1009句目……日向ぼこの【こ】■小石蹴り家まで運ぶ寒夕焼季語……寒夕焼(かんゆやけ)寒中の夕焼けですね。子供頃に寂しい時や悲しい時にやった独り遊び。一…
1008句目……雪女の【な】■難問の幼のクイズ日向ぼこ季語……日向ぼこうんとね~赤くて〜丸くて〜おいしいリンゴって、なあ〜んだ?次は、日向ぼこの【こ】
1007句目……春近しの【し】■しくしくと泣きて気を引く雪女季語……雪女心配をして、近づいて来る人を襲う雪女。あっ恐!!次は、雪女の【な】
1006句目……春隣の【り】■リコーダー吹けば楽しや春近し季語……春近し子供の頃に、ほとんどの人が吹いたであろう縦笛。次は、春近しの【し】
1005句目……雪もよひの【ひ】■昼酒に酔うてごろごろ春隣季語……春隣(はるとなり)二月四日が立春、もうすぐ春です。休みの日は、昼飯を食べながら焙じ茶の焼…
1004句目……バスの旅の【び】■ビル街の人気無き路地雪もよひ季語……雪もよひ雪が今にも降り出しそうな空模様のこと。次は、雪もよひの【ひ】
兼題のページで、高橋将生さんに選んで貰った佳作の一句。お題は、「心」でした。■心配をしても切り無し秋の風秋に吹く心地良い風は、心配事や悩み事も、一時だけど…
1003句目……悪巧みの【み】■蜜柑剥く六人家族バスの旅季語……蜜柑(みかん)子供が2人とお父さんとお母さん、そしてお祖父ちゃんお婆ちゃんでバス旅行。次は…
1002句目……寒夜の【や】■薬缶吹くストーブ囲む悪巧み季語……ストーブ大人たちが、ストーブを囲んで何やらぼそぼそ……時々下品な笑い声が聞こえて来ます。次…
昨年、馬喰横山の駅通路ギャラリー展示された写真俳句です。■冬ざれや自分を叱る独り言季語……冬ざれ冬ざれとは、冬になって草や木が枯れ、そして海も山も荒れ果て…
昨年、馬喰横山の駅通路ギャラリーで展示された写真俳句です。■梅雨晴の寄り道近道回り道季語……梅雨晴(つゆばれ)梅雨の最中に、晴れる日のことです。中八です。…
1001句目……貰ひけりの【り】■リア充を爆破する夢見る寒夜季語……寒夜(かんや)身体を丸めて寝る寒い寒い夜は、ろくな夢は見ませんね。次は、寒夜の【や】
1000句目……春隣の【り】■リュックからはみ出す大根貰ひけり季語……大根(だいこん)俳句の世界では、大根を「だいこ」と読んで5、7、5に収めます。夕焼け…
999句目……着れぬ首の【び】■ビー玉に映す青空春隣季語……春隣(はるとなり)ビー玉を通した景色は、逆さまの世界。空が下に街並みが上に。次は、春隣の【り】
998句目……冬日向の【た】■タートルネックセーターを着れぬ首季語……セーター短くて太い首の俺と息子。着れば苦しいし、全く似合いません。次は、着れぬ首の【び…
997句目……狸蕎麦の【ば】■番犬にならぬ老犬冬日向季語……冬日向(ふゆひなた)ご近所で飼われて居る老犬、良く日の当たる場所で、転た寝をしてました。次は、冬…
996句目……息白しの【し】■霜の夜や七味たつぷり狸蕎麦季語……霜夜(しもよ)晴れた寒気の夜に降りた霜。冷え切った身体に、染みる立ち食い蕎麦です。次は、狸蕎…
995句目……赤セーターの【ター】■ターザンを真似る狂酔息白し季語……息白しアーア、アーーー!次は、息白しの【し】
994句目……寒の駅の【き】■黄ばみあるシャツ隠したる赤セーター季語……セーター黄ばんだシャツとか、少し破れてるけど、捨てられないシャツをセーターの下に着込…
993句目……着膨れての【て】■手洗ひに並ぶ老若寒の駅季語……寒(かん)我慢して電車に乗って居たのか、寒中の駅のトイレは、長い列が出来ています。次は、寒の駅…
992句目……初御籤の【じ】■自販機の前に迷ふ子着膨れて季語……着膨れ(きぶくれ)ジュースの自動販売機の前で、どれにしようか迷う子供。次は、着膨れての【て】
991句目……雪女郎の【う】■上向きて引きし「大吉」初御籤季語……初御籤(はつみくじ)元日の朝に氏神様でおみくじを引いたら、なんと大吉!今年は良い年になりそ…
990句目……雪をんなの【な】■亡き叔母の声色使ふ雪女郎季語……雪女郎(ゆきじょろう)さて、雪女と雪女郎の違いは何でしょうか?これは帯の締め方にあるそうで、…
989句目……寒の入の【り】■龍の背に跨り来たる雪をんな季語……雪をんな吹雪の中、突如現れたのは龍乗った雪の妖精!!次は、雪をんなの【な】
988句目……冬の月の【き】■筋力を付けて乗り切れ寒の入季語……寒の入(かんのいり)昨日1月6日、ぽかぽか陽気でしたが、寒の入でした。因みに、1月6日から1…
987句目……日向ぼこの【こ】■この星を叱るが如き冬の月季語……冬の月冷たく凍りついた冬の月が、この地球を厳しく睨みつけいるようです。次は、冬の月の【き】
986句目……ブロッコリの【り】■輪唱の「森のくまさん」日向ぼこ季語……日向ぼこ温かな公園のベンチで、子供たちが楽しそうに歌っています。次は、日向ぼこの【こ…
明けましておめでとうございます。我が家の年賀状です。では、今年初めの一句詠みます。■窓開けて空気一新お元日 とらをしりとり俳句は、五日から再開します。今年も…
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1479句目……盛りかなの「な」■和やかを一気に壊す油蝉季語……油蝉(あぶらぜみ)一匹の油蝉が近くで鳴き出すことで、一気にぶち壊しです。次は、油蝉の「み」
1478句目……梅雨入りすの「す」■睡蓮の余命三日の盛りかな季語……睡蓮(すいれん)睡蓮は、朝咲いて夕方閉じるを三日続け、そして散ります。次は、盛りかなの「…
1477句目……称賛すの「す」■すべり台出来ぬと泣く子梅雨入りす季語……梅雨入(つゆいりす)関東も梅雨入しました。じめじめ蒸し蒸しのはじまりはじまり~。次は…
1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1475句目……雲の峰の「ね」■根無草を呑みて直ぐ出す鯉の口季語……根無草(ねなしぐさ)浮き草のことですね。多きな鯉のが、大きな口で飲んだけど、不味くて直ぐ…
1474句目……好きの「き」■觔斗雲に乗りて突つ切る雲の峰季語……雲の峰(くものみね)もこもこの入道雲、積乱雲を雲の峰と呼びます。觔斗雲(きんとうん)、孫悟…
1473句目……大家族の「く」■草笛の「アメイジング•グレイス」好き季語……草笛(くさぶえ)ずいぶんと前だけど、夕方の公園で、お爺さんが吹いているのを、聴い…
1472句目……夏の午後の「ご」■ごきぶりが飛びてドタバタ大家族季語……ごきぶりこの世で一番の苦手はゴキブリです。まぁ、昆虫全体があまり好きじゃ無い俺です。…
1471句目……ソーダ水の「い」■糸通し直ぐに壊るる夏の午後季語…夏針の穴に糸を通す。すっかり老眼で無理なので、糸通しのお世話になっている俺。だけど、直ぐに…
1470句目……苺かなの「な」■悩み事一つ解決ソーダ水季語……ソーダ水こう言う時のソーダ水は、格別に美味い!!次は、ソーダ水の「い」
1469句目……薫る風の「ぜ」■全部食べ皿まで舐むる苺かな季語……苺(いちご)子供の頃は、苺に牛乳と砂糖をかけて潰して食べたりしてたけど、今は練乳をたっぷり…
1468句目……初鰹の「お」■おならして褒めらる赤子薫る風季語……薫る風(かおるかぜ)夏に吹く心地よい風を、褒め上げた季語です。次は、薫る風の「ぜ」
1467句目……スチュアートの「と」■土佐の酒に合はせる千葉の初鰹季語……初鰹(はつかつお)千葉の勝浦での、水揚げ量は関東で一番です。次は、初鰹の「お」
1466句目……夕涼みの「み」■ミニオンの目元の涼しスチュアート季語……涼し黄色の身体にオーバーオールを着て、水中メガネを掛けた宇宙人ミニオン。打表的な3人…
1465句目……炎天下の「か」■顔似たる犬と飼主夕涼み季語……夕涼みよく似てる犬と飼主って、見掛けるけど、あれ不思議ですね?一緒に暮らして居ると似てくるのか…
1464句目……男の子の「こ」■コカ・コーラそれともペプシ炎天下季語……炎天下(えんてんか)何故か好みの分かれるコーラ。どっちでも良いから、冷えたコーラをガ…
1463句目……孫娘の「め」■メロンパン囓る素足の男の子季語……素足素足、裸、何も着てない丸裸も、夏の季語です。次は、男の子の「こ」
1462句目……飛ばすの「す」■水泳のはじめの一歩孫娘季語……水泳生まれて六ヶ月を過ぎた孫娘が、水泳の体験レッスンに行って来ました。娘が抱っこしたままプール…
1461句目……油照の「り」■隣席に冷し中華のつゆ飛ばす季語……冷し中華勢い良く麺をすすったら、つゆが飛んで隣席の方の腕ぎりぎりに。セーフ!!次は、飛ばすの…
1142句目……日輪草の【う】■浮草を分けて皿出す河童かな季語……浮草(うきぐさ)緑色の浮草を分けて、緑色の河童が頭からぬっと出て来てビックリ!!なんて、想像…
1141句目……ランドセルの【る】■留守宅の塀に顔出す日輪草季語……日輪草(にちりんそう)向日葵(ひまわり)の別の名前です。旅行にでも行かれたのか、静かな庭か…
1140句目……ギンギン太陽の【う】■植田道とぼとぼ帰るランドセル季語……植田(うえた)田植えを終えて間もない田んぼのこと。そのあぜ道を、何が学校であったの…
1139句目……たくましきの【き】■キンキンのビールとギンギン太陽季語……ビールガンガン太陽の下で、キンキンに冷えたビールを、カンパ~イ!!次は、ギンギン太…
1138句目……アイスクリームの【む】■麦茶煮る母の背中のたくましき季語……麦茶(むぎちゃ)昔は家族が多かったから、大きな薬缶や大鍋で、汗をだらだら流しなが…
1137句目……髪洗ふの【ふ】■蓋を先ず舐むる癖ありアイスクリーム季語……アイスクリームお行儀が悪いけど、ついついカップアイスの裏を舐めてしまう俺です。次は…
1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…
1127句目……なすび漬の【け】■蹴り上げるサッカーボール夏の曇季語……夏の曇(なつのくも)よく晴れた青空と白い曇。気持ちの良い空へ、蹴り上げるサッカーボー…
1126句目……伯父と叔父の【じ】■自家製が美味いは妄想なすび漬季語……なすび漬「お客さん、うちの茄子漬は旨いよ! うちのカミサンが育てた茄子を、代々受け継…
1125句目……駄菓子売の【り】■緑陰にこそこそしたる伯父と叔父季語……緑陰(りょくいん)夏の緑溢れる木陰で、何やら良く無い相談。次は、伯父と叔父の【じ】
1124句目……青葉風の【ぜ】■ゼラニュームに隠るる引き戸駄菓子売季語……ゼラニューム今は品種改良され、形も色もいろいろありますが、昭和時代は赤色ばかりでし…
1123句目……夏の朝の【さ】■三叉路の出会ひと別れ青葉風季語……青葉風(あおばかぜ)気持ちの良い風が吹く、三叉路。次は、青葉風の【ぜ】