2025.6.09 JR根室本線 音別-古瀬信号場 雄大な風景が広がる道東の音別周辺 丘を登ると緑に覆われた台地と 白い波が打ち寄せる太平洋が見渡せます。 遠くに日高山脈を望むこの丘には 6月の爽やかな風が吹き抜け 丘と海の境界には、一条の線路が伸びていました。 海沿いを駆けて来た特急列車は 穏やかな太平洋に別れを告げるかのように 車体を傾けて、湿原の中へと向かいます。...
2025.6.08 JR根室本線 西新得信号場-新得 根室本線沿線の帯広や芽室付近から その姿を見ることが出来る剣山(つるぎさん) アイヌ名は「エエンチエンヌプリ」と言い、 尖った山を意味するそうです。 北海道では珍しく信仰の対象となった山で、 登山口には剣山神社が鎮座し、 山頂では天に向かって剣が突き刺さっています。 十勝平野に張り出した剣山を背に 快足を飛ばす特急列車は大きな弧を描き 道東の拠点都市、帯...
2025.6.08 JR石勝線 西新得信号場-新得 日高山脈を貫く新狩勝トンネルを抜けて 駆け下りてくる特急「おおぞら」は、 北海道の主要な都市である 札幌駅と釧路駅を結んで運行しています。 1961年に登場した特急「おおぞら」は、 現役で使われている在来線特急の愛称としては 最も古いもので、かつては最大13両編成で 運行されていた時期もありました。 現在は4~5両という身軽な編成になりましたが 道内交通の重要な...
2025.6.07 JR函館本線 ニセコ駅 パウダースノーで世界的に有名なニセコは、 近年、外国資本による大規模なリゾート開発で 大きく変貌を遂げています。 その一方で、ニセコ駅前にある赤い屋根の 「ニセコ中央倉庫群」や9600形蒸気機関車の保存は、 この地が農業で栄えた歴史を今に伝えています。 雄大な羊蹄山の麓で栄えたニセコ地区 古き良きものと新しきものとを融合させて より良い街づくりを進めてもらいたいと思...
2025.6.07 JR函館本線 倶知安-小沢 別名を「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山は 均整の取れた美しい円錐形の山容を持つ 北海道を代表する山の一つです。 そのすぐ麓を走る函館本線(山線)には、 古くは大型の蒸気機関車が闊歩する時代を経て 今では最新の電気式気動車が運行されています。 雲がかかりやすく、なかなかその全貌を 見ることができない羊蹄山ですが いつの時代も鉄路を駆ける車両たちを 静かに見守っ...
2025.5.15 京福電鉄 太秦広隆寺駅 嵐山を始めとする洛西エリアを走る 「嵐電」こと京福電気鉄道は、 観光地への行楽路線であるとともに、 繁華街へ出るための住民の足ともなっています。 併用軌道と専用軌道が入り混じる路線は、 途中、太秦広隆寺駅付近で 広隆寺の門前を横切ります。 定番の撮影地ではありますが、 お寺の前を電車が通過するという 京都らしい風景の撮影を楽しみました。...
2025.5.14 ポートライナー 三宮-貿易センター 神戸市は港を中心に発展した街ですが、 日本で初めて花時計が設置ように 都会的な景観と自然が調和した 「花の街」でもあります。 歩道橋の上にも花壇が設けられ、 高層ビル群の中にも花々が咲き誇り、 市民や訪れる人々を魅了します。 その美しい景観の中を走る 未来的なポートライナーは、 都市機能と自然が見事に共存する 神戸らしさの象徴と言えるでしょう。...
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2025.6.09 JR根室本線 音別-古瀬信号場 雄大な風景が広がる道東の音別周辺 丘を登ると緑に覆われた台地と 白い波が打ち寄せる太平洋が見渡せます。 遠くに日高山脈を望むこの丘には 6月の爽やかな風が吹き抜け 丘と海の境界には、一条の線路が伸びていました。 海沿いを駆けて来た特急列車は 穏やかな太平洋に別れを告げるかのように 車体を傾けて、湿原の中へと向かいます。...
2025.6.09 JR根室本線 上厚内信号場-厚内 2017年に駅から信号場となった根室本線の上厚内信号場。 そこから程近くに、線路がきれいなS字を描く 有名な撮影ポイントがあります。 かつては走行する下り列車の編成全体を撮影できましたが、 現在では線路脇の樹木が成長し、 S字カーブの後ろ半分が隠されてしまいました。 鉄道写真で出会う美しい情景は、 まさに一期一会となることが少なくありません。 だからこそ、一...
2025.6.08 JR根室本線 西新得信号場-新得 根室本線沿線の帯広や芽室付近から その姿を見ることが出来る剣山(つるぎさん) アイヌ名は「エエンチエンヌプリ」と言い、 尖った山を意味するそうです。 北海道では珍しく信仰の対象となった山で、 登山口には剣山神社が鎮座し、 山頂では天に向かって剣が突き刺さっています。 十勝平野に張り出した剣山を背に 快足を飛ばす特急列車は大きな弧を描き 道東の拠点都市、帯...
2025.6.08 JR石勝線 西新得信号場-新得 日高山脈を貫く新狩勝トンネルを抜けて 駆け下りてくる特急「おおぞら」は、 北海道の主要な都市である 札幌駅と釧路駅を結んで運行しています。 1961年に登場した特急「おおぞら」は、 現役で使われている在来線特急の愛称としては 最も古いもので、かつては最大13両編成で 運行されていた時期もありました。 現在は4~5両という身軽な編成になりましたが 道内交通の重要な...
2025.6.07 JR函館本線 ニセコ駅 パウダースノーで世界的に有名なニセコは、 近年、外国資本による大規模なリゾート開発で 大きく変貌を遂げています。 その一方で、ニセコ駅前にある赤い屋根の 「ニセコ中央倉庫群」や9600形蒸気機関車の保存は、 この地が農業で栄えた歴史を今に伝えています。 雄大な羊蹄山の麓で栄えたニセコ地区 古き良きものと新しきものとを融合させて より良い街づくりを進めてもらいたいと思...
2025.6.07 JR函館本線 倶知安-小沢 別名を「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山は 均整の取れた美しい円錐形の山容を持つ 北海道を代表する山の一つです。 そのすぐ麓を走る函館本線(山線)には、 古くは大型の蒸気機関車が闊歩する時代を経て 今では最新の電気式気動車が運行されています。 雲がかかりやすく、なかなかその全貌を 見ることができない羊蹄山ですが いつの時代も鉄路を駆ける車両たちを 静かに見守っ...
2025.5.15 京福電鉄 太秦広隆寺駅 嵐山を始めとする洛西エリアを走る 「嵐電」こと京福電気鉄道は、 観光地への行楽路線であるとともに、 繁華街へ出るための住民の足ともなっています。 併用軌道と専用軌道が入り混じる路線は、 途中、太秦広隆寺駅付近で 広隆寺の門前を横切ります。 定番の撮影地ではありますが、 お寺の前を電車が通過するという 京都らしい風景の撮影を楽しみました。...
2025.5.14 ポートライナー 三宮-貿易センター 神戸市は港を中心に発展した街ですが、 日本で初めて花時計が設置ように 都会的な景観と自然が調和した 「花の街」でもあります。 歩道橋の上にも花壇が設けられ、 高層ビル群の中にも花々が咲き誇り、 市民や訪れる人々を魅了します。 その美しい景観の中を走る 未来的なポートライナーは、 都市機能と自然が見事に共存する 神戸らしさの象徴と言えるでしょう。...
2025.5.14 ポートライナー ポートターミナル-中公園 港町神戸のランドマークの一つとして、 アーチ型の美しい姿を見せる 赤い色の神戸大橋があります。 ポートアイランド方面へ向かう際に必ず通る橋であり、 その橋を渡るポートライナーの車窓からは、 神戸の市街地や港の景色を一望できます。 市民や観光客に親しまれている神戸大橋は、 神戸の街を観光と産業の両面から支える とても重要な存在です。...
2025.5.12 近畿鉄道 大和西大寺駅 大和西大寺駅は、平城宮跡の玄関口であり、 大阪、京都、橿原、奈良方面を結ぶ 近鉄の主要ジャンクションです。 ここでは京都・橿原線と奈良線が平面交差するため、 多数の線路切り替えポイントを有することで知られ その数は28基とも41基とも言われています。 平常時はコンピューター制御ですが、 遅延時などは電車の運行順序やタイミングを 熟練の係員が手作業で調整しています。 ...
2025.5.12 近畿鉄道 大和西大寺-新大宮 平城京跡の朱雀大路に建つ「朱雀門」 間口約25m、高さ約20mの大きな建物で 1998年に復元されました。 奈良時代の都であった平城宮ですが 現在は広い芝生広場が広がっており、 その一部に朱雀門や大極殿などの 建物が復元されています。 朱雀門が鎮座する朱雀大路は幅約70m、 世界遺産である平城宮跡の中を 門と同じ色合いの朱色と白の電車が、 颯爽と駆けて行きます。...
2025.5.05 秩父鉄道 樋口-波久礼 切り立った崖の上を走る秩父鉄道。 上り列車が秩父盆地の出口、樋口駅を過ぎると、 荒川が作り出した渓谷美が広がります。 荒川沿いに鉄道と国道が並走する隘路には、 現在でも秩父往還の旧道も一部残り、 この地が関東平野と秩父盆地の 境界であったことが偲ばれます。 自然の力強さと人々の営みが織りなす風景の中、 GWの乗客を乗せたSLパレオエキスプレスは、 一路終点の熊谷を目...
2025.5.05 秩父鉄道 樋口-波久礼 SLパレオエキスプレスの運行などで 観光鉄道のイメージが強い秩父鉄道ですが それ以外にセメント工場へ石灰石を運搬する 重要な役割を担っています。 セメント工場は連続運転が基本であるため、 原料となる石灰石を供給する貨物列車もまた、 GW中にも休むことなく運行を続けていました。 今日も日本の産業を支えるために 鮮やかな新緑と藤の花咲く秩父路を、 貨物列車が力強く駆け...
2025.5.05 秩父鉄道 武州日野駅 五月の風が吹き抜ける山あいの武州日野駅。 ピンク色のツツジが初夏を告げ、 静かな無人駅をSLパレオエキスプレスが通過します。 例年より花付きは少ないとのことですが、 可憐な花を咲かせるツツジは、 訪れる人の目を楽しませてくれます。 若葉と山々の緑を背景に SLのドラフト音が響き渡る風景を 初夏の秩父路で感じてみませんか。...
2025.4.06 東武日光線 栗橋-新古河 一面の黄色い菜の花の中を走る列車を捉えようと、 東武日光線沿線へ足を運びました。 黄色い絨毯が広がる築堤を駆け上がっていくのは、 斬新な窓のデザインが特徴的な 東武の観光特急「スペーシアX」です。 春霞のような淡い光が菜の花と列車に降り注ぎ、 白い車体の「スペーシアX」は 一路日光に向けて走り去って行きました。...
2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 真岡鐡道に限らずローカル線の駅には、 ホームに花壇が整備されているのをよく見かけます。 駅員がいた頃は手入れをする姿がありましたが、 無人化が進んだ今は、地域の方々がボランティアで 行われているようです。 久下田駅ホームの花壇には、 赤いチューリップと黄色と紫のパンジーが植えられ、 無人駅になっても、地域の人々から 大切にされている様子が伝わってきます。...
2025.4.07 真岡鐵道 寺内駅 不安定な天候が続く今年の4月。 寒い日が続いたかと思えば、 夏のような暑さになる日もあります。 この日も昼まではポカポカ陽気の晴天でしたが、 午後になると空には黒い雲が立ち込め、 雷鳴とともに大粒の雨が降り始めました。 雷から逃れるように駅にやってきた列車。 雨に濡れながらも凛として佇む桜の樹が、 優しく迎え入れているようでした。...
2025.4.07 真岡鐵道 西田井-北真岡 春の真岡鐵道の「SL・桜・菜の花街道」、 北真岡駅周辺は桜と菜の花が咲き誇る名所です。 SLもおか号の運転時には大変賑わうこの場所ですが、 平日の昼下がりは、春色の風景の中を、 普通列車が静かに走り抜けて行きました。 満開の桜と黄色い菜の花のコントラストは美しく、 訪れる人に穏やかな春の午後を与えてくれます。 のんびりとした時間が流れる、春の絶景でした。...
2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 ソメイヨシノがよく見られる場所として、 河川敷や学校、お寺の他に 鉄道の駅も挙げられると思います。 駅に植えられているソメイヨシノの木は、 線路に沿って一列に植えられている場合が多く、 斜め方向から眺めるとボリューム感が増し、 一段と重厚な姿を望むことができます。 真岡鐵道の久下田駅もその一つで、 見事に咲き誇った満開の桜の花が 小さなディーゼルカーを迎えてくれま...
2025.4.04 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの木を間近で見ると、 幹から直接花が咲いているのを 見かけることがあります。 これは「胴吹き(どうぶき)」と呼ばれ、 木が老木になると枝に十分な栄養が行き渡らず、 幹の途中から直接芽を出して 生き残ろうとするためだそうです。 老いてもなお懸命に生きる姿は、 閑散区間を走るローカル線のようで より一層愛おしく感じられます。...
2024.6.15 上田電鉄別所線 舞田-八木沢 「信州の鎌倉」と称される別所温泉ですが、 高台にある温泉地から広がる扇状地が 「塩田平」と呼ばれている地域です。 土壌が肥沃な塩田平は小麦や稲作が盛んで、 六月になると収穫を待つ麦畑の隣に 田植えを終えた水田を見ることが出来ます。 自然環境が明美で豊かな塩田平、 上田の街を支えてきた穀倉地帯が 夏を迎えようとしています。...
2024.6.15 上田電鉄別所線 八木沢駅 別所線の終点の一つ手前の八木沢駅では、 駅裏にある農道の脇に花壇が整備され、 マツバギクやベコニアなどの花々が植えられています。 これらは「八木沢水土里会」という組織によって 花壇の整備と管理が行われており、 花苗の植付け作業のほか、ため池堤体の草刈りや 農作業体験による住民との交流も実施しているそうです。 地域の玄関口である駅周辺の景観保全管理を行う活動に ...
2024.6.15 上田電鉄別所線 別所温泉-八木沢 JR上田駅から上田電鉄別所線に乗り換えて のどかな田園風景の中を走ること約30分、 最後の急勾配を登り終えると 標高554mの終点「別所温泉駅」に到着します。 駅の奥に広がる緑に包まれた温泉街は 日本武尊が東征の折に発見したと伝えられ、 また『枕草子』にも登場する、信州最古の温泉地です。 古来からの歴史ロマンが詰まった別所温泉。 温泉客を降ろした電車は、滑り台...
2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 池袋と埼玉県北部の寄居町を結ぶ東武東上線は、 池袋までの直通列車が途中の小川町までしか走らず、 末端区間の小川町-寄居間はローカル線の風情が漂います。 この区間は丘陵地帯の間を縫って走るため、 沿線には緑が多く、乗客は車窓から 豊かな自然を満喫することができます。 ローカル色豊かな区間をのんびりと走る ワンマン運転の短い4両編成の電車を、 線路脇のタチアオイ...
2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 今年の梅雨入りは、平年と比べて遅れており、 六月も下旬になってようやく 雨の日が続くようになりました。 梅雨時期を代表する花の一つ、タチアオイも 線路端に咲き始めます。 優しいセイジクリーム色の列車を背景に、 赤や白の鮮やかな花々が、 梅雨の景色に彩りを添えていました。...
2024.5.25 秩父鉄道 和銅黒谷駅 毎年初夏になると、南の国から渡ってきて 民家や駅舎の軒先などに営巣するツバメ。 しかし近年、その数は減少しているそうです。 身近だった里山の宅地化や、 農業の衰退により水田や耕作地が減少し、 エサとなる虫が少なくなっているためと言われています。 古くから人と共に自然の中で生きてきたツバメ、 彼達が安心して子育てできる環境を これからも守って行きたいですね。...
2024.6.05 秩父鉄道 武川-永田 今年の関東地方は梅雨入りが遅れていて、 晴れて暑い日が続いていますが、 紫陽花は暦どおりに咲き始めています。 強い太陽の光の下で照らされた紫陽花は これまで以上に色鮮やかで ビビッドな姿が印象的です。 これから本格的な梅雨の季節に入り、 しっとりと濡れた風情豊かな紫陽花にも 出会えることを楽しみにしています。...
2024.6.05 秩父鉄道 永田-武川 秩父鉄道沿線の熊谷市周辺は、冬は晴天日が多く 日照時間が長いという気候条件に恵まれて 古くから小麦栽培が盛んな地域として知られています。 特に明治時代から大正時代にかけては 小麦の栽培技術改良に尽力した権田愛三によって、 当時の熊谷市周辺は日本一の小麦生産地になりました。 刈取り前の季節に名産の小麦畑を行く電車は この時期ならではの風物詩です。...
2024.5.25 秩父鉄道 大野原-和銅黒谷 横瀬川に架かる秩父鉄道の横瀬川橋梁は、 秩父銘仙などの輸送を目的に建設された鉄道が、 秩父市内への延伸を果たすために造られた橋梁です。 当初は奥羽本線の初代松川橋梁を転用したものですが、 1971年に現在の上路式ワーレントラス橋へと 架け替えられました。 架け替えから50年余り経った現在も、 赤い橋梁として人々に親しまれています。 SLパレオエキスプレスが橋を渡って...
2024.5.25 秩父鉄道 親鼻駅 初夏の風薫る五月は、バラやツツジなどの花々が 美しく咲き誇る季節でもありますが、 赤く可愛いポピーの花もこの時期に開花を迎えます。 親鼻駅からアクセスできる 秩父高原牧場の「天空のポピー」は 今年は生育が今ひとつのようですが 駅裏のポピー畑は、まずまずの咲き具合でした。 風に揺れる花を眺めるように SLパレオエキスプレス号が速度を落として ゆっくりと駅を通過して行きまし...
2024.5.04 秩父鉄道 親鼻-上長瀞 鉄道写真では、今まで撮影できなかった場所でも、 木々が伐採されて視界が開け、 新たに撮影が可能になる場合があります。 荒川橋梁を望むことができるこの場所は、 斜面の竹林を一部伐採したことで、 橋梁を一望できるようになりました。 新しい角度からいつもの蒸気機関車を見ると、 今までとは違った新鮮な印象を受けました。...
2024.5.04 小湊鉄道 武州日野駅 ゴールデンウィークの晴天に恵まれた日 木造のホーム上屋が印象的な小さな駅に、 ツツジの花が咲く様子を眺めに行ってきました。 多くの人出を予想していたのですが 現場に着いてみると先客は1名のみで 周囲にはのどかな雰囲気が漂っています。 まだ満開には少し早かったものの、 ツツジと新緑の鮮やかな色彩を楽しみながら、 ゆっくりと初夏の一日を満喫することができました。...
2024.4.28 小湊鉄道 馬立駅 レールの敷設に使用されている木製の枕木は、 10年程度使用すると、腐ったり割れたりなど 経年劣化が生じます。 昭和の時代には、古くなった枕木が 駅周辺の敷地境界に再利用されているのをよく見かけましたが、 近年ではほとんど見られなくなりました。 とはいえ、ここは昭和の風情を色濃く残す小湊鉄道の馬立駅。 古枕木と同じように、JRからやってきたキハ40形気動車も 第二の人生として...
2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 今年のゴールデンウィークは晴天に恵まれ、 各地の観光地も賑わったようです。 房総半島の中央を走る小湊鉄道も、 普段は1・2両編成の列車を 3両に増やして運行していました。 長閑な田園風景の中で、 赤い車両と五月晴れの空のコントラストが 初夏の訪れを告げてくれます。 ...
2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 鮮やかなピンク色で花期が長いツツジは ゴールデンウィークの頃に見頃になり、 その美しい姿を楽しむ事ができます。 田植えを終えたばかりの田圃が広がる 上総川間駅の周辺に、 綺麗なツツジの花が咲いていました。 木漏れ日を受けて花びらを輝かせた花々が 列車の発車を静かに見守っています。...
2024.4.20 秩父鉄道 秩父駅 昭和の時代には機関車に牽かれた旧型客車が 全国津々浦々を駆けていました。 エンジンやモーターを搭載していない車両は 駅に停車中すると何とも言えない静寂が訪れ、 旅情感を盛り上げてくれたものでした。 ぶどう色に塗られた車体と開け放たれた窓が 蒸気機関車全盛の頃を彷彿とさせます。...
2024.4.20 秩父鉄道 上長瀞-親鼻 桜の季節が人々を楽しませてくれた後、 程なくして新緑の若葉の季節が訪れます。 昨今は温暖化の影響でしょうか 4月中旬でも初夏の様な陽気になる日もあり、 眩い若葉を目にするようになりました。 新緑に包まれた初夏の風渡る荒川橋梁を 旧型の客車を牽引した蒸気機関車が ゆっくりと渡って行きます。...
2024.4.10 JR八高線 松久-児玉 八高線の高麗川以北の非電化区間には、 日中一往復のみ一両編成の単行列車が運行されています。 乗客の乗車率を考慮すると、学校の試験期間など、 昼間の利用が見込まれる時期を除いては、 この運行形態で 十分かもしれません。 ローカル線をはじめ、鉄道そのものが 縮小傾向にあるのは寂しい限りですが、 咲き誇った桜の中を走る列車は、 我関せず、元気に走り去って行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 日本を代表する花のひとつであるソメイヨシノ 全国で約1000万本植えられていると言われ、 これらの多くは、挿し木や接ぎ木によって 増やされたものです。 駅や学校など公共の施設に植樹されたモノも多く見られ 久大本線の北山田駅のソメイヨシノもその一つです。 駅ホームの両側に咲く満開のソメイヨシノの中を 真っ赤な特急「ゆふ号」が通過して行きました。...