新海誠監督作品。17歳の少女が閉じ師の青年とともに災いをもたらす扉を閉める話。理解しきれていない部分はありつつも最後まで楽しめた。戸締まりの話かと思ったら、鈴芽の個人的な話がメインだったようで。ダイジンが鈴芽に執着しているのは何でだろう。震災の絡め方が中途半端なのはモヤッとするというか…震災のときに扉まわりで起こったことは何も描かれてなくて、現在の事象とも特に関係がないようで肩透かし。あと主人公が迷わず悩まず間違わず正解の行動がとれてしまうあたりは、ご都合主義に感じてしまう。君の名はでも天気の子でもそうだった。その分さくさくと話を進められるのでテンポはよくなるんだけど、リアリティは薄くなる。まあエンタテイメントとしてはありなんだろうね。鈴芽の草太に対する気持ちは不思議というか…彼を助けるために自分が身代わ...すずめの戸締まり