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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
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2012/05/18

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  • 「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(56)

    セッション4は「癒しと再生センター」である。フォーカス27には「レセプション・センター」(受け入れの場)があり、ここにはWAVE�Zヴォイジャー(航海)でも訪れている。「レセプション・センター」の中に「公園」があり、その公園の一郭に各自の憩いの場「スペシャルプレイス」がある。 フォーカス27の「スペシャルプレイス」に着いたら、「公園」を通って「レセプション・センター」の外にある「癒しと再生センター」に…

  • 高野敦志編『高野邦夫詩撰』(ePub)

    高野邦夫は昭和3(1928)年、現在の川崎市幸区に生まれました。太平洋戦争末期に予科練に入隊。戦場に送られる前に終戦を迎えました。戦後は国語の教員を務めるかたわら、詩を書き続けました。日本詩人クラブや俳人協会の会員でした。その詩は自らの戦争体験や動植物、猫や蝶などへの共感、家族、とりわけ母、高野ことへの思いを中心につづられています。中でも『定時制高校』や『川崎』などは、各種の新聞でも取り上げられまし…

  • 「~が~たい」か「~を~たい」か

    日本語の授業で、ドイツ人の学生と助動詞の「たい」について話したことがある。例えば「本が買いたい」と「本を買いたい」とでは、どちらが無標、つまり一般性が高いかということである。 彼がドイツで習った先生によれば、「本が買いたい」の方が無標だというのだが、それについては疑問がある。「本が」の「本」は時枝誠記の用語では「対象語」である。これを「本を読みたい」と言い換えても文意は変わらないから、日本語…

  • 第5版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(ePub)

    『電子本を作ろう!』(ePub)の第5版を公開します。ジャストシステムの「一太郎2016」に関する新情報を含んだ増補版です。ePubやmobi、およびpdf形式で作るノウハウを解説します。電子書籍の形式について説明した後、文章を書いていく上での注意点、ファイルの作成方法、公開の仕方などを順に述べていきます。 第五版においては、「一太郎2016」で追加された機能のほか、ePubの固定レイアウトとPDFの違い、ePubの脚注の問…

  • 宇宙船ニューエルサレム母艦について

    私たちの星以外に、知的生命体が存在するかは分からないが、その存在を信じている人たちがいる。宇宙には限りない生命が存在すると言われているので、人類が他の星からの生命体と交流するのも、時間の問題なのかもしれない。 宇宙人が地球に飛来する際の宇宙船にも、さまざまな種類があると言われる。マリリン・モンローQというTelegramでは、天の王国として知られてきたという巨大な宇宙船、ニューエルサレム母艦について…

  • 小説「たましい」(pdf)

    小学四年の夏休み、泳げなかった貴志は、父からプールで猛特訓を受ける。水が怖くなくなり、泳げるようになって帰宅した貴志を待ち構えていたものは……。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 葛西臨海公園を破壊する小池都政

    明治神宮外苑の森が、再開発を口実に伐採されようとしている。都民の心の憩いとなってきた自然が、小池都政の意向だけで破壊されようとしていることに、心を痛めている人は多い。 ところが、今度は葛西臨海公園に、小池都政の魔の手が伸びようとしている。東京オリンピックでの破壊を、かろうじて免れた臨海公園を、何と太陽光パネルを敷き詰めるために、破壊しようとしているのである。当初は水族館全体を廃止し、解体する…

  • 小説「大空を飛びたい」(ePub)

    幼い頃から空を飛びたいという夢を持っていた。飛行機や気球を操縦するのは無理でも、パラグライダーなら挑戦できると思った。河津桜が咲く頃、僕はついに大空を飛んだのだが……。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Ohzora.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋…

  • ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 初期形[ブルカニロ博士篇]』(2)

    ブルカニロ博士が現れ、それまでに見た映像は、すべて博士の実験によって、ジョバンニが見させられた夢だということが分かる。ジョバンニが勇気付けられたところで、初期形[ブルカニロ博士篇]は終わり、カムパネルラが川で水死したかどうかは定かではない。 四次稿では、カムパネルラがいなくなると、ジョバンニはすぐに目を覚ます。黒く大きな帽子をかぶった学者や、ブロカニロ博士も登場しない。その方が物語の構成とし…

  • 小説「シリウスからの旅人」(pdf)

    臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 初期形[ブルカニロ博士篇]』(1)

    宮沢賢治の遺稿『銀河鉄道の夜』には、四種類の草稿があるという。現在では四次稿が賢治の意図した最終稿に近いものとされているが、僕が最初に読んだ角川文庫版(定本は筑摩書房版『宮沢賢治全集第十巻』)では、カムパネルラが列車から姿を消したあと、黒く大きな帽子をかぶった青白い顔のやせた大人と、ジョバンニは語り合うことになる。 「ああ、どうしてなんですか。ぼくはカムパネルラといっしょにまっすぐに行こうと言…

  • 写真とエッセイ「立山黒部アルペンルートの旅」(ePub)

    本州にもこんな美しい風景があったのか! 立山、室堂高原、黒部峡谷鉄道の旅を、写真とエッセイで紹介します。現地で撮影した峡谷や高山の自然を、高解像度の写真で収録しました。リフローの電子書籍ePubで提供いたします。約9メガありますので、通信速度が遅い場合は時間がかかります。 以下のリンクからダウンロードしてください。 tateyama.epub

  • 「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(55)

    セッション3は「教育の機会」である。転生する前の準備として、学ぶべきことを習得するため、教育センターで「座学」か「実践トレーニング」、または、ある場面に遭遇させられ、それを現実のことのように対処する「シミュレーション」の方法で教えられる。 まだ生きている人間が、フォーカス27の教育センターへ向かう意義は、今の人生でやろうとしていることを、どのようにすればいいか、アドバイスを求めることである。 …

  • 『高野邦夫句集』(pdf)

    日本詩人クラブ、俳人協会会員だった高野邦夫が、一九八七年(昭和六二)に、芸風書院から刊行した『高野邦夫句集』を原本にし、俳句に詳しくない読者向けに、ふりがなと多数の注を加えました。多摩丘陵の自然、日常生活の幸せ、工場地帯の風景、闘病生活、文学への思いを綴った句集です。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍…

  • 黄色いニワトリ 赤いニワトリ(mp3)

    黄色いニワトリと赤いニワトリがもらわれてきた。お父さんにニワトリ小屋を作ってもらったぼくは、幼稚園から戻るのが待ちきれなかった。ある日、黄色いニワトリがぼくのことをつつきだしたので、ぼくは痛みにたえかねて叫んだ。 自作の童話「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」を、今回は作者自身の朗読でお届けします。ファイルは10.5megabyteあります。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 最終形』

    これは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の四種類の草稿のうち、最後に推敲したと見られる最終形をもとに、登場人物を猫にアレンジした漫画である。ますむら氏は、これに飽き足らず、『銀河鉄道の夜 四次稿編』の第二巻まで刊行している。第三巻に関して、ますむら氏にうかがったところ、今年五月に上梓されるということだった。 ますむら氏の『銀河鉄道の夜』に初めて触れたのは、『赤旗』日曜版の連載においてだった。これが現…

  • 小説「漁火」(pdf)

    佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。パソコンですぐに開けるpdfファイルなので、保存してからご覧下さい。特にfirefoxの場合、ブラウザのまま開かずに、pdfを保存してからにしてください。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモ…

  • トンネルと文学(pdf)

    伊豆の天城山隧道(旧天城トンネル)は、川端康成の「伊豆の踊子」、梶井基次郎の「冬の蠅」、松本清張の「天城越え」の舞台として知られています。三十代半ばの頃に旅した記憶をつづった文学エッセイです。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • お母さんはクリエーター(mp3)

    認知症を患った老母と、結婚しない兄と妹、家に住み着いた猫の兄弟。一家の介護の日々を、ユーモラスなエッセイで表現してみました。 今回は作者自身による朗読でお届けします。ファイルはmp3で6megabyteあります。以下のリンクからダウンロードしてください。 mother.mp3 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→…

  • 下野の薬湯板室温泉(3)

    午後十時半を回っていた。板室健康のゆグリーングリーンに入った。料金は五百円。コインロッカーに荷物を預けて。中にいるのはおじいさんばかりだった。おじいさんの憩いの場で、昔の話に花を咲かせている。あんた誰だいなどとは言われないが。 お湯はアルカリ性で、pHは8.7だそうだ。柔らかで熱くないので、いつまでも入っていられる。板室温泉の名物、綱の湯というのは、上から吊り下がった綱に、つかまりながら入浴する…

  • 第三版《ゲートウェイ・エクスペリエンス私見》(ePub)

    ロバート・モンローが開発した脳波誘導の技術「ヘミシンク」によって、変性意識の世界を誰でも体験できるようになりました。 ヘミシンクは能力開発、自己実現に用いられてきましたが、最近《ゲートウェイ・エクスペリエンス》のWave�Z日本語版が発売されました。これは死後の意識を擬似的に体験するプログラムで、来世への中継点とされる「フォーカス27」まで収録されています。それについて得た印象をまとめてみました。 …

  • ブルービーム・プロジェクトについて

    ブルービームとは青い光線のことである。これは世界の支配層が計画していることであり、世界中の国民が事前に知ることで、その危機を回避することができるのである。世界の支配層がすべてを計画しているのか、その背後で更なる力が働いているのかは分からないが。 第一ステージでは、複数の地震や自然災害がHAARPなどの技術を用いて、特定の場所で引き起こされる。それによって、宗教の基本的な教義が信じられなくなる。ト…

  • 作品集『動物いろいろ』(pdf)

    我が家で飼ってきた犬や猫、ウサギ、プレーリードックのほか、虫や鳥など小動物について書いたエッセイや短編をまとめてみました。 どれも短い作品ですので、動物好きの方は手にとって読んでみてください。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(54)

    ヘミシンクを聞くときに、ベッドで横になっていると、ほとんどの場合、数分以内に眠ってしまう。そこで、椅子に座って部屋を暗くして聞いているのだが、なかなか変性意識にまで到達しない。難しいものである。ベッドに横たわりながら、眠らないようにしないと、深い体験はできないのかもしれない。 セッション2は「エントリーディレクターと会う」である。エントリーディレクターとは、地上に生まれる前に手助けしてくれる…

  • ぼくはネコなのだ(pdf)

    夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧ください。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されま…

  • 天動説と占星術

    占星術を現代科学と比較してみましょう。現代科学は狂気じみています。我々の先祖は、宇宙の本当の中心である北極を、太陽が回っていることを知っていました。 しかし、主流の科学は我々が限りない空間を疾走している球体の上で生活していると、信じるように求めているのです。銀河系の中心にあり、最後には我々を呑み込むことになるブラックホールの周りを回っていると。我々は38マッハで宇宙を飛行しているというのです。…

  • 小説『水晶の眼』(pdf)

    仏師高村東雲に弟子入していた幸吉は、本所五ツ目の五百羅漢寺栄螺堂を壊すため、観音像が縄に掛けられ、二束三文で下金屋に売り飛ばされたという話を聞く。このままでは金箔を取るために、江戸の仏師が腕を競った観音像が火中に投じられてしまう。若き日の高村光雲の奮闘を物語にしてみました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャル…

  • 昆虫食が危険である理由

    ヨーロッパでは、パスタや菓子にコオロギ粉を混入させることが許可された。すでに混入された物が、市場に出回っているとみていい。昆虫食の中で、特にコオロギは危険で、人間に消化できないキチンが、癌の原因になるだけではない。雑食性のコオロギは、伝染病を感染させる恐れがあるほか、血栓の恐れがある酸化グラフェンを、人間の体内で生成させるという。 日本でもすでに、徳島の学校給食でコオロギが出され、テレビのア…

  • 増補版 超短編集「夢現万華鏡」(pdf)

    夢と幻想の世界を300字のショートショートにまとめた『夢現万華鏡』が生まれ変わりました。今回はさらに20数篇を増補しました。 古典に取材したもの、SF、寓話、シュールな夢幻の世界のほか、現実の社会を風刺した話も収録しました。無限に広がるイメージと戯れたり、何が暗示されているか謎解きをしましょう。以前にダウンロードされた方も、ぜひ増補版をご覧下さい。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロ…

  • ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 四次稿編』(2)

    宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、少年ジョバンニと親友カンパネルラが、夜空に広がる天空の世界を、軽便鉄道で旅する物語だが、ますむらひろしの漫画は、登場人物をすべて猫で表現したところに特徴がある。 第2巻目は銀河鉄道の旅が佳境に入る。この旅は天上の世界に旅立つカンパネルラを、ジョバンニの魂が追っていくのだという前提を理解していれば、より深い鑑賞が可能になる。「おっかさんはぼくを許して下さると思う」…

  • 青海の白い雲(ePub)

    チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Qingha…

  • 卵の価格が高騰しているわけ

    卵の価格が高騰しており、マヨネーズの生産に支障を来すほどになっているらしい。原因としては、鳥インフルエンザの流行で、養鶏所の鶏が殺処分になっているからだという。 ところが、そればかりではないらしい。アメリカでは、養鶏所が放火の被害に遭っている。その裏には、卵が新型コロナウイルスを自然治癒させるという研究結果があるようだ。 それに関して、世界経済フォーラムが、卵をヘロイン以上に危険な物質とし…

  • 懐かしのチベット(ePub)

    チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Tibet.epub iT…

  • 「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(53)

    ヘミシンクの「ゲートウェイ・エクスペリエンス」のWave�[「ユニオン(統合)時空を超えた旅」が発売された。一つ前の「Wave�Z ヴォイジャー(航海)」が、この世とあの世の境界であるフォーカス21、死者が体験する過渡的な現実であるフォーカス23、共通の想いを持った死者が集まる「信念体系領域」であるフォーカス25、転生するための中継点であるフォーカス27まで体験するものだった。 今まで体外離脱は何度かしたが、死…

  • みちのく出羽の旅 (pdf)

    僕の青春時代から数年前に至るまでの全4回、東北を旅した紀行文です。東北は江戸時代までは、広大な地域が、陸奥・出羽の2国にしか分割されていませんでした。長らく日本人にとっては、最果ての地だったからです。 ここには、旅の先々で感じた思いやイメージがつづってあります。エキゾチックな感覚にとらわれるのは、僕だけではないでしょう。そこには寡黙ながらも、懐の深い自然があります。気軽に読めるものと思います…

  • 「サステナブル(Sustainable)」に注意!

    ヨーロッパでは、パスタや菓子類にコオロギ粉を混ぜることが許可された。昆虫は人間には消化できずに、癌の原因となるキチンという物質が含まれる。また、寄生虫が潜んでいる恐れがある。たとえ多くの人に害がないように見えても、アレルギー反応を起こす恐れがある。 にもかかわらず、アレルギー反応に関する記述をしないばかりか、原材料に「コオロギ」cricketという記載をせずに、コオロギ粉を混入するという。そして、…

  • 小説『水晶の眼』(ePub)

    仏師高村東雲に弟子入していた幸吉は、本所五ツ目の五百羅漢寺栄螺堂を壊すため、観音像が縄に掛けられ、二束三文で下金屋に売り飛ばされたという話を聞く。このままでは金箔を取るために、江戸の仏師が腕を競った観音像が火中に投じられてしまう。若き日の高村光雲の奮闘を物語にしてみました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Suisho.epu…

  • ネルヴァル Nerval の短編「緑の怪物」(ePub)

    19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。以前、「緑の怪物」の…

  • 植民地状態を永続させる「憲法改正」

    私は日本が植民地状態を脱し、真の独立を遂げることを願う者である。日本は幕末にイギリス女王の支配下に入り、連合国に敗戦してサンフランシスコ平和条約で形式的に独立を回復したのちも、実質的にはアメリカ軍政下に置かれたまま現在に至る。真の独立を回復しないうちに憲法改正を行うことは、現在の植民地状態を永続させることにつながる。 したがって、日本が真の独立を遂げるまでは、国民は一切の憲法改正を拒否すべき…

  • 下野の薬湯板室温泉(2)

    木造三階建ての加登屋という旅館は、かつての隆盛ぶりを伝えていたが、人影が全くない。「男はつらいよ」の寅さんでも泊まっていそうな旅館だが。温泉に入る前に、板室健康のゆの隣にある那須塩原ビジターセンターに入ることにした。 軍のかつて板室は、旧幕府陣地となり、新政府軍との戦闘で人家も焼かれたという。会津と隣接している地だから、そんな悲劇にも見舞われたというわけだ。 温泉は火山ガスが地下水と触れて…

  • トンネルと文学(ePub)

    伊豆の天城山隧道(旧天城トンネル)は、川端康成の「伊豆の踊子」、梶井基次郎の「冬の蠅」、松本清張の「天城越え」の舞台として知られています。三十代半ばの頃に旅した記憶をつづった文学エッセイです。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Tunnel.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下…

  • 回転寿司とペロペロ少年

    回転寿司のスシローで、醤油や重ね起きしてあった茶碗、回転する寿司の上に、自分の唾液をつけた高校生の映像が、日本ばかりか中国にまで拡散され、大変な事態になっている。キョロキョロしながら、指を口にくわえた姿は、とても高校生とは思われず、幼稚な小学生にしか見えない。 仲間たちでイタズラした動画を、共有するつもりだったらしいが、それがネットに流れて拡散された。他人の寿司を箸で摘まんだり、ワサビを載せ…

  • 第三版「男はつらいよ」おぼえがき(pdf)

    山田洋次の映画『男はつらいよ』の最新作「お帰り 寅さん」をはじめ、「少年寅次郎」とそのスペシャル版、「贋作 男はつらいよ」など、最近の情報を増補しました。 山田洋次の『男はつらいよ』は、葛飾柴又を舞台にテキ屋稼業で全国を旅した車寅次郎を描き、国民的な人気を博したシリーズです。寅次郎が訪れた土地や、ヒロインについて感じたこと、思い浮かんだことをまとめてみました。制作された全作品を年代順に並べ、…

  • 本山博の『自分でできる超能力ヨガ』について(2)

    小周天を簡単に説明しているが、これはすぐに修得できるものではない。気の移動をイメージするのは容易ではないからである。真言とともに気を移動させるチベット密教の気功(蔵密気功)の方が、はるかに早道だろう。 大周天についても触れているが、これは習得がさらに難しい。全身に気を巡らせるようになるのが前提だからだ。これに関しても、チベット密教の気功が有効である。 本山氏は呼吸法と瞑想によって、チャクラ…

  • 梶井基次郎の青春(ePub)

    伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、電子本ePub3形式(縦書き)で配信します。 以下のリンクからダウンロードしてください。 atsuitenohira.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該の…

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