菊挿すや裏山に立つ先祖墓 今日は、ひたすら雨です。燕が活発に動き回っております。こう言う日に餌の虫が沢山翔んでいるのでしょうか。 菊挿すや集団下校通る道山の…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
紫の両手伸ばして野菊かな 天気でしたが、雲の多い日でした。 風も友ひかりも友や野紺菊群離れ一輪高き秋桜小鳥くる青空の棲む小枝へと小鳥くる高圧線は天へ延び天界…
炎立つごとく冬の花蕨かな 一丁平へセンブリの花を見に行ってきました。 冷え冷えと山の更科升麻かな晩秋の林道暗く靴の音薄闇に浮かびてきたる冬苺晩秋の渓流の音身…
そろそろ一丁平にセンブリの花が咲いている頃ではないか、 日影林道から城山を経て一丁平のセンブリの花を楽しもうと 、高尾駅改札に友と八時に待ち合わせである。バ…
雨後の秋の野原の静けさよ 雲はありますが、午後になって晴れましたね。 空き地ひとつ埋めて明るき泡立草雲割れて色付きてくる秋の峰青空を得て奥多摩は秋の色曇天を切…
紅葉や公園ガイドボランティア 今日の昭和記念公園は、天気が良いせいか、人が多かったです。 公園口出迎えてゐる秋の風秋光を連れて足漕ぎボートかな湖ひとつ明るく…
源泉の絶え間なき湯気紅葉山 那須二日目は、三斗小屋温泉大黒屋から隠居倉を経て朝日岳へ登ってきました。 晩秋の渓へ靴音響きけり源泉の硫黄囲める紅葉山草の実を訪…
三斗 温泉 大黒屋の朝は、 障子のドアをとんとんと 叩く音が六時にして、お茶のセットを外に置いてくれて、六時三十分には 朝食のお膳が運ばれて、温泉卵と海苔…
霜降や山の装備に余念なし 火曜日と水曜日と、那須に行ってきました。歩かなければゆけない宿、三斗温泉大黒屋に一泊してきました。 峰分けて紅葉を分けて山のバス返…
広島の友が上京するのでその日と私の都合を合わせて、 紅葉の山を計画した。何事にも旬があり、それに自分を合わせるというのも、至難な事には違いない。そんなことを…
日差しはも湾曲にする芒かな 午前中は、歯医者で、終わってから昭和記念公園を散歩しました。 逆光を宿してをりし芒かな生きるため群れなすことも泡立草秋空の白雲絵…
秋晴へ白雲放つ富士の峰 秋晴と言う天気でした。日光の山も筑波も良く見えました。 駅前の草原をゆく秋の蝶秋の鳥雲を切り裂くやうな声青空で燃えてをりたる柘榴の実…
そぞろ寒千切れ飛ぶ葉が頬を打つ 日当たらないところでは、北風が吹いて寒かったです。 秋寒し暗雲風を連れてきて街角に明るさ寄せて秋桜酒米の幟を立てて豊の秋秋明…
奥多摩の稜線遥か泡立草 天気が良いので、昭和記念公園は、結構な人出です。コスモスも見頃です。 影絵なす奥多摩の峰水の秋湖の波躍らせてゐる紅葉金木犀雪降るやう…
クレーン立つ果てに連山秋霞 図書館へ本を返しに行ったら、お休みで、ボックスへ入れてきました。 秋の空斜めに昇るヘリコプター自然音模写する人や暮の秋叢の小公園…
秋天へ見えぬ富士の峰描きけり 国立の田圃も、刈り入れがすんでいるところが見受けられます。 泡立草白雲の棲むところまで櫨紅葉母屋も蔵も黒瓦連山の窪みが峠秋霞秋…
泡立草空の果てなる多摩の山 今日は、昭和記念公園を散策しましたが、入園者が平日の割には、多かったです。 奥多摩の山々生める秋の雲遠山は紅葉蔵して影絵なす青空…
玄関を出れば青空小鳥くる 今日は、国分寺で現職の時の仲間と昼飲みの会でした。 もみくちやに風の形の秋桜教会の前にひと鉢秋桜白々としたる野をゆく秋茜曼珠沙華玄…
燈火親し半畳あれば吾が書斎 今日は、午前中雨で、家を一歩も出てないです。広島勝ちそう。 燈火親し火襷走る備前壺燈火親しまづは頭を空つぽに燈火親し活字の海に立…
高速道その下を抜け赤のまま 久しぶりに山歩きに景信山に行ってきました。秋草と出会えました。 末枯や雲解けてゆく解けてゆく残る虫そのひと声の響きかな野紺菊目を…
約一ヶ月ほど山の間隔が空いて、一ヶ月も開くと体が振り出しに戻りそうなので、まず、 大好きな景信山から始めよう。 秋の草花で見ていないものが多いので、とても楽…
秋澄めり青といふ色天に地に 吉祥寺に行ったついでに、モンベルに寄ってきました。 秋色の湖畔天地の青迫る青空てふ宇宙引き寄せ薄紅葉紅葉や箱根に空の横たはる秋天…
赤煉瓦造りの校舎櫨紅葉 京都の二日目の朝は、相国寺・御所・梨木神社を散策しました。 武家門の校舎や色を変へぬ松赤煉瓦炎としたる酔芙蓉大鉢の白き名札や破蓮水底…
僧堂の赤きスリッパ曼珠沙華 結社の45周年行事を終えて、京都から帰ってきました。建仁寺と高台寺に行けました。 僧籍の順位まづ知るそぞろ寒金箔へ秋日風神雷神図…
爽やかや支へ木昇る水陽炎 明日から二日間、京都に結社の45周年を祝う会に参加してきます。帰りましたら、また、よろしくお願い申し上げます。 築山に峠に名前秋澄…
秋の日に陰影深めをる銅像 秋晴の良い天気でした。 秋風の抜ける駅前通りかな稲架に乗せ多摩の横山空に置く南武線駅前稲架の並びをり稲穂波多摩の横山ある限り天も地…
湾曲に日を受け賜ふ女郎花 良く晴れて気持ちの良い一日でした。 幾たびも日の斑過ぎゆく女郎花日を灯し眩し過ぎるよ女郎花秋明菊時に厚みのあるごとく天の青掬ひてを…
居酒屋の壁に魚板や鰯雲 ミゾソバがずいぶん綺麗に咲いてきました。 雲を背に初冠雪の富士の嶺白雲と富士の初雪結ぶ合ふ木の柵の空き地一輪曼珠沙華曼珠沙華芝生を突…
鳥帰る旋回まるでブーメラン そういえば、昨日まだ、燕を見ました。 樹下の風身に帯びてをり秋明菊秋明菊むかし話しにある厚み秋明菊ぐらりと過去の扉かな秋明菊吾に…
手作りの棚より葡萄たわわなり 秋らしい天気が続きます。 路地と路地結ぶ路地にも曼珠沙華日を散らし翔べる早さや秋の蝶中空を輝かしゆく蜻蛉かなミサの日や幾鉢も朝…
水場より飛び出してくる秋の蝶 朝起きたら、左目が真っ赤に充血して、病院へ行ってきました。十日ほどで治るようです。 苔の上橡の実ひとつ座りをり橡の実の落ち尽く…
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菊挿すや裏山に立つ先祖墓 今日は、ひたすら雨です。燕が活発に動き回っております。こう言う日に餌の虫が沢山翔んでいるのでしょうか。 菊挿すや集団下校通る道山の…
夏旺ドア開けて乗る青梅線 明日雨の予報のせいか、じめじめした暑さです。 開け閉めは手動なりしよ冷房車寝違へしところ痛むや半ズボン冷房車ひと席おきに座る客夏雲…
終点の駅舎住まひの夏つばめ 昨日は、金毘羅山から南沢あじさい園、深沢家土蔵を訪ねて武蔵五日市まで歩きました。 登山者を吸ひ込みバスの沈みゆく道々の胡瓜の花が…
武蔵五日市の南沢あじさい園を久しぶりに訪ねようと、 友を誘って南沢あじさい園に金毘羅山と深沢家土蔵を加味した三点セットで巡ることにした。 友とは武蔵五日市の…
炎天へ出てまた地下へゆく電車 久しぶりで、府中郷土の森を歩いてきました。 炎天のレンズのごとき空ひとつ炎天下眉毛なき人歩みゆく炎天の街にこんもり杜のあり炎天…
夏の湖望みさざなみ広場かな ひと時晴れましたが、雲の多い一日です。 漁れる鳥の飛沫や夏の湖曇天の静寂に揺るる青楓青楓濃淡まるで水彩画天界へポプラ青葉を広げを…
梅雨晴間二色に染めてロングヘア 香雨の鷹羽狩行名誉主宰が5月27日に亡くなったことを、今日、野島さんのブログで初めて知りました。結社狩の当時、結社の吟行も会…
木下闇天を駆けゆくモノレール 築地に検診の結果を聴きに行ってきました。特にはなかったので、安心しました。 白紫陽花魂のごとくに弾みをり金糸梅人が寝まりてをる…
昼顔並び宝塚歌劇団 今日は、午前中歯医者でした。午後に多摩川まで散策して、途中で、玉蜀黍を買って帰ってきました。 昼顔の高き垣根や屋敷街曇天を突き上げて唐黍…
菖蒲田に棲みなすもののきらめけり 明治神宮に吟行に行ってきました。 紫陽花の杜の静寂を揺らしをり新緑の杜を縫ひくるひかりかな鳥居にも付く順列や泉湧く大前に広…
尾瀬の森夏鶯の舞台とも 尾瀬の二日目の句です。見晴から尾瀬沼を経て大清水に抜けました。 夏鶯森どごまでも透けてゆく春蝉の声の膨らみゆける森新緑の一葉一葉のひ…
尾瀬ヶ原の見晴の燧小屋で一泊した朝は、五時半に起床して寒くないように、しっかり着込んで山小屋のスリッパを履いて、 尾瀬ヶ原の霧を見に行こう。 山小屋を包むよ…
尾瀬の風ぞんぶんに受け桐の花 水木と尾瀬に行ってきました。五日の水曜日の俳句の記録です。天気良好でした。 ご先祖の石碑高きに桐の花卯の花や峠へ車つらねゆくア…
友と尾瀬 へ出かける約束の前日、 急に腹痛がありこれは友に一人で行ってもらわねばと夜中の十一時頃に思って、また睡眠も取れずにいたら、二時過ぎにようやく熟睡し…
白雲と黒雲同居迎へ梅雨 築地に年に一度の検査に行ってきました。一日仕事です。明日と明後日は、尾瀬を歩いて来るので、留守にします。 額の花私鉄沿線てふところ夏…
深緑なりし湖面へ人の影 今日は、過ごしやすい天気ですね。 青空へ近む湖畔の皐月かな遠足や一塊となる子らの声ボートゆく一人は空を見てをりぬ紫陽花や大樹の下とい…
青空に思ひ思ひの夏の雲 今日は、天気が良くて散歩が出来ました。 石塔の裾を飾れる未央柳柏葉の紫陽花砲のごとく立つ梔子の花や縁起を記す石碑仕立屋の前に風船青葉…
麦笛や異郷なれども懐かしき 降りそうで、降らなそうな天気です。台風は消滅しましたが、余波があります。 麦笛やホームひとつで足りる駅麦笛や陸橋の音絶えてより麦…
富士山の羞恥心とも夏の雲 昨日は、入笠山からテイ沢を巡ってきました。 初夏の盆地の上の富士の峰四囲の峰額縁とする夏の雲甲州に棚なすものや青葉光林間の青空透か…
そろそろ入笠山にオサバグサが咲く時期ではないかと、友を誘って、 台風の中休みの水曜に、友とは高尾駅で待ち合わせて、鈍行にてゆっくりと出発である。 中央線の富…
高原の木立の中の夏鶯 今日は、入笠山からテイ沢を周遊してきました。天気が良くて良かったです。 一面の炎となりぬ九輪草つきまとふ虻引き連れて山巓へ八ヶ岳ねまる…
入笠山土日に予定が入って山歩きが出来なかったので、 天気予報を見れば、 月曜日は快晴とは言えないがそこそこ 天気が良さそうなので 、入笠山の鈴蘭でも見に行こ…
踏切や西日を煽るやうな風 今日は、午前中から用事があり、川崎まで出て、四時前に帰って、多摩川まで散歩してきました。 日に照れる茅花流しとなりにけり草茂る群れ…
峰雲の高さ浄土といふところ 午前中、歩いていたら雨が降ってきて、近くのスーパーで雨宿りして、少し濡れて帰ってきました。 電線に絡まれてゐる夏の雲峰雲は地球の…
大鉢の南天の花四方護る 今日は、午前中はひと時、晴れ間も見れました。 雨後の森芳しき青葉風樹下といふ昼の薄闇濃紫陽花緑陰を響きてきたる鳥の声白紫陽花聖地のご…
青梅や名のみが残る山の城 午後になって、時にかなり強い雨となりました。 視野ぐいと狭めてをりぬ梅雨曇り南天の花や垣根を突き上げして昼顔を支へてをりし垣根かな…
真昼間の風が灯せる月見草 今日は、築地へ検査結果を聞きに行き、新宿で買い物して、殿が谷戸でひとり吟行して、一日仕事でした。 月見草ひたすら宵を待ちをりぬ月見…
草いきれむかし山城ありし跡 今日は、一日中雨なので、外に出ないで過ごしてます。 地図になき山道ゆけば草いきれ草いきれ丘にのぼれば灘見えて山道のおちこちに句碑…
朱の鳥居続く坂道男梅雨 午前中は小振りでしたが、午後から降りだしました。 青空の降りてきてゐる茅の輪かな先人の香りの中の茅の輪かな降りつづく雨の香りの茅の輪…
林道の梅の実のみな潰れをり 今日は、遅い時間に出かけて、木下沢から景信山を歩いてきました。 またたびの葉の白々と山の道渓流の道の一歩の涼しさよ入梅の水音ゆた…
朝、 普通の時間に起きて、 朝食の後、 今日は雨が降らなそうなので、木下沢林道の工事のため 土日しか行くことができない木下沢林道を 久しぶりに歩いてみるこ…
梅雨入の湯気立ててゐる蒸饅頭 雨が上がっても、鬱陶しい感じですね。 梅雨入の四囲の山々隠す雲梅雨入のパシャリと閉じる地下倉庫梅雨入の喉の渇かぬひと日かな梅雨…
宿すてふ蛍袋のぬくみかな 梅雨入りしたようです。今日は湿度が高くて、蒸し暑いです。 燭のなき夜道の蛍袋かな露天湯の灯りを消してより蛍貨物車の長きが過ぎて額の…
熱を持つやうに青葉のひかりをり 今日は、天気が良くて、歩いていても汗ばむほどでした。 木下闇流るる水の白さかな青空の四囲となりたる夏の雲叢に消えて再び夏の蝶…
検査終ふ曇天払ふごと青葉 今日は、築地に年に一度の検査に行ってきました。 譲り合ふ電車の席や朝涼し入梅や曇天制すやうにビル懐かしき駅過ぐ車窓走り梅雨芒種なる…
少年ら高きサドルや新樹光 午後になって少し雲が出てきました。 青葉みな空のカーテンなりしかと夏鳥や樹々深みゆく山の道雑林の青葉の香りつなぐ橋恐竜の末裔かとも…
夏鳥の声伸びてゆく雨上がり 今日は、良い天気になりました。 雨上がり深く息づく青葉かな夏鶯声新しき雨上がり雨粒はどれも四葩のひかりかな天上に恋してをりぬ額の…
新緑の中へ果てなき山の道 昨日は、広島の友人と三つ峠へ登ってきました。 渓の音みな白かりぬ登山道木天蓼の葉の白々と山の道山道の招くごとくに青葉風林道へ背を向…
三ツ峠山(6月1日)天候は不純な日々ではあるが、どうやら 天気も持ちこたえそうなので、 広島の友人と二人で三ツ峠山へ登ることにした。 iPhone で調べる…
葉桜にこじ開けられてゐる曇天 午後から少し曇天がほぐれました。雨の降らないひと日です。 曇天の日も高々と白日傘塀の間を飛び出てをりぬ薔薇真紅叢の中にもありぬ…