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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
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2012/05/18

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  • 稲垣直樹の『ヴィクトル・ユゴーと降霊術』

    昭和生まれの世代は、子供の頃、こっくりさんというのをやったことがあるだろう。こっくりさんは白紙に、「男」「女」に漢数字、五十音のひらがな、それに鳥居を描き、十円玉の上に、複数の者が指を置く。すると、指が勝手に動きだすので、それを記録していく。これがお稲荷さんのお使い、狐の心霊の御告げだと考えられていた。最後に鳥居の中にお帰りいただかないと罰が当たるとか言われていた。 これは日本古来のものでは…

  • 瞑想音声の作成

    瞑想するための誘導音声を作る場合、自分の好きな言葉が記されたテキストを選ぶ。頭の中に叩き込むことで、精神的な向上が望めるものが好ましい。単に抽象的であるより、比喩などを用いた哲学的なものがふさわしい。自分の場合は、ディーパック・チョプラの『ゆだねるということ』に収められた「七つの原理のスートラ」を選び、Audacityというソフトウェアで朗読を録音した。 録音した音声をAudacityで開き、トラックを新し…

  • 『バベルの図書館』をめぐって(ePub)

    アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスが選んだ世界文学全集『バベルの図書館』について、自由な形で書いたエッセイを一冊にまとめました。元の作品を読んでいなければ分からないというわけでもないので、気軽に読み流していただければと思います。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Babel.epub iTunesからダウンロードする場合は…

  • 甲府盆地をサイクリング(3)

    次は「ハーブ庭園 旅日記 勝沼庭園」に向かったのだが、場所が分からず、道を間違えたり、行きすぎたりした。駅から七キロほど離れた所にあった。 腹ごしらえをした後、ハーブ園の中を見学することにした。一万坪の大庭園が入場無料である。ただ、訪れたのが真冬だったので、屋外のハーブは小さく縮こまっていた。 一方、温室の中は春のようだった。シンビジウムがたくさん咲いていた。生前、母が株分けしてよく育ててい…

  • 第5版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(pdf)

    『電子本を作ろう!』(pdf)の第5版を公開します。ジャストシステムの「一太郎2016」に関する新情報を含んだ増補版です。ePubやmobi、およびpdf形式で作るノウハウを解説します。電子書籍の形式について説明した後、文章を書いていく上での注意点、ファイルの作成方法、公開の仕方などを順に述べていきます。 第五版においては、「一太郎2016」で追加された機能のほか、ePubの固定レイアウトとPDFの違い、ePubの脚注の問…

  • 作品集『動物いろいろ』(ePub)

    我が家で飼ってきた犬や猫、ウサギ、プレーリードックのほか、虫や鳥など小動物について書いたエッセイや短編をまとめてみました。 どれも短い作品ですので、動物好きの方は手にとって読んでみてください。 以下のリンクからダウンロードしてください。 animal.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music…

  • 芳川泰久の「見えるんです 固まるんです」

    東京新聞の夕刊を見ていたら、月刊掌編小説に芳川泰久の短編が載っていた。語り手の「わたし」は髭を生やした老人と、寄り添った夫人の夢を見る。語り手はそれが自分の曽祖父母だと思い込む。ところが、曽祖父は四十五歳で亡くなっていたことを知る。三年後、末娘が届けてくれた夫婦の写真は、以前夢で見た姿とそっくりで、横にいるのは妻だった。つまり、語り手は自身の姿を夢で予知していたことになる。 ここまでなら、家…

  • 音楽配信のOTOTOYについて

    僕は昭和生まれの人間なので、好きなアルバムは自分で所有したいという気持ちが強い。Amazon Music Unlimitedに入っているから、コンピューターでは音楽が聴き放題なのだが、SONYのウォークマンやAudirvanaに入れて、CD音質のものでも、ハイレゾ相当に変換して聴きたいのだ。 ウォークマンに関しては、Amazon Musicに対応したandroid版があるが、バッテリーの持ちが悪いというから、今のところ購入する気はない。パソコン…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(ePub)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • フクシマから来たウサギ(mp3)

    福島県浜通りで飼われていたウサギは、東日本大震災のあと、施設が閉鎖されて放置された。助け出されたウサギは、引き取られた女性のもとで幸せな日々を送るようになったのだが……。 自作の短編「フクシマから来たウサギ」を、今回は作者自身の朗読でお届けします。ファイルは6.4megabyteあります。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 自民、維新、国民民主が憲法改正の国民投票を強行?

    国民がWBCで日本チームの優勝に沸いている間に、自民、維新、国民民主は、緊急事態条項を含む「憲法改正のための国民投票」の強行を画策している。早ければ、統一地方選挙に合わせて、投票を強行するものと見られる。 緊急事態条項はナチスの全権委任法と同じで、国会での審議を経ずに出す首相命令に、国民は絶対服従する義務が生じる。首相の判断で言論の自由の制限、徴兵令、預金封鎖などの戦時体制を敷くことが可能とな…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(ePub)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 以下のリンクから…

  • Dr. Jeffrey Thompsonの《Gamma Meditation System》

    Dr. Jeffrey Thompsonは研究者、教育者、作曲家で、パルス音を美しい音楽の中に埋め込むことで、人間の脳に特定の周波数を生み出す画期的な方法を編み出した。脳波を誘導する方法としては、左右から異なる周波数の音を聞かせるバイノーラル・ビートが有名だが、パルス音による脳波誘導の方が利点が大きい。 パルス音の場合、ヘッドフォンで聞かなくても、効果が認められる点や、バイノーラル・ビートに反応しない人でも効果…

  • 伯母さんのうち(ePub)

    大正の末に酒屋の長女として生まれ、特攻隊員と恋愛の末に結ばれ、新型コロナウイルスのパンデミックの中で亡くなった母の姉に対する鎮魂歌です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 aunt.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/fo…

  • 一人でも多くの人に生き残ってほしい

    僕が言いたいことは、一人でも多くの人に生き残ってほしいということだ。こんなことを言うと、陰謀論者だと批判されるかもしれない。ただ、日本のマスコミは真実を報道していない。欧米で何が起こっているか、ほとんどの日本人は知らない。 知っているとしたら、身内や知人がワクチン後遺症になったり、不幸にして亡くなっている場合だ。僕の伯母さんも亡くなってしまった。心臓の冠動脈に血栓ができてしまった人もいる。帯…

  • SF的思考(ePub)

    SFが魅力的であるのは、現実世界の枠組みにとらわれず、人間の想像力の限界に挑んで、存在するかもしれない世界を探究させてくれる点です。ここでは狭義のSFに限らず、想像力で極限の世界を描いた作家にも触れました。エドガー・アラン・ポーやホルヘ・ルイス・ボルヘス、埴谷雄高に触れたのはそのためです。小説に限らず、SFの世界を描いた映画やドキュメンタリー番組も紹介しました。 以下のリンクからダウンロード…

  • 「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(57)

    セッション5は「計画センター」である。これから世界がどうなるかを知るのが、主な目的のようである。今までにないアイデアによって、物質世界が変革されるかを知る手がかりを得るため、セッション2の時のように、エントリーディレクターに会って、情報を求めるのだという。 ただ、僕の場合は、音声を聞きながら、人物と語るというのが難しい。夢の状態に入ってはじめて、アドバイスを得ることが多い。エントリーエディタ…

  • 「追憶・田子の浦」(ePub)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Tagonoura.ep…

  • iOSのアップデート

    iOSは比較的安全なOSだと言われるが、セキュリティのためには、最新版にアップデートしておいた方がいい。OSが古いせいで、アプリの一部がインストールできないこともある。 Twitterに関しても、アカウントの乗っ取りなどが起きているようだ。勝手にフォロワーの数が減らされたりしたら、乗っ取られている恐れがある。その場合は、早急にパスワードを変更するとともに、iOSのTwitterのバージョンを上げた方がいい。 ただ…

  • 童話と写真『茶トラのシマちゃん』(pdf)

    これは前作『ぼくはネコなのだ』の姉妹篇です。語り手は茶トラの弟ネコですが、子供でも分かるように、やさしい表現を用いるとともに、その後のストーリーも展開させました。 今回は我が家で撮りためたネコの写真を、本文の中に組み込みました。写真の可愛らしさと物語を比べてみるのも面白いと思います。 写真付きの固定レイアウトで、文字列を検索できるpdfは、パソコンで表示するのに適した形式です。スマホでの表示…

  • 笹原俊の『マッドフラッド』

    19世紀の初めまで、現在のシベリアからモンゴル、中国北部にかけて、タルタリアという帝国があったという。それが全くの空想の産物だとは思わないので、説得力がある説明を期待していたのだが、見事に裏切られてしまった。 まず、大聖堂がフリーエネルギーのエンジンだったというのだが、それを立証するためには、空気中から電気エネルギーを取り出して増幅する実験を見せてもらわなければいけない。その電気を運んだのは水…

  • 四国をめぐる旅(ePub)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Shikoku.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、フ…

  • ベジタリアンのドイツ人

    ベジタリアンとヴィーガンの違いは、ヴィーガンが肉や魚だけでなく、卵も乳製品もとらないのに対し、ベジタリアンの場合は、卵や乳製品はとるという違いがある。ヴィーガンの場合、動物を殺したくないだけでなく、動物から搾取したものもとらないという徹底ぶりである。 知人のドイツ人は、卵と乳製品は食べるから、ベジタリアンである。どうしてベジタリアンになったのか、その理由は生き残れないわけでもないのに、意識の…

  • 高野敦志編『高野邦夫詩撰』(pdf)

    高野邦夫は昭和3(1928)年、現在の川崎市幸区に生まれました。太平洋戦争末期に予科練に入隊。戦場に送られる前に終戦を迎えました。戦後は国語の教員を務めるかたわら、詩を書き続けました。日本詩人クラブや俳人協会の会員でした。平成9(1997)年、敗血症で亡くなりました。享年68歳でした。生前刊行された父の詩集、および遺稿から選び出した詩篇を『高野邦夫詩撰』としてまとめました。今回はパソコンでも簡単に開けるpdf版…

  • 正木晃の『図説 密教の世界』

    タイトルが示す通り、密教関連の図像や彫像、寺院、霊場に関する写真が満載されている。密教というと、日本の中期密教とチベットの後期密教がある。チベット密教についても概説はされているが、日本密教についての説明の方が比重が重い。 本書で興味深く感じられたのは、鎌倉新仏教への密教の影響について、詳しく記述されている点である。従来の説明では、浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、臨済宗の栄西、曹洞宗の道元、日蓮…

  • 増補版 超短編集「夢現万華鏡」(ePub)

    夢と幻想の世界を300字のショートショートにまとめた『夢現万華鏡』が生まれ変わりました。今回はさらに二十数篇を増補しました。 古典に取材したもの、SF、寓話、シュールな夢幻の世界のほか、現実の社会を風刺した話も収録しました。無限に広がるイメージと戯れたり、何が暗示されているか謎解きをしましょう。以前にダウンロードされた方も、ぜひ増補版をご覧下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 <…

  • フラットアースと天の氷

    フラットアースというのは、この星が地球儀で見られるような球体ではなく、平らだという説である。南極大陸と言われるものは、クレーターの中にあるこの世界を囲む氷の壁なのだという。南極条約で一般人の立ち入りが禁止されているのは、南極の氷の壁のさらに奥に、天の氷と呼ばれる物質でできた壁があり、この世界全体を覆うドーム、天蓋となっているという。 では、天蓋の外はどうなっているのか。それに関しては諸説があ…

  • 『ビーバップ Bebopとその周辺』(ePub)

    ビーバップ Bebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。 以下のリンクからダウンロードできます。 Bebop.e…

  • 大江健三郎氏が逝去

    ノーベル文学賞受賞の作家、大江健三郎氏が三月三日、老衰のために亡くなった。八十八歳だった。大江氏の経歴については、ここでは述べない。大江氏との接点のみについてのみ触れることにする。 大江氏の小説を初めて読んだのは、早稲田大学の文芸専修で、森常治先生の授業においてだった。当時の僕には「個人的な体験」は、表面的な理解しかできなかった。障害者の子どもを抱えた青年の苦悩は、大江氏の実子、知的障害を抱…

  • 第三版《ゲートウェイ・エクスペリエンス私見》(pdf)

    ロバート・モンローが開発した脳波誘導の技術「ヘミシンク」によって、変性意識の世界を誰でも体験できるようになりました。 ヘミシンクは能力開発、自己実現に用いられてきましたが、最近《ゲートウェイ・エクスペリエンス》のWave�Z日本語版が発売されました。これは死後の意識を擬似的に体験するプログラムで、来世への中継点とされる「フォーカス27」まで収録されています。それについて得た印象をまとめてみました。 …

  • 言論の自由を侵してフォロワーを外す工作員

    イーロン・マスク氏が経営に携わるようになって、Twitterにおける言論の自由が保障されるようになった。ただ、日本の場合は多少事情が異なるようである。 Twitter社に、投稿の削除を求めている件数では、日本の与党からが大半を占めているらしい。Twitterが日本人によく使われているということもあるが、岸田政権に対する国民の怒りが、Twitterという場で炸裂していることに、自民公明両党は危機感を高めているからだろう。…

  • ネルヴァル Nervalをめぐる随想(pdf)

    19世紀フランスの詩人、小説家であるジェラール・ド・ネルヴァルをめぐるエッセイ集です。シュルレアリスムの先駆者であり、プルーストにも影響を与えたとされるネルヴァルは、夢と現実の世界を生きて珠玉のような作品を残しました。 ここでは代表作の「シルヴィ」「オーレリア」をはじめ、奇妙な寓話「緑の怪物」や、フランス革命で処刑されたカゾット、プルーストとネルヴァルのテキスト、無意識の世界に触れる方法などに…

  • 漢字を廃止できない理由(2)

    韓国では現在、固有名詞以外は漢字を使わない。民族の文字であるハングルを使用すべきであるという思想があるからで、日常生活では漢字に触れずに暮らすことは可能である。ハングルは音節文字であるため、漢字の一字の音を、子音と母音の組み合わせで、一字で表記できるという利点がある。 漢字を原則用いなくなったのには、ナショナリズムが大きく関係している。ハングルという民族の文字が有るのに、どうして漢字を用いな…

  • 平成世相歌留多(ePub)

    カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づい…

  • 漢字を廃止できない理由(1)

    前島密は1866年(慶応二年)、将軍徳川慶喜に、「漢字御廃止之議」という建議書を提出した。欧米諸国に追いつくには、習得が難しい漢字が障害になると考えたからである。しかし、当時の公文書は漢文で書かれており、 その議論が本格的に取り上げられたのは、第二次世界大戦後のことである。日本に民主主義を行き渡らせるためには、漢字が大きな障害となっており、ただちに漢字は廃止できなくても、将来的に廃止することが検討…

  • 芥川龍之介論(ePub)

    芥川龍之介の「河童」「蜘蛛の糸」「藪の中」の三篇を中心に論じたものです。芥川の作品がお好きな方は、ぜひ目を通して下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 akutagawaron.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。 IEで…

  • 写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(pdf)

    静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連の…

  • SDGsの偽善について

    SDGsはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標を表す。貧困の撲滅、性差別の撤廃、環境の保全などを謳っており、国連や各国政府の政策や、企業や大学などの企画や研究と関わりを持つ。もっともな主張ばかりのようだが、実際には首を傾げるものもある。 性差別の撤廃は当然のようであるが、これが極端になると、性同一性障害で男性としての筋肉と骨格を持ちながら、女性であるという自意識を持つ選手が、…

  • 子どもの作り方(mp3)

    お母さんに子どもができたらしい。それを聞いたぼくは、どうやったら子どもができるか考えていた。結婚しただけで、女の人の体に変化が出て、赤ちゃんができてしまうんだろうか? 生まれるときはどこから出てくるんだろう。そこで、ぼくはお父さんに聞いてみることにした…… 自作の童話「子どもの作り方」を、今回は作者自身の朗読でお届けします。ファイルは10.9megabyteあります。以下のリンクからダウンロードしてくだ…

  • 甲府盆地をサイクリング(2)

    自転車を境内に止めた。駐車場を抜けると、本堂の下にある石段の前に出た。百段あるらしい。山門は寛政十年に再建されたもので、上り切った所にあるのが本堂。薬師三尊像を祀っている。本尊は秘仏で、五年に一度のご開帳以外は拝めない。左手にブドウを持っているところが特徴である。脇士の日光月光菩薩のほか、十二神将も祀られている。 現在の薬師堂は弘安九年に建立され、檜皮葺きのゆるやかに広がる屋根が特徴である。…

  • 小説「大空を飛びたい」(pdf)

    幼い頃から空を飛びたいという夢を持っていた。飛行機や気球を操縦するのは無理でも、パラグライダーなら挑戦できると思った。河津桜が咲く頃、僕はついに大空を飛んだのだが……。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • ウェイン・ショーター逝く

    ジャズのサックス奏者、ウェイン・ショーターが3月2日、ロサンゼルスの病院で亡くなった。89歳だった。若い頃は、アート・ブレーキーのジャズ・メッセンジャーズや、マイルス・ディビスのクインテットに参加した。 ウェイン・ショーターに関しては、僕はあまり詳しい方ではない。彼のアルバムとしては、《ナイト・ドリーマー》や《スピーク・ノー・イーヴル》など、まだ30代前半の頃のアルバムしか聴いていない。感情を抑…

  • 『バベルの図書館』をめぐって(pdf)

    アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスが選んだ世界文学全集『バベルの図書館』について、自由な形で書いたエッセイを一冊にまとめました。今回パソコンですぐに開けるpdf形式でアップロードします。元の作品を読んでいなければ分からないというわけでもないので、気軽に読み流していただければと思います。 以下のリンクからダウンロードし、保存してからお読み下さい。

  • 甲府盆地をサイクリング(1)

    昨年の暮れに母を老衰で亡くし、年明けに葬儀を済ませた。新型コロナウイルスのワクチンを一度も打たせず、感染することもなく、九十二歳まで生きて、火が消えるように静かに逝ったので、悔やむことは少ないが、親を亡くした心の傷は癒えることがない。気持ちを切り替えるために、近場に小旅行することにした。 山梨県は繰り返し訪れているので、今回は友人とサイクリングすることにした。降りたのは勝沼ぶどう郷駅である。…

  • お母さんはクリエーター(ePub)

    認知症を患った老母と、結婚しない兄と妹、家に住み着いた猫の兄弟。童話「茶トラのシマちゃん」のモデルとなった一家の介護の日々を、ユーモラスなエッセイで表現してみました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 (一部の機種で開けない問題は、すでに解決しました。携帯端末でも開けるようになりました。近日中にpdf版をアップロードする予定です。)

  • ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 初期形[ブルカニロ博士篇]』(3)

    銀河鉄道に乗っていたカンパネルラが、突然ジョバンニの前から姿を消す。宮沢賢治の四次稿では、ジョバンニはすぐに目を覚まし、夢を見ていたことを悟る。黒く大きな帽子をかぶった学者や、ブルカニロ博士の描写は、削除されているのである。 ますむらひろしは、現在『赤旗』日曜版に『銀河鉄道の夜 四次稿編』を連載している。ますむら氏が四次稿に忠実にならって、その部分を省略するのか、筑摩書房版や角川文庫版のよう…

  • 小説「海に帰る日」(pdf)

    日本が元気だった昭和の後期、遠いふるさとへの思いに駆られた母は、家を出たまま戻らない。認知症を発症した老母を見守る息子の記憶は、軍靴が高鳴る混乱期に生きる、まだ若かった母の面影を追っていく。 自作の小説をパソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクをクリックすると開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモ…

  • 連体修飾節の種類

    日本語における連体修飾節では、名詞の前に修飾する語句が来る。実際の例を挙げて説明しよう。 例 母が作った料理はおいしい。 修飾される名詞(料理)は、文法用語では「底の名詞」と呼ばれる。 それに対して、英語では名詞の後に修飾する語句が来る。 例 Dishes(which)my mother made are delicious. 英語など欧米の諸言語の多くは、修飾する語句を、どんどん後ろにつなげられるから、修飾する部分が…

  • デクスター・ゴードンの《ゴー》

    デクスター・ゴードン Dexter Gordonは、アメリカのテナー・サックス奏者である。僕が初めて聴いたのは、ピアノ奏者のバド・パウエルとパリで録音し《アワ・マン・イン・パリ Our Man in Paris》である。このアルバムはスクラップル・フロム・ザ・アップル Scrapple From The Appleやチュニジアの夜 A Night In Tunisiaなど、ビーバップの曲が中心となっているが、その中でデクスター・ゴードンが最も美しい演奏をしているのが…

  • スペース・ミュージックの世界(ePub)

    スペース・ミュージックの世界を紹介します。ここでは、ニューエイジ・ミュージックや、催眠性のある音楽だけではなく、広く宇宙のイメージを喚起する音楽についてですが。 冨田勲のシンセサイザーによる《宇宙幻想》、NHK特集『銀河宇宙オデッセイ』のサウンドトラック、意識変容の信号ヘミシンクを組み込んだアルバム、スペインの若手音楽家マックス・コルバッチョのアルバム、ホルストの《惑星》とNASAの宇宙探査機が…

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