栗の花巨象の群の居るやうな 今日は、コアジサイを見に大塚山に登ってきました。 奥多摩の山肌埋めて栗の花奥多摩の車窓を埋めてゐる青葉青葉はも獣のごとく動きをり…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
栗の花巨象の群の居るやうな 今日は、コアジサイを見に大塚山に登ってきました。 奥多摩の山肌埋めて栗の花奥多摩の車窓を埋めてゐる青葉青葉はも獣のごとく動きをり…
山のコアジサイを見たいと思って計画した、むかしの話だが、 林床一体が見事なようにコアジサイで覆われて、風が吹けば全体が靡いて、おとぎの国に居るかのような、と…
梅雨の日の落ち来る雲の行方かな 午前中に雨が上がりましたが、晴れ間が出てきました。明日より猛暑でしょうか。 様々な塔立つ街や梅雨曇り岩苔の青き息吹や梅雨湿り…
地平線手前に寄せて梅雨曇 今日は、午後から雨になりました。 人に似る高架鉄塔梅雨曇ががんぼや無意識に脚組んでをり曇天の雲の高さや夏つばめ空映しなほ青々と植田…
渓流の音の様々雪の下 昨日は、景信山に行ってきました。 渓流の音飛び跳ねて梅雨晴間木下闇もののけ棲みてゐる林道渓流の白の極むる梅雨晴間林道の濡れて光れる蛇苺…
せっかく良い天気を賜わったので、五日木曜の今日軽く山歩きをすることにした。木下沢をしばらく歩いていないので、大好きな木下沢からの景信山を歩くことにした。朝、…
旧街道苔むすばかり石仏 夕方には雨はやむのでしょうか。 石仏雪渓抱く高嶺かな街角に立つ石仏濃紫陽花割れ石は縄文の剣五月富士藪蚊くる畔に捨てられ土器破片石塔に…
昼餉とす角煮ラーメン梅雨曇 梅雨入りしたようですね。気分的には先週から梅雨入りしてました。 角界にまたも揉め事五月雨三角にするバンダナや雲の峰なんにでもあり…
丹沢も奥多摩もみな夏霞 今日は、晴れ間のあった一日でした。 湖の面の炎となれる皐月かな不如帰吾一木となり佇めり恐竜の群かと大葉擬宝珠かな大葉擬宝珠一枝が背骨…
青葉光廟の歴史を知る大樹 今日は、蒸し暑い一日でした。 料亭へ抜ける裏木戸額の花額の花下駄の鼻緒につと湿り神官の下駄の音立つや梅雨晴間境内に赤文字の旗かき氷…
梅雨晴へ裾野広げてをりし富士 昨日は。三つ峠へ登ってきました。 青葉なす大地を統べる富士の峰富士急線車窓に仰ぐ富嶽かな春蝉の谷を湧き出る山路かな山毛欅の森四…
月曜からは本格的な梅雨に突入しそうなので、今日、金曜の晴れの日に山へ出かける計画を立てた。三ッ峠山のキバナコマノツメがそろそろ咲いているのではないか、もし…
ルージュ塗る目深く被る夏帽子 花菖蒲も今年は遅いですね。 片肩も括れも見せて夏衣抱つこ紐ぶら下げてゆく夏帽子稜線の起伏に名前雲の峰十方の隅に白雲梅雨晴間白日…
駅前のテラスゆく人ソーダ水 今日は、築地で年に一度の定期健診でした。 白雲の溶けて青空夏の鳶モノクロの服装ばかり冷房車冷房車朝の眠りの夢乗せて朝シャンの香り…
曇天の夏鳥の声閉ぢ込めて 昨日、城山から高尾山を歩きました。高尾山のカモシカを見ました。 鳥声を入れて色増す青葉山吾が影のひとり歩きや梅雨寒し夏鳥の影の飛び…
写真は高尾山のカモシカ(城山から大垂水峠を経て高尾山より三号路)
少し山をご無沙汰すると様々な花を見逃してしまう。山歩きは二週間ぶりであるが、高尾山系の花を楽しむことにした。朝はゆっくりで、高尾駅発九時十二分の小仏行のバス…
磯蟹や一目で分かる巖の道 今日は、一日雨ですね。 磯蟹の白絹の雲切るところ夕日背に磯蟹の立つ巖の上こんがりと梅雨の最中の磯辺巻雲の峰人のをらざる船着場庭園に…
駅前に古墳の標示青嵐 今日は、一日雨のようですね。 公園に防災倉庫皐月満つ駅前の青葉の中の義貞像日輪を背にしてをりし田植かな九十度腰曲げてゐる田植かな三人が…
稜線をみな見せてゐる夏の雲 箱根二日目の俳句です。強羅から芦ノ湖へ行きました。 夏鶯伸びやかなりぬ空の雲夏雲のみな透けてゐる朝かな夏雲の果に薄つすら相模灘飛…
木下闇登山鉄道昇りゆく 昨日、箱根に一泊して、今日帰ってきました。大涌谷は寒かったです。曇りの昨日は、富士山が見れましたが、晴れの今日は裾野のみでした。 雪…
奥多摩の山々延べて夏の鳶 今日は、晴れ間もありましたね。 真白なスカートがゆく青葉風ヘリのゆく梅雨の曇天高かりぬ湖面ゆく風の白さよアイスティー胸中を過ぎゆく…
散るてふ所構はぬ皐月かな 今日は、朝早く雨が上がりましたが、ずっと曇り空です。 十薬の土あるところ盛り上げて翔ぶものを隠せるほどの茂りなり建物のたちまち消え…
一読、素晴らしい句集です。金子ワールド炸裂で走り梅雨の雲を分けて見事な俳句の花火の大輪が打ち上がったと言う感じではないでしょうか。二句一章の句の諧謔がこれ以…
石楠花の散りて結びの蕊反りぬ 曇天ではあるけれど、寒さを感じない日でした。 桜の実鳥を誘ひをりにけり曇天へ更に色付く桜の実天上は豊穣なりぬ桜の実指広げ大地の…
地下道を通り抜く風走り梅雨 今日は、用賀の吟行でした。 吟行の空をひとりのひからかさ吟行の空へ絵日傘咲かせゆく玉電の用賀駅跡夏の蝶砂利電の駅の石碑や糸とんぼ…
束ねたる髪の蛇めく走り梅雨 昭和記念公園の菖蒲園を見てきましたが、まだ、三輪ほどしか咲いておりません。 微笑み合ふ会話を乗せて冷房車スカートを袴のやうに夏座…
きつちりと髪を束ねて夏日なり 東京都薬草植物園をうろうろしてきました。 夏の日の遅れがちなる電車かな十薬の八重を咲かせて植物園薬用の植物園や夏の蝶隙間なく水…
杉の間を降りくる日の斑青楓 今日は、大岳山にヒメイワカガミを見に行ってきました。ほぼ終盤でした。 急坂の吾を励ます夏鶯山道の天へ飛び出す青楓木下闇肩にカメラ…
大岳山はそれこそ何度も登ってはいるが、大岳山に咲くというヒメイワカガミは一度も見たことがない。 そもそもヒメイワカガミが大岳山に咲くということを知ったのは昨…
自転車の少女の小径若葉風 雨模様の一日ですね。 高台の緑雨の中の観音堂曇天の色を纏える紫蘭かな筆塚を深く蔵して木下闇延暦を記せる石碑や若葉風葉桜や学校前に文…
夏帽子灘に真白き波頭 今日は、一日雨のようですね。 汚れなき浜辺の砂紋夏の鳶岩山の破線で記す登山道高原のベンガローより仰ぐ峰高杯へなみなみと注げ冷酒高嶺みな…
手さぐりで宇宙へとゆく蔦若葉 今日は、午前中が糖尿の定期検査、午後が歯医者で、ままならぬひと日でした。 昼顔の草を束ねて昇りゆく皐月みな個性殺して咲きをりぬ…
網棚に荷のなき車輌揚羽蝶 今日も良い天気でした。 沿線に薔薇を咲かせて南武線白日傘遅れの目立つ中央線髭に癖動作に癖や蕨煮る夏雲の達筆ちから抜きをりぬ新緑の盛…
渓流に立てる釣り人山法師 浅間山のムサシノキスゲを見てきました。 分け目なき髪もあるべし冷房車本の紐垂れたるままに青葉風列車待つ後ろ姿や片白草手を伸ばし曲が…
一本の新緑高き始発駅 今日は、山毛欅の新緑を浴びに三頭山へ行ってきました。 初夏の空登りゆく山のバス夏燕広げる空や始発駅新緑の中の鞘口峠かな新緑の風に誘はれ…
山毛欅の新緑というと一番近いところは三頭山と言うことになる。後は、大菩薩峠か黒岳が次に近いと言うことになるだろう。と言うことで、三頭山山毛欅の新緑を浴びに行…
白紫蘭風に大空駆け巡る 夕方になって、天気が良くなってきました。 モーニング営業中や燕の子初夏のバイクの音のバラバラと白壁へ一枝の薔薇伸びゆけり鉄塀に巻き付…
新聞を広げるベンチ若葉風 母の日で、花屋が色とりどりですね。 母の日の花屋に並ぶ小学生叢を天界とする夏の蝶枕木を塀とする家薔薇咲けり低くなるばかりの垣根皐月…
一人寝て他はアイフォン冷房車 写真は、昭和記念公園のムサシノキスゲです。自生地は、府中の浅間山ですが、ここにも毎年、咲きます。 うず高く廃車置き場や桐の花薄…
旅鞄引き摺りてゆく夏衣 今日は、良い天気でした。 屋上の木造デッキ風薫る香水や人波をつと振り返り様々な夏服集ふ起点駅日傘にも出てゐる個性大通り初夏の青空入れ…
白雲の寄り来るところ若葉山 今日は、高尾山へコミヤマスミレを観察に行ってきました。 グングンと駅舎離るる夏つばめ道々で運動自慢夏つばめ若葉へと空の喰ひ込む谷…
高尾山のすみれも最終となったようで、コミヤマスミレであるが、それではと出かけた。高尾山口駅に到着したのが九時である。流石の連休明けで、何時もは友を待つ登山客…
流刑の島は影絵や箱眼鏡 今日は、雨ですね。引きこもり状態です。 きざしたる流浪ごころや誘蛾灯流紋の砂丘乱して白日傘渓谷に消ゆる流れや山法師渓流の瀞を離れぬ糸…
葉桜や角なき墓の上の照り 今日は、山へ行くつもりが体調今一で断念、散歩だけはしました。 風道の紫蘭その身を預けをり武蔵野の風吹き抜けて鯉幟飛び出ぬやう紐に繋…
新緑の影ふくらみてはち切れさう 四連休も初日、凄い人出ですね。 白雲の底は灰色夏の鳶蔦若葉過ぎし車窓の明るさよ電車乗る少年少女夏帽子手鏡に立夏のひかり跳ね返…
スカートで飛び越ゆる堰立夏かな 今日は、一日中雨ですね、お陰で句会へ向けての清記と送付が出来ました。 湖ひとつ立夏の空を映しをり竹林に棲む風の神立夏かな洋館…
桐の花むかし庄屋の屋敷跡 今日は、メーデーで八十八夜ですか。 杣の空通りゆく風桐の花初夏の風に膨れる森の木々初夏の風が撫でゆく森の木々浮遊する心地よさとも若…
一木をツリーとしたる藤の花 今日は、御岳山の七代の滝から上高岩山へ登ってきました。 一時の都ぶりとも藤の花山肌をアートとしたる藤の花山里を都としたる藤の花ケ…
シロヤシオツツジが秩父の山で咲いたとの情報があったので、当然、奥多摩で咲いているだろうと、埼玉の友を誘って、御岳山へと出かけることとした。八時三十五分発のケ…
風はみなひかりとなれる若葉かな 昭和記念公園の今日は、何万人入場したのでしょうか。 落ちつきのなきを良しとす若葉かな留まるといふこと知らぬ若葉風母のごと真白…
紫苑咲く空へ伸びゆく大庇 日差しがあったりなかったり、曇り空でした。 雲低きひと日なりしよ花は葉に葉桜の静かな揺れや法の寺観音堂扇と開くつつじかな空に背に新…
葉桜の裏返るとき影もまた 暖かかった割には、風が結構ありましたね。 花水木小幅小幅に走りくる初夏の風に戦ぎてをりし影春紫苑倒れしままの道標大小のホールのあり…
林道の空の冠花青木 今日は、日影林道を歩いてきました。いろんな花が咲いてました。 林道をそぞろそぞろにすみれ狩り山道の乙女なりしよ二輪草新緑の息吹を胸に山の…
明日から三日間ほど予定があり、山歩きが出来ないので埼玉の友を誘って日影林道を散歩することとした。高尾駅は九時に待ち合わせて、小仏峠行のバスは九時十二分発で、…
峰入や風洞の音荒ぶれる 今日は、一日雨のようですね。 鳥曇地にもありたる風の道春風の道縦横に笹平山肌に戦ぐ笹の葉桜まじ一枚の扇鴨川おどりかな一枚のホリゾント…
襟足の覗く和服や藤の花 亀戸天神の藤の花を見てきました。 踏み入ればまづ香りくる藤の花くつきりと空を分けたる藤の花藤の花一歩一歩の空ありぬ風まかせなれどそれ…
桜蕊降る街道筋の石畳 良い天気でした。この天気も明日まででしょうか。 葉桜や擦れ違ひざまする香り花水木小公園に乳母車葉といふは幾何学模様一輪草本線を待てる支…
せせらぎの音をベースに春告鳥 今日は、西山峠に二輪草を見てきました 八重桜トタン古びし作業場渓流の空を覆ひし若葉かな一本の桐の花統ぶ山の肌歩道橋つなぎてをり…
そろそろ西山峠の二輪草が満開の時を迎えているのではないかと、埼玉の友を誘って20日の日曜に京王線高尾山口駅で9時に待ち合わせた。曇天の天気にもかかわらずに高…
たんぽぽの絮翔び第二楽章へ 確かに夏日です。水と帽子は必需品です。 白壁の影やはらかき蔦若葉千仭の谷へ迫り出す藤の花花水木道路の下を川流れ誘ふは夢か現か芥子…
地上へと紅滴らせ花楓 もやっとした晴れの日ですが、暖かかったですね。 風の日は風の調べの花楓花水木子犬の歩みバレリーナ新緑や誰でもどうぞハンモック春風や二人…
春風の頬に背中に里の道 昨日は、坪山へ行って、ヒカゲツツジを見てきました。 鶯や里を見下ろす山の道花桃や道も畑も山の肌花吹雪まづ身に受けて山の道渓流の音湧き…
坪山のヒカゲツツジがそろそろではないかと、天気の良い16日(水曜)に埼玉の友人を誘って出かけた。バスは平日は、飯尾止まりのバスで、その二つ手前が八ツ田バス停…
散り際の色新たなる桜かな 今日は、天気良好ですが、風が強いですね。 散り際の輝きとなる桜かな散るさくら獣のやうな息づかひ苔むしてをりし木肌や桜散る石柱をハー…
薄闇が好きな魔物や射干の花 今日は、暖かいです。昨日と全然違いますね。 水害を刻む石碑や射干の花新緑の楔のやうに木の立てり新緑をほぐしてをりし風の精新緑のう…
花時のヘリの音さへ疎ましく 今日も良い天気になりましたね。 駅前の空地の草も青みけり斎場の豪快に散るさくらかな斎場の艶やか枝垂桜かな黒服の列なし枝垂桜かな一…
マンションが切り取る空や朝桜 昨日は、埼玉の釜伏山に登ってアカヤシオツツジを見てきました。 泡のごと浮かびて来たる朝桜朝桜まだ混沌の空の色山巓へ連なる尾根の…
波久礼駅から釜伏山・登谷山・皇鈴山を経て内出バス停(4月9日)
(写真は、アカヤシオツツジと二子山と浅間山) 埼玉の釜伏山のアカヤシオツツジを未だ見たことがなかったので、埼玉の友を誘って行くことにした。秩父鉄道波久礼駅に下…
ヘリの音に見上げてをれば若葉風 今日は、ポカポカ陽気でした。雪柳が満開ですね。 体育館四囲を埋めてゐる桜斑雪かと横山のさくらかな校庭の遊具を抱くさくらかな韮…
烏追ふ烏が散らすさくらかな 様々な花が一斉に咲き出しましたね。 花馬酔木いまも残れる水呑場真つ直ぐに伸びざる幹や花の空静けさを深めてをりし桜かな切られたる枝…
マンションのドアの向かうの紅枝垂 立川の野川のさくらを見てきました。今日は、花見日和です。 遮断機の上りて芝の青む街雨戸みな閉じたるままや韮の花紅椿街路の日…
鶯や出発待てる山のバス 今日は、御岳山ロックガーデンへ行ってきました。 青空へ一本立てる藪椿山里の白を極めるさくらかな杉の花散り果て戻る森の色谷桜広げてをり…
御岳山ロックガーデン御岳山ロックガーデンのネコノメソウが多分、最盛期を迎えているのではと、御岳駅発八時三十四分発のバスに間に合うように出かける。途中の青梅駅…
鶯や罅も味はひ微笑仏 今日も雨ですね。 白雲の絹のごとくや春の空野心なく欲望も失せ春の宵春泥の後は通行禁止とな雨後の一木蝶の乱舞かな百千鳥湖畔を歩む二人かな…
片陰のくつきり春の城下街 結構降りましたが、そろそろ雨が上がったようですね。 限りなくさくら並木の続く道歌舞伎町風俗街や春の宵影といふ移りゆくもの今日メーデ…
暮山背の枝垂桜の淡さかな 今日は、雨ですね、花の雨、さくらが持ちますね。 小吉を結べる枝や春落葉小流れに今も土橋や柳の芽畦を塗る墳墓の周囲巡りつつ瀞となり越…
幣辛夷素足で分かる地の霊気 今日は、養花天で寒いですね。 雪柳たわわ新郎新婦立つ黄梅の明るさ滝のごとくともグレープの桃色の店蝶の昼血管のやうな枝々紅枝垂水飛…
電車過ぐ沿線に立つ桜かな 国立の桜を見てきました。 咲き満ちて墓地の桜の静けさよ校庭の三方固めをる桜この世こそ浄土なりしと紅枝垂ドア開き枝のぶらりと桜かな駅…
待ち合はす改札口や花の雨 今日は、大昔の職場の仲間たちからお誘いがあり。小金井公園に行って、武藏小金井の駅前での宴席に参加してきました。一日中雨でした。 久…
鶯や献花の絶へぬ鎧塚 今日は、高水三山へ登ってきました。 草木染月明塾や紅椿早瀬へと身を躍らせてゐる椿鶯や渓流釣の男立つ急登を深く息吸ひ沈丁花木蓮や祠の中の…
高水山のネコノメソウが呼んでいるような気がして、 昨日行く予定ではあったが、黄砂に恐れなして断念し、今日に引き伸ばしたのである。青梅で乗り換えて、軍畑駅は八…
里山のやうに島々夕霞 今日は、黄砂が多くて、山歩きも断念しました。 春灯し銅の金具の船箪笥金堂の名のみ残りて草青む金山の小川を春日流れゆくごつごつの織部の器…
枝々を白炎として花辛夷 思ったほど黄砂は少ない気がしました。風が強くはなかったせいでしょうか。 炎上ぐ枝々辛夷咲きにけり自づから抱く陰翳花辛夷遠目には雪庇の…
春霞高層ビルが占める空 今日は曇りのち晴れになりつつありましょうか。 白壁を際立たせたる春霞曇天を明るく枝垂桜かなほろほろとほろほろほろと桜咲く刈り上げの真…
土佐水木ぶらり農業試験場 今日は、外の方が暖かい感じです。上着はいりません。 青空をぐいと引き寄せ辛夷咲く泡立てるやうにぽつりと雪柳雪柳おのが項に手を置きぬ…
渓流は地蔵の足下一華草 今日は、高尾山のヤマルリソウを見てきました。 春日差す岩走る水白濁と春の溪木肌潤す水陽炎分かち合ひ譲り合ひ撮る猫の目草谷底を覗き一面…
今日は九時半に朝食を終えて、さあ、どこかへ散歩でもと思ったら、天気良好で、高尾山のヤマルリソウが気になって、高尾山へ出かけることとした。準備をして高尾山口駅…
紅椿日の斑の漏れてくる大樹 思ったほど、今日は暖かくなかったですね。 山茱萸や石に刻める寺院の名鳥の声促すやうに辛夷咲く花辛夷まづ一輪のぬくみかな店横の鉢植…
奥多摩の一夜で斑雪山となる 休日なので、流石の人出です。 青空が抱く飛行機涅槃西風春の湖スワンボートの影白し自転車のひかる銀輪黄水仙雲に乗る夢を見てゐる花馬…
女坂のどか帰りは男坂 今日は、朝から雪にりましたが、雨に変わりました。多摩の横山まで雪を頂いてます。 坂東の観音堂や桃の花川底の春日となれる流れかな川底の見…
曇天の風が育てて花辛夷 今日は、思った以上に晴れました。 曇天に際立つ白さ辛夷咲くふるさとの日差しと翳り辛夷咲く日矢の打つところにさくらさくらかな銅像の色や…
ホームへと零るる日差し入彼岸 今日は猫の目草を見に、景信山へ行ってきました。 まづ鳥の嘴となる木蓮の芽山のバス窓を開けば雪解風雨後の色柔らかき春の空白雲を大…
朝起きたら天気が良さそうなので、時間は実にゆっくりであるけれども、猫の目草を鑑賞に木下沢へ出かけることとした。高尾駅発十時十二分発の小仏行は、バスニ台の運行…
花冷や歓迎会のコップ酒 今日は、一日中雨ですね。 花冷や転勤先の城の跡椿寿忌や法華三昧大師堂仏前に胸像据ゑて虚子忌かな鳥雲に仏師の名彫る羅漢堂春の雲ぽかり茅…
曇天を押し上げ草の青みけり 今日は、一瞬晴れましたが、大体曇天でした。 曇天に深さのありぬ春の鳥切株の角なく切られ鳥曇りボール一個転がる広場春寒し橋の名の石…
山肌を雲となしたる梅の苑 今日は、高尾山系を猫の目草を探して歩きました。 谷間の梅に埋もれてをりし里渓流の音沸き上がる春の山二輪草一輪づつの浄土かな渓流の音…
土、日は天気が悪いということで、それでは空いている金曜に猫の目草を見に高尾山系に行かねばと 、高尾山口駅の到着は九時ジャストで、相変わらずの平日に係わらず登…
洋窓へ溢るるやうな春日かな 今日は、陽気が良かったですね。 洋館の芝の輝き地虫出づ芝青む洋館の空広げつつ春風のぬくみ煉瓦の館にも芽吹くものみな鋭角に空へ向く…
「ブログリーダー」を活用して、大山大介さんをフォローしませんか?
栗の花巨象の群の居るやうな 今日は、コアジサイを見に大塚山に登ってきました。 奥多摩の山肌埋めて栗の花奥多摩の車窓を埋めてゐる青葉青葉はも獣のごとく動きをり…
山のコアジサイを見たいと思って計画した、むかしの話だが、 林床一体が見事なようにコアジサイで覆われて、風が吹けば全体が靡いて、おとぎの国に居るかのような、と…
梅雨の日の落ち来る雲の行方かな 午前中に雨が上がりましたが、晴れ間が出てきました。明日より猛暑でしょうか。 様々な塔立つ街や梅雨曇り岩苔の青き息吹や梅雨湿り…
地平線手前に寄せて梅雨曇 今日は、午後から雨になりました。 人に似る高架鉄塔梅雨曇ががんぼや無意識に脚組んでをり曇天の雲の高さや夏つばめ空映しなほ青々と植田…
渓流の音の様々雪の下 昨日は、景信山に行ってきました。 渓流の音飛び跳ねて梅雨晴間木下闇もののけ棲みてゐる林道渓流の白の極むる梅雨晴間林道の濡れて光れる蛇苺…
せっかく良い天気を賜わったので、五日木曜の今日軽く山歩きをすることにした。木下沢をしばらく歩いていないので、大好きな木下沢からの景信山を歩くことにした。朝、…
旧街道苔むすばかり石仏 夕方には雨はやむのでしょうか。 石仏雪渓抱く高嶺かな街角に立つ石仏濃紫陽花割れ石は縄文の剣五月富士藪蚊くる畔に捨てられ土器破片石塔に…
昼餉とす角煮ラーメン梅雨曇 梅雨入りしたようですね。気分的には先週から梅雨入りしてました。 角界にまたも揉め事五月雨三角にするバンダナや雲の峰なんにでもあり…
丹沢も奥多摩もみな夏霞 今日は、晴れ間のあった一日でした。 湖の面の炎となれる皐月かな不如帰吾一木となり佇めり恐竜の群かと大葉擬宝珠かな大葉擬宝珠一枝が背骨…
青葉光廟の歴史を知る大樹 今日は、蒸し暑い一日でした。 料亭へ抜ける裏木戸額の花額の花下駄の鼻緒につと湿り神官の下駄の音立つや梅雨晴間境内に赤文字の旗かき氷…
梅雨晴へ裾野広げてをりし富士 昨日は。三つ峠へ登ってきました。 青葉なす大地を統べる富士の峰富士急線車窓に仰ぐ富嶽かな春蝉の谷を湧き出る山路かな山毛欅の森四…
月曜からは本格的な梅雨に突入しそうなので、今日、金曜の晴れの日に山へ出かける計画を立てた。三ッ峠山のキバナコマノツメがそろそろ咲いているのではないか、もし…
ルージュ塗る目深く被る夏帽子 花菖蒲も今年は遅いですね。 片肩も括れも見せて夏衣抱つこ紐ぶら下げてゆく夏帽子稜線の起伏に名前雲の峰十方の隅に白雲梅雨晴間白日…
駅前のテラスゆく人ソーダ水 今日は、築地で年に一度の定期健診でした。 白雲の溶けて青空夏の鳶モノクロの服装ばかり冷房車冷房車朝の眠りの夢乗せて朝シャンの香り…
曇天の夏鳥の声閉ぢ込めて 昨日、城山から高尾山を歩きました。高尾山のカモシカを見ました。 鳥声を入れて色増す青葉山吾が影のひとり歩きや梅雨寒し夏鳥の影の飛び…
少し山をご無沙汰すると様々な花を見逃してしまう。山歩きは二週間ぶりであるが、高尾山系の花を楽しむことにした。朝はゆっくりで、高尾駅発九時十二分の小仏行のバス…
磯蟹や一目で分かる巖の道 今日は、一日雨ですね。 磯蟹の白絹の雲切るところ夕日背に磯蟹の立つ巖の上こんがりと梅雨の最中の磯辺巻雲の峰人のをらざる船着場庭園に…
駅前に古墳の標示青嵐 今日は、一日雨のようですね。 公園に防災倉庫皐月満つ駅前の青葉の中の義貞像日輪を背にしてをりし田植かな九十度腰曲げてゐる田植かな三人が…
稜線をみな見せてゐる夏の雲 箱根二日目の俳句です。強羅から芦ノ湖へ行きました。 夏鶯伸びやかなりぬ空の雲夏雲のみな透けてゐる朝かな夏雲の果に薄つすら相模灘飛…
木下闇登山鉄道昇りゆく 昨日、箱根に一泊して、今日帰ってきました。大涌谷は寒かったです。曇りの昨日は、富士山が見れましたが、晴れの今日は裾野のみでした。 雪…
夏旺ドア開けて乗る青梅線 明日雨の予報のせいか、じめじめした暑さです。 開け閉めは手動なりしよ冷房車寝違へしところ痛むや半ズボン冷房車ひと席おきに座る客夏雲…
終点の駅舎住まひの夏つばめ 昨日は、金毘羅山から南沢あじさい園、深沢家土蔵を訪ねて武蔵五日市まで歩きました。 登山者を吸ひ込みバスの沈みゆく道々の胡瓜の花が…
武蔵五日市の南沢あじさい園を久しぶりに訪ねようと、 友を誘って南沢あじさい園に金毘羅山と深沢家土蔵を加味した三点セットで巡ることにした。 友とは武蔵五日市の…
炎天へ出てまた地下へゆく電車 久しぶりで、府中郷土の森を歩いてきました。 炎天のレンズのごとき空ひとつ炎天下眉毛なき人歩みゆく炎天の街にこんもり杜のあり炎天…
夏の湖望みさざなみ広場かな ひと時晴れましたが、雲の多い一日です。 漁れる鳥の飛沫や夏の湖曇天の静寂に揺るる青楓青楓濃淡まるで水彩画天界へポプラ青葉を広げを…
梅雨晴間二色に染めてロングヘア 香雨の鷹羽狩行名誉主宰が5月27日に亡くなったことを、今日、野島さんのブログで初めて知りました。結社狩の当時、結社の吟行も会…
木下闇天を駆けゆくモノレール 築地に検診の結果を聴きに行ってきました。特にはなかったので、安心しました。 白紫陽花魂のごとくに弾みをり金糸梅人が寝まりてをる…
昼顔並び宝塚歌劇団 今日は、午前中歯医者でした。午後に多摩川まで散策して、途中で、玉蜀黍を買って帰ってきました。 昼顔の高き垣根や屋敷街曇天を突き上げて唐黍…
菖蒲田に棲みなすもののきらめけり 明治神宮に吟行に行ってきました。 紫陽花の杜の静寂を揺らしをり新緑の杜を縫ひくるひかりかな鳥居にも付く順列や泉湧く大前に広…
尾瀬の森夏鶯の舞台とも 尾瀬の二日目の句です。見晴から尾瀬沼を経て大清水に抜けました。 夏鶯森どごまでも透けてゆく春蝉の声の膨らみゆける森新緑の一葉一葉のひ…
尾瀬ヶ原の見晴の燧小屋で一泊した朝は、五時半に起床して寒くないように、しっかり着込んで山小屋のスリッパを履いて、 尾瀬ヶ原の霧を見に行こう。 山小屋を包むよ…
尾瀬の風ぞんぶんに受け桐の花 水木と尾瀬に行ってきました。五日の水曜日の俳句の記録です。天気良好でした。 ご先祖の石碑高きに桐の花卯の花や峠へ車つらねゆくア…
友と尾瀬 へ出かける約束の前日、 急に腹痛がありこれは友に一人で行ってもらわねばと夜中の十一時頃に思って、また睡眠も取れずにいたら、二時過ぎにようやく熟睡し…
白雲と黒雲同居迎へ梅雨 築地に年に一度の検査に行ってきました。一日仕事です。明日と明後日は、尾瀬を歩いて来るので、留守にします。 額の花私鉄沿線てふところ夏…
深緑なりし湖面へ人の影 今日は、過ごしやすい天気ですね。 青空へ近む湖畔の皐月かな遠足や一塊となる子らの声ボートゆく一人は空を見てをりぬ紫陽花や大樹の下とい…
青空に思ひ思ひの夏の雲 今日は、天気が良くて散歩が出来ました。 石塔の裾を飾れる未央柳柏葉の紫陽花砲のごとく立つ梔子の花や縁起を記す石碑仕立屋の前に風船青葉…
麦笛や異郷なれども懐かしき 降りそうで、降らなそうな天気です。台風は消滅しましたが、余波があります。 麦笛やホームひとつで足りる駅麦笛や陸橋の音絶えてより麦…
富士山の羞恥心とも夏の雲 昨日は、入笠山からテイ沢を巡ってきました。 初夏の盆地の上の富士の峰四囲の峰額縁とする夏の雲甲州に棚なすものや青葉光林間の青空透か…
そろそろ入笠山にオサバグサが咲く時期ではないかと、友を誘って、 台風の中休みの水曜に、友とは高尾駅で待ち合わせて、鈍行にてゆっくりと出発である。 中央線の富…
高層階雲が閉ざして梅雨に入る 雨が降っては、止んで、また降りそうなので、今日は、家ごもりです。 つや消しのやうなテーブル梅雨に入る梅雨に入る送電線に高架塔梅…