『猫と偶然』(春日武彦、作品社)を読了。直前に読んだ保坂和志の小説でも猫が沢山出ていて、犬派の僕にとっては、おいおい、あいつらが僕を丸め込もうとしているの...
『猫と偶然』(春日武彦、作品社)を読了。直前に読んだ保坂和志の小説でも猫が沢山出ていて、犬派の僕にとっては、おいおい、あいつらが僕を丸め込もうとしているの...
保坂和志の『鉄の胡蝶は』(講談社、2026年)を読了。これは小説なのだろうかと思いながら、幼き頃からの郷愁と恋慕の軌跡の作品だと分った。本の表紙含めて猫が...
このあいだ読んだ『松本清張の深層心理』。そのなかで『霧の旗』が最も重要な作品だとしていた。→https://hankichi.exblog.jp/3488...
取り憑かれた男による一冊『『カサブランカ』偶然が生んた名画』
瀬川裕司による『『カサブランカ』偶然が生んた名画』(平凡社、2024年)の主なところを読了(第一章「『カサブランカ』の成立と反響」と「おわりに──『カサブ...
友人がセザール・フランクに日本的な「艶歌」を覚えた、と言っていた。「感情を爆発させず、内側で揺らし続ける」と表現していた。その曲「メランコリー」を僕も聴き...
『本郷菊冨士ホテル』(近藤富枝、中公文庫)を読了。その世界に惹き込まれて思わずその界隈に出掛けた友人のことが良く分かった。→https://maru333...
休み中に訪れたのは偶然にも生誕100年記念の二人の絵本作家展覧会だった。「安野光雅展」(PLAY! MUSEUM) →https://play2020....
セザール・フランクの生誕200年記念として、2022年に出された室内楽全曲アルバムを手に入れた。フランクの母国、ベルギーのレーベルFuga Liberaが...
『松本清張の深層心理 ~隠された潜在メッセージ~』(藤脇邦夫、幻冬舎、2025年)を読了。清張の膨大な作品群のなかから映画化された何作かを分析したもので、...
https://www.e-kinenkan.com/house/house.htmlえ、その人は怖いし嫌いだから観ないよ!と一旦は言いながら、「そう思う...
『民族でも国家でもなく ~北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画~』(李鳳宇、四方田犬彦、平凡社、2015年)を読了。二人の対談本だった。李鳳宇は、映画配給会社シネ...
昨日は南埼玉へ街角探検。浦和の埼玉会館は素晴らしかった。映画『砂の器』(野村芳太郎監督、1974年)の後半で「ヌーボー・グループ」の音楽家・和賀英良がピア...
映画『ラプソディ・ラプソディ』(利重剛 監督、2026年)が封切られたので、あまり期待せずに映画館に観に行ったら、それどころではなく涙に溢れ心が浄められ、...
インド映画はあまり観ない。最近のものを振り返ってみると10年ほど前の『女神は二度微笑む』ぐらいだ。→https://hankichi.exblog.jp/...
昨日は高校時代の部活仲間と奥多摩の低山歩きに臨んだ。武蔵御嶽神社、御嶽山(929m)、そして日の出山(909m)。低山だと聞いていたので高尾山ぐらいかと思...
俳優ソル・ギョング(설경구)のことは、映画『キング・メーカー 大統領を作った男』(原題:킹메이커、ビョン・ソンヒョン監督、2022年)やドラマ『旋風』(原...
映画『オールド・オーク』(原題:The Old Oak、ケン・ローチ監督、2023年)を観た。→https://oldoak-movie.com/舞台は2...
昨年の春は房総半島最東端・犬吠埼までドライブしたが、今年は最南端へ。途中、保田漁協が運営する漁師食堂の「ばんや」で舌鼓を打ったあとで一般道を延々と走る。い...
随分と溌剌とした指揮者だなあと思った。新田ユリのことである。→https://hankichi.exblog.jp/34783006/調べてみたら僕らとほ...
そして『キューポラのある街』(浦山桐郎監督、1962年)を観た。荒川の鉄橋を渡るとすぐ埼玉県川口市につながり、500もの鋳物工場、キューポラという特色ある...
『清張が聞く!』(松本清張、文藝春秋、2025年)を読了。雑誌『文藝春秋』の1968年1月号〜12月号に毎回異なる人を相手にした対談シリーズだった。東久邇...
『映画に導かれて暮らす韓国』(成川彩、クオン、2024年)を読了。韓国映画や文化にまつわる50のエッセイ集で楽しめた。著者は2008年から10年ほど朝日新...
夜の部に出掛けて観てきたのが『KÖLN 75』(邦題:『1975年のケルン・コンサート』、イド・フルーク監督・脚本、ドイツ/ポーランド/ベルギー、2025...
『冬の旅』(立原正秋、新潮文庫)は、1966年に『白い罌粟』で直木賞を得た作者の初めての新聞連載小説だったそう(読売新聞、1968年5月〜1969年4月)...
昨日は新日本交響楽団の演奏会の出掛けた(於:すみだトリフォニーオール)。初めて聴くアマチュアオーケストラだったのだけれど、これがプロ顔負けの素晴らしいもの...
『コーランを知っていますか』(阿刀田高、新潮社、2003年)をざっと読んだ。イスラム教についてのエッセイだが、生易しいものではなくまるで歯が立たなかった。...
古書店で買い求めた『片岡義男〘本読み〙術・私生活の充実』(片岡義男、晶文社、1987年)を読了。出版社が企画した「日常術」と題して毎日を気持ちよく生きてい...
『世に出ないことば』(荒川洋治、みすず書房、2005年)を読了。いつものことながら、たくさん触発される。今回、初めて知ったのは、荒川さんが文学作品を読むと...
『八雲の妻 小泉セツの生涯』(長谷川洋二、潮文庫、2025年)を読了。改めて凄い人生を送ったことを知った。また、彼女の家系のことも良く理解出来た。彼女の実...
『世界が完全に思考停止する前に』(森達也、角川書店、2004年)を読了。そして嗚呼、もはや世界は「思考停止」してしまったということを悟った。ちょうとアメリ...
このあいだ読んだ坪内祐三の『最後の人声天語』のなかには映画・ドラマ評も幾つかあった。例によって作品の観方もめちゃくちゃマニアックで、邦画は任侠作品に深く、...
立原正秋の小説を一度読むと、その夢のような幽玄のような世界のなかから中々戻れなくなる。そしてなにか関連したものを眺めたくなって、買い求めて読了。『新潮日本...
『ガザとは何か』(岡真理、だいわ文庫、2026年)を読了。理解をしていながら、現状をそのまま受容し仕方なくそのまま放置している自分の状況に鋭く突きつけられ...
古書店で見つけた中村伸郎のエッセイ集『永くもがなの酒びたり』(早川書房、1991年)を読了。上善如水のようにさらさらと読みやすい文章で驚いた。長い役者歴の...
『最後の人声天語』(坪内祐三、文春新書、2021年)を読了。著者は2020年1月13日に心不全のため急逝。本書は文藝春秋に連載されていたコラム「人声天語」...
待ちに待った『ハムネット』(原題:Hamnet、監督:クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)、イギリス、2025年)が漸く封切りになった。取る物も取り敢え...
このあいだ乙川優三郎の『立秋』を読んだとき、友人たちから「乙川優三郎の小説と立原正秋の小説は、その人物設定や筋書き、美意識が少し似ているようだ」とか「乙川...
映画『オーロラの涙』(原題:On Falling、監督・脚本:ローラ・カレイラ、イギリス・ポルトガル、2024年)を観た。スペインのサン・セバスティアン国...
『プーチンの歴史認識』(上月豊久、新潮選書、2026年)を読了。目から鱗が落ちるような新鮮で明快な知見を得た。著者は計17年のモスクワ勤務(うち8年間は駐...
新聞に「この本は読まなきゃダメだ!」という宣伝とともに載っていて、思わず買い求めて読了。『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』(川北省...
『セツと八雲』(小泉凡、聞き手:木本健二、朝日新書、2025年)を読了。『ばけばけ』のシーンが走馬灯のように瞼の裏に蘇る読み物だった。知らなかった話、知っ...
『福音派 ──終末論に引き裂かれるアメリカ社会──』(加藤喜之、中公新書、2025年)を読了。あの国が引き起こす一連の事柄はエヴァンジェリストによるものだ...
昨年劇場公開された映画『爆弾』(永井聡監督、呉勝浩原作、2025年)がもうNetflixで観られるよと友人から教わって、恐る恐る観た。→https://w...
今春『叫び』で芥川賞を受賞した畠山丑雄の以前の二作品を収めた『改元』(石原書房、2024年)を読んだ。「群像」2023年3月号に掲載された表題作のほかに、...
乙川優三郎の『立秋』(小学館、2024年)を読了。主人公の男は親の残した不動産資産で生計を続けている。そしてその傍らで小説を書き一定の評価を得ている作家で...
NHKのドラマ『片思い』を観終えた。→https://www.nhk.jp/g/ts/RNN2GM8P3G/#cast「長年片想いだった“あの人”が、突然...
今年は28日(土)に東京の桜が満開宣言された。満開だから100%かと思ったら、8割が開花することが満開の定義だという。初めて知った。そして昨日は千鳥ヶ淵か...
ドラマ『ばけばけ』のなかでヘルンが『怪談』を書いて送るとイライザは「なんでこんな子供じみたものを!」と苛々して憤った。では彼女はどのような作品を期待してい...
NHKのドラマ『ばけばけ』が終わって、“ばけロス”状態になってしまった。ドラマのあんなシーンこんなシーンを思い出してしまって、ドキドキしたりしている。とは...
このあいだ観た映画『女は二度生まれる』(川島雄三監督、1961年、大映)のなかで、バスに乗っていた若尾文子は靖国神社東門前のバス停(九段坂上)で降りた。そ...
今年の直木賞受賞作をブログ友が読まれていて、気になって買い求めて読了。『カフェーの帰り道』(島津輝、東京創元社、2025年)。5つの連作短篇集だった。帯に...
録画しておいた映画『女は二度生まれる』(川島雄三監督、1961年、大映)を観た。BS12での若尾文子主演作・三週連続放映の最後だ。4K修復版で非常に鮮明に...
佐藤正午の『どこ吹く風』(岩波書店、2026年)のなかで、ゆえ有ってサマセット・モームの小説集を取り寄せて読んだことが出てきた。『雨・赤毛(モーム短篇集Ⅰ...
佐藤正午の『どこ吹く風』(岩波書店)を読了。副題は「小説家の四季」で、それは「WEB岩波 たねをまく」での同名コラムから付けられている。このコラムのことは...
参道を歩くからといって信心深いというわけではない。単に喧騒を避けているだけで、その神殿に足を運ばなくなって久しい。夜にそこを歩くことが多いのだけれど、いつ...
白石一文の作品はこのところ神秘系に入り込んでいたが、『睡蓮』(新潮社)では少し現生に戻って安堵していた。→https://hankichi.exblog....
このあいだ映画『最高殊勲夫人』を観て、昭和34年ごろの丸の内界隈の活気に驚いた。オフィスの活気、ビルの商店街の賑わい(スタジオ撮影かもしれないが)など、現...
横浜美術館のリニューアルオープン記念展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を観た。日韓国交正常化60周年を記念しての開催で、決して物見遊...
『昭和天皇の敗北』(小宮京、中央公論新社、2025年)を読了。副題は「日本国憲法第一条をめぐる闘い」。憲法第一条は次のようにある。“〔天皇の地位と主権在民...
『平和と愚かさ』(東浩紀、ゲンロン、2025年)を漸く読了。易しくはなかった。そしてまた難しすぎるということでもなかった。いまはプールの水の上でぷかぷかと...
金川真弓のアルバム「Voyage」 を聴いている。このあいだフォーレの室内楽コンサートで彼女の滔々とふくよかな音色に感嘆していたが、友人からバッハも凄かっ...
韓国ドラマ『愛の光』(原題:샤이닝/Shining、JTBC制作、2026年)の放映がNetflixで始まっている。第4話まで進んだところだけれど、とても...
Hédiardというブランドの紅茶を頂いた。アールグレイだ。パリジャンになったかの気分を味わう。どんな店なのだろうと調べてみると、むむむ、と暗雲が立ち込め...
録画してあった増村保造監督による『最高殊勲夫人』(1959年、大映)を観た。→https://www.kadokawa.co.jp/product/vid...
卓球映画が第98回アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門にノミネートされていると聞いて、高校・大学と卓球部で鍛え熱中した日々が懐かしくなり観に...
3.11となった。あれから15年。もうそんなに経ったのか、と驚く。あの日のこと、その夜のこと、そしてそれからの日々のこと。思い出すだけで心重くなる。部屋は...
素晴らしい作品に出会った。『ブルームーン』(原題:Blue Moon、監督:リチャード・リンクレイター、2026年、アメリカ)。→https://long...
2026年WBCの日本国内における全試合の放映権は約150億円に高騰。地上波テレビ局は断念しNetflixが独占し、ネット配信でしか野球が観られない時代が...
僕は浮世絵のことを知らな過ぎた。お茶漬海苔のオマケのほかは、NHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で良く分かった気になっていた。『トワイライト、...
『荷風へ、ようこそ』(持田叙子、慶應義塾大学出版会、2009年)を読了。サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を得た作品だった。こういう近代文学研究者、文芸評...
友人から松本清張の初めての本格評伝だと渡されたのが『松本清張の昭和』(酒井信、講談社現代新書、2025年)。松本清張の生い立ちから技能を持った社会人として...
NHKの朝の連続テレビ小説『ばけばけ』は本当に素晴らしくて、僕の朝ドラ歴代ベスト1に踊り出してきつつある。3/5(木)[第109回]の放映も素晴らしくて、...
フェデリコ・モンポウが自ら弾くピアノ曲全集を手に入れて聴いている。作曲家が必ずしも演奏が上手ではないことを知って驚くが、それは朗読の下手な小説家による自作...
去る週末の夜に観に行ったのが『木挽町のあだ討ち』(源孝志監督、2026年)。→https://kobikicho-movie.jp/物語の導入は次のよう。...
『津島家の人々』(秋山耿太郎、福島義雄、ちくま学芸文庫、2000年)を読了。もとは1980年9月から1981年4月まで朝日新聞の青森県版に連載され朝日ソノ...
東京マラソンが開催された昨日、それを脇目に別のマラソンに臨んだ。「フォーレ室内楽全曲マラソンコンサート」と題する音楽会だ(@横浜みなとみらいホール)。→h...
ブログ友が紹介していた多和田葉子の『研修生』(中央公論新社)を読了。果敢で何に対しても興味を持ち、怖いもの知らずの女性を描いた半自伝的小説だった。そしてま...
モンポウの歌曲の音盤を買い求めて聴き始めている。これが素晴らしい曲ばかりで、おいおい凄いじゃないか、と膝を呟き続ける。古くは第一次世界大戦の頃から近年に至...
『本に狂う』(草森紳一、平山周吉編、ちくま文庫、2026年)を読んだ。草森さんの元連載担当者だった平山周吉が、数あるエッセイから選んだものだそう。僕はこの...
連休中に観ていた映画がもうひとつ。『災』(さい、監督:関友太郎・平瀬謙太朗、2026年)。→https://www.bitters.co.jp/SAIdi...
連休の終わりの昼前に墨東界隈でぐだぐだとしていたら、友人から、世田谷文学館に来ていて『ドナルド・キーン展』が内容充実でとても素晴らしい、と連絡を貰った。→...
連休の中日にmusic book café 第6回に参加した。→https://mbc006.peatix.com/view今回は初めて読書会の形式で開催...
週末から上映が始まるというので急いで駆けつけた。『よみがえる声』(監督:朴壽南 / 朴麻衣、日韓合作、2025年)。2025年のキネマ旬報ベストワン(文化...
映画『パヴァーヌ』(原題:Pavane、イ・ジョンピル監督、2026年、NETFLIX)を観た。→https://en.wikipedia.org/wik...
鷺沢萌の『私の話』(河出文庫、2005年)を読了。1992年、1997年、2002年の三つの章に分けられた自伝的小説だった(最初の上梓は2002年11月)...
小説『ここはとても速い川』(井戸川射子、講談社)を読了。表題で第43回(2021年)野間文芸新人賞を得たそうだ。このほかに『膨張』が入っている。著者は詩人...
故あって、小林秀雄の『モオツァルト』(新潮文庫)を何十年ぶりかで読んだ。以下、思い込み激しいと思うけれど、感じたことを記す。ウィキペディアによると、小林秀...
映画『たしかにあった幻』(河瀨直美監督、2026年)を観た。主人公は神戸の臓器移植医療センターで働くフランス人医師・コリー(ヴィッキー・クリープス演じる)...
パンとサーカスさながらの冬期国際体育大会に日々が飲み込まれて、なるほどこれが政治家たち目指した忘却の世界なのだと遣る瀬ない気持ちが募る。そんななか若しかし...
友人から紹介されて、今年の芥川賞の受賞作を読んだ。畠山丑雄の「叫び」。→https://maru33340.exblog.jp/38432157/読み終え...
20年ほどまえ、韓国ドラマ『悲しき恋歌』(原題:슬픈 연가、2005年、MBC)に嵌って気持ちを同化させていた。そのときと似た気持ちになった。鷺沢萌の『君...
『令和ファシズム論 ──極端へと逃走するこの国で』(井出英策、筑摩書房)を、なんとか読了。難しかったけれど、いまのこの国の現状に際して、どう考えればよいの...
友人がモーツァルトのピアノソナタを聴いていた。ピアノソナタ第11番 イ長調 K331。それは藤田真央が弾く放送番組やグレン・グールドが弾く音盤だったが、僕...
水村美苗の『無駄にしたくなかった話』に載っていた、彼女の母・水村節子が書いた小説『高台にある家』(中公文庫)を読了。唯一にして最後の著作だという。文庫カバ...
『結局、人生最後に残る趣味は何か』(林望、草思社)をアッという間に読了。題名に誘われて買い求めてしまったが、気丈夫なエッセイみたいなものだった。次のような...
世界スポーツ大会の番組を次々と観ていると、その度に流れるテーマソングで脳が侵蝕されてくる。そしてその歌が次のように聴こえてきてそれを友人に伝えた。どうして...
雪が止んだ日曜の午後は『ハ長調のキャリア』(原題:Career in C Major、初出:1938年、ジェイムズ・M・ケイン、文遊社、2026年)を読ん...
“生誕百年記念出版”と銘打たれていて買い求め読了。『今は何時ですか?』(丸谷才一、新潮社)。表題作については、帯に「〈失踪した恋人の鎮魂のために女性作家が...
子供の頃、毎回の放映がとても待ち遠しかったことを思い出して、思わず買い求めて読了。「ウルトラQ」の誕生 増補版』(白石雅彦、双葉社)。しかし通して読んでみ...
『猫と偶然』(春日武彦、作品社)を読了。直前に読んだ保坂和志の小説でも猫が沢山出ていて、犬派の僕にとっては、おいおい、あいつらが僕を丸め込もうとしているの...
保坂和志の『鉄の胡蝶は』(講談社、2026年)を読了。これは小説なのだろうかと思いながら、幼き頃からの郷愁と恋慕の軌跡の作品だと分った。本の表紙含めて猫が...
このあいだ読んだ『松本清張の深層心理』。そのなかで『霧の旗』が最も重要な作品だとしていた。→https://hankichi.exblog.jp/3488...
瀬川裕司による『『カサブランカ』偶然が生んた名画』(平凡社、2024年)の主なところを読了(第一章「『カサブランカ』の成立と反響」と「おわりに──『カサブ...
友人がセザール・フランクに日本的な「艶歌」を覚えた、と言っていた。「感情を爆発させず、内側で揺らし続ける」と表現していた。その曲「メランコリー」を僕も聴き...
『本郷菊冨士ホテル』(近藤富枝、中公文庫)を読了。その世界に惹き込まれて思わずその界隈に出掛けた友人のことが良く分かった。→https://maru333...
休み中に訪れたのは偶然にも生誕100年記念の二人の絵本作家展覧会だった。「安野光雅展」(PLAY! MUSEUM) →https://play2020....
セザール・フランクの生誕200年記念として、2022年に出された室内楽全曲アルバムを手に入れた。フランクの母国、ベルギーのレーベルFuga Liberaが...
『松本清張の深層心理 ~隠された潜在メッセージ~』(藤脇邦夫、幻冬舎、2025年)を読了。清張の膨大な作品群のなかから映画化された何作かを分析したもので、...
https://www.e-kinenkan.com/house/house.htmlえ、その人は怖いし嫌いだから観ないよ!と一旦は言いながら、「そう思う...
『民族でも国家でもなく ~北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画~』(李鳳宇、四方田犬彦、平凡社、2015年)を読了。二人の対談本だった。李鳳宇は、映画配給会社シネ...
昨日は南埼玉へ街角探検。浦和の埼玉会館は素晴らしかった。映画『砂の器』(野村芳太郎監督、1974年)の後半で「ヌーボー・グループ」の音楽家・和賀英良がピア...
映画『ラプソディ・ラプソディ』(利重剛 監督、2026年)が封切られたので、あまり期待せずに映画館に観に行ったら、それどころではなく涙に溢れ心が浄められ、...
インド映画はあまり観ない。最近のものを振り返ってみると10年ほど前の『女神は二度微笑む』ぐらいだ。→https://hankichi.exblog.jp/...
昨日は高校時代の部活仲間と奥多摩の低山歩きに臨んだ。武蔵御嶽神社、御嶽山(929m)、そして日の出山(909m)。低山だと聞いていたので高尾山ぐらいかと思...
俳優ソル・ギョング(설경구)のことは、映画『キング・メーカー 大統領を作った男』(原題:킹메이커、ビョン・ソンヒョン監督、2022年)やドラマ『旋風』(原...
映画『オールド・オーク』(原題:The Old Oak、ケン・ローチ監督、2023年)を観た。→https://oldoak-movie.com/舞台は2...
昨年の春は房総半島最東端・犬吠埼までドライブしたが、今年は最南端へ。途中、保田漁協が運営する漁師食堂の「ばんや」で舌鼓を打ったあとで一般道を延々と走る。い...
随分と溌剌とした指揮者だなあと思った。新田ユリのことである。→https://hankichi.exblog.jp/34783006/調べてみたら僕らとほ...
関川夏央の『昭和時代回想 私説昭和史3』(中公文庫、2025年)を読了。もともと『昭和時代回想』という題で1999年に上梓されたものが改題されたものだ。著...
昨日は、すみだ郷土文化資料館へ初めて足を運ぶ。向島の見番通りを入ったところで、企画展「東京大空襲80年」という企画展が開催されているのだ。→https:/...
『司馬遼太郎の「かたち」』(関川夏央、文藝春秋、2000年)を読了。司馬遼太郎の慧眼と関川夏央の鋭い推察が掛け算になったような一冊で、久々に深く頷き頭を垂...
ブログ先輩が読まれて感嘆されていた『日本経済の死角』(河野龍太郎、ちくも新書)を漸く読了。副題は「収奪的システムヲ解き明かす」。最初の章で、すでに結論とも...
幼少の頃、母親が大切な買い物をするとなると必ず吉祥寺だった。「名店会館」。子供の僕らは嬉しかった。屋上の大きなロケット状のオブジェのところにある乗り物に乗...
『パン屋再襲撃』(村上春樹、文藝春秋、昭和61年)。古書市で格安で初版本があって買い求めた。以前も読んだはずなのに内容を覚えていない本というのが沢山あって...
実は僕はアンパンマンのことを殆ど理解できていない。だから最近いくつか読んで彼のことを知ろうとしている。友人からこの本も紹介されたので読んでみた。『アンパン...
今週の朝の連続テレビドラマ『あんぱん』で、東京高等芸術学校に入学した柳井崇(やなせたかしに相当)が、書店で本を手に取る場面があった。井伏鱒二の『厄除け詩集...
『アンパンマンの遺言』(やなせたかし、岩波現代文庫)を読了。NHKの朝の連続ドラマで描写されていたシーンが幾つもあって面白かった。ドラマの今後の展開を事前...
このあいだの休みに品川区立品川歴史館を訪れた。訪れた目当ては「昭和100年しながわめぐり」という歴史館リニューアル1周年記念企画展。昭和100年を記念して...
このあいだ訪れた港区立郷土歴史館で買い求めた資料「1964年東京オリンピックと都市の交通」(港区教育委員会、2020年)は面白かった。あの時期の都市交通発...
昨日は白金台に出掛けた。旧国立公衆衛生院だ。田町の区立三田図書館内(慶応仲通りの一本裏)にあった郷土資料館がここに移転したことをついこのあいだ知ったのだ(...
ジュンパ・ラヒリの『翻訳する私』(新潮クレストブックス)を大まかに読んだ。前半には自身がここ七年ほど翻訳について考えたことやエッセイがまとめられている。後...
関川夏央の『昭和的』(春陽堂書店)を読了。「オリジナリ」(ビーグラフィックス)に連載された「昭和残照」と春陽堂書店WEB連載「昭和的センス」をまとめたエッ...
憲法記念日にテレビのニュースを観ていたら、日本国憲法の署名原本が期間限定で公開されていると知った(通常は複製が展示されている)。→https://www....
NETFLIXで新作映画『新幹線大爆破』(樋口真嗣 監督)がトップ1になっていて、思わず観てしまった。→https://www.netflix.com/j...
昨日は昼下がりに『花まんま』(前田哲 監督)を観た。→https://hanamanma.com/かなり泣けるらしいよ、と家人から言われていたが、そんなに...
映画『レイブンズ』(マーク・ギル監督)は衝撃的だった。北海道出身の深瀬昌久という天才・鬼才写真家の生涯を赤裸々に描いたもの。→https://www.ra...
兼ねてから吉田健一の講演と声を、どうにかして一度は聞きたいと思っていた。その願いがようやっと叶った。早稲田大学の演劇博物館に音声資料があることまでは突き止...
街中からCD店がどんどん減ってゆき今では殆ど見かけることがない。そんななか、ちょっと遠くの(とはいっても遠すぎはしない)ショッピングモールを訪れたところ、...