セセリチョウ黄花に映えるおめめかな木場公園にてこのまっ黄色の花はマリーゴールドと思います。この虫は翅の色から一見蛾の様ですが、翅を垂直に閉じているのはちょうちょと教わったような・・・。インターネットで調べましたらチャバネセセリチョウのようです。おめめがとても魅力的で、ふとおうまさんのおめめを連想しました。セセリチョウ
日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です
学びの足跡:高校までは全て東京都足立区内、大学で初めて地方生活(仙台)を経験 実社会で大阪、横浜、取手、ニューヨークを転々、今、終の棲家か?江東区
セセリチョウ黄花に映えるおめめかな木場公園にてこのまっ黄色の花はマリーゴールドと思います。この虫は翅の色から一見蛾の様ですが、翅を垂直に閉じているのはちょうちょと教わったような・・・。インターネットで調べましたらチャバネセセリチョウのようです。おめめがとても魅力的で、ふとおうまさんのおめめを連想しました。セセリチョウ
百日草にワカバグモとは縁起良し木場公園にてこの日は同じ公園で千日紅と百日草に初めて出逢いました。いずれも開花期の長い花です。七十代の私には元気で美しい長寿の象徴のような気がしてこの出逢いに嬉しくなります。更に、この百日草にたまたま澄んだ緑色の小さな蜘蛛さんがいました。この蜘蛛さんとも初めての出逢いです。インターネットで調べますと、「緑色のワカバグモは縁起が良いとされています。緑の蜘蛛はスピリチュアル的に平穏がじきに訪れる証しだそうです」とのこと。今、この写真を見て、改めて、「ラッキー!」と思いました。百日草にワカバグモ
美しく齢重ねむ千日紅木場公園にて可憐で優雅なたたずまいのこの花に初めてお目にかかりました。開花期が百日紅より長いのでこの名前が付けられた由。できれば、この花にあやかって齢を重ねられたら・・・千日紅
薄雲の月に想ひのほのぼのと2024年10月17日スーパームーンと定義づけられる満月は、2024年で2月9日、3月10日、4月8日、9月18日、10月17日、11月15日に見える月で、この中でも10月17日(木)のものは2024年で地球に最接近して最も大きく見える「スーパームーン」とのことです。この日はちょうど薄雲のヴェールがかかり、静けさと優しさとを湛えたお月さんでした。先月にこの世を去られた大学時代の友人のことや、これまでの人生の様々な場面、また、今、竹内整一著の「やまと言葉の人間学」を読んでいるせいか、遠く万葉時代の人々のことにも想いが馳せました。薄雲のスーパームーン
遅れ来し秋やしみじみありがたく仙台堀川公園より今年の秋は、その訪れが遅かったせいもあり、いつもよりは短いのではないかと思ってしまいます。一日一日の秋をしみじみとありがたく味わっています。遅れ来し秋
秋の日や燦燦なるも目に優し仙台堀川公園半月前までの日差しにはサングラスが必要でしたが、今はかけなくとも大丈夫と気付き、「秋」を感じました。秋の日差し
この空気雲や待ちにし秋の朝今朝、爽やかな空気に触れ、白き墨で「サッ」と刷いたような薄き白雲を見て、「これぞ待ちに待った秋の朝ッ」、と思いました。これまで、秋かな、と思ったら翌日猛暑の繰り返しがありましたので、江東区のここ一か月の天気予報を見ましたら、30度を超える日はありませんでした。本日、ようやく衣服の夏物と秋物を入れ替えることにしました。待ちにし秋の朝
花から花へ蛾の秋の夕餉かな近所のミニストップガーデン秋の夕方はしみじみとした気分になります。時期的に少なくなりかけているランタナの花がありましたので何気なく見ていましたら、この蛾が花から花へと忙(せわ)しなく飛び回っていました。シャッタースピードを上げるためにフラッシュをたいて撮りましたが、唯一、この写真だけかろうじて蛾の姿を判別できます。インターネットで検索しますと、スズメガかホウジャクのいずれかと思われます。蛾の秋の夕餉
夕闇の芙蓉ほのぼの雨上がり近所の通り道にて家にいる時の運動は水泳がメインで、散策から遠ざかっています。この日は近所の眼医者さんからの帰り道で、この花に初めて気付きました。自然に触れるには散歩もしないと、と改めて思った次第です。夕闇の芙蓉
マンション自治会飾るハローウィン楽しわがマンションでは自治会の役員の方が季節の折々に相応しい飾り付けをしてくれます。マンションのハローウィン
愛妻弁当浮かび戴く娘(こ)のお弁当孫がお世話になっているトレーナーの整体を受けるために、8月から月に一度、娘の家に通っているのですが、「お昼ご飯は食べてからそちらに行く」と伝えましたら、「家族のお弁当を作っているからお父さんのも作っておくよ」とのこと。家に着いてテーブルに用意されていたのがこのお弁当。現役時代のわが奥さんのお弁当を思い出しながら戴きました。娘のお弁当
秋天に聳ゆ灯台歴史負ひ塩屋埼灯台この灯台は約100年の歴史を背負いながら今も海上交通の安全を守っています。写真左のレンズはこの灯台の麓にある資料館に展示されているもので、「青森平館灯台で使用していた水銀槽回転装置とレンズ」とのことです。これと同じ仕様の装置とレンズがここでも活躍していたことと思います。これまでも灯台はいくつか見てきましたが、この灯台は確かに美しい・・・秋天に聳ゆる灯台
荒々し岬周りの秋の白波塩屋埼灯台よりこの荒々しい白波を見て、これでは人は近づ行けないな、と思いました。外海の恐ろしい力を感じました。荒々しき秋の白波
浜の形に秋の白波自然力塩屋埼灯台より灯台最上階の外回りの廊下から、秋天下、強い風に恐怖を感じながらも眺めた景色は素晴らしいものでした。遥かなる水平線をバックに浜の形に沿って押し寄せる白波は美そのものです。澄みわたる青空の下で大海を動かしてこの美を創り出し、荒天となればこの海の表情を一変させる自然力を前に、「謙虚」という言葉が浮かび、手を合わせました。秋の白波
秋天やこの地に灯台明治より塩屋埼にて以下、wikipediaより;「塩屋埼灯台は、立地と、白亜の美しい外観から『日本の灯台50選』に選ばれている。一帯は潮の流れが激しく暗礁も多い海上交通の難所で、江戸時代から狼煙台(のろしだい)がつくられていた。1899年(明治32年)に煉瓦石造で建てられて初点灯。1993年(平成5年)に無人化されるまで、」灯台守が荒天時の海の安全を守り続けてこられた。この日は地平線がくっきりと見渡せる秋晴れでしたが、灯台内の103段の螺旋階段を上り終えて外に出てみると、恐怖を感じるほどの風の強さ。初点灯から約100年、ここに居住されて荒天時の海の安全を守ってこられた方々のご苦労を強風に吹かれながら思いました。「映画『喜びも悲しみも幾歳月』は当時の塩屋埼灯台長夫人・田中きよの手記『海を守...塩屋埼灯台
蜘蛛雲に乗りて来(き)にけり塩屋埼(しほやざき)茨木県の塩屋埼灯台への坂道の途中に大きな蜘蛛の巣があることに気付きました。デジカメの望遠モードで見ると中央に色彩が派手ハデの大きな蜘蛛がいました。毒蜘蛛かと一瞬怯(ひる)みましたが、動きませんのでドアップも含め何枚も撮りました。ドアップですと結構怖い表情です。帰宅してインターネットで調べましたら、「ジョロウグモ(女郎蜘蛛)」のようです。「毒を持ってはいますが、・・・巣にかかった昆虫を麻痺させるための毒で、微量な毒しか持っていないので、人が噛まれても影響はなく、また、噛む力も弱く、捕まえたとしても噛むことはほとんどありません。」とのことですが、やはり怖いです。ジョロウグモ(女郎蜘蛛)
秋雲や遊ぶ動物魚かな高層では魚たちが回遊し、低層では動物たちがじゃれ合っているような・・・遊ぶ秋雲
白雲の巨大守護神秋の夕荒川土手よりこの巨大白雲からの連想は;神社の阿吽の狛犬、竜顔、更には古代エジプトの守護神・・・白雲の守護神
皮一気むきし大梨みづみづしまっことジューシーでした!この大梨、一人では食べきれませ~ん(^-^)ジューシーな大梨
大梨を皮一枚でむきにけりこの大きな梨の名は、わが娘と同じ「かおり」です。ずっしりと重く、剥きながら淡い水蜜がたっぷりだな、と思いました。皮が一、二度切れそうになりましたが、無事一枚むき!梨の皮むき
秋天や筑波嶺目指しティーショットJGMやさと石岡GC筑波嶺
秋晴れややんちゃボールがフェアウェイにJGMやさと石岡GCゴルフボールは、人によっては素直な子であったり、暴れん坊であったり・・・私には残念ながらいまだ「やんちゃ坊主」です。これからが、いまだ未熟なアプローチ・・・でも、お天気は満点、良き一日でした。やんちゃなゴルフボール
秋天のゴルフ白雲船団とJGMやさと石岡GC背後に聳える山は筑波山です。私はこの白雲を「秋の夏雲」と称しています。頭上に低く大きな塊となって浮かぶ多数の白雲はいろいろな形に見え、いつしか親しみを感じながらゴルフを楽しんでいました。白雲と秋天ゴルフ
九月末やっと秋天ゴルフかなJGMやさと石岡GCこの日は、今年は9月末になって初めての秋らしい一日でした。1週間前の真名カントリー倶楽部でのプレイは猛残暑の中でしたので、「これが秋だよな~!」と友人と語りながら今年初の爽やかゴルフを満喫しました。秋天ゴルフ
やうやくに秋きたるらし五浦沖五浦観光ホテルより東京を出る前にインターネットで五浦の気温を調べましたら、最高が20度とのこと。念のため長袖のカーデガンを持っていきましたが大正解。五浦の地で今年初めて、「秋」を実感しました。やうやく秋
明治の大家偲ばる秋の五浦かな五浦観光ホテルより明治31年(1898年)に日本美術院を設立した岡倉天心は、明治39年(1906年)にその絵画部門を茨木県北茨木市大津町五浦(いずら)に移転します。天心の弟子で、のちに近代日本画の大家となる横山大観・菱田春草・下村観山・木村武山らも同地に転居し、研究と制作に専念し、日本画の新しい境地を開きました。天心は、「ミレーなどの風景画家が集まり、『画家たちの村』と称されるフランスの」バルビゾンに倣い、五浦の地を「東洋のバルビゾン」と呼んでいたとのことです。写真の右端にある小さなお堂のような建物は「五浦六角堂」で、天心が自宅敷地内に思索の場所として自ら設計したものです。このホテルの部屋から打ち寄せる波の音を聴きながら六角堂を眺めていますと、日本画大家たちの血気盛んな若き頃の...五浦の秋
雲の峰縁取る秋の夕日かな荒川土手より雲の峰は夏の季語ですが、このような雲を暦の上の秋に見る異常さを感じつつ、秋の日の入りが創る静謐な光景の美しさにしばし見惚れていました。雲の峰のシルエット
マンションに迫る不気味な秋の夏雲このような光景は昨年の秋以前にもあったのかも知れませんが、私には初めて見るものでした。厚く巨大な白雲がマンションに迫る様子は少し不気味でした。マンションに迫る白雲
連想がわくワク楽し秋の夏雲荒川土手にてこの猛残暑はいつまで続くのか、とふと心配も・・・秋の夏雲と連想
白雲を光(ひかり)縁取り秋の日の入る荒川土手より自然に関する知識が今よりも少ない、例えば、平安時代の人がこのような空の光景を見れば、西方浄土を思い浮かべ、頭を垂れ手を合わされていたのかもしれないと思いました。神々しくも静かなひと時でした。秋の日の入り
秋の夕日に巨大白雲神々し荒川土手より中秋の西方に見えた巨大な白雲と夕日の一瞬の組み合わせ、神秘的でした。秋の巨大白雲と夕日
名月や気温気になる式部の頃のヴェランダから今日は中秋の名月と奥さんに言われてヴェランダに出ましたら、それは見事なお月さんでした。お月さんはこの1000年間も地球を見られていたわけで、十二単の宮廷生活を描かれている紫式部さんご存命の西暦1000年前後の気温はどのようなものだったのかな、とふと思いました。今室温は30.3度です。中秋の名月
孫よりの敬老プレゼン心新たに2024年9月16日この日、孫からプレゼントをいただき、改めて「敬老の日」の意義を考えました。「国民の祝日に関する法律」を読み、子と孫に敬愛され、感謝され、そして長寿をお祝いされるにふさわしい老人にならなければ、と心新たにしました。鬼瓦は奥さんのインテリアです。敬老の日
分刻み千変万化秋の夏雲荒川土手にて秋の夏雲千変万化
飛行機追ふ動物らしき秋の夏雲荒川土手にて千変万化の夏雲を眺めているのは楽しいものです。この瞬間の雲の形は何に見えるでしょうか?この飛行機の航空会社は?秋の夏雲と飛行機
驕るなと秋の夏雲言ふやうな荒川土手にて地球環境破壊との関係で、この異常気象、とりわけ先進諸国の消費生活ぶりに警鐘を鳴らしているような・・・秋の夏雲と警鐘
美にして脅秋の夏雲延々と荒川土手にて秋に見る巨大な夏雲の延々と続く様は、美しくもあり自然の力の巨大さに圧迫されもします。この秋の猛暑、産業革命以降の人類による地球環境破壊の報いを突き付けられている思いがします。今の室内温度計は32.2度・・・秋の夏雲と地球
ド迫力猛暑の秋の夏の雲ヴェランダより秋の夏雲のど真ん中を点のような飛行機が飛んでいます。ド迫力の秋の夏雲
街おほふ九月半ばの夏の雲ヴェランダより暦の上ではとっくの秋ですが、雲は夏雲。朝夕は僅かな涼しさの中に秋の訪れを感じますが、深夜も30度前後、猛暑日は依然続いています。地球の温暖化、熱帯化から、今や国連のアントニオ・グテーレス事務総長が表現された「地球沸騰化」が現実のものとして感じられる今日この頃です。自分ができる温暖化、沸騰化対策は・・・秋の夏雲
物干しに祭衣装の風に舞ひ祭の夜が明け、晴天の清々しい朝です祭の翌朝
日傘一人ゆく参道や九月入り深川不動尊平日のお昼ということもあり、カンカン照りの参道前は人もまばらで、両側のお店の日影もありません。前を行くご婦人の九月の日傘が印象的でした。九月の日傘
九月でも低き白雲熱帯化江東木場公園建物に覆いかぶさるような巨大な白雲。私の季節感では、秋雲は空高く薄く展開、夏雲は地上に近く巨大で威圧的。さて、九月のこの雲は・・・。前日は空高く薄き白雲が広がっていました、プールへの途上でカメラがなく残念な思い。地球天候の異常化を感じます・・・九月の低き白雲
水掛けに雨盛り上がる神輿かな東砂天祖神社例大祭水を掛けられ、雨にも濡れ続けていますと、さすが寒気も感じますが、神輿を担ぐと体は温まります。日常生活では味わえない一種の爽快感があります。この歳でこのようなことを体験できる健康に感謝です。雨の水かけ祭
消防団天へ放水神輿へと東砂天祖神社例大祭消防団も日ごろの訓練の成果の発揮どころでもあります。水かけ祭と消防団
水をかけ掛けられ高揚大神輿東砂天祖神社例大祭昨日は、朝8時から夕の5時半まで水掛祭に行ってきました。迷走台風の直撃もなく、曇り、晴れ、大雨、雷雨、稲妻、雷鳴とお天気模様のオンパレードでしたが、所詮水を掛けられますので、大雨の中でも気にせず担ぎ、歩いていました。雨の中、水を掛けられますと担ぎ手は一層高揚します。人間の奥深くに押し込まれている現代人の野生本能が頭をもたげるのかもしれません。昨日の歩数は21586。一夜明けても、身体は大丈夫そうですが、明日か、明後日に故障が出てくるかもしれません。水かけ祭
マイマイと目が合ひ歳をたづねけり那須塩原源三窟源三窟は、1180年代中頃、源義経の腹心である源有綱が頼朝に追われ隠れていた鍾乳洞です。宿から徒歩5分ほどの所にありますので、孫と歴史勉強ということで訪れました。その入口への坂道でこのカタツムリ(マイマイ)さんと出逢いました。私がカタツムリを見るのは何十年かぶりで、カタツムリの目をはっきり見たのは今回が初めてです。直ぐにアンモナイトなどの巻貝の化石を連想しました。巻貝の祖先は3億年くらい前に地球に存在していたそうです。このカタツムリを見ていましたら、古代生物が目の前に生きているように思えました。人の祖先はというと、最古の化石骨は2001年に中央アフリカのチャドで発見され、推定700万~600万年前のものといわれています。138億年前に宇宙が誕生して星々が生成さ...カタツムリ
夏大根汁(つゆ)で十割そばペロリそば匠ふくろう関谷店メニューの「季節限定高遠(たかとう)そばはいかがですか」に惹かれて注文。夏大根のしぼり汁(じる)を薬味としていただく板そばで、見た瞬間、「量が多いかな」と思いましたが、夏大根汁(じる)の辛みがピリッと効き、ペロリと戴きました。夏大根板そば
完全装備の釣り人独り朝の秋那須塩原箒川宿の前にある川堤を散歩していましたら、出逢った光景です。川を見渡しましたが、居るのは私とこの方だけでした。私は釣りはズブ素人で、このように頭の上から足元まで装備されている姿は初めて見ました。この時期は何が釣れるのでしょうか・・・釣り人独り
せせらぎや虫の音静か雨の露天湯那須塩原温泉都会の喧騒から解放されて、旅に出ていると感じるひと時です。旅と喧騒
残暑雲吊橋支ふ綱二十八本那須塩原もみじ大吊り橋残暑の雲のエナジーには圧倒されますが、大自然の中に人のつくる建造物を見るたびに、人間も大したもんだ、と思います。塩原ダム湖に架かるこの橋は全長320メートルで、縦横に張られたワイヤーロープが作り出す美しい図形が印象的でした。吊り橋の美
旅で遇ふ花の名うれし雌待宵草那須塩原温泉朝の散歩の道の端に咲いていました。女の人が旅先で宵越し私を待っていてくれたようで、と勝手な解釈。カワユイ小花です。メマチヨイグサ
美にして脅エナジーあふる残暑雲五色沼から那須塩原へ美にして脅
猛残暑の雨雲の待つ進む先五色沼から那須塩原へ猛残暑のエネルギー満々の白雲は美にして脅ですが、その先の雨雲らしきは「ヤバイ」と感じました。案の定、フルワイパーで視界がやっと維持できる土砂降り。幸い、宿に着く頃は止んでいました。この日の深夜、五色沼からの帰路に通った宿より南に位置する鹿沼には線状降水帯発生で避難指示が出ました。これまた幸いにして洪水は発生せず、宿から那須塩原までの帰路は今日時点で通行止め無しです。猛残暑の雨雲
先人に孫と学ぶや秋の旅会津若松鶴ヶ城幼少時代を海外で過ごした孫が、たまに旅にお付き合いしてくれる時には、できるだけ史跡を訪れるようにしています。ごく最近、改めて「学ぶ」とは、太古より先人が人間を含む自然とのやり取りの中で得て蓄積されてきた知識・技術を先ず模倣し、次に消化して自分の世界を広げていくことかな、と思いました。謙虚に学ぶ姿勢をいつまで保てるか・・・秋の旅
夏秋の雲の併存常ならぬかな那須塩原から会津若松へ夏秋の併存
猛残暑町にいつの間毒キノコ木場公園少なくとも半月前にはなかったような気がします。名前はオオシロカラカサタケのようです。公園などの身近なところに出現するので、バーベキューで興に乗った人が食べて危険な状況に陥った例もあるそうです。猛暑、猛残暑という異常気候の所為(せい)でもあるのでしょうか?町中の毒キノコ
涼しげな高層雲や猛残暑エネルギー溢れる夏雲と高層に広がる白き薄雲が混在する今日この頃。高層雲に今の猛残暑がやがては去るという自然の営みを感じます。涼しげな高層雲
チャリ置き場で気づくタダ乗りカマキリさんチャリに乗る螳螂に吾誰何され夜、南砂町駅から仙台堀川公園内の自転車道を通って帰宅。マンション内の駐輪場に愛チャリを止めましたら、前の荷籠にちょこんと止まっているカマキリさんに気付きました。カマキリと出逢うのはおそらく何十年かぶりです。愛用デジカメを持参していませんでしたので苦手なスマホで何枚も撮りました。家で画像を拡大すると、結構かわゆく撮れていました。吾(われ)、誰何(すいか)螳螂
猛暑神輿担ぎ手陰で大休止次の大祭は4年後です。4年後はもっと暑くなるでしょうから8月に神輿を担ぐのは無理、9月か10月に遅らせた方が良い、と貴重な片陰談義・・・猛暑でのお神輿担ぎ
八年ぶり子ら神輿差すマンション内4年前のマンション内お神輿渡御はコロナ禍で中止となり、今回は8年振りです。始めは人まばらでしたが、徐々に子供たちが興味ありげに集まり担ぎはじめ、最後は神輿を差すほどに興奮、楽しんでいました。マンション住民の大人の方々も喜ばれていました。神輿の会の方々に感謝です。マンション内神輿渡御
白雲と張り合ひ担ぐ神輿かなこの日の白雲は逞しくも美しい。担ぎ手は白雲から元気をいただきつつ、炎天猛暑の中、必死に、でも、楽しまれています。猛暑白雲と担ぎ手
炎天下白雲神輿神々し妙法稲荷神社猛暑のエネルギーがあふるるばかりの白雲と地上に鎮座されているお神輿、自然と人為のこの組み合わせにはジーンとくるものがありました。白雲と御神輿
いざ担がむ猛暑神輿を男衆妙法稲荷神社猛暑がまだ序の口の朝で、男衆は意気軒高です。猛暑神輿
御霊入り猛暑に鎮座大神輿妙法稲荷神社前日の台風は東京を素通りし、明くる8月17日早朝の蒼天には、ギラギラと照りつける太陽と忍び寄る秋を連想させる白雲が高層に白墨で刷かれたように薄く広がっています。大祭は4年毎に挙行され、前回はコロナ禍で中断されたために八年振りのお神輿の御霊入りです。猛暑の御霊入
荒れ肌の月になるまじ敗戦日太平洋戦争の敗戦直後に生を享けた私は、この悲惨な結末を歴史的な事実としてしか知りません。が、現に生じているウクライナやガザでの惨状と重なります。今日では核戦争への脅威が再び高まり、以前にもまして強まっていると感じます。加えて、人類による地球環境の破壊により、地球の温暖化から沸騰化へ、天候の凶暴化、緑地の荒地化、氷河の後退が現実の事象として展開されています。人類の歩みがこのまま進む先と40数億年を経た荒れ肌のお月さんとがなぜか重なりました。そうはさせてはならじ、と思う敗戦日です。敗戦日
人まばら木蔭小径の暑き静寂南砂町駅への小径暑き静寂
猛暑でも高断熱の一軒家横浜・青葉区美しが丘一軒家は暑いと思っていましたが、この家は高断熱造りらしく、江東区13階のわが部屋より室内は過ごし易く感じます。地下室は昼間は勿論、夜は涼しすぎるくらいです。人間の智慧を思いました。猛暑と高断熱
半月と観る江東の花火かなヴェランダから昨日は、日中は猛暑でしたが、忍び寄る秋のお蔭でしょうか、夕刻は涼しい川風が吹き、暑さも和らぎました。江東花火は、荒川河口の葛西橋のところで船上から打ち上げられます。我が家のマンションからは以前は橋も花火も丸々見えていましたが、今では前に建ったマンションのシルエット越しに見えます。遠くから観ている半月さんと1時間の夏の風物詩を一杯飲みながら楽しんでいました。江東花火
扇風機明け方一段弱めけり日中は相変わらず猛暑の8月で、夜も扇風機にお世話になりつつ睡眠をとっています。昨日の明け方、涼しさで目覚め扇風機の風量を一段下げました。この夏初めてのことです。秋忍びよるか、と思いました。扇風機と忍び寄る秋
遠雷や恐ひが来られ打水をレストラン・ソラノシタよりこのレストランは足立区役所の最上階にあり、眺めは抜群です。遠くの稲光も抜群でした。猛暑の候、雷さんでも近くにお越しいただき打水を馳走していただければ・・・遠雷と打水
冷や桃の丸ごとタルト頬ゆるむレストラン・ソラノシタこのレストランは、来月に開催される昭和42年(1967年)高校卒業同期会の会場です。最後の事前打ち合わせに来たついでにメニュー「自家製タルト・山根白桃」に惹かれて注文しました。桃は冷たく、種がくりぬかれた空洞には美味な生クリームがたっぷりと満ち満ちていました。冷や桃丸ごとタルト
この猛暑鳩も地べたに座り込み仙台堀川公園公園で目にするハトさんたちはいつも歩きまわっていますが、このよう光景は初めてです。小さい頃に鳩を飼っていましたが、巣ではこのように座っていたような・・・猛暑のハトさん
校倉風クラブハウスの涼しさう南茂原カントリークラブゴルフ場に校倉造り風のクラブハウスは珍しく、夏雲広がる青空のもと、木々と芝の緑、そして池の水に美しく映えています。温度や湿度を調節して一定に保つ優れた機能がある校倉は、世界各国で太古から存在していたとのこと。この猛暑の中、奈良正倉院の本物校倉の中は涼しいのかな、と思いました校倉風クラブハウス
炎天のゴルフ救ひは風木蔭南茂原カントリークラブ午後は青空に量感溢れる白雲の炎天下でしたが、緑の恵みのお蔭かカートで移動中の肌ふるる風は気持ちよく、木蔭に入るとひんやりとした爽やかな微風に救われました。炎天ゴルフの救ひ
雨雲も歓迎猛暑ゴルフかな南茂原カントリークラブ猛暑の中、直射日光を遮ってくれる雨雲らしき厚き雲に感謝しながら、地元消防団の方とゴルフを楽しむことができました。結局雨は降りませんでしたが、後半は風と木蔭、カートの屋根の影で救われました。年長でしたが、他の3人と同じレギュラーティーでプレイし、久しぶりに100を切ることができました。猛暑ゴルフ
扇風機の風も温まる部屋となる窓を閉めれば温度下がれり開け放った窓のそばの扇風機の風がこれまでと違って温いな~と感じましたので、温度計を見れば34.8度。これまでの最高室温です。ベランダに出ましたら室内と変わらぬ温度感でしたので、窓を閉めてしばらく扇風機のままで室温の様子を見ましたら、室温が下がり始めました。33.3度の写真は13:43に撮ったもので、今、14:19では32.9度に下がっています。部屋が暑いので窓を開けて外気を入れる(風を通す)というのが幼き頃からの常識(?)でしたが、扇風機のまま(冷房は入れない)で、暑いので窓を閉めるというのは私にとっては新しい出来事のように思えました。長生きをするといろいろ未知の経験をするものかなと今回も思いました。ところで、一昨日入りました温泉の温度が39.0度で心地...暑いので窓を閉める
涼しげや木蔭より見る広き薄雲木場公園ギターレッスンに向かう炎天下の途上、この雲に惹かれて木場橋の上の木蔭に入り、ワンショット。私には秋雲のように感じ、また、その形象のすばらしさに、何かわからぬ造形主を思いました・・・炎天の薄雲
蝉さかん時雨る猛暑に適応し猛暑をば煽るがごとく蝉時雨る仙台堀川公園猛暑日が続いています。私は温度が30度を超す部屋で扇風機だけで過ごせています。以前では考えられないことで、人間の環境適応能力の高さに感心しています。蝉さんもこの猛暑の中、元気に鳴いています、時雨(しぐ)れています。蝉さんも逞しく新しい環境に適応しているようです。昔も今も、蝉時雨は暑苦しいな~、と感じます。猛暑と蝉時雨
大都会角に一輪鬼百合咲きをり鬼百合は山野か庭園、室内では見ますが、都会の街角で咲いているのは初め見ました。この一輪で、そのあたりが異空間のようです。存在感がありました。花言葉は「華麗」「陽気」「威厳」「気高さ」とのこと。貫禄です。都会の鬼百合
猛暑でも楽し日曜大工かなタップ止めても捨てずの練習板未練も鋸で切りて家具へとタップレッスンは60歳頃まで受けていましたが、膝の痛みを感じ始めて止めました。練習板は1メートル四方の合板で、音を出さずに密かに家で練習していました。なんとなく捨てられずに15年が経ってしまいました。先月、冷蔵庫を買い換えましたら、以前のよりも背が高く、上部に置いていた収納ケースが使えなくなり、どうしたものかと思案していましたら、練習板の第2の人生に思い至った次第です。「家具」とは大げさですが、乏しき3次元構想力を駆使して、何とか作り上げることができました。現役で一軒家住まいの時は日曜大工をよくやっていましたので、道具は一通り揃っています。マンションに住み始めてから使いう機会がほとんどありません。板をノコギリで切るわずかの時間だけ...猛暑の日曜大工
八年振り祭準備や炎天下神輿蔵出し神社清掃江東区東砂陶首神社コロナ禍で中止になった例大祭が八年振りに挙行されます。猛暑もなんのその、陶法睦の会員は黙々と重たい感触を楽しみつつお神輿を蔵出しし、神社の草刈りに精出した一日でした。八年振りのお祭準備
エナジーに転換猛暑百日紅仙台堀川公園猛暑がぶり返しました。百日紅(さるすべり)は強いですね~!!!とりわけこの木は盛んです。百日紅
露草の妖精と遇ふ散歩かな仙台堀川公園歩くっていいですね~!自転車では見落とす小さく美しい世界が目に留まります。写真の黄色い部位の名前は仮雄蕊。名の由来は、その花粉は結実しない、即ち雄の機能を持たないので「仮雄しべ」、役割は昆虫を引き寄せる餌ではないかとも言われています。私には可愛い二つの目をもつ妖精が3人いるように見えます露草の妖精
連日の猛暑一服梅雨も慈雨わがマンション前とはいえ、室温は29.1度。これで過ごし易いと感じるようになった人間の適応能力にも感心します。猛暑の慈雨
換水後のプール「ひゃっこい」猛暑日も東砂スポーツセンター近所のプールの水は連日の猛暑でちょっと心地よくない生ぬるさでしたが、2日前から水の入れ替えが始まり、今日の午後の2時から営業再開。日盛りでしたが、きっと冷たかろうと期待していの一番で行きましたら、予想通り「ひゃっこい」!気持ちよく小一時間ほど泳ぎ続けましたら体が冷えてしまい、ジャクジーで暫し温めました。写真はヴェランダからのもので、荒川と葛西橋が見えます。換水後のプール
夕涼み散歩暗がり花の星仙台堀川公園可愛い花の星団です。足元の暗がりに宇宙の星雲、星団を想う。人は誰もおらず、涼しく、静かです。お花の名は、ピンクはペンタス、青紫はツルバキアです。夕涼み散歩
猛暑でも帰路に木蔭の救ひあり仙台堀川公園汗みどろ帰宅シャワーの救ひかな猛暑、木蔭、シャワー、救ひ・・・今は寒がりになった私にはこの暑さはさほどは応えませんが、木蔭があるとホッとし、シャワーを浴びると気持ちイイ~!と感じます。猛暑、木蔭、シャワー、救ひ
宮前の露天湯涼風旅気分川崎市宮前平湯けむり庄いつも地方の温泉で、入っている人も少ないのに慣れているせいか、都会の温泉の人の多さに一瞬たじろぎました。働き盛りの若い方が大部分で、黒色炭酸琥珀湯の天然温泉。広々とした露天風呂には石と樹木が自然に配され、涼しい風が通っています。話し声も皆小さく、「宮前平」という地名からは歴史を感じ、しばらくいると旅に出ているような気分になれました。都会の露天風呂
夕涼み猛暑に霞む川面かなヴェランダにて今日は室温が31度まで上がりました。ヴェランダは風で少しは救われますが、遠くの荒川は暑苦しそうに霞んで見えます。猛暑に霞む川面
通り過ぎふとふりかへる夕の梔子仙台堀川公園夕暮れ、散歩道を通り過ぎてふと花の香りに気が付き振り返ると、薄暗がりにほのぼのと浮く白きクチナシ・・・道ですれ人と違った直後、微かに漂う香水。この場合は振り返りませんが・・・猛暑日も、夕暮れになると涼しい風に出逢います。夕のクチナシ
猛暑には冷や素麺とわが奥さん室温30度の昼餉に、今年初めての冷や素麺でした!室温30度の冷や素麺
一大事部屋三十度以前なら人間の環境適応能力は凄いな~、と思います。「猛暑日」という言葉は2007年まで気象庁の予報用語にはなく、この年の予報用語改正で「猛暑日」と「熱中症」が追加されたとのこと。僅か20年足らずで室温30度の生活にも人はそこそこ適応している・・・室温三十度
夕の日を待ちて猛暑日散歩かな仙台堀川公園梅雨晴れの猛暑日。夕方は心地よい風も吹いていました。猛暑日の夕散歩
むく一斉飛び立ちにけり選挙カー仙台堀川公園今日は梅雨晴れ。昼の猛暑を避けて夕刻に散歩をしていましたら、ムクドリの一斉飛び立ち、圧巻でした。今や都知事、都議補欠選の真っ最中。人によっては、票のように見えるかも・・・ムクドリと選挙カー
梅雨空に海原海苔の贈り物鬱陶しい梅雨日が続いていますが、海苔の贈り物を戴いて、夏日の海原のイメージが浮かび、ちょっぴり清々しい気分になりました。海苔の贈り物
静謐や梅雨の伝統建築美伊東温泉東海館「伝統建築」とは、「建物を古くから伝わる技法でつくること。また、そのようにして建てた建物」とのことです。昭和3年(1928)に、当時の大工さんの匠技と材木の粋が凝縮されているこの木造3階建ての元温泉旅館は、この言葉にぴったりです。梅雨曇りの静けさの中で、木造りのぬくもり、静謐さにしばし浸りました。伝統建築美
梅雨晴れや先ずは洗濯今日の朝雨上がりのせいか、地上の緑、空の青と真綿のようなうすき白雲(しらくも)が、優しい調和の調べを奏でてくれているようです。梅雨晴れ
家康の時計眼前梅雨の入り伊東温泉東海館「家康愛用の西洋時計」というこの時計の説明書によれば、慶長16年(1611年)にスペイン国王から家康に贈られたもので、ベルギーでの製造年は1581年とのこと。1600年に関ヶ原の戦い。慶長8年(1603年)、江戸に幕府創立。「家康愛用の」という文字で、俄然この時計に歴史のぬくもりと時の移りをを感じます。関東でも時は移りつ、梅雨入りとなりました。家康愛用の西洋時計
青時雨組小細工の昭和かな伊東温泉東海館書院東海館は昭和3年(1928)に地元材木商により建てられた木造3階の温泉旅館で、当時の大工さんの匠技と材木の粋が凝縮されています。平成9年(1997年)に廃業し、現在は伊東市の観光施設として公開されています。書院障子の組子細工(くみこざいく)のデザインは、漁に使った網を海辺で干しているところで、周りにあるのは波とのことです。青時雨とは青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた言葉です。静かで薄暗いセピア色したこの書院。青時雨が組小細工がはめ込まれた障子の外に感じられ、昭和生まれの私には遠い昭和の前半が懐かしく蘇ります・・・青時雨
時詰まる庭石の味梅雨の入り西伊豆温泉東海館その2・・・時詰まる庭石(その2)
「ブログリーダー」を活用して、秀山さんをフォローしませんか?
セセリチョウ黄花に映えるおめめかな木場公園にてこのまっ黄色の花はマリーゴールドと思います。この虫は翅の色から一見蛾の様ですが、翅を垂直に閉じているのはちょうちょと教わったような・・・。インターネットで調べましたらチャバネセセリチョウのようです。おめめがとても魅力的で、ふとおうまさんのおめめを連想しました。セセリチョウ
百日草にワカバグモとは縁起良し木場公園にてこの日は同じ公園で千日紅と百日草に初めて出逢いました。いずれも開花期の長い花です。七十代の私には元気で美しい長寿の象徴のような気がしてこの出逢いに嬉しくなります。更に、この百日草にたまたま澄んだ緑色の小さな蜘蛛さんがいました。この蜘蛛さんとも初めての出逢いです。インターネットで調べますと、「緑色のワカバグモは縁起が良いとされています。緑の蜘蛛はスピリチュアル的に平穏がじきに訪れる証しだそうです」とのこと。今、この写真を見て、改めて、「ラッキー!」と思いました。百日草にワカバグモ
美しく齢重ねむ千日紅木場公園にて可憐で優雅なたたずまいのこの花に初めてお目にかかりました。開花期が百日紅より長いのでこの名前が付けられた由。できれば、この花にあやかって齢を重ねられたら・・・千日紅
薄雲の月に想ひのほのぼのと2024年10月17日スーパームーンと定義づけられる満月は、2024年で2月9日、3月10日、4月8日、9月18日、10月17日、11月15日に見える月で、この中でも10月17日(木)のものは2024年で地球に最接近して最も大きく見える「スーパームーン」とのことです。この日はちょうど薄雲のヴェールがかかり、静けさと優しさとを湛えたお月さんでした。先月にこの世を去られた大学時代の友人のことや、これまでの人生の様々な場面、また、今、竹内整一著の「やまと言葉の人間学」を読んでいるせいか、遠く万葉時代の人々のことにも想いが馳せました。薄雲のスーパームーン
遅れ来し秋やしみじみありがたく仙台堀川公園より今年の秋は、その訪れが遅かったせいもあり、いつもよりは短いのではないかと思ってしまいます。一日一日の秋をしみじみとありがたく味わっています。遅れ来し秋
秋の日や燦燦なるも目に優し仙台堀川公園半月前までの日差しにはサングラスが必要でしたが、今はかけなくとも大丈夫と気付き、「秋」を感じました。秋の日差し
この空気雲や待ちにし秋の朝今朝、爽やかな空気に触れ、白き墨で「サッ」と刷いたような薄き白雲を見て、「これぞ待ちに待った秋の朝ッ」、と思いました。これまで、秋かな、と思ったら翌日猛暑の繰り返しがありましたので、江東区のここ一か月の天気予報を見ましたら、30度を超える日はありませんでした。本日、ようやく衣服の夏物と秋物を入れ替えることにしました。待ちにし秋の朝
花から花へ蛾の秋の夕餉かな近所のミニストップガーデン秋の夕方はしみじみとした気分になります。時期的に少なくなりかけているランタナの花がありましたので何気なく見ていましたら、この蛾が花から花へと忙(せわ)しなく飛び回っていました。シャッタースピードを上げるためにフラッシュをたいて撮りましたが、唯一、この写真だけかろうじて蛾の姿を判別できます。インターネットで検索しますと、スズメガかホウジャクのいずれかと思われます。蛾の秋の夕餉
夕闇の芙蓉ほのぼの雨上がり近所の通り道にて家にいる時の運動は水泳がメインで、散策から遠ざかっています。この日は近所の眼医者さんからの帰り道で、この花に初めて気付きました。自然に触れるには散歩もしないと、と改めて思った次第です。夕闇の芙蓉
マンション自治会飾るハローウィン楽しわがマンションでは自治会の役員の方が季節の折々に相応しい飾り付けをしてくれます。マンションのハローウィン
愛妻弁当浮かび戴く娘(こ)のお弁当孫がお世話になっているトレーナーの整体を受けるために、8月から月に一度、娘の家に通っているのですが、「お昼ご飯は食べてからそちらに行く」と伝えましたら、「家族のお弁当を作っているからお父さんのも作っておくよ」とのこと。家に着いてテーブルに用意されていたのがこのお弁当。現役時代のわが奥さんのお弁当を思い出しながら戴きました。娘のお弁当
秋天に聳ゆ灯台歴史負ひ塩屋埼灯台この灯台は約100年の歴史を背負いながら今も海上交通の安全を守っています。写真左のレンズはこの灯台の麓にある資料館に展示されているもので、「青森平館灯台で使用していた水銀槽回転装置とレンズ」とのことです。これと同じ仕様の装置とレンズがここでも活躍していたことと思います。これまでも灯台はいくつか見てきましたが、この灯台は確かに美しい・・・秋天に聳ゆる灯台
荒々し岬周りの秋の白波塩屋埼灯台よりこの荒々しい白波を見て、これでは人は近づ行けないな、と思いました。外海の恐ろしい力を感じました。荒々しき秋の白波
浜の形に秋の白波自然力塩屋埼灯台より灯台最上階の外回りの廊下から、秋天下、強い風に恐怖を感じながらも眺めた景色は素晴らしいものでした。遥かなる水平線をバックに浜の形に沿って押し寄せる白波は美そのものです。澄みわたる青空の下で大海を動かしてこの美を創り出し、荒天となればこの海の表情を一変させる自然力を前に、「謙虚」という言葉が浮かび、手を合わせました。秋の白波
秋天やこの地に灯台明治より塩屋埼にて以下、wikipediaより;「塩屋埼灯台は、立地と、白亜の美しい外観から『日本の灯台50選』に選ばれている。一帯は潮の流れが激しく暗礁も多い海上交通の難所で、江戸時代から狼煙台(のろしだい)がつくられていた。1899年(明治32年)に煉瓦石造で建てられて初点灯。1993年(平成5年)に無人化されるまで、」灯台守が荒天時の海の安全を守り続けてこられた。この日は地平線がくっきりと見渡せる秋晴れでしたが、灯台内の103段の螺旋階段を上り終えて外に出てみると、恐怖を感じるほどの風の強さ。初点灯から約100年、ここに居住されて荒天時の海の安全を守ってこられた方々のご苦労を強風に吹かれながら思いました。「映画『喜びも悲しみも幾歳月』は当時の塩屋埼灯台長夫人・田中きよの手記『海を守...塩屋埼灯台
蜘蛛雲に乗りて来(き)にけり塩屋埼(しほやざき)茨木県の塩屋埼灯台への坂道の途中に大きな蜘蛛の巣があることに気付きました。デジカメの望遠モードで見ると中央に色彩が派手ハデの大きな蜘蛛がいました。毒蜘蛛かと一瞬怯(ひる)みましたが、動きませんのでドアップも含め何枚も撮りました。ドアップですと結構怖い表情です。帰宅してインターネットで調べましたら、「ジョロウグモ(女郎蜘蛛)」のようです。「毒を持ってはいますが、・・・巣にかかった昆虫を麻痺させるための毒で、微量な毒しか持っていないので、人が噛まれても影響はなく、また、噛む力も弱く、捕まえたとしても噛むことはほとんどありません。」とのことですが、やはり怖いです。ジョロウグモ(女郎蜘蛛)
秋雲や遊ぶ動物魚かな高層では魚たちが回遊し、低層では動物たちがじゃれ合っているような・・・遊ぶ秋雲
白雲の巨大守護神秋の夕荒川土手よりこの巨大白雲からの連想は;神社の阿吽の狛犬、竜顔、更には古代エジプトの守護神・・・白雲の守護神
皮一気むきし大梨みづみづしまっことジューシーでした!この大梨、一人では食べきれませ~ん(^-^)ジューシーな大梨
大梨を皮一枚でむきにけりこの大きな梨の名は、わが娘と同じ「かおり」です。ずっしりと重く、剥きながら淡い水蜜がたっぷりだな、と思いました。皮が一、二度切れそうになりましたが、無事一枚むき!梨の皮むき
見とれけりクジャクソウと人の声南総CCにて初めて見る花でした。名前を耳にすると確かに孔雀が羽根を大きく広げているように見えました。近づいて見るとキク科のようです。ほのぼのとした爽やかな艶のあるひと時でした。クジャクソウ
マンションの手作りハロウィンお出迎へわがマンションの正面玄関このハロウィンディスプレイはマンション自治会の女性陣が飾り付けてくれたとのことです。楽しく、迫力があります。10月に入ったか~、とい季節感もいただきました。右手奥の壁の写真パネルはマンション自治会の写真サークルOldPar会員の作品です。マンション住民の絆を感じます。ハロウィン
片隅にいつのま白き天上の花仙台堀川公園白色の天上の花が公園の片隅に一輪、ひっそりと咲いていました。この花の色、優しい曲線美、心が洗われます。白き天上の花
天上の花やいつの間ここかしこ仙台堀川公園この咲き様、「天上の花」、「天界の花」の名に相応しい・・・赤き天上の花
三四半世紀生きて今知るヤブランかな仙台堀川公園にてこの道はここ何十年、自転車や徒歩で通っているのですが、この涼しげで品の良い色の花、今日初めて咲いているのに気付きました。よく見ると、あちらこちらにたくさん咲いています。三四半世紀という時間が頭をよぎりました。ヤブラン
橋の上涼し夕焼けまだ残暑023年9月27日千住新橋もう九月も末で、暦の上では秋真っ盛りですが、まだ厳しい残暑が続いています。荒川にかかっている千住新橋の上は心地よい涼風が吹いていました。奇麗な夕焼けを見、涼をいただきながら橋の上を歩いていましたが、町中に入ると早速「残暑厳しき折」でありました。残暑の涼
わが姓の寺に出逢へり萩の風黄檗山萬松院金成不動尊萬松院は萬福寺に隣接しているお寺さんです。境内には「宇治十三社寺まいり」の一つで、財運アップのパワースポットと言われている金成不動尊が祀られています。萬福寺からの帰りがけに、たまたま「金成」の文字が飛び込んできました。ご縁を感じました。わが姓のお寺さん
胸に仏(ぶつ)在りと一喝羅怙羅(らごら)さん黄檗山萬福寺この方は羅怙羅尊者と言われる方で、お釈迦さんの実の子でありお弟子さんでもあると言われ、釈迦十大弟子の一人です。この尊者像は江戸時代に中国から渡来した范道生(はんどうせい、1637~1670)の作です。人間には皆、仏が宿っているという教えを伝えるために、自分の胸を両手で大きく切り開いて中にあるお釈迦さんの顔を見せているということですが、このような像を見るのは初めてです。じっと見ていると、そうかな~、と思ってきました。羅怙羅尊者
布袋さんデンとおほらか寺の秋黄檗山萬福寺天王殿萬福寺は1661年に中国僧の隠元さんが開創され、伽藍配置は中国明朝様式で、現在の儀式作法なども、今日の中国寺院で執り行われている仏教儀礼と共通する部分が数多く見られとのことです。2019年の10月に上海の龍華寺に行ったことがありましたので、このお寺に一度は訪れてみたいと思っていました。境内に一歩踏み入れますと、建物の形状、お庭など、上海のお寺の雰囲気だ、と感じました。そして、最初の仏殿でお会いしたのがこの布袋さんでした。日本でこのように大きな布袋さんがデンと祀られているお寺は私にとっては初めてです。龍華寺の時と同じように、お寺の中の布袋さんにははじめ違和感を覚えましたが、じっと見ていますと、心が大(おう)らかになります。上海で、布袋さんは弥勒菩薩の化身とされて...萬福寺の布袋さん
北風のやうやく涼しくなりにけり2023年9月25日今は九月も末で、わが家の北窓から入るこれまでの生ぬるい風がようやく涼しくなりました。それまでの昼間の室温が30度を超えていましたが、10時半現在は26.6度。長袖シャツを羽織りました。26度で涼を感じる、日本の気候の激変を感じます。「北風」は冬の、「涼しく」は秋の季語ですが、今年は北風で秋の訪れを感じました。北風の秋
秋の旅別れ一人の感謝酒東京駅構内すし好1年前に大病を患って、いまだ治療中の関西の友と一泊二日のゴルフ旅をし終えて東京に戻ってきました。いつもはそのまま帰路に就くのですが、この日は関東の友人二人と別れた後、なんとなく東京駅構内のすし好に一人寄りたくなりました。友、家族、生きとし生けるもの、ご先祖、私とご縁のあるもの全てに、ありがたい、と思いました。感謝酒
アフリカの楽器息づく残暑かな浜松市楽器博物館このお人形さんはなんとも言えぬ親近感を覚えます。太鼓を支えているのでしょうか?音が聴こえてくるようです。息づくアフリカ楽器
大地の音(ね)聞こゆアフリカ楽器コーナー浜松市楽器博物館アジア、ヨーロッパの楽器コーナーとは全く異なる雰囲気でした。先ず、楽器の存在感に圧倒されました。そして、アフリカはエジプトしか行ったことがありませんが、アフリカの人々が私のイメージのアフリカの大地と一体となって奏でる、腸(はらわた)に響く高テンポの音楽が聴こえてくるようでした。アフリカ大地の楽器
音の湧き出づるや秋の楽器博浜松市楽器博物館にて世界の国々と地域の古代から現代までの楽器がたくさん展示されています。フロアーを歩いていましたら、それぞれの楽器の音が聴こえてくるような不思議な錯覚に陥りました。時は秋、音色は全く違いますが、あの暗闇から虫の音の湧き出づる、あの感じです。秋の楽器博物館
城は小偉大家康夏の雲浜松城にて今の巨大都市・東京の道路、川、町の配置などの都市の形の基本は、1590年に江戸城に入城した徳川家康によって作られたと記憶しています。今は皇居となっている入城当時の日比谷方面は海であったとか・・・。浜松城は今回初めて訪れました。天守閣は昭和33年(1958年)に実際の2/3程度の大きさで建設された鉄筋コンクリート造で、小ぶりの部類かなとの印象です。天守閣内のビデオによれば、家康入城当時の浜松城(1570年)は初期の江戸城と同じように湿地帯に囲まれていたところを、城域の拡張や改修を行い、城下町の形成を進めたとのことです。浜松城周辺の今昔を見、大都市・東京と江戸の町との関係を思い起こし、改めて、家康は偉大な都市計画家だったのかな~と思いました。ところで、9月18日は暦の上では秋です...秋の夏雲
浜松や鰻喰はずばと三百歳うなぎ藤田にて結構、飲んで食べた後のこの鰻重ですが、皆、ぺろりときれいに食べてしまいました。三百歳の食欲は今だ衰えていません。三百歳と鰻重
残暑厳しき折再会ゴルフ三百歳浜名湖ゴルフクラブにて関東と関西にそれぞれ住んでいる大学の友人4人で年に一度、場所を変えながら一泊二日のゴルフ旅行をしていましたが、コロナ禍で中止。このほど4年ぶりに再会しました。大病を患ってまだ治療継続中の友人も元気に参加され、ゴルフ前夜は浜松の「うなぎ藤田」で精を付けながら、大学時代さながらに議論百出。ゴルフ当日は晴天に恵まれましたが、この異常気象で9月下旬でも厳しい残暑でしたが、水をがぶがぶ飲みながら、冗談を言いあいながら、楽しく、元気に18ホールを周り終えました。改めて、我ら75歳×4人で300歳。ありがたいと思いました。来年は関西在住友人が幹事で、また会おう、お互い生きていたら、と大笑いしながら別れました。三百歳ゴルフ
チャリパンク修理も楽し汗にじむこの自転車、20年以上の我が愛車です。自分で修理すると愛着がまた増します。修理キットは100均。汗の出方は残暑特有の「にじみ出る」です。季節感を感じながら楽しく修理し終えました。パンク修理
白雲Δ(デルタ)飛来し祝ふ文化祭都立足立高校上空母校の文化祭(弥生野祭)は、台風6号の影響を受けて二日間の予定が9月10日だけとなりました。同窓会もミニコンサートで参加しましたので朝早く登校しました。このデルタ型の雲、私には魚の巨大エイか、デルタ型の飛行機が飛来してきてくれたように見えました。白雲Δ(デルタ)と文化祭
宇治金時冷茶雅に宇治の地で伊藤久右衛門宇治に来たらやはり宇治茶をいただこうと決めていました。JR宇治駅の近くにある伊藤久右衛門の宇治駅前店の店内は品よく、大きな窓越しに観る小ぶりな日本庭園も心地よく、平等院参観の余韻を静かに楽しみながら、冷煎茶と抹茶たっぷりの宇治金時をいただきました。宇治茶