか数坪の狭い庭でも植木職の手を入れて綺麗にする家もあれば、うちのようにお金をかけるという考えの全く無い家もある。育ってしまって盛大に葉を散らすモミジを街路樹のように刈り込んでみたら、かなりの量の薪にできそうなゴミができる。田舎であれば、わざわざゴミ出しなどせずに、薪にはしないまでもまとめておけば何なりと利用できるのだが、こちらではそうはいかない。小さく切りさえすれば『燃えるゴミ』として出せるのだろうと考えたのだが、持っていってくれずに赤い紙が貼られ、残された。枝径5センチ以内じゃないと受け取り拒否ということのようだ。では太い枝を切ったら、『燃えないゴミ』の日に出せば良いということだろうか。それともナタで半割にでもして、直径5センチ以内相当の断面積にしたら良いのだろうか。それとも20センチ程度の長さのこ...拒否するだけで善後策を示さず

  • 悪ノリ商品

    ポテトチップスを悪魔の食べ物と非難する記述を見ることがある。発がん性物質のアクリルアミドを大量に含んでいるとか、飽和脂肪酸も多くて多量摂取すると心臓血管疾患を引き起こす可能性があるとか書いてある。食べるなら1日10枚程度にすべきだと枚数制限まであったりする。でも、いろんな味のポテトチップスが売られていて、どれをとっても美味しくて、食べ始めたら止まらなくなる。買いたいと思うこともあるけれど、かさばっているだけの割高贅沢品という認識から自分で買うことはない。ところが、私の田舎では亡くなった人の出棺を見送る門送りの際に、お礼品の紙袋に必ず小さな筒入りポテトチップスが入っている。通夜などですでにお礼品を受け取っている人には、出棺までの待ち時間に、筒入りポテトチップスだけを配る。悪魔の食べ物などということが一般的に...悪ノリ商品

  • 無料クーポン券を使うためにお金を使う

    大人数の会食をしたことで貰ったクーポン券の1200円分を使うために出かけ、釣りはもらえないので、それ以上のものを注文した。ライスバー、スープバーというおかわり自由のセットを付けて、これが正解。ポタージュスープが美味しいのは知っていたので2杯飲み、ライスはカレーがあったけれどイマイチなのが分かっていたので、初めてのガーリックライスを選んだ。ニンニクのスライスを茶色に炒めたのを入れて炊いたらしいガーリックライスは初めて食べたが、もうこれだけで良いと思えるほど気に入っておかわりした。店の売りである手ごねハンバーグより従の方のカキフライが旨くて満足した。独りで食べる食事は美味しくないと言うけれど、自分で作らず得した感のある出来立て料理は独りで食べても美味しかった。結果、748円(税込)で1880円(税込)の料理を...無料クーポン券を使うためにお金を使う

  • 宇治で初雪など

    昨日はどれだけ我が田舎の十日町市は降り積もっただろうと心配したけれど、意外にも一昨日から昨日の朝で5cmくらいだったという報告があった。宇治でも氷点下になり、確かに寒くて、一時的に雪が舞い、わずかに地面が白くなったところを見計らって初雪を撮った。厚みを計れないほどの雪は初雪とは認められないのかもしれないけれど、テレビのニュースで降りしきる京都の街が映っていたのと同じ降り方が、瞬間的に宇治の我が家の窓からも観られたので今冬は1月10日を初雪としたい。0度に近い寒い中を散歩に出て、近所の売りに出されている広い荒地に生えているピラカンサからちらちら差し込む光を撮った。この荒地はこの付近一体を電鉄会社が大規模団地を予定した時に買収に応じなかったに違いない離れ小島のような存在。地主と思われる老夫婦が、道路に迫り出し...宇治で初雪など

  • チャ(茶)とクチナシ(梔子)とヒイラギ(柊)

    冬真っ盛りなので、裸になった落葉樹には目が行かず、今まではおとなしかった常緑樹に注目することになる。昨日はきれいに刈られた茶畑のうねりに、見事さを感じて撮った。公園にあるクチナシの花柄が落ちて萼(がく)だけがきれいな茜色に染まっているのに気づいた。この中に実が生っているのだが、実は割れることがなくて、それで口無しとなったということらしい。個人のお宅の道路際フェンスからはみ出してヒイラギの花が咲いていた。この花はちまちまと塊になって花殻も混ざっているので美しくはないのだが、一輪だけの箇所があったので撮ってみた。存在感のある雄蕊が2本あり、雌蕊は目立たない。これも成熟時期をずらして自家受粉を避けるタイプなのかもしれない。3つとも遠目に見れば、同じような常緑樹で、自由に伸びるままにしたら同じような雰囲気となる似...チャ(茶)とクチナシ(梔子)とヒイラギ(柊)

  • クロガネモチ(黒鉄黐)とネズミモチ(鼠黐)とチャノキ(茶の木)

    クロガネモチが赤い実をつけて目立っているけれど、他の赤い実ほど魅力はないらしくて鳥が群がっているところは見ない。黒はどこからきたのかと検索してみると、若い枝が黒みを帯びた紫だからだそうで、昔の磨き上げられた鉄製品は確かに紫色を帯びた黒。これはモチノキ科モチノキ属。ネズミモチは実がネズミの糞に似ているからという貧相な理由に依るのだが、実物を知っている目には納得の命名だ。そのじつ、実は食べられるとありながら、『樹皮や枝葉は誤食すると手足の力が抜け、瞳孔が拡大して2~3日後に死亡する可能性が・・・』などとある。なんという癖の悪さだろう、この実を原料とする生薬が女貞子という漢方薬として云々という記述もあり微妙な代物だ。こちらはモクセイ科イボタノキ属。茶畑ではよく見ると花をつけていたりするが、蕾から花殻まで見られる...クロガネモチ(黒鉄黐)とネズミモチ(鼠黐)とチャノキ(茶の木)

  • フェイクはどこにでも転がっている

    まったく見たこともない植物が美しい花を咲かせているのに出会った時は、自動的にスマを取り出す。この花はいつもの散歩中に他所様の門扉横に置かれた植木鉢の中。今の時季にこんな鮮やかな花を咲かせるなんてすごい、と思いつつ2枚だけ撮り、スマホで検索するのだが名前が判からない。スマホで調べるのは諦めて1日経ち、パソコンから調べようと拡大してみてフェイクだと判り、びっくり。腹は立たず、むしろユーモアとお茶目を感じて笑えてきた。エイプリルフールには、もっと凝った色合いの花を増やして通行人を楽しませて欲しいと思った次第。昨日の散歩中、田舎から電話が掛かってきたので、通りがかった公園のベンチに腰掛け長めの通話をした。その間に、子供がやってきて地べたに寝転び、なぜかぴくりとも動かなくなった。離れたところには二人の子供が同じよう...フェイクはどこにでも転がっている

  • 放生地(ほうじょうち)

    萬福寺は西側の道路に面して総門があり、その奥の三門をくぐってから拝観料を納めるようになっている。というわけで、ふらっと総門から入り、右手のただいま最衰期といった様相の蓮池を観た。放生池という看板があったので検索してみると、捕えられた魚などの生き物を購って放すこととある。購うというのは罪滅ぼしという意味もあるけれど、買うというだけの意味にとるなら、浦島太郎が子供から亀を買って離してやったようなことか。放生会という殺生とは真逆の儀式があるようなので、それをこの池で行うのだろうか。見たところ生き物は見当たらなかった。3枚目画像は、木幡池で特徴のある羽根乾かしポーズをとるカワウ(川鵜)。水没してしまっている中島だが、葦がひょろひょろ生えて、以前はいつも鴨が営巣、産卵、抱卵、孵化をさせると聞いたことがある。カワウの...放生地(ほうじょうち)

  • 不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)

    黄檗宗の本山である万福寺まで遠出徘徊をしてきた。万福寺は国宝になったということで特別拝観期間中だった。石畳通路の両側に行灯が設えてあり、蝋燭ではなく電球が点るように仕掛けられていた。成り行きで足を伸ばしたけれど、拝観するならライトアップしてからが良さそうなので、今回は大門前までだけ。不許葷酒入山門の『葷』とは何だろうと検索してみたら、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ショウガなどの臭い野菜のこととか。不殺生で肉魚はもちろんのこと、酒もダメで精のつく野菜も禁じられていたら、残るは何があるだろう。トロロイモ、レンコン、ニンジンあたりの栄養で修行に精だすしかないか。運動公園の植え込みのドウダンツツジ(灯台躑躅)は紅葉がまだ散らずに真っ盛りの様子。隣り合って同じドウダンツツジでありながら染まり方の薄いのもあり、色...不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)

  • 尾を振る鳥

    公園の地面にいたジョウビタキ(尉鶲)が、葉を落とした立木に飛び移り、きょろきょろしたり尾をぴりりぴりりと震わせたりしていた。バカビタキという別名通りにあまり人を警戒しないので撮れたのだが、どうしてもスマホではこの程度にしか写らない。撮ったのはオスで、もうちょっと地味目なメスも近くにいた。どういう意味があるのだろう、あのジョウビタキだと一目で判断できる独特な尾の振り方は・・。川から飛び立つセキレイ(鶺鴒)を2度3度と観たけれど、みな黄色がちらっと見えたのでキセキレイ(黄鶺鴒)と判った。縄張りがあるのかどうか、ハクセキレイ(白鶺鴒)にもセグロセキレイ(背黒鶺鴒)にも会わず、キセキレイばかりなのは、何らかの理由がありそうだ。川から飛び立っても、近づくこちらを避けて先に行くだけで、また川に降り立つので、間合いを見...尾を振る鳥

  • ルリトウワタ(瑠璃唐綿)

    数年前に近所で1度見たことのある花に、1kmほど離れた別の場所で出会うことができた。いずれも普通の民家を囲うアルミフェンス格子からはみ出ていたもの。といっても、溢れるほど繁茂しているわけではなく、細い茎と細長い葉が伸び、行き場がなくて垂れ下がったような状態。花の少ない時期でもあり、色合いが不自然な気がして造花が落ちているのかと一瞬思った。スマホの画像からの調べる機能から探ることができた名はブルースター(オキシペタラム)=瑠璃唐綿で、見た目そのまんま。オキシペタラムも青い花びらという意味だそうで、これもそのまんま。唐綿を調べてみると葉っぱはそっくりでも、花は全く違うものだった。ネットでは2株セットで799円というものが見つかったけれど、これに送料が上乗せとなると微妙な金額だ。苗なり種なりが売っているのを見た...ルリトウワタ(瑠璃唐綿)

  • 日没を撮ろうと散歩

    賞味期限内に三段重ね御節を食べ切るために、というようなことではなくて今年の御節はどういうわけか、全て美味しくて食が進む。個人的事情として、歯の状態と身体全体の調子が良いからかもしれない。というわけで体重増加が顕著なので少しは絞るべしと、歩くのは続けたい。昨日は、行く先を伸ばして竹林を通った折にスマホを上向けにしたら、今まで映画などで観たことのある情景が撮れた。手入れがされてなくて生え放題の荒れた竹林も、上だけ見たら中々に良いという発見をした。帰りに通った古い住宅地に早咲きの八重桜が咲いていたのだが、昨年もこの時期に同様の状態だったのを思い出した。もしかしたら早咲きした後で、また春の遅くになったら満開に咲くといった二度咲きタイプかもしれない。冬桜という一重の種類があるそうだが、これは八重だから10月桜という...日没を撮ろうと散歩

  • 初日の出を拝みに早朝徘徊

    わが家の東側は山が迫っているので、普通より日の出は遅く、出てくる瞬間などは意識したことがない。元旦夜明けの天気予報は曇りマークのない快晴マークで、宇治の日の出は7時10分過ぎとあったので、住むこと35年にして初めてこの地の初日の出を観ようと考えた。ちょっと眺望の開けた散歩コースの折り返し公園辺りが良かろうと、6時半過ぎに家を出る。御蔵山聖天の鳥居近辺で初日の出を待っている人が二人、私の目指した公園にも親子らしき女性二人が居て、スーパーを見下ろせる坂上では二十歳前後の男子が数人たむろしていた。一応初日の出でも観てみようか程度の気持ちであろうということは、雰囲気でわかる。どこから出てくるのかもよく分からなかったけれど、微かに上向き薄明光線(天使の梯子)が観られて初めて場所が分かる。雲のせいで初日の瞬間には出逢...初日の出を拝みに早朝徘徊

  • 迎春

    あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。迎春

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、とんびさんをフォローしませんか?

ハンドル名
とんびさん
ブログタイトル
鳥瞰ニュース
フォロー
鳥瞰ニュース

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用