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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
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2012/05/18

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  • 五能線は観覧列車(5)

    青森駅を出発して、もう三時間ぐらい乗っている。太陽はすっかり傾いて、赤みを濃くしていった。輪郭をくっきり見ていられるようになった。ソニーのカメラで撮影すると、全面の海が暗くなり、太陽の光ばかりが強調されて、コロナを放つ皆既日食のようなシュールな写真になってしまう。 太陽は水平線に沈むばかりとなった。海面を光の帯がこちらに向かって伸びている。太陽が一億五千万キロの彼方にあるならば、果たしてこ…

  • 青海の白い雲(pdf)

    チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。パソコンですぐに開けるpdf版を公開します。保存してからご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと…

  • 懐かしのチベット(pdf)

    チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。 今回はパソコンでもすぐに開けるpdf版を公開します。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニタ…

  • Windows11が点滅して起動しない場合

    Windows11が起動せずに、画面が点滅を続けるのは、Windows11の仕様をWindows10風にカスタマイズするソフトをインストールしていることが関係あるらしい。ExplorerPatcherなど、Windows10風にカスタマイズするソフトを、セーフモードで立ち上げたときにアンインストールすればいいようだが。 もし何とか起動できたら、バックアップを取った後、ディスプレイのドライバーの最新版がインストールできないか調べる。ただし、機…

  • 写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(ePub)

    静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連の…

  • 連休前に当座の資金を下ろしておこう

    情報鎖国で海外がどうなっているのか、日本のマスコミはほとんど報道しない。年金支給年齢を遅らすことで、フランス国民が激怒して、車を燃やしたり店を破壊したりの暴動が発生し、警官がデモ隊を無差別に警棒で殴っている。ブラジルやイスラエルでも、街中にデモ隊があふれて革命前夜のようになっている。 https://twitter.com/ikeTrump555/status/1639014795285524480?s=20 中国で銀行からお金が下ろせなくなって、取り…

  • 『西海道の旅』(ePub)

    古来、九州は西海道と呼ばれていました。火山が作り出した壮大な自然と、早い時期から流入した外国の文化・文明、それによる繁栄と歴史の悲劇、九州が日本の他の地方と異なるのは、外に開かれた国境の土地だったということです。 僕が三十代から五十代にかけて九州各地を旅して、忘れられなかった記憶を一つの紀行としてまとめてみました。旅をして何を感じたか、それが人生に意味を与えてくれるのです。 以下のリンクか…

  • 五能線は観覧列車(4)

    深浦駅の手前に来ると、景勝地とされる磯浜、森山海岸が近づいてきた。そこは五能線沿線でも、美しさが随一だという。日本画の画材にされており、傾いた日差しを浴びて悲哀を帯びている。目に見える光景も、それを目にする命も、今この瞬間を過ぎれば、定かでなくなってしまうことを告げている。 ただ、写真に撮るのはなかなか難しい。五能線はのんびり走るので、目で楽しんだり、カメラを構えたりするにはいいのだが、とに…

  • 梶井基次郎の青春(pdf)

    伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、パソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクをクリックすると、すぐにpdfが開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。

  • 河口慧海の『チベット旅行記』について(2)

    西洋人が理想化したチベットと、現実がいかにかけ離れているかは、当時のチベットの現実を記した本書を見れば明らかである。中国共産党によるチベット侵攻と文化大革命により、チベット仏教の寺院の多くが破壊され、ダライラマ十四世をはじめとする高僧の多くがインドに亡命し、チベット人の信仰が弾圧されたのは事実だが、悲惨な状況にあった人民が解放されたという側面は否定できないだろう。 セライ・アムチーと呼ばれた…

  • 四国をめぐる旅(pdf)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 河口慧海の『チベット旅行記』について(1)

    河口慧海は黄檗宗の禅僧だったが、漢訳の仏典に疑問を抱き、サンスクリット語の原典、および逐語訳であるチベット語の経典を得るために、インドからネパール経由で、鎖国政策をとっていたチベットに密入国した。 チベットへは、間道を抜けて潜入を試みたが、川に流されそうになったり、吹雪の山中で行き悩んだり、盗賊に荷物を奪われたり、女性に強引に迫られたりと、冒険小説に勝るほどの苦難を乗り越え、マナサワル湖経由…

  • お母さんはクリエーター(pdf)

    認知症を患った老母と、結婚しない兄と妹、家に住み着いた猫の兄弟。童話「茶トラのシマちゃん」のモデルとなった一家の介護の日々を、ユーモラスなエッセイで表現してみました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 五能線は観覧列車(3)

    日本海が見えてきた。午後三時頃、日はまだ高く海の青が鮮やかなのだが、西に傾いてきたせいか、心待ち赤みを帯びて、海面を照らす光にも憂愁を感じてしまう。千畳敷の駅が近づくとアナウンスが入った。列車は十五分ほど停車するので、海岸に写真を撮りに行けるらしい。発車三分前に汽笛を鳴らすそうだ。 ここは1793年2月(寛政4年12月)の西津軽地震で海底が隆起した所である。満潮になると潮が満ちて来るらしい。砂をかぶ…

  • 小説「大空を飛びたい」(mp3)

    幼い頃から空を飛びたいという夢を持っていた。飛行機や気球を操縦するのは無理でも、パラグライダーなら挑戦できると思った。河津桜が咲く頃、僕はついに大空を飛んだのだが……。 自作の短編「大空を飛びたい」を、今回は作者自身の朗読でお届けします。ファイルは7.8megabyteあります。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 五能線は観覧列車(2)

    新青森駅に到着した。これは新幹線開通を見越して、奥羽本線に新たに作られた駅である。構内にはリンゴの鈴や達磨、ねぶたの山車が飾られていた。奥羽本線に乗り換え、一駅で青森駅である。秋田行きリゾートしらかみは、十三時五十一分なので、駅前でラーメンでも食べようと思ったのだが、混んでいて間に合いそうにない。 列車に乗り込むと、コンビニで買った台湾まぜそばを食べた、天気は快晴なのだが、地面は雪で覆われて…

  • 小説「漁火」(ePub)

    佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。今回はepub版(縦書き)をアップロードします。ePubは携帯端末で見るのに適しています。ダウンロードされる方は、以下のリンクをクリックなさって下さい。 isar…

  • 五能線は観覧列車(1)

    JR東日本が「鉄道開業 150 年記念ファイナル JR東日本パス」という切符を発売した。これはフリーエリア内のJRと一部の私鉄が三日間乗り放題で、普通車の指定席も四回利用できて22150円というものだった。 そこで、友人と相談して十数年ぶりに東北を旅行することにした。三月初旬の快晴の日、東京駅の新幹線ホームから、九時三十六分発のはやぶさ新函館北斗行きに乗った。おしゃべりしていると、車窓から昨年夏に登った…

  • 平成世相歌留多(pdf)

    カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づい…

  • 歩いてほったらかし温泉へ(4)

    午後六時を回ったので、そろそろ出ようということになった午後八時。を過ぎると、列車の本数が極端に少なくなるからだ。 すでに真っ暗になっていた。着替えて外に出たのだが、ほったらかし温泉から離れると、山道には街灯がほとんどないため、足もとさえよく見えない。そこで、友人がスマホで足もとを照らしてくれた。 フルーツ公園の手前の坂を通って、下っていったのだが、公園の方が街灯があって歩きやすそうなので、…

  • 青空文庫を読む方法

    著作権が切れた書籍を電子テキストとして公開している青空文庫は、当初はテキストやhtml以外に、ボイジャー社のエキスバンドブックでも書籍を公開していた。この形式は新潮社の電子書籍でも採用され、パソコンで読むには最適なスタイルだった。WindowsXPまでは対応していたが、その後のOSでは開けなくなった。 現在、青空文庫はテキストとXHTMLで書籍が公開されている。ただ、テキストの場合は解凍しなければならず、縦書き…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(pdf)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • 歩いてほったらかし温泉へ(3)

    あっちの湯は、洗い場の横に内湯があり、屋外の露天風呂は、斜面に二列に浴槽が広がっている。その点、こっちの湯と同じような構造だが、あっちの湯の方がはるかに広い。泉質に関しては、今日は強アルカリ性の滑らかさが確かめられたから、加水されているかどうかが問題なのだろう。こっちの湯でもあっちの湯でも、休日は加水されていて温泉成分が薄く、平日なら本物の温泉を楽しめるということだ。 友人の説明によれば、強…

  • 「星新一の不思議な世界」(pdf)

    映像化が難しいと言われてきた星新一の世界ですが、『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』『星新一ショートショート劇場』などNHKで放送されたドラマやアニメを中心に、各作品の概要と感想をまとめました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • MQAが経営破綻

    ハイレゾをコンパクトにたたみ込むMQAの開発元が、経営破綻に陥ったと報じられた。MQAを再生するには、デコード用のDACが必要であり、それが普及を妨げたためと見られる。 MQAと言えば、海外の音楽配信TIDALがMQAストリーミングを行っているが、TIDAL側はハイレゾを、MQAからflacに切り替えて配信することを検討しているらしい。 一方、e-ONKYOはQobuz(コバズ)に統合されると見られ、準備段階としてWAV、MQA、MQA Stud…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(pdf)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 今回はパソコン…

  • 歩いてほったらかし温泉へ(2)

    急坂を上っていくと、日が傾いたせいで、薄ら寒くなってきた。上着を着て先を急ぐと、フルーツ公園の近くのサーキット場の横に出た。そのままほったらかし温泉の方に行っても良かったが、公園で一休みすることにした。 売店の中はガラガラだった。寒いし、平日だし。フルーツタルトとコーヒーのセットを注文した。甘い物を食べたおかげで、すっかり疲れが取れた。 三十分ほどくつろいだのだろうか。四時半になるので出発…

  • 「と」「ば」「たら」「なら」の違い

    人間は似ていることを区別するのが苦手である。フランス語を勉強していた頃、フランス語の単語を思い出そうとすると英語の単語が浮かび、英語でしゃべろうとすると、フランス語の単語が邪魔をした。 同じようなことは、中国人の日本語学習者が、日本語で文章を書いているときにも起きる。中国語の簡体字が混入してしまうのである。また、中国語で話しているのに、日本語の漢語が混じってしまい、国の友人に怪訝な顔をされた…

  • 写真とエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWAEA(小笠原)」(ePub)

    「僕の人生観を変えかねないような世界を、垣間見せてくれたのは海そのものである」 小笠原諸島の自然と接した体験を、詩的な文体で印象的につづったエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWARA」に、当時撮影した多数の写真を収録しました。以前、ダウンロードされた方も、小笠原の風土、固有の植物、イルカが泳ぐ底なしの海を、写真で体験してください。 固定レイアウトで、文字も画像化されています。8メガあるので、環境によっ…

  • 歩いてほったらかし温泉へ(1)

    常磐ホテルを出た後、バスで甲府駅に行った。中央本線の上りに乗って、春日居町の駅で降りた。とりあえず、バーミヤンで昼食を取ることにした。僕は鶏の唐揚げチリソースの定食を食べた。友人は天津飯を食べていた。前回来たときは、強い雨が降り出していた。 外に出ると、雲が切れて太陽が顔を出していた。すでに空の半分は青空になっていた。昨日、太陽に向かって「明日は晴れにしてください」と亡き母に頼んでいたので「…

  • 小説「シリウスからの旅人」(ePub)

    臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。 ファイルは11メガあります。環境によっては、ダウンロードに多少時間がかかります。以下のリンクからダウンロードしてください。 Sirius.epub …

  • 休診日に歯が激痛!

    いつも診てもらっている歯医者が、日曜日で休診だった。歯が激痛で夜も眠れなかった。そんな場合はどうするか。方法は二つある。日曜日でも診療を行っている歯医者に行く。もう一つは、痛みに耐えて月曜日まで待つである。 もし鎮痛剤が家にあれば、それを飲む。歯の痛みに効く薬には、ボルタレン、ロキソニンなどがある。ボルタレンは飲み薬としては市販されていない。ロキソニンは病院で出されるものと、市販されているも…

  • バタイユ Bataille 試論(pdf)

    20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、パソコンですぐに開けるpdfで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に…

  • 甲府盆地をサイクリング(7)

    翌朝は空が曇っていた。最高気温は三度だという。これでは、昨日のようにサイクリングするのは無理だろう。朝食の前に温泉に入ることにした。今朝は女湯と交換だった。洗い場が狭いと思った。浴槽は広かったが、露天風呂が岩風呂ではなく、四角い浴槽で内風呂より小さい。岩風呂の醍醐味がないから、女性客が不満に思ったのも無理はない。 朝食は七時半からだったが、ちょっと遅れてしまった。焼き鮭のほか、刺身やステーキ…

  • 「星新一の不思議な世界」(ePub)

    映像化が難しいと言われてきた星新一の世界ですが、『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』『星新一ショートショート劇場』などNHKで放送されたドラマやアニメを中心に、各作品の概要と感想をまとめました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Hoshi.epub 「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://podcasts.apple.com/jp/podc…

  • 甲府盆地をサイクリング(6)

    献立は以上の通りである。すべての料理に細かな心遣いがなされており、口に入れるごとに楽しみがある。美食家が随筆を書くのは、このような料理を口にしているからだ。 特においしかったのは、生本鮪のお造りで、赤身と大トロの厚切りの刺身が極上の味だった。醤油と山葵でもおいしいのだが、マヨネーズ入りの山葵ドレッシングは格別だ。富士桜ポークの角煮も、以前食べたことがあるが、箸で押すだけで崩れるほど軟らかく、…

  • 第三版『アイヌモシリへの旅』(ePub)

    北海道各地にあったユースホステルに泊まりながら、大自然に触れた心の旅をつづりました。成人して間もない大学生が、初老に至るまでの全8回の旅の記録をまとめました。 第三版では、広尾線や士幌線、砂原支線など、鉄道をめぐる旅や、冬の北海道の美しさ、消えつつある風景など、過去と現在に思いを馳せる全10章を増補しました。8.7メガありますので、ダウンロードには少し時間がかかります。 以下のリンクからダウン…

  • 福島第一原発の原子炉の底が抜けた!

    福島第一原発に関するニュースが、ほとんど報じられないのは、日本政府が情報統制しているからだろうか。それでも、地元福島の新聞が、原子炉の中がどうなっているか報じている。 予想していた最悪の事態が進行中で、原子炉内部のコンクリートは溶けて、鉄骨がむき出しの状態である。仮に福島県浜通りで震度6以上の強い揺れを観測したり、アウターライズ大地震による大津波が押し寄せた場合、原子炉が倒壊する恐れがある。…

  • ぼくはネコなのだ(ePub)

    夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧になって下さい。 以下のリンクからダウンロードしてください。 I_am_a_cat.epub iT…

  • 甲府盆地をサイクリング(5)

    電動アシスト自転車は、塩山駅で返すことにした。勝沼と同じく塩山も、同じ甲州市内だからである。下り電車で甲府駅に出た。ここ三年の間は、近場の旅行ばかりしていたから、甲府にも何度か足を運んだ。最後に来たのは、紅葉の頃だったろうか。 バスに乗って湯村温泉で下車した。甲府の常磐ホテルは三回目である。石和温泉の常磐ホテルにも一回行ったが。皇室御用達で、井伏鱒二や松本清張が利用し、将棋の竜王戦も行なわれ…

  • 小説「五分の魂」(ePub)

    小学校の分校が併設された喘息病棟に、甘やかされた子供たちが、病気に打ち勝つために入所させられていた。人々の善意で運営されていた施設では、子供たちの心は屈折していた。絵本を描くのが好きな少年豊は、思いも掛けないいやがらせを受けて……。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Gobunotamashii.epub iTunesからダウ…

  • Yahooプレミアムについて

    僕はTポイントカードをよく使っている。Yahooのオンラインショップで、Tポイントカードが使えなくなったので、それ以来、あまり買い物をしなくなっていた。 ただ、CDの廃盤がAmazonでは売っていなかったので、Yahooのオンラインショップで買うことにした。現在のYahooのショップでは、PayPayでポイントがたまるようになっている。残っていたポイントを使うことにしたのだが、Yahooプレミアムが本来は月500円なのに、6…

  • みちのく出羽の旅 (ePub)

    僕の青春時代から数年前に至るまでの全4回、東北を旅した紀行文です。東北は江戸時代までは、広大な地域が、陸奥・出羽の2国にしか分割されていませんでした。長らく日本人にとっては、最果ての地だったからです。 ここには、旅の先々で感じた思いやイメージがつづってあります。エキゾチックな感覚にとらわれるのは、僕だけではないでしょう。そこには寡黙ながらも、懐の深い自然があります。気軽に読めるものと思います…

  • 坂本龍一氏死去

    音楽家の坂本龍一氏が、三月二十八日に亡くなっていたことが明らかになった。坂本氏は長年癌を患っていたが、音楽活動だけでなく、社会運動にも力を入れてきた。明治神宮外苑の樹木伐採をやめるように、小池都知事に訴えたにもかかわらず、「世界のサカモト」を都知事が無視したことが、最近報じられたばかりだった。 坂本氏の文化的業績については、改めて触れるまでもないと思うので、ここでは自分自身の個人的な記憶にだ…

  • 高野敦志童話集(ePub)

    僕が幼児から成人するまでの思い出を元にした、「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」「子どもの作り方」「インコのピーちゃん」の三篇を、電子本のePubでアップロードします。ごく短い作品ですので、気軽に読めると思います。ぜひ、ご覧になってください。ちなみに、表紙の写真は幼い頃の自分です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 douwashu.…

  • 甲府盆地をサイクリング(4)

    おみやげ売り場にはベンチがあって、一休みできるようになっていた。無料でピーチティーを入れてくれるというので、飲んでみたら桃の果汁が入っていておいしかった。そこで1パック買うことにしたが、2パックだと1パックサービスしてくれるというので、勧めに乗ることにした。 あとはどうするか。まだ二時半である。ホテルに行くには早い。信玄餅の工場に行こうと、友人が言った。ただ、ここから約七キロぐらいの所、石和…

  • 「追憶・田子の浦」(pdf)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書…

  • ヘミシンクの《マジカル・パス》

    ヘミシンクは左右から異なる周波数の音を聴かせて脳波を誘導するバイノーラル・ビートを用いているが、多層的な信号を使用している点では、応用的な技術だと思われる。それに音楽と音声ガイダンスを組み合わせると、深層意識に容易に情報を送り込めるようになる。 引き寄せとか具現化の効果があるものとしては、ジョー・ギャレンバーガーの《ヘミシンクによる具現化》が知られている。これはリラックスした状態で、自分が求…

  • MQA-CDのリッピングについて(pdf)

    CDでありながら、ハイレゾの高音質、352.8kHz/24bitを再生するMQA-CDの音を聴いてみましょう。演奏の現場で聴くような、透き通った迫力ある音に圧倒されるでしょう。 MQA-CDを楽しむには、対応するディスクプレーヤーなどが必要ですが、最新の携帯プレーヤーでも聴くことができます。ただし、リッピングするには、テクニックが求められます。ここでは、その具体的な方法について説明します。以下のリンクからダウンロードし…

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