「アカシヤの花の天ぷら」*あかしやの 池面に垂れる 花房に いずるは昔 食べし天ぷら・・・勤めてた頃この時期になるとよくお昼に食べたあのお店はもうない少し苦みあるパリパリ食感あらためてまた食べたくなったけどどこでやっているかなあ?
「マイナンバー」*今はやる マイナンバーを 付けられて 蝶は 翔ぶ翔ぶ 信濃の空をみんな同じ顔しているアサギマダラその羽に個体識別、マーキングすると途端に個として認識される赤ちゃんに名付けるようでなんか楽しい作業ひとはヘンな癖があります何にでも名前を付けずに
「稲架 百足」*この秋の 架けて稲干す このたんぼ 嶽が笑み見し 稲架百足かな今年はなんと長い稲架かけを!♪豊作かな見ようによっては 鈍牛にも竜にも見えると妄想浅間山が見て笑ろうて御座る。
「透明な壁」*あれれまあ! ガラスの塀に 囚われの 啄木鳥子どもを、・・・いいことしたよ♪ 鳥も人もいろんな壁にぶち当たる透明な壁は鳥たちにとってはやっかい向こうが見えるだけに、何度も・・・一歩下がれば、羽ばたけるのに・逃げようとして必死のあまり周りがみえな
「赤い実」*目疲れて 霧の狭庭に 蒲染(ガマズミ)の 実を食せむと 濡れにけるかなPC修復に目と指など酷使なんとかなるろう~とやっていましたがやっとなんとかなりました。霧散した数々のデーター、ソフト、Cデスクバックアップしていくことの大事さ自分のうかつさ愚かさ、P
「蝶のお宿、借宿にて」*世代超へ 島々渡り ゆく蝶を ねぎらふ花の やさし借宿北上し南下/北帰と南帰して子孫をつなぐ蝶、アサギは魅力的ですモデルの前でどう撮ったらいいのか思案しています。
「ご近所徘徊/アズマレイジンソウ」*もうそうす かへりしれいかと おひがんに あづまれいじん ゆらぎたちゐて*妄想す 還りし霊かと お彼岸に 東伶人 揺らぎたちゐて異常気象は植物にも見て取れる毎年そんなに伸びないレイジンソウが1m前後の丈になって林立 !こんなに
「虫の音」*爺爺と 月無き秋の 草陰に 誰を呼ばはる 蟲の音 しきり草木の闇から聞こえる虫の音は・・・秋の象徴ものさびしさと来る寒さの予兆げにぞ悲しきという感じですね。曾根好忠/後拾遺和歌集 『鳴けや鳴け蓬が杣のきりぎりす過ぎゆく秋はげにぞ悲しき』
「曇天霧の一日」*白濁る 小雨か霧か 目も曇る 電脳(PC)疲れで 眺め どんより 引きこもってPCにいじめられています霧散した ソフト類を購入しインスト設定と構築なんやかんや目に悪い作業指にも悪いバネ指になってしまった・・・ふう~
「ヤマボウシの実を食べてみた」*食べれると 聞いてふふめば やや!旨し 初に知りたり やまぼうしの味先日ヤマボウシの投稿したら食べなかったっけ?とかジャムにというコメ実が いよいよ熟していくつも落ちています食べて面白いこと気が付いたよ果肉に包まれた種をプッブッ
「司馬遼太郎のうんちく本」*訪ひし地の紀行を読みて より深む 近江・奈良編 『街道をゆく』 司馬さんの二度目の近江訪問街道をゆくのスタートは近江からお好きなんでよ近江が。関ケ原が中山道上にあるとは気が付きませんでした、そうなんだあ~と感心しきり、家康と井伊家
「お天気不安定ですね」*雨止みて 淺間は吐ける 溜息を 日ごとに季(とき)は 空にうつろふふう~とぼくも吐息今年の夏は・・・こんなことが多くなるのでしょうか暑さ寒さ、降雨降雪、地震雷、いずれにせよ自然には無力はあ~とため息深呼吸してガンバロウ。
「コスモス揺れて」*一叢の コスモス家族 支え合い 揺れる原にて なごみていたり重篤な状態から手術して薄皮を剥ぐように少しずつぼくのPC回復中ですが新たな不具合もあり悪戦苦闘使えなくなったいくつものソフトを買いなおし、設定構築なくなった数々のデーターは断捨離し
「季節の変わり目」*野辺ゆけば 風に雲らと 草木や 虫・鳥獣に 季を知らされ・・・平安時代の歌人が詠った様が現代にも感じられるこの頃です「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」季節の変わり目はさやかに見えないけれどそれでも変化しつつある
「しゅうかいどう」*朝の陽を 浴びてうれしげ 秋海棠 艶やか増して彼岸の近し不思議な名前ですね日本には江戸時代に中国から来たそうな暑さも彼岸まで今年のお彼岸は9月20日(水)~9月26日(火)もうすぐ涼しくなる?いま軽井沢で満開のお花です。
「ご近所徘徊/ドリカブト」*なぜ此処に 通いし野辺に とり兜 この世の毒を 和してくれぬか長年見てきた野辺にトリカブトを発見してくれたマンタロ師この辺にもあるんだあ!ぼくはちよっとびっくりです。さすがです小泉師トリカブトこの種もたくさんあるようで悩ましい。
「ご近所徘徊/ヤマボウシの実」*朱くなる 螺髪のような やまぼうし 秋深まるを 知りて侘しむたくさん成っていますなんかに利用したくなりますね食べられる?薬効は?焼酎漬け?螺髪を見たら恐れ多くてそんなこと出来ないのかも。
「ご近所徘徊/ヨウシュヤマゴボウ」*夏過ぎて毒あり牛蒡黒熟し つまみてみたきんまげ粒粒洋酒じゃなくて洋種なんですね著しく毒があると聞きました試してはいないけど敬して遠くから見ています。暑さのせいでしょうかよく稔って・・・誘惑されそうです。
「花魁に雨」*洗はれて 香り薄れし 花魁の 可憐さ見せる 今日の雨かな花魁の強い香り、好きだけど雨が色艶を抑えた風情もいいもんですねそんなことを気づかせる雨でした。
「センニンソウ」*好む香を 放つ白花 仙人草 苦しむ悩む吾を慰む 先日来のPC発病、CデスクのOSとソフトすべてが壊死代替OSを入れくれたりしてくれた名医のおかげでなんとか延命、データーは復旧できたけど・・・復帰にリハビリが大変ですその心労と介護に疲れてしまいました
「ご近所徘徊/ブタクサ」*渡り来て 野山畑辺に 風媒し 強しブタクサ むんと茂れり今夏の暑さは、この辺の草木にとってはよかったのかも歩けば空き地の草たちの伸びが著しいとくに外来種、ツキミソウやアワダチソウなんかむらむらと ! ムンムンしていますアレルギー持ち
「真赭(まそお・まそほ・ますお・ますほ)」*赤らみて もう早や秋と すすき穂に なにやら安堵 なにやら淋し残暑はあれど刻々と秋への予兆です病葉もどんどん落ちてゆく花も移ろいで菊系の花がおおくなって来た時の流れを感じるとなんか、さびしく思えるのはなぜだろう。
「秋雨に―」*秋雨に しら萩あはれ 散り急ぐ落花惜しみし 狭庭 夕暮れ 軽井沢は無事に花を散らす程度で雨風をやり過ごすことができましたがテレビで見せられる水のすごさ・・・すごいことになっていて愕然謹んでお見舞い申し上げます。
「2023年浅葱斑蝶の南下が始まったよ」*南下する蝶の楽園 ひと夜宿 旅は長いぞゆっくりしてこお天気が良かったので借宿へ行ってみたら4.5頭が優雅に♪とりあえず写真に撮ってご披露ですオスが先に移動しているようでした途中で、または渡った島々でメスと・・・なんて話
「蝶の楽園のクサギ」*甘ったるい 花に誘はる あげは蝶 吾も薫薫 くさ木の香り蝶を呼ぶためいろんな草木を植えている蝶の楽園ブットレア、バーベナ、名前の知らない園芸花花花蜂も蟲たちも、人々も寄ってきます♪来場カードに名前を記入、その数がオーナーご夫妻のモチ
「ヤナギタンポポを知った」*黄花あり 菊に似てるが なんか変 訊けば初見の 柳タンポポ小諸の丘を小泉マンタローさんと歩いているとなんとなく変な花が・・・?菊でもない、葉がタンポポ系、ふむ?訊けばヤナギタンポポですと・・・名前も花も初めて軽井沢にもあるよって
「竹澤久夫 「シマリスの楽園」写真展」*被写体の 眼に焦点 ぶれもせで まなこ閉じれば 栗鼠浮かびくるもう一度行こうと思っているうちに昨日で終わってしまった・・・大きなパネルにプリントしっかりしたピント、ブレのないすばらしい栗鼠の写真ばかり群馬出身の動物写
「春夏秋冬・・・」*冬送り ゆく春惜しみ 夏風を 浴びて秋へと こうして吾は・・・小諸の美術館の丘から浅間の山々を望むとスキーによく行く高峰、湯の丸登った浅間や剣が峰峠を越えて群馬県へも後平の逝ってしまった友のことなどそんなことが思い出されて。。。
「月と虫の音」*八月尽 出でます満月 山の端に さやか蟲の音 聴つ歩けり満月コラボまとめ担当巣山師が作ってくれた画像です相変わらず不自由な私です、感謝大感謝でありまするよ。巣山師の書インサイトと広告を見る投稿を宣伝高橋 清一
「満月コラボ」*百草の 茎葉蟲の音 出囃子に 晩夏満月そろりと出で来*八月尽 出でます満月 山の端に さやか蟲の音 聴つ歩けりPC不調で写真編集ができない僕の短歌を巣山師が・・・!♪
「関東大震災から100年・・・ 」*うとうと と ねむく ねむたき まっぴるま ないしょに してよ よだれ うたたね 母たちから聞いていた震災おぼろな記憶、そうか9/1だったのかといまさらながらです写真と短歌制作に不自由していますストックしてた作品も入院中新たに試してみま
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「アカシヤの花の天ぷら」*あかしやの 池面に垂れる 花房に いずるは昔 食べし天ぷら・・・勤めてた頃この時期になるとよくお昼に食べたあのお店はもうない少し苦みあるパリパリ食感あらためてまた食べたくなったけどどこでやっているかなあ?
「木漏れ日マジック」*木漏れ日に 車休ませ ふと見れば 新車に見えたよ 中古車なれど山道で駐車して戻って車をみたら初夏の木漏れ日になんかいい感じで待っていたぼくの車近くへ寄ってみれば擦り傷だらけ、それに洗ってもいないのによしっ、今度洗ってあげよう。
「馬路村ゆずジュース」*爺友に ゆずのドリンク 飲ませたら 旨し旨しと 弾む午後なり♪二人の写真家がボクを呼び止めたカメラを持ってない?庭につれ込んで何でと咎めたら写真の葉書を配っているそうです『シマリスの楽園』竹澤久夫写真展2024/7/4~7上田サントミューゼ彼の
「中西翁から♪」*老の身に 飲むべしこれをと ゆずエキス 翁に賜る 土佐をごっくん♪翁の親戚の青年が馬路村にいます村おこししているらしい高知工科大学卒業し大学と協力して数々の製品を♪ちなみに我が家の長女も同大学卒縁があるね翁よサンクス♪SUNX♪
「工夫って楽しいワン♪」*発展は 技術の証 それはまた 人たるゆえん 工夫は愉し♪丸い天板が壊れたので破棄しょうとしたらひらめいた家にあった燃やそうとした板切れで天板を、ニスを塗ってガーデンテーブル復活不格好な出来だけど満足感♪
「早苗田(さなえだ)」*淺間嶺の 早苗の面の 影求め かわず脅し 畦をさ迷ふ田んぼに浅間山が映り込む早苗田です日中もいいけど夕方がいいですよ♪鳥やカエルが鳴き空が茜に鴨たちが羽ばたき大空を横切ります時にはキツネもトコトコとあぜ道に撮影する人の影がちらほら暑くな
「ネコと徘徊していると・・・」*甲高く 木の葉隠れに 鳴く鳥の 姿を追へば 呆呆と失せたりこのところしきりに鳴くウグイスやカッコー日に3度4度ネコにせがまれて外へ縄張りに入るとケキョッケキョッと警告鳴き青葉若葉に紛れて姿が見えませんまるで忍者のようですよ。巣山師
「マイヅルソウ」*雪笹に 似てるね君は 白く咲く 舞鶴草の 初夏かるいさは初夏の風っていいですよね緑の草木に浄化されて吹いてくるそんな気がします。巣山師の書
「梅雨待ち」*森虫の 鳴き聲こだま 初鰹 皐月も過ぎて 次は梅雨待ち梅雨が過ぎるまでストーブは片付けられない軽井沢です外より部屋の中の方が寒い?何でだろう?巣山師の書
「サンショウバラが」*雨止まば 山椒ばらの花ひらき 蜂を集める お店開店 枝を伸ばして大きな木になってしまった今年も雨に打たれながらも可憐、妖艶な姿で蜂たちを♪巣山師の書
「ネコ脱走」*脱走し 遊び呆けし 戻りネコ まったくまったく 猫って奴は――事件ですぼくの不注意でせっかく保護したネコに逃げられました探して探して一昼夜夜中に窓の外に心配をよそに元気まだ自由を楽しみたい様子チョメです。なんとか家人がだましだまし家の中へお
「花たちって」*春の花 全て咲きたり 皐月尽 時を違(たが)えぬ 草木不思議時には間違えて季節外れに狂い咲きするけどそれもご愛敬♪ヒューマンエラーはしょっちゅうだけどフラワーエラーも度々あるねまるで人みたいでも咲く時を知っている花たちひとは知っているのかどうか
「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。巣山師の書
「一号台風」*こんな日は 珈琲・音楽 煙草増ゆ 一号台風 しとど雨降る崩れて熱帯性低気圧なに?根性無いなあでも雨が降ったりやんだり曇天こんな日は・・・です。巣山師の書
「サプリメント」*薄れゆく 髪と記憶に CMが やたら気になる 歳になにぬねの膝腰の痛みになんちゃら薄毛にかんちゃらなんちゃら不全にあんちゃら・・・人の弱みにつけこんでくるCM余計なお世話ありがた迷惑ご心配ありがとうね~♪このお花を小泉師が調べてくれのしたゲラニウ
「一日が長い春」*持てあます 春日のながき 昏れしぶり 夕日の中に 焦れて待ちたり 良寛さんじゃないけど春は一日が長い体力が持たない浅間山に沈む夕日を待っていましたなかなか陽が沈まない・・・暮れるのを渋っているかのよう♪巣山師の書
「皐月の異変」*大荒れの 皐月の異変 雨と風 しずく溜まるを ただただながむ各地で被害が・・・降ったんですね~風も!軽井沢は静かでしたが雨の日は風の日は人は花たちはうなだれてただ耐えるしかありまんねつぎは台風も来るって?巣山師の書
「ズミの花」*ずみよずみ ナゼに今年は 美事やね なにがあったや 妙に映え咲く毎年真っ白白に咲く木の花ズミまたはコナシ今年は殊の外きれいに感じましたが気のせいでしょうかあらためて注目しました。巣山師の書
「ウコンザクラ」*ぽたぽとん 房ごと 落ちくる 鬱金花 皐月のある日 春が過ぎゆく御衣黄?いつの間にか庭に桜が植えられて花が咲いていた聞けば鬱金桜と・・・その木の下がぼくの喫煙所この桜、ハラハラとは散らない花房ごと落ちてくるふーんそういう花なのね。巣山師の書
「黒曜石 3万年の旅/堤 隆 著」*黒光る 旅した石の その昔 辿りて探る 足跡愉し黒曜石は黒耀とも表記の石ぼくは黒曜石は長野県の和田峠でしか無いと思っていたけどとんでもない日本には130を越える産地が!世界には無数に・・・イースター島、ここでも黒曜石が産しモアイ
「降ったり止んだり」*咲き萎る 梅雨の花たち 哀れみて 庭に居ずれば またぽつぽつと――梅雨の小雨を見ているしかない今日この頃です花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生サそんな言葉をつぶやいていますねん。巣山師の書
「短歌名言辞典を読んでますが・・・」*なむとなく 求めし古本 読み返し ふむふむふむ と 理解、 ありたりこの本600頁を越える分厚く重い寝る前に開いたところを読むのが寝る前の儀式不思議な本です、ふむふむと古今東西の蘊蓄が為になりますが寝て起きるとケロリ忘れてし
「同窓会余韻」*花を打つ 雨を見るのみ 梅雨の入り 電話のぬしも 余韻惜しめり 同窓会の後、友達らに電話した他の友からもかかってくるみんないい余韻にしたって居る様子話し足り無かったこと言いたかったこと想い出したことなどなどいろいろ♪巣山師の書
「望月で同窓会-3」*各々の 数多の稔り 持ち寄りし 喜寿の集いの 別れぞ哀しなんか別れるのが辛いなんでだろうねそれぞれの人生の稔り、経験、想い出、愛しき日々・・・お昼を食べておのおのの世界へ――。戻ってゆきました。巣山師の書
「望月で同窓会-2」*久久に 会えば今年は 喜寿だって!? なんや目出度や 乾杯我ら♪あの子もこの子も喜寿!はあ~・・・――時の早さが恨めしい終活の話をたくさん聞きました・・・ナニもしていないボクはちょっと焦るね同窓会している内に梅雨に・・・しょうがない雨でも
「望月で同窓会」*降りてくる 友ら見ていて ふと想う 『降りてゆく生き方』 将に そう しばらく滞っていたけど幹事長が元気そのものシナウィルスにやられても復活です♪巣山師の書
「淺間山雑感」*けむ見れば 想ふ天明 焼けくずれ 去にし災い うすれし おそれ火口が北側に向いているので煙や蒸気を上げているのがよく観察できるかってあの火口から――歴史に残る大きな噴火は685年の噴火は古事記に記され1108年に「天仁噴火」1783年に「天明の大噴火」
「明太子で喝!♪」*呆けんなと 辛き明太 贈られて 喝を入れらる 水無月珍事 ♪突然明太子がたくさん送られてきた!?何事かと慌てて福岡の友に電話したぼくの安否確認らしい♪ありがたく喜んで頂くことにしましたが――ぼくも心配される年ごろらしい、なんだかね~♪巣山師
「ご近所徘徊/オナガアゲハチョウ」*喪服調 尾長揚羽は黒ずくめ 弔問蝶と 呼んでもいいかな 見事に真っ黒な燕尾服初めて見ました翅が僧侶の着る薄物、絽みたい透けて涼しそう軽やかそして黒は誰にでもマッチするし黒は・・・百難隠す、のかもね。巣山師の書
「お月様」*何億回(否何兆回?) 欠けて満ちるを 経て来しや 水無月四日 空をあおげり当日はぼやぼやの満月昨日の深夜煌煌と天空を渡る月をみました思えば月って不思議な存在ですね平安の貴族達も見て詠った月が今も変わらず在ることを思うと一瞬でその場へ飛ぶような錯
「『ボタニカ』朝井まかて著」*植物の 鬼か仏か 奇人なり 希代のひと也 富太郎 牧野 小泉さんが貸してくれた本の読後感想です朝ドラ「らんまん」の主人公の評伝破天荒で並外れた行動力と経済感覚の欠如した男の一代記草木に憑依されたかのように植物学に捧げた偉人とその家
「ご近所徘徊/ハルゼミ」*はる蝉は 脱ぎし衣を 震わせて 雨止み嬉しか 頻り鳴くなり声はすれどもハルゼミもウグイスみたいになかなか見つからないもの抜け殻の上でしきりに鳴いているときにはうるさいほどの大合唱初夏の変わらぬ情景です。巣山師の書
「雨の大手毬」*ふり続く 庭にいち日 おお手まり ふくらみ重く たへるしかなく・・・昨日は軽井沢でも雨降りのいち日でしたが被害もなさそうで、安堵列島は大変な様子・・・今朝は薄曇り、道路も乾きはじめました。台風一過?暑くなる?徘徊は様子見ですね。巣山師の書
「五月尽」*延びあがる しろ花鉄仙 五月空 雲もゆくゆく 春もゆくかや 雨ですね~このまま梅雨入りなのかな早いものですもう春とは詠えない雨をながめてぶつぶつしてましょうか♪巣山師の書
「ご近所徘徊/コトラガ」*草むらを ゆけば飛び出す 小蟲たち 蝶かと紛う 蛾を見つけたり 初めて会った気がするボッ~と生きてきたからなあ・・・調べたらコトラ蛾というお腹のところが虎縞模様、なるほどね広げた翅がきれい、閉じたらそれが見えなくなる共に生きとし生ける
「ご近所徘徊/ハナヒョウタンボク」*木に真白 花ひょうたんが 一斉に 雪の記憶か 積もるがに咲くこの花も毎年詠わずにはいられない何処にでもあるという木ではないというそれがご近所に自生しているのを知ったのは最近のこと氷期から残る木というのも気に入っているですよ
「ご近所徘徊/ベニシジミ蝶」*歩くごと 撮って撮ってと 「紅しじみ」 行くて止まるよ 路傍の蝶は 時には人なつっこい蝶にゆきあうぼくのカメラ、レンズ、腕では小さな虫や蝶を巧く撮れませんたいがいスルーしてたけどこの時の蝶はまとわりついて子犬のよう♪巣山師の書
「旬のもの」*あを葉の候 深謝感謝で 舌鼓 土佐海幸の 稔り言祝ぐ初物を食せば寿命が延びるという高知に縁が出来て毎年登りカツオが♪海から遠い信州の山家にとってうれしい限り、感謝の極みでありまする。巣山師の書
「ヒトリシズカ/フタリシズカ」*ひと知れず 咲いては散れる 花を追い 老いて知りたり 押立て閑か静は源義経の彼女「吉野静」または静御前は歌舞で知られた女性義経を逃がすために白拍子で舞い、追っ手の時間を削いだ有名な悲恋物語、それにちなんだ名前?ふむふむ・・・教
「同窓の友逝く・・・」*去りゆける 同窓友の 写し絵を まじまじと見る しみじみ見つむ・・・去来します彼の中学時代の顔、動き、出会い首筋にある渦巻きつむじ・・・またひとり先にいってしまったああ無情ベルトコンベア上のわれらです。