流し目のイソヒヨドリと初出逢日本平この方とは初の出逢いです。全くの偶然に視界に入ってきました。距離は2,3メートル、メジロと異なりじっとしてくれています。美しい彩りの鳥に流し目で見られているような気がし、久能山とのご縁に大感謝しつつシャッターを切りました。イソヒヨドリ
日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です
学びの足跡:高校までは全て東京都足立区内、大学で初めて地方生活(仙台)を経験 実社会で大阪、横浜、取手、ニューヨークを転々、今、終の棲家か?江東区
トルコ石ブルー涼し清水一輪挿しわが家の玄関京都瑞祥窯の清水焼です。このお店で孫娘は両親へのプレゼント陶器を作りました。彼女らの器用さには参りました。トルコ石ブルー
子夫婦の気遣ひ父の日プレゼント息子と娘の夫婦からそれぞれ、一つはお魚の三河みりん粕漬、一つは体調に合わせて選べるマヌカはちみつの濃度(?)が異なるマヌカハニースティック。ありがたいことです・・・父の日プレゼント
アイストゥインクル小バラと静かきらめけり奥さんの生徒さんが栽培された品のあるお花さんたちです。アイストゥインクルの正式名はスーパーベナアイストゥインクルだそうで、「トゥインクル」は;TwinkletwinklelittlestarHowIwonderwhatyouareのtwinkleだと思います。品のある小ささに惹かれます・・・アイストゥインクルと小バラ
アイストゥインクル小バラと静かきらめけり奥さんの生徒さんが栽培された品のあるお花さんたちです。アイストゥインクルの正式名はスーパーベナアイストゥインクルだそうで、「トゥインクル」は;TwinkletwinklelittlestarHowIwonderwhatyouareのtwinkleだと思います。品のある小ささに惹かれます・・・アイストゥインクルと小バラ
夏の日に浮かぶ緑や島のごと仙台堀川公園静かなひとコマでした公園の緑の島
藪寝間のコサギ安らぐ夏の暮仙台堀川公園この藪は、コサギのみならず、たくさんのダイサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウの寝間となっているようです。たまたま夕暮れの散策で目にとまった光景でした。コサギさんの目が何とも言えません。藪寝間のコサギさん
青春や楽し母校の体育祭走り跳ぶ懐かし母校体育祭高校母校の体育祭です。後輩たちの全力疾走を見て、「今は走れないな~、高校時代は走ってたな~」と懐かしくも、羨ましくも、そして、ワクワクしました。我らの時代には女子騎馬戦、大縄跳び、お助け綱引きはなかったような?また入場・退場時、また熱戦を繰り広げている時の音楽はありませんでした。世情の移り変わりを感じました・・・とにかく、後輩たちから弾ける若さ、元気を戴いた楽しい一日でした!高校母校の体育祭
新緑や昔しのばる修善寺の川桂川「修善寺」はお寺の名前でもあり地名でもありますが、言葉だけで何故か歴史というか、時を遡った風俗・風景というか、懐かしみが湧いてきます。小説「伊豆の踊子」の影響でもあるのでしょうか?写真の川中にある足湯温泉が弘法大師伝説のある「独鈷(とっこ)の湯」です。虎渓橋から撮りました。新緑の修善寺の川
新緑や小説うかぶ寺の鐘修善寺伊豆の踊子・・・新緑の修善寺
超新星爆発のごと薔薇の花近所のミニストップガーデンこのバラを観ていますと、爆発して瞬時に広がりながら自分に向かってくるように感じます。連想するイメージはビッグバン、超新星爆発・・・大宇宙と小宇宙、ミニストップガーデンで・・・薔薇と超新星爆発
ほのぼのと高きに花のあかりかな2014年7月仙台堀川公園泰山木の花の過去の写真を探していましたら、10年前の7月に撮ったのがありました。同じ木に今年は10年前より二か月早い5月に開花、温暖化の一つの証か・・・・泰山木と温暖化
このバラは乙女周囲もはなやげり近所のミニストップ美しいバラを見つめていると、その花のイメージと重なる「ひと」が思い浮かびます。乙女のバラ
高貴さにつつまれひたる薔薇の園近所のミニストップ庭園ミニストップのオーナーに感謝です。薔薇の高貴さ
詰め織らる花びら幾重薔薇の神近所のミニストップ庭園人を超える何かがおられるような・・・薔薇の神
天上の安らぎ泰山木花蕾仙台堀川公園花蕾(読み:文語形「くわらい」、口語形「からい」、花と蕾(つぼみ)蕾)「大きな蕾と花」で私が連想するのは、蓮、薔薇、牡丹、芍薬、立葵です。これらの花蕾から受ける印象と泰山木のものとは異なる世界のもののように思われます。一木の高みで、孤高にしてふくよかに湧き出で開くからでしょうか。泰山木花蕾
泰山木と出逢ふ懐かし病み上がりその2仙台堀川公園ふくよかな孤高の花の雄蕊と雌蕊が垣間見えました。この花も来年への備えを終え、あと1、2日で朽ちはじめ、消え去ります。懐かしき泰山木その2
泰山木と出逢ふ懐かし病み上がり仙台堀川公園この木の花さん一つ一つとは毎年会っているのですが、コロナ初感染・初自室隔離生活後の初散策で出逢ったためか、懐かしの思いが湧きました。孤高でいて膨(ふく)よかな温か味を感じるお花さんです。懐かしき泰山木
病み上がりにほのぼの泰山木つぼみ仙台堀川公園コロナ初感染後の初散策での出会い。泰山木も白木蓮も同じモクレン科ですが、蕾や花を身に付けた時の雰囲気は異なるように感じます。一木に生まれる泰山木の蕾の数は少なく、孤高でありながら膨(ふく)よかで、じっと見つめているといつしか心癒される思いがします。一方、白木蓮は鈴生りに蕾を付け、これからお祭りが始まるような賑わいと活気を感じます。泰山木の蕾ほのぼの
病み上がりにほつこり泰山木つぼみ仙台堀川公園初感染のコロナの症状も10日間の自宅の自室隔離生活で消えましたので、久しぶりに近所の仙台堀川公園を散歩しました。何気なく散策していたのですが、遠くの木立の上の方に泰山木の蕾がほのかに見えました。毎年、同じ場所で見ていたのですが、今回はとても新鮮に感じ、心癒される思いでした。泰山木の蕾
世は五月五年経(へ)コロナ初感染私はコロナワクチン接種は毎回いの一番に受けてきましたが、コロナ日本上陸5年後に感染してしまいました。外は五月晴れの日々を自室で隔離生活。発熱の翌日に病院に行き、鼻腔に綿棒らしきものを挿入され、直ぐにコロナと託宣されました。処方された薬は以前の風邪薬と全く同じ。入院の経験はなく、自室にこもり食べて寝るだけの生活も初めてですが、苦にはならず、むしろ、「何もしない」ことの楽さを堪能しました。後半、これに慣れたら大変かな?とちょっと心配になりました。お陰様で発熱は翌日から平熱に戻り、風邪の症状も逓減し、10日間の自宅隔離生活後、後遺症も感ぜずに平常の生活に戻ることができました。私は日頃運動をする方ですが、反省点は、もう年なんだから疲れを感じたら体を労わらないといけないということです...コロナ初感染
一歩退き咲くネモフィラの奥ゆかし近所のミニストップガーデンこのコンビニのミニガーデン、今、バラの最盛期です。お手入れしてくれている方に感謝です。そのバラ園の足元に可愛いネモフィラがたくさん咲いています。ギリシャ語で“小さな森「nemos」と、“愛する”「phileo」を組み合わせた言葉とのこと。philosophy(知恵を愛す→哲学)の「philos」が入っているのが気に入ります。花言葉は「清々しい心」。たくさんの小さなネモフィラの中で、ちょっと後ろに退いて、少し横を向いているのに心ひかれました。ネモフィラ
ほのぼのと部屋も心もカーネーション子よりのプレゼント、奥さんはさっそく部屋に飾りました。カーネーション
豊満な佐渡牡蠣の美味妻引き出せりこの牡蠣は一口食べただけで直ぐ写真を撮りたいと思いました。奥さんの書画のお弟子さんで、佐渡ヶ島にお住いの90歳代のご婦人から送られてきたものです。昨年の夏に佐渡でご婦人とお会いし、牡蠣も食べましたが、今回の牡蠣はマッコト美味でした。奥さんが揚げてくれた楤の芽の時に断っていた晩酌を少しだけいただいてしまいましたが、今回も、なんとなく酒なしでは済まない気がして、少しだけ黒霧の炭酸割とともに戴きました。この牡蠣汁にパンを付けて食べると美味しいと思い、とっていてもらいました。佐渡牡蠣
皮一枚はがれあらわる竹の緑や修善寺竹林の小径筍(たけのこ)が皮に覆われていることは幼いころから見ていますが、立派な竹稈(ちくかん)が皮を羽織っているのを見るのは初めてです。しかも、その皮が剥がれ落ちんとしている部位の竹稈が新鮮な緑色をしているのを見るのも初めてです。竹稈の緑
新緑や子らに期待す日本の未来木場公園江東区はCityintheGreen&Waterという感じです。都会の中でも新緑から元気をいただきます。明日の日本を担うお子らにはすくすくと逞しく成長してほしいと願います。新緑とお子ら
友よりの楤芽即妻美味に揚げ奥さんの友人でお弟子さんでもある方から私の大好物である楤(たら)の芽が送られ、奥さんはその日の夕餉に天麩羅にしてくれました。私はここ二か月余り前から晩酌を絶っていましたが、やはりお酒と、黒霧の炭酸割を少々戴きました。楤の芽
五月晴れ筑波めがけてティーショットやさと石岡ゴルフ倶楽部消防団には65歳で入団し、70歳で定年退団という僅か6年しか居なかったのですが、ありがたいことに消防団現役の方が誘ってくれます。私が最年配ですが、意地を張ってレギュラーティーから打っています。五月晴れゴルフ
大阪の友より来旬の水なす今日は5月1日、まさに今が旬の大阪府泉州地方の特産・水なすの「さんさ漬け」が届きました~!毎年、マンションの周りはサツキ(皐月)が咲き、木々は新緑真っ盛りのこの時期に、大阪の友人が送ってくれます。季節感たっぷりの心遣いに感謝、感謝です。水なす
水塊の落ち砕け澄む山葵田へ浄蓮の滝にて浄蓮の滝はヨセミテの滝とは比べられないくらい小さなものですが、この小さな空間では身近でかなりの存在感があります。山の恵みをたくさん含む澄んだお水が、すぐ近くの山葵(わさび)田へ取り入れられていきます。浄蓮山葵の美味の源です。下の写真はヨセミテの滝です。滝千丈水の塊雪崩れをり浄蓮の滝
タンポポの花と綿毛が一ヶ所に生の継承見るが思ひや踊子歩道にて道の駅「天城越え」から浄蓮の滝へは、自動車道をほとんど通らない緩やかなハイキングコースがあります。2.5キロほどで、この土地に相応しい「踊子歩道」と名付けられています。そこの道の端で出逢ったのがこの一コマです。一つのタンポポは、花が咲き、次に種子を内包する綿毛となり、この綿毛が飛んで新たな地に根付き、次の世代の花を咲かせます。このようにして、一つのタンポポの生は次世代に継承されていきます。この写真の花と綿毛のタンポポはそれぞれ独立した別個のものですが、一つの生の継承の異なる過程を一時(いちどき)に見る思いがしました。今、たまたま日高敏隆著「動人物動物の中に人間がいる」を読んでいまして、その中で、「人間以外の動物において、進化はある個体が自分の血の...タンポポ
山水の賜物山葵瑞々し浄蓮の滝にて修善寺駅前の「紅ほうずき」で戴いた「わさび三点盛り(わさび茎甘酢漬、わさび漬け、わさび海苔)」が美味で、しかも山葵(わさび)の葉を初めて食べたこともあり、その翌日、予定になかった山葵田を観に、道の駅「天城越え」と浄蓮の滝に行きました。滝も見事でしたが、山葵はその滝から流れる清らかな水を満々と湛える田んぼで育てられています。この澄んだ水に溶け込んでいる山の栄養分をたっぷりと与えられている山葵の葉は美味なはず、と納得しました。山葵
新緑を眺めつ初の牡丹チャーハン道の駅天城越えこの新緑の眺めに圧倒されました。猪肉は食べたことがありませんので、即「ゴロゴロ猪肉と茎山葵のチャーハン」を注文。猪肉は別名「牡丹肉」とも。新緑と牡丹、最高の組み合わせ。硬いお肉を想像していましたが柔らくて美味でした。新緑と牡丹肉
新緑の湧き溢れ入る車窓かな西伊豆から天城山へのバス車中より新緑からは本当に元気をいただきます。伊豆の新緑
新緑の湯に風にのる海の香も妻の疲れもかろくになりぬ土肥温泉わが奥さんは自分の教室の「遊びま書展」準備で疲れ気味でしたが、こちらの新緑と温泉、そして大海原のお蔭か、東京にいるよりは眠れ、少しは疲れも取れ始めているようです。新緑の湯
わさび三点盛りをおともににごり酒初に食む山葵の葉美味酒に合ふ修善寺駅前紅ほうずき伊豆は山葵(わさび)が美味と聞いていましたので、即、「わさび三点盛り」を注文。お酒は壁の張り紙に「年に一度の入荷」と書かれている万大醸造の「にごり酒」。このにごり酒とおともの山葵味が絶妙に合いました。山葵の葉が美しく柔らかそうでしたので、「食べられますか」とお店の人に訊きましたら、「食べられないことはないけど湯を通した方が・・・」とのこと。毒ではなさそうなので初めて食べましたら、少し苦みのある乙な味。修善寺ならでは経験でした。わさびの葉
ひと房の藤蒼天に昼の半月南砂町駅前公園気品ある淡き藤色のひと房、その奥深き蒼天に半月薄き白雲と高きを流れる鳥影都会にもある春のひとコマ・・・都会の春
桜の季〆は重厚八重櫻仙台堀川公園ソメイヨシノ、オオシマザクラで始まった桜の季も重厚な八重桜で〆られようとしています。地に落ちたこの花を白磁の器の水に浮かべるとまた美しく、花の季の終わりのもの寂しさも感じます・・・八重櫻
さて次は北上何処花筏仙台堀川公園花筏に乗って列島北上、次の桜の見どころに行って観たい気分・・・花筏で北上
満開の桜に楓芽吹き初(そ)む高崎仁叟寺満開の美しい枝垂れ桜の後ろに控えし楓は、枝一杯に赤味帯びた黄色に芽吹いています。高崎の春、木々の主役が重なりつつ代わって行くような・・・桜芽吹く楓
相応の妙やアイリス鍾馗さんアイリス一輪鍾馗さん
育てられしアイリス見惚(と)る鍾馗かな奥さんのお誕生日お祝いにと、生徒さんが手ずから育てられたジャーマンアイリスを持ってきてくれました。水墨画の鍾馗さんは奥さんの作品で、指で描かれています。こわもて顔の鍾馗さんが見惚(と)れる美しく上品なアイリス。アイリスと鍾馗さん
雨に映ゆ楠の新緑地の枯葉南砂町駅前常緑樹の楠が桜咲く春のこの時に枯れ葉を落としています。この時期にしか見られない新緑と枯れ葉の組み合わせが春雨に映えていました。新緑と枯葉
盛大に咲き観られ散る国の花仙台堀川公園桜散る宵
盛大に咲き観られ散る国の花仙台堀川公園高校母校の入学式に向かう雨降る朝1つの種の花木(かぼく)を道に沿い、あるいは公園や山の一か所に集中的に植え、育て、その下で国中が花見の宴を張るというのは日本独特の文化のような・・・。この花の一斉に咲き散る様が、日本人の心性に相通じる面があるような・・・。桜散る朝
五年振り人湧き出づる花見かな仙台堀川公園開花が大幅に遅れていた東京は、昨日だけが晴れたお花見日和。近所の公園は、コロナ禍明けから五年振りのお花見で賑わいました。消防団のOBである私も、少し昭和調、レトロ(?)な団のお花見に声をかけていただき、青空の下、若い方とお酒をたくさんいただき、楽しい時を過ごしました。五年振りのお花見
のどけしや木の節人の顔に見え鎌倉葛原岡神社どなたかが手を少し加えたのでしょうか?人か動物の顔に見えました。雨も上がった春の青空の下で出逢った一場面。楽しい思い出となりました。のどけしや
春日影となりて戯る七十路ら鎌倉葛原岡神社桜の花びらもひらひらと舞い落ちていました。春日影
影宿す真白桜や山の道建長寺から葛原岡神社へ日の影を宿す真白の花びらと緑の葉との組み合わせに魅了されます。桜餅の葉のオオシマザクラ・・・影宿すオオシマザクラ
山道に雨滴ののこる菫ひそやか建長寺から葛原岡神社への山道午後から晴れた山道で、ふと足元の菫(すみれ)に気付きました。小柄で、気品ある色合いと優雅な容姿に優しく光る雨滴。ひそやかな小世界です。山道の菫
遅れた分桜一斉弾けけり仙台堀川公園今年の東京の開花は当初の予報より大幅に遅れました。ちなみに、昨年の開花日は3月14日、今年は3月29日です。昨日の昼間はあちらこちらで咲き始めてはいましたが、今日のお昼過ぎにギターレッスンを受けに自転車で仙台堀川公園を走りましたら、桜並木は一斉に開花し、いたるところに花の天井ができているのには驚きました。おそらく、桜の木々の中では寒さで開花が遅くなった分、花のエネルギーが貯まりにたまって、昨夜から今日にかけて爆発したのではないでしょうか!桜一斉に弾ける
デザート装飾抹茶花びら春めけり建長寺門前点心庵点心庵さんは茶道と禅を意識されたお店のようです。私はパスしましましたが、三ご麗人のデザートは、清々しい新緑や野の原、吉野千本桜を思い起こさせてくれます。春めく
身に優し建長(けんちん)汁の春昼餉建長寺門前点心庵鎌倉通の友人の薦めに従い、建長寺直伝の「伝承建長汁(けんちん汁)」を注文。食材は全て植物で、一見しただけで自然に体の一部に溶け入るようにと感じました。水差しに鎌倉の春野菜が入っているのには驚きました。精進料理は一番の健康食、で美味です。春昼餉
丸窓より春日さしこむ坐禅堂建長寺門前の点心庵このお店のホームページには、このお店で「茶道や坐禅にご興味持って戴ければ幸甚に存じます」と書かれています。この部屋は「坐禅堂」です。昼餉に「伝承建長汁(けんちん汁)」を戴きました。建長寺から直接調理法を指導された建長寺公認のけんちん汁とのことです。美味でありました。春日
花見して七十六の歳を祝ふかな仙台堀川公園七十六(なそむ)。高校時代の恩師が、還暦祝い同期会でのご挨拶で、五歳節目説を言われていました。例えば、60歳を無事過ごせれば、60歳代の前半は大丈夫だ、65歳を無事過ごせれば60歳代後半は大丈夫だ、という趣旨と記憶しています。75歳を無事に越せましたので、この後半は大丈夫か?、どうか???いずれにしましても、ご先祖さん、家族、友人の方々に感謝です。1歳先輩のご近所さんと近くの仙台堀川公園でお花見をしました。お花見誕生日
息づくや巨木春の雨宿建長寺この木の脇の立札によれば、柏槇(びゃくしん、和名:イズキ)はヒノキ科で、樹齢約760年。建長寺を開山された蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)さんが中国から持ってきた種子を寺創建の際に蒔いたとのこと。圧倒的な息遣い、生命力を感じつつ、しばしの雨宿りをさせていただきました春の雨宿
満を持しさきがけ二輪桜花建長寺桜花
開き初む桜雨滴に彩も映え鎌倉建長寺戻り寒明け直後の雨の桜も風情があります。雨滴の桜花
三春桜の子孫枝垂るる建長寺この桜は福島県の「三春滝桜」の子孫で、東日本大震災のご被災の方々への追悼として平成30年(2018年)に境内に植えられたそうです。折しもこの1月には能登半島地震があり、いまだご被災者の方々はご苦労されています。天からの恵み枝垂るる桜かな建長寺の三春桜
寒戻り明けむ二輪の初桜鎌倉段葛3月29日の午前10時ごろの鎌倉の段葛は小雨降る肌寒さでした。今年の寒戻りは厳しく長く、まさにこの寒明けんとする今、二輪の桜の花を見つけました。花びらには水滴があります。他の蕾は紅色に染まり、ここ1,2日で破裂せんとしているようです。午後2時頃には青空の下、行く先々で花を纏い始めた桜の木に出逢いました。二輪の初桜
桜蕾の色に小雨の段葛鎌倉鎌倉の段葛にある桜の木の蕾は、3月29日には赤みを帯びていました。花の天井になるのはあと2、3日後かもしれませんが、小雨に煙る段葛の空は、蕾の紅色でぼんやりと染まって見えます。桜蕾の色
春嵐優雅朝食regalez-vousで鎌倉東京を出る前日、鎌倉の天気予報は午前中暴風雨、午後晴れとのことで決行。鎌倉には8時半に到着、雨は小ぶりでしたが風が強く、傘はさせない状況でお店に。鎌倉では初めての朝食でしたが、お店は感じよく、優雅に時を過ごせました。午後は快晴!花開く桜にも時折出逢うことができました。満開はおそらく2,3日後かと思います。春嵐
小なるも野に逞しやカラスノエンドウ仙台堀川公園公園、道の端、土手などの草むらによく見かけます。草むらに埋もれずにかわゆく自らを主張しているようです。花言葉は、この花の容姿に相応しく「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」。名の由来は、種子が熟すと真黒になるのが鳥のカラスを連想させるからだそうですが、花の容姿からは想像できません。カラスノエンドウ
顔よせる親しみつのる青きアネモネ東砂個人花壇深紅のアネモネは強烈なビッグバンですが、青のアネモネをじっと観ていますと、静謐で何となく心が通うような親しみを感じます。最近の生物物理学では、植物同士でも情報伝達をしているとのこと。人間の言語以外に、生物共通の意思疎通ツールが何かあるような・・・。青きアネモネ
寒戻り耐えむ明くる日楽しみに小名木川寒の戻りが長引き、予報されていた開花時期が遅れ気味です。桜の芽の中では花さん達もきっと戻り寒に耐えながらも満を持しているのではと思います。寒の明けた時、一気に花開くのではと心待ちしています。川辺のコサギさんも同じような心持では・・・寒戻り
小粒でも深紅アネモネビッグバン江東区東砂個人花壇小粒でもピリリと辛い山椒の実、ではありませんが、足元で咲いている小さなアネモネさん、この深紅、強烈ですね~!まず思い浮かんだのが岡本太郎さんの「芸術は爆発だ!」。次に、地球が極小の一粒でしかないこの宇宙の始まり、ビッグバン。そして、NHK・BS番組「コズミックフロント」で見た超新星爆発。赤いアネモネの花言葉は「君を愛す」だそうです。たまたま写っている紫のアネモネは「あなたを信じて待つ」。色の醸し出す雰囲気の違いを言い得て妙です。可愛い勿忘草(ワスレナグサ)も写っていました。小さな花壇でしたが、育てている方の思い、自然の素晴らしさに暫しひたりました。アネモネ
通り過ぎふとふりかへる沈丁花小名木川沈丁花
子の出づるを待つが心地の木の芽かな小名木川人間のお母さんのお腹の中で胎児が育っていく様子が、今では動画で見れるようになりました。この今にも割れて開きそうな木の芽たちを観ていますと、この芽の中の時空で新しい花が形成されている最中、とこの頃思います。春寒の日が続いていますが、間もなく、ある日突然、数多の木の芽から一斉にお花さんたちがこの世に生まれ出てくる、待ち遠しいこの頃です。木の芽
平安の人も愛でしや木瓜の赤花仙台堀川公園同じ木瓜(ぼけ)の花でも、色が異なるとこうも印象が違うのでしょうか・・・白は静謐な平安、この赤は温かい平安・・・平安時代の人々も観ていたのかと思うと、親しみがまします。木瓜の赤花
平安も今も癒さる木瓜の白花仙台堀川公園木瓜(ぼけ)は平安時代に中国から渡来し、「ぼけ」の名の由来は、この実の形が瓜に似ているため、木になる瓜、木瓜を「もけ」と呼んでいたのが、なまっていき「ぼっくわ」→「ぼけ」となったとも言われています。いわゆる、名の由来としては、惚(ほ)けるからの「ぼけ」とは無関係のようです。この淡い緑がかったこの白い木瓜の花を観ていますと、心が安らぎます。白木瓜
白雲や平和しみじみ目借時穏やかな春暖の候、仰向けになって真青(まさお)の空にぽっかりと浮かぶ白雲を眺めていますと、平和な今の日常がつくづくありがたく思います。そして、眠気も忍び寄ります。目借時とは、カエルの声が聞こえる頃になると、カエルに目を借りられるので眠くなるというので、春の季語になっているとのこと。年取るとカエルに目を借りられなくとも、うつらうつらと眠くなっている自分に気付きます。目借時
龍天に登り一雨地に帰る鎌倉建長寺法堂龍雲図「龍天に登る」は春の季語で、龍が春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせるという中国の古代伝説から季語になったとのことです。この写真は天井写真を180度右回転したもので、天井図を床に見る感じです。龍が天井に登って一仕事して地上に帰ってくるような・・・龍天に登る
山川草木悉有仏性ほとけの座仙台堀川公園さんせんそうもくしつうぶっしょう公園や町の道の端、山の道の辺で木々や草花に出逢うと、この言の葉がしみいります。「仏の座」という名は、茎を取り囲むような葉が仏様が座る蓮華座(れんげざ)のように見えることから付けられたとのことです。ほとけの座
山吹の花一つ今開かむと仙台堀川公園七重八重とたくさん花が咲いている山吹の中で、今開かんとしている一つの花に出逢いました。芽、蕾、このひと時、そして開花。それぞれに味わいがあり美しい・・・山吹
咲ききらむハクモクレンの有終の美仙台堀川公園ハクモクレンと泰山木の白色の大きな花びらが咲く美しいままの終局場面は、咲き切る、生き切るんだ~という強い意志のようなものと寂しさを感じてしまいます。ハクモクレン
禅心に色添ふ寺の桜かな鎌倉建長寺「禅」とか、「空」という言葉からは「白」が連想されます。建長寺山門の脇に一本植えられている「おかめ桜」越しに堂々とした山門を眺めますと、春は禅の心も弾み淡く色づくかも、と思いました、禅の道からは外れるのかもしれませんが・・・禅心と桜
春の風受けてサーファー銀鱗を行く鎌倉長谷寺より春の風を帆一杯に受け、ウィンドサーファーが魚の鱗のように光り輝く相模湾を心地よげに進んでいきます。春の風
桜咲く蕾も心弾みけり鶴岡八幡宮建長寺で若々しい薄桃色のおかめ桜を初めて見まして、その後歩いて八幡宮。そこにソメイヨシノが一本咲いていました。日も少し陰り始めた4時過ぎでしたので、蕾も帯びた白きソメイヨシノが春の訪れを語り掛けてくれているようでした・・・桜咲く
おかめ桜禅寺にある心とは建長寺おかめ桜の「おかめ」が私に醸すイメージから、「なんで禅寺に?」という問いが勝手に湧いてきました。ソメイヨシノだとこのような問いは湧いてこないと思います、なぜだか分かりませんが・・・禅寺のおかめ桜
不可解なおかめ桜の名の由来建長寺初めて見る桜でした。インターネットで調べますと、1947年にイギリスの方がカンヒザクラとマメザクラを交配して作ったものだそうです。言われてみれば、両方の特徴が窺えるようで納得。でも、「おかめのような桜」として名付けられたということですが、私にはどうしても「おかめのようには見えない」のです。薄桃色の小粒でカワユイお花さんではあります。おかめ桜
さすが板さん鯵蛸地元鰤は三重鎌倉尾崎このお店は鎌倉駅から徒歩10分ほどの小料理屋さんで、もう10年以上前から年に2,3回使わせていただいています。鎌倉のお魚は地元の漁師さんから直接仕入れているそうで、今回の鰤は初めて三重産を使ったとのこと。鯵蛸はもちろん美味でしたが、この鰤も適度に脂がのり、且つしこしこと歯触りも良く「美味しい」と感想を述べたら、「初めての三重産なので安心しました」とのお返事。お酒はもちろん「北雪」です。この後、石川県のお酒も戴きました。三重の鰤
弥生晴れ寺に染み入るウクライナの歌姫建長寺建長寺の龍王殿で開催された東儀雅美さんの追悼チャリティーコンサートでは、ウクライナのナターシャ・グジーさんもウクライナの弦楽器・バンドゥーラを弾きながら歌われました。挨拶の中で、雅美さんに心を込めて歌いますと言われていました。なんともいえない澄んだ美しい歌声が殿内に染みわたりました。ナターシャさんはウクライナ支援プロジェクトにも精力的に関わられておられるとのことで、コンサート終了後、売り上げの一部がウクライナ支援金となる彼女のオリジナル「なっちゃんボルシチ」とCDを買いました。演奏中の写真は撮れませんでしたので、インターネットにある沖縄タイムスの写真を転載させていただきました。楽器・バンドゥーラを見るのは初めてです。右の写真はコンサート終了後の花束贈呈の際に撮った...ウクライナの歌姫
弥生晴れ寺に染み入るウクライナの歌姫建長寺建長寺の龍王殿で開催された東儀雅美さんの追悼チャリティーコンサートでは、ウクライナのナターシャ・グジーさんもウクライナの弦楽器・バンドゥーラを弾きながら歌われました。挨拶の中で、雅美さんに心を込めて歌いますと言われていました。なんともいえない澄んだ美しい歌声が殿内に染みわたりました。ナターシャさんはウクライナ支援プロジェクトにも精力的に関わられておられるとのことで、コンサート終了後、売り上げの一部がウクライナ支援金となる彼女のオリジナル「なっちゃんボルシチ」とCDを買いました。演奏中の写真は撮れませんでしたので、インターネットにある沖縄タイムスの写真を転載させていただきました。楽器・バンドゥーラを見るのは初めてです。右の写真はコンサート終了後の花束贈呈の際に撮った...ナターシャ・グジーさん
弥生晴追悼舞楽建長寺快晴の3月9日は、建長寺の龍王殿で、昨年夏に66歳の若さでガンで亡くなられた雅楽演奏家の東儀雅美さんを追悼するチャリティーコンサートが開催されました。当コンサートの主催者は、福島原発事故の被災者を2012年から支援を続けられている湘南地域の市民団体「未来・連福プロジェクト」さんです。雅美さんは東儀秀樹さんのお姉さんです。未来・連福プロジェクトの活動をお亡くなりになる直前まで支援されてこられたとのことです。宝冠釈迦如来像が鎮座されます広い部屋は参加者で一杯で、仏殿で1300年前の舞楽を観、雅楽を聴くのは初めての経験です。写真で舞楽は舞われておられるのは雅美さんのお母さんの東儀九十九(つくも)さんです。雅美さんの大きなパネル写真を背にして舞われました。建長寺で舞楽
梅満開仕草かはゆきメジロかな長谷寺望遠レンズ越しのメジロさんの表情、姿態は実に豊かで見ていて飽きません。ただ、じっとしていてくれないので直ぐにレンズから消えてしまいます。で、又探す、の繰り返し。メジロさんと出逢う機会は稀ですので、見つけた~ッ!時は胸が高鳴ります。メジロの仕草
共に生く梅とメジロのほほえまし長谷寺自然界における人と人、人と他の生物、人と地球資源という関係の在り様・・・共生
消え探しきえさがし撮るメジロかな長谷寺メジロさんは一か所にじっとしていてくれません。実にせわしないですが出逢うと嬉しくなります。視界から消え去るまで鬼ごっこしている気分でシャッターを切り続けます。メジロと鬼ごっこ
首かしぐメジロに心ありにけり長谷寺この時は、メジロさんが一人で考えごとをしているのかな、と思いました。メジロに心(その2)
首かしぐメジロに心ありにけり長谷寺ちょこちょこと動き回るメジロさんを視界から消えるまで追っていますと、なんとなくメジロさんと話している感覚(?)になります。この時は、メジロさんから「なに?」、「何か用ですか?」と訊かれている感じがしました。メジロに心
共に生く梅とメジロのほほえまし長谷寺自然界における人と人、人と他の生物、人と地球資源という関係の在り様・・・梅とメジロの共生
弥生の日を背(せな)に和み地蔵さん長谷寺春の暖かい日差しを背に受け、このお地蔵さん、何とも言えません。「和み地蔵」さんとはよく命名されたものです。今雛(いまひひな)さんもそうですが、おそらく、このお地蔵さんを作られた方も同じような雰囲気の方なんだろうな、と思います。和み地蔵さん
宙をゆく帆船(ほぶね)のやうなツツジかな長谷寺この花はツツジと思いますが、形が船の帆のように見えます。話は飛びますが、2010年5月、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は金星探査機「あかつき」と共に、太陽の光の力を14m四方の正方形のセイル(帆)に受けて進む宇宙帆船・イカロスを打ち上げ、世界初の諸実験に成功しました。この宇宙船の重量はわずか310㎏。このイカロスのイメージがありましたので、レンズを通し見ているうちに、この妙齢の美しき花が宇宙空間を飛ぶゆく姿が思い浮びました。ツツジ
一年振りまた見ゆ長谷の福寿草この福寿草に会いたく長谷寺に行きましたが、昨年と同じ場所に咲いていました。昨年は2月中旬で、地面から出たばかりでお花が今回のように開いてはいませんでした。まさに、地より出づお宝のごと福寿草まだ寒さが厳しい時期に春の訪れを告げてくれる水仙の白と黄、そしてこの福寿草の黄色は、景と心をパッと明るくしてくれます。福寿草
ミニ内裏様は七組円の中これがわが奥さんのかわゆく雅な遊び心です。円の空に内裏様(だいりさま)は7組御座(おは)します。この写真を拡大しますと右下に一組の内裏様が描かれている瀬戸焼があります。飛びすぎかもしれませんが、ふと平等院鳳凰堂の飛天が浮遊されている壁面が思い浮かびます・・・ミニ内裏様
今雛作家のセンス滲み出づ古雛(ふるひひな)は人形の表情や様式に作られた時代の特徴があるように私には見えますが、作られた方のイメージが湧いてきません。今雛(いまひひな)を見ていますと、どんな方が作られたのだろうといろいろと想いが巡ります。このお人形さんを作られた方は・・・今雛(いまひひな)
幾つ世の人と撮られし古雛(ふるひひな)わが奥さんで3代目だそうです。このお雛さんと並んで、奥さん、息子、娘、孫4人の写真をたくさん撮ってきました。奥さんの生徒さんたちにもこの古風なお雛さんが気に入られ、写真をたくさん撮らせてただ来ました。今回ふと、小生たちの結婚以前も、わが奥さん、妹、義母、・・・と、時を遡ってたくさんの人たちがこのお雛さんたちと並んで写真を撮られていたんだろうなと、ふと思いいました。古雛(ふるひいな)
雪の中特急定時来たりけり上三依塩原温泉口駅無人駅で、しかも初めて利用する路線でしたので、電車が来るとはわかってはいるものの、ちょっと不安でした。レールを伝って電車の音が聞こえ始め、来るなッと思ってホームの先を見つめていますと、見え始めました。我が野岩(やがん)鉄道特急リバティ会津134号です。SLではありませんが、格好よく見えました。雪と特急電車
無人駅ホーム新雪踏みキュッキュッ上三依塩原温泉口駅改札口からホームに着きますと、足跡の無い真っ白な雪。さっそく雪の上を歩き始めました。一歩ごとに聞こえる「キュッキュッ」はまっこと心地よい響きでした。雪踏みしめる音
帰る日にやうやくなるや雪見旅上三依塩原温泉口駅暖冬とはいえ、2月なら日光、那須塩原に雪はあるだろうと半年前に計画した3泊4日の雪見旅でした。期待は外れ、現地には日蔭の残雪もほとんどなく、諦めていた最後の日の朝、障子を開けますと雪が降っていました。雪見旅
冬曇SLを見てあつくなる東武日光駅冬曇SL
寒くとも撮らせるSL熱気かな東武日光駅SLを見ると、寒くとも撮らずにはいられなくなります。他の電車でこのような気持ちにはあまりなりません。とにかく見ているとジーンときます。吐き出す煙は小さい時に見た黒煙と異なり蒸気のような白煙ですが、それでもジーンときます。東武日光駅から鬼怒川温泉駅までワクワクしながら乗りました!SLの熱気
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流し目のイソヒヨドリと初出逢日本平この方とは初の出逢いです。全くの偶然に視界に入ってきました。距離は2,3メートル、メジロと異なりじっとしてくれています。美しい彩りの鳥に流し目で見られているような気がし、久能山とのご縁に大感謝しつつシャッターを切りました。イソヒヨドリ
家康は見ぬや五月の鱗雲日本平夢テラスこの写真は5月14日に撮ったもので、5月なのに秋の季語である鱗雲が出ていることに、違和感を覚えました。「自分の遺体は駿府の久能山に葬り」と遺言した家康は、この地を愛していたのでしょう。久能山の五月の空に鱗雲!かつての家康が目にすることはなかった光景と思うと、感慨深いものがありました。昨今の異常気象・・・5月13日に89歳で逝去された「世界一貧しい大統領」と言われた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が、2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)で演説された言葉の数々が思い浮かびます。「我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。」「今この行き過ぎた消費主義こそが、地球を...五月の鱗雲
家康の思ひか逆さ葵紋久能山東照宮御社殿この写真の左端にある逆さ葵紋は、その下に説明書が置かれていましたので気が付きました。そして、絶対的な権力者であった家康を祀る建造物にこのような不完全さをあえて加えるのは、生前の家康の考え方、思いががあって初めて可能なのでは、と思いました。家康の長男で二代目将軍・秀忠でさえ、父・家康のこのような考え・思いなしではできなかったと思います。説明書には、逆さ葵紋は「建物が未完成であることを表し、更なる発展への願いが込められていると言われています。(諸説あり)」とあります。徳川幕府創建時の不安定さを自覚し、徳川家の政権維持を遠い先まで構想して権力メカニズムを一代で作り上げた家康らしいと、改めて思った次第です。逆さ葵紋
草生(む)する香にあらためて初夏と知る南砂町駅前の小径わが奥さんとお弟子さんの「暮らしの中で遊びま書展」が、一か月前に700人を超える方々がご来場されて幕を閉じました。なかには日を変えて2回も来られた方々もおられました。私はお手伝いしただけですが何をするともなく時が過ぎ、ようやく先週、身の回りの自然の営みに気が向きました。今年は冬、春、夏の境界線が複雑に入り組みながら季節が移っていくような・・・草生す香
花冷えもよしや花見が長くなり仙台堀川公園今年の花冷えは、「冬戻り」というような寒さの日々が続いています。来週は高校母校の入学式。お天気予報では晴れて気温も今現在の9℃から20℃の春の陽気になるとのこと。正門の桜の一木が後輩たちの入学式に彩りを添えてくれるかも・・・花冷え
親に謝す「花の下にて」生まれしを花冷えや喜寿ありがたくかみしめて仙台堀川公園小生の好きな西行さんの和歌に掛けました;願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ小生の誕生日には毎年桜が咲いてくれていますが、こんな「花冷え」の日は記憶がありません。「花の下にて」
密やかに咲く源平桃の可憐かな隅田公園直立する一枝に小さな2輪、更に少し裂け始めた蕾一つ。曇り日だったこともあり、静寂さの中に可憐な美を感じました。源平桃
寝ころびて蒼天花見も乙なもの仙台堀川公園神輿の会のお花見では話も弾み、お酒も進み、眠気も忍び寄り、結果、寝ころびて蒼天花見。今朝の寒さからの気温の上昇と共に、一気に花開いた感じです。蒼天花見
お花見も本場カレーで盛り上がり仙台堀川公園一昨日の墨田川でのお花見に続き、今日は地元仙台堀川公園で、お神輿の会・陶法睦のお花見でした。お天気は一昨日同様、場所取りの8時頃は8度前後の寒さでしたが、会が始まるお昼ごろにはお日さまも出る蒼天のお花見日和となりました。我らの神輿の会にはインド人の方がおられ、朝早くから本場インドカレーを手作り。手作りの辛めの本場カレーを堪能しつつのお花見、なかなか乙なものでした。お花見
ヒヨドリと共に楽しむ花見かな隅田公園友人が、鳥がいると言われて指さしてくれるのですがなかなかわが目に見えず。分かったときは嬉しい気持ちになりました。ヒヨドリとお花見
雨露に色艶はえる若桜仙台堀川公園雨が止んですぐの仙台堀川公園では若桜に出会いました。若いが故の色艶が雨露に一段と映えています。可憐な美なるかな、でありました。雨露の若桜
源平桃美なるもその名悲哀かな隅田公園源平桃の名の由来は、源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたとか・・・。美しいお花ですが、壇ノ浦の戦いとかを連想しますともののあわれを覚えます。源平桃
お花見も下にかはゆき小花かな墨田川堤マーガレット、チューリップ・レディジェーン、カラスノエンドウ。これらの花よりも一段と小さなお花は画像検索してみましたが、アメリカフウロでしょうか?もう一つ同じ写真の隅に写っている青いろのお花は画像検索するも名前が分かりません。お花見と小花
数え年皆喜寿元気観桜会隅田公園・墨田川堤3月28日は浅草集合10時半頃には雨も上がり、5時間の日程、高校同期の方々とお花見散策・昼食会を楽しみました。喜寿観桜会
雪の無人駅列車来にけり定刻に会津鉄道会津線塔のへつり駅雪の無人駅で、列車を待つは我一人。帰路はこれからバスへの乗り換えも含め2時間余り。日暮れ前には宿に帰りたいと思っていましたので、遠くに列車の灯が見えた時、正直ほっとしました。雪の一人旅
猫作品を踏んじゃったあ選定中孫の書の作品のうちから一点を選ぼうとしていましたら、いつの間にか猫さんが忍び入り、作品の上を歩き始めました。選定者は皆一瞬どきりとしましたが、猫もさるもの、本当に軽々と踏み歩いてくれたお蔭で、作品は皆無事でした。座ったのが彼女が選定した作品と思われますが、人間さまの選定したものとは異なりました。ところで「猫ふんじゃった~」の歌では、猫が踏まれたことになっていますが、ここでは猫が作品を「踏んじゃったあ」でありました。猫と作品選定
父母席に謝辞一斉に卒業士都立足立高校卒業式母校の卒業式にはここ10数年、毎年参列していますが、今年も在校の2年生は送辞の中で3年生に「より良い学校にしていきます」と誓い、卒業の3年生は答辞の中で「これからの足立高校をよろしくお願いします」と後輩に託していました。私は半世紀以上も前に卒業した同窓生ですが、卒業式という大きな人生の節目に、送り、送られる後輩たちが母校の発展を常に心に留め、それが今日まで脈々と先輩から後輩に受け継がれていることに今年も改めて嬉しい気持ちになりました。今年の式で、終了間際に感動したことが二つありました。一つは男女ほぼ半々の273名の卒業生による式歌「旅たちの日に」の三部合唱でした。ハーモニーが実に美しく、感動しました。歌の途中から目頭を押さえる卒業生もいました。後輩たちは卒業後、ク...卒業式
親父超ゆ長兄卆寿の弥生かな東京マラソン卆寿祝のつまとなり深川不動尊前江戸深川鮓にしち私は5人きょうだいの末弟で平均年齢は84歳。お蔭様で皆、とりわけ今年卒寿の長兄が元気です。親父は明治39年生まれで数え年の米寿でこの世を去りました。今頃は、おふくろと一緒に「皆元気だな」と笑いながら見てくれているような気がします。卆寿祝の昼餉のこの日、たまたま東京マラソンの日で、しかも門前仲町の永代通りがコースでした。観光の人もマラソンを走っいている人も外国の方が多いのには驚きました。三月は旧暦の「弥生」。「弥(いや)」は「いよいよ」、「生(おい)」は「生い茂る」の意とのことです。まさに草木芽吹く月・・・。長兄の卆寿を祝うにはふさわしい月です。万物に感謝です。祝卆寿と東京マラソン
雪見散策昼に熱燗客一人妙雲寺隣の日本料理・松本妙雲寺でも我一人でしたが、感じの良い小料理屋の松本でも私だけ。メニューには昼定食しか載っていませんでしたが、「熱燗で一杯やりたいので、おつまみできますかね?」と遠慮がちに訊きましたら、「今はお客さんがお一人ですので、夜のメニューでもいいですよ」とのことで、お刺身を造ってくれました。雪の寒さに熱燗、なかなか粋な気分でした。雪見の熱燗
木漏れ日に雪の山道古石仏那須塩原妙雲寺境内ここでも我一人で、細い雪の山道を登っていきますと、広い墓地があります。その道沿いにいくつかの古石仏が佇み、祈りの心がそこにあるように感じました。雪の山道古石仏
トルコ石ブルー涼し清水一輪挿しわが家の玄関京都瑞祥窯の清水焼です。このお店で孫娘は両親へのプレゼント陶器を作りました。彼女らの器用さには参りました。トルコ石ブルー
子夫婦の気遣ひ父の日プレゼント息子と娘の夫婦からそれぞれ、一つはお魚の三河みりん粕漬、一つは体調に合わせて選べるマヌカはちみつの濃度(?)が異なるマヌカハニースティック。ありがたいことです・・・父の日プレゼント
アイストゥインクル小バラと静かきらめけり奥さんの生徒さんが栽培された品のあるお花さんたちです。アイストゥインクルの正式名はスーパーベナアイストゥインクルだそうで、「トゥインクル」は;TwinkletwinklelittlestarHowIwonderwhatyouareのtwinkleだと思います。品のある小ささに惹かれます・・・アイストゥインクルと小バラ
アイストゥインクル小バラと静かきらめけり奥さんの生徒さんが栽培された品のあるお花さんたちです。アイストゥインクルの正式名はスーパーベナアイストゥインクルだそうで、「トゥインクル」は;TwinkletwinklelittlestarHowIwonderwhatyouareのtwinkleだと思います。品のある小ささに惹かれます・・・アイストゥインクルと小バラ
夏の日に浮かぶ緑や島のごと仙台堀川公園静かなひとコマでした公園の緑の島
藪寝間のコサギ安らぐ夏の暮仙台堀川公園この藪は、コサギのみならず、たくさんのダイサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウの寝間となっているようです。たまたま夕暮れの散策で目にとまった光景でした。コサギさんの目が何とも言えません。藪寝間のコサギさん
青春や楽し母校の体育祭走り跳ぶ懐かし母校体育祭高校母校の体育祭です。後輩たちの全力疾走を見て、「今は走れないな~、高校時代は走ってたな~」と懐かしくも、羨ましくも、そして、ワクワクしました。我らの時代には女子騎馬戦、大縄跳び、お助け綱引きはなかったような?また入場・退場時、また熱戦を繰り広げている時の音楽はありませんでした。世情の移り変わりを感じました・・・とにかく、後輩たちから弾ける若さ、元気を戴いた楽しい一日でした!高校母校の体育祭
新緑や昔しのばる修善寺の川桂川「修善寺」はお寺の名前でもあり地名でもありますが、言葉だけで何故か歴史というか、時を遡った風俗・風景というか、懐かしみが湧いてきます。小説「伊豆の踊子」の影響でもあるのでしょうか?写真の川中にある足湯温泉が弘法大師伝説のある「独鈷(とっこ)の湯」です。虎渓橋から撮りました。新緑の修善寺の川
新緑や小説うかぶ寺の鐘修善寺伊豆の踊子・・・新緑の修善寺
超新星爆発のごと薔薇の花近所のミニストップガーデンこのバラを観ていますと、爆発して瞬時に広がりながら自分に向かってくるように感じます。連想するイメージはビッグバン、超新星爆発・・・大宇宙と小宇宙、ミニストップガーデンで・・・薔薇と超新星爆発
ほのぼのと高きに花のあかりかな2014年7月仙台堀川公園泰山木の花の過去の写真を探していましたら、10年前の7月に撮ったのがありました。同じ木に今年は10年前より二か月早い5月に開花、温暖化の一つの証か・・・・泰山木と温暖化
このバラは乙女周囲もはなやげり近所のミニストップ美しいバラを見つめていると、その花のイメージと重なる「ひと」が思い浮かびます。乙女のバラ
高貴さにつつまれひたる薔薇の園近所のミニストップ庭園ミニストップのオーナーに感謝です。薔薇の高貴さ
詰め織らる花びら幾重薔薇の神近所のミニストップ庭園人を超える何かがおられるような・・・薔薇の神
天上の安らぎ泰山木花蕾仙台堀川公園花蕾(読み:文語形「くわらい」、口語形「からい」、花と蕾(つぼみ)蕾)「大きな蕾と花」で私が連想するのは、蓮、薔薇、牡丹、芍薬、立葵です。これらの花蕾から受ける印象と泰山木のものとは異なる世界のもののように思われます。一木の高みで、孤高にしてふくよかに湧き出で開くからでしょうか。泰山木花蕾
泰山木と出逢ふ懐かし病み上がりその2仙台堀川公園ふくよかな孤高の花の雄蕊と雌蕊が垣間見えました。この花も来年への備えを終え、あと1、2日で朽ちはじめ、消え去ります。懐かしき泰山木その2
泰山木と出逢ふ懐かし病み上がり仙台堀川公園この木の花さん一つ一つとは毎年会っているのですが、コロナ初感染・初自室隔離生活後の初散策で出逢ったためか、懐かしの思いが湧きました。孤高でいて膨(ふく)よかな温か味を感じるお花さんです。懐かしき泰山木
病み上がりにほのぼの泰山木つぼみ仙台堀川公園コロナ初感染後の初散策での出会い。泰山木も白木蓮も同じモクレン科ですが、蕾や花を身に付けた時の雰囲気は異なるように感じます。一木に生まれる泰山木の蕾の数は少なく、孤高でありながら膨(ふく)よかで、じっと見つめているといつしか心癒される思いがします。一方、白木蓮は鈴生りに蕾を付け、これからお祭りが始まるような賑わいと活気を感じます。泰山木の蕾ほのぼの
病み上がりにほつこり泰山木つぼみ仙台堀川公園初感染のコロナの症状も10日間の自宅の自室隔離生活で消えましたので、久しぶりに近所の仙台堀川公園を散歩しました。何気なく散策していたのですが、遠くの木立の上の方に泰山木の蕾がほのかに見えました。毎年、同じ場所で見ていたのですが、今回はとても新鮮に感じ、心癒される思いでした。泰山木の蕾
世は五月五年経(へ)コロナ初感染私はコロナワクチン接種は毎回いの一番に受けてきましたが、コロナ日本上陸5年後に感染してしまいました。外は五月晴れの日々を自室で隔離生活。発熱の翌日に病院に行き、鼻腔に綿棒らしきものを挿入され、直ぐにコロナと託宣されました。処方された薬は以前の風邪薬と全く同じ。入院の経験はなく、自室にこもり食べて寝るだけの生活も初めてですが、苦にはならず、むしろ、「何もしない」ことの楽さを堪能しました。後半、これに慣れたら大変かな?とちょっと心配になりました。お陰様で発熱は翌日から平熱に戻り、風邪の症状も逓減し、10日間の自宅隔離生活後、後遺症も感ぜずに平常の生活に戻ることができました。私は日頃運動をする方ですが、反省点は、もう年なんだから疲れを感じたら体を労わらないといけないということです...コロナ初感染