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みきちゃん
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2013/02/21

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  • 1月終わる

    年が明けて、まだ始動もしないうちに1月が終わる。それにしてもこの月はいろんなことが目まぐるしく起こった。能登の大地震で明け、松本仁志のセクハラ騒動。自民党の裏金に、トヨタ自動車の検査不正。日本に君臨してきた権威が、音を立てて崩れ始めている。残された月日の少ない高齢者は、この世にどんな思いを残して去っていくのか。昨年は同世代の多くの人が世を去った。昨夜、寝つきが悪くて読んだ本。宝島新書『ChatGTPは神か悪魔か』。そのなかに、政治をAIに任せる話があった。「デンマークでは2022年5月に「人工党」という政党が立ち上げられ、「政策はすべてAIに任せる」という政治思想を掲げている。またノルウェーでは、AIを活用して政治を行い、重要な政策判断をAIに評価させている。裏金を使って政策を金に歪められている日本ではA...1月終わる

  • 寒明け間近

    朝焼けが残るなか、自宅の近くの散歩コースを歩いた。電線にスズメが列をつくって止まっていた。林のなかで、チュンチュンと鳴く声が懐かしい。あまり見かけなくなったスズメの群れが、朝の光のなかで飛び回る。朝、陽を浴びたのには訳がある。国会で自民党の裏金をめぐる集中審議が中継される。しっかりと目覚めて、その様子を確認したいためだ。政治評論家の大森実が『自民党の終焉』を書いたのは、2007年。2009年の衆議院選挙では自民党が大敗し、民主党が政権の座に就いた。だがその3年後、民主党は選挙に敗れ、自民党が復権した。東日本大震災が起き、民主党のかじ取りに国民が不安を感じたことが要因のひとつでもあったような気がする。この国の民主主義はどこまで健全か。今日の集中審議で明らかになる。何故、裏金が必要だったか。何に使われたのか、...寒明け間近

  • 菜の花幻想

    昨日、満月。1月の満月はウルフムーンと呼ばれる。雪の降るこちらでは、雲の間から垣間見ることさえできなかった。この季節、月に連想されるのは菜の花だ。もう20年以上も前だが、3月娘たちと房総の旅をしたことがある。冷たい春風に吹かれて、菜の花が咲いていた。いまaiで「房総の菜の花、写実的に」とプロンプトを入れると、たちどころのに海に面した房総の菜の花の絵が生成される。20年前に見た風景とはあまりに異なっているが、満月の翌日に幻想の菜の花をビジョン化してくれる。蕪村の句は、うつつなきと詠んで、もはや現実を写し取ったものではない。指につままれている蝶々の翅は、現実をこえた感覚の世界で触れるでもなく、つままれている。雪景色の向こうに夢想する菜の花は、記憶の世界に住みついている幻である。aiをこんな風に使ってみれば、3...菜の花幻想

  • 予期せぬ大雪

    雪のない大寒であったが、昨日から各地が大雪に見舞われ、名神高速の関ヶ原では数キロにわたって車が立ち往生し、19時間もの間、解消されなかった。770台もの車が動けなくなってしまったのだ。この事態を聞いて、私はすぐに小国で起きた車の立ち往生を思い出した。もう50年も前のことだが、雪に閉ざされた車の中で、寒さをしのごうとエンジンをかけ続けたため、排気ガスが車内に入り込んで運転手が亡くなってしまったという悲劇だ。高速道路では、動けなくなったら降りて歩くこともできない。今回は簡易トイレや食料の配布などの対応が行われ、幸いにも命を落とした人はいなかったが、車内に閉じ込められた人々はどれほど恐怖を感じたことだろう。昭和55年12月24日、山形の大雪のことも今でも覚えている。午後2時ごろから降り始めた雪はどんどん積もって...予期せぬ大雪

  • 春を待つ

    日帰り温泉の通路に鉢植えの啓翁桜が咲いた。切り枝を室内の鉢に挿しておくと大寒の季節にも桜をみることができる。顔を近づけると、ほのかに春の香りが漂う。アロマがこのところ生活に入り始めている。ハーブカントリ-という専門店もみつけ、香油を買った。娘の勧めもあって、ローソクのランプにお湯を乗せ、そこへ香油を2滴ほどたらして香りと楽しむのだが、最近、エアーフレッシュナーという芳香浴の方法を知った。エタノールに精油を15滴ほどたらし、水で薄めてスプレー瓶にいれて噴霧する方法だ。ランプ方式ではローソクの日で温める、ランプの光でも癒されから十分に楽しめるが、噴霧式は気づいたとき何時でも香りが楽しめる。因みに使用する精油はローズマリー、レモン、ラベンダー、スイートオレンジなどだ。ものの本によれば、朝用いるローズマリーとレモ...春を待つ

  • 大寒

    今日、24節季の大寒。暦の上では最も寒い季節だが、暖冬で先日降った雪も消え温かい日を迎えた。昼過ぎ、青空にポツンと上弦の月が見えた。あと10日ほどで節分、陽がさすとすでに春の気配が生まれている。室内では、クンシランが花を咲かせ、アマリリスの花芽が15㌢ほど伸びた。初侯に「鶏初めて乳す」とある。厳しい寒さのなか、春を感じた鶏が卵を産む季節である。年のはじめから、暗いニュースが続く。精神科医の樺沢先生は言う。「暗いニュースを見続けると、うつ状態になる」地震の被害の悲惨さを、長く見ているのは精神生活によろしくないらしい。流されるニュースを見続ける時間を制限し、状況を知るために、朝夕短時間のチェックにとどめることが推奨される。チャットgtbに、高齢者が老後を楽しむ生活モデルを提案してもらった。本屋に行って、老後の...大寒

  • 奇跡の雪景色

    雪の無い1月。15日になって15㌢の積雪になった。車の屋根に降る雪が、あっという間に、5㌢を越える。朝の道路は、この冬初めて圧雪になった。日陰の道は凍り、滑らないで歩くには注意が必要だ。翌日、雲ひとつない晴天。計画していた里山歩きに10名の山仲間が集った。坂道で踏み跡をあるくと、山靴でも滑る。頂上から見える山形の市街、その向うにある奥羽山脈の雪景色は奇跡というほかない。こんな絶景を見るには、いくつも偶然が重ならねばならない。前夜の雪、雲ひとつない晴天。風もなく、そこそこ上がる気温。もし、朝靄がなく透き通った空気であれば、山の雪景色はさらにくっきりときれいだったろう。偶然が積み重なって得る絶景。山を歩く人にのみ恵まれる幸運だ。雪晴れて蒼天落つるしづくかな前田普羅富神山の麓には、この山頂の神社を守る集落がある...奇跡の雪景色

  • 寒の内

    新年の気分はなかったが、月日は飛ぶように過ぎていく。それにしても、こんなに雪の少ない寒の内は記憶にない。来週は大寒だというのに、平地には雪が見えない。蔵王のスキー場も雪が少なく、恒例のジャンプ大会のためにシャンツェの雪が運ばれている。道路に雪がないだけ車の運転も楽だが、この季節に見る青空は異常気象のシンボルのように見える。太平洋岸では、この季節普通に見える青空だが、日本海側の小雪はコメの不作の予兆でもあるのだ。昨日、詩吟の会の初吟会が開かれた。久しぶりに会う吟友の吟を小1時間聞いた。高齢化で会員たちの今年の抱負を聞いて回った。期せずして、「健康第一」という声が方々で聞こえた。そのなかで、「詩吟をもっと上達したい。」「美しい日本語を極めたい。」「仲間を増やしたい。」どのテーブルからの切実な声が聞えた。漢詩や...寒の内

  • 年初の雪山

    今年は元日から大地震が起き、飛行機の火災など、正月気分もないまま10日以上が過ぎた。今年の山の初登りは、高齢の笹谷峠。雪の少なさに驚く。避難小屋でストーブを焚き、sさん自慢のナメコ汁に新しい年を感じた。あいにく山は小雪が舞っていた。この峠はいつも風が強い。年末年始を身体を動かさずに過ごしたせいか、峠までの雪道を歩いて体力の衰えを痛感した。今までのように雪道を悠々と歩きたい。体力の維持、これが年初の目標の一つになった。いつもなら、ブログにも一年の計を書いていた。哲学者安岡正篤に『活学一日一言』の1月1日は「年頭清書」である。人間を知り尽くした人の年頭の言葉を、ここの掲げさせてもらう。その志の幾分かでもを分けてもらい、今年を生きるよすがとしたい。1残恨(残念なこと)を一掃して気分を新たにする2旧習(ふるい習慣...年初の雪山

  • 積雪5㌢

    年明け早々、悲惨なニュースが多すぎる。能登半島の道の亀裂を被うような雪が降った。避難所には、暖をとる手立てもないらしい。テレビで見る被災地の様子に、行動を起こすことのできないもどかしさが募る。こんなストレスを紛らわせてくれるのは幕末の歌人、橘曙覧の歌だ。たのしみは、で始まる「独楽吟」の連作。幕末という動乱の時代が、今日の国の危機に通じるものがある。たのしみは雪ふるよさり酒の糟あぶりて食ひて火にあたるときたのしみはそぞろ読みゆく書の中に我とひとしき人をみしときミストラルと呼ばれる北風がある。青空の光る南仏プロバンスに移住したばかりのイギリス人夫婦は、この北風の洗礼を受ける。アルプスから吹き下す風は、ローヌ渓谷で速度を増し、プロバンスを直撃してマルセイユから地中海へと吹き抜ける。夏は冷たい風となって涼しい夏を...積雪5㌢

  • 冬晴れ

    昨日、今日と荒天が続く。正月の家にこもっていたので、戸外で外の空気を吸った。能登震災、羽田の日航機火災と大事件が続いて暗い年明けになったが、青空の下の散歩はやはり清々しい。見たこともないあまりに澄んだ青空で、いい気分のなかに、少し不安も混じる。心の動きは微妙なものだ。どんな好天も、これで万端、不安はないという具合にはいかない。鳥残した柿の実に、ヒヨドリが群れている。こんな朝は、鳥たちにとっては心地よい食事の時間であるらしい。薬を10錠飲むよりも、心から笑ったほうがずっと効果があるアンネ・フランク眠る前に昔話を聞くのがルーティンになった。同じあたりに、聞き流し落語というのがあった。桂三枝の落語が流れてきた。話す姿があるわけではない。ラジオで聞くように、イヤホンから流てくる。落語を聞いて、寝落ちる人もいるらし...冬晴れ

  • 能登震災

    おだやかに明けた元日。雑煮と一杯のお屠蘇、静かな新年であった。年の暮から、ユーチューブのコンテンツを捜した。樺沢紫苑やひと月万冊の佐藤章など面白く、役立つコンテンツを見ていたが、新しくお気に入りに加えたのは、上杉隆、長谷川良品、望月衣塑子、相澤冬樹などのジャーナリスト。藤井聡のほんまものチャンネル、元明石市長の泉房穂など見がいのあるゲストが多く登場する。ブックオフで気になるジャーナリストの本を探すのも楽しみになった。特に正月のテレビは見るべき番組がないだけ、ユーチューブのコンテンツが楽しみになる。夕方4時ころになって、テレビの地震警報がけたたましく鳴った。震源地は能登。最初の警報では、ほぼ体感がないほどであったが、2度目の警報で大きく揺れた。震度は4であったらしい。激しい揺れは、2011年の3.11を思い...能登震災

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